2023/04/20 更新

写真a

ニシオ コウヘイ
西尾 康平
NISHIO KOHEI
担当
大学院医学研究科 臨床医科学専攻 講師
医学部 医学科
職名
講師
所属
医学研究院

担当・職階

  • 大学院医学研究科 臨床医科学専攻 

    講師  2023年04月 - 継続中

  • 医学部 医学科 

    講師  2023年04月 - 継続中

取得学位

  • 博士(医学) ( 大阪市立大学 )

  • 医学博士 ( 大阪市立大学 )

  • 学士(医学) ( 大阪市立大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / 外科学一般、小児外科学  / 肝胆膵外科学

論文

  • 特集 新・外科感染症診療ハンドブック 各論 肝切除術後の感染症対策

    新川 寛二, 竹村 茂一, 田中 肖吾, 天野 良亮, 木村 健二郎, 大平 豪, 西尾 康平, 木下 正彦, 田内 潤, 白井 大介, 岡田 拓真, 谷 直樹, 川口 貴士, 石沢 武彰, 久保 正二

    臨床外科   77 ( 13 )   1465 - 1470   2022年12月( ISSN:03869857

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  • Development of gallbladder cancer during follow-up of pancreaticobiliary maljunction: a report of two cases.

    Aota T, Tanaka S, Takemura S, Amano R, Kimura K, Shinkawa H, Ohira G, Nishio K, Ishizawa T, Kubo S

    Journal of surgical case reports   2022 ( 12 )   rjac595   2022年12月( ISSN:2042-8812

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  • The whole blood transcriptional regulation landscape in 465 COVID-19 infected samples from Japan COVID-19 Task Force

    Wang Q.S.

    Nature Communications   13 ( 1 )   2022年12月

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  • Comparison of clinicopathological characteristics between resected ampullary carcinoma and carcinoma of the second portion of the duodenum.

    Nishio K, Kimura K, Murata A, Ohira G, Shinkawa H, Kodai S, Amano R, Tanaka S, Shimizu S, Takemura S, Kanazawa A, Kubo S, Ishizawa T

    World journal of gastrointestinal surgery   14 ( 11 )   1219 - 1229   2022年11月( ISSN:1948-9366

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  • 肝細胞癌の肥満患者に対する腹腔鏡下肝切除の開腹下肝切除への優位性 後ろ向き研究(Superiority of laparoscopic liver resection to open liver resection in obese individuals with hepatocellular carcinoma: A retrospective study)

    Ishihara Atsushi, Tanaka Shogo, Shinkawa Hiroji, Yoshida Hisako, Takemura Shigekazu, Amano Ryosuke, Kimura Kenjiro, Ohira Go, Nishio Kohei, Kubo Shoji

    Annals of Gastroenterological Surgery   6 ( 1 )   135 - 148   2022年01月

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    肥満を呈する肝細胞癌患者において腹腔鏡下肝切除(LLR)と開腹下肝切除(OLR)が術後合併症の発症に及ぼす影響を検討した。LLRが施行された339例とOLRを受けた733例を対象に後ろ向き研究を実施し、BMI 18.4kg/m2以下の低体重群(LLR群27例、OLR群47例)、BMI 18.5〜24.9kg/m2の正常体重群(LLR群211例、OLR群483例)、BMI 25.0〜29.9kg/m2以上の過体重群(LLR群85例、OLR群181例)、BMI 30.0kg/m2以上の肥満群(LLR群16例、OLR群22例)に分類した。術後の主要合併症の発症率はLLR群において低体重群が最も高く、正常体重群、過体重群、肥満群の間に有意差はなかった。一方、OLR群では主要合併症の発症率に関してBMIによる差は認められなかった。多変量解析では主要合併症発症の独立予測因子として年齢、手術時間、出血量、血清アルブミン、LLRが抽出され、BMIとの有意な関連はみられなかった。LLR群においては、BMI高値は合併症の発症に良好な影響を及ぼし、手術時間の延長が合併症発症のリスク因子となっていた。また、年齢、性別、肝機能検査値、手術関連因子、腫瘍関連因子を補正後、LLR群では術後合併症のリスクはBMIが増加するのに伴って減少しており、OLR群ではBMIが増加するにつれて上昇していた。術後合併症の発症からみると、肥満患者に対するLLRはOLRと比較して有用な術式であると考えられた。

  • 再発性肝細胞癌に対する腹腔鏡下反復肝切除の適応(Indications of Laparoscopic Repeat Liver Resection for Recurrent Hepatocellular Carcinoma)

    Kinoshita Masahiko, Kanazawa Akishige, Tanaka Shogo, Takemura Shigekazu, Amano Ryosuke, Kimura Kenjiro, Shinkawa Hiroji, Ohira Go, Nishio Kohei, Kubo Shoji

