2024/04/08 更新

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ヤベ ミツヒデ
矢部 充英
YABE Mitsuhide
担当
大学院医学研究科 臨床医科学専攻 講師
医学部 医学科
職名
講師
所属
医学研究院

担当・職階

  • 大学院医学研究科 臨床医科学専攻 

    講師  2022年04月 - 継続中

  • 医学部 医学科 

    講師  2022年04月 - 継続中

取得学位

  • 博士(医学) ( 大阪市立大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / 病態神経科学

  • ライフサイエンス / 病態神経科学

所属学協会

  • 日本麻酔科学会

      国内

  • 日本ペインクリニック学会

      国内

  • 日本緩和医療学会

      国内

  • 日本臨床麻酔学会

      国内

  • 日本区域麻酔学会

      国内

  • 日本産科麻酔学会

      国内

  • 日本心臓血管麻酔学会

      国内

  • 日本集中治療学会

      国内

  • 日本ペインクリニック学会

  • 日本区域麻酔学会

  • 日本心臓血管麻酔学会

  • 日本産科麻酔学会

  • 日本緩和医療学会

  • 日本臨床麻酔学会

  • 日本集中治療学会

  • 日本麻酔科学会

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委員歴(学外)

  • 第5ペイン緩和・局所麻酔WG   日本麻酔科学会第66回学術集会実行委員会  

    2018年05月 - 2019年05月 

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    サテライトメンバー

受賞歴

  • 第3回大阪府臨床麻酔科医会アワード奨励賞

    矢部充英

    2018年09月   大阪府臨床麻酔科医会   後腹膜腫瘍術後の遷延する痛みに対して治打撲一方が奏功した2症例

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    後腹膜腫瘍術後の遷延する痛みに対して治打撲一方が奏功した2症例に関して症例報告、考察を加えて投稿した。(痛みと漢方 vol.28 109-112, 2018)

  • 第3回大阪府臨床麻酔科医会アワード奨励賞

    矢部充英

    2018年09月   大阪府臨床麻酔科医会   後腹膜腫瘍術後の遷延する痛みに対して治打撲一方が奏功した2症例

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    受賞国:日本国

    後腹膜腫瘍術後の遷延する痛みに対して治打撲一方が奏功した2症例に関して症例報告、考察を加えて投稿した。(痛みと漢方 vol.28 109-112, 2018)

職務経歴(学外)

  • 大阪市立大学大学院医学研究科   麻酔科学講座

    2013年04月 - 継続中

  • 大阪市立大学   医学研究科 臨床医科学専攻

    2013年04月 - 継続中

  • 大阪労災病院   麻酔科   ペインクリニック科部長

    2010年04月 - 2013年03月

  • 大阪労災病院   麻酔科   ペインクリニック科部長

    2010年04月 - 2013年03月

  • 大阪労災病院   麻酔科   副部長

    2008年04月 - 2010年03月

  • 大阪労災病院   麻酔科   副部長

    2008年04月 - 2010年03月

  • 大阪労災病院   麻酔科   医員

    1996年07月 - 2008年03月

  • 大阪労災病院   麻酔科   医員

    1996年07月 - 2008年03月

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学歴

  • 大阪市立大学   医学系研究科   外科系   博士課程   卒業・修了

    1992年04月 - 1996年03月

  • 大阪市立大学   医学部   医学科     卒業・修了

    1986年04月 - 1992年03月

論文

  • 麻酔引き継ぎ時のチェックリスト使用の試み─麻酔科医の意識はどう変化するか?─

    松下 翔子, 矢部 充英, 黒木 円花, 森 隆

    日本臨床麻酔学会誌   43 ( 2 )   114 - 118   2023年03月( ISSN:02854945

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    <p>「麻酔申し送りチェックリスト」を作成,使用してみて麻酔科医の意識がどのように変わるかを調査した.アンケートを実施して現状を把握した後,チェックリストを各手術室に配置し,使用を促した.3カ月後に再びアンケートを実施し,チェックリスト使用前後でどのような意識変化があったかを調べた.引き継ぎが「要領を得ない」と感じた人は86%から41%に減少し,「予期しない事態に遭遇した」のは69%から33%に減少した.9割の医師が「今後も活用したい」と考えていた.チェックリストを使用することで質の高い申し送りができたと実感した麻酔科医が増え,適切な麻酔引き継ぎに対する意識向上につながると考えられた.</p>

    DOI: 10.2199/jjsca.43.114

  • 麻酔引き継ぎ時のチェックリスト使用の試み 麻酔科医の意識はどう変化するか?

    松下 翔子, 矢部 充英, 黒木 円花, 森 隆

    日本臨床麻酔学会誌   43 ( 2 )   114 - 118   2023年03月( ISSN:0285-4945

     詳細を見る

    「麻酔申し送りチェックリスト」を作成,使用してみて麻酔科医の意識がどのように変わるかを調査した.アンケートを実施して現状を把握した後,チェックリストを各手術室に配置し,使用を促した.3ヵ月後に再びアンケートを実施し,チェックリスト使用前後でどのような意識変化があったかを調べた.引き継ぎが「要領を得ない」と感じた人は86%から41%に減少し,「予期しない事態に遭遇した」のは69%から33%に減少した.9割の医師が「今後も活用したい」と考えていた.チェックリストを使用することで質の高い申し送りができたと実感した麻酔科医が増え,適切な麻酔引き継ぎに対する意識向上につながると考えられた.(著者抄録)

