2024/10/14 更新

写真a

ミゾバタ ヤスミツ
溝端 康光
MIZOBATA Yasumitsu
担当
大学院医学研究科 臨床医科学専攻 教授
医学部 医学科
職名
教授
所属
医学研究院
ホームページ
所属キャンパス
阿倍野キャンパス

担当・職階

  • 大学院医学研究科 臨床医科学専攻 

    教授  2022年04月 - 継続中

  • 医学部 医学科 

    教授  2022年04月 - 継続中

取得学位

  • 医学博士 ( 大阪大学 )

研究分野

  • その他 / その他  / 救急医学

研究キーワード

  • 外傷

  • 外傷

研究概要

  • 外傷医学・救急医学・災害医学

研究歴

  • 外傷医療の質改善についての研究

    外傷、医療の質  個人研究

    2000年04月 

  • 病院前救急救護活動の質改善についての研究

    病院前救護、救急救命士、メディカルコントロール  個人研究

    2000年04月 

所属学協会

  • 日本救急医学会

      国内

  • 日本外傷学会

      国内

  • 日本災害医学会

      国内

  • 日本Acute Care Surgery学会

      国内

  • 日本集中治療医学会

      国内

  • 日本臨床救急医学会

      国内

  • 日本外科学会

      国内

  • 日本集団災害医学会

  • 日本集中治療医学会

  • 日本臨床救急医学会

  • 日本災害医学会

  • 日本救急医学会

  • 日本外科学会

  • 日本外傷学会

  • 日本Acute Care Surgery学会

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委員歴(学外)

  • 評議員   日本救急医学会  

    2001年 

  • 委員   総務省消防庁 救急業務のあり方に関する検討会 メディカルコントロール体制のあり方連絡会  

    2019年04月 - 継続中 

  • 委員   大阪府原子力災害医療ネットワーク検討会  

    2018年04月 - 継続中 

  • 委員   大阪市精神医療懇話会  

    2018年04月 - 継続中 

  • 評議員   日本集中治療医学会  

    2018年03月 - 継続中 

  • 理事   日本救急医学会  

    2017年01月 - 継続中 

  • 代議員   日本外科学会  

    2016年04月 - 継続中 

  • 評議員   日本Acute Care Surgery学会  

    2013年09月 - 継続中 

  • 理事   日本臨床救急医学会  

    2013年05月 - 継続中 

  • 理事   日本救命医療学会  

    2013年01月 - 継続中 

  • 委員   大阪市救急懇話会  

    2012年04月 - 継続中 

  • 委員   大阪府医療人キャリアセンター運営協議会  

    2011年04月 - 継続中 

  • 委員   関西広域救急医療連携計画推進委員会  

    2011年04月 - 継続中 

  • 評議員   日本災害医学会  

    2011年02月 - 継続中 

  • 理事   日本外傷学会  

    2010年05月 - 継続中 

  • 理事   日本Acute Care Surgery学会  

    2009年02月 - 継続中 

  • 評議員   日本臨床救急医学会  

    2007年01月 - 継続中 

  • 委員   大阪市地域メディカルコントロール協議会  

    2005年04月 - 継続中 

  • 委員   大阪府医師会救急災害医療部  

    2005年04月 - 継続中 

  • 委員   大阪府救急医療対策審議会 救急業務高度化推進部会  

    2005年04月 - 継続中 

  • 委員   大阪府緊急被爆医療ネットワーク検討会  

    2003年04月 - 継続中 

  • 評議員   日本外傷学会  

    2002年04月 - 継続中 

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受賞歴

  • 大阪府知事表彰

    2015年09月  

  • 大阪府知事表彰

    2015年09月  

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    受賞国:日本国

  • 大阪府下消防長会表彰

    2010年09月  

  • 大阪府下消防長会表彰

    2010年09月  

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    受賞国:日本国

  • 大阪府医師会表彰

    2008年09月  

  • 大阪府医師会表彰

    2008年09月  

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    受賞国:日本国

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職務経歴(学外)

  • 大阪市立大学   医学研究科 臨床医科学専攻

    2005年04月 - 継続中

  • 大阪府立泉州救命救急センター   -

    1994年 - 2005年

  • 大阪府立泉州救命救急センター

    1994年 - 2005年

学歴

  • 大阪市立大学   医学部     卒業・修了

    - 1985年

論文

  • 地域規模調査にもとづく外傷搬送先選定基準の評価

    -

    日本外傷学会雑誌   19 ( 3 )   247 - 254   2005年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • Non-linear association between the time required to reaching temperature targets and the neurological outcome in patients undergoing targeted temperature management after out-of-hospital cardiac arrest: Observational multicentre cohort study.

    Nishimura T, Hatakeyama T, Yoshida H, Yoshimura S, Kiguchi T, Irisawa T, Yamada T, Yoshiya K, Park C, Ishibe T, Yagi Y, Kishimoto M, Kim SH, Hayashi Y, Ito Y, Sogabe T, Morooka T, Sakamoto H, Suzuki K, Nakamura F, Matsuyama T, Okada Y, Nishioka N, Matsui S, Kimata S, Kawai S, Makino Y, Kitamura T, Iwami T, Mizobata Y

    Resuscitation plus   18   100607   2024年06月

  • Evaluation of a new patient safety educational programme to reduce adverse events by encouraging staff to speak up: application of the trigger tool methodology.

    Nakatani K, Nakagami-Yamaguchi E, Hagawa N, Tokuwame A, Ehara S, Nishimura T, Mizobata Y

    BMJ open quality   13 ( 1 )   2024年01月

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  • Sepsis-related coagulopathy treatment based on the disseminated intravascular coagulation diagnostic criteria: a post-hoc analysis of a prospective multicenter observational study

    Wada T.

    Journal of Intensive Care   11 ( 1 )   2023年12月

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  • Outcomes of COVID-19 Pneumonia Patients Complicated with Barotrauma under Mechanical Ventilation(タイトル和訳中)

    Miyashita Masahiro, Deguchi Ryo, Kurimasa Seiya, Wakita Fumiaki, Himura Hoshi, Kawamoto Akihiro, Uchida Kenichiro, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa, Mizobata Yasumitsu

    Osaka City Medical Journal   69 ( 2 )   67 - 74   2023年12月( ISSN:0030-6096

  • 【大血管損傷に対する治療戦略】重症多発外傷における鈍的外傷性大動脈損傷に対するdebranching TEVARの適応と安全性の検討

    内田 健一郎, 栗正 誠也, 日村 帆志, 芳竹 宏幸, 佐尾山 裕生, 西村 哲郎, 溝端 康光

    Japanese Journal of Acute Care Surgery   13 ( 1 )   21 - 27   2023年12月

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    【背景】多発外傷に伴う胸部鈍的大動脈損傷(BTAI)に対するdebranching TEVARの適応や安全性は不明である。【方法】2014年4月~2021年12月に当院でBTAIに対して施行したTEVAR患者を後方視的に検証した。【結果】対象期間においてsimple TEVARを4例で,左鎖骨下動脈閉鎖および左総頸動脈左鎖骨下動脈バイパスを付加した1-debranching TEVARを7例に施行した。手術時間はsimple TEVARが約60分短縮されたが,術中合併症や後遺症,debranchingによる他の外傷に対する治療的介入の遅延は認めなかった。【結語】重症多発外傷患者におけるBTAIに対するdebranching TEVARの短期的成績は合併症なく良好であり,治療優先順位を正しく判断できれば他併存外傷に対する介入の遅延なく安全に施行可能であると思われた。(著者抄録)

  • Warning about potential incidents of critical hyperkalemia during massive transfusion protocol after the preservation period of red blood cell products was extended in Japan(タイトル和訳中)

    Uchida Kenichiro, Mizobata Yasumitsu

    Acute Medicine & Surgery   10 ( 1 )   1 of 4 - 4 of 4   2023年08月

  • Mental health complaints among healthcare workers engaged in the care of COVID-19 patients: A prospective cohort study from Japan.

    Namikawa H, Tochino Y, Okada A, Ota K, Okada Y, Yamada K, Watanabe T, Mizobata Y, Kakeya H, Kuwatsuru Y, Shibata T, Shuto T

    Journal of general and family medicine   24 ( 4 )   240 - 246   2023年07月( ISSN:2189-6577

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  • COVID-19患者のケアに従事した医療者の精神的愁訴 日本における前向きコホート研究(Mental health complaints among healthcare workers engaged in the care of COVID-19 patients: A prospective cohort study from Japan)

    Namikawa Hiroki, Tochino Yoshihiro, Okada Akiko, Ota Keiko, Okada Yasuyo, Yamada Koichi, Watanabe Tetsuya, Mizobata Yasumitsu, Kakeya Hiroshi, Kuwatsuru Yumiko, Shibata Toshihiko, Shuto Taichi

    Journal of General and Family Medicine   24 ( 4 )   240 - 246   2023年07月( ISSN:2189-6577

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    COVID-19患者に対応した医療者の職種と身体・精神症状の関連について検討した。対象は当院(3次医療機関)で本症患者の診療に従事した71名(医師27名、看護師25名、技師19名)である。患者との接触の程度や身体・精神症状の有無などを質問紙で週2回確認した。接触頻度は多い時で平均4.2日/週であった。身体症状の有訴率は28.2%で、鼻水・鼻づまりと頭痛が多かった。精神症状の有訴率は31.0%で、不安と神経過敏が主であった。看護師は医師に比べ、気分の落ち込み(36.0% vs.0%)および不安(52.0% vs.7.4%)の有訴率が高かった(各P<0.01)。多変量解析による精神症状出現の予測因子は、看護師(オッズ比4.90、P=0.04)と身体的愁訴(4.66、P=0.02)であった。身体症状を有する医療者、特に看護師の身体面と精神面の健康管理に一層配慮する必要があることが示唆された。

  • 子宮筋腫の表在血管破綻により出血性ショックに陥った1例

    栗正 誠也, 西村 哲郎, 溝端 康光

    日本腹部救急医学会雑誌   43 ( 3 )   695 - 699   2023年03月( ISSN:13402242 ( eISSN:18824781

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    <p>子宮筋腫の表在血管が破綻し,出血性ショックをきたした1例を経験した。症例は3経妊0出産の40歳女性であり,既往に未精査の子宮筋腫がある。来院前日に月経が発来,下腹部痛が増悪したため救急要請した。当院搬入時に血圧75/50mmHg,心拍数110/分とショック状態であり,下腹部の強い自発痛を認めた。急速輸液で循環動態は安定した。腹部CT検査で血性を疑う大量の腹水を認め,子宮から連続する巨大な腫瘤性病変を認めた。搬入時ショック状態であったことから試験開腹術を行ったところ,新生児頭大の子宮筋腫を認めた。筋腫は有茎性で漿膜下に存在し,その表在血管が破綻し出血していたため,筋腫核出術を施行した。以後の経過は良好で,術後8日目に退院した。女性の腹腔内出血をきたした急性腹症の鑑別には,まれであるが子宮筋腫の表在血管の破綻を考慮する必要がある。</p>

    DOI: 10.11231/jaem.43.695

  • 南海トラフ巨大地震の被害推定にもとづいた大阪市における災害医療の需給バランス 地理情報システムベース解析(Demand-supply balance of disaster medical care in Osaka City based on damage estimation for a Nakai Trough megathrust earthquake: A geographic information system-based analysis)

    Yamamoto Hiromasa, Kimura Yoshinari, Uchida Kenichiro, Nishimura Tetsuro, Mizobata Yasumitsu

    Acute Medicine & Surgery   10 ( 1 )   1 of 7 - 7 of 7   2023年03月

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    南海トラフ巨大地震発生時の災害医療の需給バランスについて、地理情報システム(GIS)による被害推定データと災害対応病院数をもとに評価した。地震による津波発生への避難率が高い場合と低い場合を想定し、各病院における利用可能な病床数から需給バランスを算出した。大阪市内の災害時拠点病院は7施設、市立災害対応病院は2施設、災害時協力病院は92施設である。津波高を100mと想定した場合にGISを重ね合わせると、救急車が出動不能となるような30cm超の浸水が生じるのは35病院となり、そのほとんどが大阪市湾岸部に位置していた。南海トラフ巨大地震発生時に利用可能な総病床数は5559と算出された。津波への早期避難率が低い場合には、大阪市内の湾岸部と北東部にある多くの区で負傷者が1000名を超え、総数は53190名と推定された。避難率が高ければ負傷者は湾岸部で減少、東部でわずかに増加し、1000名を超えるような区はなく総数は7046名と推定された。災害医療の需給バランスをみると、避難率が低い場合には多くの区で不均衡が生じてベッド数不足は47631名分に達するとされ、病院に浸水被害が広がればさらに不均衡は拡大するものと考えられた。ただし、避難率が高かった場合には東部と南部にある区でベッド不足が生じるものの対応可能なレベルと想定された。

  • 子宮筋腫の表在血管破綻により出血性ショックに陥った1例

    栗正 誠也, 西村 哲郎, 溝端 康光

    日本腹部救急医学会雑誌   43 ( 3 )   695 - 699   2023年03月( ISSN:1340-2242

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    子宮筋腫の表在血管が破綻し,出血性ショックをきたした1例を経験した。症例は3経妊0出産の40歳女性であり,既往に未精査の子宮筋腫がある。来院前日に月経が発来,下腹部痛が増悪したため救急要請した。当院搬入時に血圧75/50mmHg,心拍数110/分とショック状態であり,下腹部の強い自発痛を認めた。急速輸液で循環動態は安定した。腹部CT検査で血性を疑う大量の腹水を認め,子宮から連続する巨大な腫瘤性病変を認めた。搬入時ショック状態であったことから試験開腹術を行ったところ,新生児頭大の子宮筋腫を認めた。筋腫は有茎性で漿膜下に存在し,その表在血管が破綻し出血していたため,筋腫核出術を施行した。以後の経過は良好で,術後8日目に退院した。女性の腹腔内出血をきたした急性腹症の鑑別には,まれであるが子宮筋腫の表在血管の破綻を考慮する必要がある。(著者抄録)

  • Demand-supply balance of disaster medical care in Osaka City based on damage estimation for a Nankai Trough megathrust earthquake: A geographic information system-based analysis.

    Yamamoto H, Kimura Y, Uchida K, Nishimura T, Mizobata Y

    Acute medicine & surgery   10 ( 1 )   e825   2023年01月

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  • Warning about potential incidents of critical hyperkalemia during massive transfusion protocol after the preservation period of red blood cell products was extended in Japan.

    Uchida K, Mizobata Y

    Acute medicine & surgery   10 ( 1 )   e882   2023年01月

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  • Factors associated with the outcome of patients with COVID-19 requiring mechanical ventilation: A single-center observational study in Japan.

    Deguchi R, Nishimura T, Matsuo K, Wakita F, Kawamoto A, Uchida K, Yamamoto H, Yamada K, Kakeya H, Fujii H, Shibata T, Mizobata Y

    Acute medicine & surgery   10 ( 1 )   e868   2023年01月

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  • Telephone triage service use is associated with better outcomes among patients with cerebrovascular diseases: a propensity score analysis using population-based data

    Deguchi R.

    Frontiers in Public Health   11   2023年

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  • Combined computed tomography and C-arm resuscitation room system (CTCARM) is associated with decreased time to definitive hemostasis and reduces preperitoneal pelvic packing maneuvers in severe pelvic trauma.

