2024/01/15 更新

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テラニシ ユウイチ
寺西 裕一
TERANISHI YUICHI
担当
大学院医学研究科 臨床医科学専攻 講師
医学部 医学科
職名
講師
所属
医学研究院

担当・職階

  • 大学院医学研究科 臨床医科学専攻 

    講師  2023年10月 - 継続中

  • 医学部 医学科 

    講師  2023年10月 - 継続中

取得学位

  • 博士(医学) ( 大阪市立大学 )

論文

  • Lomentospora prolificans-induced Invasive Fungal Sinusitis

    Kakuno S.

    Internal medicine (Tokyo, Japan)   62 ( 18 )   2761 - 2762   2023年09月( ISSN:09182918

  • Risk factors for adverse events associated with endoscopic submucosal dissection for superficial pharyngeal cancer

    Ominami M.

    Surgical Endoscopy   37 ( 8 )   6322 - 6332   2023年08月( ISSN:09302794

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  • 特集 最新版 見てわかる! 喉頭・咽頭に対する経口手術〔特別付録Web動画〕 《良性疾患に対する手術》 下咽頭梨状陥凹瘻

    寺西 裕一

    耳鼻咽喉科・頭頸部外科   95 ( 7 )   532 - 537   2023年06月( ISSN:09143491

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  • Arginine-Rich Cell-Penetrating Peptide-Mediated Transduction of Mouse Nasal Cells with FOXP3 Protein Alleviates Allergic Rhinitis

    Miwa T.

    Pharmaceutics   15 ( 6 )   2023年06月( ISSN:1999-4923

  • A Case of a Congenital Cholesteatoma Without Growth for a Long Term.

    Teranishi Y, Koda Y, Kajimoto Y, Oishi M, Sunami K

    Cureus   15 ( 6 )   e40945   2023年06月( ISSN:2168-8184

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  • 茎状突起過長症4例の臨床的検討

    金本 紀亜, 天津 久郎, 大野 峻, 寺西 裕一, 角南 貴司子

    多根総合病院医学雑誌   12 ( 1 )   23 - 28   2023年03月( ISSN:2186-6538

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    茎状突起過長症は咽頭痛,顎下部痛,耳下部痛など非特異的な症状をきたすが,複数の医療機関を受診しても原因が分からず長期の経過を辿る例がある.保存的加療で症状が改善しない場合には手術が検討される.手術には口内法と頸部外切開法があるが,それぞれ利点と欠点があり,どちらを選択するかについて議論の余地がある.今回われわれは,多根総合病院と大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部附属病院で経験した4例を報告する.診断には頸部CTの3D構築画像に加え,本疾患を念頭において身体所見を取ることが有用であった.3例は保存的加療で症状は軽快し,1例は保存的加療で改善せず手術加療を行った.口内法で茎状突起を切除したが,咽頭痛が軽快せず,さらに外切開による全摘出を行って咽頭痛を消失させることができた.4症例の茎状突起過長症の診断方法,外科的治療法の選択について若干の文献的考察を加えて報告する.(著者抄録)

  • 喉頭癌に対する化学療法による肺結核再燃が疑われた1例

    横田 知衣子, 山本 祐輝, 寺西 裕一, 大石 賢弥, 角南 貴司子

    頭頸部外科   32 ( 3 )   289 - 292   2023年02月( ISSN:1349-581X

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    日本は結核の中蔓延国であり,肺結核既往のある頭頸部癌患者も多い。今回,喉頭癌に対する化学療法中に肺結核再燃が疑われた症例を経験したので報告する。症例は61歳,男性。当科初診9ヵ月前に肺結核治療歴があった。喉頭癌の診断にて導入化学療法施行を施行したが,化学放射線療法開始前の喀痰抗酸菌検査にて検鏡陽性となった。結核の活動性の判定は困難であったが,排菌があるため隔離での結核治療を先行した。その後の培養検査で活動性はないと考えられ,結核治療を終了した。喉頭癌治療については,喉頭全摘出術の方針に変更した。肺結核は稀な疾患ではなく,化学療法時には再燃リスクについても十分な検討が必要である。(著者抄録)

  • Endoscopic Endonasal Transpterygoid Approach for Resection of Carotid Sympathetic Plexus Schwannomas: A Cadaveric Stepwise Dissection, Technical Nuances and Surgical Outcomes

    Wardhana D.W.

