Updated on 2024/04/12

写真a

 
WAKI Asuka
 
Organization
Graduate School of Nursing Department of Nursing Associate Professor
School of Nursing Department of Nursing
Title
Associate Professor
Affiliation
Institute of Nursing

Position

  • Graduate School of Nursing Department of Nursing 

    Associate Professor  2022.04 - Now

  • School of Nursing Department of Nursing 

    Associate Professor  2022.04 - Now

Degree

  • 保健学博士 ( Osaka University )

  • 社会健康医学修士 ( Kyoto University )

  • 看護学士 ( Osaka University )

Research Areas

  • Life Science / Lifelong developmental nursing  / 母性看護学・助産学

Research Interests

  • 三陰交指圧

  • 分娩時間

  • 国際看護学教育

  • 助産ケア

  • リプロダクティブヘルス/ライツ

Research subject summary

  • 分娩期のツボ指圧刺激がもたらす分娩時間短縮効果の検証
    国際看護学教育に関する研究


Research Career

  • 生産年齢層のソーシャル・キャピタルとリプロダクティブヘルスの実態と関連の解明

    Joint Research in Japan

    2022.04 - Now 

  • 分娩期のツボ指圧刺激の分娩時間短縮効果に関するシステマティック・レビュー

    Joint Research in Japan

    2016.04 - Now 

  • 助産実践能力の強化に向けたシュミレーション学習

    Joint Research in Japan

    2016.04 - 2017.03 

  • 近畿圏保健師のセクシュアリティ理解促進と援助スキル開発に関する研究

    Joint Research in Japan

    2012.04 - 2017.03 

  • 英国のバーシングセンター・産科病棟の助産師の能力と価値観の検討

    Joint Research in Organization

    2010.04 - 2011.03 

  • 看護系大学教育における学士及び看護専門職としての能力に関する基礎的検討

    ラーニングアウトカム  Joint Research in Organization

    2009.04 - 2010.03 

  • ネパール首都・移民コミュニティでの小児栄養失調予防対策の評価

    Individual

    2005.04 - 2006.03 

Professional Memberships

  • 日本国際保健医療学会

      Domestic

  • 性と健康を考える女性専門家の会

      Domestic

  • 日本母性衛生学会

      Domestic

  • 日本助産学会

      Domestic

  • 日本看護科学学会

      Domestic

Committee Memberships (off-campus)

  • 専任査読委員   一般社団法人日本助産学会  

    2023.08 - 2025.03 

  • 専任査読者   日本助産学会  

    2021.11 - Now 

Papers

  • 初産婦の胎児への関心度と関連要因についての研究 Reviewed

    岡野 あすか, 川村 恭子, 谷口 夕美絵, 玉上 麻美, 和木 明日香

    大阪母性衛生学会 大阪母性衛生学会雑誌   55 ( 1 )   36 - 42   2019.06( ISSN:0285-3655

     More details

    Publishing type:Research paper (scientific journal)  

  • 初産婦の胎児への関心度と関連要因についての研究

    岡野 あすか, 川村 恭子, 谷口 夕美絵, 玉上 麻美, 和木 明日香

    大阪母性衛生学会雑誌   55 ( 1 )   36 - 42   2019.06( ISSN:0285-3655

     More details

    2016年5月から7月に関西地区で開催された5ヶ所のマタニティ教室に参加し、同意が得られた618名を対象に、初産婦の胎児への関心度と関連する要因について質問紙調査を実施した。227名から有効回答が得られたが、最終的に初産婦220名(平均年齢32.4歳、平均妊娠週数27.1週)を分析対象とした。関心度については、胎児が43.6%、自分自身が24.5%、夫が18.1%、他の家族が7.6%、仕事が6.2%であった。胎児への関心度の中央値45.8%であった。胎児への関心度に関連する要因は、妊娠週数、流産経験、妊娠判明時の気持ちの3項目であった。胎児への関心度の高低は、胎児への気持ち、特に肯定的な気持ちの有無に関連していた。妊娠初期から妊婦のこれまでの流産経験や妊娠に対する受容を把握し、ケアを行うこと、妊婦の胎児への関心度や希望する保険指導内容を把握し、充実した保険指導につなげることが必要となると考えられた。