  • 微小血管減圧術後に再発した三叉神経痛に超音波ガイド下での上顎神経パルス高周波法が奏功した1例

    藤田 麻耶, 山崎 広之, 長谷川 湧也, 矢部 充英, 森 隆

    日本ペインクリニック学会誌   28 ( 8 )   179 - 182   2021年08月( ISSN:1340-4903

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    微小血管減圧術(microvascular decompression:MVD)は,三叉神経痛に対する根治的な治療法であるが,MVD後に痛みが再燃する症例は存在する.今回,MVD術後に三叉神経痛が再燃した若年女性にパルス高周波法(pulsed radiofrequency:PRF)による上顎神経ブロックを追加処置として施行したところ効を奏した症例を経験した.症例は30代の女性.左三叉神経第2枝領域の痛みに対し微小血管減圧術が行われたが,術後6ヵ月目に同部位の痛みが再燃した.左眼窩下神経高周波熱凝固術を行い,眼窩下神経領域の痛みは改善したが,間もなく左奥歯の痛みが増強した.超音波ガイド下での上顎神経パルス高周波法を行ったところ疼痛は軽快した.超音波ガイド下での上顎神経パルス高周波法は微小血管減圧術後に再発した三叉神経痛への治療として,安全性,合併症リスク軽減の点で有用であると思われる.(著者抄録)

  • Possible use of low-molecular weight dextran as adjuvant for erector spinae plane block procedure.

    Tsuchiya M, Mizutani K, Yabe M, Mori T

    Saudi journal of anaesthesia   14 ( 4 )   576 - 577   2020年10月( ISSN:1658-354X

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  • 抑肝散で冷えのぼせ症状を訴えた1症例 査読

    矢部 充英, 河邉 讓治, 藤田 麻耶, 山崎 広之, 西川 精宣

    日本疼痛漢方研究会 痛みと漢方   30   133 - 135   2020年05月( ISSN:0916-7145

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    抑肝散を内服することで冷えのぼせや頭痛、悪寒、発汗などの症状を発現した症例を経験したので報告する。症例は70歳代の女性、開胸術後疼痛症候群と肩こりで通院中、他科で処方されたエスシタロプラムが原因と思われるセロトニン症候群のため入院となった。鎮痛目的で投与した抑肝散を内服後、冷えのぼせ症状、頭痛、発汗、興奮が再燃した。内服中止後ただちに症状は軽快し、抑肝散による副作用と思われた。抑肝散を処方する場合には、セロトニン過剰症状が発現する可能性があることを念頭に置く必要がある。(著者抄録)

  • 抑肝散で冷えのぼせ症状を訴えた1症例

    矢部 充英, 河邉 讓治, 藤田 麻耶, 山崎 広之, 西川 精宣

    痛みと漢方   30   133 - 135   2020年05月( ISSN:0916-7145

     詳細を見る

    抑肝散を内服することで冷えのぼせや頭痛、悪寒、発汗などの症状を発現した症例を経験したので報告する。症例は70歳代の女性、開胸術後疼痛症候群と肩こりで通院中、他科で処方されたエスシタロプラムが原因と思われるセロトニン症候群のため入院となった。鎮痛目的で投与した抑肝散を内服後、冷えのぼせ症状、頭痛、発汗、興奮が再燃した。内服中止後ただちに症状は軽快し、抑肝散による副作用と思われた。抑肝散を処方する場合には、セロトニン過剰症状が発現する可能性があることを念頭に置く必要がある。(著者抄録)

  • 腰椎圧迫骨折に対する椎体穿孔術後に新たな神経根症状の出現が疑われた1症例

    河合 茂明, 山崎 広之, 藤田 麻耶, 舟尾 友晴, 矢部 充英, 西川 精宣

    日本ペインクリニック学会誌   27 ( 1 )   70 - 74   2020年02月( ISSN:1340-4903

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    急性期の腰椎圧迫骨折に対する椎体穿孔術は、腰痛を改善し早期の離床を可能とする。しかし術直後の椎体への影響は詳しく知られていない。今回われわれは、椎体穿孔術後に新規の神経根症の出現が疑われた症例を経験したので報告する。症例は67歳、女性。腰部脊柱管狭窄症に対して近医で保存的に加療されていたが、腰痛悪化を認めたため当科紹介となった。画像上、第2、第3腰椎(L2、L3)の圧迫骨折を認め、入院治療が必要と判断した。持続硬膜外ブロックを施行後も体動時痛が存在するため、L2、L3椎体に椎体穿孔術を行い、体動時痛は改善した。しかし、新規のL3神経根症状が出現したためパルス高周波法を施行したが、数日の効果しかなく痛みが残存したまま転院となった。本症例においては持続硬膜外ブロックをしていたため症状の顕在化が遅れた可能性があるが、椎体穿孔術の影響は否定できない。急性期の腰椎圧迫骨折において症状が悪化した場合、経過中に繰り返し画像評価や身体診察を行い、骨折の進展や神経根症の悪化がないか評価すべきである。(著者抄録)

  • 腰椎圧迫骨折に対する椎体穿孔術後に新たな神経根症状の出現が疑われた1症例 査読

    河合 茂明, 山崎 広之, 藤田 麻耶, 舟尾 友晴, 矢部 充英, 西川 精宣

    一般社団法人 日本ペインクリニック学会 日本ペインクリニック学会誌   2020年( ISSN:1340-4903

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>急性期の腰椎圧迫骨折に対する椎体穿孔術は,腰痛を改善し早期の離床を可能とする.しかし術直後の椎体への影響は詳しく知られていない.今回われわれは,椎体穿孔術後に新規の神経根症の出現が疑われた症例を経験したので報告する.症例は67歳,女性.腰部脊柱管狭窄症に対して近医で保存的に加療されていたが,腰痛悪化を認めたため当科紹介となった.画像上,第2,第3腰椎(L2,L3)の圧迫骨折を認め,入院治療が必要と判断した.持続硬膜外ブロックを施行後も体動時痛が残存するため,L2,L3椎体に椎体穿孔術を行い,体動時痛は改善した.しかし,新規のL3神経根症状が出現したためパルス高周波法を施行したが,数日の効果しかなく痛みが残存したまま転院となった.本症例においては持続硬膜外ブロックをしていたため症状の顕在化が遅れた可能性があるが,椎体穿孔術の影響は否定できない.急性期の腰椎圧迫骨折において症状が悪化した場合,経過中に繰り返し画像評価や身体診察を行い,骨折の進展や神経根症の悪化がないか評価すべきである.</p>

