2025/05/10 更新

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タカハシ シンジ
高橋 真治
TAKAHASHI Shinji
担当
大学院医学研究科 臨床医科学専攻 講師
医学部 医学科
職名
講師
所属
医学研究院

担当・職階

  • 大学院医学研究科 臨床医科学専攻 

    講師  2023年04月 - 継続中

  • 医学部 医学科 

    講師  2023年04月 - 継続中

取得学位

  • 博士(医学) ( 大阪市立大学 )

  • 学士(医学) ( 大阪市立大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / 整形外科学

所属学協会

  • アジア脊椎脊髄病学会

    2018年08月 - 継続中

  • 国際腰椎学会

    2016年04月 - 継続中   国外

  • 日本腰痛学会

    2014年04月 - 継続中

  • 日本骨粗鬆症学会

    2014年04月 - 継続中

  • 中部日本整形外科災害外科学会

    2010年04月 - 継続中

  • 日本脊椎脊髄病学会

    2009年11月 - 継続中

  • 日本整形外科学会

    2007年04月 - 継続中   国内

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委員歴(学外)

  • 国際委員会   日本側彎症学会  

    2025年04月 - 継続中 

  • 役員 (Research部門)   AO Spine Japan  

    2025年01月 - 継続中 

  • 国際誌編集委員会   日本脊椎脊髄病学会  

    2024年04月 - 継続中 

  • データベース委員会   日本脊椎脊髄病学会  

    2024年04月 - 継続中 

  • 日本部門代表   アジア脊椎外科学会  

    2023年04月 - 継続中 

  • レジストリ・アウトカム委員会   日本側弯症学会  

    2022年04月 - 継続中 

  • 診断評価等基準委員会   日本脊椎脊髄病学会  

    2022年04月 - 継続中 

  • 椎体形成術ワーキンググループ   日本脊椎脊髄病学会  

    2022年04月 - 継続中 

  • 専門医制度委員会   日本脊椎脊髄病学会  

    2022年04月 - 継続中 

  • 側弯委員会   アジア脊椎外科学会  

    2020年04月 - 継続中 

  • 国際委員会   日本脊椎脊髄病学会  

    2018年04月 - 継続中 

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受賞歴

  • 奨励賞

    2020年05月   日本整形外科学会  

  • 奨励賞

    2020年04月   日本脊椎脊髄病学会  

  • 奨励賞

    2019年10月   日本骨粗鬆症学会  

  • 日本整形外科学会-香港整形外科学会 Traveling fellowship

    2019年04月   日本整形外科学会  

  • 優秀論文

    2019   日本脊椎脊髄病学会(第48回)  

  • 南部陽一郎記念若手奨励賞受賞

    2018年09月   大阪市立大学  

  • JOS Best Paper Award

    2018年05月   日本整形外科学会  

  • Asia traveling fellowship

    2018年04月   日本脊椎脊髄病外科学会  

  • Travel Grant in Orthopaedic Research Translation

    2018年03月   ORS  

  • リリー研究助成プログラム

    2017年11月   骨粗鬆症財団  

  • 学会奨励賞

    2017年04月   中部日本整形災害外科  

  • 大阪市医学会 医学会賞受賞

    2017年03月   大阪市医学会  

  • 旭化成研究助成プログラム

    2016年04月   骨粗鬆症財団  

  • 日本シグマックス奨励賞受賞

    2013年05月   整形災害外科学研究助成財団  

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職務経歴(学外)

  • 大阪市立大学

    2014年04月

論文

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書籍等出版物

  • Treatment strategy of osteoporotic vertebral fracture in Japan

    Takahashi S.

    Osteoporosis Of The Spine: Asian Perspectives  2021年01月  ( ISBN:9789811220814

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  • 骨粗鬆症診療―骨脆弱性から転倒骨折防止の治療目標へ―Total Careの重要性

    中村博亮、高橋真治、星野雅俊( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 骨粗鬆症性椎体骨折受傷後早期予後予測と治療介入)

    医薬 ジャーナル社  2018年 

MISC(その他記事)

  • Diagnosis and Treatment of Symptomatic Multiple Sacral Perineural Cysts-Technical Note(タイトル和訳中)

    Tsujino Masashi, Suzuki Akinobu, Terai Hidetomi, Kato Minori, Toyoda Hiromitsu, Takahashi Shinji, Tamai Koji, Nakamura Hiroaki

    Spine Surgery and Related Research   9 ( 1 )   93 - 99   2025年01月

  • 【骨粗鬆症性椎体骨折診療の最前線】骨粗鬆症性椎体骨折に対するballoon kyphoplasty(BKP)のエビデンス

    高橋 真治

    Orthopaedics   37 ( 12 )   23 - 28   2024年11月( ISSN:0914-8124

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    骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)は比較的頻度の高い骨折であり,高齢者のQOLやADLなどに影響を与える重要な疾患の1つである.Balloon kyphoplasty(BKP)をはじめとする椎体形成術は最も低侵襲な手術として一般的に行われるようになっている.一方で,手術適応や合併症に関する課題も多数報告されており,エビデンスが蓄積されてきている.本稿では特に隣接椎体骨折や再手術,手術時期といった点に焦点を当てている.隣接椎体骨折の危険因子や予測に関する報告,再手術の危険因子に関する研究やreview,手術時期に関しても近年systematic reviewが報告されており,多角的な視点から解析が行われている.それらをもとに今一度BKPの適応を考え,適正な医療が行われる必要がある.(著者抄録)

  • 【大規模レジストリーによる整形外科リアルワールドエビデンス構築】早期発症側彎症を対象とした長期型レジストリー制度の構築

    井上 玄, 鈴木 哲平, 谷口 優樹, 大場 悠己, 齊藤 敏樹, 高橋 真治, 宮城 正行, 赤澤 努, 伊東 学, 日本側彎症学会早期発症側彎症レジストリーワーキンググループ

    臨床整形外科   59 ( 7 )   921 - 927   2024年07月( ISSN:0557-0433

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    <文献概要>早期発症側彎症(EOS)は,病態が多岐に渡るうえに有病率が低く,特に長期的なエビデンスは限られている.日本側彎症学会ではEOSに対する手術症例を対象に,長期的に患者を追跡可能なデータベースを構築し,全国規模のレジストリーの運用を2024年度中に開始する予定である.本レジストリーは,既に運用されているJSSR-DBに垂直に連結されており,患者が満18歳になるまで継続してデータが登録される.本レジストリーの運用により,各手術実施施設の医療の質の向上のみならず,高い収集率のリアルワールドデータを用いて,本邦から世界に向けた新たなエビデンスの創出が期待される.

  • 骨粗鬆症性椎体骨折の保存加療における装具の効果

    岩前 真由, 高橋 真治, 寺井 秀富, 玉井 孝司, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 鈴木 亨暢, 加藤 相勲, 馬野 雅之, 小林 祐人, 佐々木 亮, 上松 正人, 島田 永和, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   15 ( 6 )   869 - 876   2024年06月( ISSN:1884-7137

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    骨粗鬆症性椎体骨折は,最も頻度の高い骨粗鬆症骨折であり,患者のQOLやADLに影響を与える.椎体骨折の保存加療では,一般的に装具療法を選択することが多いが,現状そのエビデンスは乏しい.新鮮骨粗鬆症性椎体骨折に対しては装具治療を行うというのが一般常識化していることから,倫理的観点から装具を装着しない前向き研究は行うことが難しい.実際に装具の有無で装具の効果を検証した研究は極めて少ない.そこで我々は過去に装具なしのコホートと装具ありのコホートのデータを傾向スコアマッチングで比較し,装具の効果を検証した研究を実施した.本総説では過去の我々の研究も含めた装具に関する報告をもとに,OVFにおける装具の効果を総括したい.(著者抄録)

  • 【脊椎外科における骨粗鬆症のbest practice】椎体骨折の評価と再骨折を含めた予後予測

    高橋 真治

    脊椎脊髄ジャーナル   37 ( 3 )   157 - 162   2024年04月( ISSN:0914-4412

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    <文献概要>はじめに 骨粗鬆症薬の進歩にもかかわらず,骨粗鬆症性椎体骨折(osteoporotic vertebral fracture:OVF)は依然として重要な課題として挙げられる.OVFの治療はほとんどが安静や装具といった保存治療であるが,適切な保存治療にもかかわらず骨癒合不全や重度圧潰,腰痛遺残といった問題が生じる可能性がある.また,椎体骨折後2年間は続発性骨折が生じやすい時期(imminent fracture risk)である.そのため,骨折椎体の治療のみではなく続発性骨折についても注意を払いながら治療を検討しなければならない.一方で,骨癒合不全や重度圧潰は数ヵ月後に出現する保存治療不良例であり,治療選択の早期判断が必要である.そこで,受傷後早期での骨折の評価および注意深い追跡により保存治療成績不良が予測される症例を同定していくことが重要となる.本稿では,OVFの骨折形態の評価と保存治療成績不良例について最近の報告も踏まえて述べることにより治療選択に役立てていただくことを目的とする.