  • シミュレーション学習を導入した分娩第1期の教授法に関する研究 Reviewed

    野原 留美, 和木 明日香, 有馬 美保, 藤野 百合, 浅見 恵梨子

    大阪母性衛生学会 大阪母性衛生学会雑誌   54 ( 1 )   139 - 148   2018.06( ISSN:0285-3655

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    Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    A大学では、助産学実習を履修する4年生を対象に、実習期間中の学内演習日に、分娩第1期の教授法として、模擬患者を導入したシミュレーション学習を2回(1回目は助産学実習開始後、分娩介助を1〜2例経験した段階、2回目は6〜7例経験した段階)にわたり実施しており、今回、その効果を、学生6名のカード構造化法による授業の振り返り、および参観者として授業に参加した、助産師教育に携わる他大学の若手教員の気づきの記述の分析から検討した。その結果、学生の学びの記述には模擬患者とのコミュニケーションに関する記述が全体的に多くみられた。一方、参観者からは、陣痛の状態に合わせて情報収集を行うことを目標に設定した1回目のシミュレーション学習に対して、こうした多重課題の設定は実習開始時期の学生には負担が大きいとして、【学生のレディネスにあったシナリオの作成】【設定目標の単純化と焦点化】が指摘された。こうした指摘を受け、2回目のシミュレーション学習では、事前に学生に聞き取り調査を行い課題を設定し、多重課題を扱ったものとはしなかった。また、シミュレーション学習の最も重要な部分であるとされている振り返りについては、学生が互いに知識を出し合い、話し合いによって課題を解決できるよう導くことが重要であるが、振り返りでの授業者のスキルの具体的な習得方法に関する研究は十分になされていない。今回の授業研究では、シミュレーション学習の直後に参観者に振り返りの時間を設け、授業者にフィードバックしてもらっており、このようなファシリテーター同士の振り返りも、授業者のファシリテーション力向上に有用ではないかと考えられた。

  • 初妊婦の体重増加の認識と関連因子についての研究

    川村 恭子, 信貴 七海, 谷口 夕美絵, 玉上 麻美, 和木 明日香

    大阪母性衛生学会雑誌   54 ( 1 )   102 - 110   2018.06( ISSN:0285-3655

     More details

    妊娠中の体重増加の保健指導の検討に資することを目的に、妊婦の体重増加の認識と関連因子について、関西地区で開催されたマタニティ教室(5ヶ所)に参加した妊婦を対象に質問紙調査を行い、227名より有効回答を得た。その結果、対象の約8割が体重増加量の保健指導を受けており、9割以上の妊婦が体重増加量10kg以内で至適体重の推奨値を守ろうとしていることが推察された。また、体重増加の認識に関連する因子として、妊娠前BMI、体重増加量、妊娠1週当たりの体重増加量、ダイエット経験、誰から体重増加量の指導を受けたか、体重増加量の指導内容(ゆるやかな指導、管理的指導)の6因子が明らかになった。

