2024/04/08 更新

写真a

コバヤシ ナオキ
小林 直樹
KOBAYASHI Naoki
担当
大学院文学研究科 言語文化学専攻 教授
文学部 言語文化学科
職名
教授
所属
文学研究院
所属キャンパス
杉本キャンパス

担当・職階

  • 大学院文学研究科 言語文化学専攻 

    教授  2022年04月 - 継続中

  • 文学部 言語文化学科 

    教授  2022年04月 - 継続中

取得学位

  • 博士(文学) ( 大阪市立大学 )

研究分野

  • 人文・社会 / 日本文学  / 国文学

研究キーワード

  • 中世 

  • 説話

  • 仏教

  • 遁世僧

研究概要

  •  日本中世の伝承文学についての研究。とりわけ現在は、禅律僧を取り巻く伝承世界について研究を進めている。

研究歴

  • 無住道暁と南宋代成立典籍に関する総合的研究

    無住 南宋 学問  個人研究

    2023年04月 - 継続中 

  • 遁世僧の宋刊仏書受容をめぐる説話伝承学的研究

    遁世僧 宋刊仏書 説話  個人研究

    2019年04月 - 継続中 

  • 禅律文化圏と説話伝承文学との交渉についての研究

    禅律、遁世僧、学問  個人研究

    2015年04月 - 2019年03月 

  • 無住道暁の学問基盤と遁世僧ネットワークについての総合的研究

    無住、遁世僧、学問  個人研究

    2012年04月 - 2015年03月 

  • 鎌倉幕府と説話伝承文学との交渉についての研究

    鎌倉幕府、武士、伝承  個人研究

    2008年04月 - 2011年03月 

所属学協会

  • 日本仏教綜合研究学会

      国内

  • 説話文学会

      国内

  • 中世文学会

      国内

  • 仏教文学会

      国内

委員歴(学外)

  • 委員   説話文学会  

    2015年 - 2023年06月 

  • 委員   仏教文学会  

    2022年04月 - 継続中 

  • 委員   仏教文学会  

    2010年 - 2020年03月 

受賞歴

  • 日本古典文学会賞

    1991  

     詳細を見る

    受賞国:日本国

職務経歴(学外)

  • 京都大学文学部助手   -

    1991年 - 1993年

学歴

  • 京都大学   文学研究科   国語学国文学   博士課程   単位取得満期退学

    - 1991年

  • 神戸大学   文学研究科   国文学   修士課程   卒業・修了

    - 1988年

  • 京都大学   文学部   国語学国文学     卒業・修了

    - 1984年

論文

  • 『沙石集』と『宗鏡録』 招待

    小林直樹

    古典ライブラリー・日本文学研究ジャーナル   ( 10 )   69 - 82   2019年06月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    『沙石集』が『宗鏡録』の故事や挿話に取材している場合、従来はそうした狭義の出典箇所にばかりが注目が集まっていたが、実は無住は『宗鏡録』の当該箇所の前後の文脈をも丁寧に読み込んでおり、その文脈は『沙石集』の話題設定や説話選択にも影響を及ぼしている。無住の発想や思想を『宗鏡録』が深いところで規定している側面があることを明らかにした論。

  • 無住と三学─律学から『宗鏡録』に及ぶ─ 査読

    小林直樹

    説話文学会・説話文学研究   ( 52 )   121 - 129   2017年09月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    無住の修学における三学重視の姿勢が、やがて師の円爾を通して三学兼備の書である延寿の著『宗鏡録』との出会いをもたらしたことを指摘した上で、『沙石集』の序文と『宗鏡録』との密接な関係を実証、無住は『宗鏡録』との邂逅によって、かえって自ら歩を進めるべき方向性を見出し、五十代にして初の著作である『沙石集』の執筆に取り組むことになったのではないかと推定している。

  • 無住と律(二)─『雑談集』と『四分律行事鈔』・『資持記』の説話─ 査読

    小林直樹

    大阪市立大学国語国文学研究室・文学史研究   ( 57 )   53 - 67   2017年03月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    無住最晩年の著作『雑談集』に道宣撰『四分律行事鈔』および元照撰『四分律行事鈔資持記』の説話的記事がどのように投影しているかを精査することで、無住の若き日の律学が生涯にわたり彼の学問の基盤として機能していた状況を明らかにした論。

  • 無住と律(一)─『沙石集』と『四分律行事鈔』・『資持記』の説話 ─ 査読

    小林直樹

    大阪市立大学国語国文学研究室・文学史研究   ( 56 )   127 - 139   2016年03月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    無住壮年期の最初の著作『沙石集』に、律の基本文献である道宣撰『四分律行事鈔』および元照撰『四分律行事鈔資持記』の説話的記事の投影を探ることで、この著作に無住の律修学時代がいかに濃厚に反映しているかを明らかにした論。