  • 【骨折治療の現在地を知る!】高齢者・脆弱性骨折 骨粗鬆症性椎体骨折の診療update

    星野 雅俊, 高橋 真治, 寺井 秀富, 並川 崇, 松村 昭

    整形・災害外科   67 ( 5 )   589 - 596   2024年04月( ISSN:0387-4095

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    <文献概要>年間発生420万件とも試算される骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)の診療成績の改善や標準化は大きな社会課題である。診断に関しては臨床OVF,骨粗鬆症,OVFの予後予測について,治療に関しては保存治療,椎体形成術,手術治療について,それぞれ最新の話題をレビューした。コクランシステマティック・レビューを含めて様々なシステマティック・レビュー,メタ解析が報告され,各国の骨粗鬆症ガイドラインも更新されている。CTハンスフィールド値の有用性のエビデンスが積み上げられ,人工知能(AI)は今後の医療には不可欠な技術になるであろう。椎体形成術に最大の課題は適応の最適化である。手術治療の標準化ははるか先と思える。

  • 【脊椎脊髄疾患に対するリハビリテーション~Now and the Future~】腰曲がりに対するリハビリテーション

    寺井 秀富, 高橋 真治, 谷脇 浩志, 星野 雅俊

    Journal of Clinical Rehabilitation   32 ( 13 )   1277 - 1281   2023年11月( ISSN:0918-5259

  • 【整形外科領域における人工知能(AI)】人工知能技術を活用した椎体骨折の画像診断

    藪 晋人, 高橋 真治, 星野 雅俊, 寺井 秀富

    整形・災害外科   66 ( 10 )   1169 - 1174   2023年09月( ISSN:0387-4095

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    <文献概要>椎体骨折において,適切な診断や治療介入の遅れは患者の著しい生活の質の低下を引き起こし,問題となる。よって診断の質の確保は喫緊の課題であり,その中で画像診断は重要な役割を担う。高齢者では陳旧性椎体骨折を有することが多く,新鮮骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)の診断に加え,脊椎腫瘍や感染性脊椎炎などによる病的骨折との鑑別も必要となるため,画像診断に難渋することが多い。近年,人工知能(AI)を活用した椎体骨折画像診断システムの報告が増加しており,診断精度の向上にかかる期待は大きい。われわれが構築したMRIにおける新鮮・陳旧性OVFのAI識別システム1)の識別能は良好であり,脊椎外科医と同等であった。AIを活用した椎体骨折画像診断システム開発の今後のさらなる発展が望まれる。

  • Risk of Revision After Vertebral Augmentation for Osteoporotic Vertebral Fracture: A Narrative Review

    Shinji Takahashi, Hiroyuki Inose, Koji Tamai, Masayoshi Iwamae, Hidetomi Terai, Hiroaki Nakamura

    Neurospine   20 ( 3 )   852 - 862   2023年09月( ISSN:2586-6583

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

    Osteoporotic vertebral fractures (OVFs) can hinder physical motor function, daily activi-ties, and the quality of life in elderly patients when treated conservatively. Vertebral aug-mentation, which includes vertebroplasty and balloon kyphoplasty, is a commonly used procedure for OVFs. However, there have been reports of complications. Although serious complications are rare, there have been instances of adjacent vertebral fractures, cement dislocation, and insufficient pain relief due to cement failure, sometimes necessitating revision surgery. This narrative review discusses the common risks associated with vertebral augmentation for OVFs, such as cement leakage and adjacent vertebral fractures, and high-lights the risk of revision surgery. The pooled incidence of revision surgery was 0.04 (0.02– 0.06). The risks for revision are reported as follows: female sex, advanced age, diabetes mellitus, cerebrovascular disease, dementia, blindness or low vision, hypertension, hyper-lipidemia, split type fracture, large angular motion, and large endplate deficit. Various treatment strategies exist for OVFs, but they remain a subject of controversy. Current literature underscores the lack of substantial evidence to guide treatment strategies based on the risks of vertebral augmentation. In cases with a high risk of failure, other surgeries and conservative treatments should also be considered as treatment options.

    DOI: 10.14245/ns.2346560.280

  • 【成人脊柱変形とロコモ】骨粗鬆症性椎体骨折と体幹筋力・脊椎アライメントの関連

    高橋 真治, 大山 翔一朗, 堀 悠介, 星野 雅俊, 寺井 秀富, 中村 博亮

    Loco Cure   9 ( 3 )   236 - 242   2023年08月( ISSN:2189-4221

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    脊椎アライメントの異常は腰背部痛や歩行障害,QOL低下などの要因となりうる.脊椎アライメント不良の関連因子として年齢や骨粗鬆症性椎体骨折(osteoporotic vertebral fracture:OVF),体幹筋低下などが報告されている.OVFは脊椎および骨盤のパラメーターを変化させるが,筋力により代償機構がはたらくと脊椎のバランスを保持できる.しかし体幹筋量が減少すると脊椎アライメントや腰痛,QOLに影響を及ぼすことが示されている.さらに,縦断研究では,ロコモ度2が脊椎アライメント悪化の予測因子であり,運動介入が予防に有効である可能性も示唆された.これらの知見は,高齢者の健康寿命維持に重要な情報となりうる.(著者抄録)

  • 【脊椎脊髄領域の画像診断-最新の知識と進歩】成人の脊椎脊髄疾患の画像診断 高齢者の脊椎椎体骨折の画像診断

    藪 晋人, 星野 雅俊, 高橋 真治

    整形・災害外科   66 ( 5 )   551 - 558   2023年04月( ISSN:0387-4095

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    <文献概要>椎体骨折の診療体系において,画像診断は重要な役割を担う。適切な診断や治療の遅れは著しい生活の質や日常生活動作の低下を引き起こし問題となる。特に高齢者では骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)を起こしやすい。一方で,病的骨折として転移性脊椎腫瘍や感染性脊椎炎との鑑別も重要となる。本稿ではOVFを中心に椎体骨折に関する画像診断について概説した。

  • ロコモティブシンドロームと骨折に関する今後の課題 高齢者における体幹筋量と脊柱矢状面アライメントと腰痛の関係

    宮城 正行, 村田 幸佑, 藤巻 寿子, 高橋 真治, 堀 悠介, 星野 雅俊, 中村 博亮, 稲毛 一秀, 大鳥 精司, 井上 玄, 高相 晶士

    日本整形外科学会雑誌   97 ( 4 )   232 - 237   2023年04月( ISSN:0021-5325

  • 【低侵襲脊椎手術の功罪】骨粗鬆症性椎体骨折に対する経皮的椎体形成術の功罪

    高橋 真治

    脊椎脊髄ジャーナル   35 ( 9 )   625 - 630   2023年03月( ISSN:0914-4412

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    <文献概要>はじめに 本邦では2011年にballoon kyphoplastyが保険収載されて以降,骨粗鬆症性椎体骨折(osteoporotic vertebral fracture:OVF)に対する経皮的椎体形成術が国内で広く実施されるようになってきている.椎体形成術の安全性と有用性は多くの論文で報告されている.一般的に疼痛緩和と椎体高の獲得に有用とされている.さらに,データベースを用いた研究では生存率を改善することも示唆されている.一方で,Cochrane reviewでは急性期あるいは亜急性期ではその効果を支持するエビデンスに乏しいとされている.その一因として,椎体形成術後の合併症の発生や術後改善不良が考えられる.手術合併症については,セメント漏出や隣接椎体骨折が頻度の高いものとして挙げられる.重篤な合併症は1%以下と頻度はかなり低いが,脊柱管内へのセメント漏出による神経損傷,感染症,肺塞栓症などが報告されている.セメント漏出による神経脱落症状が出現すればsalvage surgeryが必要となる.また,隣接椎体骨折に関しても骨折型が重度であれば再椎体形成術や前方後方固定術などの再手術が必要となる.本稿では,椎体形成術に特有の合併症に焦点を当て,その功罪について自験例も含めて述べたい.