  • シミュレーション学習を導入した分娩第1期の教授法に関する研究

    野原 留美, 和木 明日香, 有馬 美保, 藤野 百合, 浅見 恵梨子

    大阪母性衛生学会雑誌   54 ( 1 )   139 - 148   2018.06( ISSN:0285-3655

     More details

    A大学では、助産学実習を履修する4年生を対象に、実習期間中の学内演習日に、分娩第1期の教授法として、模擬患者を導入したシミュレーション学習を2回(1回目は助産学実習開始後、分娩介助を1〜2例経験した段階、2回目は6〜7例経験した段階)にわたり実施しており、今回、その効果を、学生6名のカード構造化法による授業の振り返り、および参観者として授業に参加した、助産師教育に携わる他大学の若手教員の気づきの記述の分析から検討した。その結果、学生の学びの記述には模擬患者とのコミュニケーションに関する記述が全体的に多くみられた。一方、参観者からは、陣痛の状態に合わせて情報収集を行うことを目標に設定した1回目のシミュレーション学習に対して、こうした多重課題の設定は実習開始時期の学生には負担が大きいとして、【学生のレディネスにあったシナリオの作成】【設定目標の単純化と焦点化】が指摘された。こうした指摘を受け、2回目のシミュレーション学習では、事前に学生に聞き取り調査を行い課題を設定し、多重課題を扱ったものとはしなかった。また、シミュレーション学習の最も重要な部分であるとされている振り返りについては、学生が互いに知識を出し合い、話し合いによって課題を解決できるよう導くことが重要であるが、振り返りでの授業者のスキルの具体的な習得方法に関する研究は十分になされていない。今回の授業研究では、シミュレーション学習の直後に参観者に振り返りの時間を設け、授業者にフィードバックしてもらっており、このようなファシリテーター同士の振り返りも、授業者のファシリテーション力向上に有用ではないかと考えられた。

  • 特集2 第31回ICMトロント大会レポート ICMでの口頭発表を経験して

    和木 明日香

    助産雑誌   71 ( 11 )   864 - 865   2017.11( ISSN:1347-8168

     More details

  • 助産所を見学した医療系女子大学生の体験

    藤野 百合, 野原 留美, 和木 明日香, 松本 育子, 土屋 奈津紀, 徳山 可奈, 浅見 恵梨子, 保元 明子

    大阪母性衛生学会雑誌   53 ( 1 )   60 - 66   2017.06( ISSN:0285-3655

     More details

    青年期の医療系女子大学生を対象に、助産所の見学を実施し、見学した女子大学生の体験を明らかにするために、見学後、感想を無記名自由記載方式で回答してもらった。参加学生の感想をデータ化し、助産所を見学した学生の体験に関する部分を抽出し意味内容を損ねないようコード化した。コードの類似性により分類し、サブカテゴリー、カテゴリーを生成した。見学に参加した学生は14名(看護学科生13名、食物栄養学科生1名)であった。分析の結果、24のコード、13のサブカテゴリー、「出産場所としての認知」「学習への動機づけ」「妊孕性を高めるための生活改善への動機づけ」の三つのカテゴリーが生成された。助産所を実際に見て、助産師の妊娠・分娩に関わる姿勢や哲学を聞くことは、助産所を理解し、自然性を尊重し産む力を引き出す助産師の関わりを知ることができ、さらに職業に対する姿勢に刺激を受けて学習への動機づけになっていたと考えられた。

  • 助産所を見学した医療系女子大学生の体験 Reviewed

    藤野 百合, 野原 留美, 和木 明日香, 松本 育子, 土屋 奈津紀, 徳山 可奈, 浅見 恵梨子, 保元 明子

    大阪母性衛生学会 大阪母性衛生学会雑誌   53 ( 1 )   60 - 66   2017.06( ISSN:0285-3655

     More details

    Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    青年期の医療系女子大学生を対象に、助産所の見学を実施し、見学した女子大学生の体験を明らかにするために、見学後、感想を無記名自由記載方式で回答してもらった。参加学生の感想をデータ化し、助産所を見学した学生の体験に関する部分を抽出し意味内容を損ねないようコード化した。コードの類似性により分類し、サブカテゴリー、カテゴリーを生成した。見学に参加した学生は14名(看護学科生13名、食物栄養学科生1名)であった。分析の結果、24のコード、13のサブカテゴリー、「出産場所としての認知」「学習への動機づけ」「妊孕性を高めるための生活改善への動機づけ」の三つのカテゴリーが生成された。助産所を実際に見て、助産師の妊娠・分娩に関わる姿勢や哲学を聞くことは、助産所を理解し、自然性を尊重し産む力を引き出す助産師の関わりを知ることができ、さらに職業に対する姿勢に刺激を受けて学習への動機づけになっていたと考えられた。

