2023/03/21 更新

写真a

ヤマザキ タカシ
山﨑 孝史
YAMAZAKI Takashi
担当
大学院文学研究科 人間行動学専攻 教授
文学部 人間行動学科
職名
教授
所属
文学研究院
ホームページ
所属キャンパス
杉本キャンパス

担当・職階

  • 大学院文学研究科 人間行動学専攻  地理学専修

    教授  2001年10月 - 継続中

  • 文学部 人間行動学科  地理学コース

    教授  2001年10月 - 継続中

取得学位

  • 博士 ( コロラド大学ボールダー校 )

  • 文学修士 ( 京都大学 )

研究分野

  • 人文・社会 / 人文地理学  / 政治地理学

研究キーワード

  • 政治地理学

  • 地政学

  • 沖縄研究

研究概要

  • 1980年代以降の英米を中心とする政治地理学理論をベースに、米軍が駐留する戦後の沖縄における社会運動や投票行動といった政治行動の時空間的展開、コザなど基地の街に典型的に見られる地域社会の「軍事化」の研究、そうした地域社会における場所の歴史的表象にかかわる研究、実証的・批判的な視角を持つ「新しい」地政学研究、さらには科学社会学の視点を用いた政治地理学史研究を進めている

研究歴

  • 戦後における「沖縄」領域の政治的編成

    政治地理学、沖縄、領域  個人研究

    2008年04月 - 2010年03月 

所属学協会

  • 人文地理学会

      国内

  • 全米地理学者協会

      国外

  • 日本地理学会

      国内

委員歴(学外)

  • 協議員   人文地理学会  

    2008年 - 継続中 

  • 選挙管理委員長   人文地理学会  

    2008年 

  • 評議員   人文地理学会  

    2004年 - 2008年 

  • 集会委員   人文地理学会  

    2002年 - 2004年 

  • 選挙管理委員   人文地理学会  

    2002年 

  • 地理思想研究部会世話人   人文地理学会  

    2001年 - 2005年 

  • 第15研究委員会(政治・文化地理学)共同委員長   国際政治学会  

    2006年 - 2012年 

  • 運営委員   国際地理学連合政治地理学委員会  

    2004年 - 2016年 

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受賞歴

  • 出版助成

    山﨑孝史ほか

    2021年09月   日本地理学会   『「政治」を地理学するー政治地理学の方法論』

  • 第2回人文地理学会論文賞

    2002   人文地理学会  

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    受賞国:日本国

  • 全米地理学者協会政治地理学専門グループ博士論文計画奨励賞

    2001  

職務経歴(学外)

  • 学術情報総合センター   所長

    2014年04月 - 2022年03月

  • 学術情報総合センター   副所長

    2009年 - 2014年

  • 山口県立大学   -

    1994年 - 1999年

  • 京都大学   -

    1990年 - 1994年

学歴

  • コロラド大学ボールダー校   地理学部大学院   地理学   博士課程   その他

    - 2001年

  • 京都大学   文学研究科   地理学   博士課程   中退

    - 1990年

  • 京都大学   文学部   史学科・人文地理学     卒業・修了

    - 1985年

論文

  • 危険に対する空間的実践 招待 査読

    山﨑孝史

    竹中克行編著『人文地理学のパースペクティブ』ミネルヴァ書房   162 - 178   2022年11月( ISBN:9784623094486

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:論文集(書籍)内論文   国際・国内誌:国内誌  

  • The COVID-19 pandemic and bio/geopolitics in Japan 招待 査読

    Yamazaki, Takashi

    Stanley Brunn and Donna Gilbreath eds. "COVID-19 and a World of Ad Hoc Geographies." Springer   2327 - 2344   2022年11月( ISBN:978-3-030-94350-9

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:論文集(書籍)内論文   国際・国内誌:国際誌  

  • Editorial

    Jones R.

    Geopolitics   27 ( 1 )   1 - 4   2022年01月( ISSN:1465-0045

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  • 地政学、応用地理学、学術倫理

    山﨑 孝史

    日本地理学会発表要旨集   2021a ( 0 )   35   2021年

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    <p><b>はじめに</b></p><p></p><p>「地政学」は20世紀初頭にヨーロッパで誕生し,二度の大戦を経て列強に浸透した.戦後は学知として停滞するものの,その発想は大国の国政術に受け継がれていく.地理思想史や政治地理学の分野では,地政学は欧米を中心に学説史的に再検討され,批判的に再構築される.よって,現代の地政学は戦前からの流れを汲む伝統地政学に留まらず,新しい多様な知の形式を含む.近年日本においては一般読者向けの教養書として「地政学」を冠する書籍が数多く刊行されている.このほとんどは伝統地政学を再参照している.この「地政学ブーム」の中で,発表者も雑誌『現代思想』や『地理』の地政学特集に寄稿し,『現代地政学事典』の編集に参画するとともに,日本学術会議で国際地理学連合と政治との歴史的関係についても講演した.本発表では,こうした「地政学ブーム」に対して日本の地理学がどう向き合いうるのかについていくつかの論点を示したい.</p><p></p><p><b>国際関係の緊張と学問</b></p><p></p><p>日本における地政学書の出版は,戦前も戦後も日本をめぐる国際関係の緊張を認知する世論の高まりと関わっていると考えられる.特に2010年代以降の周辺諸国との「領土問題」の緊張は地政学書の出版を促していると推定される.本来,地政学は外交・軍事という国政術に地理的知識を応用しようとする実践的性格が強かったことを鑑みれば,そうした応用への期待が社会的に高まっているのかもしれない.しかし,同時にそれは出版社の利害とも深く関わることは留意されねばならないし,そうした応用への期待は地理学だけに向けられるものでもない.</p><p></p><p>こうした国政術上の要請に大学がどう応えるかが問われたのが,2015年に発足した防衛装備庁による「安全保障技術研究推進制度」をめぐる問題であった.日本学術会議は1950年と67年に戦争や軍事を目的とする科学研究を行わないとする声明を発し,2017年にも過去の声明を継承する旨の声明を出した.日本地理学会も1950年に「世界平和の維持確立に関する決議」を行い,2017年の日本学術会議の声明を受けて,軍事的安全保障研究に関する声明を公表している.この声明は,GISなどの地理的技術や,地政学を含む地理学の研究成果が軍事研究にも応用されうるとし,外部資金による研究が「軍事・戦争のための研究に転化」されないよう会員に注意を促す.</p><p></p><p><b>応用の困難性</b></p><p></p><p>本発表は刊行が予定されている日本地理学会編『地理学事典』に寄稿した地政学に関する拙稿をベースとしている.この事典は地政学関連項目を「地理学の応用と現代的課題」という部に置く.何がそうさせ,それは上記の声明とどう関わるのであろうか.発表者は1990年代以降の日本の地理学界においては,伝統地政学については「忘却」が支配的であったと考えている.地政学に関する,戦後の歴史的・批判的検証を正しく踏まえない,肯定的・否定的論評は地理学関係誌にも散見される.また,上述のように,日本地理学会自体が地政学の応用に倫理的懸念を示し,会誌『地理学評論』には地政学はもとより政治地理学の論考もほとんど掲載されていない.これらから,地理学を地政学的に応用する学会の基盤が存在するとは考えられない.そこには日本の地理学に支配的な分析スケールの問題も含まれる.ただし,それは地政学に対する地理学の弱みでは決してない.</p><p></p><p><b>新しい視座の構築へ</b></p><p></p><p>世界を国家間の利害が対立する空間と認識する伝統地政学は,単純化された大陸や海洋の配置から国際政治を俯瞰的にとらえる点で「反地理学的」である.綿密な現地調査から地理的現実を実証的に積み上げる地理学は,地域や住民の視点から国家中心的な地政学を相対化できる学問分野でもある.国際関係の緊張や対立の渦中に置かれてきた地域(特に国境地域)は日本にも存在する.発表者がフィールドとする沖縄県は,太平洋の多くの島々とともに,歴史的に大国による地政学に翻弄されてきた.そうした地理的現実の上に,安全保障政策と地域政策との望ましい均衡を模索することは地理学なら可能であろう.</p><p></p><p>19世紀末にクロポトキンは地理教育が民族主義的対立を超える相互理解の手段となると信じ,20世紀末にサックは,地理学に内在する倫理性は,世界の現実に対する大衆の理解を深めることと,それを補完する多様性と複雑性に満ちた世界に価値を置くことにあるとした.この間,世界は戦争を繰り返し,地政学は浮き沈み,今また浮上しつつある.地理学の倫理的価値とその戦後の成果を生かすならば,地政学に向き合う視座はありえよう.本発表では,地政学に向き合う上で,地理学の倫理的価値とその戦後の成果を生かしうる視座について考えたい.</p>

    DOI: 10.14866/ajg.2021a.0_35

    CiNii Article

  • 「人間の領域性」再考

    山﨑 孝史

    人文地理学会大会 研究発表要旨   2021 ( 0 )   28 - 29   2021年

  • Editorial 査読

    Jones R.

