2024/04/24 更新

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タムラ タツロウ
田村 達郎
TAMURA Tatsuro
担当
大学院医学研究科 臨床医科学専攻 講師
医学部 医学科
職名
講師
所属
医学研究院

担当・職階

  • 大学院医学研究科 臨床医科学専攻 

    講師  2022年04月 - 継続中

  • 医学部 医学科 

    講師  2022年04月 - 継続中

論文

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書籍等出版物

MISC(その他記事)

  • 【免疫療法を支える基礎研究】腫瘍免疫に影響を及ぼす大腸癌関連線維芽細胞亜集団の機能と役割

    笠島 裕明, 福井 康裕, 北山 紀州, 三木 友一朗, 吉井 真美, 福岡 達成, 田村 達郎, 渋谷 雅常, 豊川 貴弘, 李 栄柱, 田中 浩明, 八代 正和, 前田 清

    癌と化学療法   50 ( 9 )   958 - 959   2023年09月( ISSN:0385-0684

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    癌関連線維芽細胞(cancer-associated fibroblasts:CAFs)は腫瘍微小環境を構成する主要な細胞の一つであり,様々な機序を介して腫瘍の進展や転移,さらには抗癌剤耐性に関与すると報告されている。さらに近年,CAFと腫瘍免疫微小環境(tumor immune-microenvironment:TIME)の相互作用が腫瘍進展にかかわる重要な因子であることが明らかとなっており,その機序の解明が癌免疫療法の治療戦略に大きく影響すると考えられている。われわれは,single-cell RNA sequencing解析を用いて大腸癌におけるCAFが免疫細胞との相互作用を介し,腫瘍免疫を制御することにより腫瘍進展に関与していることを報告したことから,近年報告されている腫瘍免疫にかかわる文献を加えて総説する。(著者抄録)

  • 《外科学再興特別企画》癌に対する免疫治療New Era 癌免疫療法と外科とのかかわり がん免疫サイクルを理解した治療戦略の構築

    田中 浩明, 森 拓哉, 出口 惣大, 三木 友一朗, 吉井 真美, 田村 達郎, 豊川 貴弘, 李 栄柱, 六車 一哉, 平川 弘聖, 大平 雅一

    日本外科学会雑誌   123 ( 1 )   92 - 94   2022年01月( ISSN:0301-4894

  • 【高齢者上部消化管癌に対する治療戦略】高齢者胃癌治療における問題点と治療戦略

    田村 達郎, 大平 雅一

    癌の臨床   65 ( 4 )   307 - 314   2021年01月( ISSN:0021-4949

  • 【がん免疫療法のバイオマーカー探索】胃癌局所の微小環境からみた免疫治療のバイオマーカーの探索

    田中 浩明, 山越 義仁, 崎村 千恵, 森 拓哉, 出口 惣大, 三木 友一朗, 吉井 真美, 田村 達郎, 豊川 貴弘, 六車 一哉, 大平 雅一

    癌と化学療法   47 ( 9 )   1292 - 1297   2020年09月( ISSN:0385-0684

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    現在、胃癌に対して保険承認を得ている免疫療法は免疫チェックポイント阻害治療(immune checkpoint blockade therapy)である。免疫チェックポイント阻害剤(immune checkpoint blockade:ICB)の効果は、癌局所において惹起されるT細胞を中心とした免疫応答に左右される。これまでの臨床試験の結果から、癌局所に対する免疫反応が増強されれば予後を改善することは明白である。つまり癌局所の免疫応答を予測するバイオマーカーの開発が、今後の胃癌に対する免疫治療の意義を高めるであろう。バイオマーカー研究は、遺伝子解析技術の急速な発展に伴い臨床試験のデータ解析が可能になり、明らかに進んできた。本稿では、ICBのバイオマーカーについてこれまでにわかっている分子的バイオマーカーに加え、ICB治療に影響を及ぼす細胞についても概説する。(著者抄録)

  • 【高齢者に対する消化器外科治療】総論 高齢者の耐術能をどのように評価するか

    豊川 貴弘, 吉井 真美, 田村 達郎, 田中 浩明, 六車 一哉, 大平 雅一

    外科   82 ( 3 )   208 - 214   2020年03月( ISSN:0016-593X

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    <文献概要>日本は超高齢社会に突入しているが,今後も高齢者の割合は増加し続けると推定されており,高齢癌患者に遭遇する機会が増えていくことになる.高齢者は非高齢者と比較して主要臓器機能が低下し,併存疾患を有することが多いが,身体機能,認知機能,社会背景の個人差が大きく,暦年齢だけでは手術リスクの判断が困難である.高齢癌患者にはより個別化された治療の提供が求められるが,そのためには適正な術前リスク評価を行う必要がある.

  • 【内視鏡外科手術における思わぬ合併症と対応法】胸腔鏡下食道癌手術における大血管損傷への対応

    李 栄柱, 稲津 大輝, 南原 幹男, 田村 達郎, 豊川 貴弘, 大平 雅一, 大杉 治司

    外科   81 ( 13 )   1305 - 1309   2019年12月( ISSN:0016-593X

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    <文献概要>食道癌手術では,隣接重要臓器の損傷などの術中偶発症には最大限の注意が必要である.重要臓器の損傷を回避するためには縦隔解剖の理解,破格の把握はたいへん重要である.特に胸腔鏡手術では通常開胸手術と違い,大血管からの出血などの緊急対応は制限される場合が少なくなく,術前から十分なシミュレーションをしておく必要がある.偶発症発症時にはその録画映像を即座に再生して損傷状況を確認することは,偶発症への対応をより正確に導くことになる.