  • セメント注入型椎弓根スクリューにおける血管内セメント漏出の頻度:多施設共同研究(中間報告)

    高橋真治, 佐々木亮, 佐々木亮, 小笠原頌太, 上松正人, 上松正人, 鈴木亨暢, 百町貴彦, 酒井大輔, 寺井秀富, 中村博亮

    Journal of Spine Research (Web)   14 ( 3 )   2023年( ISSN:2435-1563

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  • 骨粗鬆症性椎体骨折に対するLong fusionにおけるセメント注入型椎弓根スクリューの使用経験-他施設共同研究(中間報告)-

    小笠原頌太, 酒井大輔, 高橋真治, 佐々木亮, 上松正人, 百町貴彦, 檜山明彦, 加藤裕幸, 野村慧, 佐藤正人, 渡辺雅彦

    Journal of Spine Research (Web)   14 ( 3 )   2023年( ISSN:2435-1563

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  • 【整形外科領域における人工知能の応用】人工知能を活用した骨粗鬆症性椎体骨折の画像診断補助システム MR画像における新鮮椎体骨折の識別

    藪 晋人, 星野 雅俊, 田淵 仁志, 高橋 真治, 寺井 秀富, 升本 浩紀, 前野 考史, 岩前 真由, 豊田 宏光, 鈴木 亨暢, 玉井 孝司, 猪瀬 弘之, 吉井 俊貴, 大川 淳, 中村 博亮

    臨床整形外科   57 ( 10 )   1205 - 1211   2022年10月( ISSN:0557-0433

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    <文献概要>畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いてMR画像(T1強調画像,矢状断)による新鮮骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)の診断を行い,その精度を2人の脊椎外科医と比較した.新鮮OVFの診断においてCNNのROC曲線下面積は0.949であった.感度,特異性および精度は(CNN/脊椎外科医1/脊椎外科医2)感度:0.881/0.881/1.000,特異度:0.879/0.862/0.655,精度:0.880/0.870/0.800であった.MR画像を用いた新鮮OVF診断において,CNN分類器の診断能は良好であり,また脊椎外科医と同等であった.

  • 【新技術の腰痛診療への応用】人工知能技術を活用した骨粗鬆症性椎体骨折の画像診断補助システム

    藪 晋人, 高橋 真治, 寺井 秀富, 星野 雅俊, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   13 ( 6 )   844 - 850   2022年06月( ISSN:1884-7137

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    高齢化社会の進行に伴い,骨粗鬆症患者数も増加の一途をたどっている.骨粗鬆症性椎体骨折は高齢者のADLやQOLを低下させるため,早期に適切な治療介入を行う必要があり,精度の高い診断が重要となる.近年,人工知能による物体認識は畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional neural network:CNN)の開発により著しく改善を認め,画像診断サポートツールに応用されている.過去に我々はCNNを用いてMR画像で新鮮椎体骨折を検出するシステムを構築した.本稿ではその研究成果を述べるとともに骨粗鬆症性椎体骨折に関する診断や画像診断サポートツールとしての人工知能の有用性についてレビューした.(著者抄録)

  • 【超高齢社会における腰痛診療】Shiraniwa Studyからみた高齢者腰痛の特徴とその対策

    大山 翔一朗, 高橋 真治, 星野 雅俊, 堀 悠介, 藪 晋人, 辻尾 唯雄, 竹内 雄一, 寺井 秀富, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   13 ( 6 )   809 - 817   2022年06月( ISSN:1884-7137

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    我々は2016年8月より都市圏在住65歳以上の高齢者409名を対象に,腰痛を含めた身体症状や,身体機能評価,画像検査からなる観察研究(Shiraniwa Study)を行っている.その横断解析の結果より,高齢者腰痛の独立した関連因子は脊柱インバランス(SVA>95),肥満(BMI≧25.0),既存椎体骨折,不安の強さであり,腰痛対策としてこれらに介入することが有効と考えた.縦断的に脊柱インバランス進行を生じた高齢者の特徴を解析したところ,ロコモ度2は独立した脊柱インバランス進行の予測因子であった.また,経時的にロコモ度が改善した高齢者は体重減少を認めていたことから,減量はロコモ度改善を介して脊柱インバランス進行の抑制に寄与する可能性があると考えられた.減量は高齢者腰痛の関連因子である,肥満,脊柱インバランスの両者に影響することから,有効な高齢者腰痛対策となり得ると注目している.(著者抄録)

  • 【痛み-慢性痛研究の最近の話題と将来展望】治療 骨粗鬆症性椎体骨折の治療にエビデンスはあるのか?

    星野 雅俊, 寺井 秀富, 高橋 真治

    医学のあゆみ   278 ( 1 )   88 - 93   2021年07月( ISSN:0039-2359

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    痛みの克服は高齢者の日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)の向上に大きく寄与するため重要テーマであり、骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)は高齢者の痛みの原因となる代表的疾患である。急性期臨床椎体骨折の治療に関する文献的考察と自験データをまとめたところ、「骨粗鬆症性椎体骨折の治療にエビデンスはあるのか?」への答えは「いいえ」であった。われわれ整形外科医が第一義的責任を持ってその治療体系の策定を行うべきであり、超高齢社会におけるその責務は大きい。(著者抄録)

  • 【痛み-慢性痛研究の最近の話題と将来展望】診断と評価 腰痛における骨粗鬆症や筋減少症の関わり

    堀 悠介, 高橋 真治, 中村 博亮

    医学のあゆみ   278 ( 1 )   69 - 73   2021年07月( ISSN:0039-2359

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    腰痛は日常生活を障害する最大の原因であり、高齢になるほどその頻度は増加するが、同時に骨粗鬆症や筋減少症も進行する。骨粗鬆症による腰痛の発生機序としては、急性期の骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)による腰痛、OVF後に生じた腰曲がりによる疲労性の腰痛、骨粗鬆症自体に伴う腰痛が考えられる。一方で、筋減少症が進行すると、体幹の支持機構の低下や腰曲がりに伴って、腰痛が発生する。これらの疾患は未治療のまま放置されることも多く、進行するとOVFや腰曲がりを伴い、難治性の腰痛の原因となる。両疾患は合併する頻度も高く、とくに高齢者においては、骨粗鬆症と筋減少症に対する適切な治療が腰痛予防につながる可能性がある。骨粗鬆症に対しては、薬物療法を中心に治療法が確立されつつあるが、筋減少症に対する効果的で持続可能な治療法の開発が今後の課題である。(著者抄録)

  • 【ロコモティブシンドロームの現況】住民コホートによる評価 Shiraniwaスタディ

    大山 翔一朗, 高橋 真治, 寺井 秀富, 星野 雅俊, 中村 博亮

    整形外科   72 ( 6 )   642 - 645   2021年05月( ISSN:0030-5901

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    <文献概要>はじめに 本邦の超高齢社会への対策上の課題として,高齢者の実数や,今後の高齢者増加率が都市部で圧倒的に高いという現状を考慮すると,都市部在住高齢者の健康実態,特に整形外科にとっては運動器の実態調査をする必要がある.そこでわれわれは2016年8月より,第三次産業に従事してきた高齢者を中心とする大都市圏ベッドタウンである奈良県生駒市において都市圏高齢者運動器コホート研究(Shiraniwaスタディ)を開始した.対象は歩行可能な65歳以上の高齢者で,縦断5年間,計6回の運動器調査に参加する意志がある方とし,自治体回覧板および院内掲示により参加を募った.初年度409名(男性164名,女性245名,平均年齢73.5歳)が参加し,現在進行形で調査中である.本稿ではShiraniwaスタディより得たロコモティブシンドローム(ロコモ)に関する知見について述べる.