  • 『閑居友』における律─節食説話と不浄観説話を結ぶ─ 査読

    小林直樹

    臨川書店・国語国文   84 ( 10 )   1 - 18   2015年10月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    『閑居友』の節食説話の背後に『四分律行事鈔』の教説が存在することを明らかにするとともに、それが本作品のいまひとつの主要な要素である不浄観説話の背景を成す『摩訶止観』の教説とも深く関わることを論じた。著者・慶政と律との交渉が、三十代前半の著作である『閑居友』に明確に刻印することを明らかにし、その背景には慶政の入宋経験が少なからず与っていることを指摘した。

  • 無住と持経者伝 ─ 『法華経顕応録』享受・補遺─ 査読

    小林 直樹

    大阪市立大学国語国文学研究室・文学史研究   ( 55 )   53 - 62   2015年03月( ISSN:0389-9772

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    無住の著作『雑談集』への南宋の宗暁撰『法華経顕応録』の投影を探った論。無住にとって南宋の新来の持経者伝が入手できたという喜びと、本書の説話が伝える禅律的雰囲気が何ものにも代えがたい大きな魅力となって、本書重用を結果することになったのではないかと推測している。

    CiNii Article

  • 無住の経文解釈と説話 査読

    小林 直樹

    説話文学会・説話文学研究   ( 48 )   24 - 32   2013年07月( ISSN:0288-6707

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    無住の著作の中でも、彼の経文への姿勢がもっとも顕著にうかがえる『雑談集』を素材に、無住の経文解釈、とりわけ法華経をめぐる解釈活動について、東福寺における修学との関わりを中心に論じたもの。

    CiNii Article

  • 無住と南宋代成立典籍 査読

    小林 直樹

    大阪市立大学国語国文学研究室・文学史研究   ( 53 )   41 - 63   2013年03月( ISSN:0389-9772

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    無住の著作において従来出典が明らかにされていない説話について、『禅林宝訓』、『楽邦文類』、『法華経顕応録』、『大蔵一覧集』などの南宋代に成立した典籍との出典関係を考証することで、無住の著作が当時の最新の情報知識により花開いた側面が大きいことを明らかにしようとした論。

    CiNii Article

  • 『吾妻鏡』における頼家狩猟伝承─北条泰時との対比の視点から─ 査読

    小林直樹

    中央図書出版社・国語国文   80 ( 1 )   1 - 20   2011年01月( ISSN:0910-7509

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    鎌倉幕府第二代将軍、源頼家をめぐる狩猟伝承を対象に、この書における枢軸的人物、北条泰時の同じく説話伝承的記事との対比的分析を通して、頼家狩猟伝承のもつ真の意味合いとその背後にある歴史叙述の姿勢について明らかにするとともに、『吾妻鏡』の説話伝承的記事を「泰時伝説」との関わりにおいて考察することの有効性を示そうとした論。

  • 『吾妻鏡』における観音・補陀落伝承─源頼朝と北条泰時を結ぶ─ 査読

    小林直樹

    大阪市立大学国語国文学研究室・文学史研究   ( 50 )   23 - 37   2010年03月( ISSN:0389-9772

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    『吾妻鏡』の説話伝承的記事の中から源頼朝をめぐる観音伝承と北条泰時に関わる補陀落渡海伝承を取り上げ、頼朝の生涯を観音の加護のもとに描き、泰時を頼朝の精神の継承者として造型しようとする『吾妻鏡』編纂者の歴史叙述の姿勢を明らかにした。

  • 無住と金剛王院僧正実賢の法脈 査読

    小林 直樹

    説話文学会・説話文学研究   ( 44 )   93 - 103   2009年07月( ISSN:02886707

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    本稿では無住の関心が金剛王院僧正実賢のみならず、実賢の法脈にまで及んでいることを明らかにする。無住は実賢の法脈と確実に接点をもっており、その著作に収められる実賢とその法脈に連なる僧たちの説話は、無住と実賢流の深い交流の中から掬い上げられたものである可能性が高いことを推定した。

    CiNii Article

  • 無住と金剛王院僧正実賢 査読

    小林 直樹

    大阪市立大学国語国文学研究室・文学史研究   ( 49 )   55 - 64   2009年03月( ISSN:03899772

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    無住の著作に複数の説話が収められる金剛王院僧正実賢は、東寺長者、醍醐寺座主という仏教界の頂点を極めた僧であり、一見すると遁世僧の無住とはかけ離れた存在のように見えるが、本稿は実賢説話の詳細な分析を通して無住と実賢をつなぐ心理的紐帯を浮かび上がらせた論。

