2022/08/08 更新

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ヤマサキ ヒロユキ
山崎 広之
YAMASAKI Hiroyuki
担当
大学院医学研究科 臨床医科学専攻 講師
医学部 医学科
職名
講師
所属
医学研究院
プロフィール
2006年4月~2008年3月 市立川西病院 初期臨床研修医 2008年4月~2011年3月 大阪労災病院麻酔科 後期研修医 2011年4月~2015年3月 大阪市立大学医学部附属病院麻酔科 医員 2015年4月~2018年9月 大阪市立大学医学部附属病院麻酔科 病院講師 2018年10月~2022年3月   大阪市立大学医学部附属病院麻酔科 講師 2022年4月~現在  大阪公立大学医学部附属病院麻酔科 講師

担当・職階

  • 大学院医学研究科 臨床医科学専攻 

    講師  2022年04月 - 継続中

  • 医学部 医学科 

    講師  2022年04月 - 継続中

取得学位

  • 博士(医学) ( 大阪市立大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / 麻酔科学

研究キーワード

  • パルス高周波法

  • セロトニントランスポーター

  • 慢性痛

研究概要

  • 疼痛や情動に関わる生理活性アミンであるセロトニンのトランスポーターは神経終末に発現し、シナプス間隙からのセロトニン再取り込みを行うことでシナプス伝達に影響する。近年の報告では、セロトニントランスポーター遺伝子多型が鎮痛薬の効果や慢性痛発症と関連している可能性が示されている。現在、実際の臨床現場におけるセロトニントランスポーター遺伝子多型と慢性痛の関連性を検討するための観察研究を行っている。

所属学協会

  • 日本麻酔科学会

      国内

  • 日本緩和医療学会

      国内

  • 日本区域麻酔学会

      国内

  • 日本ペインクリニック学会

      国内

受賞歴

  • 日本臨床麻酔学会企業後援研究奨励賞 第1回3M Award

    2015年10月  

学歴

  • 鳥取大学   医学部     卒業・修了

  • 大阪市立大学   医学研究科   博士課程   卒業・修了

論文

  • Effects of Polymorphisms in the Serotonin Transporter Promoter-Linked Polymorphic Region on Postthoracotomy Pain Severity 査読

    Kimura Aya, Yamasaki Hiroyuki, Ishii Haruka, Yoshida Hisako, Shimizu Motoko, Mori Takashi

    JOURNAL OF PAIN RESEARCH   14   1389 - 1397   2021年( ISSN:1178-7090

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.2147/JPR.S298685

    PubMed

  • Effects of Tramadol on Substantia Gelatinosa Neurons in the Rat Spinal Cord: An In Vivo Patch-Clamp Analysis 査読

    Yamasaki Hiroyuki, Funai Yusuke, Funao Tomoharu, Mori Takashi, Nishikawa Kiyonobu

    PLOS ONE   10 ( 5 )   e0125147   2015年05月( ISSN:1932-6203

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1371/journal.pone.0125147

    PubMed

  • Effects of sevoflurane and desflurane on the nociceptive responses of substantia gelatinosa neurons in the rat spinal cord dorsal horn: An in vivo patch-clamp analysis. 査読

    Inada Y, Funai Y, Yamasaki H, Mori T, Nishikawa K

    Molecular pain   16   1744806920903149   2020年01月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1177/1744806920903149

    PubMed

  • The Impact of Intraoperative Hypothermia on Early Postoperative Adverse Events After Radical Esophagectomy for Cancer: A Retrospective Cohort Study 査読

    Yamasaki Hiroyuki, Tanaka Katsuaki, Funai Yusuke, Suehiro Koichi, Ikenaga Kazutake, Mori Takashi, Osugi Harushi, Nishikawa Kiyonobu

    JOURNAL OF CARDIOTHORACIC AND VASCULAR ANESTHESIA   28 ( 4 )   943 - 947   2014年08月( ISSN:1053-0770

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1053/j.jvca.2014.02.013

    PubMed

  • Efficacy of endotracheal lidocaine administration with continuous infusion of remifentanil for attenuating tube-induced coughing during emergence from total intravenous anesthesia 査読