  • 手術手技 血行遮断を先行した左反回神経周囲リンパ節郭清手技

    豊川 貴弘, 田村 達郎, 吉井 真美, 田中 浩明, 六車 一哉, 大平 雅一

    手術   73 ( 9 )   1351 - 1357   2019年08月( ISSN:0037-4423

  • 【高齢がん患者の栄養療法~現状とこれから~】高齢がん患者に対する手術療法と栄養療法 膵がん手術

    天野 良亮, 木村 健二郎, 山添 定明, 大平 豪, 田村 達郎, 永原 央, 花山 佳子, 大平 雅一

    日本静脈経腸栄養学会雑誌   34 ( 2 )   87 - 91   2019年06月( ISSN:2189-0161

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    高齢化社会を迎えている本邦において膵がん患者数は増加の一途をたどっており、日常診療では高齢膵がん患者を切除する機会も増えてきている。高齢膵がん患者に対して切除を企図する場合には膵切除のリスクと膵がんの予後のリスクを鑑みて患者にbenefitがあるかどうかを慎重に判断して決定する必要がある。近年の手術手技やデバイスの進歩にも関わらず膵切除は高い死亡リスクを伴った手術であるが、患者の併存疾患も含めて慎重な耐術能評価を行って切除適応があれば非高齢者と同等の安全性をもって手術は可能である。しかしながら膵がんはたとえ切除し得たとしても予後不良ながん腫であり、特に高齢者は非高齢者よりも切除後の予後は有意に不良である。予後を改善するには術前から術後まで良好な全身状態を保つ必要があり、そのためには外科医のみならず糖尿病内科医、在宅医、栄養士、理学療法士等の多職種がチームとなって患者の栄養管理をはじめとする術前後の長期的な継続的サポートをすることが重要である。(著者抄録)

  • 【高齢がん患者の栄養療法~現状とこれから~】高齢がん患者に対する手術療法と栄養療法 胃がん手術

    櫻井 克宣, 久保 尚士, 玉森 豊, 岡田 育美, 羽山 由美, 水谷 多恵子, 田村 達郎, 天野 良亮, 前田 清, 大平 雅一

    日本静脈経腸栄養学会雑誌   34 ( 2 )   81 - 86   2019年06月( ISSN:2189-0161

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    社会の高齢化に伴い、今後胃がんは高齢者の占める割合が高くなることが予測される。高齢者は低栄養でサルコペニアやフレイルの患者が多い。高齢であることは術後合併症の危険因子であり、低栄養な高齢者はさらに合併症率が高くなり、予後も不良になる。stage 1胃がんでも患者の栄養が悪ければ予後は不良である。したがって、術前に栄養状態を改善しておくことは治療成績の向上に役立つ可能性がある。高齢胃がん患者の治療は根治性を求めるだけでなく、全身状態を考慮して手術リスクを評価し、治療方針を決定することが特に重要である。今回は、高齢胃がん患者に対する手術成績と周術期栄養療法の現状と問題点、当院で行っているサルコペニア予防ついて解説する。(著者抄録)

  • 【腫瘍免疫研究の最前線】胃癌局所の免疫細胞浸潤とその意義

    田中 浩明, 田村 達郎, 大北 仁裕, 吉井 真美, 徳本 真央, 呉 幸枝, 崎村 千恵, 平松 宗一郎, 西村 潤也, 山越 義仁, 八代 正和, 三木 友一朗, 豊川 貴弘, 六車 一哉, 平川 弘聖, 大平 雅一

    癌と化学療法   45 ( 2 )   217 - 221   2018年02月( ISSN:0385-0684

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    浸潤する免疫細胞と癌の予後との関連性については、これまでに多くの報告がある。一般的に癌細胞は生体内の免疫監視システムから逃避し増殖すると考えられている。腫瘍免疫抑制機構に関連する細胞には、マクロファージや制御性T細胞、骨髄由来免疫抑制細胞(MDSC)、好中球などが含まれる。これらの免疫抑制細胞は、癌細胞や線維芽細胞などの間質細胞が産生するサイトカインにより、TGF-βやIL-10の産生やPDL-1の発現を増強し細胞傷害性T細胞(cytotoxic T lymphocytes:CTL)を抑制する。一方、進行胃癌であっても抗原特異的に反応するCD8+T細胞の存在が証明されており、胃癌組織内のメモリーT細胞やNK細胞やNKT細胞も良好な予後と相関する可能性が示唆されている。最近では、胃癌組織内の三次リンパ様構造(tertiary lymphoid structure:TLS)と呼ばれる濾胞リンパ系構造の存在が予後の指標になると注目されている。二次リンパ器官から距離を置いたTLS内で、腫瘍特異的な免疫応答の活性化が起こることが知られている。このように、胃癌組織内では免疫応答は抑制されているものの免疫バランスを促進方向に向かわせることが可能であり、その代表的な薬剤が免疫チェックポイント阻害剤である。2017年に免疫チェックポイント阻害剤(抗PD-1抗体)の有効性が証明され、効果予測バイオマーカーとして腫瘍浸潤免疫細胞が注目されている。また、癌ゲノム研究の進歩とともに、どのtypeに免疫応答が誘導されるか徐々に解明されつつあり今後の研究結果が期待される。このように、種々の腫瘍浸潤免疫細胞の浸潤形態や機能を評価することは、今後の胃癌に対するプレシジョン・メディシンにおいて極めて重要であると思われる。(著者抄録)

  • 消化器外科手術アトラス 食道浸潤胃癌に対する経裂孔的アプローチによる胃全摘術

    田中 浩明, 田村 達郎, 豊川 貴弘, 六車 一哉, 平川 弘聖, 大平 雅一

    消化器外科   40 ( 4 )   373 - 382   2017年04月( ISSN:0387-2645

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講演・口頭発表等

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