    Uchida K, Deguchi R, Himura H, Yoshitake H, Kawamoto A, Saoyama Y, Miyashita M, Nishimura T, Yamamoto H, Mizobata Y

    Trauma surgery & acute care open   8 ( 1 )   e001153   2023年

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  • 重症多発外傷における鈍的外傷性大動脈損傷に対するdebranching TEVARの適応と安全性の検討

    内田 健一郎, 栗正 誠也, 日村 帆志, 芳竹 宏幸, 佐尾山 裕生, 西村 哲郎, 溝端 康光

    Japanese Journal of Acute Care Surgery   13 ( 0 )   21 - 27   2023年( eISSN:2436102X

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    〔要旨〕【背景】多発外傷に伴う胸部鈍的大動脈損傷(BTAI)に対するdebranching TEVARの適応や安全性は不明である。【方法】2014年4月〜2021年12月に当院でBTAIに対して施行したTEVAR患者を後方視的に検証した。【結果】対象期間においてsimple TEVARを4例で,左鎖骨下動脈閉鎖および左総頸動脈左鎖骨下動脈バイパスを付加した1-debranching TEVARを7例に施行した。手術時間はsimple TEVARが約60分短縮されたが,術中合併症や後遺症,debranchingによる他の外傷に対する治療的介入の遅延は認めなかった。【結語】重症多発外傷患者におけるBTAIに対するdebranching TEVARの短期的成績は合併症なく良好であり,治療優先順位を正しく判断できれば他併存外傷に対する介入の遅延なく安全に施行可能であると思われた。

    DOI: 10.50840/jjacs.13-25

  • 【レジデントが知っておくべき救急領域の外傷診療のポイント&ピットフォール】腹部骨盤外傷の診療ポイント

    内田 健一郎(大阪公立大学 大学院医学研究科救急医学), 溝端 康光

    月刊レジデント   15 ( 4 )   45 - 53   2022年12月

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    担当区分:最終著者  

  • Spinal cord injury caused by neck penetration.

    Deguchi R, Nishimura T, Matsuo K, Saoyama Y, Kurimasa S, Himura H, Yoshitake H, Miyashita M, Uchida K, Yamamoto H, Mizobata Y

    Journal of the American College of Emergency Physicians open   3 ( 6 )   e12871   2022年12月

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  • Real-World Management of Pharmacological Thromboprophylactic Strategies for COVID-19 Patients in Japan: From the CLOT-COVID Study.

    Hayashi H, Izumiya Y, Fukuda D, Wakita F, Mizobata Y, Fujii H, Yachi S, Takeyama M, Nishimoto Y, Tsujino I, Nakamura J, Yamamoto N, Nakata H, Ikeda S, Umetsu M, Aikawa S, Satokawa H, Okuno Y, Iwata E, Ogihara Y, Ikeda N, Kondo A, Iwai T, Yamada N, Ogawa T, Kobayashi T, Mo M, Yamashita Y, CLOT-COVID Study Investigators

    JACC. Asia   2 ( 7 )   897 - 907   2022年12月

  • Lots of luck on thin ice from Tokyo to Paris: Following the track of the preparedness and results of Emergency Medical Services and Disaster Medical Response during 2020 Tokyo Olympic and Paralympic Games from the Perspective of Academic Consortium (AC2020) of Japan and Medical Advisory Board of Tokyo Metropolitan Government

    Morimura N.

    Journal Europeen des Urgences et de Reanimation   34 ( 4 )   144 - 155   2022年12月( ISSN:22114238

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  • Clinical evaluation of cell-direct polymerase chain reaction-based nucleic acid lateral flow immunoassay for rapid detection of bacterial pathogens in clinically suspected sepsis: A multi-center study in Japan.

    Shibata W, Uchida K, Ozawa D, Imai H, Endo S, Watanabe Y, Kosai K, Kawamoto Y, Uehara H, Sugimoto N, Namikawa H, Mizobata Y, Keiji K, Yano H, Kaku M, Seki M, Yanagihara K, Kakeya H

    Journal of microbiological methods   201   106566   2022年10月( ISSN:0167-7012

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  • Association of a telephone triage service for emergency patients with better outcome: a population-based study in Osaka City, Japan

    Katayama Y.

    European Journal of Emergency Medicine   29 ( 4 )   262 - 270   2022年08月( ISSN:09699546

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  • 併存する頭蓋内出血により早期の抗血栓療法を施行できず, 両側椎骨動脈損傷後の小脳梗塞を回避し得なかった一例

    出口 亮, 内田 健一郎, 栗正 誠也, 脇田 史明, 羽川 直宏, 野田 智宏, 西村 哲郎, 溝端 康光

    日本外傷学会雑誌   36 ( 3 )   291 - 296   2022年07月( ISSN:13406264 ( eISSN:21880190

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    <p> 患者は72歳の男性. 4m下の道路に墜落し, 鈍的頸部外傷を受傷した. 頸髄損傷に加えて第6頸椎レベルでの右椎骨動脈閉塞と左椎骨動脈損傷を認めたが, 併存する頭部外傷により抗血栓療法の早期開始は見送られた. 第6病日より抗凝固療法を開始したが, 第19病日の頭部MRI検査で左出血性小脳梗塞および左椎骨動脈閉塞を認めた. </p><p> 椎骨動脈損傷の治療は早期の抗血栓療法が中心となるが, 他の併存する外傷のために抗血栓療法を導入できない時期には, 後方循環の脳梗塞を回避するため早期のコイル塞栓術の検討も必要と思われた. また抗血栓療法の導入に併せ少なくとも7~10日は経時的な画像検査を行い, 損傷血管の血流について評価する必要があると考えられた.</p>

    DOI: 10.11382/jjast.36.3_05

  • 併存する頭蓋内出血により早期の抗血栓療法を施行できず、両側椎骨動脈損傷後の小脳梗塞を回避し得なかった一例

    出口 亮, 内田 健一郎, 栗正 誠也, 脇田 史明, 羽川 直宏, 野田 智宏, 西村 哲郎, 溝端 康光

    日本外傷学会雑誌   36 ( 3 )   291 - 296   2022年07月( ISSN:1340-6264

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    患者は72歳の男性.4m下の道路に墜落し,鈍的頸部外傷を受傷した.頸髄損傷に加えて第6頸椎レベルでの右椎骨動脈閉塞と左椎骨動脈損傷を認めたが,併存する頭部外傷により抗血栓療法の早期開始は見送られた.第6病日より抗凝固療法を開始したが,第19病日の頭部MRI検査で左出血性小脳梗塞および左椎骨動脈閉塞を認めた.椎骨動脈損傷の治療は早期の抗血栓療法が中心となるが,他の併存する外傷のために抗血栓療法を導入できない時期には,後方循環の脳梗塞を回避するため早期のコイル塞栓術の検討も必要と思われた.また抗血栓療法の導入に併せ少なくとも7~10日は経時的な画像検査を行い,損傷血管の血流について評価する必要があると考えられた.(著者抄録)

  • Telephone Triage for Emergency Patients Reduces Unnecessary Ambulance Use: A Propensity Score Analysis With Population-Based Data in Osaka City, Japan

    Yusuke Katayama Tetsuhisa Kitamura Shunichiro Nakao Hoshi Himura Ryo Deguchi Shunsuke Tai Junya Tsujino Yasumitsu Mizobata Takeshi Shimazu Yuko Nakagawa

    Frontiers in Public Health   28   2022年06月

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  • 鈍的脾損傷に対する脾動脈根部塞栓後に生じたGiant Liquefactionに対する治療経験

    日村 帆志, 内田 健一郎, 川田 沙恵, 松尾 健志, 出口 亮, 宮下 昌大, 加賀 慎一郎, 野田 智宏, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光

    日本外傷学会雑誌   36 ( 1 )   22 - 27   2022年01月( ISSN:13406264 ( eISSN:21880190

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    <p> 50歳の男性. バイク事故により受傷した. 初期輸液により循環は安定化したが, 腹部造影CT検査で脾臓内に造影剤漏出が確認されたため, 脾門部仮性動脈瘤と脾内多発出血に対し塞栓術を施行した. 貧血が進行したため, 翌日に脾内および脾門部の仮性動脈瘤に対し, ゼラチンスポンジとコイルを用いた塞栓術を行った. 広範囲に脾血流が遮断されたため, 第27病日のCT検査にて広範囲梗塞液状化 (giant liquefaction) を認めた. 感染や破裂に留意しつつ観察したところ, 液状化部は第66病日には縮小化し保存的に加療し得た. 脾臓のliquefactionは, 本来の脾臓を上回る大きさとなっても, 感染兆候や臓器圧迫症状を呈さなければ保存的に加療し得ることが示唆された.</p>

    DOI: 10.11382/jjast.36.1_05

    CiNii Article

  • 鈍的脾損傷に対する脾動脈根部塞栓後に生じた Giant Liquefaction に対する治療経験 査読

    日村, 帆志 内田, 健一郎 川田, 沙恵 松尾, 健志, 出口, 亮 宮下, 昌大 加賀, 慎一郎 野田, 智宏 西村, 哲郎 山本, 啓雅 溝端, 康 光.

    日本外傷学会雑誌   36 ( 1 )   22 - 27   2022年01月

  • 鈍的脾損傷に対する脾動脈根部塞栓後に生じたGiant Liquefactionに対する治療経験

    日村 帆志, 内田 健一郎, 川田 沙恵, 松尾 健志, 出口 亮, 宮下 昌大, 加賀 慎一郎, 野田 智宏, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光

    日本外傷学会雑誌   36 ( 1 )   22 - 27   2022年01月( ISSN:1340-6264

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    50歳の男性.バイク事故により受傷した.初期輸液により循環は安定化したが,腹部造影CT検査で脾臓内に造影剤漏出が確認されたため,脾門部仮性動脈瘤と脾内多発出血に対し塞栓術を施行した.貧血が進行したため,翌日に脾内および脾門部の仮性動脈瘤に対し,ゼラチンスポンジとコイルを用いた塞栓術を行った.広範囲に脾血流が遮断されたため,第27病日のCT検査にて広範囲梗塞液状化(giant liquefaction)を認めた.感染や破裂に留意しつつ観察したところ,液状化部は第66病日には縮小化し保存的に加療し得た.脾臓のliquefactionは,本来の脾臓を上回る大きさとなっても,感染兆候や臓器圧迫症状を呈さなければ保存的に加療し得ることが示唆された.(著者抄録)

  • 子宮筋腫の表在血管破綻による腹腔内出血の1例

    栗正, 誠也 西村, 哲郎 溝端, 康光.

    日本腹部救急医学会雑誌   43 ( 3 )   695 - 699   2022年

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    担当区分:最終著者  

  • Demand-supply balance of disaster medical care in Osaka City based on damage estimation for a Nankai Trough megathrust earthquake: A geographic information system-based analysis

    Hiromasa, Yamamoto Yoshinari Kimura Kenichiro Uchida Tetsuro Nishimura Yasumitsu Mizobata

    Acute Medicine & Surgery   e825   2022年

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    担当区分:最終著者  

  • メディカルコントロールに携わる医師

    救急救命

    47   7   2022年

  • 救急医療 最近の動向

    溝端, 康光

    今日の治療指針2022年版   5 - 10   2022年

  • Real-World Management of Pharmacological Thromboprophylactic Strategies for COVID-19 Patients in Japan: From the CLOT-COVID Study 査読

    Hiroya Hayashi Yasuhiro Izumiya Daiju Fukuda Fumiaki Wakita Yasumitsu Mizobata Hiromichi Fujii Sen Yachi Makoto Takeyama Yuji Nishimoto Ichizo Tsujino Junichi Nakamura Naoto Yamamoto Hiroko Nakata Satoshi Ikeda Michihisa Umetsu Shizu Aikawa Hirono Satokawa Yoshinori Okuno Eriko Iwata Yoshito Ogihara Nobutaka Ikeda Akane Kondo Takehisa Iwai Norikazu Yamada Tomohiro Ogawa Takao Kobayashi Makoto Mo Yugo Yamashita

    Journal of American College of Cardiology   2 ( 7 )   897 - 907   2022年( ISSN:2772-3747

  • Spinal cord injury caused by neck penetration 査読

    Ryo Deguchi Tetsuro Nishimura Kenji Matsuo Yuuki Saoyama Seiya Kurimasa Hoshi Himura Hiroyuki Yoshitake Masahiro Miyashita Kenichiro Uchida Hiromasa Yamamoto Yasumitsu Mizobata

    Journal of the American College of Emergency Physicians Open   3   e12871   2022年

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    担当区分:最終著者  

    DOI: https://doi.org/10.1002/emp2.12871

  • Telephone Triage for Emergency Patients Reduces Unnecessary Ambulance Use: A Propensity Score Analysis With Population-Based Data in Osaka City, Japan.

    Katayama Y, Kitamura T, Nakao S, Himura H, Deguchi R, Tai S, Tsujino J, Mizobata Y, Shimazu T, Nakagawa Y

    Frontiers in public health   10   896506   2022年

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  • Association between low body mass index and increased 28-day mortality of severe sepsis in Japanese cohorts

    Oami T.

    Scientific Reports   11 ( 1 )   2021年12月

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  • Reduction of influenza in Osaka, Japan during the COVID-19 outbreak: a population-based ORION registry study.

    Hirose T, Katayama Y, Tanaka K, Kitamura T, Nakao S, Tachino J, Nakao S, Nitta M, Iwami T, Fujimi S, Uejima T, Miyamoto Y, Baba T, Mizobata Y, Kuwagata Y, Shimazu T, Matsuoka T

    IJID regions   1   79 - 81   2021年12月

  • High-Resolution Linear Epitope Mapping of the Receptor Binding Domain of SARS-CoV-2 Spike Protein in COVID-19 mRNA Vaccine Recipients

    Nitahara Y.