    Yamasaki Hiroyuki, Takahashi Kayoko, Yamamoto Shunsuke, Yamamoto Yoko, Miyata Yoshihisa, Terai Takekazu

    JOURNAL OF ANESTHESIA   27 ( 6 )   822 - 826   2013年12月( ISSN:0913-8668

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1007/s00540-013-1627-3

    PubMed

  • Major intraoperative bleeding and drastic change in circulatory dynamics in a pregnant patient with metastatic pheochromocytoma: a case report.

    Kurosawa S, Yamasaki H, Hasegawa W, Mori T

    JA clinical reports   8 ( 1 )   13   2022年02月

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  • 微小血管減圧術後に再発した三叉神経痛に超音波ガイド下での上顎神経パルス高周波法が奏功した1例

    藤田 麻耶, 山崎 広之, 長谷川 湧也, 矢部 充英, 森 隆

    日本ペインクリニック学会誌   28 ( 8 )   179 - 182   2021年08月( ISSN:1340-4903

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    微小血管減圧術(microvascular decompression:MVD)は,三叉神経痛に対する根治的な治療法であるが,MVD後に痛みが再燃する症例は存在する.今回,MVD術後に三叉神経痛が再燃した若年女性にパルス高周波法(pulsed radiofrequency:PRF)による上顎神経ブロックを追加処置として施行したところ効を奏した症例を経験した.症例は30代の女性.左三叉神経第2枝領域の痛みに対し微小血管減圧術が行われたが,術後6ヵ月目に同部位の痛みが再燃した.左眼窩下神経高周波熱凝固術を行い,眼窩下神経領域の痛みは改善したが,間もなく左奥歯の痛みが増強した.超音波ガイド下での上顎神経パルス高周波法を行ったところ疼痛は軽快した.超音波ガイド下での上顎神経パルス高周波法は微小血管減圧術後に再発した三叉神経痛への治療として,安全性,合併症リスク軽減の点で有用であると思われる.(著者抄録)

  • 抑肝散で冷えのぼせ症状を訴えた1症例 査読

    矢部 充英, 河邉 讓治, 藤田 麻耶, 山崎 広之, 西川 精宣

    日本疼痛漢方研究会 痛みと漢方   30   133 - 135   2020年05月( ISSN:0916-7145

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    抑肝散を内服することで冷えのぼせや頭痛、悪寒、発汗などの症状を発現した症例を経験したので報告する。症例は70歳代の女性、開胸術後疼痛症候群と肩こりで通院中、他科で処方されたエスシタロプラムが原因と思われるセロトニン症候群のため入院となった。鎮痛目的で投与した抑肝散を内服後、冷えのぼせ症状、頭痛、発汗、興奮が再燃した。内服中止後ただちに症状は軽快し、抑肝散による副作用と思われた。抑肝散を処方する場合には、セロトニン過剰症状が発現する可能性があることを念頭に置く必要がある。(著者抄録)

