2024/03/28 更新

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スズキ タカユキ
鈴木 孝幸
SUZUKI TAKAYUKI
担当
大学院理学研究科 生物学専攻 教授
理学部 生物学科
職名
教授
所属
理学研究院
連絡先
メールアドレス
プロフィール
脊椎動物における骨格パターンの進化をもたらしたメカニズムを発生生物学、分子生物学、進化発生生物学の手法を用いて研究しています。  近年の研究成果では、長年の謎であったヘビの胴体が何故長いのか、ヘビ特有の骨格パターンの形成メカニズムの謎を解明し、NHKを始めとしたテレビや多くの新聞、海外のメディアに取り上げて頂きました。  進化の過程は胚の発生過程に刻まれています。そのため胚の発生過程を研究すると進化の道筋が少しずつ明らかになっていきます。その道筋を実際に描いているのが遺伝子の変化(進化)です。近年の発生生物学の手法を用いると、この遺伝子の変化が起こった時に、どのような形態の進化が起こったのか、実際に実験を行って検証することが出来る時代となりました。このように、進化のメカニズムの解明は、発生生物学を中心とした分子生物学やこれまでの進化学など多角的な視点や方法論を用いて解明していくことが期待されている、今後大きく発展していく研究分野です。  骨や骨格パターンの進化、発生メカニズムに興味のある人はぜひコンタクトを下さい。
所属キャンパス
杉本キャンパス

担当・職階

  • 大学院理学研究科 生物学専攻 

    教授  2022年04月 - 継続中

  • 理学部 生物学科 

    教授  2022年04月 - 継続中

取得学位

  • 博士(バイオサイエンス) ( 奈良先端科学技術大学院大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / 発生生物学  / 発生生物学

  • ライフサイエンス / 進化生物学  / 進化発生学

  • ライフサイエンス / 細胞生物学  / 生化学

  • ライフサイエンス / 遺伝学  / 遺伝学

研究キーワード

  • 発生生物学

  • 進化発生学

研究概要


  • ・手足の形成位置の進化
     脊椎動物の中でカメなどは胴体が短く(頭から後ろ足までが近い)、ヘビは長い胴体を持つ(頭から後ろ足までが遠い)ことが知られています。近年の研究で、私たちはこのような脊椎動物の多彩な形態が生まれた理由は、GDF11というたった1つの遺伝子の働くタイミングの違いで説明出来ることが分かりました。このメカニズムは地球上に存在するすべての足を持つ動物に適用出来ると考えられます。この発見は、脊椎動物の形態の大進化を解明するための重要な糸口になるとともに、私たちの体の器官のうちとりわけ後ろ足周辺の、下半身全体の器官の位置を決める発生メカニズムの解明につながることが期待されます。私達は、脊椎動物における骨格パターン進化の中でもとりわけ目に付く、手足の位置の多様性(下図)を生み出した進化的な分子基盤を見つけ、その機能を分子生物学の手法を用いて検証したいと考えています。

    ・骨格パターンの進化の分子メカニズムは?
     私たちの体の中心には脊椎骨があります。この脊椎骨は頭部に近い方から頸椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)、仙椎(せんつい)、尾椎(びつい)と呼ばれています。これらのは脊椎骨の形の違いから区別されています。それぞれの脊椎骨の数や形は異なりますが、頸椎から尾椎までの骨の並び方の順番は一緒です。頭からしっぽにかけての体の軸を前後軸と呼びます。このことから、私たちヒトを含む脊椎動物の前後軸のパターンはお互いよく似ておりそれぞれの脊椎骨の数を変えることで体の形を変化させてきたことが分かります。このそれぞれの脊椎骨の形を作っている遺伝子がHox遺伝子群です。Hox遺伝子群は転写因子をコードしており、それぞれの脊椎骨の部分で特異的に発現するHox遺伝子があり、これによって脊椎骨の前後軸パターンが決まります。このことから、体の前後軸に沿った骨格パターン(脊椎骨の数と形)の変化は、それぞれの種で、どのように発生中にHox遺伝子の発現が誘導されるかによって決まると言えます。私たちは、Hox遺伝子群の発現が発生中に誘導される仕組みを、様々な動物胚やES細胞を用いた分化誘導系を用いて調べることで、骨格パターンの進化の分子メカニズムの解明に挑みます。

    ・ヘビの胴体は何故長くなったのか?
    ​ ヘビはとても面白い形をしています。手足がなかったり脊椎骨の数が多かったり、他の爬虫類と比べてもとてもユニークな進化をしています。トカゲの中でも胴体が長い種があり、この種では手足が小さく指の本数も減少しています。このことから胴体が長くなると、手足がなくなる傾向にあると言えるかも知れません。ヘビの胴体はそもそも何故長い?のでしょうか。それはヘビの脊椎骨の数が多い理由を調べる必要があります。脊椎骨は、発生中に中軸中胚葉と言う体の後ろ側の組織が細胞増殖を起こして増え続けることで数が増えます。私たちは、日本固有のヘビであるシマヘビを採取し、その発生過程を記載することに成功しました(右図:シマヘビ胚)。その結果、ヘビの中軸中胚葉の細胞群は他の生物と比べて数が多く、特別な形態をしていることに気付きました。これはヘビ特異的に脊椎骨を多く作るように中軸中胚葉の発生過程に変化(進化)が起こったことが考えられます。私たちは、世界で唯一ヘビの初期胚を手に入れることが出来る強みを生かして、ヘビの胴体が長くなった謎の解明に挑んでいます。

研究歴

  • 力の組織間相互作用の解析による肢芽全体の伸長メカニズムの解明

    個人研究

    2023年04月 - 継続中 

  • 後肢の位置の多様性を生み出した進化的に獲得されたエンハンサー配列群の機能的解明

    2022年04月 - 継続中 

  • ヘビ特有の体軸伸長を誘導する進化的に獲得した分子機構の解明

    個人研究

    2021年07月 - 継続中 

  • 仙椎-後肢ユニットの形態の制約と個体間の位置のゆらぎを生み出す分子機構の解明

    個人研究

    2020年04月 - 2022年03月 

  • 四肢動物において後肢の位置の多様性を生み出した進化的な分子基盤の解明

    個人研究

    2018年04月 - 2022年03月 

  • 特定の体節数で後肢形成が開始される機構の解明

    個人研究

    2017年04月 - 2019年03月 

  • モルフォゲンに依存しない上皮の配向した力学的拘束による肢芽の伸長機構の解明

    個人研究

    2016年04月 - 2018年03月 

  • マクロからミクロへ:トップダウンアプローチによる階層を超える形態形成の理解

    個人研究

    2015年04月 - 2019年03月 

  • チューリングではなく一方向阻害モデルによる指の個性と本数の決定原理の解明

    個人研究

    2013年04月 - 2016年03月 

  • 細胞動態と生化学場との統合によるAnisotropyを生み出す力学場の解明

    個人研究

    2013年04月 - 2015年03月 

  • 肢芽をモデルとした細胞集団から形態形成をつなぐロジックの解明

    個人研究

    2011年04月 - 2013年03月 

  • 指の発生におけるPFRの細胞群の動的な作用機序の解明

    個人研究

    2011年04月 - 2012年03月 

  • 指の発生におけるPFRの極性獲得機構の解析

    個人研究

    2009年04月 - 2010年03月 

  • 指の個性の決定における新しいシグナリングセンターPFRの機能解析

    2007年04月 - 2008年03月 

  • 指の個性の決定とTbx遺伝子群

    2003年04月 - 2004年03月 

所属学協会

  • 発生生物学会

  • 国際ニワトリ学術集会

委員歴(学外)

  • DGD Steering Comittee  

    2021年04月 - 継続中 

受賞歴

  • 日本遺伝学会奨励賞

    鈴木 孝幸

    2019年09月   日本遺伝学会  

職務経歴(学外)