    Geopolitics   25 ( 1 )   1 - 3   2020年01月( ISSN:1465-0045

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1080/14650045.2020.1688347

  • 日本におけるCOVID-19パンデミックと生/地政治 査読

    山崎 孝史

    公益社団法人 日本地理学会 日本地理学会発表要旨集   2020 ( 0 )   2020年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    <p>現代世界は生態系・金融・テロなどに関わるグローバルな危険(リスク)にさらされている。そうした危険は、近代化自体の反作用として、新たな政治主体の出現と政治の動態をもたらすと考えられる。現代の「地政学」はこれら危険に触発された主体の対立や連携から多面的かつ重層的に構成されると考えられる。そうした危険の一つがパンデミック(感染症のグローバル化)である。本発表は、COVID-19の世界的拡大によって、近代国家による公衆衛生管理(生政治 biopolitics)と空間や場所をめぐる支配や管理の実践(地政治 geopolitics)がどのように接合され、展開されてきたかについて、日本の対策を軸に考える。</p>

    DOI: 10.14866/ajg.2020a.0_127

    CiNii Article

  • COVID-19 Pandemic in Japan: Containment Failed or Successful? 査読

    Yamazaki Takashi

    GEOPOLITICAS-REVISTA DE ESTUDIOS SOBRE ESPACIO Y PODER   11   81 - 91   2020年( ISSN:2172-3958

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    DOI: 10.5209/geop.69163

  • 「環境」と地政学の 100 年:―成立・応用・批判・新しい地平― 査読

    山﨑 孝史

    人文地理学会 人文地理学会大会 研究発表要旨   2019 ( 0 )   160 - 161   2019年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    DOI: 10.11518/hgeog.2019.0_160

    CiNii Article

  • Commentary. Nishida kitarō and 'The principle of the new world order'

    Yamazaki T.

    Geopolitica(s)   10 ( 2 )   313 - 322   2019年( ISSN:2172-3958

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.5209/geop.66404

  • Maritime trade and geopolitics: The Indian Ocean as Japan's sea lane

    Takashi Yamazaki

    Handbook on the Geographies of Globalization   388 - 401   2018年11月( ISBN:9781785363849

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    掲載種別:論文集(書籍)内論文  

  • 「地政学」から沖縄県政をとらえる (特集 地政学を識る) 査読

    山﨑 孝史

    古今書院 地理   63 ( 3 )   38 - 45,図巻頭1   2018年03月( ISSN:0577-9308

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • 地政学から「平和と環境」の政治地理学へ:─IGU政治地理委員会の35年 査読

    山﨑 孝史

    公益財団法人 日本学術協力財団 学術の動向   23 ( 7 )   7_24 - 7_29   2018年( ISSN:1342-3363

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    DOI: 10.5363/tits.23.7_24

    CiNii Article

  • 「海洋国家日本」の批判地政学:ー『防衛白書』の検討からー 査読

    山﨑 孝史

    人文地理学会 人文地理学会大会 研究発表要旨   2018 ( 0 )   80 - 81   2018年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    DOI: 10.11518/hgeog.2018.0_80

    CiNii Article

  • 書評 柴田陽一著『帝国日本と地政学 : アジア・太平洋戦争期における地理学者の思想と実践』 査読

    山﨑 孝史

    史学研究会 史林   100 ( 5 )   623 - 629   2017年09月( ISSN:0386-9369

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • 政治地理をどう教えるか : 選挙結果を活用して (地理の研究(196)) -- (特集 政治と地理) 査読

    山﨑 孝史

    山川出版社 歴史と地理   ( 703 )   1 - 9,図巻頭1p   2017年04月( ISSN:1343-5957

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • ボーダースタディーズで世界を読み解く(3)境界、領域、「領土の罠」 : 概念の理解のために 査読

    山﨑 孝史

    古今書院 地理   61 ( 6 )   88 - 96   2016年06月( ISSN:0577-9308

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • リスケーリングの政治としての「大阪都構想」:―新自由主義的都市改革と地方自治の危機― 査読

    山﨑 孝史

    人文地理学会 人文地理学会大会 研究発表要旨   2016 ( 0 )   80 - 81   2016年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    DOI: 10.11518/hgeog.2016.0_80

    CiNii Article

  • 選挙からみる複数の「沖縄」―民意はどこで示されたのか?

    山崎 孝史

    SYNODOS―シノドス   -   2016年

  • 境界、領域、「領土の罠」―概念の理解のために

    山崎 孝史

    地理   61-6   88 - 96   2016年

  • 辺境アイデンティティの再制度化:―沖縄県八重山諸島における教科書論争― 査読

    山﨑 孝史

    人文地理学会 人文地理学会大会 研究発表要旨   2015 ( 0 )   104 - 105   2015年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    DOI: 10.11518/hgeog.2015.0_104

    CiNii Article

  • Reading John Agnew and Luca Muscara's Making Political Geography 査読

    Mamadouh Virginie, dell'Agnese Elena, Yamazaki Takashi, Flint Colin, Koch Natalie, Muscara Luca, Agnew John

    POLITICAL GEOGRAPHY   38   46 - 56   2014年01月( ISSN:0962-6298

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.polgeo.2013.11.002

  • 人種化される都市:一米軍駐留とコザの変貌一 査読

    山﨑 孝史

    人文地理学会 人文地理学会大会 研究発表要旨   2014 ( 0 )   124 - 125   2014年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    DOI: 10.11518/hgeog.2014.0_124

    CiNii Article

  • 軍民境界都市としてのコザ―暴動の記憶とアイデンティティ

    山﨑 孝史

    谷富夫・安藤由美・野入直美編著『持続と変容の沖縄―沖縄なるものの現在』ミネルヴァ書房   -   218 - 242   2014年

  • 学術知識の流通とオープンアクセスジャーナルの役割 査読

    山崎 孝史

    情報学   10 ( 1 )   45 - 66   2013年( ISSN:1349-4511

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • 政治地理学は「領土問題」をいかに語るのか:「領土の罠」論再考 査読

    山﨑 孝史

    人文地理学会 人文地理学会大会 研究発表要旨   2013 ( 0 )   66 - 67   2013年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    今日の領土問題について、政治地理学者ジョン・アグニューが1994年に唱えた「領土の罠」論をもとに、領域性の効果や実効主権の概念から再検討する

    DOI: 10.11518/hgeog.2013.0.66.0

    CiNii Article

  • 岩下明裕編:日本の「国境問題」

    山﨑 孝史

    地理学評論 Series A   86 ( 4 )   383 - 385   2013年( ISSN:1883-4388

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  • Reemerging political geography in Japan 査読

    Takashi Yamazaki, Akihiko Takagi, Shinya Kitagawa, Yuichi Kagawa

    Japanese Journal of Human Geography   64   72 - 94   2012年12月( ISSN:00187216

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    The Political Geography Research Group (PGRG) of the Human Geographical Society of Japan was established in 2011 to promote political geographic studies in Japan. The PGRG is the very first research unit on political geography in the Society which was established in 1948. Political geography was once one of the weakest sub-fields in Japanese geography with a very limited number of scholars and published works. This, however, is not at all the case now. Political geography is a reemerging field in Japan. In this review paper, four of the PGRG members contribute chapters on general trends in Japanese political geography, legacies of Japanese wartime geopolitics, the introduction of "new geopolitics" into Japan, and geographical studies on environmental movements. All of them have confirmed with confidence that Japanese political geography has been reemerging and making steady progress in terms of theory, methodology, and case study since the 1980s. Although the current stage of Japanese political geography is still in the regenerative phase, they strongly believe that political geography should be firmly embedded in Japanese geography.