    DOI: 10.11321/jjspc.19-0007

    CiNii Article

  • Possible use of low-molecular weight dextran as adjuvant for erector spinae plane block procedure 査読

    Tsuchiya Masahiko, Mizutani Koh, Yabe Mitsuhide, Mori Takashi

    SAUDI JOURNAL OF ANAESTHESIA   14 ( 4 )   576 - 577   2020年( ISSN:1658-354X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.4103/sja.SJA_533_20

    PubMed

  • Ultrasound-guided mandibular nerve block with local anesthetic and low-molecular weight dextran helps reduce anesthetic requirements for parotidectomy 査読

    Tsuchiya Masahiko, Mizutani Koh, Yabe Mitsuhide, Mori Takashi, Ueda Wasa

    MINERVA ANESTESIOLOGICA   85 ( 2 )   202 - 203   2019年02月( ISSN:0375-9393

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.23736/S0375-9393.18.12966-X

    PubMed

  • Ultrasound-guided mandibular nerve block with local anesthetic and low-molecular weight dextran helps reduce anesthetic requirements for parotidectomy. 査読

    Tsuchiya M, Mizutani K, Yabe M, Mori T, Ueda W

    Minerva anestesiologica   85 ( 2 )   202 - 203   2019年02月( ISSN:0375-9393

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.23736/S0375-9393.18.12966-X

    PubMed

  • 後腹膜腫瘍術後の遷延する痛みに対して治打撲一方が奏効した2症例 査読

    矢部 充英, 河合 茂明, 山崎 広之, 舟尾 友晴, 西川 精宣

    日本疼痛漢方研究会 痛みと漢方   28   109 - 112   2018年05月( ISSN:0916-7145

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    後腹膜腫瘍術後に遷延する痛みに対して治打撲一方が奏効した2症例を経験した。症例1:70歳代、女性。腹腔鏡補助下両側附属器摘出術と開腹下後腹膜腫瘍摘出術を施行1年後から、股関節屈曲時に右下腹部から股関節にかけて鋭い痛みを自覚するようになった。治打撲一方(TJ-89)を5g分2/日で開始したところ、2週間後には日常生活に支障ない程度に軽快した。症例2:40歳代、男性。後腹膜腫瘍切除術後、坐骨神経領域に痛みが残存、フェンタニル貼付剤(FP)で鎮痛をはかっていたが、徐々にFPの持続時間が短くなり、ビリビリした持続痛が残存していた。治打撲一方を5g分2/日で開始したところ、2週後には痛みは30%程度軽減し、FPの持続時間も延長した。治打撲一方は7つの生薬から構成され、薬効はその抗炎症作用、抗酸化作用および駆お血作用によると考えられている。治打撲一方は術後の遷延する痛みに対しても一部の症例では有効である可能性が示唆された。(著者抄録)

  • 後腹膜腫瘍術後の遷延する痛みに対して治打撲一方が奏効した2症例 査読

    矢部 充英, 河合 茂明, 山崎 広之, 舟尾 友晴, 西川 精宣

    日本疼痛漢方研究会 痛みと漢方   28   109 - 112   2018年05月( ISSN:0916-7145

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    後腹膜腫瘍術後に遷延する痛みに対して治打撲一方が奏効した2症例を経験した。症例1:70歳代、女性。腹腔鏡補助下両側附属器摘出術と開腹下後腹膜腫瘍摘出術を施行1年後から、股関節屈曲時に右下腹部から股関節にかけて鋭い痛みを自覚するようになった。治打撲一方(TJ-89)を5g分2/日で開始したところ、2週間後には日常生活に支障ない程度に軽快した。症例2:40歳代、男性。後腹膜腫瘍切除術後、坐骨神経領域に痛みが残存、フェンタニル貼付剤(FP)で鎮痛をはかっていたが、徐々にFPの持続時間が短くなり、ビリビリした持続痛が残存していた。治打撲一方を5g分2/日で開始したところ、2週後には痛みは30%程度軽減し、FPの持続時間も延長した。治打撲一方は7つの生薬から構成され、薬効はその抗炎症作用、抗酸化作用および駆お血作用によると考えられている。治打撲一方は術後の遷延する痛みに対しても一部の症例では有効である可能性が示唆された。(著者抄録)

  • Association of the Clinical Subtype and Etiology for Delirium with the Outcome after Risperidone Monotherapy in Patients Having Cancer. 査読

    Matsuda Y, Nakao Y, Yabe M, Tsuruta R, Takemura M, Inoue K

    Osaka city medical journal   62 ( 2 )   19 - 28   2016年12月( ISSN:0030-6096

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    PubMed

  • Association of the Clinical Subtype and Etiology for Delirium with the Outcome after Risperidone Monotherapy in Patients Having Cancer. 査読

    Matsuda Y, Nakao Y, Yabe M, Tsuruta R, Takemura M, Inoue K

    Osaka city medical journal   62 ( 2 )   19 - 28   2016年12月( ISSN:0030-6096

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • がん患者におけるせん妄の臨床的なサブタイプおよび病因とレスピリドン単剤療法後の成績との関係性(Association of the Clinical Subtype and Etiology for Delirium with the Outcome after Risperidone Monotherapy in Patients Having Cancer) 査読

    Matsuda Yasunori, Nakao Yoshitaka, Yabe Mitsuhide, Tsuruta Rie, Takemura Miyuki, Inoue Koki