    Microbiology Spectrum   9 ( 3 )   2021年12月

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  • リツキシマブによるB細胞標的療法を行っている患者でSARS-CoV-2持続をきたした、矛盾した抗原特異的抗体反応(Discrepant Antigen-specific Antibody Responses Causing SARS-CoV-2 Persistence in a Patient Receiving B-cell-targeted Therapy with Rituximab)

    Takakuwa Teruhito, Nakagama Yu, Yasugi Mayo, Maeda Toshiki, Matsuo Kenji, Kiritoshi Ayako, Deguchi Ryo, Hagawa Naohiro, Shibata Wataru, Oshima Kazuhiro, Yamamoto Katsumi, Uchida Kenichiro, Noda Tomohiro, Yamada Koichi, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa, Kido Yasutoshi, Hino Masayuki, Kakeya Hiroshi, Mizobata Yasumitsu

    Internal Medicine   60 ( 23 )   3827 - 3831   2021年12月( ISSN:0918-2918

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    症例は73歳男性で、食道の粘膜関連リンパ組織リンパ腫と診断され、リツキシマブを8回投与後、局所照射を行った。最終リツキシマブ投与の12週後、発熱と呼吸症状が出現し、SARS-CoV-2陽性が判明した。呼吸検体だけでなく血清もSARS-CoV-2陽性であったことから、SARS-CoV-2播種によるRNA血症が示唆された。胸部CT所見から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)H型が示唆された。重度呼吸障害のために機械的換気を行い、ファビピラビルとクロロキンによる併用療法を行ったが、明らかな有効性は得られなかった。高用量メチルプレドニゾロンにより換気パラメータが軽度に改善したが、一過性であった。イベルメクチン単回投与を行ったが、発症24日目の喀痰PCRは、依然としてSARS-CoV-2陽性であった。発症25日目の血清SARS-CoV-2特異的抗体検査では矛盾した結果が得られ、スパイク標的ウイルス中和抗体は検出レベル未満であったが、抗ヌクレオカプシド結合抗体の程度と動態は他の免疫正常重度COVID-19患者と同等であった。発症29日目、酸素化不良により死亡した。

  • 日本におけるCOVID-19第3波中の急性呼吸窮迫症候群患者に対する最新の構造的治療戦略に関する初回成果報告(Primarily Outcome Report of Our Updated Structural Strategy for Treating Patients with Acute Respiratory Distress Syndrome Following Corona Virus Disease 2019 during the Third Pandemic Phase in Japan)

    Uchida Kenichiro, Matsuo Kenji, Kawata Sae, Kiritoshi Ayako, Deguchi Ryo, Himura Hoshi, Miyashita Masahiro, Yamamoto Katsumi, Kaga Shinichiro, Noda Tomohiro, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa, Mizobata Yasumitsu

    Osaka City Medical Journal   67 ( 2 )   69 - 79   2021年12月( ISSN:0030-6096

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    COVID-19第3波中の急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する著者施設の治療戦略とその成績を評価した。2020年10月~2021年3月にCOVID-19後のARDSにより著者施設に入院し、人工呼吸で管理された患者56例(男性67.9%、年齢66~80歳)を対象とした。ARDSの重症度は軽度35.7%、中等度55.4%、重度8.9%であった。入院時のPaO2/FiO2比は中央値170(四分位範囲132~222)、SOFAスコアは中央値12(12~14)、ECMOを要した患者は2例であった。自発呼吸誘発性肺傷害の予防のため筋弛緩薬を積極的に投与する構造的治療戦略により、30例で抜管、36例で人工呼吸器からの離脱に成功した。研究期間中の院内死亡率は16.1%であった。

  • Incidence and Mortality of Emergency Patients Transported by Emergency Medical Service Personnel during the Novel Corona Virus Pandemic in Osaka Prefecture, Japan: A Population-Based Study.

    Katayama Y, Tanaka K, Kitamura T, Takeuchi T, Nakao S, Nitta M, Iwami T, Fujimi S, Uejima T, Miyamoto Y, Baba T, Mizobata Y, Kuwagata Y, Shimazu T, Matsuoka T

    Journal of clinical medicine   10 ( 23 )   2021年11月( ISSN:2077-0383

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  • Longitudinal ventilatory ratio monitoring for COVID-19: its potential in predicting severity and assessing treatment response.

    Kaku N, Nakagama Y, Shirano M, Shinomiya S, Shimazu K, Yamazaki K, Maehata Y, Morita R, Nitahara Y, Yamamoto H, Mizobata Y, Kido Y

    Critical care (London, England)   25 ( 1 )   366   2021年10月( ISSN:1364-8535

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  • Physical health complaints among healthcare workers engaged in the care of critically ill COVID-19 patients: A single tertiary-care center prospective study from Japan.

    Namikawa H, Tochino Y, Okada A, Ota K, Okada Y, Fujioka K, Yamada K, Watanabe T, Nakagama Y, Kido Y, Takemoto Y, Mizobata Y, Kakeya H, Kuwatsuru Y, Shibata T, Shuto T

    Journal of infection and public health   14 ( 9 )   1263 - 1267   2021年09月( ISSN:1876-0341

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  • Correction to: Successful limb salvage beyond the golden time following blunt traumatic open complete transection of the femoral artery and vein in a patient with cardiac arrest: a case report.

    Himura H, Uchida K, Miyashita M, Mizobata Y

    Surgical case reports   7 ( 1 )   198   2021年08月( ISSN:2198-7793

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  • Successful limb salvage beyond the golden time following blunt traumatic open complete transection of the femoral artery and vein in a patient with cardiac arrest: a case report.

    Himura H, Uchida K, Miyashita M, Mizobata Y

    Surgical case reports   7 ( 1 )   177   2021年08月( ISSN:2198-7793

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  • ゴールデンタイムを超えたにも拘わらず救肢し得た心停止患者の鈍的外傷による開放性の大腿動脈・静脈完全断裂 1症例報告(Successful limb salvage beyond the golden time following blunt traumatic open complete transection of the femoral artery and vein in a patient with cardiac arrest: a case report)

    Himura Hoshi, Uchida Kenichiro, Miyashita Masahiro, Mizobata Yasumitsu

    Surgical Case Reports   7   1 of 5 - 5 of 5   2021年08月

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    症例は57歳男性で、高所より転落後に現場で心停止をきたしたが、蘇生した。右大腿内側に半周にわたり裂傷を認め、同部位より活動性の出血を認めた。血液検査所見にて血行動態の破綻を認めたため、大量輸血プロトコルを含めた蘇生を開始し、外側大腿回旋動脈(LFCA)分岐遠位の途絶した浅大腿動脈(SFA)、大腿深動脈(DFA)、浅大腿静脈を各々一時的に結紮した。放射線学的に出血を伴う骨盤骨折の可能性を示す所見を認めたため後腹膜パッキングを行い、その後経カテーテル的動脈塞栓術を施行した。造影CTでは右SFAとDFAは途絶していたが、DFAから分岐したLFCAは開存していると考えられた。受傷後24時間に大伏在静脈グラフトを用いて大腿動脈と静脈の再建を行った。腫脹や間歇跛行はなく経過は良好であった。

  • A Mobile App for Self-Triage for Pediatric Emergency Patients in Japan: 4 Year Descriptive Epidemiological Study.

    Katayama Y, Kiyohara K, Hirose T, Matsuyama T, Ishida K, Nakao S, Tachino J, Ojima M, Noda T, Kiguchi T, Hayashida S, Kitamura T, Mizobata Y, Shimazu T

    JMIR pediatrics and parenting   4 ( 2 )   e27581   2021年06月

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  • COVID-19-associated pulmonary aspergillosis in a Japanese man: A case report.

    Imoto W, Himura H, Matsuo K, Kawata S, Kiritoshi A, Deguchi R, Miyashita M, Kaga S, Noda T, Yamamoto K, Yamada K, Uchida K, Nishimura T, Yamamoto H, Mizobata Y, Kakeya H

    Journal of infection and chemotherapy : official journal of the Japan Society of Chemotherapy   27 ( 6 )   911 - 914   2021年06月( ISSN:1341-321X

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  • 急性呼吸窮迫症候群を合併する新型コロナウイルス感染症罹患患者に対する体系的な段階的治療戦略と短期的結果(Systematic Stepwise Treatment Strategy and Its Short-term Outcomes for Patients with Corona Virus Disease 2019 Complicated by Acute Respiratory Distress Syndrome)

    Uchida Kenichiro, Matsuo Kenji, Kawata Sae, Kiritoshi Ayako, Deguchi Ryo, Himura Hoshi, Hagawa Naohiro, Miyashita Masahiro, Yamamoto Katsumi, Maeda Toshiki, Kaga Shinichiro, Noda Tomohiro, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa, Nonose Yuka, Kataoka Yumi, Oshima Kazuhiro, Kakeya Hiroshi, Shibata Toshihiko, Mizobata Yasumitsu

    Osaka City Medical Journal   67 ( 1 )   9 - 20   2021年06月( ISSN:0030-6096

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    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の罹患後に急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を発症した際のARDSに対する治療戦略は、医療従事者への二次感染を回避しながら一般的なARDS治療戦略を最適化する必要がある。本研究では、ARDS合併COVID-19罹患患者に対する治療戦略と転帰を後ろ向きに評価した。2020年3月~6月に単一施設におけるPCR検査でCOVID-19陽性を確認後にARDSを合併した男性患者9例(年齢中央値72歳)を対象とした。入院時のPaO2/FiO2比中央値は116であり、sequential organ failure assessmentスコアの中央値は8であった。2例は敗血症性ショックを呈し、血管拡張剤が投与されていた。治療戦略に基づいて、6例で腹臥位療法が行われたが、体外式膜型人工肺を使用した症例はいなかった。5例はARDSから回復し、合併症もなく気管内チューブは抜去された。本研究期間中における病院での致死率は33.3%であった。以上の結果より、本研究で用いたARDSを合併するCOVID-19罹患患者に対する治療戦略を用いることで、日本の他施設や他国における高い致死率と比較した際に許容できる結果を得ることができた。

  • 日本人男性におけるCOVID-19関連肺アスペルギルス症 症例報告(COVID-19-associated pulmonary aspergillosis in a Japanese man: A case report)

    Imoto Waki, Himura Hoshi, Matsuo Kenji, Kawata Sae, Kiritoshi Ayako, Deguchi Ryo, Miyashita Masahiro, Kaga Shinichiro, Noda Tomohiro, Yamamoto Katsumi, Yamada Koichi, Uchida Kenichiro, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa, Mizobata Yasumitsu, Kakeya Hiroshi

    Journal of Infection and Chemotherapy   27 ( 6 )   911 - 914   2021年06月( ISSN:1341-321X

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    症例は72歳男性で、脳卒中による発話障害の悪化とよろめき歩行で、他院で脳梗塞と診断された。SARS-CoV-2の抗原検査とLAMP法で陽性となった。高血圧症、心房細動、COPDの病歴があり、入院1年前まで喫煙していた。抗血小板薬注入とデキサメタゾン(DEXA)治療が開始され、セフトリアキソンとアジスロマイシン(AZM)が投与された。呼吸状態が改善しないため8日後に当院へ移送された。胸部CTで両肺野にすりガラス影が認められた。気管挿管し補助呼吸を開始した。セフトリアキソンとDEXAにレムデシビルを追加した。未分画ヘパリン投与を開始した。入院13日目のCTで右下葉に結節影の集合体が出現した。18日目に発熱、臨床検査結果が悪化し、カテーテル関連血流感染が疑われた。バンコマイシンとセフェピム治療を開始し、中心静脈カテーテルを交換した。X線検査で陰影が悪化したため真菌感染症を考えミカファンギンを追加した。19日目のCT検査で右下葉の結節影集合体が塊状陰影となった。右肺の他の部位にも結節が出現して両下葉にコンソリデーションが発生した。Β-Dグルカン濃度が高く喀痰からA.fumigatusが検出されCOVID-19関連肺アスペルギルス症と診断された。ボリコナゾールに変更した。血清ガラクトマンナン抗原陽性となった。呼吸状態は悪化を続け、発作性上室頻拍が頻発し、26日目に死亡した。

  • G20大阪サミット開催時における大阪地区の救急医療(G20 Summit and emergency medical services in Osaka, Japan)

    Tanaka Kenta, Morikawa Kosuke, Katayama Yusuke, Kitamura Tetsuhisa, Sobue Tomotaka, Nakao Shota, Nitta Masahiko, Iwami Taku, Fujimi Satoshi, Uejima Toshifumi, Miyamoto Yuji, Baba Takehiko, Mizobata Yasumitsu, Kuwagata Yasuyuki, Matsuoka Tetsuya, Shimazu Takeshi

    Acute Medicine & Surgery   8 ( 1 )   1 of 6 - 6 of 6   2021年05月

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    2019年6月に開催されたG20大阪サミットが大阪地区の救急医療体制へ及ぼした影響を、大阪府救急搬送支援・情報収集・集計分析システム(ORION)のデータを用いて評価した。G20大阪サミット開催期間(6月28~29日)に2590例、コントロール期間(6月21~22日、7月5~6日)に5152例が登録され、サミット開催期間における相対リスクは1.01(95%CI 0.96~1.05)であった。交通事故による救急車の出動要請は、サミット開催期間にコントロール期間に比べて有意に減少した(相対リスク0.77、95%CI 0.64~0.91)。病院の救急車受け入れ困難、救急患者の死亡、救急車が患者搬送に要する時間についてはサミット開催期間とコントロール期間で有意差はなかった。G20大阪サミットは大阪地区の救急医療体制に悪影響を及ぼさなかったことが示された。

  • Successful surgical treatment approach for mitral valve vegetation of infective endocarditis after severe soft tissue infection with mediastinitis.

    Uchida K, Takahashi Y, Shibata T, Mizobata Y

    Clinical case reports   9 ( 5 )   e04209   2021年05月( ISSN:2050-0904

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  • COVID-19-associated pulmonary aspergillosis in a Japanese man: A case report. 査読

    Imoto W, Himura H, Matsuo K, Kawata S, Kiritoshi A, Deguchi R, Miyashita M, Kaga S, Noda T, Yamamoto K, Yamada K, Uchida K, Nishimura T, Yamamoto H, Mizobata Y, Kakeya H

    Journal of infection and chemotherapy : official journal of the Japan Society of Chemotherapy   2021年02月( ISSN:1341-321X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.jiac.2021.02.026

    PubMed

  • Medicine at mass gatherings: current progress of preparedness of emergency medical services and disaster medical response during 2020 Tokyo Olympic and Paralympic Games from the perspective of the Academic Consortium (AC2020). 査読

    Morimura N, Mizobata Y, Sugita M, Takeda S, Kiyozumi T, Shoko T, Inoue Y, Otomo Y, Sakurai A, Koido Y, Tanabe S, Okumura T, Yamasawa F, Tanaka H, Kinoshi T, Kaku K, Matsuda K, Kitamura N, Hayakawa T, Kuroda Y, Kuroki Y, Sasaki J, Oda J, Inokuchi M, Kakuta T, Arai S, Sato N, Matsuura H, Nozawa M, Osamura T, Yamashita K, Okudera H, Kawana A, Koshinaga T, Hirano S, Sugawara E, Kamata M, Tajiri Y, Kohno M, Suzuki M, Nakase H, Suehiro E, Yamase H, Otake H, Morisaki H, Ozawa A, Takahashi S, Otsuka K, Harikae K, Kishi K, Mizuno H, Nakajima H, Ueta H, Nagayama M, Kikuchi M, Yokota H, Shimazu T, Yukioka T, Joint Committee of the Academic Consortium on Emergency Medical Services, Disaster Medical Response Plan during the Tokyo Olympic and Paralympic Games in 2020 (AC2020).

    Acute medicine & surgery   8 ( 1 )   e626   2021年01月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.626

    PubMed

  • G20 Summit and emergency medical services in Osaka, Japan.

    Tanaka K, Morikawa K, Katayama Y, Kitamura T, Sobue T, Nakao S, Nitta M, Iwami T, Fujimi S, Uejima T, Miyamoto Y, Baba T, Mizobata Y, Kuwagata Y, Matsuoka T, Shimazu T

    Acute medicine & surgery   8 ( 1 )   e661   2021年01月

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  • Discrepant Antigen-specific Antibody Responses Causing SARS-CoV-2 Persistence in a Patient Receiving B-cell-targeted Therapy with Rituximab.

    Takakuwa T, Nakagama Y, Yasugi M, Maeda T, Matsuo K, Kiritoshi A, Deguchi R, Hagawa N, Shibata W, Oshima K, Yamamoto K, Uchida K, Noda T, Yamada K, Nishimura T, Yamamoto H, Kido Y, Hino M, Kakeya H, Mizobata Y

    Internal medicine (Tokyo, Japan)   60 ( 23 )   3827 - 3831   2021年( ISSN:0918-2918 ( eISSN:13497235

  • Characteristics and outcomes of bacteremia among ICU-admitted patients with severe sepsis

    Komori A.

    Scientific Reports   10 ( 1 )   2020年12月

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  • Coronavirus disease with multiple infarctions.