    Annals of Gastroenterological Surgery   6 ( 1 )   119 - 126   2022年01月

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    再発性肝細胞癌に対する腹腔鏡下反復肝切除(LRLR)の適応について手術難易度の点から検討した。再発性肝細胞癌患者160例をLRLR施行群101例(男性84例、女性17例、年齢中央値71歳)と開腹下肝切除(ORLR)施行群59例(男性50例、女性9例、年齢中央値68歳)に分類した。前回の肝切除におけるアプローチ、肝切除の既往、再発腫瘍の局在、難易度スコア等の術前予測因子を基に再手術の難易度を判定し、低〜中難易度群92例と高難易度群9例に分けて手術アウトカムを評価した。検討の結果、LRLR群において手術時間と出血量に関して低〜中難易度群と高難易度群との間に有意差が認められ、開腹手術への移行率も高難易度群の方が高い傾向にあり、術後合併症の発症率も高難易度群の方が高かった。LRLR群とORLR群の比較では、開腹下肝切除の既往はLRLR群の方が有意に少なく、高難易度群の患者はORLR群に有意に多かった。LRLR群はORLRと比較して総手術時間は有意に長く、出血量は少量、術後在院期間は短かった。低〜中難易度群に限定してLRLR群とORLR群を比較したところ、手術時間に群間差はなく、出血量はLRLR群の方が有意に少なく、術後在院期間もLRLR群の方が有意に短縮、術後合併症の発症率もLRLR群の方が有意に低かった。高難易度群に限定した場合には、手術時間はLRLR群の方が有意に長く、その他の評価項目に有意差はなかった。低〜中難易度と判定された患者に対してはLRLRを適応してもよいと考えられた。

  • Predictive value of EGFR mutation in non–small-cell lung cancer patients treated with platinum doublet postoperative chemotherapy

    Takahashi T.

    Cancer Science   113 ( 1 )   287 - 296   2022年01月( ISSN:13479032

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  • Mapping the human genetic architecture of COVID-19

    Niemi M.E.K.

    Nature   600 ( 7889 )   472 - 477   2021年12月( ISSN:00280836

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  • C型肝炎ウイルス関連肝細胞癌患者における肝切除後の術後直接作用型抗ウイルス薬治療(Postoperative direct-acting antiviral treatment after liver resection in patients with hepatitis C virus-related hepatocellular carcinoma)

    Tanaka Shogo, Shinkawa Hiroji, Tamori Akihiro, Takemura Shigekazu, Uchida-Kobayashi Sawako, Amano Ryosuke, Kimura Kenjiro, Ohira Go, Nishio Kohei, Tauchi Jun, Kinoshita Masahiko, Kawada Norifumi, Kubo Shoji

    Hepatology Research   51 ( 11 )   1102 - 1114   2021年11月( ISSN:1386-6346

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    C型肝炎ウイルス感染に関連した肝細胞癌(HCC)に対し、肝切除後の直接作用型抗ウイルス薬(DAA)治療でウイルスが排除され、持続的ウイルス学的著効(SVR)を達成した患者の転帰を後方視的に検討した。術後のDAAによりSVRが得られた18例(HCC-DAA群)の手術成績を、術前のDAAによりSVRが得られた23例(DAA-HCC群)およびDAA療法を受けなかった10例(対照群)の手術成績と比較した。アミノトランスフェラーゼの血清中濃度は、HCC-DAA群、DAA-HCC群共に術後1年で改善した。HCC-DAA群の4例でアルブミン-ビリルビン(ALBI)のグレード2が1へ変化し、結果としてALBIグレード1のHCC-DAA患者が11例から15例に増加した。3年無病生存率は、HCC-DAA群(60%)と他の2群(DAA-HCC群92%、対照群60%)で差はなかった。3年全生存率は、DAA-HCC群(84%)とHCC-DAA群(100%)で対照群(46%)に比べて良好であった(ホルムの検定p<0.05)。多変量解析の結果、腫瘍のステージは術後再発の独立した危険因子であり、術後1年のALBIグレードは術後生存率を予測したが、DAAによるSVRは関連していなかった。以上より、術後のDAA投与による肝機能の改善は術後生存期間を延長させる可能性が示唆された。

  • Sequestration of RBM10 in nuclear bodies: Targeting sequences and biological significance

    Wang L.Y.