  • 思春期特発性側彎症に対する新たな凸型ロット回旋矯正法の手術成績(Surgical Outcomes of a New Technique Using a Convex Rod Rotation Maneuver for Adolescent Idiopathic Scoliosis)

    Takahashi Shinji, Terai Hidetomi, Toyoda Hiromitsu, Hoshino Masatoshi, Suzuki Akinobu, Tamai Koji, Ohyama Shoichiro, Hori Yusuke, Yabu Akito, Nakamura Hiroaki

    Spine Surgery and Related Research   5 ( 3 )   205 - 210   2021年05月

  • 【骨粗鬆症性椎体骨折-難治例の診断・治療を中心に-】骨粗鬆症性椎体骨折に対するBKP治療 難治例への応用とピットフォール

    高橋 真治, 寺井 秀富, 星野 雅俊, 大山 翔一朗, 堀 悠介, 中村 博亮

    関節外科   40 ( 5 )   529 - 534   2021年05月( ISSN:0286-5394

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    <文献概要>Balloon kyphoplasty(BKP)は,骨粗鬆症性椎体骨折(osteoporotic vertebral fracture;OVF)に対してよく行われる手技ではあるが,BKPが適応となる骨折型にはまだまだ議論の余地がある。患者の全身状態やOVFが多発している場合など後方固定を選択しにくい状況もあるが,その場合にBKPでどこまで対応可能かは未知な部分も多い。本稿ではBKPがどういった症例に有用なのか,筆者らの過去のデータを示しながら具体例を論じている。本稿を参考にしていただき今後の診療に役立てていただきたい。

  • 【骨粗鬆症性椎体骨折-難治例の診断・治療を中心に-】急性期骨粗鬆症性椎体骨折の診断 難治例の予測も含めて

    寺井 秀富, 高橋 真治, 星野 雅俊, 藪 晋人, 中村 博亮

    関節外科   40 ( 5 )   482 - 488   2021年05月( ISSN:0286-5394

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    <文献概要>診断の目的は大きく2つであり,1つは骨粗鬆症治療に重要な形態骨折を判別すること,もう1つは骨折治療が必要な臨床骨折を判別することである。「疼痛持続・ADL(activities of daily living)低下」や単純X線で「強い椎体圧壊やクレフト」がみられた患者にはMRIを撮像し精度の高い予後予測を行うべきであり,予後不良が予見される患者には慎重な経過観察を施さなくてはならない。

  • 【運動器疼痛】運動器疼痛の臨床研究 脊柱インバランス進行予測因子

    大山 翔一朗, 高橋 真治, 星野 雅俊, 寺井 秀富, 辻尾 唯雄, 中村 博亮

    ペインクリニック   42 ( 別冊春 )   S139 - S147   2021年05月( ISSN:0388-4171

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    脊柱インバランスは運動器疼痛のみならず、高齢者のQOLを著しく損なうことが知られているが、その原因については十分に解明されていない。われわれが実施している都市圏高齢者運動器コホート研究(Shiraniwa Study)の結果より、加齢、椎間板変性、背筋力低下、ロコモ度2はそれぞれ独立した脊柱インバランスの関連因子であることが判明した。また、ロコモ度2は2年の経過で新たに脊柱インバランスが進行することを予測する因子でもあり、脊柱インバランス進行を予防する上でのターゲットとなり得る。(著者抄録)

  • 【ロコモティブシンドロームの現況】疾患とロコモ 脊柱アライメントと筋量,筋力

    堀 悠介, 高橋 真治, 大山 翔一朗, 星野 雅俊, 寺井 秀富, 中村 博亮

    整形外科   72 ( 6 )   667 - 670   2021年05月( ISSN:0030-5901

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    <文献概要>はじめに 超高齢社会において脊椎疾患の病的意義はますます大きい.特に脊柱矢状面アライメントの悪化は腰痛や生活の質(QOL)に大きな影響を及ぼし,高齢者の日常生活を著しく障害する.手術機器,技術の進歩により脊柱変形に対する矯正固定術が行われるようになってはいるが,高齢者では高い合併症率や高コストが報告されており,予防的治療を中心とした治療戦略への見直しが必要である.近年ではサルコペニアをはじめ,筋量減少と疾病との関係に注目が集まっている.体幹筋は脊柱の支持に不可欠な要素であり,体幹筋への介入により脊柱変形を予防できる可能性はあるが,脊柱アライメントと体幹筋量や筋力との関係は十分に解明されていない.本稿では脊柱アライメントと,特に体幹部の筋量,筋力との関係について筆者らの研究成果を最新の知見をふまえて考察する.

  • 【脊椎骨粗鬆症性椎体骨折に対する治療戦略-薬物療法を中心にUP TO DATE】骨粗鬆症性椎体骨折の保存療法の限界について 前向き多施設研究結果を踏まえて

    寺井 秀富, 高橋 真治, 星野 雅俊, 藪 晋人, 中村 博亮

    脊椎脊髄ジャーナル   33 ( 12 )   1052 - 1057   2020年12月( ISSN:0914-4412

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    <文献概要>はじめに 人生100年時代といわれる超長寿社会において,疫学的に医療の重要課題は"老化"といわれている.骨粗鬆症は老化に典型的な伴う疾患であり,人類に与える影響は各種がん以上とされる.基礎的臨床的集学的な研究が進み,骨粗鬆症が治療可能な時代となった理由のうち最も中心的な役割を担うのが薬物療法である.一方で,われわれ脊椎外科医が最前線に立って治療にあたるべき骨粗鬆症性椎体骨折(osteoporotic vertebral fracture:OVF)の治療成績は改善されているのであろうか.本稿では,われわれが15年以上にわたって注力してきた臨床OVFのデータとともに現在進行形の研究を紹介し,OVF研究の問題点と今後の展望を私見ながら提案したい.

  • 骨粗鬆症性椎体骨折における診断とリハビリテーションを含めた治療の変遷

    高橋 真治, 星野 雅俊, 中村 博亮

    The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine   57 ( 9 )   836 - 844   2020年09月( ISSN:1881-3526

  • 【頸・肩・腰痛の最新の診断と治療】腰痛の診療 骨粗鬆症性椎体骨折

    高橋 真治, 星野 雅俊, 中村 博亮

    臨牀と研究   97 ( 7 )   861 - 867   2020年07月( ISSN:0021-4965

  • 【80歳以上の脊椎脊髄損傷】骨粗鬆症性椎体骨折の現状と治療

    高橋 真治

    脊椎脊髄ジャーナル   33 ( 6 )   627 - 634   2020年06月( ISSN:0914-4412

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    <文献概要>はじめに 80歳以上の人口が1,000万人を超え(2015年9月),脆弱性骨折が及ぼす疾病負荷の増大が見込まれている.骨粗鬆症性椎体骨折(osteoporotic vertebral fracture:OVF)の10万人年あたりの発生率は65~69歳男性で0.2千人,女性で0.3千人,70~74歳男性で0.5千人,女性では1.1千人,75~79歳男性で0.8千人,女性で2.2千人,80~84歳男性で1.2千人,女性で3.2千人と年齢を追うごとに増加を認める.有病率は2015年の人口構成で半定量的評価法にてGrade 1以上が1,460万人と推定されている.椎体骨折患者の推移であるが,1989~1991年と2009~2011年で骨折の傾向を分析した報告では,股関節周囲骨折の年齢調整発生率は25%減少しているのに対して,OVFは47%増加している.他国のレヴューでも,股関節の骨折は減少(日本では増加)しているのに対してOVFは増加している.増加の1つの要因として検査精度の向上が挙げられるが,骨粗鬆症の治療体系がうまく機能していない可能性がある.米国のデータベースを使用した研究では,OVF後の1年間に骨粗鬆症薬を投与されていたのは28.8%であったと報告されている.われわれがOVF発症者を対象に行った研究でも,骨粗鬆症の基準を満たす患者に骨粗鬆症薬が投与されている割合は2割程度であった.高血圧の治療のように,骨粗鬆症の治療を徹底することにより患者の発生を抑制することが重要である.一方で,OVF発生後の治療については画一化された最適な方法があるわけではなく,いまだにエビデンスを蓄積している途上である.特に80歳以上では保存治療が主体となり,保存治療抵抗例に対して観血的治療が選択される.保存治療では装具,安静,運動療法,薬物治療に関して,観血的治療ではどのような適応でどのような手術をするかに関して,さまざまな報告があるため,私見を交えてまとめたい.