    Imoto W, Kaga S, Noda T, Oshima K, Mizobata Y, Kakeya H

    QJM : monthly journal of the Association of Physicians   113 ( 12 )   907 - 908   2020年12月( ISSN:1460-2725

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  • Coronavirus disease with multiple infarctions 査読

    Imoto W., Kaga S., Noda T., Oshima K., Mizobata Y., Kakeya H.

    QJM-AN INTERNATIONAL JOURNAL OF MEDICINE   113 ( 12 )   907 - 908   2020年12月( ISSN:1460-2725

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1093/qjmed/hcaa240

  • カフェイン中毒に伴う致死性不整脈への対応 塩酸ランジオロールの有効性 査読

    倉知 由, 内田 健一郎, 加賀 慎一郎, 野田 智宏, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光

    (一社)日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   31 ( 12 )   2439 - 2443   2020年12月( ISSN:0915-924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • カフェイン中毒に伴う致死性不整脈への対応 塩酸ランジオロールの有効性

    倉知 由, 内田 健一郎, 加賀 慎一郎, 野田 智宏, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光

    日本救急医学会雑誌   31 ( 12 )   2439 - 2443   2020年12月( ISSN:0915-924X

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    カフェインはエナジードリンクやサプリメントとして薬局やインターネットなどで容易に入手できるが、過量摂取すると代謝性アシドーシスや致死性不整脈を来し死亡に至ることもある。今回、重篤なカフェイン中毒により難治性心室細動を来したが、独歩退院した症例を経験した。20歳の男性。意識障害と繰り返す嘔吐で家族とともに夜間休日診療所を受診したが、受診中に非持続性心室頻拍と意識レベルの低下、痙攣を認めたため診療所より当院へ救急搬送された。来院時は心室性期外収縮を伴う洞性頻脈であったが、その後誘因なく心室細動が出現した。除細動によって迅速に自己圧を伴う洞調律に回帰するものの、心室細動を繰り返し、硫酸マグネシウム、アミオダロン、リドカインなどの薬剤投与に抵抗性であった。18回の除細動を行いつつ経皮的心肺補助装置導入の準備を開始し、並行して塩酸ランジオロールを高容量投与したところ速やかに洞性調律に回帰し安定した自己心拍再開を得た。カフェイン中毒は症状が非特異的であり、搬入時に診断することは困難であることが多い。重篤なカフェイン中毒には腎代替療法が有効であるが、常に腎代替療法が可能な施設に搬送されるとは限らない。そのような状況において発症した致死性不整脈に対しては塩酸ランジオロールの高容量投与が有効である可能性がある。(著者抄録)

  • Characteristics and outcome of patients triaged by telephone and transported by ambulance: a population-based study in Osaka, Japan(和訳中) 査読

    Katayama Yusuke, Kitamura Tetsuhisa, Hirose Tomoya, Kiyohara Kosuke, Ishida Kenichiro, Tachino Jotaro, Nakao Shunichiro, Kiguchi Takeyuki, Umemura Yutaka, Noda Tomohiro, Tai Shusuke, Tsujino Junya, Masui Jun, Mizobata Yasumitsu, Shimazu Takeshi

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   7 ( 1 )   1 of 10 - 10 of 10   2020年11月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 救急電話相談後に救急車で搬送された患者の特徴と転帰 大阪におけるpopulation-based研究(Characteristics and outcome of patients triaged by telephone and transported by ambulance: a population-based study in Osaka, Japan)

    Katayama Yusuke, Kitamura Tetsuhisa, Hirose Tomoya, Kiyohara Kosuke, Ishida Kenichiro, Tachino Jotaro, Nakao Shunichiro, Kiguchi Takeyuki, Umemura Yutaka, Noda Tomohiro, Tai Shusuke, Tsujino Junya, Masui Jun, Mizobata Yasumitsu, Shimazu Takeshi

    Acute Medicine & Surgery   7 ( 1 )   1 of 10 - 10 of 10   2020年11月

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    2016年に救急電話相談後に救急車で搬送された患者のプロファイルと転帰を検討する目的で、大阪府救急搬送支援・情報収集・集計分析システム(ORION)のデータを用いた後方視的観察研究を行った。4293例(男性2070例、女性2223例、年齢中央値48歳)を対象とした。そのうち2998例(69.8%)が救急搬送後に帰宅、1255例(29.2%)が入院、32例(0.7%)が転院、8例(0.2%)が死亡した。最も多い診断名は「胃腸炎及び大腸炎、感染症及び詳細不明の原因によるもの(A09)」であった(219例、5.1%)。入院した1255例のうち、905例(72.1%)が自宅退院、254例(20.2%)が引き続き入院中、52例(4.1%)が転院、38例(3.0%)が死亡、5例(0.5%)ではデータが得られなかった。最も多い診断名は「脳梗塞(I63.0~I63.9)」であった(138例、11.0%)。

  • 不搬送事案が重症・中等症事案の救急対応に与える影響の検討

    木村 義成, 山本 啓雅, 林田 純人, 溝端 康光

    日本臨床救急医学会雑誌   23 ( 4 )   530 - 538   2020年08月( ISSN:13450581 ( eISSN:21879001

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    <p><b>目的</b>:不搬送事案が他の重症・中等症事案の救急活動に与える影響を現場到着時間の遅延から推定することである。<b>方法</b>:平成24年に大阪市内で発生した全救急事案を対象とした。不搬送事案の対応時間帯に遠方の救急隊から出動した重症・中等症事案を抽出した。また,地理的加重回帰分析(GWR)により不搬送事案が重症・中等症事案に与える影響の地域差を求めた。<b>結果</b>:大阪市内では1年間の救急事案の0.51%(1,090件/215,815件),つまり救急事案の約200件に1件は,不搬送事案によって重症・中等症事案の現着遅延が生じている可能性が示された。また,GWRによる分析により不搬送事案が重症・中等症事案の現着遅延に与える影響は市内で地域差があることが示された。<b>考察</b>:不搬送事案をはじめとする救急事案には地域差がある可能性があり,本研究のような地理的な分析が今後の救急医療計画の基礎的な資料となり得る。</p>

    DOI: 10.11240/jsem.23.530

    CiNii Article

  • 不搬送事案が重症・中等症事案の救急対応に与える影響の検討 査読

    木村 義成, 山本 啓雅, 林田 純人, 溝端 康光

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   23 ( 4 )   530 - 538   2020年08月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    目的:不搬送事案が他の重症・中等症事案の救急活動に与える影響を現場到着時間の遅延から推定することである。方法:平成24年に大阪市内で発生した全救急事案を対象とした。不搬送事案の対応時間帯に遠方の救急隊から出動した重症・中等症事案を抽出した。また、地理的加重回帰分析(GWR)により不搬送事案が重症・中等症事案に与える影響の地域差を求めた。結果:大阪市内では1年間の救急事案の0.51%(1,090件/215,815件)、つまり救急事案の約200件に1件は、不搬送事案によって重症・中等症事案の現着遅延が生じている可能性が示された。また、GWRによる分析により不搬送事案が重症・中等症事案の現着遅延に与える影響は市内で地域差があることが示された。考察:不搬送事案をはじめとする救急事案には地域差がある可能性があり、本研究のような地理的な分析が今後の救急医療計画の基礎的な資料となり得る。(著者抄録)

  • 不搬送事案が重症・中等症事案の救急対応に与える影響の検討

    木村 義成, 山本 啓雅, 林田 純人, 溝端 康光

    日本臨床救急医学会雑誌   23 ( 4 )   530 - 538   2020年08月( ISSN:1345-0581

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    目的:不搬送事案が他の重症・中等症事案の救急活動に与える影響を現場到着時間の遅延から推定することである。方法:平成24年に大阪市内で発生した全救急事案を対象とした。不搬送事案の対応時間帯に遠方の救急隊から出動した重症・中等症事案を抽出した。また、地理的加重回帰分析(GWR)により不搬送事案が重症・中等症事案に与える影響の地域差を求めた。結果:大阪市内では1年間の救急事案の0.51%(1,090件/215,815件)、つまり救急事案の約200件に1件は、不搬送事案によって重症・中等症事案の現着遅延が生じている可能性が示された。また、GWRによる分析により不搬送事案が重症・中等症事案の現着遅延に与える影響は市内で地域差があることが示された。考察:不搬送事案をはじめとする救急事案には地域差がある可能性があり、本研究のような地理的な分析が今後の救急医療計画の基礎的な資料となり得る。(著者抄録)

  • ヒドロキシクロロキン,アジスロマイシン,ファビピラビルによる治療中に心室細動を起こした COVID-19 肺炎の1 例

    大島 一浩, 桑原 学, 井本 和紀, 山入 和志, 柴多 渉, 山田 康一, 切通 絢子, 加賀 慎一郎, 西村 哲郎, 溝端 康光, 掛屋 弘

    感染症学雑誌   94 ( 4 )   600 - 603   2020年07月( ISSN:03875911 ( eISSN:1884569X

  • 特発性腹斜筋血腫の1例

    福廣 吉晃, 森田 正則, 中田 康城, 溝端 康光

    日本外傷学会雑誌   34 ( 3 )   92 - 95   2020年07月( ISSN:13406264 ( eISSN:21880190

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    <p> まれな特発性左腹斜筋血腫症の1例について報告する. 患者は61歳, 男性. 咳き込んだ後に左季肋部から側腹部にかけて疼痛が出現し, 立ちくらみも伴うようになった. 救急搬入時, ショック状態で, 左側腹部を中心に腫脹と圧痛を認めた. CT画像で左腹斜筋内に血腫を認め特発性腹斜筋血腫と診断した. 造影剤の血管外漏出は認められず, 輸液等で循環が安定したため保存的療法とした. 特発性腹壁血腫は咳嗽などの軽微な外力で生じることがあり, ときにショック状態に陥る. 胸痛や側腹部痛を訴える患者の鑑別疾患として念頭におく必要がある.</p>

    DOI: 10.11382/jjast.34.3_13

    CiNii Article

  • ヒドロキシクロロキン、アジスロマイシン、ファビピラビルによる治療中に心室細動を起こしたCOVID-19肺炎の1例 査読

    大島 一浩, 桑原 学, 井本 和紀, 山入 和志, 柴多 渉, 山田 康一, 切通 絢子, 加賀 慎一郎, 西村 哲郎, 溝端 康光, 掛屋 弘

    (一社)日本感染症学会 感染症学雑誌   94 ( 4 )   600 - 603   2020年07月( ISSN:0387-5911

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    38歳男。発熱、咳嗽にて前医を受診した。異型肺炎の疑いで加療されるも呼吸困難が増強し、PCR検査でSARS-CoV-2陽性が判明した。人工呼吸器管理の上、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対してファビピラビル、ヒドロキシクロロキン、アジスロマイシンを併用したが、治療中に突然心室細動をきたし、心室細動の原因として薬剤性のQTc延長からR on Tとなった可能性やCOVID-19に伴う心筋炎の可能性を考え、ヒドロキシクロロキン、アジスロマイシン、デクスメデトミジンを中止した。洞調律へ回復後の12誘導心電図では1度房室ブロックを認めるのみでQT延長はみられず、その後は不整脈の出現なく経過し、呼吸状態も安定していた。

  • 特発性腹斜筋血腫の1例 査読

    福廣 吉晃, 森田 正則, 中田 康城, 溝端 康光

    (一社)日本外傷学会 日本外傷学会雑誌   34 ( 3 )   92 - 95   2020年07月( ISSN:1340-6264

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    まれな特発性左腹斜筋血腫症の1例について報告する.患者は61歳,男性.咳き込んだ後に左季肋部から側腹部にかけて疼痛が出現し,立ちくらみも伴うようになった.救急搬入時,ショック状態で,左側腹部を中心に腫脹と圧痛を認めた.CT画像で左腹斜筋内に血腫を認め特発性腹斜筋血腫と診断した.造影剤の血管外漏出は認められず,輸液等で循環が安定したため保存的療法とした.特発性腹壁血腫は咳嗽などの軽微な外力で生じることがあり,ときにショック状態に陥る.胸痛や側腹部痛を訴える患者の鑑別疾患として念頭におく必要がある.(著者抄録)

  • ヒドロキシクロロキン、アジスロマイシン、ファビピラビルによる治療中に心室細動を起こしたCOVID-19肺炎の1例

    大島 一浩, 桑原 学, 井本 和紀, 山入 和志, 柴多 渉, 山田 康一, 切通 絢子, 加賀 慎一郎, 西村 哲郎, 溝端 康光, 掛屋 弘

    感染症学雑誌   94 ( 4 )   600 - 603   2020年07月( ISSN:0387-5911

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    38歳男。発熱、咳嗽にて前医を受診した。異型肺炎の疑いで加療されるも呼吸困難が増強し、PCR検査でSARS-CoV-2陽性が判明した。人工呼吸器管理の上、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対してファビピラビル、ヒドロキシクロロキン、アジスロマイシンを併用したが、治療中に突然心室細動をきたし、心室細動の原因として薬剤性のQTc延長からR on Tとなった可能性やCOVID-19に伴う心筋炎の可能性を考え、ヒドロキシクロロキン、アジスロマイシン、デクスメデトミジンを中止した。洞調律へ回復後の12誘導心電図では1度房室ブロックを認めるのみでQT延長はみられず、その後は不整脈の出現なく経過し、呼吸状態も安定していた。

  • 特発性腹斜筋血腫の1例

    福廣 吉晃, 森田 正則, 中田 康城, 溝端 康光

    日本外傷学会雑誌   34 ( 3 )   92 - 95   2020年07月( ISSN:1340-6264

     詳細を見る

    まれな特発性左腹斜筋血腫症の1例について報告する.患者は61歳,男性.咳き込んだ後に左季肋部から側腹部にかけて疼痛が出現し,立ちくらみも伴うようになった.救急搬入時,ショック状態で,左側腹部を中心に腫脹と圧痛を認めた.CT画像で左腹斜筋内に血腫を認め特発性腹斜筋血腫と診断した.造影剤の血管外漏出は認められず,輸液等で循環が安定したため保存的療法とした.特発性腹壁血腫は咳嗽などの軽微な外力で生じることがあり,ときにショック状態に陥る.胸痛や側腹部痛を訴える患者の鑑別疾患として念頭におく必要がある.(著者抄録)

  • Significance of body temperature in elderly patients with sepsis

    Shimazui T.

    Critical Care   24 ( 1 )   2020年06月( ISSN:13648535

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  • The impact of early administration of vasopressor agents for the resuscitation of severe hemorrhagic shock following blunt trauma 査読

    Uchida Kenichiro, Nishimura Tetsuro, Hagawa Naohiro, Kaga Shinichiro, Noda Tomohiro, Shinyama Naoki, Yamamoto Hiromasa, Mizobata Yasumitsu

    BMC EMERGENCY MEDICINE   20 ( 1 )   26   2020年04月( ISSN:1471-227X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/s12873-020-00322-1

    PubMed

  • The impact of early administration of vasopressor agents for the resuscitation of severe hemorrhagic shock following blunt trauma.