  • 助産所を見学した医療系女子大学生の経験 

    藤野百合、野原留美、和木明日香、松本育子、土屋奈津紀、徳山可奈、浅見恵梨子、保元明子

    大阪母性衛生学会雑誌   53 ( 1 )   63 - 66   2017.06

     More details

    Publishing type:Research paper (scientific journal)   Kind of work:Single Work  

  • 〈活動報告〉レディースヘルスセミナーの展開と課題 -域学連携としてのリプロダクティブ・ヘルス/ライツケアの実践― 

    和木明日香、野原留美、藤野百合、松本育子、土屋奈津紀、徳山可奈、浅見恵梨子、保元明子

    大阪母性衛生学会雑誌 第53巻、第1号 平成29年6月   53 ( 1 )   108 - 112   2017.06

     More details

    Publishing type:Research paper (scientific journal)   Kind of work:Joint Work  

  • 助産実践力強化に向けたシュミレーション学習の実践報告

    野原留美、和木明日香、松本育子、土屋奈津紀、藤野百合、浅見恵梨子 

    大阪母性衛生学会雑誌   53 ( 1 )   113 - 118   2017.06

     More details

    Publishing type:Research paper (scientific journal)   Kind of work:Single Work  

  • Perceived Difficulties Regarding HIV/AIDS Services among Public Health Nurses in the Kinki Region of Western Japan: Implications for Public Health Nursing Education in Japan  Reviewed International coauthorship

    Yumiko H. Nishimura, Mieko Iwai, Akiyo Ozaki, Asuka Waki, Yasuharu Hidaka

    Open journal of Nursing   7   419 - 434   2017.03

     More details

    Publishing type:Research paper (scientific journal)   Kind of work:Joint Work  

  • 子育て中看護系大学教員の仕事と家庭生活の同時遂行における経験に関する研究

    竹下 裕子, 森谷 利香, 伊藤 朗子, 和木 明日香, 九津見 雅美

    摂南大学看護学研究   5 ( 1 )   10 - 18   2017.03( ISSN:2187-624X

     More details

    子育て中の看護系大学教員の仕事と家庭生活の同時遂行における経験を明らかにするために、9名(平均年齢38.0歳)を対象に、半構造化面接を実施した。職位は助教・講師・准教授であり、対象者全員が未就学児を養育しており、未就学児を含めた子どもの数は1から3人であった。内容については、対象者の了解を得てテープに録音し、逐語録を作成した。逐語録を分析した結果、子育て中の看護系大学教員の仕事と家庭生活の同時遂行における経験について、46のコード、19のサブカテゴリー、「職務や職場環境により子どもを理由に休みづらい」「仕事にも子育てにも迷いや不全感を伴う」「仕事と子育てとの折り合いのつけ方を模索する」「サポートに感謝すると同時に相反する感情が生じる」「自分の生き方の全うと、大学教員としてのやりがいを見出す」「仕事をしながら子どもと家族の成長を感じる」の6つのカテゴリーが抽出された。