  • Balloon Kyphoplasty後隣接椎体骨折の臨床的意義とその予測

    高橋 真治, 星野 雅俊, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   11 ( 5 )   811 - 819   2020年05月( ISSN:1884-7137

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    Balloon kyphoplasty(BKP)後に隣接椎体骨折が生じることはよく知られているが,その危険因子や予測については報告が限られている.また,その臨床的意義も報告により異なる.我々は隣接椎体骨折が及ぼす影響およびその発生を予測する因子を受傷後2ヵ月以内にBKPを実施した症例で検討した.本著ではその研究を中心に,隣接椎体骨折が臨床的に及ぼす影響,またその予測に関して文献をレビューした.(著者抄録)

  • 【脊椎椎体骨折(骨粗鬆性)手術とピットフォール】手術のバリエーション BKPの手術適応、手術とピットフォール

    高橋 真治

    整形外科Surgical Technique   10 ( 2 )   154 - 160   2020年04月( ISSN:2185-7733

  • 【脊椎脊髄疾患に対する分類・評価法】(第2章)胸椎・胸腰椎 びまん性特発性骨増殖症(DISH)の診断基準

    高橋 真治, 中村 博亮

    脊椎脊髄ジャーナル   33 ( 4 )   320 - 325   2020年04月( ISSN:0914-4412

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    <文献概要>はじめに びまん性特発性骨増殖症(diffuse idiopathic skeletal hyperostosis:DISH)は,脊椎を中心として主に腱や靱帯,関節包の付着部であるenthesisの石灰化,骨化を特徴とする非炎症性の疾患である.1950年にForestierらが強直性脊椎炎(ankylosing hyperostosis:AS)とは異なる病態として,高齢者に生じる脊椎の骨増殖症(senile ankylosing hyperostosis)を報告したのが始まりである.その後,1975年にResnickらが脊椎以外の末梢関節にも同様の変化が生じることからDISHと命名し,その翌年に診断基準を定めて世界に広まっている.有病率に関しては人種差がみられる.日本では,1,690例(平均65歳)を対象として全脊柱単純X線を利用した研究で10.8%(男性22.0%,女性4.8%),3,013例(平均65歳)を対象として胸部CTを利用した研究で8.7%(男性13.1%,女性2.5%)と報告されているが,Caucasianでは男性で20~30%,女性で10~20%と報告されている.DISHの画像的特徴としては,中下位胸椎および頸椎が好発部位であり,前縦靱帯(anterior longitudinal ligament:ALL)の骨化や側面の骨化が生じる.側面の骨化は通常両側性だが,胸椎部では右側がより突出していることが多い.内臓逆位では左側がより突出していることが多く,大動脈の影響が考えられる.危険因子としては,高齢,男性,肥満,糖尿病,高尿酸血症などが挙げられる.病因はまだ解明されてないが,遺伝的要因として後縦靱帯骨化症(ossification of the posterior longitudinal ligament:OPLL)に関連するCOL6A1,線維芽細胞や軟骨細胞の増殖に関連する代謝性因子(成長因子,IGF-1など),また肥満や脂質異常なども報告されている.診断基準としては,いまだに1975年に報告されたResnickらの診断基準が広く使用されているが,本稿ではほかの報告も含めたDISHの診断基準および脊椎症やASとの鑑別について要点をまとめ,最後にその診断基準,分類についての課題を述べたい.

  • 【骨粗鬆症性椎体骨折治療の最新知見】骨粗鬆症性椎体骨折治療体系における医療経済

    高橋 真治, 星野 雅俊, 中村 博亮

    整形・災害外科   63 ( 2 )   211 - 215   2020年02月( ISSN:0387-4095

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    <文献概要>骨粗鬆症患者は社会の高齢化とともに増加しており,それに伴い医療費の増加も見込まれる。毎年多額の国債を発行している本邦において医療費の問題は喫緊の課題であり,医療者は治療の費用対効果について理解を深める必要がある。薬剤に関して,ビスホスホネートは費用対効果に優れるが,デノスマブは高額なため高リスク群に使用すべきである。テリパラチドはさらに高額な薬剤のためその使用は限定すべきである。また,椎体骨折の外科的治療に関しては,balloon kyphoplasty(BKP)の費用対効果は報告によりばらつきはあるが,われわれが本邦で実施した研究では,遷延治癒の高リスク群に対するBKPの費用対効果は許容範囲内であった。治療の費用対効果をより適切にするためには,適切な患者選択・治療選択が重要である。

  • 整形外科治療の費用対効果 骨粗鬆症性椎体骨折に対するBalloon Kyphoplastyの費用対効果

    高橋 真治, 星野 雅俊, 中村 博亮

    臨床整形外科   54 ( 8 )   791 - 797   2019年08月( ISSN:0557-0433

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    <文献概要>骨粗鬆症性椎体骨折に対する外科的治療の1つとしてballoon kyphoplasty(BKP)が広く行われているが,その費用対効果に関して各国で見解が異なっている.英国では費用対効果に優れるという結果であったが,スウェーデンでは許容範囲外であった.われわれが行った予後不良因子を有する椎体骨折患者へのBKPと保存治療に関する研究の結果,増分費用効果比が約242万円/QALYと許容範囲内であったが,80歳以上では費用対効果比が増加する傾向を認めた.しかし,80歳以上では他の侵襲的外科的治療が困難な保存治療抵抗例もあるため,低侵襲なBKPは治療選択肢の1つであると考える.

  • 骨粗鬆症性椎体骨折に対する前後方同時固定術は局所後彎は改善させるがSVAは改善させない

    寺井 秀富, 高橋 真治, 玉井 孝司, 鈴木 亨暢, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 大山 翔一郎, 堀 悠介, 山田 賢太郎, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   10 ( 3 )   524 - 524   2019年03月( ISSN:1884-7137

  • 当科における転移性脊椎腫瘍に対する姑息的手術の治療成績

    鈴木 亨暢, 堀 悠介, 寺井 秀富, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 山田 賢太郎, 高橋 真治, 玉井 孝司, 大山 翔一朗, 尾崎 友則, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   10 ( 3 )   667 - 667   2019年03月( ISSN:1884-7137

  • BKPの手術成績に対するびまん性特発性骨増殖症(DISH)の影響

    堀 悠介, 星野 雅俊, 高橋 真治, 安田 宏之, 寺井 秀富, 林 和憲, 辻尾 唯雄, 河野 浩, 鈴木 亨暢, 玉井 孝司, 大山 翔一朗, 豊田 宏光, 堂園 将, 兼松 文昭, 笹岡 隆一, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   10 ( 3 )   443 - 443   2019年03月( ISSN:1884-7137

  • BKPの手術成績に対するびまん性特発性骨増殖症(DISH)の影響

    堀 悠介, 星野 雅俊, 高橋 真治, 安田 宏之, 寺井 秀富, 辻尾 唯雄, 河野 浩, 鈴木 亨暢, 豊田 宏光, 堂園 将, 中村 博亮

    日本整形外科学会雑誌   93 ( 3 )   S1159 - S1159   2019年03月( ISSN:0021-5325

  • Balloon Kyphoplasty後隣接椎体骨折の臨床的意義とその予測

    高橋 真治, 星野 雅俊, 堀 悠介, 安田 宏之, 辻尾 唯雄, 大山 翔一朗, 寺井 秀富, 豊田 宏光, 鈴木 亨暢, 河野 浩, 堂園 将, 兼松 文昭, 玉井 孝司, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   10 ( 3 )   442 - 442   2019年03月( ISSN:1884-7137

  • Balloon kyphoplasty後隣接椎体骨折の臨床的意義とその予測

    高橋 真治, 星野 雅俊, 安田 宏之, 寺井 秀富, 辻尾 唯雄, 豊田 宏光, 鈴木 亨暢, 堀 悠介, 玉井 孝司, 大山 翔一朗, 中村 博亮

    日本整形外科学会雑誌   93 ( 3 )   S1081 - S1081   2019年03月( ISSN:0021-5325

  • 骨粗鬆症性椎体骨折に対する治療法の標準化 骨粗鬆症性椎体骨折に対する外科的治療戦略

    寺井 秀富, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 鈴木 亨暢, 高橋 真治, 山田 賢太郎, 玉井 孝司, 中村 博亮