    Uchida K, Nishimura T, Hagawa N, Kaga S, Noda T, Shinyama N, Yamamoto H, Mizobata Y

    BMC emergency medicine   20 ( 1 )   26   2020年04月

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  • あらゆる状況下における外傷性膵損傷の統一的かつ簡略化された急性期管理ストラテジーの活用法(How to deploy a uniform and simplified acute-phase management strategy for traumatic pancreatic injury in any situation) 査読

    Uchida Kenichiro, Hagawa Naohiro, Miyashita Masahiro, Maeda Toshiki, Kaga Shinichiro, Noda Tomohiro, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   7 ( 1 )   1 of 8 - 8 of 8   2020年04月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    2013〜2019年に入院した外傷性膵損傷患者18例を後ろ向きにレビューし、膵損傷管理ストラテジーの的確性および安全性について評価した。Injury Severity Scoreは中央値22点、予測生存率は中央値0.87であった。American Association for the Surgery of Trauma(AAST) injury grade I、II、III、IVはそれぞれ16.7%、33.3%、38.9%、11.1%であった。全例が入院後1〜2日以内に内視鏡による膵管評価を実施された。循環動態不安定のため初回手術をabbreviated surgeryとした患者は膵頭損傷1例、膵体・尾部損傷2例であった。6例が内視鏡的主膵管ドレナージおよび閉鎖式吸引ドレナージ、6例が内視鏡的膵管ドレナージのみ、5例が膵尾側切除術ならびに閉鎖式吸引ドレナージおよび内視鏡的膵管ドレナージを行われた。AAST grade Iの1例が経過観察であった。閉鎖式吸引ドレナージ留置期間は中央値12日、入院期間は中央値36日であった。死亡例はなかった。2例(11.1%)に膵仮性嚢胞の晩期形成を認めた。本管理ストラテジーはあらゆる膵損傷に対して、また循環動態が不安定な患者に対しても良好なアウトカムを示した。

  • Incidence, risk factors, and outcomes for sepsis-associated delirium in patients with mechanical ventilation: A sub-analysis of a multicenter randomized controlled trial. 査読

    Yamamoto T, Mizobata Y, Kawazoe Y, Miyamoto K, Ohta Y, Morimoto T, Yamamura H

    Journal of critical care   56   140 - 144   2020年04月( ISSN:0883-9441

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.jcrc.2019.12.018

    PubMed

  • あらゆる状況下における外傷性膵損傷の統一的かつ簡略化された急性期管理ストラテジーの活用法(How to deploy a uniform and simplified acute-phase management strategy for traumatic pancreatic injury in any situation)

    Uchida Kenichiro, Hagawa Naohiro, Miyashita Masahiro, Maeda Toshiki, Kaga Shinichiro, Noda Tomohiro, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa, Mizobata Yasumitsu

    Acute Medicine & Surgery   7 ( 1 )   1 of 8 - 8 of 8   2020年04月

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    2013~2019年に入院した外傷性膵損傷患者18例を後ろ向きにレビューし、膵損傷管理ストラテジーの的確性および安全性について評価した。Injury Severity Scoreは中央値22点、予測生存率は中央値0.87であった。American Association for the Surgery of Trauma(AAST) injury grade I、II、III、IVはそれぞれ16.7%、33.3%、38.9%、11.1%であった。全例が入院後1~2日以内に内視鏡による膵管評価を実施された。循環動態不安定のため初回手術をabbreviated surgeryとした患者は膵頭損傷1例、膵体・尾部損傷2例であった。6例が内視鏡的主膵管ドレナージおよび閉鎖式吸引ドレナージ、6例が内視鏡的膵管ドレナージのみ、5例が膵尾側切除術ならびに閉鎖式吸引ドレナージおよび内視鏡的膵管ドレナージを行われた。AAST grade Iの1例が経過観察であった。閉鎖式吸引ドレナージ留置期間は中央値12日、入院期間は中央値36日であった。死亡例はなかった。2例(11.1%)に膵仮性嚢胞の晩期形成を認めた。本管理ストラテジーはあらゆる膵損傷に対して、また循環動態が不安定な患者に対しても良好なアウトカムを示した。

  • 経過中にCO-Hbが上昇したジクロロメタン中毒の1例 査読

    江崎 麻衣子, 栗正 誠也, 山本 朋納, 内田 健一郎, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光

    (株)へるす出版 中毒研究   33 ( 1 )   47 - 50   2020年03月( ISSN:0914-3777

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    ジクロロメタン中毒による呼吸抑制,CO-Hb上昇,熱傷を伴った1例を経験した。47歳男性,製材所職員。床にこぼれた液体のジクロロメタンに曝露し搬送となった。来院時,GCS E1V1M2で混合性アシドーシスとCO-Hbの上昇,背部の熱傷を認め,経口気管挿管および人工呼吸管理を開始した。受傷9時間後に意識は改善した。CO-Hbは14時間後に7.3%まで上昇したが高濃度酸素投与により52時間後に基準値内まで低下し,第3病日に抜管した。熱傷はI度〜浅達性II度熱傷(25%)にとどまり,保存的加療のみで軽快し,第15病日に退院となった。ジクロロメタンは吸入により吸収され,30%がCOに代謝されるためCO中毒に注意が必要である。また,液体と長時間接触することにより熱傷もきたす。さらに,呼吸抑制によって死に至ることもある。近年報告例は減少傾向であるが,時に致死的となるため適切な対応が必要な病態である。(著者抄録)

  • 経過中にCO-Hbが上昇したジクロロメタン中毒の1例

    江崎 麻衣子, 栗正 誠也, 山本 朋納, 内田 健一郎, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光

    中毒研究   33 ( 1 )   47 - 50   2020年03月( ISSN:0914-3777

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    ジクロロメタン中毒による呼吸抑制,CO-Hb上昇,熱傷を伴った1例を経験した。47歳男性,製材所職員。床にこぼれた液体のジクロロメタンに曝露し搬送となった。来院時,GCS E1V1M2で混合性アシドーシスとCO-Hbの上昇,背部の熱傷を認め,経口気管挿管および人工呼吸管理を開始した。受傷9時間後に意識は改善した。CO-Hbは14時間後に7.3%まで上昇したが高濃度酸素投与により52時間後に基準値内まで低下し,第3病日に抜管した。熱傷はI度~浅達性II度熱傷(25%)にとどまり,保存的加療のみで軽快し,第15病日に退院となった。ジクロロメタンは吸入により吸収され,30%がCOに代謝されるためCO中毒に注意が必要である。また,液体と長時間接触することにより熱傷もきたす。さらに,呼吸抑制によって死に至ることもある。近年報告例は減少傾向であるが,時に致死的となるため適切な対応が必要な病態である。(著者抄録)

  • How emergency physicians choose chest tube size for traumatic pneumothorax or hemothorax: a comparison between 28Fr and smaller tube 査読

    Terada Takafumi, Nishimura Tetsuro, Uchida Kenichiro, Hagawa Naohiro, Esaki Maiko, Mizobata Yasumitsu

    NAGOYA JOURNAL OF MEDICAL SCIENCE   82 ( 1 )   59 - 68   2020年02月( ISSN:2186-3326

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.18999/nagjms.82.1.59

  • 救急医は外傷性気胸・血胸に対する胸腔チューブのサイズをどのように選択しているのか 28Frのチューブと28Fr未満のチューブの比較(How emergency physicians choose chest tube size for traumatic pneumothorax or hemothorax: a comparison between 28Fr and smaller tube) 査読

    Terada Takafumi, Nishimura Tetsuro, Uchida Kenichiro, Hagawa Naohiro, Esaki Maiko, Mizobata Yasumitsu

    名古屋大学医学部 Nagoya Journal of Medical Science   82 ( 1 )   59 - 68   2020年02月( ISSN:0027-7622

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    救急医は外傷性気胸・血胸の管理に用いる胸腔チューブのサイズをどのように選択しているのか、さらに選択したチューブサイズは患者の予後に影響しているのかを後方視的に調査した。2012〜2015年に胸部外傷のため当科へ搬送され、入院24時間以内に胸腔チューブ(Argyleトロッカーカテーテル)を留置された外傷性の気胸、血胸、血気胸の患者計64名(男性49名、平均65.0±18.5歳)に留置されたチューブ86本について診療録を調査した。初回留置されたチューブは67本で、残りの19本は追加留置されていた。初回留置チューブのサイズが28Frであったのは38本、28Fr未満は28本で、残り1本は不明であった。初回留置チューブのサイズと、性別、BMI、体表面積、適応症、外傷重症度スコア、abbreviated injury scale、呼吸状態には関連が見られなかった。さらなる検討により、救急医は、患者の性別、身体の大きさ、または状況に応じてチューブサイズを選択し分けているわけではないことが判明した。28Fr未満のチューブを留置した場合でも、血胸・気胸の残存リスクとチューブ閉塞リスクは増大せず、ドレナージは効果的に行われることも明らかになった。

  • How emergency physicians choose chest tube size for traumatic pneumothorax or hemothorax: a comparison between 28Fr and smaller tube. 査読

    Terada T, Nishimura T, Uchida K, Hagawa N, Esaki M, Mizobata Y

    Nagoya journal of medical science   82 ( 1 )   59 - 68   2020年02月( ISSN:0027-7622

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.18999/nagjms.82.1.59

    PubMed

  • 救急医は外傷性気胸・血胸に対する胸腔チューブのサイズをどのように選択しているのか 28Frのチューブと28Fr未満のチューブの比較(How emergency physicians choose chest tube size for traumatic pneumothorax or hemothorax: a comparison between 28Fr and smaller tube)

    Terada Takafumi, Nishimura Tetsuro, Uchida Kenichiro, Hagawa Naohiro, Esaki Maiko, Mizobata Yasumitsu

    Nagoya Journal of Medical Science   82 ( 1 )   59 - 68   2020年02月( ISSN:0027-7622

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    救急医は外傷性気胸・血胸の管理に用いる胸腔チューブのサイズをどのように選択しているのか、さらに選択したチューブサイズは患者の予後に影響しているのかを後方視的に調査した。2012~2015年に胸部外傷のため当科へ搬送され、入院24時間以内に胸腔チューブ(Argyleトロッカーカテーテル)を留置された外傷性の気胸、血胸、血気胸の患者計64名(男性49名、平均65.0±18.5歳)に留置されたチューブ86本について診療録を調査した。初回留置されたチューブは67本で、残りの19本は追加留置されていた。初回留置チューブのサイズが28Frであったのは38本、28Fr未満は28本で、残り1本は不明であった。初回留置チューブのサイズと、性別、BMI、体表面積、適応症、外傷重症度スコア、abbreviated injury scale、呼吸状態には関連が見られなかった。さらなる検討により、救急医は、患者の性別、身体の大きさ、または状況に応じてチューブサイズを選択し分けているわけではないことが判明した。28Fr未満のチューブを留置した場合でも、血胸・気胸の残存リスクとチューブ閉塞リスクは増大せず、ドレナージは効果的に行われることも明らかになった。

  • Risk modifiers of acute respiratory distress syndrome in patients with non-pulmonary sepsis: a retrospective analysis of the FORECAST study 査読

    Iriyama Hiroki, Abe Toshikazu, Kushimoto Shigeki, Fujishima Seitaro, Ogura Hiroshi, Shiraishi Atsushi, Saitoh Daizoh, Mayumi Toshihiko, Naito Toshio, Komori Akira, Hifumi Toru, Shiino Yasukazu, Nakada Taka-aki, Tarui Takehiko, Otomo Yasuhiro, Okamoto Kohji, Umemura Yutaka, Kotani Joji, Sakamoto Yuichiro, Sasaki Junichi, Shiraishi Shin-ichiro, Takuma Kiyotsugu, Tsuruta Ryosuke, Hagiwara Akiyoshi, Yamakawa Kazuma, Masuno Tomohiko, Takeyama Naoshi, Yamashita Norio, Ikeda Hiroto, Ueyama Masashi, Fujimi Satoshi, Gando Satoshi, Tasaki Osamu, Mizobata Yasumitsu, Funakoshi Hiraku, Okuyama Toshiro, Yamashita Iwao, Kanai Toshio, Yamada Yasuo, Aibiki Mayuki, Sato Keiji, Yamashita Susumu, Yamashita Susumu, Yoshida Kenichi, Kasaoka Shunji, Kon Akihide, Rinka Hiroshi, Kato Hiroshi, Okudera Hiroshi, Narimatsu Eichi, Fujiwara Toshifumi, Sugita Manabu, Shichinohe Yasuo, Nakae Hajime, Iiduka Ryouji, Nakamura Mitsunobu, Murata Yuji, Sato Yoshitake, Ishikura Hiroyasu, Myojo Yasuhiro, Tsujita Yasuyuki, Kinoshita Kosaku, Yamaguchi Hiroyuki, Sakurai Toshihiro, Miyatake Satoru, Saotome Takao, Yasuda Susumu, Abe Toshikazu, Ogura Hiroshi, Umemura Yutaka, Shiraishi Atsushi, Kushimoto Shigeki, Saitoh Daizoh, Fujishima Seitaro, Sasaki Junichi, Mayumi Toshihiko, Shiino Yasukazu, Nakada Taka-aki, Tarui Takehiko, Hifumi Toru, Otomo Yasuhiro, Kotani Joji, Sakamoto Yuichiro, Shiraishi Shin-ichiro, Takuma Kiyotsugu, Tsuruta Ryosuke, Hagiwara Akiyoshi, Yamakawa Kazuma, Takeyama Naoshi, Yamashita Norio, Ikeda Hiroto, Mizushima Yasuaki, Gando Satoshi

    JOURNAL OF INTENSIVE CARE   8 ( 1 )   2020年01月( ISSN:2052-0492

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/s40560-020-0426-9

  • Characteristics and outcome of patients triaged by telephone and transported by ambulance: a population-based study in Osaka, Japan.

    Katayama Y, Kitamura T, Hirose T, Kiyohara K, Ishida K, Tachino J, Nakao S, Kiguchi T, Umemura Y, Noda T, Tai S, Tsujino J, Masui J, Mizobata Y, Shimazu T

    Acute medicine & surgery   7 ( 1 )   e609   2020年01月

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  • How to deploy a uniform and simplified acute-phase management strategy for traumatic pancreatic injury in any situation.

