2024/04/14 更新

写真a

サクマ サトル
佐久間 悟
SAKUMA Satoru
担当
大学院医学研究科 臨床医科学専攻 講師
医学部 医学科
職名
講師
所属
医学研究院

担当・職階

  • 大学院医学研究科 臨床医科学専攻 

    講師  2022年04月 - 継続中

  • 医学部 医学科 

    講師  2022年04月 - 継続中

取得学位

  • 博士(医学) ( 大阪市立大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / 胎児医学、小児成育学  / 小児神経学

受賞歴

  • 日本てんかん学会 JUHN AND MARY WADA奨励賞

    2017年11月  

  • 第55回日本小児神経学会学術集会 田原 淳賞

    2013年05月  

  • 日本てんかん学会Sponsored Award(UCB & Otsuka賞)

    2009年03月  

論文

  • 徐波睡眠期に持続性棘徐波を示したてんかん症例の検討

    新井 那摘, 佐久間 悟, 服部 妙香, 宮下 光洋, 矢崎 耕太郎, 堀田 純子, 藤田 賢司, 七里 元督, 匹田 典克, 渡邊 早苗, 山下 加奈子, 瀬戸 俊之, 田中 勝治, 濱崎 考史

    大阪てんかん研究会雑誌   33 ( 1 )   1 - 6   2023年12月( ISSN:0918-9319

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    徐波睡眠期における持続性棘徐波continuous spikes-waves during slow wave sleep(以下CSWS)とは、徐波睡眠期の脳波所見において、連続性の両側広汎性棘徐波複合が占める割合spike and wave index(以下SWI)が85%以上のものであるが、近年は、65%程度のSWIを認めれば、CSWSと診断しても差し支えないとする報告もある。エビデンスに基づいた治療法は確立されておらず、カルバマゼピンの投与で発作症状が悪化する場合もある。知的障害を残す症例も多い。今回、当院小児科でCSWSを認めた13例を後方視的に検討した。自験例と既報例のいずれにおいても、永続的な知能障害を認める群でCSWS持続期間が長い傾向にあった。CSWSを呈するてんかん症例においては、器質的病因による症例は遺伝的病因のある症例もしくは病因不明の症例と比較し、臨床症状やSWIの改善が乏しいとする報告がある。自験例においては、構造的異常を有する症例は、CSWS持続期間が長い傾向にあったが、精神発達予後は必ずしも悪い傾向になかった。発達検査の評価時期が個々の症例で異なることが一因と考えられる。CSWS診断後の治療において、ステロイドが抗てんかん薬やベンゾジアゼピン系薬より主観的認知機能やSWIの改善に寄与し、CSWS診断後からの治療回数が増えるに従って、主観的認知機能の改善が乏しくなるといった報告がある。ステロイドパルスを施行した自験例2例でも、CSWS診断後から1年以上が経過していた。いずれも認知機能低下を認め、内1例はCSWSの消失も得られていない。ステロイドの早期投与を推奨する文献がいくつか報告されており、ステロイドの早期投与が検討される。CSWSの早期発見のため、経時的に知能検査や脳波検査を実施し、特定の薬剤に対する治療抵抗性や臨床症状から、積極的にCSWSを疑うことが重要である。(著者抄録)

  • Intraparenchymal and Subarachnoid Hemorrhage in Stereotactic Electroencephalography Caused by Indirect Adjacent Arterial Injury: Illustrative Case. 査読

    Kawashima T, Uda T, Koh S, Yindeedej V, Ishino N, Ichinose T, Arima H, Sakuma S, Goto T

    Brain sciences   13 ( 3 )   2023年03月( ISSN:2076-3425

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    国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.3390/brainsci13030440

    PubMed

  • Quantitative pretreatment EEG predicts efficacy of ACTH therapy in infantile epileptic spasms syndrome. 査読

    Kanai S, Oguri M, Okanishi T, Miyamoto Y, Maeda M, Yazaki K, Matsuura R, Tozawa T, Sakuma S, Chiyonobu T, Hamano SI, Maegaki Y

    Clinical neurophysiology : official journal of the International Federation of Clinical Neurophysiology   144   83 - 90   2022年12月( ISSN:1388-2457