  • 子育て中看護系大学教員の仕事と家庭生活の同時遂行における経験に関する研究 Reviewed

    竹下 裕子, 森谷 利香, 伊藤 朗子, 和木 明日香, 九津見 雅美

    摂南大学看護学部 摂南大学看護学研究   5 ( 1 )   10 - 18   2017.03( ISSN:2187-624X

     More details

    Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    子育て中の看護系大学教員の仕事と家庭生活の同時遂行における経験を明らかにするために、9名(平均年齢38.0歳)を対象に、半構造化面接を実施した。職位は助教・講師・准教授であり、対象者全員が未就学児を養育しており、未就学児を含めた子どもの数は1から3人であった。内容については、対象者の了解を得てテープに録音し、逐語録を作成した。逐語録を分析した結果、子育て中の看護系大学教員の仕事と家庭生活の同時遂行における経験について、46のコード、19のサブカテゴリー、「職務や職場環境により子どもを理由に休みづらい」「仕事にも子育てにも迷いや不全感を伴う」「仕事と子育てとの折り合いのつけ方を模索する」「サポートに感謝すると同時に相反する感情が生じる」「自分の生き方の全うと、大学教員としてのやりがいを見出す」「仕事をしながら子どもと家族の成長を感じる」の6つのカテゴリーが抽出された。

  • Effectiveness of a training program for improving public health nurses' attitudes and confidence in dealing with men who have sex with men. Reviewed International coauthorship

    Asuka Waki, Yumiko Nishimura, Mieko Iwai, Gaku Okamoto, Mikiko Ito, Yasuharu Hidaka

    Open journal of Nursing   7   169 - 184   2017.02

     More details

    Publishing type:Research paper (scientific journal)   Kind of work:Joint Work  

  • 子育て中看護系大学教員の仕事と家庭生活における経験に関する研究  Reviewed

    竹下裕子,森谷利香,伊藤朗子,和木明日香,九津見雅美 

    摂南大学看護学研究   5 ( 1 )   10 - 17   2017

     More details

    Publishing type:Research paper (scientific journal)   Kind of work:Joint Work  

  • 近畿圏の保健師におけるHIV検査相談の現状に関する研究

    西村 由実子, 岩井 美詠子, 尾崎 晶代, 和木 明日香, 日高 庸晴

    日本エイズ学会誌   18 ( 1 )   20 - 28   2016.02( ISSN:1344-9478

     More details

    2011年に近畿圏のHIV検査業務経験のある保健師を対象に、HIV検査相談の現状を明らかにする目的で構造化無記名自記式質問票を用いた横断分析を行った。その結果、1)1535件の有効回答(78.7%)があり、保健所等でHIV検査業務経験があったのは949名(61.8%)であり、うち陽性告知相談経験者は18.8%と比較的少数であった。2)検査業務の平均所要時間は検査前相談11.9分、陰性告知相談9.5分、陽性告知相談47.9分であった。3)相談内容は一般的な感染リスクと検査の意味に関する情報等は検査相談の各場面において7割以上が実施していた一方で、受検者の個別の感染経路やリスク行為の振り分けに対する働きかけは実施割合が10〜50%台と低かった。以上より、現行の保健所におけるHIV検査相談においては、より利用者主体の検査相談に配慮した視点を強化し、検査行動を感染予防行動へつなげることが重要と考えられた。

  •  近畿圏の保健師におけるHIV検査相談の現状に関する研究 Reviewed

    西村由実子、岩井美詠子、尾崎晶代、和木明日香、日高庸晴

    日本エイズ学会誌   18 ( 1 )   20 - 28   2016

     More details

    Publishing type:Research paper (scientific journal)   Kind of work:Single Work  

  • 乳幼児を育てる母親の「近所づきあいの程度」がその地域における「子育てのしやすさ感」に及ぼす影響 Reviewed

    草野 恵美子, 奥野 ゆかり, 佐藤 文子, 和木 明日香, 浅見 恵梨子, 上田 惠子, 吉田 久美子

    大阪医科大学看護学部 大阪医科大学看護研究雑誌   3   10 - 17   2013.03( ISSN:2186-1188

     More details

    Publishing type:Research paper (scientific journal)  