    CiNii Article

  • 実朝伝説と聖徳太子─『吾妻鏡』における源実朝像の背景─ 査読

    小林 直樹

    大阪市立大学国語国文学研究室・文学史研究   47 ( 47 )   114 - 128   2007年03月( ISSN:0389-9772

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    『吾妻鏡』の源実朝像に説話伝承研究の立場からアプローチし、聖徳太子伝承と重なる側面について照射するとともに、そこから浮上する実朝の姿が従来の文学研究において説かれてきた実朝像ではなく、近年の歴史学の研究によって明らかにされつつある、為政者としての意識を濃厚に有する実朝像であることを指摘した。

    CiNii Article

  • 『沙石集』における徳目─北条政権との関わり─ 査読

    -

    大阪市立大学大学院文学研究科・人文研究   57   217 - 232   2006年03月( ISSN:0491-3329

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   共著区分:単著  

    『沙石集』における徳目説話の内容を北条重時の家訓や『吾妻鏡』で主唱される武士道徳と関連づけて考察、北条泰時説話も含め、それらの背後に御成敗式目の理念があると読み解いていく。その上で、著者無住と北条政権をつなぐ接点として寿福寺のような幕府所縁の寺を想定する論。

  • 『沙石集』と聖徳太子

    小林直樹

    大阪市立大学大学院文学研究科・人文研究   55 ( 4 )   13 - 21   2004年03月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    『沙石集』中に示される聖徳太子をめぐる言説の分析から、この作品執筆時の編者無住の思想的根幹部分が真言・禅・律にあり、かつそれらが栄西流の臨済禅的環境に由来するものであることを明らかにした論。

  • 『三国伝記』と『長谷寺験記』-観音と神々の提携-

    小林直樹

    大阪市立大学大学院文学研究科・人文研究   53 ( 4 )   21 - 28   2001年12月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    『三国伝記』は『長谷寺験記』から多くの説話を採り入れているが、両者の本文の精細な比較をとして、『三国伝記』編者玄棟が長谷寺における観音と神々との関係に、自らの思い描く日本仏法興隆の構図を見出した点を指摘し、あわせて玄棟の理想とする神仏の提携関係の原型が彼にとっての最も身近な霊地・善勝寺にあったことを明らかにする。

  • 『三国伝記』と太子・観音  査読

    小林直樹

    至文堂・国語と国文学   78 ( 5 )   78 - 90   2001年05月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    『三国伝記』に認められる権者による仏法興隆という基本的発想が、編者玄棟の日頃から馴染んでいた中世太子伝の世界に育まれたものであろうことを検証し、あわせて作品の序文に名前の出る足利義満に玄棟が聖徳太子の姿を重ね見ていた可能性についても論及する。

  • 『沙石集』地蔵説話考-裏書記事の検討から- 査読

    小林直樹

    説話文学会・説話文学研究   ( 35 )   75 - 84   2000年07月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    無住の地蔵信仰の中核に出離を求める心があること、したがって『沙石集』に地蔵関連記事が目立つのも、この作品の「出離生死」「菩提心」を説く法談の基調と決して無縁な現象ではないことを指摘、加えて、そうした地蔵関連記事の多くは後に増補・挿入されたものであることが裏書記事の存在によって明徴されることから、『沙石集』改稿作業がこの作品の法談の基調を整備する方向で行われた可能性が高いことを論じた。

  • 『沙石集』における法談の基調

    小林直樹

    大阪市立大学文学部・人文研究   51 ( 5 )   1 - 23   1999年12月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

     『沙石集』は巻五までの前半部が執筆された後、数年の間隔をおいて巻六以降の後半部が書き継がれたとおぼしく、両者の間には質的な差異が著しいが、序文および巻一において鮮明に打ち出されている「出離生死」「菩提心」を説く法談の流れは、巻による濃淡の差異こそあれ、作品の全編に亘って認められるものであり、それは本作の法談の基調と言いうるものであることを論じた。

  • 本誓への注視-『今昔物語集』の志向(1)-

    小林直樹

    大阪市立大学文学部・人文研究   50 ( 10 )   33 - 50   1998年12月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    『今昔物語集』の観音説話や地蔵説話には菩薩の本誓への夥しい言及が認められるが、依拠資料と照らし合わせる時、『今昔』編者がそうした本誓に強く惹かれながら説話叙述を進めている様子が看取されることを指摘し、それは彼が慈悲の菩薩行の精神に共感するところ大なるものがあったからであると結論付けた。