  • インド洋と日本:防衛白書の地政言説 査読

    山﨑 孝史

    人文地理学会 人文地理学会大会 研究発表要旨   2012 ( 0 )   52 - 53   2012年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    過去刊行された防衛白書の記載内容をテキスト分析することによって、インド洋とシーレーンが日本の防衛政策の中でどのように表象され、どのような地政実践に結びついて行ったかを明らかにする。

    DOI: 10.11518/hgeog.2012.0.52.0

    CiNii Article

  • スケール/リスケーリングの地理学と 日本における実証研究の可能性 査読

    山﨑 孝史

    地域社会学会 地域社会学会年報   24 ( 0 )   55 - 71   2012年( ISSN:2189-3918

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    This paper explores the theoretical development in geographical studies on scale and rescaling and demonstrates how the concepts of scale and rescaling can be applied to cases in Japan. The concept of ‘geographical scale’ was created in the 1980s by Anglophone political and economic geographers to show how various spatial units in which human activities extend were socially produced and interrelated in capitalist society. Those geographers interpreted such socio-spatial processes as being multilayered and nested from a global scale to a local, even bodily, scale and examined how inter-scalar relations affected human/corporate/ state activities and were utilized for specific political economic purposes. Ever since, a number of theoretical, empirical, and critical studies have been conducted on the production and politics of scale. One of the new research trends is studies on ‘rescaling.’ Rescaling points to specific aspects of shifts in inter-scalar relations under the contemporary global political economic restructuring. Two elements are considered important in the shifts: globalization and the retreat of the state. Thus, studies on rescaling illustrate the way the external and internal spaces of the state are transformed in neoliberal reforms and the way actors at various scales attempt to survive globalizing economic competition. Compared to European studies, however, the number of studies on Asia, including Japan, is still limited. Drawing on the above-mentioned scholarship, this paper applies the concept of scale and rescaling to the cases of Okinawa and Osaka Prefectures in Japan. Using strategic rescaling, governors of both prefectures attempted to decentralize state power to revitalize their own locality. The processes of rescaling in these two cases are compared to show how the role of each locality in relation to the state can condition success in such rescaling attempts in Japan.

    DOI: 10.20737/jarcs.24.0_55

    CiNii Article

  • 日本における政治地理学の再生 査読

    山﨑 孝史, 高木 彰彦, 北川 眞也, 香川 雄一

    一般社団法人 人文地理学会 人文地理   64 ( 6 )   544 - 566   2012年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>The Political Geography Research Group (PGRG) of the Human Geographical Society of Japan was established in 2011 to promote political geographic studies in Japan. The PGRG is the very first research unit on political geography in the Society which was established in 1948. Political geography was once one of the weakest sub-fields in Japanese geography with a very limited number of scholars and published works. This, however, is not at all the case now. Political geography is a <i>reemerging</i> field in Japan. In this review paper, four of the PGRG members contribute chapters on general trends in Japanese political geography, legacies of Japanese wartime geopolitics, the introduction of "new geopolitics" into Japan, and geographical studies on environmental movements. All of them have confirmed with confidence that Japanese political geography has been reemerging and making steady progress in terms of theory, methodology, and case study since the 1980s. Although the current stage of Japanese political geography is still in the regenerative phase, they strongly believe that political geography should be firmly embedded in Japanese geography.</p>

    DOI: 10.4200/jjhg.64.6_544

    CiNii Article

  • 五十嵐大輝、黒田浩朗、早田有沙、堀之内龍一、吉川絢(翻訳)、(シャロン・スーキン)パブリックアート-ニューヨーク創造地区のライフサイクルをたどる

    山崎 孝史

    間・社会・地理思想   15   109 - 118   2012年

  • The us militarization of a 'host' civilian society: The case of postwar Okinawa, Japan 査読

    Takashi Yamazaki

    Reconstructing Conflict: Integrating War and Post-War Geographies   253 - 272   2011年12月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 大阪都構想をめぐる地政言説の構成:リスケーリングの政治とその錯綜 査読

    山崎 孝史

    人文地理学会 人文地理学会大会 研究発表要旨   2011 ( 0 )   15 - 15   2011年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    橋下徹大阪都知事が代表となる「大阪維新の会」が提唱する「大阪都構想」について、橋下知事と平松邦夫大阪市長との意見交換会の討議内容をコーディング分析し、関西における大都市圏ガバナンスのゆくえについて、リスケーリングの政治という概念から考察する。

    DOI: 10.11518/hgeog.2011.0.15.0

    CiNii Article

  • 知事・市長意見交換会の言説分析からみた大阪都構想 査読

    山﨑 孝史

    大阪市政調査会 市政研究   ( 173 )   84 - 94   2011年( ISSN:0286-2034

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • 知事・市長意見交換会の言説分析からみた大阪都構想

    山崎 孝史

    市政研究   173   84 - 94   2011年

  • 大山コザ市政と琉球列島米国民政府 査読

    山崎 孝史

    大阪市立大学 人権問題研究   10   5 - 22   2010年03月( ISSN:1346454X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    DOI: 10.24544/ocu.20171221-038

    CiNii Article

  • 大山コザ市政と琉球列島米国民政府 査読

    山崎 孝史

    人権問題研究   10   5 - 22   2010年03月( ISSN:1346-454X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • Interventions on the meanings of the Obama presidency for US relations with global regions 査読

    Ramutsindela Maano, Yamazaki Takashi, Gibson Chris, Mamadouh Virginie

    POLITICAL GEOGRAPHY   29 ( 1 )   5 - 16   2010年01月( ISSN:0962-6298

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.polgeo.2009.12.006

  • 政治・空間・場所:「政治の地理学」へ向けて 査読

    山崎 孝史

    人文地理学会 人文地理学会大会 研究発表要旨   2010 ( 0 )   3 - 3   2010年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

     近年の日本をめぐる国際関係および日本社会を鑑みれば、国際緊張の常態化と紛争の日常化というマクロ・ミクロ2つのスケールで展開する政治の動態的変化を指摘できる。発表者はそうした変化に対する地理学的アプローチとして、英米の政治地理学における「新しい地政学」および「場所の政治」の視角に着目してきた。しかし、日本の地理学においてそうした視角は未だ確立されていない。今日の政治地理学は、スティグマ化された伝統地政学がイメージさせるものとは異なり、現代社会の対立・紛争・権力関係一般に関わる多様なアプローチと事例研究で特徴づけられる極めてアクティブな研究分野である。本発表は「空間」、「場所」、そして「領域」という地理学の基本概念がいかに政治的な意味を持ちうるかを理論的かつ実証的に示すことによって、日本における政治地理学の復権を目指す。

    DOI: 10.11518/hgeog.2010.0.3.0

    CiNii Article

  • The historical representation of place in the military base town of Koza : the "reassessment" of US military presence as a developmental resource 査読

    山崎 孝史

    Journal of Urban Culture Research Vol. 1   190 - 199   2010年

  • The acceptance of political geography in japan: A citation analysis of the 'international' journal 査読

    Takashi Yamazaki, Mika Kumagai

    Geographical Review of Japan   82 ( 1 )   31 - 41   2009年12月( ISSN:1883-4396|1347-9555

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    This paper examines how the journal Political Geography has been accepted in Japan. Compared with other 'international' geographical journals widely subscribed to in Japan, the status of the journal is not necessarily high. However, following a general rise of political geographic studies in Japan, Japanese universities' subscription to the journal increased in number from the late 1980s to the early 1990s. The citation of the journal in major Japanese geographical journals has also been increasing. While the journal is accepted in such a way in Japan, the way Japanese geographers have cited articles in the journal points to some problematic aspects. Using the case of Japan, this paper illustrates how the 'international' journal is used outside the Anglophone world, assesses the role of the journal in the revitalization of political geography in Japan, and proposes some options to make the journal more international. © 2009 The Association of Japanese Geographers.