    本研究では、乳幼児を育てる母親の「近所づきあいの程度」がその地域における「子育てのしやすさ感」に及ぼす影響について検討することを目的とした。2009年3〜4月に、A市の「次世代育成支援後期行動計画」策定過程におけるA市との共同研究において質問紙調査を実施した。無作為抽出された就学前児童の保護者1,623名に無記名自記式の調査票を郵送し、798名より回答を得た。そのうち母親の回答のみを抽出し、最終的に723名を分析対象者とした。その結果、母親の近所づきあいの程度は、その地域で子育てしやすいという感覚に影響を及ぼすことが示唆された。さらに、近所づきあいの程度は、全くつきあいがないよりも何らかのつきあいがある方が「子育てのしやすさ感」の増強に影響を及ぼすが、つきあい方によって影響力が違う可能性が考えられた。(著者抄録)

  • 乳幼児を育てる母親の「近所づきあいの程度」がその地域における「子育てのしやすさ感」に及ぼす影響

    草野 恵美子, 奥野 ゆかり, 佐藤 文子, 和木 明日香, 浅見 恵梨子, 上田 惠子, 吉田 久美子

    大阪医科大学看護研究雑誌   3   10 - 17   2013.03( ISSN:2186-1188

     More details

    本研究では、乳幼児を育てる母親の「近所づきあいの程度」がその地域における「子育てのしやすさ感」に及ぼす影響について検討することを目的とした。2009年3〜4月に、A市の「次世代育成支援後期行動計画」策定過程におけるA市との共同研究において質問紙調査を実施した。無作為抽出された就学前児童の保護者1,623名に無記名自記式の調査票を郵送し、798名より回答を得た。そのうち母親の回答のみを抽出し、最終的に723名を分析対象者とした。その結果、母親の近所づきあいの程度は、その地域で子育てしやすいという感覚に影響を及ぼすことが示唆された。さらに、近所づきあいの程度は、全くつきあいがないよりも何らかのつきあいがある方が「子育てのしやすさ感」の増強に影響を及ぼすが、つきあい方によって影響力が違う可能性が考えられた。(著者抄録)

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Books and Other Publications

  • Complemental and alternative therapy in Nursing 7th edition

    ( Role: Joint translator)

    2016.11 

     More details

    Responsible for pages:第16章(p199-212、第26章(p341-353)  

  • ヘルスリサーチのための質的研究方法―その理論と方法-

    木原雅子/木原正博監訳 ( Role: Joint translator)

    三煌社  2007.03 

     More details

    Responsible for pages:155-193(第8章・9章)  

  • Nursing Interventions: Effective Nursing Treatments, Third Edition

    ( Role: Joint translator)

    2004 

     More details

    Responsible for pages:409-432  

MISC

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Presentations

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Grant-in-Aid for Scientific Research

  • ノーコード・ローコード開発ツールを駆使した妊婦伴走型保健指導教育プログラムの開発

    Grant-in-Aid for Scientific Research(C)  2024.04

  • 分娩期の三陰交指圧刺激は分娩時間を短縮するか?-無作為化比較試験による効果検証―

    2023

  • 生産年齢層のソーシャル・キャピタルとリプロダクティブ・ヘルスの実態と関連の解明

    2023

  • 生産年齢層のソーシャル・キャピタルとリプロダクティブヘルスの実態と関連の解明

    Grant-in-Aid for Scientific Research(C)  2022.04

  • 分娩期の三陰交指圧刺激は分娩時間を短縮するか?-無作為化比較試験による効果検証―

    Grant-in-Aid for Young Scientists(A)  2018.04

  • 院内助産所創設のシステム構築と、課題に関する研究

    Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)/(Exploratory)  2007.04

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Contract research

  • 「HIV感染予防対策の個別施策層を対象にしたインターネットによるモニタリング調査・認知行動理論による予防介入と多職種対人援助職による支援体制構築に関する研究」

    厚生労働省科学研究費 エイズ対策研究事業  2012.04

Other subsidies, etc.