    大阪市医学会 Osaka City Medical Journal   62 ( 1 )   19 - 28   2016年06月( ISSN:0030-6096

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 持続硬膜外ブロック下でのリハビリテーション後に大腿骨不顕性骨折と判明した左下肢痛の1症例 査読

    河合 茂明, 舟尾 友晴, 山崎 広之, 池永 十健, 矢部 充英, 西川 精宣

    真興交易(株)医書出版部 ペインクリニック   37 ( 6 )   777 - 780   2016年06月( ISSN:0388-4171

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    骨粗鬆症を基礎疾患に持つ高齢患者が、急激な左下肢痛で当院を受診した。疼痛部位の発赤・腫脹はなく、X線画像上明らかな骨折線を認めなかったため、従前から診断されていた脊柱管狭窄症の急性増悪を疑い、持続硬膜外ブロックや神経根ブロックなどの治療で症状の改善が得られた。しかし、退院後に左膝内側に限局した痛みを訴えたため、サーモグラフィー検査を施行したところ、同部位の著明な温度上昇を認めた。続いてMRI検査を施行し、大腿骨内顆の脆弱性骨折が判明した。骨粗鬆症患者での下肢痛では、X線画像上異常が見られなくても、積極的に不顕性骨折の可能性を考慮しMRI検査をすべきである。(著者抄録)

  • 持続硬膜外ブロック下でのリハビリテーション後に大腿骨不顕性骨折と判明した左下肢痛の1症例 査読

    河合 茂明, 舟尾 友晴, 山崎 広之, 池永 十健, 矢部 充英, 西川 精宣

    真興交易(株)医書出版部 ペインクリニック   37 ( 6 )   777 - 780   2016年06月( ISSN:0388-4171

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    骨粗鬆症を基礎疾患に持つ高齢患者が、急激な左下肢痛で当院を受診した。疼痛部位の発赤・腫脹はなく、X線画像上明らかな骨折線を認めなかったため、従前から診断されていた脊柱管狭窄症の急性増悪を疑い、持続硬膜外ブロックや神経根ブロックなどの治療で症状の改善が得られた。しかし、退院後に左膝内側に限局した痛みを訴えたため、サーモグラフィー検査を施行したところ、同部位の著明な温度上昇を認めた。続いてMRI検査を施行し、大腿骨内顆の脆弱性骨折が判明した。骨粗鬆症患者での下肢痛では、X線画像上異常が見られなくても、積極的に不顕性骨折の可能性を考慮しMRI検査をすべきである。(著者抄録)

  • がん患者におけるせん妄の臨床的なサブタイプおよび病因とリスペリドン単剤療法後の成績との関係性(Association of the Clinical Subtype and Etiology for Delirium with the Outcome after Risperidone Monotherapy in Patients Having Cancer)

    Matsuda Yasunori, Nakao Yoshitaka, Yabe Mitsuhide, Tsuruta Rie, Takemura Miyuki, Inoue Koki

    Osaka City Medical Journal   62 ( 1 )   19 - 28   2016年06月( ISSN:0030-6096

  • 足趾有痛性皮膚潰瘍に対して持続坐骨神経ブロックを行い、良好な経過が得られた1症例 査読

    山本 陽子, 中本 達夫, 矢部 充英, 旭爪 章統, 寺井 岳三

    (一社)日本ペインクリニック学会 日本ペインクリニック学会誌   21 ( 2 )   97 - 101   2014年06月( ISSN:1340-4903

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    足趾有痛性皮膚潰瘍に持続坐骨神経ブロック(CSNB)が奏効した症例を報告する。症例は80歳、男性。主訴は両足趾の痛みと潰瘍。検査結果より末梢小動脈の攣縮性虚血によるものと考えられ、仙骨硬膜外ブロック後に一時的な効果を認めたため、痛みの強い右下肢にCSNBを施行した。0.2%レボブピバカイン4ml/hの持続投与を開始し、痛みはvisual analogue scale 80mmから0mmまで改善を認めたが、足関節運動が不可となったため、濃度を漸減した。0.03%まで低下させた時点で底背屈可能となり、両足趾の鎮痛は良好で、潰瘍は痂皮化を認めた。カテーテル抜去後もプレガバリンの内服で鎮痛は良好であった。痛みによる交感神経過緊張が、もともと少なかった足趾への血流をさらに低下させ、皮膚症状の治癒を遷延させたと考えられた。下肢の難治性潰瘍に対して、CSNBは選択すべき治療法の一つになりうる。(著者抄録)

  • 足趾有痛性皮膚潰瘍に対して持続坐骨神経ブロックを行い、良好な経過が得られた1症例 査読

    山本 陽子, 中本 達夫, 矢部 充英, 旭爪 章統, 寺井 岳三

    (一社)日本ペインクリニック学会 日本ペインクリニック学会誌   21 ( 2 )   97 - 101   2014年06月( ISSN:1340-4903

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    足趾有痛性皮膚潰瘍に持続坐骨神経ブロック(CSNB)が奏効した症例を報告する。症例は80歳、男性。主訴は両足趾の痛みと潰瘍。検査結果より末梢小動脈の攣縮性虚血によるものと考えられ、仙骨硬膜外ブロック後に一時的な効果を認めたため、痛みの強い右下肢にCSNBを施行した。0.2%レボブピバカイン4ml/hの持続投与を開始し、痛みはvisual analogue scale 80mmから0mmまで改善を認めたが、足関節運動が不可となったため、濃度を漸減した。0.03%まで低下させた時点で底背屈可能となり、両足趾の鎮痛は良好で、潰瘍は痂皮化を認めた。カテーテル抜去後もプレガバリンの内服で鎮痛は良好であった。痛みによる交感神経過緊張が、もともと少なかった足趾への血流をさらに低下させ、皮膚症状の治癒を遷延させたと考えられた。下肢の難治性潰瘍に対して、CSNBは選択すべき治療法の一つになりうる。(著者抄録)

