2024/04/05 更新

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ヒラタ チカ
平田 央
HIRATA Chika
担当
大学院医学研究科 臨床医科学専攻 講師
医学部 医学科
職名
講師
所属
医学研究院

担当・職階

  • 大学院医学研究科 臨床医科学専攻 

    講師  2022年10月 - 継続中

  • 大学院医学研究科 臨床医科学専攻 

    助教  2022年04月 - 2022年09月

  • 医学部 医学科 

    講師  2022年10月 - 継続中

  • 医学部 医学科 

    助教  2022年04月 - 2022年09月

取得学位

  • Effect of normal human erythrocytes on blood rheology in microcirculation ( 大阪市立大学 )

論文

  • ボリコナゾールが原因と考えられた中毒性表皮壊死症の1例

    藤田 悠花, 岡林 綾, 川合 未紗, 渡邊 美樹, 平田 央

    臨床皮膚科   77 ( 12 )   971 - 976   2023年11月( ISSN:0021-4973

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    <文献概要>74歳,男性.併存症に多発性骨髄腫と糖尿病があり,多種の内服薬を服用していた.アスペルギルス肺炎で入院加療後,退院時にボリコナゾール(VRCZ)の内服が開始された.内服14日目に全身の発疹,結膜充血,口唇・口腔粘膜のびらん,発熱が出現し,入院加療となった.全身にtarget lesionを伴う紅斑が多発し,体表面積の50%の水疱・びらんに進展した.中毒性表皮壊死症(toxic epidermal necrolysis:TEN)と診断し,内服薬をすべて中止した.プレドニゾロン1mg/kg/日,ステロイドパルス療法2回,血漿交換療法7回,免疫グロブリン大量静注療法を併用し,軽快した.VRCZの薬剤リンパ球刺激試験はわずかに陽性で,臨床経過を含めてVRCZによるTENの可能性が高いと考えた.VRCZを内服している患者は多剤を内服していることが多く,VRCZが原因薬剤となる可能性に留意する必要がある.

  • Ulcerative Tumour on the Frontal Scalp: A Quiz.

    Koide M, Goto H, Hirata C, Osako J, Tsuruta D

    Acta dermato-venereologica   103   adv13424   2023年07月( ISSN:0001-5555

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  • 特集 にきびに関連する皮膚病 臨床例 Cutibacterium acnesを検出しえたサルコイドーシス

    渡邊 美樹, 平田 央, 林 恵理子, 大迫 順子, 三浦 圭子, 鶴田 大輔

    皮膚病診療   45 ( 7 )   620 - 623   2023年07月( ISSN:03877531

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  • 【にきびに関連する皮膚病】Cutibacterium acnesを検出しえたサルコイドーシス

    渡邊 美樹, 平田 央, 林 恵理子, 大迫 順子, 三浦 圭子, 鶴田 大輔

    皮膚病診療   45 ( 7 )   620 - 623   2023年07月( ISSN:0387-7531

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    <文献概要>症例のポイント PAB抗体による免疫組織化学によりCutibacterium acnes(C. acnes)を検出しえたことで,サルコイドーシスの診断の一助となった.

  • 免疫抑制関連型Kaposi肉腫の1例

    渡邊 美樹, 岡林 綾, 平田 央, 和田 裕介

    臨床皮膚科   77 ( 6 )   445 - 450   2023年05月( ISSN:0021-4973

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    <文献概要>69歳,男性.5ヵ月前より出現した両下腿の皮疹を主訴に受診した.当科初診の1年前にネフローゼ症候群のためステロイドパルス療法を施行し,その後免疫抑制療法を継続していた.初診時,両下腿に暗紫色の結節が多発していた.病理組織学的検査では真皮内に紡錘形細胞が増殖し,免疫染色でHHV(human herpesvirus)-8が陽性であった.HIV(human immunodeficiency virus)感染はなく,免疫抑制に伴うKaposi肉腫と診断した.皮膚病変のほかに胃粘膜病変,肺病変も合併しており,免疫抑制剤を中止し経過観察したが改善を認めず,診断より約1ヵ月後に容態が急変し死亡した.急変時に施行した頭部CTで左側頭葉~後頭葉にかけて低吸収域を認め,Kaposi肉腫の脳病変による痙攣重積発作で呼吸停止に至ったと考えられた.免疫抑制関連型Kaposi肉腫は内臓病変の合併が少なく予後良好とされているが,自験例のように急速に進行する症例もあり注意が必要である.

  • アンピシリンの投与中に急性汎発性発疹性膿疱症と腎障害を併発した1例

    岡林 綾, 平田 央, 山名 正樹, 濱田 征宏, 和田 裕介, 覚道 健一

    和泉市立総合医療センター雑誌   33   31 - 34   2023年04月( ISSN:2436-469X

  • 亜鉛華デンプンで消退した肛門部巨大尖圭コンジローマの1例

    貝阿弥 瞳, 平田 央, 鶴田 大輔

    日本臨床皮膚科医会雑誌   40 ( 1 )   032 - 036   2023年01月( ISSN:1349-7758

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    55歳,女性.初診2年前より外陰部にそう痒があり,2ヵ月前から外陰部,肛囲に腫瘤を自覚していた.近医で尖圭コンジローマと診断されイミキモドを外用するも改善せず,当科を紹介受診した.初診時は,外陰部から肛囲にかけて鶏冠状に隆起した灰白色の腫瘤を多数認め,肛門部腫瘤は9.5×3cm大であった.有棘細胞癌を鑑別疾患として,肛門部腫瘤より皮膚生検を施行した.病理組織学的所見では,表皮は過角化を伴って外方性,乳頭腫状に肥厚していた.錯角化があり,表皮上層の角化細胞にコイロサイトーシスを認めた.核の異型性は乏しく,悪性を示唆する所見はなかった.臨床所見,病理組織学的所見から巨大尖圭コンジローマ(giant condyloma acuminatum,GCA)と診断した.腫瘤の縮小を目的に亜鉛華デンプン外用を開始したところ,開始から2ヵ月で腫瘤はすべて消退した.その後,通院しなくなり,再発については確認できていない.GCAとはカリフラワー状の腫瘤を形成し,外見上は悪性腫瘍が示唆されるが,病理組織学的に良性を示す腫瘍性病変と定義されている.治療として外科的切除術が最も確実な治療法と考えられているが,外科的切除術後でも再発率は50%と高い.2010年にGCAに対して亜鉛華デンプンによる治療が有効であった2例が報告された.腫瘍サイズが大きいまま外科的に治療した場合,皮膚欠損範囲が大きく,治癒に時間を要する.まず亜鉛華デンプン外用で腫瘍の縮小を目指すことで,治療侵襲性を小さく出来る可能性がある.また,自験例のように完全消退する可能性もある.(著者抄録)

  • Primary Cutaneous Gamma-Delta T-Cell Lymphoma Initially Diagnosed as Subcutaneous Panniculitis-like T-Cell Lymphoma with Dermatomyositis.

    Hirata C, Nakai K, Kurasawa Y, Maekawa N, Kuniyuki S, Yamagami K, Ohsawa M, Tsuruta D

    Dermatopathology (Basel, Switzerland)   9 ( 2 )   143 - 147   2022年04月( ISSN:2296-3529

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MISC(その他記事)

講演・口頭発表等

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