  • 腰椎圧迫骨折に対する椎体穿孔術後に新たな神経根症状の出現が疑われた1症例 査読

    河合 茂明, 山崎 広之, 藤田 麻耶, 舟尾 友晴, 矢部 充英, 西川 精宣

    一般社団法人 日本ペインクリニック学会 日本ペインクリニック学会誌   2020年( ISSN:1340-4903

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>急性期の腰椎圧迫骨折に対する椎体穿孔術は,腰痛を改善し早期の離床を可能とする.しかし術直後の椎体への影響は詳しく知られていない.今回われわれは,椎体穿孔術後に新規の神経根症の出現が疑われた症例を経験したので報告する.症例は67歳,女性.腰部脊柱管狭窄症に対して近医で保存的に加療されていたが,腰痛悪化を認めたため当科紹介となった.画像上,第2,第3腰椎(L2,L3)の圧迫骨折を認め,入院治療が必要と判断した.持続硬膜外ブロックを施行後も体動時痛が残存するため,L2,L3椎体に椎体穿孔術を行い,体動時痛は改善した.しかし,新規のL3神経根症状が出現したためパルス高周波法を施行したが,数日の効果しかなく痛みが残存したまま転院となった.本症例においては持続硬膜外ブロックをしていたため症状の顕在化が遅れた可能性があるが,椎体穿孔術の影響は否定できない.急性期の腰椎圧迫骨折において症状が悪化した場合,経過中に繰り返し画像評価や身体診察を行い,骨折の進展や神経根症の悪化がないか評価すべきである.</p>

    DOI: 10.11321/jjspc.19-0007

    CiNii Article

  • 後腹膜腫瘍術後の遷延する痛みに対して治打撲一方が奏効した2症例 査読

    矢部 充英, 河合 茂明, 山崎 広之, 舟尾 友晴, 西川 精宣

    日本疼痛漢方研究会 痛みと漢方   28   109 - 112   2018年05月( ISSN:0916-7145

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    後腹膜腫瘍術後に遷延する痛みに対して治打撲一方が奏効した2症例を経験した。症例1:70歳代、女性。腹腔鏡補助下両側附属器摘出術と開腹下後腹膜腫瘍摘出術を施行1年後から、股関節屈曲時に右下腹部から股関節にかけて鋭い痛みを自覚するようになった。治打撲一方(TJ-89)を5g分2/日で開始したところ、2週間後には日常生活に支障ない程度に軽快した。症例2:40歳代、男性。後腹膜腫瘍切除術後、坐骨神経領域に痛みが残存、フェンタニル貼付剤(FP)で鎮痛をはかっていたが、徐々にFPの持続時間が短くなり、ビリビリした持続痛が残存していた。治打撲一方を5g分2/日で開始したところ、2週後には痛みは30%程度軽減し、FPの持続時間も延長した。治打撲一方は7つの生薬から構成され、薬効はその抗炎症作用、抗酸化作用および駆お血作用によると考えられている。治打撲一方は術後の遷延する痛みに対しても一部の症例では有効である可能性が示唆された。(著者抄録)

  • 持続硬膜外ブロック下でのリハビリテーション後に大腿骨不顕性骨折と判明した左下肢痛の1症例 査読

    河合 茂明, 舟尾 友晴, 山崎 広之, 池永 十健, 矢部 充英, 西川 精宣

    真興交易(株)医書出版部 ペインクリニック   37 ( 6 )   777 - 780   2016年06月( ISSN:0388-4171

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    骨粗鬆症を基礎疾患に持つ高齢患者が、急激な左下肢痛で当院を受診した。疼痛部位の発赤・腫脹はなく、X線画像上明らかな骨折線を認めなかったため、従前から診断されていた脊柱管狭窄症の急性増悪を疑い、持続硬膜外ブロックや神経根ブロックなどの治療で症状の改善が得られた。しかし、退院後に左膝内側に限局した痛みを訴えたため、サーモグラフィー検査を施行したところ、同部位の著明な温度上昇を認めた。続いてMRI検査を施行し、大腿骨内顆の脆弱性骨折が判明した。骨粗鬆症患者での下肢痛では、X線画像上異常が見られなくても、積極的に不顕性骨折の可能性を考慮しMRI検査をすべきである。(著者抄録)

  • 臀部痛のため腰椎疾患として加療されていた閉塞性動脈硬化症の1症例 査読

    池永 十健, 舟尾 友晴, 山崎 広之, 高橋 陵太, 矢部 充英, 西川 精宣

    真興交易(株)医書出版部 ペインクリニック   34 ( 12 )   1665 - 1668   2013年12月( ISSN:0388-4171

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    52歳、男性。左臀部痛および左下肢痛が生じたため、近医整形外科を受診した。内服加療や仙骨硬膜外ブロックを施行され、その後も複数の医療機関で加療されたが、いずれも症状の改善を認めず、当科紹介受診となった。左臀部痛の原因については不明であったが、左下肢痛については左足背動脈触知困難であり、左側での足関節上腕動脈血圧(ABPI)の低下、左大腿周囲径の減少を認めたため閉塞性動脈硬化症を疑い、下肢動脈造影CTで確定診断を得た。総腸骨動脈の高度狭窄によると思われる上臀動脈や下臀動脈の血流低下に伴う臀部痛が診断を困難なものにしたと考えられる。(著者抄録)