  • 足趾有痛性皮膚潰瘍に対して持続坐骨神経ブロックを行い,良好な経過が得られた1症例 査読

    山本 陽子, 中本 達夫, 矢部 充英, 旭爪 章統, 寺井 岳三

    一般社団法人 日本ペインクリニック学会 日本ペインクリニック学会誌   21 ( 2 )   97 - 101   2014年( ISSN:1340-4903

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    足趾有痛性皮膚潰瘍に持続坐骨神経ブロック(CSNB)が奏効した症例を報告する.症例は80歳,男性.主訴は両足趾の痛みと潰瘍.検査結果より末梢小動脈の攣縮性虚血によるものと考えられ,仙骨硬膜外ブロック後に一時的な効果を認めたため,痛みの強い右下肢にCSNBを施行した.0.2%レボブピバカイン4 ml/hの持続投与を開始し,痛みはvisual analogue scale 80 mmから0 mmまで改善を認めたが,足関節運動が不可となったため,濃度を漸減した.0.03%まで低下させた時点で底背屈可能となり,両足趾の鎮痛は良好で,潰瘍は痂皮化を認めた.カテーテル抜去後もプレガバリンの内服で鎮痛は良好であった.痛みによる交感神経過緊張が,もともと少なかった足趾への血流をさらに低下させ,皮膚症状の治癒を遷延させたと考えられた.下肢の難治性潰瘍に対して,CSNBは選択すべき治療法の一つになりうる.

    DOI: 10.11321/jjspc.13-0044

    CiNii Article

  • 臀部痛のため腰椎疾患として加療されていた閉塞性動脈硬化症の1症例 査読

    池永 十健, 舟尾 友晴, 山崎 広之, 高橋 陵太, 矢部 充英, 西川 精宣

    真興交易(株)医書出版部 ペインクリニック   34 ( 12 )   1665 - 1668   2013年12月( ISSN:0388-4171

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    52歳、男性。左臀部痛および左下肢痛が生じたため、近医整形外科を受診した。内服加療や仙骨硬膜外ブロックを施行され、その後も複数の医療機関で加療されたが、いずれも症状の改善を認めず、当科紹介受診となった。左臀部痛の原因については不明であったが、左下肢痛については左足背動脈触知困難であり、左側での足関節上腕動脈血圧(ABPI)の低下、左大腿周囲径の減少を認めたため閉塞性動脈硬化症を疑い、下肢動脈造影CTで確定診断を得た。総腸骨動脈の高度狭窄によると思われる上臀動脈や下臀動脈の血流低下に伴う臀部痛が診断を困難なものにしたと考えられる。(著者抄録)

  • 臀部痛のため腰椎疾患として加療されていた閉塞性動脈硬化症の1症例 査読

    池永 十健, 舟尾 友晴, 山崎 広之, 高橋 陵太, 矢部 充英, 西川 精宣

    真興交易(株)医書出版部 ペインクリニック   34 ( 12 )   1665 - 1668   2013年12月( ISSN:0388-4171

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    52歳、男性。左臀部痛および左下肢痛が生じたため、近医整形外科を受診した。内服加療や仙骨硬膜外ブロックを施行され、その後も複数の医療機関で加療されたが、いずれも症状の改善を認めず、当科紹介受診となった。左臀部痛の原因については不明であったが、左下肢痛については左足背動脈触知困難であり、左側での足関節上腕動脈血圧(ABPI)の低下、左大腿周囲径の減少を認めたため閉塞性動脈硬化症を疑い、下肢動脈造影CTで確定診断を得た。総腸骨動脈の高度狭窄によると思われる上臀動脈や下臀動脈の血流低下に伴う臀部痛が診断を困難なものにしたと考えられる。(著者抄録)

  • 頸椎破壊性脊椎症による神経障害痛に抑肝散とアミトリプチリンが著効した1症例 査読

    旭爪 章統, 中本 達夫, 矢部 充英, 山本 陽子, 寺井 岳三

    (独)労働者健康安全機構大阪労災病院 大阪労災病院医学雑誌   36 ( 1-2 )   25 - 29   2013年11月( ISSN:0285-1334

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    頸椎破壊性脊椎症による左上肢の神経障害痛を訴える54歳女性に対し、抑肝散とアミトリプチリンを処方することで痛みの著明な改善を認めた症例を経験した。患者は慢性腎不全と肝硬変を合併しており、凝固機能低下のため神経ブロックの施行は困難であったが、上記薬剤を投与したところ、痛みの強さはNumerical Rating Scaleで8/10から2〜4/10に低下し著明な改善を示した。内服翌日から鎮痛効果を示していることから、抑肝散の関与が示唆された。(著者抄録)

  • 頸椎破壊性脊椎症による神経障害痛に抑肝散とアミトリプチリンが著効した1症例 査読

    旭爪 章統, 中本 達夫, 矢部 充英, 山本 陽子, 寺井 岳三

    (独)労働者健康安全機構大阪労災病院 大阪労災病院医学雑誌   36 ( 1-2 )   25 - 29   2013年11月( ISSN:0285-1334

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    頸椎破壊性脊椎症による左上肢の神経障害痛を訴える54歳女性に対し、抑肝散とアミトリプチリンを処方することで痛みの著明な改善を認めた症例を経験した。患者は慢性腎不全と肝硬変を合併しており、凝固機能低下のため神経ブロックの施行は困難であったが、上記薬剤を投与したところ、痛みの強さはNumerical Rating Scaleで8/10から2〜4/10に低下し著明な改善を示した。内服翌日から鎮痛効果を示していることから、抑肝散の関与が示唆された。(著者抄録)