    World Neurosurgery   169   e221 - e229   2023年01月( ISSN:18788750

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  • 喉頭癌に対する化学療法による肺結核再燃が疑われた1例

    横田 知衣子, 山本 祐輝, 寺西 裕一, 大石 賢弥, 角南 貴司子

    頭頸部外科   32 ( 3 )   289 - 292   2023年( ISSN:1349581X

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    日本は結核の中蔓延国であり,肺結核既往のある頭頸部癌患者も多い。今回,喉頭癌に対する化学療法中に肺結核再燃が疑われた症例を経験したので報告する。
    <br>症例は61歳,男性。当科初診9か月前に肺結核治療歴があった。喉頭癌の診断にて導入化学療法施行を施行したが,化学放射線療法開始前の喀痰抗酸菌検査にて検鏡陽性となった。結核の活動性の判定は困難であったが,排菌があるため隔離での結核治療を先行した。その後の培養検査で活動性はないと考えられ,結核治療を終了した。喉頭癌治療については,喉頭全摘出術の方針に変更した。
    <br>肺結核は稀な疾患ではなく,化学療法時には再燃リスクについても十分な検討が必要である。

    DOI: 10.5106/jjshns.32.289

  • 症例 トルコ鞍部への進展を認めた乳頭腫合併扁平上皮癌の1例

    佐々木 扶実, 下野 太郎, 寺西 裕一, 岡本 幸美, 桑江 優子, 大浦 達史, 光山 容仁, 三木 幸雄

    臨床放射線   67 ( 13 )   1755 - 1758   2022年12月( ISSN:00099252

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  • トルコ鞍部への進展を認めた乳頭腫合併扁平上皮癌の1例

    佐々木 扶実, 下野 太郎, 寺西 裕一, 岡本 幸美, 桑江 優子, 大浦 達史, 光山 容仁, 三木 幸雄

    臨床放射線   67 ( 13 )   1755 - 1758   2022年12月( ISSN:0009-9252

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    50歳代男性。左鼻閉、鼻出血、頭痛を主訴に前医を受診後、当院の耳鼻咽喉科へ紹介となった。頭部単純CTでは左鼻腔、篩骨洞、両側蝶形骨洞に充満する軟部影が認められ、蝶形骨洞の骨壁の一部には硬化性肥厚や骨破壊を認め、トルコ鞍部への進展がみられた。また、頭部MRIで腫瘤はT2強調像にて軽度高信号を示し、尾側辺縁は一部縞模様を呈していた。以上、これらの所見を踏まえて、生検を行った結果、本症例はトルコ鞍部への進展を認めた鼻腔~蝶形骨洞乳頭腫に合併した扁平上皮癌と診断された。治療として、化学療法や放射線治療を行い、患者は一時的に小康状態となったが、肺炎や経口摂取不良などによる全身状態の悪化から、初診より約1年経過で原病死した。

  • 特集 見て,聞いて,触って,五感で診る新生児の異常とその対応 頸部の異常-皮膚や腫瘤など

    寺西 裕一, 阪本 浩一

    周産期医学   52 ( 10 )   1370 - 1375   2022年10月( ISSN:03869881

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  • 耳下腺腫瘍が疑われた頸部増殖性外毛根鞘性嚢腫の1例

    亀井 優嘉里, 寺西 裕一, 高野 さくらこ, 角南 貴司子

    耳鼻咽喉科展望   65 ( 2 )   74 - 78   2022年04月( ISSN:0386-9687

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    増殖性外毛根鞘性嚢腫(proliferating trichilemmal tumor:PTT)は主に女性の被髪頭部に生じる稀な皮膚腫瘍の一つである。今回われわれは、当初右耳下腺腫瘍を疑っていたが、摘出手術後に病理組織診断にてPTTと診断した症例を経験した。症例は40歳男性、増大する右耳下部腫瘤を主訴として当院当科を受診した。画像検査所見からはワルチン腫瘍や多形腺腫などの耳下腺腫瘍に典型的な所見ではなかったが、右耳下腺腫瘍を疑い摘出手術を行った。病理組織診断で外毛根鞘性角化という特徴的な所見を認め、PTTと診断された。PTTは再発や悪性化の可能性もある腫瘍であるが、術後3年時点で再発は認めていない。頭頸部領域に皮膚腫瘍を認めることもあり、留意する必要がある。(著者抄録)