  • 全身静脈麻酔から覚醒中のチューブ誘発性咳嗽咳を減弱するためのレミフェンタニル持続注入と気管内リドカイン投与の併用の有効性(Efficacy of endotracheal lidocaine administration with continuous infusion of remifentanil for attenuating tube-induced coughing during emergence from total intravenous anesthesia) 査読

    Yamasaki Hiroyuki, Takahashi Kayoko, Yamamoto Shunsuke, Yamamoto Yoko, Miyata Yoshihisa, Terai Takekazu

    (公社)日本麻酔科学会 Journal of Anesthesia   27 ( 6 )   822 - 826   2013年12月( ISSN:0913-8668

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    麻酔からの覚醒時に生じる咳嗽に対するレミフェンタニル持続注入と気管内リドカイン投与の併用の有効性を前方視的に検討した。2009年4月〜2010年5月に全身麻酔下で鼓室形成術を予定する米国麻酔科学会(ASA)分類1〜2の患者60名を対象とした。レミフェンタニル持続注入のみの対照群30名(平均53.9歳、男性16例)とリドカイン併用群30名(平均50.1歳、男性11例)に無作為に割り付けた。両群ともプロポフォール、レミフェンタニル、ロクロニウムで麻酔導入し、喉頭気管表面麻酔剤滴下(LITA)気管チューブを挿管した。プロポフォールとレミフェンタニルで麻酔維持を行った。手術終了時にプロポフォールを終了し、レミフェンタニルを継続した。更にリドカイン併用群にはLITAチューブ経由で4%リドカインを3ml投与した。覚醒時の気管から抜管のビデオ記録で観察者が咳嗽を4点尺度で評価した。その結果、咳嗽患者数はリドカイン併用群(8例)の方が対照群(18例)よりも有意に少なかった。中等度/重度咳嗽患者数もリドカイン併用群(2例)の方が対照群(12例)よりも有意に少なかった。以上、抜管前のレミフェンタニル持続注入と気管内リドカイン投与との併用は、麻酔覚醒時の咳嗽の予防に有用であることが示された。

  • 先天性ミオパシー患者における帝王切開後の鬱血性心不全(Congestive Heart Failure after Cesarean Section in a Patient with Congenital Myopathy) 査読

    Ikenaga Kazutake, Tanaka Katsuaki, Kawasaki Aki, Yamasaki Hiroyuki, Nishikawa Kiyonobu

    広島麻酔医学会 麻酔と蘇生   49 ( 1 )   37 - 39   2013年03月( ISSN:0385-1664

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    症例は23歳女性で、妊娠40週5日目に早期破水のため入院した。患者は4年前に筋生検で成人発症型先天性ミオパシーと診断された。入院時の血液検査で血清クレアチンキナーゼの著しい上昇と肝酵素の軽度上昇が認められた。経胸壁心エコーでは左室の拡大と軽度の僧帽弁逆流がみられ、左室収縮機能が低下していた。オキシトシン点滴による分娩を予定したが、胎児心拍陣痛図で胎児仮死が示唆された。そのため、高比重ブピバカインクモ膜下投与による脊椎麻酔下で帝王切開を行った。手術は59分で終了したが、7時間後に呼吸困難を訴え、酸素飽和度が93%に低下した。緊急胸部X線撮影を行い、左右肺門の著しい鬱血が認められた。分娩後3日まで酸素吸入とフロセミド静注を行い、水分と食物の経口摂取を制限した。心不全症状は分娩後6日に消失し、7日後に退院した。先天性ミオパシー患者の麻酔管理は周術期心血管機能障害を予防する上で重要である。