  • 土-8-O6-27 がん緩和医療における携帯式持続注入PCAインフューザーポンプを用いた疼痛管理の症例 : 入院と外来での取り組み(がん薬物療法(緩和ケア),一般演題(口頭)6,再興、再考、創ろう最高の医療の未来) 査読

    金田 典子, 小林 睦, 山下 剛史郎, 廣瀬 孝一, 深海 広平, 北村 瑞穂, 丸尾 栄次, 矢部 充英, 松延 さゆり, 南橋 薫

    日本医療薬学会年会講演要旨集   23 ( 0 )   211   2013年08月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.20825/amjsphcs.23.0_211_3

    CiNii Article

  • 土-8-O6-27 がん緩和医療における携帯式持続注入PCAインフューザーポンプを用いた疼痛管理の症例 : 入院と外来での取り組み(がん薬物療法(緩和ケア),一般演題(口頭)6,再興、再考、創ろう最高の医療の未来) 査読

    金田 典子, 南橋 薫, 小林 睦, 山下 剛史郎, 廣瀬 孝一, 深海 広平, 北村 瑞穂, 丸尾 栄次, 矢部 充英, 松延 さゆり

    日本医療薬学会 日本医療薬学会年会講演要旨集   23 ( 0 )   2013年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.20825/amjsphcs.23.0_211_3

    CiNii Article

  • [Case of pulmonary hemorrhage suspected to be caused by pulmonary artery catheter after cardiac surgery]. 査読

    Yamamoto S, Yabe M, Fujii T, Yamamoto Y, Terai T

    Masui. The Japanese journal of anesthesiology   60 ( 5 )   638 - 41   2011年05月( ISSN:0021-4892

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    PubMed

  • 開心術後に肺動脈カテーテルによる肺出血が疑われた1症例 査読

    山本 俊介, 矢部 充英, 藤井 崇, 山本 陽子, 寺井 岳三

    克誠堂出版(株) 麻酔   60 ( 5 )   638 - 641   2011年05月( ISSN:0021-4892

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    80歳女。大動脈弁・僧帽弁置換術および三尖弁形成術が予定され、麻酔導入後、右内頸静脈より8.5Frシースイントロデューサを留置し、8Fr肺動脈カテーテル(PAC)を肺動脈へと挿入した。バルーンを膨らませ肺動脈へ楔入を試みるも不可能で、シース入口部で48cmで固定し、更に挿入して楔入圧を得た。カテーテル挿入長は59cmであった。術直後の胸部X線で右室内でPACのたわみを認めたが、カテーテル先端は右肺動脈主幹部に位置していた。術後16時間の胸部X線では、右中下肺野に浸潤影を認めた。PACを5cm引き抜き、術後17時間に抜管した。その後のX線で浸潤影は拡大傾向を示し、カテーテルのたわみに改善は認めず、カテーテルを2度に亘り3cmずつ引抜き、シース入り口部48cmで再固定した。しかし、術後23時間頃より胸腔ドレーン排液が血性となり、貧血の進行、X線での陰影の拡大を認め、輸血を行うも改善なく酸素飽和度も低下してきたため、術後31時間に再開胸止血術を施行した。右肺中葉臓側胸膜下に肺門方面から広がる血腫を認め、フィブリン糊を散布した。術後経過は良好で、3日目にPACを抜去し、右中下肺野の陰影は次第に縮小して23日目に軽快退院した。

  • 開心術後に肺動脈カテーテルによる肺出血が疑われた1症例 査読

    山本 俊介, 矢部 充英, 藤井 崇, 山本 陽子, 寺井 岳三

    克誠堂出版(株) 麻酔   60 ( 5 )   638 - 641   2011年05月( ISSN:0021-4892

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    80歳女。大動脈弁・僧帽弁置換術および三尖弁形成術が予定され、麻酔導入後、右内頸静脈より8.5Frシースイントロデューサを留置し、8Fr肺動脈カテーテル(PAC)を肺動脈へと挿入した。バルーンを膨らませ肺動脈へ楔入を試みるも不可能で、シース入口部で48cmで固定し、更に挿入して楔入圧を得た。カテーテル挿入長は59cmであった。術直後の胸部X線で右室内でPACのたわみを認めたが、カテーテル先端は右肺動脈主幹部に位置していた。術後16時間の胸部X線では、右中下肺野に浸潤影を認めた。PACを5cm引き抜き、術後17時間に抜管した。その後のX線で浸潤影は拡大傾向を示し、カテーテルのたわみに改善は認めず、カテーテルを2度に亘り3cmずつ引抜き、シース入り口部48cmで再固定した。しかし、術後23時間頃より胸腔ドレーン排液が血性となり、貧血の進行、X線での陰影の拡大を認め、輸血を行うも改善なく酸素飽和度も低下してきたため、術後31時間に再開胸止血術を施行した。右肺中葉臓側胸膜下に肺門方面から広がる血腫を認め、フィブリン糊を散布した。術後経過は良好で、3日目にPACを抜去し、右中下肺野の陰影は次第に縮小して23日目に軽快退院した。

  • [Case of pulmonary hemorrhage suspected to be caused by pulmonary artery catheter after cardiac surgery]. 査読

    Yamamoto S, Yabe M, Fujii T, Yamamoto Y, Terai T

    Masui. The Japanese journal of anesthesiology   60 ( 5 )   638 - 41   2011年05月( ISSN:0021-4892

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 咽頭温と連続測定型耳式体温計を用いた鼓膜温の比較 無造作に入れた咽頭温プローベは正しい中枢温を測定できているか? 査読