    Uchida K, Hagawa N, Miyashita M, Maeda T, Kaga S, Noda T, Nishimura T, Yamamoto H, Mizobata Y

    Acute medicine & surgery   7 ( 1 )   e502   2020年01月

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  • 特発性腹斜筋血腫の1例 査読

    福廣 吉晃, 森田 正則, 中田 康城, 溝端 康光

    一般社団法人 日本外傷学会 日本外傷学会雑誌   34 ( 3 )   92 - 95   2020年( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p> まれな特発性左腹斜筋血腫症の1例について報告する. 患者は61歳, 男性. 咳き込んだ後に左季肋部から側腹部にかけて疼痛が出現し, 立ちくらみも伴うようになった. 救急搬入時, ショック状態で, 左側腹部を中心に腫脹と圧痛を認めた. CT画像で左腹斜筋内に血腫を認め特発性腹斜筋血腫と診断した. 造影剤の血管外漏出は認められず, 輸液等で循環が安定したため保存的療法とした. 特発性腹壁血腫は咳嗽などの軽微な外力で生じることがあり, ときにショック状態に陥る. 胸痛や側腹部痛を訴える患者の鑑別疾患として念頭におく必要がある.</p>

    DOI: 10.11382/jjast.34.3_13

    CiNii Article

  • 不搬送事案が重症・中等症事案の救急対応に与える影響の検討 査読

    木村 義成, 山本 啓雅, 林田 純人, 溝端 康光

    一般社団法人 日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   23 ( 4 )   530 - 538   2020年( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p><b>目的</b>:不搬送事案が他の重症・中等症事案の救急活動に与える影響を現場到着時間の遅延から推定することである。<b>方法</b>:平成24年に大阪市内で発生した全救急事案を対象とした。不搬送事案の対応時間帯に遠方の救急隊から出動した重症・中等症事案を抽出した。また,地理的加重回帰分析(GWR)により不搬送事案が重症・中等症事案に与える影響の地域差を求めた。<b>結果</b>:大阪市内では1年間の救急事案の0.51%(1,090件/215,815件),つまり救急事案の約200件に1件は,不搬送事案によって重症・中等症事案の現着遅延が生じている可能性が示された。また,GWRによる分析により不搬送事案が重症・中等症事案の現着遅延に与える影響は市内で地域差があることが示された。<b>考察</b>:不搬送事案をはじめとする救急事案には地域差がある可能性があり,本研究のような地理的な分析が今後の救急医療計画の基礎的な資料となり得る。</p>

    DOI: 10.11240/jsem.23.530

    CiNii Article

  • ヒドロキシクロロキン,アジスロマイシン,ファビピラビルによる治療中に心室細動を起こした COVID-19 肺炎の1 例 査読

    大島 一浩, 溝端 康光, 掛屋 弘, 桑原 学, 井本 和紀, 山入 和志, 柴多 渉, 山田 康一, 切通 絢子, 加賀 慎一郎, 西村 哲郎

    一般社団法人 日本感染症学会 感染症学雑誌   94 ( 4 )   600 - 603   2020年( ISSN:0387-5911

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>A 38-year-old man diagnosed as having COVID-19 pneumonia was transferred to our hospital from another hospital. The patient had received favipiravir at the previous hospital, and as he still had severe respiratory dysfunction, we added hydroxychloroquine and azithromycin to the treatment regimen for COVID-19 pneumonia at our hospital. The respiratory status improved gradually with the treatment and the patient began to be weaned from mechanical ventilation. However, on the 5<sup>th </sup>hospital day, the patient developed ventricular fibrillation (Vf) and cardiac arrest, with return of spontaneous circulation (ROSC) 2 minutes after the start of cardiopulmonary resuscitation. An electrocardiogram recorded after the ROSC showed not QT interval prolongation, but first-degree atrioventricular block. Nevertheless, because both hydroxychloroquine and azithromycin could cause QT interval prolongation, both were discontinued and the Vf did not recur. The patient was transferred to another hospital after extubation and had no neurological deficit. Herein, we report a patient with COVID-19 pneumonia who developed Vf while being treated with hydroxychloroquine,azithromycin and favipiravir.</p>

    DOI: 10.11150/kansenshogakuzasshi.94.600

    CiNii Article

  • Long-term outcomes of surgical rib fixation in patients with flail chest and multiple rib fractures. 査読

    Uchida K, Miyashita M, Kaga S, Noda T, Nishimura T, Yamamoto H, Mizobata Y

    Trauma surgery & acute care open   5 ( 1 )   e000546   2020年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1136/tsaco-2020-000546

    PubMed

  • How to deploy a uniform and simplified acute-phase management strategy for traumatic pancreatic injury in any situation 査読

    Uchida Kenichiro, Hagawa Naohiro, Miyashita Masahiro, Maeda Toshiki, Kaga Shinichiro, Noda Tomohiro, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa, Mizobata Yasumitsu

    ACUTE MEDICINE & SURGERY   7 ( 1 )   e502   2020年( ISSN:2052-8817

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.502

    PubMed

  • Characteristics and outcome of patients triaged by telephone and transported by ambulance: a population-based study in Osaka, Japan 査読

    Katayama Yusuke, Kitamura Tetsuhisa, Hirose Tomoya, Kiyohara Kosuke, Ishida Kenichiro, Tachino Jotaro, Nakao Shunichiro, Kiguchi Takeyuki, Umemura Yutaka, Noda Tomohiro, Tai Shusuke, Tsujino Junya, Masui Jun, Mizobata Yasumitsu, Shimazu Takeshi

    ACUTE MEDICINE & SURGERY   7 ( 1 )   e609   2020年( ISSN:2052-8817

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.609

    PubMed

  • Long-term outcomes of surgical rib fixation in patients with flail chest and multiple rib fractures.

    Uchida K, Miyashita M, Kaga S, Noda T, Nishimura T, Yamamoto H, Mizobata Y

    Trauma surgery & acute care open   5 ( 1 )   e000546   2020年

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  • Risk modifiers of acute respiratory distress syndrome in patients with non-pulmonary sepsis: a retrospective analysis of the FORECAST study. 査読

    Hiroki Iriyama, Toshikazu Abe, Shigeki Kushimoto, Seitaro Fujishima, Hiroshi Ogura, Atsushi Shiraishi, Daizoh Saitoh, Toshihiko Mayumi, Toshio Naito, Akira Komori, Toru Hifumi, Yasukazu Shiino, Taka-Aki Nakada, Takehiko Tarui, Yasuhiro Otomo, Kohji Okamoto, Yutaka Umemura, Joji Kotani, Yuichiro Sakamoto, Junichi Sasaki, Shin-Ichiro Shiraishi, Kiyotsugu Takuma, Ryosuke Tsuruta, Akiyoshi Hagiwara, Kazuma Yamakawa, Tomohiko Masuno, Naoshi Takeyama, Norio Yamashita, Hiroto Ikeda, Masashi Ueyama, Satoshi Fujimi, Satoshi Gando

    Journal of intensive care   8 ( 1 )   7 - 7   2020年( ISSN:2052-0492

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    Background: Predisposing conditions and risk modifiers instead of causes and risk factors have recently been used as alternatives to identify patients at a risk of acute respiratory distress syndrome (ARDS). However, data regarding risk modifiers among patients with non-pulmonary sepsis is rare. Methods: We conducted a secondary analysis of the multicenter, prospective, Focused Outcomes Research in Emergency Care in Acute Respiratory Distress Syndrome, Sepsis and Trauma (FORECAST) cohort study that was conducted in 59 intensive care units (ICUs) in Japan during January 2016-March 2017. Adult patients with severe sepsis caused by non-pulmonary infection were included, and the primary outcome was having ARDS, defined as meeting the Berlin definition on the first or fourth day of screening. Multivariate logistic regression modeling was used to identify risk modifiers associated with ARDS, and odds ratios (ORs) and their 95% confidence intervals were reported. The following explanatory variables were then assessed: age, sex, admission source, body mass index, smoking status, congestive heart failure, chronic obstructive pulmonary disease, diabetes mellitus, steroid use, statin use, infection site, septic shock, and acute physiology and chronic health evaluation (APACHE) II score. Results: After applying inclusion and exclusion criteria, 594 patients with non-pulmonary sepsis were enrolled, among whom 85 (14.3%) had ARDS. Septic shock was diagnosed in 80% of patients with ARDS and 66% of those without ARDS (p = 0.01). APACHE II scores were higher in patients with ARDS [26 (22-33)] than in those without ARDS [21 (16-28), p < 0.01]. In the multivariate logistic regression model, the following were independently associated with ARDS: ICU admission source [OR, 1.89 (1.06-3.40) for emergency department compared with hospital wards], smoking status [OR, 0.18 (0.06-0.59) for current smoking compared with never smoked], infection site [OR, 2.39 (1.04-5.40) for soft tissue infection compared with abdominal infection], and APACHE II score [OR, 1.08 (1.05-1.12) for higher compared with lower score]. Conclusions: Soft tissue infection, ICU admission from an emergency department, and a higher APACHE II score appear to be the risk modifiers of ARDS in patients with non-pulmonary sepsis.

    DOI: 10.1186/s40560-020-0426-9

    PubMed

  • 心理的安全性を作る医療安全研修の試み−EARRTH(Early Awareness & Rapid Response Training in Hospitals)−

    山口(中上) 悦子, 羽川 直宏, 仲谷 薫, 北村 孝一, 江原 省一, 柴田 敦, 藤長 久美子, 藤原 弘美, 中村 和徳, 西村 哲郎, 溝端 康光, 種田 憲一郎

    医療の質・安全学会誌   15 ( 4 )   387 - 393   2020年( ISSN:18813658 ( eISSN:18823254

  • Incidence, risk factors, and outcomes for sepsis-associated delirium in patients with mechanical ventilation: A sub-analysis of a multicenter randomized controlled trial. 査読

    Yamamoto T, Mizobata Y, Kawazoe Y, Miyamoto K, Ohta Y, Morimoto T, Yamamura H

    Journal of critical care   56   140 - 144   2019年12月( ISSN:0883-9441

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.jcrc.2019.12.018

    PubMed

  • Efficacy and safety of TEVAR with debranching technique for blunt traumatic aortic injury in patients with severe multiple trauma. 査読

    Uchida K, Nishimura T, Yamamoto H, Mizobata Y

    European journal of trauma and emergency surgery : official publication of the European Trauma Society   45 ( 6 )   959 - 964   2019年12月( ISSN:1863-9933

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1007/s00068-019-01123-3

    PubMed

  • Identifying Sepsis Populations Benefitting from Anticoagulant Therapy: A Prospective Cohort Study Incorporating a Restricted Cubic Spline Regression Model 査読

    Yamakawa Kazuma, Gando Satoshi, Ogura Hiroshi, Umemura Yutaka, Kabata Daijiro, Shintani Ayumi, Shiraishi Atsushi, Saitoh Daizoh, Fujishima Seitato, Mayumi Toshihiko, Kushimoto Shigeki, Abe Toshikazu, Shiino Yasukazu, Nakada Taka-aki, Tarui Takehiko, Hifumi Toru, Otomo Yasuhiro, Okamoto Kohji, Kotani Joji, Sakamoto Yuichiro, Sasaki Junichi, Shiraishi Shin-ichiro, Takuma Kiyotsugu, Tsuruta Ryosuke, Hagiwara Akiyoshi, Masuno Tomohiko, Takeyama Naoshi, Yamashita Norio, Ikeda Hiroto, Ueyama Masashi, Fujimi Satoshi, Tasaki Osamu, Mizobata Yasumitsu, Funakoshi Hiraku, Okuyama Toshiro, Yamashita Iwao, Kanai Toshio, Yamada Yasuo, Aibiki Mayuki, Sato Keiji, Yamashita Susumu, Yoshida Kenichi, Kasaoka Shunji, Kon Akihide, Rinka Hiroshi, Kato Hiroshi, Okudera Hiroshi, Narimatsu Eichi, Fujiwara Toshifumi, Sugita Manabu, Shichinohe Yasuo, Nakae Hajime, Iiduka Ryouji, Nakamura Mitsunobu, Murata Yuji, Sato Yoshitake, Ishikura Hiroyasu, Myojo Yasuhiro, Tsujita Yasuyuki, Kinoshita Kosaku, Yamaguchi Hiroyuki, Sakurai Toshihiro, Miyatake Satoru, Saotome Takao, Yasuda Susumu, Fujishima Seitaro, Mizushima Yasuaki

    THROMBOSIS AND HAEMOSTASIS   119 ( 11 )   1740 - 1751   2019年11月( ISSN:0340-6245

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1055/s-0039-1693740

  • Identifying Sepsis Populations Benefitting from Anticoagulant Therapy: A Prospective Cohort Study Incorporating a Restricted Cubic Spline Regression Model 査読

    Yamakawa K.

    Thrombosis and Haemostasis   119 ( 11 )   1740 - 1751   2019年11月( ISSN:0340-6245

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.1055/s-0039-1693740

    PubMed

  • Diagnostic accuracy of presepsin for sepsis by the new Sepsis-3 definitions. 査読

    Yamamoto T, Nishimura T, Kaga S, Uchida K, Tachibana Y, Esaki M, Fukushima W, Kondo K, Mizobata Y

    The American journal of emergency medicine   37 ( 10 )   1936 - 1941   2019年10月( ISSN:0735-6757

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.1016/j.ajem.2019.01.025

    PubMed

  • PEMECコースの概要と今後の課題 査読

    福岡 範恭, 山田 広行, 安心院 康彦, 池田 尚人, 尾方 純一, 杉田 学, 髙松 純平, 中村 光伸, 溝端 康光

    日本臨床救急医学会雑誌   22 ( 4 )   580 - 586   2019年08月( ISSN:13450581 ( eISSN:21879001

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>救急隊員による病院前救護における疾病の観察・処置の標準化として『PEMECガイドブック2017』が出版されて以降,PEMECコースが開催されている。本稿ではコース概要と開催状況,参加者より得た意識調査結果から今後の課題について考察し報告する。2018年10月までに行われたコース受講者196名に意識調査を実施した結果,184名から有効な回答が得られた。全体的な評価で「よい」と回答した75名(40.7%)を高評価群,「まあよい」「普通」「あまりよくない」と回答した109名(59.2%)を低評価群に分類し,全体の評価に強く影響を与えたコースプログラムの各項目をロジスティック解析により分類した。その結果「アルゴリズムの理解」「インストラクターの知識」「インストラクターの解説」が評価に関連する主要な因子として明らかになった(<i>p</i><0.05)。コース内容は,概ねよい支持を得ているが,インストラクターの教育技能を向上させること,アルゴリズムの理解を深める指導の必要性が示された。</p>

    DOI: 10.11240/jsem.22.580

    CiNii Article

  • PEMECコースの概要と今後の課題 査読

    福岡 範恭, 山田 広行, 安心院 康彦, 池田 尚人, 尾方 純一, 杉田 学, 高松 純平, 中村 光伸, 溝端 康光

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   22 ( 4 )   580 - 586   2019年08月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    救急隊員による病院前救護における疾病の観察・処置の標準化として『PEMECガイドブック2017』が出版されて以降、PEMECコースが開催されている。本稿ではコース概要と開催状況、参加者より得た意識調査結果から今後の課題について考察し報告する。2018年10月までに行われたコース受講者196名に意識調査を実施した結果、184名から有効な回答が得られた。全体的な評価で「よい」と回答した75名(40.7%)を高評価群、「まあよい」「普通」「あまりよくない」と回答した109名(59.2%)を低評価群に分類し、全体の評価に強く影響を与えたコースプログラムの各項目をロジスティック解析により分類した。その結果「アルゴリズムの理解」「インストラクターの知識」「インストラクターの解説」が評価に関連する主要な因子として明らかになった(p<0.05)。コース内容は、概ねよい支持を得ているが、インストラクターの教育技能を向上させること、アルゴリズムの理解を深める指導の必要性が示された。(著者抄録)

  • PEMECコースの概要と今後の課題 査読

    福岡 範恭, 山田 広行, 安心院 康彦, 池田 尚人, 尾方 純一, 杉田 学, 高松 純平, 中村 光伸, 溝端 康光

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   22 ( 4 )   580 - 586   2019年08月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    救急隊員による病院前救護における疾病の観察・処置の標準化として『PEMECガイドブック2017』が出版されて以降、PEMECコースが開催されている。本稿ではコース概要と開催状況、参加者より得た意識調査結果から今後の課題について考察し報告する。2018年10月までに行われたコース受講者196名に意識調査を実施した結果、184名から有効な回答が得られた。全体的な評価で「よい」と回答した75名(40.7%)を高評価群、「まあよい」「普通」「あまりよくない」と回答した109名(59.2%)を低評価群に分類し、全体の評価に強く影響を与えたコースプログラムの各項目をロジスティック解析により分類した。その結果「アルゴリズムの理解」「インストラクターの知識」「インストラクターの解説」が評価に関連する主要な因子として明らかになった(p<0.05)。コース内容は、概ねよい支持を得ているが、インストラクターの教育技能を向上させること、アルゴリズムの理解を深める指導の必要性が示された。(著者抄録)