  • お伽草子『梵天国』試論

    小林直樹

    大阪市立大学文学部・人文研究   49 ( 5 )   1 - 27   1997年12月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    お伽草子『梵天国』を対象に、できるだけ細部にこだわって作品の特質を抽出することに努めた論。その結果、『梵天国』は物語の展開の基軸に終始観音信仰の要素を据えながらも、当時の異界認識・境界認識を存分に取り込み、これを趣向に生かすことで味わい豊かな佳品たりえているとの結論を導いた。

  • 唱導用説話集における説話連関-『直談因縁集』をめぐる-

    小林直樹

    大阪市立大学文学部・人文研究   48 ( 10 )   1 - 21   1996年12月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    日光天海蔵『直談因縁集』は法華経の直談に用いられる「因縁」すなわち説話の一大集成であるが、本稿は、この『直談因縁集』の内部に、『三国伝記』の如き同時代の説話集において認められるのと同様な説話連関の相が存在することに注目、法華直談の場が説話集の生産に関わった可能性に言及するものである。

  • 権者へのまなざし-『三国伝記』の世界- 査読

    小林直樹

    中央図書出版社・国語国文   65 ( 4 )   94 - 110   1996年04月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    『三国伝記』に登場する多くの霊地・霊場に「生身」の仏菩薩と「権者」の姿が目立つ点に注目、編者・玄棟がこの作品の霊地を通して描こうとしたのは、こうした権者・化人の活躍による日本国の仏法興隆の姿であったことを明らかにし、あわせて作品中に占める代表的権者・聖徳太子の位置の重要性について指摘した論である。

  • 真如の顕現-『沙石集』の構想-

    小林直樹

    大阪市立大学文学部・人文研究   46 ( 2 )   1 - 26   1994年12月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    『沙石集』の第一次成立段階を示していると考えられる前半巻五までの部分について、全体を通して共通する発想・構想の核として「真如の顕現」というモチーフが認められることを指摘することで、従来部分的な考察しかなされてこなかったこの作品に対し、初めて統一的な理解を試みようとした論。

  • 『沙石集』と『摩訶止観』注釈書

    小林直樹

    大阪市立大学文学部・人文研究   45 ( 1 )   1 - 24   1993年12月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    天台六十巻の一部を構成する『摩訶止観』とその注釈書『止観輔行伝弘決』の『沙石集』における投影を分析、これらの書物が著者・無住の学識の中核を担っていたことを推測すると共に、『沙石集』という作品内部で展開される法談の主要なテーマのいくつかが、これらの書に由来するものであることを指摘した。

  • 『三国伝記』の方法-別伝接続と説話連関をめぐって- 査読

    小林直樹

    中央図書出版社・国語国文   59 ( 11 )   1 - 18   1990年11月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    『三国伝記』の説話には、複数の伝承を接合して一話をなす傾向がしばしば認められるが、本稿ではこうした別伝接続が隣接話との連関を維持するために意識的に仕組まれた産物であることを究明、さらに従来、梵・漢・和の三国説話を一単位とする説話連関が意図されながらも、後半部に行くにつれ破綻をきたしていると見なされてきた本作の説話配列様式についても、最終巻に至るまで編者の一貫して強く意図するところであったことを明らかにした。

  • 『三国伝記』の成立基盤-法華直談の世界との交渉- 査読

    小林直樹

    中央図書出版社・国語国文   58 ( 4 )   1 - 30   1989年04月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    直談と称される中世後期の法華経注釈の世界では、仏法・世俗両面に亘る説話がふんだんに用いられるが、本稿ではこうした法華経注釈に使用される説話の中核に位置するのが、天台宗における根本宗典、いわゆる天台六十巻に含まれる説話であることを究明した。さらに、説話集『三国伝記』と直談系法華経注釈書に認められる同類話については、それらが法華経直談の世界から流入した可能性が高いことを指摘、編者についても談義所ゆかりの人物かとの推定を行った。

  • 夢告説話と『法華経』 査読

    小林直樹

    神戸大学文学部国語国文学会・国文論叢   ( 13 )   1 - 13   1986年03月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    仏菩薩の夢中示現、とりわけ観音のそれは古代中世の仏教説話に極めて頻繁に現れるモチーフであるが、本稿は、法華経という日本で最も広く享受された経典が、仏教以前の古層に根ざす夢告という習俗に影響を与え、夢告説話の広範な流布に与って力あった事情を考察しようとしたもの。説話を生み出す基盤としての経典に注目した論考である。

▼全件表示

書籍等出版物

  • 室町前期の文化・社会・宗教─『三国伝記』を読みとく

    小助川元太、橋本正俊、小林直樹、他19名( 担当: 共著 ,  範囲: 『三国伝記』と禅律僧──「行」を志向する説話集)