    日本整形外科学会雑誌   93 ( 2 )   S403 - S403   2019年03月( ISSN:0021-5325

  • 高齢者におけるVAS30以上の腰痛に関連する因子は何か? 都市圏高齢者運動器コホート研究(Shiraniwa Study)より

    大山 翔一朗, 星野 雅俊, 高橋 真治, 堀 悠介, 辻尾 唯雄, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   10 ( 3 )   611 - 611   2019年03月( ISSN:1884-7137

  • 低侵襲脊椎手術のこれまでの経過と現状、今後の課題

    中村 博亮, 高橋 真治, 星野 雅俊

    日本整形外科学会雑誌   92 ( 9 )   561 - 567   2018年09月( ISSN:0021-5325

  • BKPの手術成績に対するびまん性特発性骨増殖症(DISH)の影響

    堀 悠介, 星野 雅俊, 高橋 真治, 安田 宏之, 寺井 秀富, 中村 博亮

    中部日本整形外科災害外科学会雑誌   61 ( 秋季学会 )   89 - 89   2018年09月( ISSN:0008-9443 ( eISSN:1349-0885

  • Balloon kyphoplasty後隣接椎体骨折の検討

    高橋 真治, 星野 雅俊, 安田 宏之, 寺井 秀富, 辻尾 唯雄, 河野 浩, 鈴木 亨暢, 豊田 宏光, 堂園 将, 兼松 文昭, 中村 博亮

    日本整形外科学会雑誌   92 ( 3 )   S851 - S851   2018年03月( ISSN:0021-5325

  • 骨粗鬆症性椎体骨折に対する固定術の侵襲と治療成績(前方アプローチVS後方アプローチ)

    寺井 秀富, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 鈴木 亨暢, 高橋 真治, 山田 賢太郎, 玉井 孝司, 林 和憲, 大山 翔一朗, 堀 悠介, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   9 ( 3 )   595 - 595   2018年03月( ISSN:1884-7137

  • 骨粗鬆症性椎体骨折に対しX-coreを用いた椎体置換術施行後に生じる隣接椎骨折に関する検討

    寺井 秀富, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 鈴木 亨暢, 高橋 真治, 中村 博亮

    中部日本整形外科災害外科学会雑誌   61 ( 春季学会 )   60 - 60   2018年03月( ISSN:0008-9443 ( eISSN:1349-0885

  • JOACMEQに関連する頸椎頭蓋バランス因子は何か?

    藪 晋人, 玉井 孝司, Ahmadi Sayed Abdullah, Habibi Hasibullah, 寺井 秀富, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 高橋 真治, 大山 翔一朗, 林 和憲, 堀 悠介, 鈴木 亨暢, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   9 ( 3 )   498 - 498   2018年03月( ISSN:1884-7137

  • BKPのセメント注入形状による手術成績への影響 一塊を目指すべきか

    堀 悠介, 星野 雅俊, 高橋 真治, 安田 宏之, 寺井 秀富, 辻尾 唯雄, 河野 浩, 鈴木 亨暢, 豊田 宏光, 堂園 将, 中村 博亮

    日本整形外科学会雑誌   92 ( 3 )   S851 - S851   2018年03月( ISSN:0021-5325

  • BKPのセメント注入形状による手術成績への影響 一塊を目指すべきか

    堀 悠介, 星野 雅俊, 高橋 真治, 安田 宏之, 寺井 秀富, 林 和憲, 辻尾 唯雄, 河野 浩, 鈴木 亨暢, 玉井 孝司, 大山 翔一朗, 豊田 宏光, 堂園 将, 笹岡 隆一, 兼松 文昭, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   9 ( 3 )   767 - 767   2018年03月( ISSN:1884-7137

  • BKPのセメント注入形状による手術成績への影響 一塊を目指すべきか

    堀 悠介, 星野 雅俊, 高橋 真治, 安田 宏之, 寺井 秀富, 林 和憲, 辻尾 唯雄, 河野 浩, 鈴木 亨暢, 玉井 孝司, 大山 翔一朗, 豊田 宏光, 堂園 将, 笹岡 隆一, 兼松 文昭, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   9 ( 3 )   767 - 767   2018年03月( ISSN:1884-7137

  • Balloon Kyphoplasty後隣接椎体骨折の臨床的意義と危険因子

    高橋 真治, 星野 雅俊, 安田 宏之, 寺井 秀富, 辻尾 唯雄, 河野 浩, 鈴木 亨暢, 豊田 宏光, 堂園 将, 兼松 文昭, 林 和憲, 玉井 孝司, 大山 翔一朗, 堀 悠介, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   9 ( 3 )   768 - 768   2018年03月( ISSN:1884-7137

  • Balloon Kyphoplasty後隣接椎体骨折の臨床的意義と危険因子

    高橋 真治, 星野 雅俊, 安田 宏之, 寺井 秀富, 辻尾 唯雄, 河野 浩, 鈴木 亨暢, 豊田 宏光, 堂園 将, 兼松 文昭, 林 和憲, 玉井 孝司, 大山 翔一朗, 堀 悠介, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   9 ( 3 )   768 - 768   2018年03月( ISSN:1884-7137

  • Balloon kyphoplasty後隣接椎体骨折の検討

    高橋 真治, 星野 雅俊, 安田 宏之, 寺井 秀富, 辻尾 唯雄, 河野 浩, 鈴木 亨暢, 豊田 宏光, 堂園 将, 兼松 文昭, 中村 博亮

    日本整形外科学会雑誌   92 ( 3 )   S851 - S851   2018年03月( ISSN:0021-5325

  • 骨粗鬆症性椎体骨折に対する固定術の侵襲と治療成績(前方アプローチVS後方アプローチ)

    寺井 秀富, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 鈴木 亨暢, 高橋 真治, 山田 賢太郎, 玉井 孝司, 林 和憲, 大山 翔一朗, 堀 悠介, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   9 ( 3 )   595 - 595   2018年03月( ISSN:1884-7137

  • 慢性腰痛のサイエンス 高齢者の腰痛 腰痛と骨粗鬆症性椎体骨折

    豊田 宏光, 星野 雅俊, 高橋 真治, 辻尾 唯雄, 中村 博亮

    臨床整形外科   52 ( 12 )   1153 - 1158   2017年12月( ISSN:0557-0433

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    当教室で行った骨粗鬆症性椎体骨折に対する多施設研究の結果について概説する.1回目の研究から,約80%は予後良好であるが,骨癒合不全に至ると臨床上の問題が増え,予後不良例の予測においては,装具や入院などの治療的介入よりも,後壁損傷を認めること,T2強調画像の特徴的な所見,運動習慣のないことなどの要因が重要であることが判明した.2回目の研究からは,MRIでの骨折部の信号変化は長期にわたり残存すること,椎体骨折後の腰痛の推移には4つのパターンがあり,骨折部の安定化が疼痛緩和に寄与することが判明した.(著者抄録)

  • 【高齢者脊椎疾患の診断・治療の最近の進歩】骨粗鬆症性 骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)における遷延治癒・偽関節のリスク因子

    高橋 真治, 星野 雅俊, 中村 博亮

    関節外科   36 ( 10月増刊 )   98 - 104   2017年10月( ISSN:0286-5394

  • 高齢者におけるロコモティブシンドローム、フレイル、サルコペニアの包含関係

    大山 翔一朗, 星野 雅俊, 高橋 真治, 小竹 志郎, 辻尾 唯雄, 小林 章郎, 中村 博亮

    日本サルコペニア・フレイル学会雑誌   1 ( 2 )   153 - 153   2017年10月( ISSN:2433-1805

  • 高齢者におけるロコモティブシンドローム、サルコペニア、フレイルの頻度と包含関係

    大山 翔一朗, 星野 雅俊, 高橋 真治, 小林 章郎, 辻尾 唯雄, 寺井 秀富, 豊田 宏光, 鈴木 亨暢, 林 和憲, 玉井 孝司, 堀 悠介, 中村 博亮

    日本整形外科学会雑誌   91 ( 8 )   S1672 - S1672   2017年08月( ISSN:0021-5325

  • 黄色靱帯は力学負荷により弾性線維が破綻し、軟骨化生が生じて肥厚する 隣接椎体間固定動物モデルによる検証

    林 和憲, 鈴木 亨暢, 寺井 秀富, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 高橋 真治, 山田 賢太郎, 玉井 孝司, 大山 翔一朗, 堀 悠介, 中村 博亮