    International Journal of Molecular Sciences   22 ( 19 )   2021年10月( ISSN:16616596

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  • 術後8年無再発生存中の大動脈周囲リンパ節転移陽性胆嚢癌の1例

    安 昌起, 木村 健二郎, 田内 潤, 西尾 康平, 天野 良亮, 久保 正二

    日本臨床外科学会雑誌   82 ( 8 )   1569 - 1574   2021年08月( ISSN:1345-2843

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    患者は63歳,女性,心窩部不快感のため近医を受診したところ,超音波検査において膵頭部付近に腫瘍性病変を指摘されたため当院を受診した.諸検査で胆嚢底部の充実性腫瘍と腫大したNo.12pリンパ節が認められ,リンパ節生検で腺癌と診断された.所属リンパ節転移を伴う胆嚢癌と診断し,拡大胆嚢摘出術,所属リンパ節郭清および傍大動脈リンパ節サンプリング術を施行した.病理組織診断は,充実腺癌,pT2(SS),N1(No.12p),M1(No.16b1int),pStageIVBであった.術後3年間のゲムシタビン+シスプラチン,ゲムシタビン単剤およびテガフール・ウラシルによる補助療法を行い,術後8年間,無再発生存中である.No.16リンパ節サンプリングは病期診断,術後補助化学療法の選択に有用であり,同リンパ節転移陽性例に対しても集学的治療により根治を含め長期予後を得られる可能性がある.(著者抄録)

  • 先天性胆道拡張症に合併した胆管small cell neuroendocrine carcinomaの1例

    村田 哲洋, 清水 貞利, 上田 眞也, 櫛山 周平, 高台 真太郎, 西尾 康平, 木下 正彦, 濱野 玄弥, 田嶋 哲三, 奥野 高裕, 金沢 景繁

    日本消化器外科学会雑誌   54 ( 6 )   389 - 396   2021年06月( ISSN:0386-9768

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    症例は48歳の男性で,検診の腹部USにて胆管拡張を指摘された.MRCPにて先天性胆道拡張症と診断され,拡張胆管の下端に約2cm大の腫瘤像を認めた.造影CTで腫瘤は淡い造影効果を認めた.ERCPの胆汁細胞診にてadenocarcinomaと診断され,幽門輪温存膵頭十二指腸切除術,拡張胆管切除術を施行した.病理所見はsmall cell neuroendocrine carcinoma(以下,SCNECと略記)であった.術後4ヵ月目に肝転移再発を認めた.一次治療としてcisplatin+irinotecan療法,二次治療としてamrubicin療法を施行し,それぞれ部分奏効を認めたが,その後に進行を認め術後34ヵ月で原病死した.胆管SCNECは切除されても早期に転移,再発を来しやすく予後不良な疾患である.先天性胆道拡張症に合併した胆管SCNECは非常にまれであるため報告する.(著者抄録)

  • 肝内胆管癌に対するペムブロリズマブ治療中断後の持続的反応 症例報告(Durable response after discontinuation of pembrolizumab therapy for intrahepatic cholangiocarcinoma: a case report)

    Eguchi Shimpei, Shinkawa Hiroji, Sato Yasunori, Nakai Kozo, Takemura Shigekazu, Tanaka Shogo, Amano Ryosuke, Kimura Kenjiro, Ohira Go, Nishio Kohei, Kinoshita Masahiko, Tauchi Jun, Miyazaki Toru, Ishihara Atsushi, Shirai Daisuke, Kubo Shoji

    Clinical Journal of Gastroenterology   14 ( 3 )   858 - 865   2021年06月( ISSN:1865-7257

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    症例は79歳男性で、上腹部痛を主訴とした。CTで胆嚢の腫大と肥厚、および肝S4、5に6cm大の腫瘤が認められた。胆嚢癌の肝浸潤ないし肝内胆管癌の胆嚢浸潤と診断し、肝S4a、5切除、胆嚢摘出およびリンパ節郭清を施行した。病理学的に中分化管状腺癌と診断された。切除標本では、多数のPD-L1陽性マクロファージ、細胞傷害性T細胞、PD-1陽性リンパ球の浸潤が認められ、Combined Positive Score(CPS)は33.1であった。マイクロサテライト不安定性およびミスマッチ修復欠損が高頻度に認められた。S-1による術後補助化学療法を施行したが、4ヵ月後には血清CA19-9が上昇し、肝S1および2に再発が認められた。ペムブロリズマブを4回投与した結果、血清CA19-9は正常化し、CT検査で転移性肝腫瘍および肝門部リンパ節の径は著明に減少した。しかし、14回投与後にそう痒症と発疹が体幹部および下肢に出現し、水疱性類天疱瘡と診断された。ペムブロリズマブ治療は中断し、水疱性類天疱瘡に対する治療を開始した。ペムブロリズマブ治療中断の9ヵ月後、腫瘍の再燃なく生存中である。

  • Tumor mutation burden as a biomarker for lung cancer patients treated with pemetrexed and cisplatin (the JIPANG-TR)

    Sakai K.