    DOI: 10.4157/geogrevjapanb.82.31

    J-GLOBAL

  • 地域安全と地理学研究 (特集 地域安全マップ) 査読

    山崎 孝史

    古今書院 地理   54 ( 1 )   36 - 45   2009年01月( ISSN:05779308

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • 基地の街コザにおける場所の歴史的表象:開発資源としての米軍駐留の「再評価」 査読

    山崎 孝史

    公益社団法人 日本地理学会 日本地理学会発表要旨集   2009 ( 0 )   80 - 80   2009年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    戦後の沖縄における米軍基地問題は、基地を抱える市町村にとっては、重要かつ長期的な政策課題である。しかし、復帰後、基地所在市町村の基地への経済的依存は低下し、1996年のSACO最終報告によって、在沖米軍基地の実質的返還も実現しつつある。この新局面において、基地の跡地利用や周辺地域の(再)開発をどのように実施するかという問題が、関係自治体の重要な行政課題として浮上している。拙稿(山崎2008)はAgnew (1987)による政治地理学的な場所論を援用し、複数の基地所在市町村を比較することによって、「基地の街」開発の鍵となる要素を明らかにした。それらは、1.開発制約となる基地の返還を求める自治体・住民の意思統一、2.市町村の立地条件に適応した開発戦略・手法の選択、3.市町村の独自性や固有性を開発に反映させ、地元住民の開発への理解や積極的取り組みを促すための場所性の動員、である。本報告は拙稿を踏まえ、そこでは十分とらえきれなかった沖縄市コザ地区における場所性の動員、つまり場所の歴史的表象に関わる沖縄市の実践を取り上げ、場所性が基地周辺地区の再開発戦略といかに結びつきうるかについて、発表者自らの現地での研究実践と関わらせながら検討したい。

    DOI: 10.14866/ajg.2009f.0.80.0

    CiNii Article

  • 大山コザ市政と琉球列島米国民政府:―地域社会軍事化の一局面― 査読

    山崎 孝史

    人文地理学会 人文地理学会大会 研究発表要旨   2009 ( 0 )   54 - 54   2009年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

     米軍統治下の旧コザ市は嘉手納空軍基地の門前町として都市形成が進み、米軍基地と沖縄社会が融合し対立した特異な場所である。こうしたコザ市の分裂や対立は統治する米軍諸機関と統治されるコザ市民が具体的な意図をもって「行為」することで生まれてきた。したがって、コザ市の政治構造を理解するためには、これら行為する組織や人の意図や行為そのものを検討する必要がある。そこで本発表では琉球列島米国民政府the United States Civil Administration of the Ryukyu Islands(USCAR)が作成した文書を用い、1960年代の大山朝常革新市長率いるコザ市政がUSCARとの間でどのような緊張関係におかれていたか、具体的な事例についての関係者・組織の言動や意思決定の過程を通して明らかにしてみたい。

    DOI: 10.11518/hgeog.2009.0.54.0

    CiNii Article

  • 軍事優先主義の経験と地域再開発戦略 : 沖縄「基地の街」三態 (塩出彰教授 湯川良三教授 細井克彦教授 市川美香子教授 広瀬千一教授 浅岡宣彦教授 退任記念号) 査読

    山崎孝史

    大阪市立大学 人文研究   59   pp.72 - 97   2008年03月( ISSN:04913329

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

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  • 軍事優先主義の経験と地域再開発戦略 : 沖縄「基地の街」三態 (塩出彰教授 : 湯川良三教授 : 細井克彦教授 : 市川美香子教授 : 広瀬千一教授 : 浅岡宣彦教授 : 退任記念号) 査読

    山崎 孝史

    人文研究   59   72 - 97   2008年03月( ISSN:0491-3329

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • 軍事優先主義の経験と地域再開発戦略 : 沖縄「基地の街」三態 (塩出彰教授 湯川良三教授 細井克彦教授 市川美香子教授 広瀬千一教授 浅岡宣彦教授 退任記念号) 査読

    山崎 孝史

    人文研究   59   72 - 97   2008年03月( ISSN:0491-3329

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • Japan

    山崎 孝史

    G. H. Herb and D. H. Kaplan eds. Nations and Natio nalism : A Global Overview Vol. 4   1748 - 1758   2008年

  • 軍治優先主義の経験と地域再開発戦略-沖縄「基地の町」三態

    山崎 孝史

    人文研究 59   71 - 96   2008年

  • 現代地政学への批判的アプローチ

    山崎 孝史

    人文地理学会大会 研究発表要旨   2008 ( 0 )   412 - 412   2008年

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    地政学の「魅力」と地政言説<BR>
    言葉による表現が、特定の空間や場所をめぐる想像や表象を意味し、歴史的・政治的な文脈の中である種の真実性を持つものとして扱われることがある。その政治的に重要な例が「地政言説」である。オトゥーホール(O' Tuathail)によれば、地政学は「国家間の競争と権力の地理的な側面を強調した世界政治に関する言説」である。オトゥーホールは、現代において地政学がジャーナリスト、政治家、戦略思想家などにとって魅力であるという。ジャーナリストや政治家は地政学をとおして、混沌とした日常的な出来事を超えた、本質化された差異にもとづく永続的な対立や根源的な闘争を見出そうとする。そこで地政学を言説としてとらえるならば、特定の政治家や戦略思想家が「現実」として示す世界が、実は特定の時間と空間の文脈から描き出されていることや、多様で複雑な現実を特定の視点から単純化されていることに気づくことができる。
    <BR><BR>
    地政言説の構成と物質的基礎<BR>
    言説は単に書かれたものとして主体の位置、実生活、あるいは社会の諸制度から遊離しているわけではなく、それらの中に埋め込まれている。地政言説を例にとれば、世界政治の表象は特定の国家の物質的な要素(人口・資源・産業・資本など)と無関係ではなく、それを基礎としてつくり出される。オトゥーホールは地政学の概念的構成を図解している。図の上部におかれるのが三つのタイプの地政言説とその具体的な形態であり、これらの言説は地政的想像力によってつくり出される特定の地政的伝統から派生している。地政的伝統とは、特定の国家の構造を基礎としている。こうした図式は国際関係の分野での言説構成の理解には有効であるが、それ以外のスケールではどうだろうか。
    <BR><BR>
    スケールと言説<BR>
    政治地理学的にみると、地理的スケールは重要な政治的意味を持つ。個人または集団による政治行動は特定の場所において展開し、一定の空間的広がりを持つ。スミス(Smith)が分類する身体からグローバルにいたる7つのスケールは、政治行動が展開される空間的広がりの程度を示している。特定の政治問題や政治行動は特定のスケールを基盤に発生・展開し、またそのスケールの操作をめぐって政治的な駆け引きが起こる。これを「スケールの政治」と呼ぶが、問題のスケールが重層的な場合「スケールのジャンプ」と呼ばれる現象が起こる。こうしたスケールの政治にも地政言説が関係する。それを「スケール言説」と呼び、政治行動の理念的部分において重要な役割を果たす。政治問題や政治運動は単一のスケールで展開するものではなく、多様なスケールの間を往復する。故にスケール言説の分析についてもマルチスケールの視角が求められる。
    <BR><BR>
    言説分析の方法<BR>
    では言説はどのように分析されるのであろうか。社会運動における主体と場所や空間との関係とを明らかにするために、フレーム分析の手法を用いることができる。フレーム分析は、社会運動を「枠づける=フレーミング」言説に着目する。社会運動は特定の信念、価値観、あるいは世界観のもとに組織され、運動組織は自らの活動を正当化し、敵対する立場や組織の考え方を否定する。フレーミングとは、そうした運動の理念を言語的に表現する行為である。フレーミングに着目することで、特定の組織の活動理念の形成過程のみならず、組織内あるいは組織間での異なった理念の同調や対立を検討することができる。こうしたフレーミングは複雑な現実を言説的に単純化することで人々の支持を得ようとする。この点では地政言説と同様の働きをもっている。
    <BR><BR>
    地政言説から政治を読む<BR>
    地政言説と政治との関係を理解することは、地理学という観点から政治を分析する上で有効となる。また、特定の個人や集団が空間や場所を表象する行為から政治的な意図や権力関係を読み取ることは、政治という営みに対する感受性や批判的思考力を高めることにもつながる。そして、私たちがより賢明な市民や有権者であるためには、地政言説の作用に敏感であるばかりでなく、そうした言説の基礎をなすもっと複雑で錯綜した世界や社会の物質的構成(人口・権力・その他資源の配分、すなわち地理そのもの)を理解せねばなるまい。

    DOI: 10.11518/hgeog.2008.0.412.0

    CiNii Article

  • USCAR文書からみたAサイン制度と売春・性病規制

    山崎 孝史

    沖縄県公文書館研究紀要 10(in press)   2008年

  • 戦後沖縄の境界・領域と政治行動--領土の分離・統合と闘争のイデオロギー (特集 国境) 査読

    山崎 孝史

    史学研究会 史林   90 ( 1 )   179 - 209   2007年01月( ISSN:03869369

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • 戦後沖縄の境界・領域と政治行動―領土の分離・統合と闘争のイデオロギー

    -

    史林   90 ( 1 )   179 - 209   2007年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • USCAR文書からみた米軍統治とコザ:公衆衛生、都市政治、社会的無秩序 査読