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.1016/j.clinph.2022.10.004

    PubMed

  • Disconnection surgery to cure or palliate medically intractable epileptic spasms: a retrospective study. 査読

    Koh S, Uda T, Kunihiro N, Kuki I, Inoue T, Kawashima T, Uda H, Umaba R, Nakajo K, Nakanishi Y, Sakuma S, Seto T, Okazaki S, Kawawaki H, Goto T

    Journal of neurosurgery. Pediatrics   29 ( 6 )   693 - 699   2022年06月( ISSN:1933-0707

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.3171/2022.2.PEDS21522

    PubMed

  • Lacosamide monotherapy for the treatment of childhood epilepsy with centrotemporal spikes. 査読

    Okanishi T, Fujii Y, Sakuma S, Shiraishi H, Motoi H, Yazaki K, Enoki H, Fujimoto A

    Brain & development   44 ( 6 )   380 - 385   2022年06月( ISSN:0387-7604

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.1016/j.braindev.2022.02.005

    PubMed

  • Child Neurology: Pathologically Confirmed Thrombotic Microangiopathy Caused by Onasemnogene Abeparvovec Treatment for SMA. 査読

    Yazaki K, Sakuma S, Hikita N, Fujimaru R, Hamazaki T

    Neurology   98 ( 19 )   808 - 813   2022年05月( ISSN:0028-3878

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    担当区分:責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:共著   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.1212/WNL.0000000000200676

    PubMed

  • 皮質下白質のグリア系細胞の神経病理学的特徴と てんかん性放電との相関性の研究

    佐久間 悟, 宇田 武弘, 小野 智憲, 本田 涼子, 伊東 正博

    てんかん治療研究振興財団 研究年報   31   53 - 59   2020年

  • Diffuse Cerebral Lesions On MRI Might Be The Predictor For Severe Neurological Outcomes In Children With Tuberous Sclerosis Complex 査読

    Okanishi T., Fujimoto A., Nishimura M., Sakuma S., Okanari K., Kanai S., Ichikawa N., Itamura S., Baba S., Enoki H.

    EPILEPSIA   60   180 - 180   2019年11月( ISSN:0013-9580

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Association between diffuse cerebral MRI lesions and the occurrence and intractableness of West syndrome in tuberous sclerosis complex. 査読

    Okanishi T, Fujimoto A, Kanai S, Sakuma S, Ito S, Okanari K, Nishimura M, Masui T, Enoki H

    Epilepsy & behavior : E&B   106535   2019年10月( ISSN:1525-5050

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.yebeh.2019.106535

    PubMed

  • 小児難治性てんかんに対する脳梁離断術の手術手技と治療成績 査読

    宇田 武弘, 國廣 誉世, 松阪 康弘, 西嶋 脩悟, 坂本 博昭, 中条 公輔, 馬場 良子, 田上 雄大, 高 沙野, 川脇 壽, 岡崎 伸, 九鬼 一郎, 井上 岳司, 温井 めぐみ, 佐久間 悟, 瀬戸 俊之, 大畑 建治

    (一社)日本小児神経外科学会 小児の脳神経   43 ( 4 )   427 - 435   2018年12月( ISSN:0387-8023

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    15歳以下の小児難治性てんかんに対する脳梁離断術(CC)の治療成績を報告する。CCの適応は、転倒発作(DA)、ACTH療法の効果が乏しいてんかん性スパズム(ES)とした。2014年4月以降で半年以上の術後観察期間を経た21例を解析した。14例で50%以上の発作軽減が得られ3例で発作が消失した。発作予後良好群と不良群の間で有意差をもった予後因子は得られなかった。50%以下の発作軽減であった7例はESに対する手術であり、このうち4例で焦点離断術を追加した。難治に経過するDAやESでは、CCを含めた外科治療が有効である可能性がある。(著者抄録)