    勉誠出版  2021年11月  ( ISBN:978-4-585-32509-3

     詳細を見る

    総ページ数:223   担当ページ:125-145  

  • 源実朝─虚実を越えて

    渡部泰明、小林直樹、他16名( 担当: 共著 ,  範囲: 『沙石集』の実朝伝説──鎌倉時代における源実朝像)

    勉誠出版  2019年12月  ( ISBN:978-4-585-22707-6

     詳細を見る

    総ページ数:210   担当ページ:145-154   著書種別:学術書  

  • 説経─人は神仏に何を託そうとするのか─

    阪口弘之,小林直樹,加納克己,他16名( 担当: 共著)

    和泉書院  2017年03月 

     詳細を見る

    総ページ数:379   担当ページ:「説教から説経へ─西大寺流律僧の説話世界を軸に─」13-34  

    西大寺流律僧の祖である叡尊が、道宣撰『四分律行事鈔』や太賢述『梵網経古迹記』の講説に際し用いていたとおぼしい説話と、西大寺流律僧と接点を有した経歴をもつ無住の『沙石集』の説話を通して、西大寺流律僧の説話世界の一端を照射し、あわせてそれが後の説経の世界と極めて親和性の高いものであることを指摘した論。

  • 韓国人と日本人の生と死

    高橋文博,小林直樹,岩田重則,他8名( 担当: 共著)

    景仁文化社  2015年03月 

     詳細を見る

    総ページ数:412   担当ページ:「中世日本仏教の死生観と鎮魂─遁世僧の視点を通して─」131-156   著書種別:学術書  

    遁世という概念は伝統的に実践面を重視する中国や韓国の仏教界には存在しない日本独特のものとされ、ある意味で中世日本仏教を特徴づける存在形態であるともいえる。戒律を重視する遁世僧は来世に対し、より緊張感を帯びた認識を有していたと思われ、彼らの残したテクストには中世人の生と死に関する興味深い認識が随所に伺える。それらを素材に中世日本仏教に特徴的な死生観や鎮魂の様相を基層信仰との関わりも視野に入れながら考察した。

  • 論集 中世・近世説話と説話集

    池上洵一,生井真理子,小林直樹,他20名( 担当: 共著)

    和泉書院  2014年09月 

     詳細を見る

    総ページ数:502   担当ページ:「無住と遁世僧説話─ネットワークと伝承の視点─」177-199   著書種別:学術書  

    無住を取り巻く遁世僧ネットワークの末端に連なる高野聖の伝承を中心に遁世僧説話が掬い上げられてくる状況を推定するとともに、遁世僧と関わる官僧の説話も考察し、実賢・公顕という両僧正への視線と、僧正位に就任する栄西への視線とは決して異質なものではなく、むしろ表裏の関係をなすことを明らかにした。

  • 無住 研究と資料

    小島孝之,近本謙介,小林直樹,他28名( 担当: 共著)

    あるむ  2011年12月 

     詳細を見る

    総ページ数:718   担当ページ:「無住と武家新制─『沙石集』撫民記事の分析から─」109-139   著書種別:学術書  

    『沙石集』に認められる撫民的記事が、二度に亘る武家新制が発布された北条時頼の時代に形成された可能性が高く、当時、西大寺流律僧と親密な交渉を有し、戒律に深い関心を示していた無住が、武家新制の喚起する撫民倹約の雰囲気を強い共感をもって受け止めていたであろうことを中心に論じた。

  • 『古事談』を読み解く

    田中貴子,佐藤道生,小林直樹,他20名( 担当: 共著)

    笠間書院  2008年07月 

     詳細を見る

    総ページ数:526   担当ページ:「『古事談』性信親王説話考」237-251  

    『古事談』巻3「僧行」中、最多の説話を数える性信親王説話の特色を分析し、説話の焦点が性信の験力の行使対象ではなく、験力の発生源へと絞り込まれている点を指摘、その背景に撰者の貴族的関心のあり方を想定する論。

  • 中世説話集とその基盤

    小林直樹( 担当: 単著)

    和泉書院  2004年11月  ( ISBN:4-7576-0277-4

     詳細を見る

    総ページ数:356   著書種別:学術書  

    中世説話集の作品世界とそれを生み出した基盤の世界との双方を見据え、その相互交渉のありようを探ることで、個々の作品に特有の発想や構想の拠って来たるところを論究したもの。平安時代の『注好選』『百座法談聞書抄』、鎌倉時代の『沙石集』、室町時代の『諸国一見聖物語』『三国伝記』を俎上に載せて論じた。

  • 延暦寺と中世社会

    河音能平,福田榮次郎,小林直樹,他18名( 担当: 共著)