    日本整形外科学会雑誌   91 ( 8 )   S1584 - S1584   2017年08月( ISSN:0021-5325

  • 2つの腰椎側方椎体間固定術(XLIFとOLIF)のランダム化比較試験 術後大腿部症状への影響

    星野 雅俊, 寺井 秀富, 豊田 宏光, 鈴木 亨暢, 高橋 真治, 山田 賢太郎, 林 和憲, 玉井 孝司, 大山 翔一朗, 尾崎 友則, 堀 悠介, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   8 ( 3 )   318 - 318   2017年03月( ISSN:1884-7137

  • 当科における転移性脊椎腫瘍に対する姑息的手術の治療成績

    堀 悠介, 鈴木 亨暢, 寺井 秀富, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 山田 賢太郎, 高橋 真治, 林 和憲, 玉井 孝司, 大山 翔一朗, 尾崎 友則, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   8 ( 3 )   662 - 662   2017年03月( ISSN:1884-7137

  • Lenke type 5cの特発性側彎症に対する後方矯正固定術 術後にcoronal off balanceとなる因子は何か

    林 和憲, 寺井 秀富, 豊田 宏光, 星野 雅俊, 鈴木 亨暢, 高橋 真治, 玉井 孝司, 大山 翔一朗, 堀 悠介, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   8 ( 3 )   517 - 517   2017年03月( ISSN:1884-7137

  • 骨粗鬆症性椎体骨折の術前骨折形態がBKPの術後成績へ及ぼす影響

    星野 雅俊, 高橋 真治, 豊田 宏光, 辻尾 唯雄, 玉井 孝司, 寺井 秀富, 鈴木 亨暢, 笹岡 隆一, 安田 宏之, 渡辺 享永, 中村 博亮

    日本整形外科学会雑誌   91 ( 3 )   S833 - S833   2017年03月( ISSN:0021-5325

  • 骨粗鬆症性椎体骨折後の認知機能へ影響を与える因子

    高橋 真治, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 辻尾 唯雄, 寺井 秀富, 鈴木 亨暢, 山田 賢太郎, 林 和憲, 大山 翔一朗, 堀 悠介, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   8 ( 3 )   529 - 529   2017年03月( ISSN:1884-7137

  • 骨粗鬆症性椎体骨折後の認知機能へ影響を与える因子

    高橋 真治, 星野 雅俊, 辻尾 唯雄, 寺井 秀富, 豊田 宏光, 鈴木 亨暢, 山田 賢太郎, 林 和憲, 大山 翔一朗, 堀 悠介, 中村 博亮

    日本整形外科学会雑誌   91 ( 2 )   S127 - S127   2017年03月( ISSN:0021-5325

  • 骨粗鬆症性椎体骨折後、骨癒合不全の高リスク患者に対する装具療法の効果

    豊田 宏光, 星野 雅俊, 辻尾 唯雄, 高橋 真治, 寺井 秀富, 鈴木 亨暢, 高山 和士, 井関 一道, 笹岡 隆一, 安田 宏之, 兼松 文昭, 河野 浩, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   8 ( 3 )   346 - 346   2017年03月( ISSN:1884-7137

  • 骨粗鬆症性椎体骨折の術前骨折形態がBKPの術後有害事象へ及ぼす影響

    星野 雅俊, 高橋 真治, 豊田 宏光, 辻尾 唯雄, 玉井 孝司, 寺井 秀富, 鈴木 亨暢, 笹岡 隆一, 堂園 将, 安田 宏之, 渡辺 享永, 山田 賢太郎, 林 和憲, 大山 翔一朗, 堀 悠介, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   8 ( 3 )   531 - 531   2017年03月( ISSN:1884-7137

  • 骨粗鬆症性椎体骨折は高齢者脊柱後彎症の主因ではない

    星野 雅俊, 藪 晋人, 高橋 真治, 豊田 宏光, 寺井 秀富, 鈴木 亨暢, 辻尾 唯雄, 関 昌彦, 中村 博亮

    日本骨粗鬆症学会雑誌   2 ( Suppl.1 )   200 - 200   2016年09月( ISSN:2189-8383

  • 【脊椎・脊髄外傷診療の最前線】脊椎外傷の治療 骨粗鬆症性椎体骨折におけるMRIの有用性

    高橋 真治, 星野 雅俊, 高山 和士, 井関 一道, 笹岡 隆一, 中村 博亮

    整形外科   67 ( 8 )   788 - 793   2016年07月( ISSN:0030-5901

  • 【骨粗鬆症性椎体骨折-治療の現状と問題点】骨粗鬆症性椎体骨折における後壁損傷の追跡調査

    星野 雅俊, 高橋 真治, 辻尾 唯雄, 寺井 秀富, 中村 博亮

    整形・災害外科   59 ( 7 )   903 - 907   2016年06月( ISSN:0387-4095

  • DISHが腰部脊柱管狭窄症の術後5年臨床成績に及ぼす影響

    豊田 宏光, 寺井 秀富, 山田 賢太郎, 星野 雅俊, 鈴木 亨暢, 高橋 真治, 林 和憲, 玉井 孝司, 大山 翔一朗, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   7 ( 3 )   547 - 547   2016年03月( ISSN:1884-7137

  • 骨粗鬆症性椎体骨折における腰痛の推移からみた臨床的特徴の探索研究 多施設前向きコホート研究2012-2014(中間報告)

    豊田 宏光, 高橋 真治, 星野 雅俊, 高山 和士, 井関 一道, 笹岡 隆一, 辻尾 唯雄, 安田 宏之, 兼松 文昭, 河野 浩, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   7 ( 3 )   229 - 229   2016年03月( ISSN:1884-7137

  • DLSを呈するRA患者と非RA患者における楔状化椎間の画像的特徴の検討および非楔状化椎間の画像的特徴の検討 Matched cohort study

    安田 宏之, 鈴木 亨暢, 松村 昭, 山田 賢太郎, 高橋 真治, 堂園 将, 小西 定彦, 寺井 秀富, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 濱 峻平, 小池 達也, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   7 ( 3 )   627 - 627   2016年03月( ISSN:1884-7137

  • DLSを呈するRA患者おける楔状化椎間と非楔状化椎間の画像的特徴の比較検討 Matched cohort study

    安田 宏之, 鈴木 亨暢, 松村 昭, 山田 賢太郎, 高橋 真治, 堂園 将, 小西 定彦, 寺井 秀富, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 濱 峻平, 小池 達也, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   7 ( 3 )   627 - 627   2016年03月( ISSN:1884-7137

  • 骨粗鬆症性椎体骨折後骨癒合不全に至るMRIの経時的変化の解明 多施設共同前向きコホート研究

    高橋 真治, 星野 雅俊, 高山 和士, 井関 一道, 笹岡 隆一, 辻尾 唯雄, 安田 宏之, 河野 浩, 兼松 文昭, 豊田 宏光, 中村 博亮

    日本整形外科学会雑誌   90 ( 2 )   S100 - S100   2016年03月( ISSN:0021-5325

  • 骨粗鬆症性椎体骨折後骨癒合不全に至るMRIの経時的変化の解明 多施設共同前向きコホート研究

    高橋 真治, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 高山 和士, 辻尾 唯雄, 笹岡 隆一, 安田 宏之, 河野 浩, 兼松 文昭, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   7 ( 3 )   762 - 762   2016年03月( ISSN:1884-7137

  • 骨粗鬆症性椎体骨折受傷時の椎体後壁損傷は長期予後不良に関連する

    星野 雅俊, 寺井 秀富, 豊田 宏光, 鈴木 亨暢, 高橋 真治, 中村 博亮

    中部日本整形外科災害外科学会雑誌   58 ( 秋季学会 )   108 - 108   2015年09月( ISSN:0008-9443 ( eISSN:1349-0885

  • 骨粗鬆症性椎体骨折後に骨癒合不全へ至る経時的MRI所見の特徴

    高橋 真治, 星野 雅俊, 高山 和士, 辻尾 唯雄, 笹岡 隆一, 中村 博亮

    中部日本整形外科災害外科学会雑誌   58 ( 秋季学会 )   108 - 108   2015年09月( ISSN:0008-9443 ( eISSN:1349-0885