    山崎 孝史

    公益社団法人 日本地理学会 日本地理学会発表要旨集   2007 ( 0 )   68 - 68   2007年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    <BR> 発表者は、過去数ヵ年の間、復帰前の沖縄を事実上統治した琉球米国民政府(以下USCAR)に関係する文書を、沖縄県および米国で収集し、沖縄における米軍統治が、どのように沖縄の地方政治に影響し、それを形成してきたかを検討してきた。本報告では、USCAR文書をもとに、戦後沖縄における米軍統治の実態と地方政治の形成、とりわけ、嘉手納空軍基地が立地する沖縄県旧コザ市(現沖縄市)における、公衆衛生、都市政治、社会的無秩序といった諸問題について、その背景と内的相互関係を検討する。<BR> 米軍は基地周辺で拡大する売春(性病感染源)の管理を、沖縄側に実施させるために、売春を媒介する飲食店・風俗店、ないしその集積地区に「オフ・リミッツ」(米軍要員立ち入り禁止措置)を適用した。米軍基地に経済的に依存する店舗や地区は、オフ・リミッツの解除を求め、また適用を恐れて、店舗や地区の衛生状態を改善し、売春を管理下におくようにした。1960年代に入ると、より広義の公衆衛生管理措置として「Aサイン」(米軍要員相手の営業許可)制度が整備される。沖縄側の業者が、米軍要員相手の営業を行うためには、Aサインの交付を受ける必要があった。Aサイン制度を担った全軍風紀取締委員会は、性病感染源として報告された店舗や地区にAサインの取り消し、すなわちオフ・リミッツを適用し、個別業者、地区別の業者組合、さらには市町村に公衆衛生条件の改善を事実上強制した。<BR> 飲食店・風俗店など基地経済に依存する業者は、当初は上述のような米軍の強制措置に対して不満を持っており、1950年代から高まっていく反米世論とともに、社会大衆党など革新政党の地盤を支えた。コザ市でも、1958年から16年にわたり、大山朝常による革新市政が続いた。大山市政に関するUSCAR文書は、大きく三つに区分できる。第一は、革新地盤であるコザ市への米軍物資の払い下げや、USCARによる財政支援の是非を検討した文書である。第二は、大山市長の「反米的」言動を報告する文書である。そして、第三は、コザ市選出の桑江朝幸琉球政府立法院議員(親米保守派) とUSCARとの関係を示す文書群である。これら文書から確認できるのは、USCARが、基地所在市町村における親米勢力と協調し、反米勢力を牽制していた事実である。コザ市においては、米軍に対して沖縄側が親米(保守)と反米(革新)に分裂し、錯綜した(しかし、米軍駐留には有利な)政治的対立構造を形成したのである。<BR> 外国軍隊の存在はそれを受け入れる地域社会を、主権(人権)の空隙ともいうべき、一種の例外的状況に置く。そうした状況がもたらす一つの局面が、先にも述べた、米軍要員を対象とする沖縄女性による売春の存在である。USCAR文書には、オフ・リミッツ関係文書以外にも、基地周辺に形成された「特飲街」における売春摘発に関する文書が散見され、軍事占領・統治下での性労働がどう空間的に編成され、管理されていたかを確認できる。米軍が駐留する例外空間では、米軍要員間の人種(白人対黒人)関係も、「特飲街」における人種・空間的セグリゲーションに反映した。こうした米軍統治に対する沖縄住民の抵抗は、多くの場合、組織的・非暴力的であったが、1971年ごろ、コザ市をはじめとする沖縄島内でしばしば社会問題化したのは、タクシー運転手と米軍要員との衝突であった。やがてそれは同年12月の「コザ騒動」の勃発へとつながる。USCAR文書は、支配者の視点からとはいえ、これら一連の歴史・空間的過程を詳述している。<BR> このように、USCAR文書を読み取ることによって、旧コザ市をめぐる米軍統治の本質には、コザ市の従属化、分割支配、例外化という三つの局面があったことがわかる。もっとも、これら局面は、現在においてもなお、沖縄県に米軍を集中駐留させる因子であり、今日の沖縄問題を解く鍵も、これら局面の打開にあるといえる。

    DOI: 10.14866/ajg.2007f.0.68.0

    CiNii Article

  • 地理学のポリティクスと政治地理学 査読

    山崎 孝史

    人文地理学会 人文地理   58 ( 4 )   377 - 398   2006年( ISSN:00187216

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • The geopolitical context of"redefined" security: Japan and U.S. military presence in the post-Cold War era

    -

    T. Mizuuchi ed. Critical and Radical Geographies of the Social, the Spatial and the Political, Osaka City University Urban Research Plaza Research Paper   ( 1 )   35 - 50   2006年

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    掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   共著区分:単著  

  • 地理学のポリティクスと政治地理学

    -

    人文地理   58 ( 4 )   41 - 62   2006年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 沖縄における民主主義のポリティクス―中心-周辺関係とクリーヴィッジ構造

    -

    二十世紀研究   7   1 - 28   2006年

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    掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   共著区分:単著  

  • The geopolitical context of"redefined" security: Japan and U.S. military presence in the post-Cold War era 査読

    山﨑 孝史

    T. Mizuuchi ed. Critical and Radical Geographies of the Social, the Spatial and the Political, Osaka City University Urban Research Plaza Research Paper   ( 1 )   35 - 50   2006年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 沖縄における民主主義のポリティクス--中心-周辺関係とクリーヴィッジ構造 (小特集 島) 査読

    山崎 孝史

    二十世紀研究編集委員会 二十世紀研究   ( 7 )   1 - 28   2006年( ISSN:13460609

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • 地理学のポリティクスと政治地理学 査読

    山﨑 孝史

    一般社団法人 人文地理学会 人文地理   58 ( 4 )   377 - 398   2006年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    <p>This paper explores 'the politics of geography,' or the nature and problematic aspects of daily activities of geographers by examining cases in Anglophone political geography. Particular attention is paid to the four 'incidents' that became controversial among (political) geographers and can be considered informative for such an exploration. These incidents do not only concern conflicts and debates in academic journals over scholarly activities but also created various 'sociological' reactions from even outside of geography. Subject matters in political geography tend to be controversial because they often reflect the authors' own political preferences and positionality. Whereas overt expressions of such preferences in / through academic journals may conflict with the journals' 'neutrality' or 'fairness,' the journals themselves may direct their publication policy toward particular 'political' purposes. Most of the incidents became accidentally known to the author through John O'Loughlin, who has been an editor of the journal <i>Political Geography</i> since its foundation. Drawing on the experiences of O'Loughlin and <i>Political Geography</i> and without concluding that 'everything is political,' this paper attempts to reveal where and how 'the political' played out in those incidents and to provide a clue to a self-reflection on the socio-political implications of our daily academic activities.</p>

    DOI: 10.4200/jjhg.58.4_377

    CiNii Article

  • 沖縄における民主主義のポリティクス-中心-周辺関係とクリーヴィッジ構造

    山崎 孝史

    二十世紀研究 7   1 - 28   2006年

  • 安保「再定義」の地政的コンテクスト : ポスト冷戦期における日本と米軍のプレゼンス(金児暁嗣教授 豊田ひさき教授 芝原宏治教授 退任記念) 査読

    "山崎孝史"

    大阪市立大学 人文研究   56   171 - 186   2005年03月( ISSN:04913329

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • 安保「再定義」の地政的コンテクスト―ポスト冷戦期における日本と米軍のプレゼンス

    -

    人文研究   56   171 - 186   2005年

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    掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   共著区分:単著  

  • 沖縄の歴史、領域、アイデンティティ

    -

    山崎孝史編『沖縄の過去・現在・未来』大阪市立大学文学部地理学教室   73 - 90   2005年

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    共著区分:単著  

  • グローバルあるいはローカルなスケールと政治

    -

    水内俊雄編『空間の政治地理(シリーズ人文地理学第4巻)』朝倉書店   24 - 44   2005年

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    共著区分:単著  

  • 沖縄の歴史、領域、アイデンティティ 査読

    山﨑 孝史

    山崎孝史編『沖縄の過去・現在・未来』大阪市立大学文学部地理学教室   73 - 90   2005年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • グローバルあるいはローカルなスケールと政治 査読

    山﨑 孝史

    水内俊雄編『空間の政治地理(シリーズ人文地理学第4巻)』朝倉書店   24 - 44   2005年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 日本におけるPolitical Geography誌の購読と引用:サブディシプリンの形成と英文雑誌の役割 査読