    法蔵館  2004年06月 

     詳細を見る

    総ページ数:499   担当ページ:「『諸国一見聖物語』における説話と風景」445-470  

    14世紀の学僧にして天台修験の行者でもあった亮海の著『諸国一見聖物語』を取り上げ、その中の説話的記事と風景描写に注目、前者についてはその出自や亮海による整序の方向を吟味し、後者については瀟々八景等、同時代の文芸事象との深い関わりを、亮海と彼の尊敬する慈円との心理的紐帯を背景に捉えようとしたもの。

  • 論集 説話と説話集

    池上洵一,寺川真知夫,小林直樹,他20名( 担当: 共著)

    和泉書院  2001年05月 

     詳細を見る

    総ページ数:421   担当ページ:「続・権者へのまなざし─『三国伝記』と中世太子伝─」285-301  

    『三国伝記』に認められる権者による仏法興隆という基本的発想が、編者玄棟の日頃から馴染んでいた中世太子伝の世界に育まれたものであろうことを検証し、あわせて作品の序文に名前の出る足利義満に玄棟が聖徳太子の姿を重ね見ていた可能性についても論及する。

  • 大阪市立大学文学部創立五十周年記念 国語国文学論集

    阪口弘之,藏中進,小林直樹,他40名( 担当: 共著)

    和泉書院  1999年06月 

     詳細を見る

    総ページ数:777   担当ページ:「本誓への注視─『今昔物語集』の志向(二)─」269-284  

    仏菩薩の本誓が立てられたのは、遠い昔の天竺世界であったが、『今昔』編者はその本誓が時間的にも空間的にも想像を絶するような遠さを超えて、我が国において実現している事実を、一つひとつの説話を叙述しながら確認し、末世に身を置いた自らの信奉し、心の拠り所としていたであろう仏法が、天竺という始源の世界、仏の世界に確実に、しかも直接つながるものであることを、本誓を通して実感しつつ、集の編纂を進めていたであろうと推測、あわせて救世の誓いを引っ提げて仏教始発時の我が国に垂迹した観音の化身・聖徳太子の本作における位置の重要性についても指摘した。

  • 日光天海蔵 直談因縁集 翻刻と索引

    小林直樹,阿部泰郎,廣田哲通,田中貴子,近本謙介( 担当: 共著)

    和泉書院  1998年10月 

     詳細を見る

    総ページ数:368   担当ページ:本文および類話一覧  

    日光輪王寺に所蔵される未紹介資料の翻刻。室町時代に行われた法華直談に用いられる因縁(説話)のみを集成した一書で、四百話にも上る大量の説話を収める。個々の説話に注目すべき内容のものを含むほか、説話集の生成の背景を探る資料としても貴重である。他の四氏と共同で討議を重ね、本文および類話一覧を作成した。

  • 岩波講座 日本文学史 第6巻 15・16世紀の文学

    徳田和夫,天野文雄,小林直樹,他14名( 担当: 単著)

    岩波書店  1996年11月 

     詳細を見る

    総ページ数:343   担当ページ:「唱導と語り物」99-130  

    本地垂迹思想を背景に成立してくる「本地物」と呼ばれる中世文芸の歴史を展望、初期の本地物の集成である『神道集』を主として取り上げ、そこに認められる千手信仰の要素に着眼することによって、この作品に横溢する菩薩行の精神の内実を明らかにするとともに、その成立基盤にまで考察を及ぼした論である。

  • 岩波講座 日本文学と仏教 第9巻 古典文学と仏教

    永井義憲,小峯和明,小林直樹,他15名( 担当: 共著)

    岩波書店  1995年03月 

     詳細を見る

    総ページ数:376   担当ページ:「沙石集」83-102  

    何次にも亘って行われた『沙石集』改稿作業で著者・無住が意図していたことを、諸本による改稿の跡が著しい巻六以降の部分を対象として考察したもの。無住が目指していたのは、円滑な法談の流れの実現ということであり、『沙石集』の仏教文学としての魅力の第一もこの点に存することを指摘した。

  • 岩波講座 日本文学と仏教 第6巻 経典

    小林芳規,千本英史,小林直樹,他12名( 担当: 共著)

    岩波書店  1994年05月 

     詳細を見る

    総ページ数:312   担当ページ:「百座法談聞書抄」71-88  

    平安末期、天仁三年に行われた法華講経の実際の聞き書きである『百座法談聞書抄』を取り上げて、そこに天台六十巻を中核とする「法華経をめぐる説話世界」の影を確認し、併せて法華講経の場における説話の語られ方の実態についても考察を加えたものである。

  • 説話の講座3 説話の場─唱導・注釈─

    阿部泰郎,黒田彰,小林直樹,他16名( 担当: 共著)