  • 大阪公立大学   大学院理学研究科 生物学専攻   教授

    2022年04月 - 継続中

  • 名古屋大学大学院生命農学研究科   鳥類バイオサイエンス研究センター   准教授

    2018年04月 - 2022年03月

  • 名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻   大学院理学研究科 生命理学専攻 生体調節論   講師

    2016年04月 - 2018年03月

  • 名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻   大学院理学研究科 生命理学専攻   助教

    2010年10月 - 2016年03月

  • 独立行政法人科学技術振興機構 さきがけ研究者

    2008年10月 - 2012年03月

  • 東北大学加齢医学研究所   助教

    2007年04月 - 2010年09月

  • 日本学術振興会海外特別研究員

    2005年04月 - 2007年03月

  • 日本学術振興会海外特別研究員

    2005年04月 - 2007年03月

  • 米国ウィスコンシン大学解剖学分野ポスドク

    2004年06月 - 2007年03月

  • 日本学術振興会特別研究員(PD)

    2004年04月 - 2005年03月

  • 日本学術振興会特別研究員(PD)

    2004年04月 - 2005年03月

  • 日本学術振興会特別研究員(DC2)

    2003年04月 - 2004年03月

  • 日本学術振興会特別研究員(DC2)

    2003年04月 - 2004年03月

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学歴

  • 奈良先端科学技術大学院大学   バイオサイエンス研究科   細胞生物学専攻   博士課程後期   卒業・修了

    2001年04月 - 2004年03月

  • 慶應義塾大学   理工学研究科   生体医工学専攻   修士課程   卒業・修了

    1999年04月 - 2001年03月

  • 慶應義塾大学   理工学部   応用化学科   学士課程   卒業・修了

    1995年04月 - 1999年03月

論文

  • Current research on mechanisms of limb bud development; future difficulties to face over the coming 10 years.

    Suzuki T

    Genes & genetic systems   advpub ( 0 )   2024年( ISSN:13417568 ( eISSN:18805779

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  • An archetype and scaling of developmental tissue dynamics across species

    Morishita Y.

    Nature Communications   14 ( 1 )   8199   2023年12月

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  • An inducible germ cell ablation chicken model for high-grade germline chimeras

    Chen Y.C.

    Development (Cambridge)   150 ( 18 )   2023年09月( ISSN:09501991

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  • Uterus-specific transcriptional regulation underlies eggshell pigment production in Japanese quail.

    Satoshi Ishishita, Shumpei Kitahara, Mayuko Takahashi, Sakura Iwasaki, Shoji Tatsumoto, Izumi Hara, Yoshiki Kaneko, Keiji Kinoshita, Katsushi Yamaguchi, Akihito Harada, Yasushige Ohmori, Yasuyuki Ohkawa, Yasuhiro Go, Shuji Shigenobu, Yoichi Matsuda, Takayuki Suzuki

    PloS one   17 ( 3 )   e0265008   2022年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    The precursor of heme, protoporphyrin IX (PPIX), accumulates abundantly in the uteri of birds, such as Japanese quail, Coturnix japonica, which has brown-speckled eggshells; however, the molecular basis of PPIX production in the uterus remains largely unknown. Here, we investigated the cause of low PPIX production in a classical Japanese quail mutant exhibiting white eggshells by comparing its gene expression in the uterus with that of the wild type using transcriptome analysis. We also performed genetic linkage analysis to identify the causative genomic region of the white eggshell phenotype. We found that 11 genes, including 5'-aminolevulinate synthase 1 (ALAS1) and hephaestin-like 1 (HEPHL1), were specifically upregulated in the wild-type uterus and downregulated in the mutant. We mapped the 172 kb candidate genomic region on chromosome 6, which contains several genes, including a part of the paired-like homeodomain 3 (PITX3), which encodes a transcription factor. ALAS1, HEPHL1, and PITX3 were expressed in the apical cells of the luminal epithelium and lamina propria cells of the uterine mucosa of the wild-type quail, while their expression levels were downregulated in the cells of the mutant quail. Biochemical analysis using uterine homogenates indicated that the restricted availability of 5'-aminolevulinic acid is the main cause of low PPIX production. These results suggest that uterus-specific transcriptional regulation of heme-biosynthesis-related genes is an evolutionarily acquired mechanism of eggshell pigment production in Japanese quail. Based on these findings, we discussed the molecular basis of PPIX production in the uteri of Japanese quails.

    DOI: 10.1371/journal.pone.0265008

    PubMed

  • The dynamic spatial and temporal relationships between the phalanx‐forming region and the interdigits determine digit identity in the chick limb autopod 招待 査読

    Developmental Dynamics   2021年03月( ISSN:1058-8388 ( eISSN:1097-0177

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/dvdy.323

    その他URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full-xml/10.1002/dvdy.323

  • Thalidomide and its metabolite 5‐hydroxythalidomide induce teratogenicity via the cereblon neosubstrate PLZF 査読

    The EMBO Journal   40 ( 4 )   e105375   2021年02月( ISSN:0261-4189 ( eISSN:1460-2075

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    担当区分:責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.15252/embj.2020105375

    PubMed

    その他URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full-xml/10.15252/embj.2020105375

  • Origin and evolutionary history of domestic chickens inferred from a large population study of Thai red junglefowl and indigenous chickens 査読

    Scientific Reports   11 ( 1 )   2035 - 2035   2021年01月( eISSN:2045-2322

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    担当区分:責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.1038/s41598-021-81589-7

    PubMed

    その他URL: http://www.nature.com/articles/s41598-021-81589-7

  • The formation of multiple pituitary pouches from the oral ectoderm causes ectopic lens development in hedgehog signaling‐defective avian embryos 査読

    Developmental Dynamics   249 ( 12 )   1425 - 1439   2020年12月( ISSN:1058-8388 ( eISSN:1097-0177

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    担当区分:責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.1002/dvdy.222

    PubMed

    その他URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full-xml/10.1002/dvdy.222

  • Combined deletions of IHH and NHEJ1 cause chondrodystrophy and embryonic lethality in the Creeper chicken 査読

    Communications Biology   3 ( 1 )   144 - 144   2020年12月( eISSN:2399-3642

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.1038/s42003-020-0870-z

    PubMed

    その他URL: http://www.nature.com/articles/s42003-020-0870-z

  • Geographic Origin and Genetic Characteristics of Japanese Indigenous Chickens Inferred from Mitochondrial D-Loop Region and Microsatellite DNA Markers 招待 査読

    Animals   10 ( 11 )   2074 - 2074   2020年11月( eISSN:2076-2615

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    担当区分:最終著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.3390/ani10112074

    PubMed

  • Transcriptome analysis revealed misregulated gene expression in blastoderms of interspecific chicken and Japanese quail F1 hybrids 査読

    PLOS ONE   15 ( 10 )   e0240183 - e0240183   2020年10月( eISSN:1932-6203

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    担当区分:責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.1371/journal.pone.0240183

    PubMed

  • Primordial germ cell‐specific expression of eGFP in transgenic chickens 査読

    genesis   58 ( 8 )   2020年08月( ISSN:1526-954X ( eISSN:1526-968X

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    担当区分:責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/dvg.23388

    その他URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full-xml/10.1002/dvg.23388

  • How do signaling and transcription factors regulate both axis elongation and Hox gene expression along the anteroposterior axis? 招待 査読

    How do signaling and transcription factors regulate both axis elongation and Hox gene expression along the anteroposterior axis?   62 ( 5 )   363 - 375   2020年06月( ISSN:0012-1592 ( eISSN:1440-169X

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    担当区分:最終著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1111/dgd.12682

    その他URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full-xml/10.1111/dgd.12682

  • DNA methylation analysis of multiple imprinted DMRs in Sotos syndrome reveals IGF2 ‐DMR0 as a DNA methylation‐dependent, P0 promoter‐specific enhancer 査読