  • 薬剤抵抗性のてんかん性スパズムに対して全脳梁離断術を施行後に前頭葉前半部離断術を施行した一例 査読

    宇田 武弘, 中条 公輔, 田上 雄大, 田中 勝治, 渡邊 早苗, 佐久間 悟, 瀬戸 俊之, 大畑 建治

    大阪てんかん研究会 大阪てんかん研究会雑誌   29 ( 1 )   11 - 18   2018年11月( ISSN:0918-9319

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    【背景】てんかん性スパズムは、しばしば薬剤抵抗性に経過する事が知られる発作型であるが、発作が焦点性てんかんの発作型として表われている場合には、外科的治療による発作根治の可能性がある。薬剤抵抗性のてんかん性スパズムに対して、全脳梁離断術を行うも再発をきたし右前頭葉離断術を施行した症例を報告する。【症例】2歳8ヵ月に急性リンパ性白血病を発症し多剤併用化学療法を行った。骨髄移植で用いたタクロリムスに関連すると考えられる脳症を呈した。4歳11ヵ月時に後方へ倒れる発作が出現してんかんと診断の上、内服治療を開始した。7歳2ヵ月時より前方へ転倒する発作が徐々に難治化し発達の遅れもみられた。眼球を上転し頭部を前屈させ、上肢を伸展挙上させる発作であり、発作時脳波も併せててんかん性スパズムと診断した。間欠期頭皮脳波では両側前頭極優位の高振幅棘徐波がみられた。脳磁図では右大脳半球広範囲に信号源が推定された。MRIでは全般的な脳萎縮がみられ、発作時のFDG-PETでは右頭頂葉の糖代謝亢進、発作時脳血流SPECTでは右前頭葉で血流上昇がみられた。13歳時に発作の緩和を目的として全脳梁離断術を施行した。発作は一旦抑制されたが、全脳梁離断術後8ヵ月で再発し、その後、頻度が増加した。この際には発作型は左肩の挙上が右上肢に先行するスパズムに変化していた。発作間欠期脳波では右前頭部、側頭部に棘徐波が側方化、限局化していた。脳磁図では右半球広範囲に信号源が推定されたが、全脳梁離断前より、前頭葉に局在して信号源推定がなされた。発作の根治を目的として、14歳時に右前頭葉前半部離断術を行った。術後8ヵ月での頭皮脳波で右前頭部に時折徐波をみとめるのみに改善しており、術後1年の経過でてんかん性スパズムは消失している。(著者抄録)

  • 強直間代発作と労作時脱力を繰り返したPRRT2遺伝子異常症の1例 査読

    福島 茂樹, 瀬戸 俊之, 藤田 賢司, 麻生 和良, 百瀬 有里, 山下 加奈子, 保科 隆男, 佐久間 悟, 新宅 治夫, 東山 滋明, 河邉 譲治, 山本 俊至

    (株)日本小児医事出版社 小児科臨床   71 ( 1 )   41 - 46   2018年01月( ISSN:0021-518X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    乳児期に無熱性けいれんの既往がある男児が、13歳時に労作時脱力と強直間代発作を発症した。てんかんの診断でlevetiracetamを開始し強直間代発作は消失したが、運動時に短時間の四肢脱力をきたすエピソードは徐々に増加した。脱力は運動開始時(特に激しい運動)に多くみられ、意識は完全に保たれていた。Infantile convulsions with choreoathetosis(ICCA)症候群を疑い遺伝子解析を行ったところProline-rich transmembrane protein 2(PRRT2)遺伝子にcommon insertion mutationを認めた。その後、carbamazepineの単剤療法で脱力のエピソードは完全に消失した。PRRT2異常に基づくICCA症候群の症状は多様であり、運動時の脱力も注意すべき症状の一つと考えられた。(著者抄録)

  • INCREASED SUBCORTICAL OLIGODENDROGLIA-LIKE CELLS IN PHARMACO-RESISTANT FOCAL EPILEPSY IN CHILDREN CORRELATE WITH EXTENSIVE EPILEPTOGENIC ZONE 査読

    Sakuma S., Otsubo H.