  • Nighttime and non-business days are not associated with increased risk of in-hospital mortality in patients with severe sepsis in intensive care units in Japan: The JAAM FORECAST study 査読

    Matsumura Yosuke, Nakada Taka-aki, Abe Toshikazu, Ogura Hiroshi, Shiraishi Atsushi, Kushimoto Shigeki, Saitoh Daizoh, Fujishima Seitaro, Mayumi Toshihiko, Shiino Yasukazu, Tarui Takehiko, Hifumi Toru, Otomo Yasuhiro, Okamoto Kohji, Umemura Yutaka, Kotani Joji, Sakamoto Yuichiro, Sasaki Junichi, Shiraishi Shin-ichiro, Takuma Kiyotsugu, Tsuruta Ryosuke, Hagiwara Akiyoshi, Yamakawa Kazuma, Masuno Tomohiko, Takeyama Naoshi, Yamashita Norio, Ikeda Hiroto, Ueyama Masashi, Fujimi Satoshi, Gando Satoshi, Tasaki Osamu, Mizobata Yasumitsu, Funakoshi Hiraku, Okuyama Toshiro, Yamashita Iwao, Kanai Toshio, Yamada Yasuo, Aibiki Mayuki, Sato Keiji, Yamashita Susumu, Yoshida Kenichi, Kasaoka Shunji, Kon Akihide, Rinka Hiroshi, Kato Hiroshi, Okudera Hiroshi, Narimatsu Eichi, Fujiwara Toshifumi, Sugita Manabu, Shichinohe Yasuo, Nakae Hajime, Iiduka Ryouji, Nakamura Mitsunobu, Murata Yuji, Sato Yoshitake, Ishikura Hiroyasu, Myojo Yasuhiro, Tsujita Yasuyuki, Kinoshita Kosaku, Yamaguchi Hiroyuki, Sakurai Toshihiro, Miyatake Satoru, Saotome Takao, Yasuda Susumu, Mizushima Yasuaki, Gando Satoshi

    JOURNAL OF CRITICAL CARE   52   97 - 102   2019年08月( ISSN:0883-9441

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.jcrc.2019.04.021

  • Nighttime and non-business days are not associated with increased risk of in-hospital mortality in patients with severe sepsis in intensive care units in Japan: The JAAM FORECAST study. 査読

    Yosuke Matsumura, Taka-Aki Nakada, Toshikazu Abe, Hiroshi Ogura, Atsushi Shiraishi, Shigeki Kushimoto, Daizoh Saitoh, Seitaro Fujishima, Toshihiko Mayumi, Yasukazu Shiino, Takehiko Tarui, Toru Hifumi, Yasuhiro Otomo, Kohji Okamoto, Yutaka Umemura, Joji Kotani, Yuichiro Sakamoto, Junichi Sasaki, Shin-Ichiro Shiraishi, Kiyotsugu Takuma, Ryosuke Tsuruta, Akiyoshi Hagiwara, Kazuma Yamakawa, Tomohiko Masuno, Naoshi Takeyama, Norio Yamashita, Hiroto Ikeda, Masashi Ueyama, Satoshi Fujimi, Satoshi Gando

    Journal of critical care   52   97 - 102   2019年08月( ISSN:0883-9441

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    PURPOSE: Hospital services are reduced during off-hour such as nighttime or weekend. Investigations of the off-hour effect on initial management and outcomes in sepsis are very limited. Thus, we tested the hypothesis that patients who were diagnosed with severe sepsis during the nighttime or on non-business days had altered initial management and clinical outcomes. MATERIALS AND METHODS: Patients with severe sepsis from 59 ICUs between 2016 and 2017 were enrolled. The patients were categorized according to the diagnosis time or day and were then compared. The primary outcome was in-hospital mortality. RESULTS: One thousand one hundred and forty-eight patients were analyzed; 769 daytime patients, vs. 379 nighttime patients, and 791 business day patients vs. 357 non-business day patients. There were no significant differences in in-hospital mortality between either daytime and nighttime (24.4% vs. 21.4%, P = .27; nighttime, adjusted odds ratio [OR] 1.17, 95% confidence interval [CI], 0.87-1.59, P = .30) or between business and non-business days (22.9% vs. 24.6%, P = .55; non-business day, adjusted OR 0.85, 95% CI 0.60-1.22, P = .85). Time to antibiotics was significantly shorter in the nighttime (114 vs. 89 min, P = .0055). CONCLUSIONS: Nighttime and weekends were not associated with increased in-hospital mortality of severe sepsis.

    DOI: 10.1016/j.jcrc.2019.04.021

    PubMed

  • PEMECコースの概要と今後の課題

    福岡 範恭, 山田 広行, 安心院 康彦, 池田 尚人, 尾方 純一, 杉田 学, 高松 純平, 中村 光伸, 溝端 康光

    日本臨床救急医学会雑誌   22 ( 4 )   580 - 586   2019年08月( ISSN:1345-0581

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    救急隊員による病院前救護における疾病の観察・処置の標準化として『PEMECガイドブック2017』が出版されて以降、PEMECコースが開催されている。本稿ではコース概要と開催状況、参加者より得た意識調査結果から今後の課題について考察し報告する。2018年10月までに行われたコース受講者196名に意識調査を実施した結果、184名から有効な回答が得られた。全体的な評価で「よい」と回答した75名(40.7%)を高評価群、「まあよい」「普通」「あまりよくない」と回答した109名(59.2%)を低評価群に分類し、全体の評価に強く影響を与えたコースプログラムの各項目をロジスティック解析により分類した。その結果「アルゴリズムの理解」「インストラクターの知識」「インストラクターの解説」が評価に関連する主要な因子として明らかになった(p<0.05)。コース内容は、概ねよい支持を得ているが、インストラクターの教育技能を向上させること、アルゴリズムの理解を深める指導の必要性が示された。(著者抄録)

  • PEMECコースの概要と今後の課題 査読

    福岡 範恭, 山田 広行, 安心院 康彦, 池田 尚人, 尾方 純一, 杉田 学, 高松 純平, 中村 光伸, 溝端 康光

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   22 ( 4 )   580 - 586   2019年08月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    救急隊員による病院前救護における疾病の観察・処置の標準化として『PEMECガイドブック2017』が出版されて以降、PEMECコースが開催されている。本稿ではコース概要と開催状況、参加者より得た意識調査結果から今後の課題について考察し報告する。2018年10月までに行われたコース受講者196名に意識調査を実施した結果、184名から有効な回答が得られた。全体的な評価で「よい」と回答した75名(40.7%)を高評価群、「まあよい」「普通」「あまりよくない」と回答した109名(59.2%)を低評価群に分類し、全体の評価に強く影響を与えたコースプログラムの各項目をロジスティック解析により分類した。その結果「アルゴリズムの理解」「インストラクターの知識」「インストラクターの解説」が評価に関連する主要な因子として明らかになった(p<0.05)。コース内容は、概ねよい支持を得ているが、インストラクターの教育技能を向上させること、アルゴリズムの理解を深める指導の必要性が示された。(著者抄録)

  • Clinical features of patients with candidemia in sepsis 査読

    Komori Akira, Abe Toshikazu, Kushimoto Shigeki, Ogura Hiroshi, Shiraishi Atsushi, Deshpande Gautam A., Saitoh Daizoh, Fujishima Seitaro, Mayumi Toshihiko, Gando Satoshi, Tasaki Osamu, Mizobata Yasumitsu, Funakoshi Hiraku, Okuyama Toshiro, Yamashita Iwao, Kanai Toshio, Yamada Yasuo, Aibiki Mayuki, Sato Keiji, Yamashita Susumu, Yamashita Susumu, Yoshida Kenichi, Kasaoka Shunji, Kon Akihide, Rinka Hiroshi, Kato Hiroshi, Okudera Hiroshi, Narimatsu Eichi, Fujiwara Toshifumi, Sugita Manabu, Shichinohe Yasuo, Nakae Hajime, Iiduka Ryouji, Nakamura Mitsunobu, Murata Yuji, Sato Yoshitake, Ishikura Hiroyasu, Myojo Yasuhiro, Tsujita Yasuyuki, Kinoshita Kosaku, Yamaguchi Hiroyuki, Sakurai Toshihiro, Miyatake Satoru, Saotome Takao, Yasuda Susumu, Abe Toshikazu, Ogura Hiroshi, Umemura Yutaka, Shiraishi Atsushi, Kushimoto Shigeki, Saitoh Daizoh, Fujishima Seitaro, Sasaki Junichi, Mayumi Toshihiko, Shiino Yasukazu, Nakada Taka-aki, Tarui Takehiko, Hifumi Toru, Otomo Yasuhiro, Kotani Joji, Sakamoto Yuichiro, Shiraishi Shin-ichiro, Takuma Kiyotsugu, Tsuruta Ryosuke, Hagiwara Akiyoshi, Yamakawa Kazuma, Takeyama Naoshi, Yamashita Norio, Ikeda Hiroto, Mizushima Yasuaki

    JOURNAL OF GENERAL AND FAMILY MEDICINE   20 ( 4 )   161 - 163   2019年07月( ISSN:2189-7948

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/jgf2.250

  • Clinical features of patients with candidemia in sepsis. 査読

    Akira Komori, Toshikazu Abe, Shigeki Kushimoto, Hiroshi Ogura, Atsushi Shiraishi, Gautam A Deshpande, Daizoh Saitoh, Seitaro Fujishima, Toshihiko Mayumi, Satoshi Gando

    Journal of general and family medicine   20 ( 4 )   161 - 163   2019年07月( ISSN:2189-7948

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国内誌  

    DOI: 10.1002/jgf2.250

    PubMed

  • Role of disseminated intravascular coagulation in severe sepsis 査読

    Gando Satoshi, Shiraishi Atsushi, Yamakawaka Kazuma, Ogura Hiroshi, Saitoh Daizoh, Fujishima Seitaro, Mayumi Toshihiko, Kushimoto Shigeki, Abe Toshikazu, Shiino Yasukazu, Nakada Taka-aki, Tarui Takehiko, Hifumi Toru, Otomo Yasuhiro, Okamoto Kohji, Umemura Yutaka, Kotani Joji, Sakamoto Yuichiro, Sasaki Junichi, Shiraishi Shin-ichiro, Takuma Kiyotsugu, Tsuruta Ryosuke, Hagiwara Akiyoshi, Masuno Tomohiko, Takeyama Naoshi, Yamashita Norio, Ikeda Hiroto, Ueyama Masashi, Fujimi Satoshi, Tasaki Osamu, Mizobata Yasumitsu, Funakoshi Hiraku, Okuyama Toshiro, Yamashita Iwao, Kanai Toshio, Yamada Yasuo, Aibiki Mayuki, Sato Keiji, Yamashita Susumu, Yoshida Kenichi, Kasaoka Shunji, Kon Akihide, Rinka Hiroshi, Kato Hiroshi, Okudera Hiroshi, Narimatsu Eichi, Fujiwara Toshifumi, Sugita Manabu, Shichinohe Yasuo, Nakae Hajime, Iiduka Ryouji, Murata Yuji, Nakamura Mitsunobu, Sato Yoshitake, Ishikura Hiroyasu, Myojo Yasuhiro, Tsujita Yasuyuki, Kinoshita Kosaku, Yamaguchi Hiroyuki, Sakurai Toshihiro, Miyatake Satoru, Saotome Takao, Yasuda Susumu, Mizushima Yasuaki

    THROMBOSIS RESEARCH   178   182 - 188   2019年06月( ISSN:0049-3848

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.thromres.2019.04.025

  • くしゃみ後に突然胸背部痛を生じた特発性肋間動脈破裂の1例 査読

    栗正 誠也, 山本 朋納, 溝端 康光

    (一社)日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   30 ( 6 )   164 - 168   2019年06月( ISSN:0915-924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    くしゃみを契機に発症した特発性肋間動脈破裂の症例を経験したので報告する。症例は57歳の男性。くしゃみ後に突然発症した胸背部痛にて、前医へ救急搬送された。冠危険因子として、コントロール良好な高血圧の既往があるものの、心電図や心エコー検査にて急性冠症候群を示唆する所見は認めなかった。胸腹部造影CT検査にて右第9肋間動脈からの造影剤の血管外漏出像およびその周囲の後縦隔血腫を認め、血管内治療目的に当院救命救急センターへ転送となった。搬入時、呼吸・循環動態は安定していたが、深吸気で増悪する背景痛が持続していた。血管造影検査にて右第9肋間動脈からの造影剤の血管外漏出像を認めたため、コイル塞栓術にて止血術を行った。止血後症状は軽快し、入院翌日の血液検査にて貧血の進行を認めず、止血術後の経過観察目的のため同日前医へと転院した。転院後も症状の悪化はなく、術後4日目に退院した。本症例においては、外傷の既往やカフェオレ斑、神経線維腫症の家族歴は認めず、肋間動脈破裂の明らかな原因は不明であり、特発性肋間動脈破裂と診断した。本疾患は稀な疾患であるが、報告例のほとんどで止血術が実施されているため注意が必要である。くしゃみや強い咳嗽後に説明のつかない胸部痛や背部痛を生じた場合は、本疾患も鑑別疾患として念頭に置いて対応する必要があると思われた。(著者抄録)

  • くしゃみ後に突然胸背部痛を生じた特発性肋間動脈破裂の1例 査読

    栗正 誠也, 山本 朋納, 溝端 康光

    (一社)日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   30 ( 6 )   164 - 168   2019年06月( ISSN:0915-924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    くしゃみを契機に発症した特発性肋間動脈破裂の症例を経験したので報告する。症例は57歳の男性。くしゃみ後に突然発症した胸背部痛にて、前医へ救急搬送された。冠危険因子として、コントロール良好な高血圧の既往があるものの、心電図や心エコー検査にて急性冠症候群を示唆する所見は認めなかった。胸腹部造影CT検査にて右第9肋間動脈からの造影剤の血管外漏出像およびその周囲の後縦隔血腫を認め、血管内治療目的に当院救命救急センターへ転送となった。搬入時、呼吸・循環動態は安定していたが、深吸気で増悪する背景痛が持続していた。血管造影検査にて右第9肋間動脈からの造影剤の血管外漏出像を認めたため、コイル塞栓術にて止血術を行った。止血後症状は軽快し、入院翌日の血液検査にて貧血の進行を認めず、止血術後の経過観察目的のため同日前医へと転院した。転院後も症状の悪化はなく、術後4日目に退院した。本症例においては、外傷の既往やカフェオレ斑、神経線維腫症の家族歴は認めず、肋間動脈破裂の明らかな原因は不明であり、特発性肋間動脈破裂と診断した。本疾患は稀な疾患であるが、報告例のほとんどで止血術が実施されているため注意が必要である。くしゃみや強い咳嗽後に説明のつかない胸部痛や背部痛を生じた場合は、本疾患も鑑別疾患として念頭に置いて対応する必要があると思われた。(著者抄録)

  • Role of disseminated intravascular coagulation in severe sepsis 査読

    Gando S.