  • 歯性上顎洞炎への対応

    寺西 裕一, 角南 貴司子

    日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌   2 ( 3 )   83 - 90   2022年

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    <p>歯性上顎洞炎は耳鼻咽喉科と歯科の境界領域にある疾患である。日常診療においてしばしば遭遇する疾患であるが,正確な診断がなされていないことも多い。本邦では統一された診療ガイドラインもなく,受診した診療科や医療機関により治療方針が異なっている。</p><p>耳鼻咽喉科医は副鼻腔炎の鑑別診断として歯性上顎洞炎の可能性を念頭に置き,主にCTによる画像診断で根尖周囲を含めて注意深く観察することが重要である。また,比較的軽微な上顎洞内粘膜肥厚や根尖病巣については見逃されている場合があり,歯科治療を受ける機会を逸している可能性があるため注意が必要である。</p><p>治療は原因歯の感染病巣除去のための歯科治療,副鼻腔自然口閉塞を解除するための耳鼻咽喉科での内視鏡下鼻内副鼻腔手術,抗菌薬治療を病状に合わせて行う。副鼻腔のみの治療では根本的な治癒は得られず,また歯科治療のみでも特に重症例では改善が得られないことがある。耳鼻咽喉科と歯科で連携して診療にあたることが必要である。</p>

    DOI: 10.24805/jiaio.2.3_83

  • 蝶形骨洞に発生した小細胞癌の1例

    横田 知衣子, 山本 祐輝, 寺西 裕一, 大石 賢弥, 角南 貴司子

    耳鼻咽喉科・頭頸部外科   92 ( 4 )   361 - 365   2020年04月( ISSN:0914-3491

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    58歳男性。頭痛および複視を主訴に近医の脳神経外科を受診、頭部CTにて鼻内から頭蓋底にかけての腫瘤性病変を指摘され、精査目的で当科へ紹介となった。造影CT、Gd造影MRIでは蝶形骨洞を主座とするT1強調像で軽度低信号、T2強調像で等信号の腫瘤が認められ、局所麻酔下での経鼻的生検にて蝶形骨洞原発の小細胞癌と診断された。治療はシスプラチン+エトポシド(PE療法)を2コース施行されたが、効果は乏しく、放射線療法が行われた。効果はわずかな腫瘍の縮小であったため、追加治療としてアムルビシンの投与も行われた。だが、10コース終了時点で腫瘍の再増大を認めた。そこで、再度PE療法、イリノテカンの投与が行われたが、最終的に患者は初診20ヵ月後に死亡となった。