    Cancer Science   112 ( 1 )   388 - 396   2021年01月( ISSN:13479032

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  • RFA治療後の穿刺経路再発に対して外科的切除を施行した肝細胞癌の1例

    西尾 康平, 高台 真太郎, 田嶋 哲三, 木下 正彦, 濱野 玄弥, 青松 直撥, 村田 哲洋, 櫻井 克宣, 西居 孝文, 日月 亜紀子, 玉森 豊, 久保 尚士, 清水 貞利, 前田 清, 金沢 景繁

    癌と化学療法   47 ( 13 )   2110 - 2112   2020年12月( ISSN:0385-0684

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    症例は82歳、女性。肝S2に肝細胞癌(hepatocellular carcinoma:HCC)を認め、2年6ヵ月前に経皮的ラジオ波焼灼術(radiofrequency ablation:RFA)を施行した。1ヵ月前の造影CTで、RFA穿刺経路に一致する上腹部正中の腹壁に濃染する約20mmの腫瘤が出現した。その他、肝内を含め再発所見を認めず穿刺経路再発と診断し、手術を施行した。腫瘍摘出に加えて、穿刺経路である腹直筋および後鞘もsurgical marginを取って切除した。病理組織学的検査では高分化型HCCと診断された。術後S3、S4に再発を認めるも、いずれも経カテーテル動脈塞栓術を施行し、術後1年9ヵ月現在無再発生存中である。HCCのRFA治療後の穿刺経路再発に対する外科的切除は有効な治療選択肢の一つであると考えられた。(著者抄録)

  • 右外腸骨動静脈合併切除、血行再建を行いR0切除し得た局所進行虫垂癌の1例

    田嶋 哲三, 日月 亜紀子, 西居 孝文, 青松 直撥, 米光 健, 菊池 拓也, 福井 康裕, 後藤 航, 西村 潤也, 西尾 康平, 櫻井 克宣, 玉森 豊, 久保 尚士, 前田 清

    癌と化学療法   47 ( 13 )   2311 - 2313   2020年12月( ISSN:0385-0684

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    症例は46歳、男性。2ヵ月前からの右下腹部痛を主訴に受診した。造影CT検査で虫垂から腹壁に連続する30mm大の腫瘤を認め、慢性虫垂炎または虫垂腫瘍が疑われたが確定診断に至らず、腹腔鏡下虫垂切除術を施行した。術中の迅速病理診断では悪性所見は認めなかったが最終病理診断で虫垂癌と診断され、右外腸骨動静脈および腹壁に腫瘍が残存した。化学療法を計13ヵ月間施行後、PET-CT検査で局所に限局した異常集積のみで遠隔転移を認めなかったため、初回手術後20ヵ月で開腹回盲部切除、D3リンパ節郭清、外腸骨動静脈および腹壁、大腰筋合併切除、大腿動脈-大腿動脈バイパス術を施行し、R0手術し得た。(著者抄録)

  • ポビドンヨードと比較した肝切除術における術前皮膚消毒剤としてのオラネキシジングルコン酸塩の手術部位感染予防効果の検討

    伊藤 得路, 新川 寛二, 竹村 茂一, 田中 肖吾, 天野 良亮, 木村 健二郎, 大平 豪, 西尾 康平, 木下 正彦, 田内 潤, 宮崎 徹, 石原 敦, 白井 大介, 江口 真平, 久保 正二

    日本外科感染症学会雑誌   17 ( 6 )   503 - 508   2020年12月( ISSN:1349-5755

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    【目的】オラネキシジングルコン酸塩使用肝切除術施行例における手術部位感染(SSI)発症頻度からその予防効果を検討した。【方法】過去6年間に胆道再建および他臓器合併切除を伴わない肝切除術を施行した582例を対象とした。皮膚消毒は2019年3月まではポビドンヨード(PVP-I群:465例)を用い,2019年4月以降はオラネキシジングルコン酸塩(OLG群:117例)を用いた。傾向スコアマッチングを行い,2群間のSSI発生頻度を比較検討した。【結果】マッチング後,片群117例ずつ抽出され,臨床像に有意差は認められなかった。OLG群とPVP-I群で術後SSI発症頻度および率は,それぞれ9例(7.7%),6例(5.1%),切開創SSIは1例(0.9%),2例(1.7%),臓器/体腔SSIは9例(7.7%),5例(4.3%)で,有意差は認められなかった。また,MRSA感染はそれぞれ1例(0.9%),2例(1.7%)で,有意差は認められなかった。【結論】肝切除術におけるオラネキシジングルコン酸塩使用時のSSI発症頻度はポビドンヨードと差はなく,その予防効果は同等と考えられた。(著者抄録)

  • Sister Mary Joseph's Noduleを伴った膵癌に対してConversion Surgeryを施行し得た1例

    村田 哲洋, 清水 貞利, 田嶋 哲三, 木下 正彦, 西尾 康平, 濱野 玄弥, 高台 真太郎, 青松 直撥, 西居 孝文, 櫻井 克宣, 日月 亜紀子, 玉森 豊, 久保 尚士, 前田 清, 金沢 景繁