    EPILEPSIA   57   38 - 39   2016年12月( ISSN:0013-9580

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Increased subcortical oligodendroglia-like cells in pharmacoresistant focal epilepsy in children correlate with extensive epileptogenic zones 査読

    Sakuma Satoru, Halliday William C., Nomura Ruka, Baba Shiro, Sato Yosuke, Okanari Kazuo, Nakajima Midori, Widjaja Elysa, Boelman Cyrus, Ochi Ayako, Snead O. Carter, Rutka James T., Drake James, Miller Steven, Otsubo Hiroshi

    EPILEPSIA   57 ( 12 )   2031 - 2038   2016年12月( ISSN:0013-9580

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1111/epi.13590

    PubMed

  • 前頭葉てんかん様の発作を呈し、難治に経過した内側側頭葉てんかんの女児例 査読

    大澤 純子, 中尾 一浩, 菅原 祐一, 山下 加奈子, 保科 隆男, 佐久間 悟, 宇田 武弘, 東山 滋明, 河邉 譲治, 下野 太郎, 西垣 敏紀, 新宅 治夫, 瀬戸 俊之

    大阪てんかん研究会 大阪てんかん研究会雑誌   27 ( 1 )   1 - 7   2016年11月( ISSN:0918-9319

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    側頭葉てんかんでは、けいれん重積や熱性けいれんの既往、前兆のある複雑部分発作や自動症を認めることが知られている。今回、明らかな既往なく、前頭葉てんかん様の症状を繰り返しながら難治に経過した3歳発症の側頭葉てんかん症例を経験したので報告する。症例は8歳女児。3歳時に夜間入眠後の発作で発症した。発作間欠期脳波で右優位の全般性棘徐波を認め、CBZで一旦発作は消失した。しかし5歳時に再発し、ZNS、VPA、CLB、LEVでもコントロール困難となった。8歳時のビデオ脳波検査で睡眠中に前兆なく突然四肢の強直や、頭部から体幹を右に回転させる動き、自動症様の上肢の不規則で時に激しい動きで始まり、突然終わる発作を確認。発作時脳波は右側頭部の棘徐波複合を呈した。さらに頭部MRI、SPECT、PET、脳磁図で同部位の焦点を示唆する所見が得られた。発作はTPMを追加、増量で速やかに消失した。本症例の発作は前頭葉てんかんを想起させるものであったが、側頭葉から前頭葉に投射する経路を介して発作波が伝播し、小児期の多彩な側頭葉てんかん症状の一環として前頭葉てんかん様の発作が出現していたものではないかと考えた。今後、再発時には外科的治療も視野において経過観察していく方針である。(著者抄録)

  • Remote MEG dipoles in focal cortical dysplasia at bottom of sulcus. 査読

    Nakajima M, Widjaja E, Baba S, Sato Y, Yoshida R, Tabei M, Okazaki A, Sakuma S, Holowka SA, Ochi A, Snead OC 3rd, Rutka JT, Drake JM, Shiraishi H, Doesburg S, Otsubo H

    Epilepsia   57 ( 7 )   1169 - 78   2016年07月( ISSN:0013-9580

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1111/epi.13399

    PubMed

  • 大阪市立大学小児科における神経線維腫症1型の神経学的合併症についての検討 査読

    山下 加奈子, 瀬戸 俊之, 保科 隆男, 大戎 直人, 佐久間 悟, 深井 和吉, 新宅 治夫

    日本レックリングハウゼン病学会 日本レックリングハウゼン病学会雑誌   7 ( 1 )   47 - 51   2016年04月( ISSN:2185-5773

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    小児科領域では、神経線維腫症1型(NF1)はカフェ・オ・レ斑を主訴に紹介受診されることが多く、当科では各年齢での合併症チェックや他科紹介などコーディネーター的役割を担っている。2012年〜2015年に当科を受診したNF1症例30例:9ヵ月から25歳、男女比1:1。臨床所見、神経学的合併症の有無、画像所見や発達評価について後方視的に検討した。何らかの神経学的合併症を有する症例は23例(77%)、頭部MRIにおけるunidentified bright object(UBO)19例、知的能力障害・発達障害各8例、脳波異常2例、頭痛・下肢痛各2例、てんかん1例であった。腫瘍性病変では視神経膠腫2例、星細胞腫1例、神経鞘腫(疑い)1例であった。本検討では小児科でフォロー中のNF1の多くが何らかの神経学的合併症を有していることが明らかになった。中学卒業以降もフォローしている例が多くみられ、成人科との連携やトランジションも課題と思われた。(著者抄録)