    熊谷 美香, 山崎 孝史

    人文地理学会 人文地理学会大会 研究発表要旨   2005 ( 0 )   3 - 3   2005年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    第二次世界大戦後、日本における人文地理学のサブディシプリンとしての政治地理学は1970年代の終わりから1980年代の中頃にかけて活発な研究分野ではなかった。しかし、1990年代以降、斯学において「政治」を扱う研究が増えつつある。これは、冷戦の終焉やグローバリゼーションの進展にともない国家の諸前提が問われるようになったことと、論理実証主義と従来のマルキシズムの限界を克服するために日本の人文地理学にも批判社会理論が活発に導入されるようになったことに起因すると考えられる。つまり、日本の人文地理学が一種の「政治的転回」を経験したのである。しかしながら、こうした変化は果たして日本における内発的な学問の発展を意味するのであろうか。むしろ、西欧諸国の地理学理論を適用した結果であると考えることができないだろうか。<BR> 本研究は、日本の人文地理学における「政治化」を西欧(特に英米)での政治地理学の進展と対比させることによって、この「政治化」の一側面を明らかにしたい。具体的には代表的な英語圏の政治地理学専門誌であるPolitical Geography (Quarterly)誌(以下、PG誌)の購読・引用分析を通して、PG誌による日本の人文地理学研究へのインパクトを検討する。これにより、日本における地理学のサブディシプリンの形成を、英文の「国際的」地理学雑誌の影響と関係付けて理解する一つの手がかりを得ることが出来るであろう。

    DOI: 10.11518/hgeog.2005.0.3.0

    CiNii Article

  • Dreaming of"liberation" by riding on globalization: oppositional movements in Okinawa

    -

    J. O'Loughlin et al. ed. Globalization and Its Outcomes, Guilford   337 - 360   2004年( ISBN:1-59385-045-X

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    共著区分:単著  

  • Politicizing territory: the transformation of land struggle in Okinawa, 1956.

    -

    人文研究(第3分冊)   54   31 - 65   2003年

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    掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   共著区分:単著  

  • Is Japan leaking? globalization, reterri-torialisation, and identity in the Asia-Pacific context.

    -

    Geopolitics   7 ( 1 )   165 - 192   2002年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • ポスト冷戦期における政治地理学の視点―新ナショナリズムの台頭と帰属空間の固定化

    -

    高木彰彦編『日本の政治地理学』古今書院   165 - 181   2002年

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    共著区分:単著  

  • 英語圏政治地理学の争点

    -

    人文地理   53 ( 6 )   24 - 47   2001年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • グローバル化時代における国民国家とナショナリズム―英語圏の研究動向から

    -

    地理学評論   74 ( 9 )   512 - 533   2001年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • アメリカ大都市圏の政治的分節化と公共選択論―ティボー仮説をめぐって

    -

    成田孝三編『大都市圏研究 下』大明堂   232 - 247   1999年

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    共著区分:単著  

  • 戦後日本の政治地理学―研究公表傾向の定量的分析

    -

    高木彰彦編『国際社会における現代日本の政治地理学的研究』(平成7・8年度科学研究費(基盤研究A1)報告書),茨城大学人文学部   5 - 14   1997年

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    共著区分:単著  

  • 志賀重昂『日本風景論』考―同書に対する書評の検討から

    -

    山口女子大学国際文化学部紀要   2   19 - 28   1997年

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    掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   共著区分:単著  

  • Political geography in post-war Japan: publication tendencies.

    -

    Political Geography   16 ( 4 )   325 - 344   1997年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 福岡県町是にみる明治期の町

    -

    山口女子大学国際文化学部紀要   1   25 - 40   1996年

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    掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   共著区分:単著  

  • アメリカ合衆国におけるリージョナリズムの展開―1970年代のメリーランド州を例に(平成4-6年度科学研究費、一般研究A、研究代表者応地利明)

    -

    応地利明編『地域比較の方法をめぐる学際研究』京都大学文学部   91 - 103   1996年

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    共著区分:単著  

  • 『地方測量之図』小考―絵師ははたして北斎か

    -

    史林   77 ( 4 )   132 - 148   1995年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 近世在郷町の近代的展開に関する一考察(平成4・5年度科学研究費、一般研究B、研究代表者足利健亮)

    -

    足利健亮編『計画都市の立地決定に至る意志及び経過の京都大学大学院人間環境学研究科   25 - 34   1994年

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    共著区分:単著  

  • 地主的土地所有の空間的展開と明治地方自治制―福岡県浮羽郡を事例として

    -

    史林   76 ( 2 )   1 - 38   1993年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 中心集落の経済的基盤―明治期福岡県浮羽郡を事例として(平成2・3年度科学研究費、一般研究A、研究代表者金田章裕)

    -

    金田章裕編『近世以前日本都市の形態・構造とその変容に関する歴史地理京都大学文学部   56 - 77   1992年

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    共著区分:単著  

  • 町村合併計画の変遷から見た市町村領域の再編成過程―昭和期福島県中通りを事例として

    -

    人文地理   43 ( 3 )   1 - 20   1991年( ISSN:0018-7216

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

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書籍等出版物

  • 「政治」を地理学する―政治地理学の方法論

    山﨑孝史ほか( 担当: 編集)

    ナカニシヤ出版  2022年03月  ( ISBN:9784779516610

  • 人間の領域性 : 空間を管理する戦略の理論と歴史

    山﨑孝史(監訳), 今野泰三, 倉田英法, 佐久眞沙也加, 全ウンフィ, 高﨑章裕, 田中靖記, 寺谷裕紀, 林修平( 担当: 共訳)

    明石書店  2022年02月  ( ISBN:9784750352824

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    総ページ数:337p  

    ロバート・デヴィッド・サック

    CiNii Books

  • 現代地政学事典

    現代地政学事典編集委員会, 人文地理学会, 高木 彰彦, 山崎 孝史, 岩下 明裕, 古川 浩司, 香川 雄一, 川久保 文紀, 北川 眞也, 野間 晴雄, 山野 正彦( 担当: 単著)

    丸善出版  2020年  ( ISBN:9784621304631

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    著書種別:学術書  

    CiNii Books

  • 現代地政学事典

    現代地政学事典編集委員会, 人文地理学会, 高木 彰彦, 山崎 孝史, 岩下 明裕, 古川 浩司, 香川 雄一, 川久保 文紀, 北川 眞也, 野間 晴雄, 山野 正彦

    丸善出版  2020年  ( ISBN:9784621304631

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  • 領土という病

    岩下 明裕, 山崎 孝史, 本間 浩昭, 土佐 弘之, 若宮 啓文, 本田 良一, 和田 春樹, 岡田 充, 天児 慧( 担当: 単著)

    北海道大学出版会  2014年07月  ( ISBN:4832967924

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    総ページ数:250   著書種別:学術書  

    ASIN

    その他リンク: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51KhNDN%2B5yL._SL75_.jpg

  • 領土という病 : 国境ナショナリズムへの処方箋

    岩下 明裕, 山崎 孝史, 福原 裕二 , 本間 浩昭, 土佐 弘之, 若宮 啓文, 本田 良一, 和田 春樹, 岡田 充, 天児 慧( 担当: 単著)

    北海道大学出版会  2014年  ( ISBN:9784832967922

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    著書種別:学術書  

    CiNii Books

  • 領土という病 : 国境ナショナリズムへの処方箋

    岩下 明裕, 山崎 孝史, 福原 裕二, 本間 浩昭, 土佐 弘之, 若宮 啓文, 本田 良一, 和田 春樹, 岡田 充, 天児 慧( 担当: 単著)

    北海道大学出版会  2014年  ( ISBN:9784832967922

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    著書種別:学術書  

  • 現代地政学 : グローバル時代の新しいアプローチ

    Flint Colin (Colin Robert), 高木 彰彦, 山崎 孝史, 渡辺 敦子(政治学), 成瀬 厚, 北川 眞也, 寺床 幸雄, 香川 雄一( 担当: 単著)

    原書房  2014年  ( ISBN:9784562091973

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    著書種別:学術書  

  • 現代地政学 : グローバル時代の新しいアプローチ

    Flint Colin (Colin Robert), 高木 彰彦, 山崎 孝史, 渡辺 敦子(政治学), 成瀬 厚, 北川 眞也, 寺床 幸雄, 香川 雄一( 担当: 単著)

    原書房  2014年  ( ISBN:9784562091973

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    著書種別:学術書  

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  • 政治・空間・場所―「政治の地理学」にむけて

    山崎 孝史( 担当: 単著)

    ナカニシヤ出版  2013年10月  ( ISBN:4779507952

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    総ページ数:291   著書種別:学術書  

    ASIN

    その他リンク: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51MMiibygDL._SL75_.jpg

  • 政治・空間・場所 : 「政治の地理学」にむけて = Space, place, and politics : towards a geography of politics

    山崎 孝史( 担当: 単著)