    癌と化学療法   47 ( 13 )   2406 - 2408   2020年12月( ISSN:0385-0684

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    症例は66歳、女性。心窩部痛を訴え、胃、横行結腸への浸潤を伴う膵尾部癌と診断された。FDG-PETにて臍転移(Sister Mary Joseph's nodule)とダグラス窩に腹膜播種を認め、切除不能膵癌と診断しFOLFIRINOX療法を開始した。FOLFIRINOX療法を計9コース、FOLFIRI療法を計15コース施行後の画像評価にて膵腫瘍は縮小し、臍転移と腹膜播種は消失したため、治療開始14ヵ月後にconversion surgeryを施行した。開腹下に膵体尾部、左副腎、胃(後壁の一部)、横行結腸合併切除、臍切除術を施行し、術後合併症を認めず術後15日で軽快退院した。病理組織学的検査では臍部に癌細胞の残存を認め、ypT3、ypN1a、ypM1、ypStage IV、組織学的効果判定Grade Ibと診断された。術後7ヵ月目に局所再発を認め、初回治療開始から2年5ヵ月の現在、化学療法施行中である。(著者抄録)

  • von Recklinghausen病に合併した脾動脈瘤の1例

    西尾 康平, 村田 哲洋, 白井 大介, 田嶋 哲三, 木下 正彦, 濱野 玄弥, 高台 真太郎, 清水 貞利, 金沢 景繁

    日本腹部救急医学会雑誌   40 ( 5 )   661 - 665   2020年07月( ISSN:1340-2242

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    von Recklinghausen病(von Recklinghausen disease:以下,VRD)は血管脆弱性のため動脈瘤を合併することが知られているが,脾動脈瘤の報告はまれである。今回,脾動脈瘤を合併したVRDの1例を経験したので報告する。症例は46歳男性。腹部CTで,脾動脈瘤と診断された。動脈瘤は脾門部近傍に存在し,広基性のためIVRによる塞栓術では脾動脈本幹の血流の温存は困難であること,造影剤アレルギーの既往があることなどより,手術を選択した。腹腔鏡下に,脾動脈本幹をクランプすると,脾臓の約8割に阻血性変化を認めたため,動脈瘤を含めた脾臓摘出術を施行した。動脈瘤の病理組織学的所見では,内膜の肥厚,中膜の菲薄化,内弾性板の断裂を認めた。術後経過は良好で,術後11日目に退院となった。術後1年2ヵ月経過現在,再燃は認めていない。VRD合併の動脈瘤はときに致死的な経過をたどることがあり,慎重な経過観察と迅速な対応が必要である。(著者抄録)

  • 再発性肝細胞癌患者に対する腹腔鏡下反復肝切除術の困難さの分類(Difficulty classifications of laparoscopic repeated liver resection in patients with recurrent hepatocellular carcinoma)

    Kinoshita Masahiko, Kanazawa Akishige, Kodai Shintaro, Shimizu Sadatoshi, Murata Akihiro, Nishio Kohei, Hamano Genya, Shinkawa Hiroji, Tanaka Shogo, Takemura Shigekazu, Tsukamoto Tadashi, Kubo Shoji

    Asian Journal of Endoscopic Surgery   13 ( 3 )   366 - 374   2020年07月( ISSN:1758-5902

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    再発性肝細胞癌患者に対して腹腔鏡下反復肝切除術(LRLR)を施行する際の困難さを示す予測因子と困難さの分類について検討した。LRLRを施行した60例(男性52例、女性8例、中央値70歳)を対象に、前回の肝切除のアプローチ(腹腔鏡、開腹)、肝切除数、胆嚢摘出の既往などの困難予測因子を評価し、この予測因子と周術期アウトカムとの関連について検討した。その結果、LRLRの手術時間中央値は224分、術中出血量中央値は60mLで、開腹術に移行したのは1例(3.3%)のみであった。グレードIIIa以上の術後合併症を3例に認め、難治性腹水が2例、胆汁漏が1例であった。多変量ロジスティック回帰分析では、前回手術時の開腹アプローチ、肝切除数、拡大肝切除、既切除部位との腫瘍近接、困難スコアリングシステム(DSS)上の中等度〜高度困難の五つの因子がLRLRの困難さを示す予測因子として抽出された。この因子をもとに、LRLR施行患者を低度困難群(予測因子が0〜1)、中等度困難群(予測因子が2〜3)、高度困難群(予測因子が4〜5)の三つのカテゴリーに分類可能であった。LRLRの手術時間と出血量に関して3群間に有意差が認められ、在院期間に有意差はなかったが、術後合併症の発症率は高度困難群の方が低度困難群、中等度困難群より有意に高値を示していた。五つの術前予測因子によって、LRLRの困難さを分類できることが示された。