    The FASEB Journal   34 ( 1 )   960 - 973   2020年01月( ISSN:0892-6638 ( eISSN:1530-6860

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    担当区分:責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.1096/fj.201901757r

    PubMed

    その他URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full-xml/10.1096/fj.201901757R

  • EGFP遺伝子導入ニワトリ株における導入遺伝子統合部位の同定と蛍光強度の解剖学的性質(Identification of transgene integration site and anatomical properties of fluorescence intensity in a EGFP transgenic chicken line)

    Tsujino Kaori, Okuzaki Yuya, Hibino Nobuyuki, Kawamura Kazuki, Saito Seiji, Ozaki Yumi, Ishishita Satoshi, Kuroiwa Atsushi, Iijima Shinji, Matsuda Yoichi, Nishijima Kenichi, Suzuki Takayuki

    Development, Growth & Differentiation   61 ( 7-8 )   393 - 401   2019年10月( ISSN:0012-1592

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    レンチウイルス感染により作成したEGFP遺伝子導入ニワトリ株における、遺伝子の統合部位と発達中の器官の蛍光強度を解析した。導入遺伝子はMED27のエクソン3と4の間に局在した。一部のホモ接合体とヘテロ接合体は胚の早期段階で致死的であった。パラフィン切片の抗GFP抗体による免疫組織化学法により、St.14、17、24の導入遺伝子胚のEGFP発現の組織学的分析を行った。次に凍結切片を作成し、それぞれの組織における導入遺伝子から直接EGFP蛍光強度を測定した。その結果、胚の発達段階や組織において、EGFP発現は特徴がみられた。野生型細胞と一緒に微量培養したEGFP発現細胞は、生細胞画像を介してはっきりと識別することができた。

  • In ovoエレクトロポレーションのためのFast Greenに代わる色素としてのBrilliant Blue(Brilliant Blue as an alternative dye to Fast Green for in ovo electroporation)

    Saito Seiji, Kawamura Kazuki, Matsuda Yoichi, Suzuki Takayuki

    Development, Growth & Differentiation   61 ( 7-8 )   402 - 409   2019年10月( ISSN:0012-1592

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    ニワトリ胚へのin ovoエレクトロポレーション(EP)で注入部位に関する指標の代替色素として、Brilliant Blueが適していることを見出した。Brilliant Blueは0.2%でDNA注入部位の追跡に十分であった。この化学物質ではEP後に赤色蛍光が観察されなかった。これらの結果から、Brilliant BlueはEPによってニワトリ胚に導入された赤色蛍光蛋白質を検出するために利用可能と考えられた。また、レポーター遺伝子EGFPとmCherryを一緒にEPした後、2種の蛍光強度を正確に測定するためBrilliant Blueを使用したところ、蛍光強度の平均を算出するために有用なツールであると考えられた。

  • Recommendation of Brilliant Blue instead of Fast Green as a dye at in ovo electroporation. 査読

    Saito S, Kawamura K, Matsuda Y, Suzuki T

    Development, growth & differentiation   2019年10月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Identification of transgene integration site and anatomical properties of fluorescence intensity in a EGFP transgenic chicken line. 査読

    Tsujino K, Okuzaki Y, Hibino N, Kawamura K, Ozaki Y, Ishishita S, Kuroiwa A, Iijima S, Matsuda Y, Nishijima K, Suzuki T

    Development, growth & differentiation   2019年10月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Brilliant Blue as an alternative dye to Fast Green for in ovo electroporation

    Seiji Saito, Kazuki Kawamura, Yoichi Matsuda, Takayuki Suzuki

    Development, Growth & Differentiation   61 ( 7-8 )   402 - 409   2019年09月( ISSN:0012-1592 ( eISSN:1440-169X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Abstract

    Chick embryo electroporation is a powerful tool for the introduction of transgenes into tissues of interest for the study of developmental biology. This method often uses Fast Green to visualize the injected area by staining the solution containing DNA green. Here, we show that Fast Green fluoresces in a red color after electroporation, suggesting that researchers need to be cautious when detecting red fluorescence. Fast Green solution did not show any fluorescence before injection into chick embryos, but fluoresced red within 3 min post‐injection into chick embryos. We identified Brilliant Blue as suitable alternative dye for use as an indicator of injection sites in ovo electroporation. We found that 0.2% of Brilliant Blue was sufficient to track the area of DNA injection. In addition, this chemical did not show red fluorescence after electroporation. Our findings demonstrate that Brilliant Blue can be used for detecting red fluorescent proteins introduced into chick embryos by electroporation. Our study also shows useful examples for the application of Brilliant Blue for the precise quantification of two fluorescence intensities after EGFP and mCherry co‐electroporation.

    DOI: 10.1111/dgd.12629

    その他URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full-xml/10.1111/dgd.12629

  • Self-organized formation of developing appendages from murine pluripotent stem cells. 査読

    Mori S, Sakakura E, Tsunekawa Y, Hagiwara M, Suzuki T, Eiraku M

    Nature Communications   10   3802   2019年08月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • PRDM14 and BLIMP1 control the development of chicken primordial germ cells. 査読

    Okuzaki Y, Kaneoka H, Suzuki T, Hagihara Y, Nakayama Y, Murakami S, Murase Y, Kuroiwa A, Iijima S, Nishijima KI

    Developmental biology   455 ( 1 )   32 - 41   2019年07月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Anatomical integration of the sacral-hindlimb unit coordinated by GDF11 underlies variation in hindlimb positioning in tetrapods 査読

    Yoshiyuki Matsubara, Tatsuya Hirasawa, Shiro Egawa, Ayumi Hattori, Takaya Suganuma, Yuhei Kohara, Tatsuya Nagai, Koji Tamura, Shigeru Kuratani, Atsushi Kuroiwa, Takayuki Suzuki

    Nature Ecology and Evolution   1 ( 9 )   1392 - 1399   2017年09月( ISSN:2397-334X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Elucidating how body parts from different primordia are integrated during development is essential for understanding the nature of morphological evolution. In tetrapod evolution, while the position of the hindlimb has diversified along with the vertebral formula, the mechanism responsible for this coordination has not been well understood. However, this synchronization suggests the presence of an evolutionarily conserved developmental mechanism that coordinates the positioning of the hindlimb skeleton derived from the lateral plate mesoderm with that of the sacral vertebrae derived from the somites. Here we show that GDF11 secreted from the posterior axial mesoderm is a key factor in the integration of sacral vertebrae and hindlimb positioning by inducing Hox gene expression in two different primordia. Manipulating the onset of GDF11 activity altered the position of the hindlimb in chicken embryos, indicating that the onset of Gdf11 expression is responsible for the coordinated positioning of the sacral vertebrae and hindlimbs. Through comparative analysis with other vertebrate embryos, we also show that each tetrapod species has a unique onset timing of Gdf11 expression, which is tightly correlated with the anteroposterior levels of the hindlimb bud. We conclude that the evolutionary diversity of hindlimb positioning resulted from heterochronic shifts in Gdf11 expression, which led to coordinated shifts in the sacral-hindlimb unit along the anteroposterior axis.

    DOI: 10.1038/s41559-017-0247-y

    PubMed

  • A quantitative approach to understanding vertebrate limb morphogenesis at the macroscopic tissue level 査読

    Takayuki Suzuki, Yoshihiro Morishita

    CURRENT OPINION IN GENETICS & DEVELOPMENT   45   108 - 114   2017年08月( ISSN:0959-437X ( eISSN:1879-0380

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    To understand organ morphogenetic mechanisms, it is essential to clarify how spatiotemporally-regulated molecular/cellular dynamics causes physical tissue deformation. In the case of vertebrate limb development, while some of the genes and oriented cell behaviors underlying morphogenesis have been revealed, tissue deformation dynamics remains incompletely understood. We here introduce our recent work on the reconstruction of tissue deformation dynamics in chick limb development from cell lineage tracing data. This analysis has revealed globally-aligned anisotropic tissue deformation along the proximo-distal axis not only in the distal region but also in the whole limb bud. This result points to a need, as a future challenge, to find oriented molecular/cellular behaviors for realizing the observed anisotropic tissue deformation in both proximal and distal regions, which will lead to systems understanding of limb morphogenesis.