    ナカニシヤ出版  2013年  ( ISBN:9784779507953

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    著書種別:学術書  

    CiNii Books

  • 政治・空間・場所 : 「政治の地理学」にむけて = Space, place, and politics : towards a geography of politics

    山崎 孝史( 担当: 単著)

    ナカニシヤ出版  2013年  ( ISBN:9784779507953

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    著書種別:学術書  

  • 政治・空間・場所―「政治の地理学」にむけて

    山崎 孝史( 担当: 単著)

    ナカニシヤ出版  2011年01月  ( ISBN:4779505100

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    総ページ数:210   著書種別:学術書  

    ASIN

    その他リンク: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/518UuVrRxgL._SL75_.jpg

  • 政治・空間・場所 : 「政治の地理学」にむけて

    山崎 孝史( 担当: 単著)

    ナカニシヤ出版  2010年  ( ISBN:9784779505102

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    著書種別:学術書  

  • 政治・空間・場所 : 「政治の地理学」にむけて

    山崎 孝史( 担当: 単著)

    ナカニシヤ出版  2010年  ( ISBN:9784779505102

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    著書種別:学術書  

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  • 人文地理学

    竹中 克行, 大城 直樹, 梶田 真, 山村 亜希, 遠城 明雄, 原口 剛, 後藤 拓也, 近藤 章夫, 土屋 純, 山崎 孝史, 荒山 正彦, 上杉 和央, 谷 謙二, 淺野 敏久( 担当: 単著)

    ミネルヴァ書房  2009年  ( ISBN:9784623055395

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    著書種別:学術書  

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  • 人文地理学

    竹中 克行, 大城 直樹, 梶田 真, 山村 亜希, 遠城 明雄, 原口 剛, 後藤 拓也, 近藤 章夫, 土屋 純, 山崎 孝史, 荒山 正彦, 上杉 和央, 谷 謙二, 淺野 敏久( 担当: 単著)

    ミネルヴァ書房  2009年  ( ISBN:9784623055395

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    著書種別:学術書  

  • 戦後沖縄における米軍統治の実態と地方政治の形成に関する政治地理学的研究

    山崎 孝史( 担当: 単著)

    大阪市立大学大学院文学研究科地理学教室  2007年 

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    著書種別:学術書  

  • 戦後沖縄における米軍統治の実態と地方政治の形成に関する政治地理学的研究

    山崎 孝史( 担当: 単著)

    大阪市立大学大学院文学研究科地理学教室  2007年 

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    著書種別:学術書  

    CiNii Books

  • 戦後沖縄における社会運動と投票行動の関係性に関する政治地理学的研究

    山崎 孝史( 担当: 単著)

    大阪市立大学大学院文学研究科地理学教室  2005年 

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    著書種別:学術書  

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  • 沖縄の過去・現在・未来 : 2004年度地理学野外調査実習報告書

    山崎 孝史( 担当: 単著)

    大阪市立大学文学部地理学教室  2005年  ( ISBN:499025600X

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    著書種別:学術書  

    CiNii Books

  • 沖縄の過去・現在・未来 : 2004年度地理学野外調査実習報告書

    山崎 孝史( 担当: 単著)

    大阪市立大学文学部地理学教室  2005年  ( ISBN:499025600X

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    著書種別:学術書  

  • 戦後沖縄における社会運動と投票行動の関係性に関する政治地理学的研究

    山崎 孝史( 担当: 単著)

    大阪市立大学大学院文学研究科地理学教室  2005年 

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    著書種別:学術書  

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MISC(その他記事)

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講演・口頭発表等

  • 「政治」を地理学する―政治地理学の方法論を考える 招待

    山﨑孝史

    人文地理学会大会地理思想研究部会・部会アワー  2022年11月  人文地理学会

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    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:佛教大学紫野キャンパス  

  • 帝国・国民国家の領域性と<はざま>―第Ⅳ部・第Ⅴ部ほかへのコメント 招待 国内会議

    山﨑孝史

    『帝国のはざまを生きる』刊行記念シンポジウム  2022年07月  国際日本文化研究センター

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    会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:京都市/オンライン  

  • コザの力―基地の街の記憶と魅力 招待 国内会議

    山﨑孝史

    日本学術会議地域研究委員会地域学分科会(第25期第6回)  2022年05月  日本学術会議地域研究委員会

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    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:オンライン  

  • COIL型授業実施の説明―学部専門教育のCOIL実践例(ハワイ大学マノア校) 招待 国内会議

    山﨑孝史

    大阪公立大学・大学の世界展開力強化事業最終報告会  2022年02月  大阪公立大学COIL推進室

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    会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:遠隔  

  • シンポジウム ボーダースタディーズとコミュニティ (島嶼コミュニティ学会第5回年会2015講演・シンポジウム) 国内会議

    岩下 明裕, 古川 浩司, 田村 慶子, 花松 泰倫, 山上 博信, 山﨑 孝史

    島嶼コミュニティ研究  2017年 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • 政治地理学は「領土問題」をいかに語るのか:「領土の罠」論再考 国内会議

    山﨑 孝史

    人文地理学会大会 研究発表要旨  2013年 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    今日の領土問題について、政治地理学者ジョン・アグニューが1994年に唱えた「領土の罠」論をもとに、領域性の効果や実効主権の概念から再検討する

  • インド洋と日本:防衛白書の地政言説 国内会議

    山﨑 孝史

    人文地理学会大会 研究発表要旨  2012年 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    過去刊行された防衛白書の記載内容をテキスト分析することによって、インド洋とシーレーンが日本の防衛政策の中でどのように表象され、どのような地政実践に結びついて行ったかを明らかにする。

  • 大阪都構想をめぐる地政言説の構成:リスケーリングの政治とその錯綜 国内会議

    山崎 孝史

    人文地理学会大会 研究発表要旨  2011年 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    橋下徹大阪都知事が代表となる「大阪維新の会」が提唱する「大阪都構想」について、橋下知事と平松邦夫大阪市長との意見交換会の討議内容をコーディング分析し、関西における大都市圏ガバナンスのゆくえについて、リスケーリングの政治という概念から考察する。

  • 政治・空間・場所--「政治の地理学」に向けて (2010年[人文地理学会]大会特別研究発表--報告・検討の要旨および座長の所見) 国内会議

    山崎 孝史

    人文地理  2011年 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • 政治・空間・場所:「政治の地理学」へ向けて 国内会議

    山崎 孝史

    人文地理学会大会 研究発表要旨  2010年 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

     近年の日本をめぐる国際関係および日本社会を鑑みれば、国際緊張の常態化と紛争の日常化というマクロ・ミクロ2つのスケールで展開する政治の動態的変化を指摘できる。発表者はそうした変化に対する地理学的アプローチとして、英米の政治地理学における「新しい地政学」および「場所の政治」の視角に着目してきた。しかし、日本の地理学においてそうした視角は未だ確立されていない。今日の政治地理学は、スティグマ化された伝統地政学がイメージさせるものとは異なり、現代社会の対立・紛争・権力関係一般に関わる多様なアプローチと事例研究で特徴づけられる極めてアクティブな研究分野である。本発表は「空間」、「場所」、そして「領域」という地理学の基本概念がいかに政治的な意味を持ちうるかを理論的かつ実証的に示すことによって、日本における政治地理学の復権を目指す。

  • 基地の街コザにおける場所の歴史的表象―開発資源としての米軍駐留の「再評価」― 国内会議

    山崎孝史

    日本地理学会発表要旨集  2009年09月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • 現代地政学への批判的アプローチ:―マルチスケールの視角と地政言説の分析―