  • 咽頭温と連続測定型耳式体温計を用いた鼓膜温の比較 無造作に入れた咽頭温プローベは正しい中枢温を測定できているか? 査読

    松浦 康司, 高橋 佳代子, 山崎 広之, 山本 陽子, 山本 俊介, 藤井 崇, 西澤 伸泰, 矢部 充英, 宮田 嘉久, 寺井 岳三

    (独)労働者健康安全機構大阪労災病院 大阪労災病院医学雑誌   33 ( 1-2 )   32 - 37   2010年12月( ISSN:0285-1334

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    我々が手術中頻用している咽頭に挿入したプローベによって得られる体温は果たして正確に中枢温を得られているのかどうかを、中枢温をよく反映するといわれている鼓膜温と比較して検討した。下肢の手術を受ける31人の患者をラリンジアルマスク群と気管挿管群に分けて、気道確保後に咽頭温プローベと連続測定型耳式体温計ニプロCEサーモを同時に装着して手術終了まで体温を測定した。ラリンジアルマスク群では咽頭温は鼓膜温に比較して低く、正確に中枢温を測定できていなかった。ただし両群ともある程度の相関関係が得られたので、咽頭温で体温の変動をモニターすることは可能であったが、術中の正確な中枢温の測定は咽頭温より鼓膜温の方が優れていると思われた。(著者抄録)

  • [Case of paroxysmal atrial fibrillation after general anesthesia caused by undiagnosed and untreated hyperthyroidism]. 査読

    Yamasaki H, Yabe M, Terai T

    Masui. The Japanese journal of anesthesiology   58 ( 10 )   1290 - 2   2009年10月( ISSN:0021-4892

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    PubMed

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書籍等出版物

  • リアル症例カンファレンスin Osaka そのおばあちゃん,TAVIしますか?

    山田 有季 他( 担当: 共著)

    LiSA  2020年05月 

  • リアル症例カンファレンスin Osaka 緊急のフルストマック

    水谷 光 他( 担当: 共著)

    LiSA  2020年01月 

  • 麻酔偶発症 A to Z

    高崎 眞弓, 河本 昌志, 白神 豪太郎, 萩平 哲, 西川 精宣 他( 担当: 単著)

    文光堂  2017年 

  • 周術期管理の謎22

    森本 康裕, 田中 克明 他( 担当: 共著)

    克誠堂出版  2015年 

MISC(その他記事)

  • Radical-7

    田中 克明, 山崎 広之, 森 隆

    日本臨床麻酔学会誌   42 ( 1 )   36 - 43   2022年01月( ISSN:0285-4945

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    Radical-7とは,Masimo社の多機能パルスオキシメータである.その特徴は低灌流時においても測定精度が高いこと,精度の高い呼吸回数測定が行えること,PaO2 100〜200mmHg程度の酸素化の状況をリアルタイムモニターできること,非侵襲的に血色素濃度を測定できること,局所の灌流状況(Perfusion Index)を測定できること,さらに血行動態の動的指標をも測定できることにある.脈波変動指標Pleth Variability Index(PVI)は,従来用いられてきた一回心拍出量変動や脈圧変動と同様に輸液反応性の動的指標として有用である.痛みや呼吸状態,測定部位の違いなどにより,PVIの測定値は大きく影響されるが,ほぼ無侵襲であることが大きな長所である.経皮ヘモグロビン濃度(SpHb)は非侵襲的にヘモグロビン濃度を連続的にモニターできる.精度は実測に及ばないが出血リスクの高い周術期のモニターとして有用である.(著者抄録)

講演・口頭発表等

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科研費

  • 脊髄後角におけるパルス高周波法の鎮痛機序

    若手研究(B)  2020年04月

  • 慢性痛の発症及び治療における、セロトニントランスポーターの関与についての検討

    若手研究(B)  2017年04月