  • Sorafenib投与後に肝切除を施行した門脈腫瘍栓合併多発肝細胞癌の1例

    高台 真太郎, 金沢 景繁, 木下 正彦, 濱野 玄弥, 西尾 康平, 村田 哲洋, 清水 貞利, 菊池 拓也, 米光 健, 白井 大介, 登 千穂子, 田嶋 哲三, 後藤 航, 三浦 光太郎, 前田 清

    癌と化学療法   47 ( 3 )   502 - 504   2020年03月( ISSN:0385-0684

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    症例は76歳、男性。初発肝細胞癌(HCC)に対し2015年10月肝前区域切除、S3部分切除を施行した。術後2ヵ月目に肝S4、S6にHCCを認め、肝動脈塞栓療法(TACE)を施行するも、1ヵ月後に肝外側区域にHCCを認め、肝動注療法(TAI)を施行した。TAI 1ヵ月半後に腫瘍マーカーの著明な上昇(AFP16,710ng/mL)と門脈腫瘍栓を伴う多発HCCを認め、TACE不応と判断した。2016年6月sorafenibの投与を開始した。内服4週目にGrade 3の全身倦怠感、食思不振を認め休薬したが、その後腹水が出現し、全身状態は悪化した。積極的な治療は困難と考え、緩和治療となった。sorafenib休薬15ヵ月後、全身状態の改善がみられCTを施行したところ腫瘍は著明に縮小し、腫瘍数も減少、門脈腫瘍栓も消失していた。遠隔転移も認めず、全身状態も保たれていることから肝部分切除を施行した。肝切除術18ヵ月後の現在も病勢制御が得られている。(著者抄録)

  • 外科的切除単独で制御が得られている胆嚢癌術後異時性肝転移の1例

    木下 正彦, 村田 哲洋, 金沢 景繁, 清水 貞利, 高台 真太郎, 西尾 康平, 濱野 玄弥, 櫛山 周平, 久保 尚士, 玉森 豊, 日月 亜紀子, 櫻井 克宣, 西居 孝文, 青松 直撥, 前田 清

    癌と化学療法   47 ( 2 )   361 - 363   2020年02月( ISSN:0385-0684

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    症例は81歳、女性。心窩部痛を契機に診断された胆嚢癌に対し、胆嚢床を含む開腹下拡大胆嚢摘出術およびリンパ節郭清が施行された。病理組織学的診断は中分化型管状腺癌、pT2(ss)、N0、M0、pStage IIであった。術後補助化学療法は施行せずに経過観察していたが、術後11ヵ月目の単純MRIで肝S5に10mm大の孤立性腫瘤が認められた。PET-CTでFDGの異常集積が認められ、胆嚢癌肝転移と診断した。腎機能障害の併存や高齢であることを考慮し化学療法は行わず経過観察していたが、S5腫瘤は緩徐に増大するも他病変は出現せず、腫瘍マーカー値が正常範囲内で推移していたことより限局した肝転移と考え、初回手術後1年3ヵ月目に腹腔鏡下肝S5部分切除術を施行した。術後、特記すべき合併症はなく、術後13日目に退院した。病理組織学的に中分化型腺癌が認められ、胆嚢癌肝転移と診断した。術後補助化学療法は施行せずに経過観察中であるが、肝転移切除術後1年6ヵ月現在、無再発生存中である。(著者抄録)

  • 胆管金属ステント留置後の術前化学療法中に胆道出血を来した膵癌の1例

    村田 哲洋, 清水 貞利, 櫛山 周平, 高台 真太郎, 西尾 康平, 木下 正彦, 濱野 玄弥, 田嶋 哲三, 西居 孝文, 櫻井 克宣, 日月 亜紀子, 玉森 豊, 久保 尚士, 前田 清, 金沢 景繁

    癌と化学療法   47 ( 1 )   111 - 113   2020年01月( ISSN:0385-0684

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    症例は67歳、女性。閉塞性黄疸を伴った切除可能境界膵癌に対してself-expandable metallic stent(SEMS)による胆管ドレナージ後にgemcitabine+nab-paclitaxel療法を開始した。ステント留置47日後に吐血を認めた。上部消化管内視鏡検査では、胃、十二指腸粘膜からの出血は認めなかった。SEMSは空腸内に逸脱しており、ENBDチューブを留置すると血性胆汁が回収されて胆道出血と診断した。保存的加療では止血が得られず、亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を施行した。病理組織学的所見ではステント圧排部の胆管壁に変性壊死に陥った出血部位を認めた。SEMSを用いた胆道ドレナージにはまれな合併症として胆道出血があり、文献的考察を加え報告する。(著者抄録)

  • 腫瘤形成型肝内胆管癌の腹腔鏡下肝切除術への適応(Indications for laparoscopic liver resection of mass-forming intrahepatic cholangiocarcinoma)