  • タンザニア・ダルエスサラームにおける都市の健康問題の改善プロジェクト -医学・生活科学・看護学分野の学生と教員の協働による-

    大学  2018.06

Outline of education staff

  • 母性看護学演習と母性看護学実習を担当し、周産期における妊産褥婦とその児、家族の身体的変化や心理社会的変化とその援助方法等について講義、演習、実習による教育を実施している。また、看護研究、統合看護学実習では、母性看護学関連のテーマの研究計画書の作成と研究実施の指導を行っている。

Charge of on-campus class subject

  • 初年次ゼミナール

    2023   Weekly class   Graduate school

  • 特別研究2

    2023   Intensive lecture   Graduate school

  • 特別研究1

    2023   Intensive lecture   Graduate school

  • ウィメンズヘルスケア研究特講

    2023   Intensive lecture   Graduate school

  • 先進ケア科学特別研究2

    2023   Intensive lecture   Graduate school

  • 先進ケア科学特別研究1

    2023   Weekly class   Graduate school

  • ウィメンズヘルスケア研究演習2

    2023   Intensive lecture   Graduate school

  • ウィメンズヘルスケア研究特論

    2023   Intensive lecture   Graduate school

  • 看護学基礎

    2023   Intensive lecture   Graduate school

  • 卒業研究Ⅰ

    2023   Weekly class   Undergraduate

  • 統合看護実習

    2023   Practical Training   Undergraduate

  • 母性看護学演習

    2023   Weekly class   Undergraduate

  • 特別研究Ⅱ

    2023   Weekly class   Graduate school

  • 後期特別研究Ⅲ

    2023   Weekly class   Graduate school

  • ウィメンズヘルスケア後期研究演習

    2023   Intensive lecture   Graduate school

  • ウィメンズヘルスケア研究演習1

    2023   Intensive lecture   Graduate school

  • 看護学基礎演習

    2023   Intensive lecture   Graduate school

  • 卒業研究Ⅱ

    2023   Weekly class   Undergraduate

  • 母性看護学実習

    2023   Practical Training   Undergraduate

  • 母性看護学実習

    2019     Undergraduate

  • 卒業研究Ⅰ

    2018     Undergraduate

  • 母性看護学演習

    2018     Undergraduate

  • 卒業研究Ⅱ

    2018     Undergraduate

  • 統合看護学実習

    2018     Undergraduate

  • 母性看護学実習

    2018     Undergraduate

  • 統合看護学実習

    2017     Undergraduate

  • 卒業研究Ⅱ

    2017     Undergraduate

  • 母性看護学演習

    2017     Undergraduate

  • 卒業研究Ⅰ

    2017     Undergraduate

  • 母性看護学実習

    2017     Undergraduate

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Charge of off-campus class subject

  • 国際母子保健

    2024.01
    Institution:Kyoto Koka Women's University

  • 看護論演習

    2023.04
    -
    2023.08

  • 人間福祉海外フィールドスタディⅡ

    2022.01
    Institution:Kwansei Gakuin University

     More details

    Level:Undergraduate (specialized) 

  • 助産学実習

    Institution:Senri Kinran University

  • 母性看護学実習

    Institution:Senri Kinran University

  • 助産診断技術学Ⅲ

    Institution:Senri Kinran University

  • 国際保健学Ⅱ演習

    Institution:Senri Kinran University

  • 母性看護援助論演習

    Institution:Senri Kinran University

  • 母性看護対象論

    Institution:Senri Kinran University

  • 学校保健

    Institution:Osaka Electro-Communication University

  • 助産学概論

    Institution:Senri Kinran University

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Number of instructed thesis, researches

  • 2023

    [Number of master's thesis reviews] (vice-chief):2

Social Activities

  • 看護論演習

    Role(s): Lecturer

    大阪府看護協会  専任教員養成講習会  2023.04 - 2023.09

     More details

    Type:Certification seminar

    Number of participants:4(人)

Visiting Lectures ⇒ Link to the list of Visiting Lectures

  • 国際保健

    Category:Nursing (nursing, sex education)

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    SDGs:

    Audience:Junior high school students, High school students, College students, General

    Keyword:青年海外協力隊 HIV/AIDS