    松浦 康司, 高橋 佳代子, 山崎 広之, 山本 陽子, 山本 俊介, 藤井 崇, 西澤 伸泰, 矢部 充英, 宮田 嘉久, 寺井 岳三

    (独)労働者健康安全機構大阪労災病院 大阪労災病院医学雑誌   33 ( 1-2 )   32 - 37   2010年12月( ISSN:0285-1334

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    我々が手術中頻用している咽頭に挿入したプローベによって得られる体温は果たして正確に中枢温を得られているのかどうかを、中枢温をよく反映するといわれている鼓膜温と比較して検討した。下肢の手術を受ける31人の患者をラリンジアルマスク群と気管挿管群に分けて、気道確保後に咽頭温プローベと連続測定型耳式体温計ニプロCEサーモを同時に装着して手術終了まで体温を測定した。ラリンジアルマスク群では咽頭温は鼓膜温に比較して低く、正確に中枢温を測定できていなかった。ただし両群ともある程度の相関関係が得られたので、咽頭温で体温の変動をモニターすることは可能であったが、術中の正確な中枢温の測定は咽頭温より鼓膜温の方が優れていると思われた。(著者抄録)

  • 咽頭温と連続測定型耳式体温計を用いた鼓膜温の比較 無造作に入れた咽頭温プローベは正しい中枢温を測定できているか? 査読

    松浦 康司, 高橋 佳代子, 山崎 広之, 山本 陽子, 山本 俊介, 藤井 崇, 西澤 伸泰, 矢部 充英, 宮田 嘉久, 寺井 岳三

    (独)労働者健康安全機構大阪労災病院 大阪労災病院医学雑誌   33 ( 1-2 )   32 - 37   2010年12月( ISSN:0285-1334

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    我々が手術中頻用している咽頭に挿入したプローベによって得られる体温は果たして正確に中枢温を得られているのかどうかを、中枢温をよく反映するといわれている鼓膜温と比較して検討した。下肢の手術を受ける31人の患者をラリンジアルマスク群と気管挿管群に分けて、気道確保後に咽頭温プローベと連続測定型耳式体温計ニプロCEサーモを同時に装着して手術終了まで体温を測定した。ラリンジアルマスク群では咽頭温は鼓膜温に比較して低く、正確に中枢温を測定できていなかった。ただし両群ともある程度の相関関係が得られたので、咽頭温で体温の変動をモニターすることは可能であったが、術中の正確な中枢温の測定は咽頭温より鼓膜温の方が優れていると思われた。(著者抄録)

  • [Case of paroxysmal atrial fibrillation after general anesthesia caused by undiagnosed and untreated hyperthyroidism]. 査読

    Yamasaki H, Yabe M, Terai T

    Masui. The Japanese journal of anesthesiology   58 ( 10 )   1290 - 2   2009年10月( ISSN:0021-4892

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    PubMed

  • [Case of paroxysmal atrial fibrillation after general anesthesia caused by undiagnosed and untreated hyperthyroidism]. 査読

    Yamasaki H, Yabe M, Terai T

    Masui. The Japanese journal of anesthesiology   58 ( 10 )   1290 - 2   2009年10月( ISSN:0021-4892

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • [Efficacy of continuous intraoperative administration of low-dose milrinone during the circumflex artery anastomosis of off-pump coronary artery bypass]. 査読

    Yamada T, Hosono Y, Ikeda K, Yabe M, Yoshimoto K, Terai T

    Masui. The Japanese journal of anesthesiology   56 ( 6 )   639 - 44   2007年06月( ISSN:0021-4892

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    PubMed

  • [Efficacy of continuous intraoperative administration of low-dose milrinone during the circumflex artery anastomosis of off-pump coronary artery bypass]. 査読

    Yamada T, Hosono Y, Ikeda K, Yabe M, Yoshimoto K, Terai T

    Masui. The Japanese journal of anesthesiology   56 ( 6 )   639 - 44   2007年06月( ISSN:0021-4892

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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講演・口頭発表等

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担当教育概要

  • ペインクリニック、緩和医療

担当授業科目

  • 疾病・病態学II(急性期)

    2020年度     大学

  • 麻酔科学

    2020年度     大学

  • 疾病・病態学II(急性期)

    2019年度     大学

  • 麻酔科学

    2019年度     大学

  • 疾病・病態学II(急性期)

    2018年度     大学

  • 麻酔科学

    2018年度     大学

  • 疾病・病態学II(急性期)

    2017年度     大学

  • 麻酔科学

    2017年度     大学

  • 疾病・病態学II(急性期)

    2016年度     大学

  • 麻酔科学

    2016年度     大学

  • 疾病・病態学II(急性期)

    2015年度     大学

  • 麻酔科学

    2015年度     大学

  • 麻酔科学

    2014年度     大学

  • 麻酔科学

    2013年度     大学

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社会貢献活動

  • 大阪府病院薬剤師会、第一三共株式会社

    役割:講師

    大阪府病院薬剤師会、第一三共株式会社  大阪府病院薬剤師会第6支部学術講演会  WEB  2021年02月

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    種別:講演会

    参加者数:50(人)

    薬剤師に対して「がん性疼痛の薬物治療〜神経障害性疼痛への対応」と題して約60分講演を行い、質疑応答を得た。

  • 一般社団法人 河内医師会

    役割:講師

    一般社団法人 河内医師会  第6回河内緩和ケアセミナー  東大阪市 希来里若江岩田ビル5階 くすのきプラザ「多目的ホール」  2020年11月

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    種別:講演会

    参加者数:70(人)

    河内医師会所属の開業医師、薬剤師、訪問看護師を対象として「癌性疼痛に対する治療戦略〜神経障害性疼痛への対応」と題して約60分の講演を行い、質疑応答を得た。

  • 大阪労災病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪労災病院  大阪労災病院  2019年09月

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    種別:セミナー・ワークショップ

    参加者数:30(人)