  • 【高齢者の脊柱変形-椎体骨折の診断と治療】(Part1.)骨粗鬆症性椎体骨折の診断と分類 画像診断と自然経過

    星野 雅俊, 高橋 真治, 中村 博亮

    Bone Joint Nerve   5 ( 2 )   257 - 264   2015年03月( ISSN:2186-1110

  • C3/4を責任高位とする脊髄症に対する前方法と後方法の比較

    玉井 孝司, 寺井 秀富, 鈴木 亨暢, 豊田 宏光, 星野 雅俊, 堂園 将, 高橋 真治, 林 和憲, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   6 ( 3 )   249 - 249   2015年03月( ISSN:1884-7137

  • 骨粗鬆症性椎体骨折後における骨折部椎体可動性と経時的MRI画像の関連 多施設前向きコホート研究2012-2014(中間報告)

    高橋 真治, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 辻尾 唯雄, 井関 一道, 高山 和士, 笹岡 隆一, 安田 宏之, 兼松 文昭, 河野 浩, 長山 隆一, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   6 ( 3 )   555 - 555   2015年03月( ISSN:1884-7137

  • 骨粗鬆症性椎体骨折後遷延治癒・偽関節へ至る経時的MRI所見の特徴 多施設前向きコホート研究2012-2014(中間報告)

    高橋 真治, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 辻尾 唯雄, 井関 一道, 高山 和士, 笹岡 隆一, 安田 宏之, 兼松 文昭, 河野 浩, 長山 隆一, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   6 ( 3 )   540 - 540   2015年03月( ISSN:1884-7137

  • 骨粗鬆症性椎体骨折後の椎体圧潰に対する経時的MRI画像所見による予後予測 多施設前向きコホート研究2012-2014(中間報告)

    高橋 真治, 星野 雅俊, 豊田 宏光, 辻尾 唯雄, 井関 一道, 高山 和士, 笹岡 隆一, 安田 宏之, 兼松 文昭, 河野 浩, 長山 隆一, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   6 ( 3 )   418 - 418   2015年03月( ISSN:1884-7137

  • Kinematic MRIを用いた腰部脊柱管の動的変化に関連する因子の解析

    高橋 真治, 鈴木 亨暢, Wang Jeffrey, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   5 ( 3 )   440 - 440   2014年03月( ISSN:1884-7137

  • Matched case-control studyを用いた後期高齢者腰部脊柱管狭窄症に対する手術成績の検討

    松本 富哉, 寺井 秀富, 豊田 宏光, 堂園 将, 山田 賢太郎, 高橋 真治, 月山 国明, 篠原 良和, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   4 ( 3 )   619 - 619   2013年03月( ISSN:1884-7137

  • 壮年期変形性股関節症の診断と関節温存療法 変形性股関節症の病因と疫学

    大藤 さとこ, 神宮司 誠也, 近藤 亨子, 高橋 真治, 廣田 良夫

    臨床整形外科   47 ( 4 )   301 - 306   2012年04月( ISSN:0557-0433

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    わが国の変形性股関節症は,臼蓋形成不全によるものが約8割を占め,一次性は1割に満たない.診断時の平均年齢は,一次性が68歳,二次性が57歳である.したがって,臼蓋形成不全を有する患者が,変形性股関節症の診断を受けるまでには,多数の年月が経過していると考えられる.一次性の変形性股関節症に関しては,高齢,肥満,運動,肉体労働などが,発生関連要因として報告されている.しかし,これらの要因が,臼蓋形成不全を含む二次性の股関節症の発生にも影響しうるかどうかは,論拠の蓄積を要する.(著者抄録)

  • DISHが腰部脊柱管狭窄症の脊柱アライメントに与える影響

    山田 賢太郎, 豊田 宏光, 寺井 秀富, 鈴木 亨暢, 堂園 将, 安田 宏之, 高橋 真治, 月山 国明, 中村 博亮

    日本整形外科学会雑誌   86 ( 3 )   S468 - S468   2012年03月( ISSN:0021-5325

  • DISHにおける脊柱架橋形成が脊柱バランスに及ぼす影響

    豊田 宏光, 寺井 秀富, 鈴木 亨暢, 松本 富哉, 安田 宏之, 高橋 真治, 中村 博亮

    Journal of Spine Research   1 ( 4 )   952 - 952   2010年03月( ISSN:1884-7137

  • DISHにおける脊柱架橋形成が脊柱バランスに及ぼす影響

    豊田 宏光, 寺井 秀富, 鈴木 亨暢, 高橋 真治, 中村 博亮

    中部日本整形外科災害外科学会雑誌   53 ( 春季学会 )   144 - 144   2010年03月( ISSN:0008-9443 ( eISSN:1349-0885

  • 高位脱臼性股関節症に対する人工股関節置換術の検討

    高橋 真治, 大橋 弘嗣, 松浦 正典, 岡本 雄策, 榎原 恒之, 欠田 恭介

    中部日本整形外科災害外科学会雑誌   51 ( 1 )   95 - 96   2008年01月( ISSN:0008-9443

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  • FDG-PET/CTで発見された恥骨筋転移性腫瘍の1例

    高橋 真治, 松浦 正典, 大橋 弘嗣, 長谷川 吉則

    大阪府済生会中津病院年報   17 ( 2 )   230 - 234   2007年03月( ISSN:0918-5771

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    症例は肺気腫にて通院中の62歳男性で、気管支鏡検査で肺扁平上皮癌と診断された。FDG-PET/CT(ポジトロンCT)で左恥骨筋内に集積を認め、精査目的で入院した。SUVが高値であったため、骨格筋転移が疑われた。広範囲切除術を施行し、病理学検査にて肺扁平上皮癌の転移であることが示された。肺癌が発見されてから6ヵ月経過後、呼吸器内科にて化学療法中であり、performance statusは0である。肺扁平上皮癌の骨格筋転移は非常に稀であるが、本症例では、PET/CTで発見することができ、PET/CTの有用性が示された。

  • 高位脱臼性股関節症に対するセメントTHAの短期成績

    高橋真治

    中部整災誌   50   91 - 91   2007年

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講演・口頭発表等

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科研費獲得実績

  • 骨粗鬆症性椎体骨折に対するスフェロイド型脂肪由来幹細胞の実用化に向けての研究

    基盤研究(C)  2027年

  • 骨粗鬆症性椎体骨折に対するスフェロイド型脂肪由来幹細胞の実用化に向けての研究

    基盤研究(C)  2026年

  • 骨粗鬆症性椎体骨折に対するスフェロイド型脂肪由来幹細胞の実用化に向けての研究

    基盤研究(C)  2025年

  • 骨粗鬆症性椎体骨折に対するスフェロイド型脂肪由来幹細胞を用いた新たな治療法の開発

    基盤研究(C)  2024年

  • AI技術を活用した骨粗鬆症性新鮮椎体骨折の画像診断支援システムの開発に関する研究

    基盤研究(C)  2020年04月

  • 脂肪由来幹細胞を用いた医原性神経根障害に対する新たな治療法の開発

    若手研究  2019年04月

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担当授業科目

  • 整形外科学1

    2024年度   週間授業   大学

メディア報道

  • 【首・腰の手術】国際交流を通じた学びや骨粗鬆症研究を臨床現場に役立てる 新聞・雑誌

    朝日新聞出  AERA   2024年03月

  • 「手術数でわかる いい病院」 新聞・雑誌

    朝日新聞  週刊朝日ムック  2024年02月

  • Award Winner’s Story

    Quotomy  Quotomy  2021年03月

  • 骨粗鬆症による圧迫骨折 早期診断で生活の質向上

    産経新聞  産経ニュース  2016年07月

国際交流活動

  • 若手整形外科医への教育活動

    活動区分 :教育

    活動国 :マレーシア   2024年10月

  • 北アメリカ脊椎外科学会と日本脊椎脊髄病学会の交流

    活動区分 :社会貢献

    活動国 :アメリカ   2024年09月

  • 脊椎外科フェローの受け入れ

    活動区分 :社会貢献

    活動国 :韓国   2024年04月

役職

  • 全学管理職

    臨床医科学専攻

    病院講師  2016年04月 - 継続中