    DOI: 10.1016/j.gde.2017.04.005

    PubMed

  • Quantitative and comparative analysis of tissue deformation dynamics for chick and Xenopus limb morphogenesis 査読

    Yoshihiro Morishita, Takayuki Suzuki, Hitoshi Yokoyama, Yasuhiro Kamei, Koji Tamura, Aiko Kawasumi

    MECHANISMS OF DEVELOPMENT   145   S40 - S40   2017年07月( ISSN:0925-4773 ( eISSN:1872-6356

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  • Upstream regulation for initiation of restricted Shh expression in the chick limb bud 査読

    Haruka Matsubara, Daisuke Saito, Gembu Abe, Hitoshi Yokoyama, Takayuki Suzuki, Koji Tamura

    DEVELOPMENTAL DYNAMICS   246 ( 5 )   417 - 430   2017年05月( ISSN:1058-8388 ( eISSN:1097-0177

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Background: The organizing center, which serves as a morphogen source, has crucial functions in morphogenesis in animal development. The center is necessarily located in a certain restricted area in the morphogenetic field, and there are several ways in which an organizing center can be restricted. The organizing center for limb morphogenesis, the ZPA (zone of polarizing activity), specifically expresses the Shh gene and is restricted to the posterior region of the developing limb bud.Results: The pre-pattern along the limb anteroposterior axis, provided by anterior Gli3 expression and posterior Hand2 expression, seems insufficient for the initiation of Shh expression restricted to a narrow, small spot in the posterior limb field. Comparison of the spatiotemporal patterns of gene expression between Shh and some candidate genes (Fgf8, Hoxd10, Hoxd11, Tbx2, and Alx4) upstream of Shh expression suggested that a combination of these genes' expression provides the restricted initiation of Shh expression.Conclusions: Taken together with results of functional assays, we propose a model in which positive and negative transcriptional regulatory networks accumulate their functions in the intersection area of their expression regions to provide a restricted spot for the ZPA, the source of morphogen, Shh. Developmental Dynamics 246:417-430, 2017. (c) 2017 Wiley Periodicals, Inc.

    DOI: 10.1002/dvdy.24493

    PubMed

  • Transgene introduction into the chick limb bud by electroporation 査読

    Shogo Ueda, Takayuki Suzuki, Mikiko Tanaka

    Methods in Molecular Biology   1650   203 - 208   2017年( ISSN:1064-3745

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    掲載種別:論文集(書籍)内論文  

    Electroporation enables delivering bionanomolecules, such as DNAs, RNAs, siRNAs, and morpholinos, into chick embryos in a spatially and temporally restricted fashion. Recent advances in electroporation techniques allowed us to deliver transgenes into the restricted area of the limb bud and to analyze the function of the enhancers in the limb field. Here, we describe the introduction of transgenes by electroporation in the limb field and its application on enhancer analysis.

    DOI: 10.1007/978-1-4939-7216-6_13

    PubMed

  • Efficient harvesting methods for early-stage snake and turtle embryos 査読

    Yoshiyuki Matsubara, Atsushi Kuroiwa, Takayuki Suzuki

    DEVELOPMENT GROWTH & DIFFERENTIATION   58 ( 3 )   241 - 249   2016年04月( ISSN:0012-1592 ( eISSN:1440-169X

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    Reptile development is an intriguing research target for understating the unique morphogenesis of reptiles as well as the evolution of vertebrates. However, there are numerous difficulties associated with studying development in reptiles. The number of available reptile eggs is usually quite limited. In addition, the reptile embryo is tightly adhered to the eggshell, making it a challenge to isolate reptile embryos intact. Furthermore, there have been few reports describing efficient procedures for isolating intact embryos especially prior to pharyngula stage. Thus, the aim of this review is to present efficient procedures for obtaining early-stage reptilian embryos intact. We first describe the method for isolating early-stage embryos of the Japanese striped snake. This is the first detailed method for obtaining embryos prior to oviposition in oviparous snake species. Second, we describe an efficient strategy for isolating early-stage embryos of the soft-shelled turtle.

    DOI: 10.1111/dgd.12278

    PubMed

  • Inactivation of Sonic Hedgehog Signaling and Polydactyly in Limbs of Hereditary Multiple Malformation, a Novel Type of Talpid Mutant. 査読

    Yoshiyuki Matsubara, Mikiharu Nakano, Kazuki Kawamura, Masaoki Tsudzuki, Jun-Ichi Funahashi, Kiyokazu Agata, Yoichi Matsuda, Atsushi Kuroiwa, Takayuki Suzuki

    Frontiers in cell and developmental biology   4   149 - 149   2016年

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    国際・国内誌:国際誌  

    Hereditary Multiple Malformation (HMM) is a naturally occurring, autosomal recessive, homozygous lethal mutation found in Japanese quail. Homozygote embryos (hmm-/-) show polydactyly similar to talpid2 and talpid3 mutants. Here we characterize the molecular profile of the hmm-/- limb bud and identify the cellular mechanisms that cause its polydactyly. The hmm-/- limb bud shows a severe lack of sonic hedgehog (SHH) signaling, and the autopod has 4 to 11 unidentifiable digits with syn-, poly-, and brachydactyly. The Zone of Polarizing Activity (ZPA) of the hmm-/- limb bud does not show polarizing activity regardless of the presence of SHH protein, indicating that either the secretion pathway of SHH is defective or the SHH protein is dysfunctional. Furthermore, mesenchymal cells in the hmm-/- limb bud do not respond to ZPA transplanted from the normal limb bud, suggesting that signal transduction downstream of SHH is also defective. Since primary cilia are present in the hmm-/- limb bud, the causal gene must be different from talpid2 and talpid3. In the hmm-/- limb bud, a high amount of GLI3A protein is expressed and GLI3 protein is localized to the nucleus. Our results suggest that the regulatory mechanism of GLI3 is disorganized in the hmm-/- limb bud.

    DOI: 10.3389/fcell.2016.00149

    PubMed

  • AP-2β is a transcriptional regulator for determination of digit length in tetrapods. 査読

    Seki R, Kitajima K, Matsubara H, Suzuki T, Saito D, Yokoyama H, Tamura K

    Developmental biology   407 ( 1 )   75 - 89   2015年11月( ISSN:0012-1606 ( eISSN:1095-564X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.ydbio.2015.08.006

    PubMed

  • Quantitative analysis of tissue deformation dynamics reveals three characteristic growth modes and globally aligned anisotropic tissue deformation during chick limb development 査読

    Yoshihiro Morishita, Atsushi Kuroiwa, Takayuki Suzuki

    DEVELOPMENT   142 ( 9 )   1672 - 1683   2015年05月( ISSN:0950-1991 ( eISSN:1477-9129

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Tissue-level characterization of deformation dynamics is crucial for understanding organ morphogenetic mechanisms, especially the interhierarchical links among molecular activities, cellular behaviors and tissue/organ morphogenetic processes. Limb development is a well-studied topic in vertebrate organogenesis. Nevertheless, there is still little understanding of tissue-level deformation relative to molecular and cellular dynamics. This is mainly because live recording of detailed cell behaviors in whole tissues is technically difficult. To overcome this limitation, by applying a recently developed Bayesian approach, we here constructed tissue deformation maps for chick limb development with high precision, based on snapshot lineage tracing using dye injection. The precision of the constructed maps was validated with a clear statistical criterion. From the geometrical analysis of the map, we identified three characteristic tissue growth modes in the limb and showed that they are consistent with local growth factor activity and cell cycle length. In particular, we report that SHH signaling activity changes dynamically with developmental stage and strongly correlates with the dynamic shift in the tissue growth mode. We also found anisotropic tissue deformation along the proximal-distal axis. Morphogenetic simulation and experimental studies suggested that this directional tissue elongation, and not local growth, has the greatest impact on limb shaping. This result was supported by the novel finding that anisotropic tissue elongation along the proximal-distal axis occurs independently of cell proliferation. Our study marks a pivotal point for multi-scale system understanding in vertebrate development.