    Kinoshita Masahiko, Kanazawa Akishige, Takemura Shigekazu, Tanaka Shogo, Kodai Shintaro, Shinkawa Hiroji, Shimizu Sadatoshi, Murata Akihiro, Nishio Kohei, Hamano Genya, Ito Tokuji, Tsukamoto Tadashi, Kubo Shoji

    Asian Journal of Endoscopic Surgery   13 ( 1 )   46 - 58   2020年01月( ISSN:1758-5902

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    腫瘤形成型肝内胆管癌(MF-ICC)の腹腔鏡下肝切除術(LLR)への適応について調査した。2010年1月〜2018年2月に孤立性末梢型MF-ICCに対しLLRを施行した15名(女性8名、平均65±13歳)と開腹肝切除術(OLR)を施行した21名(男性16名、平均68±8.6歳)を組み入れた。周術期成績に関しLLR群とOLR群で有意差は認められなかった。両群をあわせた全患者集団を対象に、無病生存率および全生存率が有意に悪化した術前因子を探索した。その結果、腫瘍径が3cm以上、診断時の画像にて脈管侵襲陽性、糖鎖抗原(CA)19-9の血清中濃度高値、癌胎児性抗原の血清中濃度高値、の4点が術前予後因子として明らかになった。これらの術前予後因子を一つ以上有する患者に限定して両群を比較したが、いずれの生存率に関しても有意差は示されなかった。LLRはこうした術前予後因子を認めない患者に対して適応となると考えられた。

  • 術後に急速な転機をたどった胆嚢未分化癌の1例

    田嶋 哲三, 村田 哲洋, 清水 貞利, 櫛山 周平, 濱野 玄弥, 木下 正彦, 西尾 康平, 櫻井 克宣, 西居 孝文, 高台 真太郎, 日月 亜紀子, 玉森 豊, 久保 尚士, 池田 克実, 金沢 景繁

    癌と化学療法   46 ( 13 )   2524 - 2526   2019年12月( ISSN:0385-0684

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    症例は74歳、女性。上腹部痛を主訴に近医を受診し、肝腫瘤を指摘されて当院に紹介となった。造影CT検査で胆嚢底部から連続する約80mm大の肝腫瘍を認めた。PET-CT検査では遠隔転移を疑う所見は認めなかった。肝浸潤を伴った胆嚢癌と診断し、開腹下に拡大前区域切除術、リンパ節郭清を施行した。摘出標本では胆嚢から肝臓に浸潤する87×85×75mmの灰白色調の充実性腫瘍を認めた。病理組織学的検査所見より最終診断は胆嚢未分化癌、T3a、N0、M0、Stage IIIAでR0手術し得た。術後21日目よりS-1内服を開始したが、術後約1ヵ月半で黄疸が出現し、造影CT検査で多発肝転移、腹膜播種再発を認めた。その後も急速に病態は進行し、術後約2ヵ月半で癌死した。(著者抄録)

  • 卵管が嵌頓した大腿ヘルニアに腹腔鏡下ヘルニア修復術を施行した1例

    西尾 康平, 櫻井 克宣, 村田 哲洋, 西居 孝文, 日月 亜紀子, 玉森 豊, 久保 尚士, 井上 透, 前田 清

    日本腹部救急医学会雑誌   39 ( 5 )   975 - 978   2019年07月( ISSN:1340-2242

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    症例は36歳女性。右鼠径部の疼痛と小さなしこりを自覚し,翌日当院を紹介受診した。右大腿部に10mm大の膨隆を認め,用手還納は不可能であった。腹部CT検査で右大腿部に10mm大の腫瘤像を認め,明らかな腸閉塞像は認めなかった。また,経腟エコー検査で正常な両側卵巣が骨盤内にあることも確認した。内容は不明の右大腿ヘルニア嵌頓と診断し,同日緊急手術を施行した。腹腔鏡下で観察すると,右大腿輪に右卵管が嵌頓していた。腹腔鏡操作で右卵管を還納した後,myopectineal orifice(筋恥骨孔)をmeshで修復した。嵌頓していた右卵管の血流障害は認めなかった。術後経過は良好で,術後3日目に退院となった。イレウス症状を伴わない女性の大腿ヘルニアは,その内容が付属器である可能性を念頭に置く必要があり,腹腔鏡手術はヘルニア内容の確認が容易で,診断治療に有用であると考えられた。(著者抄録)

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MISC(その他記事)

  • 誌上ディベート(第37回) intermediate HCCに対する治療戦略 手術first vs.非手術first 手術firstの立場から

    新川 寛二, 田中 肖吾, 天野 良亮, 木村 健二郎, 大平 豪, 西尾 康平, 木下 正彦, 田内 潤, 白井 大介, 岡田 拓真, 谷 直樹, 川口 貴士, 石沢 武彰