  • Rapid eye movement sleep reveals epileptogenic spikes for resective surgery in children with generalized interictal discharges. 査読

    Okanari K, Baba S, Otsubo H, Widjaja E, Sakuma S, Go CY, Jones KC, Nishioka K, Oba S, Matsui T, Ueno M, Ukitsu S, Rutka JT, Drake JM, Donner EJ, Weiss SK, Snead OC 3rd, Ochi A

    Epilepsia   56 ( 9 )   1445 - 53   2015年09月( ISSN:0013-9580

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1111/epi.13081

    PubMed

  • 局在関連性難治てんかん児における左右非対称の全般性速波律動(Asymmetrical generalized paroxysmal fast activities in children with intractable localization-related epilepsy) 査読

    Mohammadi Mahmoud, Okanishi Tohru, Okanari Kazuo, Baba Shiro, Sumiyoshi Hironobu, Sakuma Satoru, Ochi Ayako, Widjaja Elysa, Go Cristina Y., Snead III O. Carter, Otsubo Hiroshi

    エルゼビア・ジャパン(株) Brain & Development   37 ( 1 )   59 - 65   2015年01月( ISSN:0387-7604

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    全般性速波律動(GPFA)を呈する小児患者14例(女児8例、男児6例)を対象に、頭皮からのビデオ脳波を利用して全般性速波律動の振幅、持続時間、周波数について検討した。14例の発症年齢は生後1ヵ月〜12歳で、平均4.2歳であった。各患者から収集した50のGPFAの振幅は145〜589μV(平均293μV)、持続時間は1.18〜2.31秒(平均1.6秒)、周波数は9.3〜14.7Hz(平均11.1Hz)であった。全例の切除側におけるGPFAの振幅(307±156μV)と持続時間(1.62±0.8秒)は非切除側の振幅と持続時間(それぞれ279±141μV、1.58±0.8秒)に比べて有意に増加していた。切除側のGPFAの周波数(11.06±2.1Hz)と非切除側の周波数(11.08±2.2Hz)に有意差はなかった。以上より、GPFAの左右非対称性は、局在関連性てんかん児の切除可能なてんかん原性域に関連することが示唆された。

  • Asymmetrical generalized paroxysmal fast activities in children with intractable localization-related epilepsy. 査読

    Mohammadi M, Okanishi T, Okanari K, Baba S, Sumiyoshi H, Sakuma S, Ochi A, Widjaja E, Go CY, Snead OC 3rd, Otsubo H

    Brain & development   37 ( 1 )   59 - 65   2015年01月( ISSN:0387-7604

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.braindev.2014.03.006

    PubMed

  • Increased population of oligodendroglia-like cells in pediatric intractable epilepsy. 査読

    Sakuma S, Halliday WC, Nomura R, Ochi A, Otsubo H

    Neuroscience letters   566   188 - 93   2014年04月( ISSN:0304-3940

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.neulet.2014.03.002

    PubMed

  • 脳回欠損とヒルシュスプルング病を呈するTUBA1A変異症例(A case of TUBA1A mutation presenting with lissencephaly and Hirschsprung disease) 査読

    Hikita Norikatsu, Hattori Hideji, Kato Mitsuhiro, Sakuma Satoru, Morotomi Yoshiki, Ishida Hiroshi, Seto Toshiyuki, Tanaka Katsuji, Shimono Taro, Shintaku Haruo, Tokuhara Daisuke

    エルゼビア・ジャパン(株) Brain & Development   36 ( 2 )   159 - 162   2014年02月( ISSN:0387-7604

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    症例は8歳女児で、対称性子宮内発育遅延がみられ、小頭症、両眼隔離症、耳たぶが大きく持ち上がるなどの顔異形があった。生後9日目に乳児性発作を示し、MRIで脳回欠損と診断した。生後6ヵ月で低ナトリウム血症と発作を再発し、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群の診断基準と一致した。低ナトリウム血症は水分制限療法により改善し、発作は自然に減少するも、腹部膨満と嘔吐が続き、バリウム注腸検査で直腸のセグメントが狭くなっていることが分かった。直腸生検の結果、ヒルシュスプルング病と診断し、注腸および中心静脈カテーテルによる支持療法を開始した。8歳時には経管栄養と抗てんかん薬による治療を行った。チューブリンアルファ-1A(TUBA1A)の評価により、ヘテロ接合性c.599G→A(p.Cys402Tyr)変異であることが明らかになった。