    DOI: 10.1242/dev.109728

    PubMed

  • Efficient embryonic culture method for the Japanese striped snake, Elaphe quadrivirgata, and its early developmental stages 査読

    Yoshiyuki Matsubara, Atsushi Sakai, Atsushi Kuroiwa, Takayuki Suzuki

    DEVELOPMENT GROWTH & DIFFERENTIATION   56 ( 8 )   573 - 582   2014年10月( ISSN:0012-1592 ( eISSN:1440-169X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    The morphogenesis of snake embryos is an elusive yet fascinating research target for developmental biologists. However, few data exist on development of early snake embryo due to limited availability of pregnant snakes, and the need to harvest early stage embryos directly from pregnant snakes before oviposition without knowing the date of fertilization. We established an ex vivo culture method for early snake embryos using the Japanese striped snake, Elaphe quadrivirgata. This method, which we named sausage-style (SS) culture, allows us to harvest snake embryos at specific stages for each experiment. Using this SS culture system, we calculated somite formation rate at early stages before oviposition. The average somite formation rate between 6/7 and 12/13 somite stages was 145.9min, between 60/70 and 80/91 somite stages 42.4min, and between 113-115 and 126/127 somite stages 71min. Thus, somite formation rate that we observed during early snake embryogenesis was changed over time. We also describe a developmental staging series for E.quadrivirgata. This is the first report of a developmental series of early snake embryogenesis prior to oviposition by full-color images with high-resolution. We propose that the SS culture system is an easy method for treating early snake embryos ex vivo.

    DOI: 10.1111/dgd.12157

    PubMed

  • Bayesian inference of whole-organ deformation dynamics from limited space-time point data 査読

    Yoshihiro Morishita, Takayuki Suzuki

    JOURNAL OF THEORETICAL BIOLOGY   357   74 - 85   2014年09月( ISSN:0022-5193 ( eISSN:1095-8541

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    To understand the morphogenetic mechanisms of organ development and regeneration, it is essential to clarify the inter-hierarchical relationship between microscopic, molecular/cellular activities and organ-level tissue deformation dynamics. While the former have been studied for several decades, the latter macroscopic geometrical information about physical tissue deformation - is often missing, especially for many vertebrates. This is mainly because live recording of detailed cell behaviors in whole tissues during vertebrate organogenesis is technically difficult. In this study, we have developed a novel method that combines snapshot lineage tracing with Bayesian statistical estimation to construct whole-organ deformation maps from landmark data on limited numbers of space-time points. Following the validation of the method using artificially generated data sets, we applied it to the analysis of tissue deformation dynamics in chick limb development. A quantitative tissue deformation map for St.23-St.24 has been constructed, and its precision has been proven by evaluating its predictive performance. Geometrical analyses of the map have revealed a spatially heterogeneous volume growth pattern that is consistent with the expression pattern of a major morphogen and anisotropic tissue deformation along an axis. Thus, our method enables deformation dynamics analysis in organogenesis using practical lineage marking techniques. (C) 2014 The Authors. Published by Elsevier Ltd. This is an open access article under the CC BY-NC-ND license

    DOI: 10.1016/j.jtbi.2014.04.027

  • Reconstruction and in vivo analysis of the extinct tbx5 gene from ancient wingless moa (Aves: Dinornithiformes) 査読

    Leon Huynen, Takayuki Suzuki, Toshihiko Ogura, Yusuke Watanabe, Craig D. Millar, Michael Hofreiter, Craig Smith, Sara Mirmoeini, David M. Lambert

    BMC EVOLUTIONARY BIOLOGY   14   75   2014年05月( ISSN:1471-2148

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Background: The forelimb-specific gene tbx5 is highly conserved and essential for the development of forelimbs in zebrafish, mice, and humans. Amongst birds, a single order, Dinornithiformes, comprising the extinct wingless moa of New Zealand, are unique in having no skeletal evidence of forelimb-like structures.
    Results: To determine the sequence of tbx5 in moa, we used a range of PCR-based techniques on ancient DNA to retrieve all nine tbx5 exons and splice sites from the giant moa, Dinornis. Moa Tbx5 is identical to chicken Tbx5 in being able to activate the downstream promotors of fgf10 and ANF. In addition we show that missexpression of moa tbx5 in the hindlimb of chicken embryos results in the formation of forelimb features, suggesting that Tbx5 was fully functional in wingless moa. An alternatively spliced exon 1 for tbx5 that is expressed specifically in the forelimb region was shown to be almost identical between moa and ostrich, suggesting that, as well as being fully functional, tbx5 is likely to have been expressed normally in moa since divergence from their flighted ancestors, approximately 60 mya.
    Conclusions: The results suggests that, as in mice, moa tbx5 is necessary for the induction of forelimbs, but is not sufficient for their outgrowth. Moa Tbx5 may have played an important role in the development of moa's remnant forelimb girdle, and may be required for the formation of this structure. Our results further show that genetic changes affecting genes other than tbx5 must be responsible for the complete loss of forelimbs in moa.

    DOI: 10.1186/1471-2148-14-75

    PubMed

  • How is digit identity determined during limb development? 査読

    Takayuki Suzuki

    DEVELOPMENT GROWTH & DIFFERENTIATION   55 ( 1 )   130 - 138   2013年01月( ISSN:0012-1592

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    Digit identity has been studied using the chick embryo as a model system for more than 40 years. Using this model system, several milestone findings have been reported, such as the apical ectodermal ridge (AER), the zone of polarizing activity (ZPA), the Shh gene, and the theory of morphogen and positional information. These experimental results and models provided context for understanding pattern formation in developmental biology. The focus of this review is on the determination of digit identity during limb development. First, the history of studies on digit identity determination is described, followed by descriptions of the molecular mechanisms and current models for determination of digit identity. Finally, future questions and remarkable points will be discussed.

    DOI: 10.1111/dgd.12022

    PubMed

  • Identification of Spontaneous Mutations Within the Long-Range Limb-Specific Sonic Hedgehog Enhancer (ZRS) That Alter Sonic Hedgehog Expression in the Chicken Limb Mutants oligozeugodactyly and Silkie Breed 査読

    Sarah A. Maas, Takayuki Suzuki, John F. Fallon

    DEVELOPMENTAL DYNAMICS   240 ( 5 )   1212 - 1222   2011年05月( ISSN:1058-8388

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    The evolutionarily conserved, non-coding similar to 800-base-pair (bp) zone of polarizing activity (ZPA) regulatory sequence (ZRS) controls Shh expression in the posterior limb. We report that the chicken mutant oligozeugodactyly (ozd), which lacks limb Shh expression, has a large deletion within the ZRS. Furthermore, the preaxial polydactylous, Silkie Breed chicken, which develops ectopic anterior limb Shh expression, has a single bp change within the ZRS. Using an in vivo reporter assay to examine enhancer function in the chick limb, we demonstrate that the wild-type ZRS drives beta-galactosidase reporter expression in the ZPA of both wild-type and ozd limbs. The Silkie ZRS drives beta-galactosidase in both posterior and anterior Shh domains in wild-type limb buds. These results support the hypothesis that the ZRS integrates positive and negative prepatterned regulatory inputs in the chicken model system and demonstrate the utility of the chicken limb as an efficient genetic system for gene regulatory studies. Developmental Dynamics 240: 1212-1222, 2011. (C) 2011 Wiley-Liss, Inc.