    消化器外科   46 ( 1 )   90 - 93   2023年01月( ISSN:0387-2645

  • 【新・外科感染症診療ハンドブック】肝切除術後の感染症対策

    新川 寛二, 竹村 茂一, 田中 肖吾, 天野 良亮, 木村 健二郎, 大平 豪, 西尾 康平, 木下 正彦, 田内 潤, 白井 大介, 岡田 拓真, 谷 直樹, 川口 貴士, 石沢 武彰, 久保 正二

    臨床外科   77 ( 13 )   1465 - 1470   2022年12月( ISSN:0386-9857

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    <文献概要>ポイント ◆肝切除術後感染症には背景にある肝硬変などの慢性肝疾患,糖尿病などの併存疾患,高齢などの因子が深く関わっている.◆肝切除術後合併症の一つである胆汁漏と,手術操作や術中出血量などの術中因子は腹腔内感染の発生要因である.◆肝切除術後感染症の対策には,周術期の適切な全身管理と確実な手術操作が重要である.

  • 【肝内結石症はこう診てこう治す】肝内結石症の長期予後

    久保 正二, 竹村 茂一, 田中 肖吾, 天野 良亮, 木村 健二郎, 新川 寛二, 大平 豪, 西尾 康平, 田内 潤, 木下 正彦

    胆と膵   43 ( 7 )   711 - 715   2022年07月( ISSN:0388-9408

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    本邦での全国調査においてさまざまな治療が行われた本症396例の生存期間中央値は308ヵ月で、5年、10年、15年生存率はそれぞれ87.3%、76.5%、69.2%であった。これまで診断時65歳以上、経過観察期間中にみられた1週間以上の黄疸、肝内胆管癌および二次性胆汁性肝硬変が死亡に対する危険因子として報告され、当科での検討では肝移植と前癌病変の存在が本症関連死亡の独立危険因子であった。胆管癌発症の危険因子として胆管の不正狭窄像、肝萎縮、門脈狭窄、40歳以上、血清Alp高値、CEA高値などが報告され、本邦での全国調査によると胆道再建の既往と肝萎縮が独立危険因子であった。繰り返す胆管炎による非代償性肝硬変や肝不全例、治療困難な両葉の結石や胆管狭窄例、頻回の手術既往による手術不能例などが肝移植の適応症例と考えられ、その成績は比較的良好であった。肝切除後においても定期的な経過観察が重要である。(著者抄録)

  • 【TACE再考】Intermediate stage肝癌の新たな治療戦略 肝切除の適応と成績

    新川 寛二, 竹村 茂一, 田中 肖吾, 天野 良亮, 木村 健二郎, 大平 豪, 西尾 康平, 木下 正彦, 田内 潤, 江口 真平, 白井 大介, 岡田 拓真, 谷 直樹, 久保 正二

    肝胆膵   83 ( 3 )   445 - 449   2021年09月( ISSN:0389-4991

  • 【消化器癌;診断と治療のすべて】消化器癌の診断・病期分類・治療・成績 転移性肝癌 外科治療と成績

    新川 寛二, 竹村 茂一, 田中 肖吾, 天野 良亮, 木村 健二郎, 大平 豪, 西尾 康平, 木下 正彦, 田内 潤, 宮崎 徹, 石原 敦, 白井 大介, 江口 真平, 久保 正二

    消化器外科   44 ( 6 )   901 - 906   2021年05月( ISSN:0387-2645

  • 【術後合併症管理を極める】肝臓手術

    新川 寛二, 竹村 茂一, 田中 肖吾, 天野 良亮, 木村 健二郎, 大平 豪, 西尾 康平, 木下 正彦, 田内 潤, 宮崎 徹, 石原 敦, 白井 大介, 江口 真平, 久保 正二

    消化器外科   44 ( 5 )   535 - 541   2021年05月( ISSN:0387-2645

  • 【肝内胆管癌の診断と治療】肝内胆管癌の疫学とリスク因子

    新川 寛二, 竹村 茂一, 田中 肖吾, 天野 良亮, 木村 健二郎, 大平 豪, 西尾 康平, 木下 正彦, 田内 潤, 宮崎 徹, 石原 敦, 白井 大介, 江口 真平, 久保 正二

    消化器・肝臓内科   9 ( 4 )   400 - 404   2021年04月( ISSN:2432-3446

  • 【肝内胆管癌を極める】肝内胆管癌の臨床 肝内胆管癌の疫学、危険因子および臨床像

    久保 正二, 新川 寛二, 田中 肖吾, 天野 良亮, 木村 健二郎, 大平 豪, 西尾 康平, 田内 潤, 木下 正彦, 竹村 茂一

    肝胆膵   82 ( 2 )   179 - 183   2021年02月( ISSN:0389-4991

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講演・口頭発表等

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