  • A case of TUBA1A mutation presenting with lissencephaly and Hirschsprung disease 査読

    Hikita Norikatsu, Hattori Hideji, Kato Mitsuhiro, Sakuma Satoru, Morotomi Yoshiki, Ishida Hiroshi, Seto Toshiyuki, Tanaka Katsuji, Shimono Taro, Shintaku Haruo, Tokuhara Daisuke

    BRAIN & DEVELOPMENT   36 ( 2 )   159 - 162   2014年02月( ISSN:0387-7604

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.braindev.2013.02.006

    PubMed

  • Dynamic Change in Cells Expressing IL-1β in Rat Hippocampus after Status Epilepticus. 査読

    Sakuma S, Tokuhara D, Otsubo H, Yamano T, Shintaku H

    Japanese clinical medicine   5   25 - 32   2014年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.4137/JCM.S13738

    PubMed

  • 造影CT検査が重症度判定に有用であった急性膵炎の1例 査読

    寺川 由美, 澤田 智, 榎本 誠, 林 絵里, 佐久間 悟, 坂東 賢二, 村上 城子, 新宅 治夫

    日本小児科学会 日本小児科学会雑誌   117 ( 8 )   1289 - 1294   2013年08月( ISSN:00016543

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

  • 造影CT検査が重症度判定に有用であった急性膵炎の1例 査読

    寺川 由美, 澤田 智, 榎本 誠, 林 絵里, 佐久間 悟, 坂東 賢二, 村上 城子, 新宅 治夫

    (公社)日本小児科学会 日本小児科学会雑誌   117 ( 8 )   1289 - 1294   2013年08月( ISSN:0001-6543

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    症例は7歳女児で、マイコプラズマ肺炎の治療中に嘔吐、腹痛が出現し、血清アミラーゼの著増を認め、第13病日に当院転院となった。腹部造影CTにてGrade 3の重症膵炎と診断し、絶食の上、ナファモスタットメシル酸塩、ウリナスタチン、ソマトスタチン誘導体の投与を開始した。また、抗生剤はメロペネム水和物と共に、マイコプラズマの直接浸潤による膵炎の可能性も考慮しレボフロキサシン水和物を追加した。治療開始後に腹部症状は改善したが、画像所見の改善が乏しかったため、第39病日にナファモスタットメシル酸塩を中止し、ガベキサートメシル酸塩に変更した。第42病日の腹部造影CTでは造影不良域の縮小を認め、その後の経過は良好で、第69病日にカモスタットメシル酸塩内服に変更し、第77病日に退院となった。第140病日の腹部造影CTで膵臓所見は正常化し、膵酵素も基準範囲内に回復した。

  • 虐待による心因反応が疑われていた急性辺縁系脳炎の一例 査読

    橋本 和磨, 前田 夏野子, 佐久間 悟, 横井 俊明, 鎮守 さやか, 森本 恭子, 瀬戸 真澄

    大阪府済生会千里病院 済生会千里病院医学雑誌   21 ( 1 )   10 - 13   2011年05月( ISSN:1348-8244

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    病初期に虐待による心因反応を疑われていた非ヘルペス性辺縁系脳炎の1例を報告する。症例は6歳、女児。家族による殴打を契機に傾眠傾向となり医療機関受診されたが脳震盪と診断されていた。しかし次第に異常行動も認めたために当院受診。脳波検査にて左中心部側頭部優位に徐波化を認め脳炎疑いで入院となった。その後、髄液中抗GluRε2抗体陽性であり非ヘルペス性辺縁系脳炎との診断に至った。近年虐待は増加傾向にあるが、脳炎脳症のような緊急で検査、治療を必要とするものもあり、そのような疾患を見逃さないためには、安易に虐待とは決めつけず器質的疾患の鑑別が必要である。(著者抄録)