    DOI: 10.1002/dvdy.22634

    PubMed

  • Identification of a Primary Target of Thalidomide Teratogenicity 査読

    Takumi Ito, Hideki Ando, Takayuki Suzuki, Toshihiko Ogura, Kentaro Hotta, Yoshimasa Imamura, Yuki Yamaguchi, Hiroshi Handa

    SCIENCE   327 ( 5971 )   1345 - 1350   2010年03月( ISSN:0036-8075

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Half a century ago, thalidomide was widely prescribed to pregnant women as a sedative but was found to be teratogenic, causing multiple birth defects. Today, thalidomide is still used in the treatment of leprosy and multiple myeloma, although how it causes limb malformation and other developmental defects is unknown. Here, we identified cereblon (CRBN) as a thalidomide-binding protein. CRBN forms an E3 ubiquitin ligase complex with damaged DNA binding protein 1 (DDB1) and Cul4A that is important for limb outgrowth and expression of the fibroblast growth factor Fgf8 in zebrafish and chicks. Thalidomide initiates its teratogenic effects by binding to CRBN and inhibiting the associated ubiquitin ligase activity. This study reveals a basis for thalidomide teratogenicity and may contribute to the development of new thalidomide derivatives without teratogenic activity.

    DOI: 10.1126/science.1177319

    PubMed

  • Electroporation into the limb: Beyond misexpression 査読

    Takayuki Suzuki, Toshihiko Ogura

    Electroporation and Sonoporation in Developmental Biology   85 - 96   2009年

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    掲載種別:論文集(書籍)内論文  

    Limb development has been studied for over 100 years by several generations of developmental biologists. The developing limb is one of the best models with which to study pattern formation in vertebrates. We have used chick limb development to answer a simple but basic question, namely, why heterogeneous tissues are formed at correct positions and times from a homogeneous population of cells (Pearse &amp
    Tabin, 1998). Limb development starts as two pairs of tissue bulges in the lateral plate meso-derm (LPM). These are called the forelimb and hindlimb fields (Fig. 9.1). After limb initiation, one can clearly identify three-dimensional axes in the limb buds: the proximal-distal (PD
    from shoulder to fingers), dorso-ventral (DV
    from back to palm), and antero-posterior (AP
    from thumb to little fingers) axes. Morphological changes and differences along these three axes are determined by pattern formation during limb bud stages. Following establishment of these axes, one can visually recognize condensation of cartilages. Muscles, tendons, and neurons migrate and differentiate after cartilage formation. Because the stages and events are easily recognized morphologically and in detail, it is therefore the limb bud is an excellent model with which to study the molecular mechanisms of embryonic patterning and tissue differentiation in vertebrates. © 2009 Springer Japan.

    DOI: 10.1007/978-4-431-09427-2_9

  • Congenic method in the chick limb buds by electroporation 査読

    Takayuki Suzuki, Toshihiko Ogura

    DEVELOPMENT GROWTH & DIFFERENTIATION   50 ( 6 )   459 - 465   2008年08月( ISSN:0012-1592

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    Electroporation is a powerful tool with which to study limb development. Limb development, however, remains an intricate series of events, requiring the precise dissection of developmental processes using relevant transgenes. In this review, we describe the anatomy of the limb field as the basis of targeted electroporation, and specific expression vectors are discussed. We share a useful protocol for electroporation of chick limb buds, and the expression pattern of enhanced green fluorescent protein in the limb buds is used to demonstrate relevant embryonic patterning. Finally, useful trouble-shooting techniques are described.

    DOI: 10.1111/j.1440-169x.2008.01054.x

    PubMed

  • Unique SMAD1/5/8 activity at the phalanx-forming region determines digit identity 査読

    Takayuki Suzuki, Sean M. Hasso, John F. Fallon

    PROCEEDINGS OF THE NATIONAL ACADEMY OF SCIENCES OF THE UNITED STATES OF AMERICA   105 ( 11 )   4185 - 4190   2008年03月( ISSN:0027-8424

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    The zone of polarizing activity is the primary signaling center controlling anterior-posterior patterning of the amniote limb bud. The autopodial interdigits (IDs) are secondary signaling centers proposed to determine digit identity by acting on the cells of the digital ray. Here, we focus on events accompanying digital fate determination and define a region of the digital ray that expresses Sox9 and Bmpr1b and is phosphorylated-SMAD1/5/8 (p-SMAD1/5/8) positive. We name this region the phalanx-forming region (PFR), and show that the PFR cells arise from the distal subridge mesenchyme of digital ray. This phalanx-forming cell lineage is subsequently committed to the cartilage lineage; the fate of these cells is initially labile but becomes fixed as they are incorporated into the condensed cartilage of the digit primordium. Using an in vivo reporter assay, we establish that each digital PFR has a unique p-SMAD1/5/8 activity signature. In addition, we show that changes in this activity correlate with the identity of the digit that forms after experimental manipulation, supporting the idea that threshold signaling levels can lead to different developmental outcomes in a morphogenetic field. Our data define the molecular profile of the PFR, and we propose a model for understanding formation and variation of digits during autopodial development.

    DOI: 10.1073/pnas.0707899105

    PubMed

  • Chick Dach1 interacts with the Smad complex and Sin3a to control AER formation and limb development along the proximodistal axis 査読

    Y Kida, Y Maeda, T Shiraishi, T Suzuki, T Ogura

    DEVELOPMENT   131 ( 17 )   4179 - 4187   2004年09月( ISSN:0950-1991

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Based on recent data, a new view is emerging that vertebrate Dachshund (Dach) proteins are components of Six1/6 transcription factor-dependent signaling cascades. Although Drosophila data strongly suggest a tight link between Dpp signaling and the Dachshund gene, a functional relationship between vertebrate Dach and BMP signaling remains undemonstrated. We report that chick Dach1 interacts with the Smad complex and the corepressor mouse Sin3a, thereby acting as a repressor of BMP-mediated transcriptional control. In the limb, this antagonistic action regulates the formation of the apical ectodermal ridge (AER) in both the mesenchyme and the AER itself, and also controls pattern formation along the proximodistal axis of the limb. Our data introduce a new paradigm of BMP antagonism during limb development mediated by Dach1, which is now proven to function in different signaling cascades with distinct interacting partners.

    DOI: 10.1242/dev.01252

    PubMed

  • Tbx genes specify posterior digit identity through Shh and BMP signaling 査読

    T Suzuki, J Takeuchi, K Koshiba-Takeuchi, T Ogura

    DEVELOPMENTAL CELL   6 ( 1 )   43 - 53   2004年01月( ISSN:1534-5807

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Despite extensive studies on the anterior-posterior (AP) axis formation of limb buds, mechanisms that specify digit identities along the AP axis remain obscure. Using the four-digit chick leg as a model, we report here that Tbx2 and Tbx3 specify the digit identities of digits IV and III, respectively. Misexpression of Tbx2 and Tbx3 induced posterior homeotic transformation of digit III to digit IV and digit II to digit III, respectively. Conversely, misexpression of their mutants VP16DeltaTbx2 and VP16DeltaTbx3 induced anterior transformation. In both cases, alterations in the expression of several markers (e.g., BMP2, Shh, and HoxD genes) were observed. In addition, Tbx2 and Tbx3 rescued Noggin-mediated inhibition of interdigital BMP signaling, signaling which is pivotal in establishing digit identities. Hence, we conclude that Tbx3 specifies digit III, and the combination of Tbx2 and Tbx3 specifies digit IV, acting together with the interdigital BMP signaling cascade.