    勉誠社  1993年02月 

     詳細を見る

    総ページ数:413   担当ページ:「天台三大部と説話─『注好選』をめぐって─」272-293   著書種別:学術書  

    平安末期の成立と推定される説話集『注好選』の中に、天台六十巻を中核とする法華経注釈に用いられる説話の体系、言うなれば「法華経をめぐる説話世界」の体系の投影を探り、この作品に収められる説話が法華講経の如き場を一旦経由してきている可能性が高いことを論じた。

▼全件表示

MISC(その他記事)

  • 一寸法師と住吉社 招待

    小林直樹

    融   ( 31 )   37 - 39   2023年07月

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者   国際・国内誌:国内誌  

  • パネリストの報告を承けて──資料の典拠の問題を中心に 招待

    小林直樹

    説話文学研究   ( 54 )   95 - 97   2019年09月

     詳細を見る

    掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)  

  • 狐伝承の系譜と『義経千本桜』 招待

    小林直樹

    和泉書院・上方文化講座 義経千本桜   124 - 133   2013年08月

     詳細を見る

    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)   共著区分:単著  

    浄瑠璃三大名作の一つ『義経千本桜』の主要登場人物、狐忠信の性格が日本の伝統的な狐認識を十二分に活用した造型であることを説いたもの。

  • 《書評》土屋有里子著『『沙石集』諸本の成立と展開』 招待

    小林直樹

    説話文学研究   ( 47 )   268 - 272   2012年07月

     詳細を見る

    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   共著区分:単著  

    土屋有里子氏の著書『『沙石集』諸本の成立と展開』(笠間書院、2011年刊)についての書評。

  • 身替り説話形成の背景 招待

    小林直樹

    和泉書院・上方文化講座 菅原伝授手習鑑   101 - 107   2009年08月

     詳細を見る

    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)   共著区分:単著  

    説経台本『多田満仲』や硯割り説話、稚児物語を素材にしながら、仏教的の文脈の中で身替り伝承が形成されてきた信仰的背景を探ったもの。

  • 四天王寺の信仰世界と文学 招待

    小林直樹

    国立能楽堂   ( 306 )   15 - 19   2009年02月

     詳細を見る

    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)   共著区分:単著  

    『四天王寺御手印縁起』『拾遺往生伝』『今昔物語集』『弱法師』『さんせう太夫』などを素材に四天王寺の信仰世界について説いたもの。

  • 「観音廻り」の背景-観音信仰の問題を中心に- 招待

    小林直樹

    和泉書院・上方文化講座 曾根崎心中   114 - 116   2006年08月

     詳細を見る

    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)   共著区分:単著  

    近松門左衛門の世話物浄瑠璃の傑作『曾根崎心中』における「観音廻り」の段の詞章の背後に潜む観音信仰の要素について説いたもの。

  • 《書評》廣田哲通著『中世仏教文学の研究』 招待

    小林直樹

    説話文学研究   ( 36 )   169 - 171   2001年03月

     詳細を見る

    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   共著区分:単著  

    廣田哲通氏の著書『中世仏教文学の研究』(和泉書院、2000年刊)についての書評。

  • 《書評》廣田哲通著『中世法華経注釈書の研究』 招待

    小林直樹

    説話文学研究   ( 29 )   120 - 123   1994年06月

     詳細を見る

    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   共著区分:単著  

    廣田哲通氏の著書『中世法華経注釈書の研究』(笠間書院、1993年刊)についての書評。

  • 虚受信施の僧の説話をめぐって 招待

    小林直樹

    日本古典文学会々報   ( 121 )   7 - 7   1992年01月

     詳細を見る

    掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)   共著区分:単著  

     無住の著作に記される、虚受信施の罪によって肉の山や菌に転生するという説話の典拠が天台三大部の注疏類にあることを推定したもの。

▼全件表示

講演・口頭発表等

  • 本法寺本「法華経曼荼羅図」薬草喩品第五における救済のイメージ 国内会議

    小林直樹

    法華経絵研究会  2021年08月  原口志津子

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Zoom開催  

  • 日本中世における宋刊仏書の受容と遁世僧の説話世界 招待 国際会議

    小林直樹

    国立台湾大学第6回全国研究生研習営  2019年03月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • 無住の律学と説話 招待 国内会議

    小林直樹

    説話文学会シンポジウム「無住─その信仰の軌跡」  2016年09月 

     詳細を見る

    会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

  • 中世日本仏教の死生観と鎮魂─遁世僧の視点を通して─ 招待 国際会議

    -

    韓日国際学術会議「韓国人と日本人の生と死に関する認識比較」  2014年10月 

  • 無住の法華講説と持経者伝 招待 国内会議

    -

    法華経絵研究会  2013年08月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • 無住の経文解釈と説話 招待 国内会議