  • 緊急ドレナージを要した前頭洞mucoceleの眼窩および頭蓋内進展の1例

    坂井 淳, 田上 瑞記, 横田 知衣子, 寺西 裕一, 本田 茂

    眼科   61 ( 8 )   875 - 878   2019年08月( ISSN:0016-4488

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    <文献概要>はじめに 前頭洞粘液嚢胞(frontal mucocele)は,緊急ドレナージを要する前頭洞鼻腔嚢胞のなかでは上顎洞に次いで多く,鼻前頭洞管の閉塞が起点となり発生する。今回,前頭洞粘液嚢胞が感染を契機に膿瘍化し,眼窩および頭蓋内進展をきたした症例を報告する。症例 37歳,男性。数日前より左眼瞼の腫脹と発赤があり,近医眼科において加療されるも改善なく,当院紹介となった。初診時の矯正視力は左0.6,左上眼瞼腫脹および強い開眼制限を認めた。触診上,3横指程度の弾性硬の腫瘤性病変を触知したため,眼窩腫瘍を疑い眼窩部CTを施行した。CTでは左前頭洞から周囲の骨破壊を伴う腫瘤性病変を認め,腫瘤により眼窩内進展をきたし,眼球偏位とともに,前頭骨は部分的に欠損し,頭蓋内進展も認めた。急速増大傾向があることから膿瘍化が疑われ,頭蓋内への穿破を危惧しドレナージ目的で眼窩膿瘍切開術を行った。術中嚢胞内から多量の排膿をみた。後日,耳鼻咽喉科で根治的な内視鏡下鼻副鼻腔手術を施行し,術後は再発なく経過している。結論 前頭洞mucoceleはしばしば眼球突出など眼科症状を契機に発見されることがある。今回の症例のように,急速に増大する場合は感染を併発していることがあり,特に頭蓋内進展を伴う場合は加療が遅れると致命的な結果をきたす。可能な限り,膿瘍減圧のため眼窩膿瘍切開を早急に行う必要があると考える。急速に増大する眼窩腫瘤性病変では副鼻腔嚢胞の併発感染を鑑別診断に入れる必要がある。

  • Endocrine mucin-producing sweat gland carcinomaを前駆病変とし、広範囲の切除を要した頬部皮膚原発性粘液癌の1例

    住友 理映子, 楠谷 尚, 大迫 順子, 寺西 裕一, 大澤 政彦, 福本 隆也, 山本 善英, 鶴田 大輔

    Skin Cancer   34 ( 1 )   57 - 62   2019年06月( ISSN:0915-3535

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    74歳、男性。初診の9年前に左頬部の皮膚腫瘍を他院で切除し、病理検査で汗腺由来の良性腫瘍が疑われ経過観察となっていた。その7年後、術後瘢痕に生じた結節の病理組織で、豊富な粘液中に腫瘍胞巣が浮遊する真皮内病変が存在した。腫瘍細胞は免疫染色でCK7、GCDFP-15陽性、CK20陰性であった。他臓器病変なく、皮膚原発性粘液癌(PMC)と診断した。左耳下腺リンパ節転移があり広汎腫瘍切除を施行し、術後局所再発に対し切除と放射線治療を追加した。最終手術後21ヵ月再発なく経過している。9年前の検体を再検討し、病理組織学的に表皮と連続する嚢腫様構築、腫瘍細胞の断頭分泌像、粘液産生を伴う真皮内胞巣、管腔内に浮遊する細胞集塊を認めた。腫瘍細胞はCK7、GCDFP-15、synaptophysin、chromogranin、estrogen receptor陽性、CK20陰性で、内分泌性粘液産生性汗腺癌(EMPSGC)と診断した。経時的にEMPSGCを前駆病変としPMCに移行した症例と考えた。(著者抄録)

  • 鼻腔内に発生した化膿性肉芽腫の3例

    小林 彰太郎, 小山 孝一, 寺西 裕一, 下野 太郎, 横田 知衣子, 藤井 啓輔, 植木 愛, 三木 幸雄

    臨床放射線   64 ( 6 )   853 - 858   2019年05月( ISSN:0009-9252

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    症例1は60歳代男性で、左鼻出血が出現したため近医を受診したところ、左鼻内に腫瘤を指摘され当院耳鼻咽喉科受診となった。受診3ヵ月後のMRIでは、T1強調像で等信号、T2強調像で高信号、造影後脂肪抑制T1強調像で均一な強い増強効果を認めた。内視鏡下に腫瘍が摘出され、病理所見にて化膿性肉芽腫と診断された。症例2は70歳代女性で、鼻出血が出現し近医を受診するも症状が改善しないため、精査目的に当院耳鼻咽喉科受診となった。受診1ヵ月後のMRIでは腫瘍径は25mmに増大しており、外切開により腫瘍が摘出された。病理所見にて化膿性肉芽腫と診断された。症例3は70歳代男性で、以前より左鼻閉感が持続していたが、左鼻より2回出血したため当院耳鼻咽喉科受診となった。受診時のMRIでは、T1強調像で鼻中隔側は等信号、上顎洞側は低信号を示した。術前生検の結果は化膿性肉芽腫であった。血管塞栓術を施行後、外切開により腫瘍が摘出された。

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