    PubMed

  • Tbx5 and Tbx4 trigger limb initiation through activation of the Wnt/Fgf signaling cascade 査読

    JK Takeuchi, K Koshiba-Takeuchi, T Suzuki, M Kamimura, K Ogura, T Ogura

    DEVELOPMENT   130 ( 12 )   2729 - 2739   2003年06月( ISSN:0950-1991

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    A tight loop between members of the fibroblast growth factor and the Wnt families plays a key role in the initiation of vertebrate limb development. We show for the first time that Tbx5 and Tbx4 are directly involved in this process. When dominant-negative forms of these Tbx genes were misexpressed in the chick prospective limb fields, a limbless phenotype arose with repression of both Wnt and Fgf genes By contrast, when Tbx5 and Tbx4 were misexpressed in the flank, an additional wing-like and an additional leg-like limbs were induced, respectively. This additional limb formation was accompanied by the induction of both Wnt and Fgf genes These results highlight the pivotal roles of Tbx5 and Tbx4 during limb initiation, specification of forelimb/hindlimb and evolution of tetrapod limbs, placing Tbx genes at the center of a highly conserved genetic program.

    DOI: 10.1242/dev.00474

    PubMed

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書籍等出版物

  • Secondary Smad1/5/8-dependent signaling downstream of SHH determines digit identity.

    鈴木 孝幸( 担当: 共著 ,  範囲: pp151-160)

    Springer  2014年 

  • Electroporation into the limb: beyond misexpression.

    Suzuki T, Ogura T( 担当: 共著 ,  範囲: pp85-96)

    Springer  2009年 

MISC(その他記事)

  • シグナル系と転写因子はどのようにして前後軸に沿った軸の延長とHox遺伝子の発現を調節するのか(How do signaling and transcription factors regulate both axis elongation and Hox gene expression along the anteroposterior axis?)

    Saito Seiji, Suzuki Takayuki

    Development, Growth & Differentiation   62 ( 5 )   363 - 375   2020年06月( ISSN:0012-1592

  • 後肢発生研究で見えてきた、胴の長さの進化 招待

    黒岩 厚, 鈴木 孝幸

    Natureダイジェスト   15   2018年

     詳細を見る

    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • マヘビ初期胚採取奮闘記

    松原由幸, 鈴木孝幸

    実験医学1月号   102 - 106   2017年01月

  • Molecular regulation of the formation of the Phalanx Forming Region (PFR) at autopod stages of limb development

    Joseph J. Lancman, Takayuki Suzuki, Sean M. Hasso, Yina Li, Chin Chiang, John F. Fallon

    DEVELOPMENTAL BIOLOGY   356 ( 1 )   170 - 171   2011年08月( ISSN:0012-1606

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    掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(国際会議)  

    DOI: 10.1016/j.ydbio.2011.05.633

  • サリドマイド催奇性の原因因子の発見

    伊藤拓水, 安藤秀樹, 鈴木孝幸, 小椋利彦, 山口雄輝, 半田宏

    実験医学   28   2115 - 2118   2010年

  • Only posterior interdigit provides positional information to its anterior PFR to specify each digit identity

    Takayuki Suzuki, Sean M. Hasso, Toshihiko Ogura, John F. Fallon

    DEVELOPMENTAL BIOLOGY   319 ( 2 )   597 - 597   2008年07月( ISSN:0012-1606

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    掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(国際会議)  

    DOI: 10.1016/j.ydbio.2008.05.516

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講演・口頭発表等

  • Detection of differences in gene expression between species by transcriptome analysis using F1 hybrid embryos of chickens and quails 国際会議

    Takayuki Suzuki

    The 56th Annual Meeting of the Japanese Society of Developmental Biologists  2023年07月  Japanese Society of Developmental Biologists

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    会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:Sendai  

  • 四肢動物における後肢の位置の多様性を生み出した分子基盤 招待

    鈴木孝幸

    日本解剖学会  2023年03月 

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    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • ニワトリ-ウズラの属間F1雑種胚を用いたトランスクリプトーム解析による種間の遺伝子発現量の違いの検出 国内会議

    鈴木孝幸

    第45回日本分子生物学会年会  2022年12月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • 四肢動物における後肢の位置の多様性を生み出した分子基盤 招待

    鈴木孝幸

    日本動物学会  2022年09月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • 栄養学解析に資するニワトリ・ウズラリソースの開発と高度化

    布目 三夫, 植村 武夫, 奥嵜 雄也, 西島 謙一, 鈴木 孝幸, 尾崎 由美, 松田 洋一, 村井 篤嗣

    日本栄養・食糧学会大会講演要旨集  2022年05月  (公社)日本栄養・食糧学会

  • ニワトリ胚を用いた手足の発生に必要な遺伝子の探索と機能解析 招待

    鈴木孝幸

    愛知県立一宮高校スーパーサイエンスハイスクール特別講義  2020年12月 

  • 四肢動物における後ろ足の位置の多様性を生み出した発生メカニズム 招待

    鈴木 孝幸

    鳥取大学特別講義  2019年10月 

  • 遺伝学・発生学を用いた四肢のパターン形成メカニズムの研究 招待 国内会議

    鈴木 孝幸

    日本遺伝学会第91回大会  2019年09月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • 発生過程の時間制御機構 脊椎動物における後肢の位置の多様性を生み出した種に固有の発生の時間制御機構

    鈴木 孝幸

    日本生化学会大会プログラム・講演要旨集  2019年09月  (公社)日本生化学会

  • 四肢動物における仙椎ー後肢ユニットの位置の普遍性と種間における位置の多様性を生み出した発生メカニズム 招待

    鈴木孝幸

    第39回 肉眼解剖学懇話会  2019年03月 

  • ニワトリ胚を用いた脊椎動物における後ろ足の位置の多様性が生み出されたメカニズムの解明 招待

    鈴木 孝幸

    愛知県立一宮高校スーパーサイエンスハイスクール特別講義  2018年12月 

     詳細を見る

    会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

  • 四肢動物における仙椎-後肢ユニットの位置の普遍性と種間における位置の多様性を生み出した発生メカニズム 招待

    鈴木 孝幸

    国立循環器病研究センター研究所 招待講演  2018年12月 

  • ヘビの胴体なぜ長い?〜脊椎動物の後ろ足の位置の進化のメカニズム〜 招待

    鈴木 孝幸

    豊橋市自然史博物館 名古屋大学出前事業  2018年12月 

  • ニワトリ胚を用いた四肢動物における後肢の位置の多様性を生み出した発生メカニズム 招待 国内会議

    鈴木 孝幸

    平成30年度 東海畜産学会 特別講演  2018年12月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • ニワトリ胚を用いた四肢動物における後肢の位置の多様性を生み出す発生メカニズム 招待

    鈴木 孝幸

    第42回鳥類内分泌学会  2018年12月 

  • Heterochrony in initiation of Gdf11 expression specifies unique hindlimb positioning through coordination of Hox gene expression in tetrapods 国際会議

    鈴木 孝幸

    第51回 日本発生生物学会年会  2018年06月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(一般)  

  • Anatomical integration of the sacral-hindlimb unit coordinated by secreted factor, GDF11, underlies variation in hindlimb positioning in tetrapods 招待 国内会議

    鈴木 孝幸

    2017年度生命科学系学会合同年次大会  2017年11月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • 四肢動物における後肢の位置の多様性を生み出す発生メカニズム 国内会議

    鈴木 孝幸

    第19回日本進化学会  2017年08月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • 脊椎動物における後肢の位置の多様性が生み出される分子メカニズム 国内会議

    鈴木 孝幸

    第9回 Evo-devo青年の会 特別講演  2016年06月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • Quantitative approach to understand whole organ deformation dynamics in the chick limb 国際会議

    鈴木 孝幸

    Avian Model systems 9  2016年03月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • 脊椎動物における後肢の位置の多様性を生み出す分子メカニズム 招待 国内会議

    鈴木 孝幸

    第3回萌える生物学  2015年09月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • 肢芽全体の形態形成の定量的解析方法と位置の多様性を生み出す分子メカニズム 招待 国内会議