  • ラモトリギンによりミダゾラム持続静注より離脱しえたMalignant migrating partial seizures in infancyの一例 査読

    野村 志保, 佐久間 悟, 横井 俊明, 服部 英司, 松岡 収, 山野 恒一

    大阪てんかん研究会 大阪てんかん研究会雑誌   21 ( 1 )   1 - 7   2010年10月( ISSN:0918-9319

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    6ヵ月男児。全般性強直間代痙攣重積を主訴に救急搬送された。両眼瞼攣縮および眼球偏位、脱力を伴う無呼吸発作が出現した。ジアゼパム、ミダゾラム(MDL)持続静注で一時止痙したが、MDL漸減中止に伴い痙攣が群発するため、精査加療目的で転院となった。入院後、MDL持続静注下にバルプロ酸(VPA)およびクロナゼパムを開始し発作消失、入院12日目にMDLから離脱でき、入院25日目に退院となった。しかし、VPA開始後より徐々にCK値が上昇し、異常高値を認め、VPAによる横紋筋融解症を考えVPAを漸減中止した。VPA漸減中に痙攣群発を再度認めたため、再入院となり、MDL持続静注を開始した。ラモトリギンを開始した。入院3ヵ月頃より1日数回の部分発作を認める程度になり、MDL持続静注から離脱した。発作は増悪することなく、入院7ヵ月目に退院となった。

  • Expression of estrogen receptor α and β in reactive astrocytes at the male rat hippocampus after status epilepticus 査読

    SAKUMA Satoru, TOKUHARA Daisuke, HATTORI Hideji, MATSUOKA Osamu, YAMANO Tsunekazu

    Neuropathology : official journal the Japanese Society of Neuropathology   29 ( 1 )   55 - 62   2009年02月( ISSN:09196544

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

  • Expression of estrogen receptor alpha and beta in reactive astrocytes at the male rat hippocampus after status epilepticus 査読

    Sakuma Satoru, Tokuhara Daisuke, Hattori Hideji, Matsuoka Osamu, Yamano Tsunekazu

    NEUROPATHOLOGY   29 ( 1 )   55 - 62   2009年02月( ISSN:0919-6544

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1111/j.1440-1789.2008.00946.x

    PubMed

  • O2-18 カイニン酸誘発痙攣重積後の成熟及び新生仔ラット海馬におけるIL-1β、IL-6、TNF-α発現の検索(生化学1,一般演題(口演),てんかん制圧:新たなステージに向けて,第41回日本てんかん学会) 査読

    佐久間 悟, 横井 俊明, 服部 英司, 松岡 収, 山野 恒一

    日本てんかん学会 てんかん研究   25 ( 3 )   2007年09月( ISSN:09120890

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

  • Kainic acid dose affects delayed cell death mechanism after status epilepticus 査読

    TOKUHARA Daisuke, SAKUMA Satoru, HATTORI Hideji, MATSUOKA Osamu, YAMANO Tsunekazu

    Brain & development   29 ( 1 )   2 - 8   2007年01月( ISSN:03877604

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

  • Kainic acid dose affects delayed cell death mechanism after status epilepticus 査読

    Tokuhara Daisuke, Sakuma Satoru, Hattori Hideji, Matsuoka Osamu, Yamano Tsunekazu

    BRAIN & DEVELOPMENT   29 ( 1 )   2 - 8   2007年01月( ISSN:0387-7604

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.braindev.2006.05.003

    PubMed

  • O1-43 カイニン酸誘発痙攣重積後のラット海馬におけるInterleukin-1β発現の経時的検索(実験てんかん2,一般演題(口演),第40回 日本てんかん学会) 査読

    佐久間 悟, 徳原 大介, 横井 俊明, 服部 英司, 松岡 収, 山野 恒一

    日本てんかん学会 てんかん研究   24 ( 3 )   2006年08月( ISSN:09120890

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

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MISC(その他記事)

講演・口頭発表等

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科研費獲得実績

  • てんかん性スパズムに対する手術効果の術前自動判別手法の開発

    基盤研究(C)  2024年

担当教育概要

  • M4学生への小児神経学講義(てんかん、療育)