    緩和ケアに関する基本的知識と技能を習得するための研修会、ファシリテーターとして参加

  • 大阪労災病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪労災病院  大阪労災病院  2019年09月

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    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアに関する基本的知識と技能を習得するための研修会、ファシリテーターとして参加

  • 大阪市立大学医学部附属病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪市立大学  大阪市立大学医学部学舎  2019年03月

     詳細を見る

    種別:セミナー・ワークショップ

    参加者数:70(人)

    緩和ケアに関する基本的知識と技能を習得するための研修会、ファシリテーターとして参加

  • 大阪市立大学医学部附属病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪市立大学  大阪市立大学医学部学舎  2019年03月

     詳細を見る

    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアに関する基本的知識と技能を習得するための研修会、ファシリテーターとして参加

  • 大阪労災病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪労災病院  緩和ケア研修会  大阪労災病院  2018年09月

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    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアに関する基本的知識と技能を習得するための研修会、企画責任者兼ファシリテーターとして参加

  • 大阪労災病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪労災病院  緩和ケア研修会  大阪労災病院  2018年09月

     詳細を見る

    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアに関する基本的知識と技能を習得するための研修会、企画責任者兼ファシリテーターとして参加

  • 市立東大阪医療センター緩和ケア研修会

    役割:講師

    市立東大阪医療センター  緩和ケア研修会  市立東大阪医療センター  2018年08月

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    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアに関する基本的知識と技能の習得のための研修会、ファシリテーターとして参加

  • 市立東大阪医療センター緩和ケア研修会

    役割:講師

    市立東大阪医療センター  緩和ケア研修会  市立東大阪医療センター  2018年08月

     詳細を見る

    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアに関する基本的知識と技能の習得のための研修会、ファシリテーターとして参加

  • 大阪市立大学医学部附属病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪市立大学  大阪市立大学医学部学舎  2018年03月

     詳細を見る

    種別:セミナー・ワークショップ

    参加者数:64(人)

    緩和ケアにおける基本的な知識、技能を習得するための研修会にファシリテーターとして参加

  • 大阪市立大学医学部附属病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪市立大学  大阪市立大学医学部学舎  2018年03月

     詳細を見る

    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアにおける基本的な知識、技能を習得するための研修会にファシリテーターとして参加

  • 千船病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    千船病院  緩和ケア研修会  千船病院  2017年10月

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    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアに必要な基本的知識取得のための研修会にファシリテーターとして参加

  • 千船病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    千船病院  緩和ケア研修会  千船病院  2017年10月

     詳細を見る

    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアに必要な基本的知識取得のための研修会にファシリテーターとして参加

  • 八尾市立病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    八尾市立病院  緩和ケア研修会  八尾市立病院  2017年06月

     詳細を見る

    種別:セミナー・ワークショップ

    参加者数:32(人)

    緩和ケアに必要な基本的知識取得のための研修会にファシリテーターとして参加

  • 八尾市立病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    八尾市立病院  緩和ケア研修会  八尾市立病院  2017年06月

     詳細を見る

    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアに必要な基本的知識取得のための研修会にファシリテーターとして参加

  • 大阪市立大学医学部附属病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪市立大学医学部附属病院  緩和ケア研修会  大阪市立大学医学部学舎  2017年05月

     詳細を見る

    種別:セミナー・ワークショップ

    参加者数:64(人)

    緩和ケアに必要な基本的知識取得のための研修会にファシリテーターとして参加

  • 大阪市立大学医学部附属病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪市立大学医学部附属病院  緩和ケア研修会  大阪市立大学医学部学舎  2017年05月

     詳細を見る

    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアに必要な基本的知識取得のための研修会にファシリテーターとして参加

  • 大阪市立大学医学部附属病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪市立大学医学部附属病院  緩和ケア研修会  大阪市立大学医学部学舎  2017年04月

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    種別:セミナー・ワークショップ

    参加者数:64(人)

    緩和ケアに必要な基本的知識取得のための研修会にファシリテーターとして参加

  • 大阪市立大学医学部附属病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪市立大学医学部附属病院  緩和ケア研修会  大阪市立大学医学部学舎  2017年04月

     詳細を見る

    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアに必要な基本的知識取得のための研修会にファシリテーターとして参加

  • 大阪市立大学医学部附属病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪市立大学医学部附属病院  緩和ケア研修会  大阪市立大学医学部学舎  2017年01月

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    種別:セミナー・ワークショップ

    参加者数:64(人)

    緩和ケアに必要な基本的知識取得のための研修会にファシリテーターとして参加

  • 大阪市立大学医学部附属病院緩和ケア研修会

    役割:講師

    大阪市立大学医学部附属病院  緩和ケア研修会  大阪市立大学医学部学舎  2017年01月

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    種別:セミナー・ワークショップ

    緩和ケアに必要な基本的知識取得のための研修会にファシリテーターとして参加

  • 朝日新聞

    役割:取材協力

    朝日新聞社  朝日新聞  朝刊25面 患者を生きる  2017年01月

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    対象: メディア

    種別:新聞・雑誌

    帯状疱疹関連痛についての特集記事編集に際して取材を受け、コメントした。

  • 朝日新聞

    役割:取材協力

    朝日新聞社  朝日新聞  朝刊25面 患者を生きる  2017年01月

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    対象: メディア

    種別:新聞・雑誌

    帯状疱疹関連痛についての特集記事編集に際して取材を受け、コメントした。

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その他

  • 職務経歴

    2013年04月 - 継続中

      詳細を見る

    大阪市立大学大学院医学研究科 麻酔科学講座 講師

  • 職務経歴

    1996年04月 - 1996年06月

      詳細を見る

    大阪市立大学医学部 麻酔・集中治療医学講座 後期研究医