    鈴木 孝幸

    第5回 Tokyo Vertebrate Morphology Meeting  2015年08月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • Quantification of special and temporal deformation dynamics to understand whole organ development 招待 国際会議

    鈴木 孝幸

    Biological time and biological space  2014年08月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • Quantitative approach to understand whole organ morphogenesis 招待 国際会議

    鈴木 孝幸

    第46回日本発生生物学会大会  2013年05月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • 発光顕微鏡を用いた肢芽におけるMorphogenシグナルの定量化と形態形成 招待 国内会議

    鈴木 孝幸

    第85回日本生化学会大会 

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    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • Role of GDF11 during hindlimb field determination 招待 国際会議

    鈴木 孝幸

    アメリカ ウィスコンシン大学マディソン校招待講演 

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    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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科研費獲得実績

  • 後肢の位置の多様性を生み出した進化的に獲得されたエンハンサー配列群の機能的解明

    基盤研究(B)  2025年

  • 力の組織間相互作用の解析による肢芽全体の伸長メカニズムの解明

    学術変革領域研究(A)  2024年

  • 後肢の位置の多様性を生み出した進化的に獲得されたエンハンサー配列群の機能的解明

    基盤研究(B)  2024年

  • 後肢ユニットの形態の制約と個体間の位置のゆらぎを生み出す分子機構の解明

    新学術領域研究(研究領域提案型)  2020年04月

  • 四肢動物において後肢の位置の多様性を生み出した進化的な分子基盤の解明

    基盤研究(B)  2018年04月

  • 特定の体節数で後肢形成が開始される機構の解明

    新学術領域研究(研究領域提案型)  2017年04月

  • モルフォゲンに依存しない上皮の配向した力学的拘束による肢芽の伸長機構の解明

    新学術領域研究(研究領域提案型)  2016年04月

  • マクロからミクロへ:トップダウンアプローチによる階層を超える形態形成の理解

    基盤研究(C)  2015年07月

  • チューリングではなく一方向阻害モデルによる指の個性と本数の決定原理の解明

    基盤研究(B)  2013年04月

  • 細胞動態と生化学場との統合によるAnisotropyを生み出す力学場の解明

    新学術領域研究(研究領域提案型)  2013年04月

  • 指の発生におけるPFRの細胞群の動的な作用機序の解明

    若手研究(B)  2011年04月

  • 肢芽をモデルとした細胞集団から形態形成をつなぐロジックの解明

    新学術領域研究(研究領域提案型)  2011年04月

  • 指の発生におけるPFRの極性獲得機構の解析

    若手研究(B)  2009年04月

  • 指の個性の決定における新しいシグナリングセンターPFRの機能解析

    研究活動スタート支援  2007年04月

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受託研究

  • 指の個性の決定メカニズムの定量発生生物学による解明

    科学技術振興機構  さきがけ  2008年10月

研究員受入実績

  • 2022年度  研究員数:1名

担当教育概要

  • 動物の発生の仕組みについて学ぶ発生生物学の教育を担当している。配偶子形成、発生初期の胚葉形成、器官形成、細胞分化、遺伝子発現とその制御機構について分子レベルで理解することを目的としている。また発生生物学の知識を土台として関連分野である進化発生学や、再生医療についても学ぶ教育を行なっている。

担当授業科目

  • 専門生物学実験1

    2024年度   週間授業   大学

  • 臨海実習

    2024年度   集中講義   大学

  • 発生生物学

    2024年度   週間授業   大学

  • 生物学の潮流

    2024年度   週間授業   大学

  • 生物学特別研究2A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 生物学特別研究1A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 生体機能生物学演習2A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 生体機能生物学演習2A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 生体機能生物学演習1A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 生体機能生物学演習1A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 生体機能生物学特論E

    2024年度   週間授業   大学院

  • 生体機能生物学特論E

    2024年度   週間授業   大学院

  • 生物学特別研究5A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 生物学特別研究4A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 生物学特別研究3A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 生物学実験A

    2024年度   週間授業   大学院

  • 後期特別研究

    2024年度   集中講義   大学院

  • 生物学実験S

    2024年度   週間授業   大学

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学外での担当授業科目

  • 生物学2

    2022年04月
    -
    継続中
    機関名:大阪公立大学

  • 生物学の潮流

    2022年04月
    -
    継続中
    機関名:大阪公立大学

  • 分子発生生物学

    2022年04月
    -
    継続中
    機関名:大阪公立大学

  • 生命農学序説

    機関名:名古屋大学

  • 生物学実習 (B1)

    機関名:名古屋大学

  • 発生学I (B3)

    機関名:名古屋大学

  • 細胞生物学 (B2)

    機関名:名古屋大学

  • 資源生物科学実験実習 (B3)

    機関名:名古屋大学

  • 遺伝学 (B2)

    機関名:名古屋大学

  • 動物遺伝学特論 (M1)

    機関名:名古屋大学

  • G30AB Lab (英語)(B3)

    機関名:名古屋大学

  • 基礎セミナーA (B1)

    機関名:名古屋大学

  • 基礎セミナーB (B1)

    機関名:名古屋大学

  • 基礎生物学演習 (B2)

    機関名:名古屋大学

  • 基礎発生学I (B1)

    機関名:名古屋大学

  • 基礎資源生物科学実験実習 (B2)

    機関名:名古屋大学

  • G30生物学実習(英語)(B3)

    機関名:名古屋大学

  • G30生物学演習 (英語)(B3)

    機関名:名古屋大学

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FD活動

  • 教育技法について  2022年度

     詳細を見る

    教員の教育技法(学習理論、授業法、討論法、学業評価法)について具体的に、学習のカリキュラム開発、アセスメント、自己点検を行なった。

所属院生等の論文発表集計

  • 2022年度

    学部・学域生発表数:0件  所属大学院生発表数:0件

論文・研究指導集計

  • 2022年度

    卒業論文指導数:3名  卒業論文審査数:3件

    博士前期課程学生指導数:5名  博士後期課程学生指導数:2名

    修士論文審査数(主査):1件  修士論文審査数(副査):2件

    博士論文審査数(主査):0件  博士論文審査数(副査):1件

メディア報道

  • 朝日新聞掲載

    朝日新聞  2021年03月

  • 日本経済新聞掲載

    日本経済新聞  2020年05月

  • 産経新聞掲載 新聞・雑誌

    産経新聞  2020年05月

  • 日本経済新聞掲載 テレビ・ラジオ番組

    日本経済新聞  日本経済新聞掲載  2017年09月

  • 読売新聞掲載 テレビ・ラジオ番組

    読売新聞  読売新聞掲載  2017年08月

  • 毎日新聞掲載 新聞・雑誌

    毎日新聞  毎日新聞掲載  2017年08月

  • 朝日新聞掲載 新聞・雑誌

    朝日新聞  朝日新聞掲載  2017年08月

  • 名古屋テレビ夕方のニュース番組up!にて放送

    名古屋テレビ  名古屋テレビ夕方のニュース番組up!  2017年08月

  • 中日新聞朝刊掲載 新聞・雑誌

    中日新聞  中日新聞朝刊掲載  2017年08月

  • NHK東海ニュース テレビ・ラジオ番組

    NHK東海  NHK東海ニュース  2017年08月

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出張講義テーマ ⇒ 出張講義一覧へ

  • 夢ナビライブ 研究室訪問

    分野:理学(数学,物理学,化学,生物学,地球学,生物化学)

     詳細を見る

    SDGs:

    対象:高校生

    夢ナビライブによるzoomを用いての高校生への研究の説明と大学紹介

役職

  • 全学管理職

    理学部 

    遺伝子組換え委員(主任)  2023年04月 - 継続中

  • 部局内役職

    理学部 

    理学部広報副委員長  2023年04月 - 2024年03月

  • 全学管理職

    理学部 

    動物実験委員(副)  2023年04月 - 2024年03月