    小林直樹

    説話文学会シンポジウム「〈解釈〉される経典・経文─その動態と創造性─」  2011年12月 

     詳細を見る

    会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

  • 無住と武家新制 招待 国内会議

    小林直樹

    研究集会「無住─その思想とテクストをめぐって─」(名古屋大学比較人文学先端研究)  2010年12月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(一般)  

  • 無住と金剛王院僧正実賢 国内会議

    小林直樹

    説話文学会  2008年06月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(一般)  

▼全件表示

産学官連携可能研究(シーズ)概要

  • 地域の伝承研究

    2010-

     詳細を見る

    共同研究の希望:民間等他機関

    交流の種別:講演  

    活用分野・応用方法等:自治体の生涯学習や民間の文化セミナー

    地域の寺社、名所旧跡などにまつわる説話伝承について研究する。

科研費

  • 無住道暁と南宋代成立典籍に関する総合的研究

    基盤研究(C)  2023年

  • 遁世僧の宋刊仏書受容をめぐる説話伝承学的研究

    基盤研究(C)  2023年

  • 遁世僧の宋刊仏書受容をめぐる説話伝承学的研究

    基盤研究(C)  2022年

  • 無住道暁と東国をめぐる宗教文化圏の解明と基礎資料の構築

    基盤研究(B)  2022年

  • 遁世僧の宋刊仏書受容をめぐる説話伝承学的研究

    基盤研究(C)  2019年04月

  • 禅律文化圏と説話伝承文学との交渉についての研究

    基盤研究(C)  2015年04月

  • 無住道暁の学問基盤と遁世僧ネットワークについての総合的研究

    基盤研究(C)  2012年04月

  • 鎌倉幕府と説話伝承文学との交渉についての研究

    基盤研究(C)  2008年04月

  • 中世説話集とその基盤

    研究成果公開促進費  2004年04月

▼全件表示

担当教育概要

  •  基幹教育科目では「日本の古典文学」を担当。  学部専門科目の国文学史Bでは「古典文学と昔話」を講義、国語国文学演習Ⅲ・Ⅳでは『今昔物語集』を精読。  大学院演習では『法華験記』を注釈的に読解する。  

担当授業科目

  • 国文学研究B

    2023年度   週間授業   大学院

  • 国文学史B

    2023年度   週間授業   大学

  • 言語文化概論A

    2023年度   週間授業   大学

  • 国語国文学演習Ⅲ

    2023年度   週間授業   大学

  • 卒業論文演習Ⅰ

    2023年度   集中講義   大学

  • 初年次ゼミナール

    2023年度   週間授業   大学院

  • 日本の古典文学

    2023年度   週間授業   大学

  • 国文学研究演習B

    2023年度   週間授業   大学院

  • 国語国文学演習Ⅳ

    2023年度   週間授業   大学

  • 日本の古典文学

    2022年度   週間授業   大学

  • 国文学研究B

    2022年度   週間授業   大学院

  • 言語文化学研究A

    2022年度   週間授業   大学院

  • 国文学研究演習B

    2022年度   週間授業   大学院

  • 国語国文学演習Ⅳ

    2022年度   週間授業   大学

  • 言語文化概論A

    2022年度   週間授業   大学

  • 国語国文学演習Ⅲ

    2022年度   週間授業   大学

  • 国語国文学特講Ⅰ

    2022年度   週間授業   大学

▼全件表示

出張講義テーマ ⇒ 出張講義一覧へ

  • 古典文学における異界との交流

    分野:文学(文学,哲学,歴史,芸術,人間行動,言語,文化,社会・ジェンダー)

     詳細を見る

    対象:高校生

    キーワード:説話 

    『宇治拾遺物語』所収の瘤取り爺の説話を通して、古典文学における異界の重要性を明らかにするとともに、そうした古典を現代人が読む意義についても考える。

役職

  • 部局内役職

    文学部 言語文化学科 

    学科長  2022年04月 - 継続中

  • 部局内役職

    大学院文学研究科 言語文化学専攻 

    専攻長  2022年04月 - 2024年03月

  • 部局内役職

    文学研究科

    研究科長  2019年04月 - 2021年03月

  • 部局内役職

    文学研究科

    副研究科長  2017年04月 - 2019年03月

その他

  • 職務経歴

    2007年 - 継続中

      詳細を見る

    大阪市立大学教授

  • 職務経歴

    1996年

      詳細を見る

    大阪市立大学 助教授

  • 職務経歴

    1993年

      詳細を見る

    大阪市立大学 講師