    山崎 孝史

    人文地理学会大会 研究発表要旨  2008年 

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    地政学の「魅力」と地政言説<BR>言葉による表現が、特定の空間や場所をめぐる想像や表象を意味し、歴史的・政治的な文脈の中である種の真実性を持つものとして扱われることがある。その政治的に重要な例が「地政言説」である。オトゥーホール(O' Tuathail)によれば、地政学は「国家間の競争と権力の地理的な側面を強調した世界政治に関する言説」である。オトゥーホールは、現代において地政学がジャーナリスト、政治家、戦略思想家などにとって魅力であるという。ジャーナリストや政治家は地政学をとおして、混沌とした日常的な出来事を超えた、本質化された差異にもとづく永続的な対立や根源的な闘争を見出そうとする。そこで地政学を言説としてとらえるならば、特定の政治家や戦略思想家が「現実」として示す世界が、実は特定の時間と空間の文脈から描き出されていることや、多様で複雑な現実を特定の視点から単純化されていることに気づくことができる。<BR><BR>地政言説の構成と物質的基礎<BR>言説は単に書かれたものとして主体の位置、実生活、あるいは社会の諸制度から遊離しているわけではなく、それらの中に埋め込まれている。地政言説を例にとれば、世界政治の表象は特定の国家の物質的な要素(人口・資源・産業・資本など)と無関係ではなく、それを基礎としてつくり出される。オトゥーホールは地政学の概念的構成を図解している。図の上部におかれるのが三つのタイプの地政言説とその具体的な形態であり、これらの言説は地政的想像力によってつくり出される特定の地政的伝統から派生している。地政的伝統とは、特定の国家の構造を基礎としている。こうした図式は国際関係の分野での言説構成の理解には有効であるが、それ以外のスケールではどうだろうか。<BR><BR>スケールと言説<BR>政治地理学的にみると、地理的スケールは重要な政治的意味を持つ。個人または集団による政治行動は特定の場所において展開し、一定の空間的広がりを持つ。スミス(Smith)が分類する身体からグローバルにいたる7つのスケールは、政治行動が展開される空間的広がりの程度を示している。特定の政治問題や政治行動は特定のスケールを基盤に発生・展開し、またそのスケールの操作をめぐって政治的な駆け引きが起こる。これを「スケールの政治」と呼ぶが、問題のスケールが重層的な場合「スケールのジャンプ」と呼ばれる現象が起こる。こうしたスケールの政治にも地政言説が関係する。それを「スケール言説」と呼び、政治行動の理念的部分において重要な役割を果たす。政治問題や政治運動は単一のスケールで展開するものではなく、多様なスケールの間を往復する。故にスケール言説の分析についてもマルチスケールの視角が求められる。<BR><BR>言説分析の方法<BR>では言説はどのように分析されるのであろうか。社会運動における主体と場所や空間との関係とを明らかにするために、フレーム分析の手法を用いることができる。フレーム分析は、社会運動を「枠づける=フレーミング」言説に着目する。社会運動は特定の信念、価値観、あるいは世界観のもとに組織され、運動組織は自らの活動を正当化し、敵対する立場や組織の考え方を否定する。フレーミングとは、そうした運動の理念を言語的に表現する行為である。フレーミングに着目することで、特定の組織の活動理念の形成過程のみならず、組織内あるいは組織間での異なった理念の同調や対立を検討することができる。こうしたフレーミングは複雑な現実を言説的に単純化することで人々の支持を得ようとする。この点では地政言説と同様の働きをもっている。<BR><BR>地政言説から政治を読む<BR>地政言説と政治との関係を理解することは、地理学という観点から政治を分析する上で有効となる。また、特定の個人や集団が空間や場所を表象する行為から政治的な意図や権力関係を読み取ることは、政治という営みに対する感受性や批判的思考力を高めることにもつながる。そして、私たちがより賢明な市民や有権者であるためには、地政言説の作用に敏感であるばかりでなく、そうした言説の基礎をなすもっと複雑で錯綜した世界や社会の物質的構成(人口・権力・その他資源の配分、すなわち地理そのもの)を理解せねばなるまい。

  • USCAR文書からみた米軍統治とコザ―公衆衛生,都市政治,社会的無秩序― 国内会議

    山崎孝史

    日本地理学会発表要旨集  2007年09月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • 日本におけるPolitical Geography誌の購読と引用:サブディシプリンの形成と英文雑誌の役割 国内会議

    熊谷 美香, 山崎 孝史

    人文地理学会大会 研究発表要旨  2005年 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    第二次世界大戦後、日本における人文地理学のサブディシプリンとしての政治地理学は1970年代の終わりから1980年代の中頃にかけて活発な研究分野ではなかった。しかし、1990年代以降、斯学において「政治」を扱う研究が増えつつある。これは、冷戦の終焉やグローバリゼーションの進展にともない国家の諸前提が問われるようになったことと、論理実証主義と従来のマルキシズムの限界を克服するために日本の人文地理学にも批判社会理論が活発に導入されるようになったことに起因すると考えられる。つまり、日本の人文地理学が一種の「政治的転回」を経験したのである。しかしながら、こうした変化は果たして日本における内発的な学問の発展を意味するのであろうか。むしろ、西欧諸国の地理学理論を適用した結果であると考えることができないだろうか。<BR> 本研究は、日本の人文地理学における「政治化」を西欧(特に英米)での政治地理学の進展と対比させることによって、この「政治化」の一側面を明らかにしたい。具体的には代表的な英語圏の政治地理学専門誌であるPolitical Geography (Quarterly)誌(以下、PG誌)の購読・引用分析を通して、PG誌による日本の人文地理学研究へのインパクトを検討する。これにより、日本における地理学のサブディシプリンの形成を、英文の「国際的」地理学雑誌の影響と関係付けて理解する一つの手がかりを得ることが出来るであろう。

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研究員受入実績

  • 2022年度  研究員数:1名

独自項目・特記事項(研究活動)

  • 2022年度

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    特記事項:2023年4月に大阪公立大で開催される国際地理学連合テーマ会議「関係性の中の島嶼―紛争、持続可能性、平和」の発表要旨の募集と審査、基調講演者の招へい準備を進めた。

担当教育概要

  • 日本内外の地域社会や国際社会の政治経済的変化を把握し、そうした変化に対する人間の様々な反応を、政治行動や社会運動を分析することを通して理解する。

担当授業科目

  • 大学院政治地理学演習

    1900年度    

  • 卒論演習

    1900年度     大学

  • 地理学専門演習

    1900年度     大学

  • 人間行動学概論

    1900年度     大学

  • 地理学講読演習

    1900年度     大学

  • 地理学演習

    1900年度     大学

  • 地理学野外調査実習

    1900年度     大学

  • 地理学概論

    1900年度     大学

  • 現代の地理学

    1900年度     大学

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FD活動

  • COIL型授業実践に関する総括  2022年度

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    2023年2月20日に大学の世界展開力強化事業の総括シンポジウムに、ハワイ大学マノア校と実施した学部専門教育におけるCOIL型授業に関する報告を行った。

所属院生等の論文発表集計

  • 2022年度

    所属大学院生発表数:2件

独自項目・特記事項(教育活動)

  • 2022年度

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    特記事項:昨年度の引き続き学部専門科目(地理学講読演習Ⅱ)においてハワイ大学マノア校との間でコイル型授業を3か月にわたり実施した。その準備として沖縄県において現地研修(地理学野外調査実習Ⅱ)を実施した。その成果を2023年2月20日の大学における世界展開力強化事業総括シンポジウムで報告した。

社会貢献活動

  • 文学部設立60周年記念シンポジウム

    役割:講師

    大阪市立大学  2013年12月

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    対象: 社会人・一般

    種別:講演会

    参加者数:50(人)

出張講義テーマ ⇒ 出張講義一覧へ

  • 日米関係と沖縄、島嶼の政治地理、国際関係の地理学、地政学の批判的見方

    分野:文学(文学,哲学,歴史,芸術,人間行動,言語,文化,社会・ジェンダー)

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    対象:中学生, 高校生, 大学生, 大学院生, 教育関係者, 研究者, 社会人・一般, 学術団体, 市民団体, 行政機関, メディア

学術貢献活動

  • 国際誌 "Political Geography" 査読業務

    役割:査読

    Elsevier  2022年08月 - 2022年09月

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    種別:査読等 

  • 地理学評論論文査読

    役割:査読

    日本地理学会  2022年06月

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    種別:査読等 

  • 国際地理学連合テーマ会議「関係性の中の島嶼―紛争、持続可能性、平和」企画立案・準備

    役割:企画立案・運営等

    国際地理学連合大阪テーマ会議組織委員会  2022年04月 - 継続中

  • 国際誌 "Geopolitics" 編集業務

    役割:審査・評価, 査読

    2022年04月 - 継続中

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    種別:査読等 

独自項目・特記事項(社会活動)

  • 2022年度

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    SDGs:

    独自項目:国際地理学連合テーマ会議「関係性の中の島嶼―紛争、持続可能性、平和」を2023年4月大阪公立大で開催すべく準備を進めている。会議には20か国以上からの対面・遠隔参加者が120人以上参加する予定である。

    特記事項:基調講演部分はウェビナー形式で一般に公開される

外国人受入実績

  • 2022年度

    研究者受入数 :1名

    留学生受入数 :1名

役職

  • 全学管理職

    大学院文学研究科 人間行動学専攻 

    2022年04月 - 2023年03月

その他

  • 職務経歴

    2008年

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    大阪市立大学 教授

  • 職務経歴

    2001年

      詳細を見る

    大阪市立大学 准教授