    Thrombosis Research   178   182 - 188   2019年06月( ISSN:0049-3848

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.1016/j.thromres.2019.04.025

    PubMed

  • くしゃみ後に突然胸背部痛を生じた特発性肋間動脈破裂の1例

    栗正 誠也, 山本 朋納, 溝端 康光

    日本救急医学会雑誌   30 ( 6 )   164 - 168   2019年06月( ISSN:0915-924X

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    くしゃみを契機に発症した特発性肋間動脈破裂の症例を経験したので報告する。症例は57歳の男性。くしゃみ後に突然発症した胸背部痛にて、前医へ救急搬送された。冠危険因子として、コントロール良好な高血圧の既往があるものの、心電図や心エコー検査にて急性冠症候群を示唆する所見は認めなかった。胸腹部造影CT検査にて右第9肋間動脈からの造影剤の血管外漏出像およびその周囲の後縦隔血腫を認め、血管内治療目的に当院救命救急センターへ転送となった。搬入時、呼吸・循環動態は安定していたが、深吸気で増悪する背景痛が持続していた。血管造影検査にて右第9肋間動脈からの造影剤の血管外漏出像を認めたため、コイル塞栓術にて止血術を行った。止血後症状は軽快し、入院翌日の血液検査にて貧血の進行を認めず、止血術後の経過観察目的のため同日前医へと転院した。転院後も症状の悪化はなく、術後4日目に退院した。本症例においては、外傷の既往やカフェオレ斑、神経線維腫症の家族歴は認めず、肋間動脈破裂の明らかな原因は不明であり、特発性肋間動脈破裂と診断した。本疾患は稀な疾患であるが、報告例のほとんどで止血術が実施されているため注意が必要である。くしゃみや強い咳嗽後に説明のつかない胸部痛や背部痛を生じた場合は、本疾患も鑑別疾患として念頭に置いて対応する必要があると思われた。(著者抄録)

  • くしゃみ後に突然胸背部痛を生じた特発性肋間動脈破裂の1例 査読

    栗正 誠也, 山本 朋納, 溝端 康光

    (一社)日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   30 ( 6 )   164 - 168   2019年06月( ISSN:0915-924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    くしゃみを契機に発症した特発性肋間動脈破裂の症例を経験したので報告する。症例は57歳の男性。くしゃみ後に突然発症した胸背部痛にて、前医へ救急搬送された。冠危険因子として、コントロール良好な高血圧の既往があるものの、心電図や心エコー検査にて急性冠症候群を示唆する所見は認めなかった。胸腹部造影CT検査にて右第9肋間動脈からの造影剤の血管外漏出像およびその周囲の後縦隔血腫を認め、血管内治療目的に当院救命救急センターへ転送となった。搬入時、呼吸・循環動態は安定していたが、深吸気で増悪する背景痛が持続していた。血管造影検査にて右第9肋間動脈からの造影剤の血管外漏出像を認めたため、コイル塞栓術にて止血術を行った。止血後症状は軽快し、入院翌日の血液検査にて貧血の進行を認めず、止血術後の経過観察目的のため同日前医へと転院した。転院後も症状の悪化はなく、術後4日目に退院した。本症例においては、外傷の既往やカフェオレ斑、神経線維腫症の家族歴は認めず、肋間動脈破裂の明らかな原因は不明であり、特発性肋間動脈破裂と診断した。本疾患は稀な疾患であるが、報告例のほとんどで止血術が実施されているため注意が必要である。くしゃみや強い咳嗽後に説明のつかない胸部痛や背部痛を生じた場合は、本疾患も鑑別疾患として念頭に置いて対応する必要があると思われた。(著者抄録)

  • Variations in infection sites and mortality rates among patients in intensive care units with severe sepsis and septic shock in Japan 査読

    Abe Toshikazu, Ogura Hiroshi, Kushimoto Shigeki, Shiraishi Atsushi, Sugiyama Takehiro, Deshpande Gautam A., Uchida Masatoshi, Nagata Isao, Saitoh Daizoh, Fujishima Seitaro, Mayumi Toshihiko, Hifumi Toru, Shiino Yasukazu, Nakada Taka-aki, Tarui Takehiko, Otomo Yasuhiro, Okamoto Kohji, Umemura Yutaka, Kotani Joji, Sakamoto Yuichiro, Sasaki Junichi, Shiraishi Shin-ichiro, Takuma Kiyotsugu, Tsuruta Ryosuke, Hagiwara Akiyoshi, Yamakawa Kazuma, Masuno Tomohiko, Takeyama Naoshi, Yamashita Norio, Ikeda Hiroto, Ueyama Masashi, Fujimi Satoshi, Gando Satoshi, Tasaki Osamu, Mizobata Yasumitsu, Funakoshi Hiraku, Okuyama Toshiro, Yamashita Iwao, Kanai Toshio, Yamada Yasuo, Aibiki Mayuki, Sato Keiji, Yamashita Susumu, Yoshida Kenichi, Kasaoka Shunji, Kon Akihide, Rinka Hiroshi, Kato Hiroshi, Okudera Hiroshi, Narimatsu Eichi, Fujiwara Toshifumi, Sugita Manabu, Shichinohe Yasuo, Nakae Hajime, Iiduka Ryouji, Nakamura Mitsunobu, Murata Yuji, Sato Yoshitake, Ishikura Hiroyasu, Myojo Yasuhiro, Tsujita Yasuyuki, Kinoshita Kosaku, Yamaguchi Hiroyuki, Sakurai Toshihiro, Miyatake Satoru, Saotome Takao, Yasuda Susumu, Mizushima Yasuaki

    JOURNAL OF INTENSIVE CARE   7   2019年05月( ISSN:2052-0492

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/s40560-019-0383-3

  • 一般社団法人Healthcare BCP コンソーシアムを 拠点として守る災害時の命と健康 査読

    中尾 博之, 有賀 徹, 坂本 哲也, 野口 英一, 横田 裕行, 溝端 康光, 田中 淳

    保健医療科学   68 ( 2 )   96 - 102   2019年05月( ISSN:13476459 ( eISSN:24320722

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>平成16年,内閣府「民間と市場の力を活かした防災戦略の基本的提言」によると,大災害に備えるためには地域連携力や企業との協力体制のある平時社会システムが必要であると述べられている.しかし,災害時のHealthcare 継続計画(Healthcare BCP)においては,平時に行われていないことを,平時と異なる仕組みで実施しなければならない.</p><p>地域のHealthcareの組織化と役割分担,地域としてインフラの維持,医薬品の優先供給,避難所状況の把握のもとに,各施設単位でのBCPと地域一体型としての計画,「マクロBCP」が不可欠である.さらに,Healthcare領域,インフラ・医療関連業界,生活レベルを安定化させる業界の 3 層構造間における「組織間学習」による相互理解を行う場が必要である.このような業種を超えた組織間学習の場として,平成29年11月に一般社団法人「Healthcare BCP コンソーシアム(HBC)」を設立するに至った.これは,内閣府が指摘する社会システムともなる.この基本概念は,異職種が目的を達成するためにともに知恵を出し合う機会を持ち,全体としてのレベルアップにつなげていく「能力構築連携」を継続的な進化を伴って成し遂げていくことである.また,災害時の地域医療対応能力は絶妙のバランスで構築された「災害医療の積木構造」からなり,コーディネートに係る経験,知識を持つ人材育成が不可欠である.</p><p>岡山県における2018西日本豪雨災害では,連携体制は構築(能力構築連携)されておらず,内外の支援組織(積み木片)を絶妙のバランスでマネジメントするために「倉敷地域災害保健復興連絡会議」(KuraDRO(クラドロ))が設置された.また,早期の保険医療移行は地域医療の底上げに寄与した.一方,準備期からのミクロ及びマクロのBCPを策定する制度がまだ一般的ではなかったために,医療の局所または全体像を俯瞰できる機会を失ってしまった.①被災範囲が比較的狭くために地域外からの支援を受けやすかったこと,②被災地域の結びつきが強かったことによって限局対応で済んだが,大災害では当てはまらない.</p><p>HBCを中心として,学術的な助けによる努力評価指標の設定,各種規格設定,教育・訓練仕法の確立を行う必要がある.</p>

    DOI: 10.20683/jniph.68.2_96

    CiNii Article

  • Efficacy and safety of TEVAR with debranching technique for blunt traumatic aortic injury in patients with severe multiple trauma. 査読

    Uchida K, Nishimura T, Yamamoto H, Mizobata Y

    European journal of trauma and emergency surgery : official publication of the European Trauma Society   2019年04月( ISSN:1863-9933

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1007/s00068-019-01123-3

    PubMed

  • NoTAM(Non-Technical Skills for Acute Medicine)研修受講前後の看護師のチームワークに対する意識の変化について 査読

    岩村 真理, 安田 果枝, 島本 千秋, 晋山 直樹, 寺田 貴史, 野田 智宏, 西村 哲郎, 溝端 康光

    日本臨床救急医学会雑誌   22 ( 1 )   27 - 32   2019年02月( ISSN:13450581 ( eISSN:21879001

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>救急診療では病態の評価と治療方針の決定が同時に行われるため,医師・看護師にはテクニカルスキルに加え,ノンテクニカルスキルが求められる。今回,救急領域におけるノンテクニカルスキルの習得を目標とした研修Non-Technical Skills for Acute Medicine(NoTAM)を策定し,本研修を受講することによる看護師のチームワークに対する意識変化について検討した。NoTAM研修を受講した看護師12名を対象に,受講前と受講1カ月後にアンケート調査を行った。各質問項目を6段階で評価し,4つのカテゴリーごとに受講前後の点数を比較した。結果,『問題指摘に対する抵抗感』の項目である【はっきりしないときは自分の意見を言うことをためらう/知識不足なせいで意見が言いにくいことがよくある/他チーム員の前でわからないことを質問するとき,力不足だと感じる】が有意に低下し,チームワークにおける看護師のメンバーシップについての理解が深まったと考えられた。</p>

    DOI: 10.11240/jsem.22.27

    CiNii Article

  • 特集 腹部外傷の救急手術手技2019 腎損傷の手術

    野田 智宏, 溝端 康光

    手術   73 ( 2 )   153 - 158   2019年02月( ISSN:00374423

  • NoTAM(Non-Technical Skills for Acute Medicine)研修受講前後の看護師のチームワークに対する意識の変化について 査読

    岩村 真理, 安田 果枝, 島本 千秋, 晋山 直樹, 寺田 貴史, 野田 智宏, 西村 哲郎, 溝端 康光

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   22 ( 1 )   27 - 32   2019年02月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    救急診療では病態の評価と治療方針の決定が同時に行われるため、医師・看護師にはテクニカルスキルに加え、ノンテクニカルスキルが求められる。今回、救急領域におけるノンテクニカルスキルの習得を目標とした研修Non-Technical Skills for Acute Medicine(NoTAM)を策定し、本研修を受講することによる看護師のチームワークに対する意識変化について検討した。NoTAM研修を受講した看護師12名を対象に、受講前と受講1ヵ月後にアンケート調査を行った。各質問項目を6段階で評価し、4つのカテゴリーごとに受講前後の点数を比較した。結果、『問題指摘に対する抵抗感』の項目である【はっきりしないときは自分の意見を言うことをためらう/知識不足なせいで意見が言いにくいことがよくある/他チーム員の前でわからないことを質問するとき、力不足だと感じる】が有意に低下し、チームワークにおける看護師のメンバーシップについての理解が深まったと考えられた。(著者抄録)

  • NoTAM(Non-Technical Skills for Acute Medicine)研修受講前後の看護師のチームワークに対する意識の変化について 査読

    岩村 真理, 安田 果枝, 島本 千秋, 晋山 直樹, 寺田 貴史, 野田 智宏, 西村 哲郎, 溝端 康光

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   22 ( 1 )   27 - 32   2019年02月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    救急診療では病態の評価と治療方針の決定が同時に行われるため、医師・看護師にはテクニカルスキルに加え、ノンテクニカルスキルが求められる。今回、救急領域におけるノンテクニカルスキルの習得を目標とした研修Non-Technical Skills for Acute Medicine(NoTAM)を策定し、本研修を受講することによる看護師のチームワークに対する意識変化について検討した。NoTAM研修を受講した看護師12名を対象に、受講前と受講1ヵ月後にアンケート調査を行った。各質問項目を6段階で評価し、4つのカテゴリーごとに受講前後の点数を比較した。結果、『問題指摘に対する抵抗感』の項目である【はっきりしないときは自分の意見を言うことをためらう/知識不足なせいで意見が言いにくいことがよくある/他チーム員の前でわからないことを質問するとき、力不足だと感じる】が有意に低下し、チームワークにおける看護師のメンバーシップについての理解が深まったと考えられた。(著者抄録)

  • NoTAM(Non-Technical Skills for Acute Medicine)研修受講前後の看護師のチームワークに対する意識の変化について 査読

    岩村 真理, 安田 果枝, 島本 千秋, 晋山 直樹, 寺田 貴史, 野田 智宏, 西村 哲郎, 溝端 康光

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   22 ( 1 )   27 - 32   2019年02月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    救急診療では病態の評価と治療方針の決定が同時に行われるため、医師・看護師にはテクニカルスキルに加え、ノンテクニカルスキルが求められる。今回、救急領域におけるノンテクニカルスキルの習得を目標とした研修Non-Technical Skills for Acute Medicine(NoTAM)を策定し、本研修を受講することによる看護師のチームワークに対する意識変化について検討した。NoTAM研修を受講した看護師12名を対象に、受講前と受講1ヵ月後にアンケート調査を行った。各質問項目を6段階で評価し、4つのカテゴリーごとに受講前後の点数を比較した。結果、『問題指摘に対する抵抗感』の項目である【はっきりしないときは自分の意見を言うことをためらう/知識不足なせいで意見が言いにくいことがよくある/他チーム員の前でわからないことを質問するとき、力不足だと感じる】が有意に低下し、チームワークにおける看護師のメンバーシップについての理解が深まったと考えられた。(著者抄録)

  • NoTAM(Non-Technical Skills for Acute Medicine)研修受講前後の看護師のチームワークに対する意識の変化について

    岩村 真理, 安田 果枝, 島本 千秋, 晋山 直樹, 寺田 貴史, 野田 智宏, 西村 哲郎, 溝端 康光

    日本臨床救急医学会雑誌   22 ( 1 )   27 - 32   2019年02月( ISSN:1345-0581

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    救急診療では病態の評価と治療方針の決定が同時に行われるため、医師・看護師にはテクニカルスキルに加え、ノンテクニカルスキルが求められる。今回、救急領域におけるノンテクニカルスキルの習得を目標とした研修Non-Technical Skills for Acute Medicine(NoTAM)を策定し、本研修を受講することによる看護師のチームワークに対する意識変化について検討した。NoTAM研修を受講した看護師12名を対象に、受講前と受講1ヵ月後にアンケート調査を行った。各質問項目を6段階で評価し、4つのカテゴリーごとに受講前後の点数を比較した。結果、『問題指摘に対する抵抗感』の項目である【はっきりしないときは自分の意見を言うことをためらう/知識不足なせいで意見が言いにくいことがよくある/他チーム員の前でわからないことを質問するとき、力不足だと感じる】が有意に低下し、チームワークにおける看護師のメンバーシップについての理解が深まったと考えられた。(著者抄録)

  • Diagnostic accuracy of presepsin for sepsis by the new Sepsis-3 definitions. 査読

    Yamamoto T, Nishimura T, Kaga S, Uchida K, Tachibana Y, Esaki M, Fukushima W, Kondo K, Mizobata Y

    The American journal of emergency medicine   2019年01月( ISSN:0735-6757

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.ajem.2019.01.025

    PubMed

  • 一般社団法人Healthcare BCP コンソーシアムを 拠点として守る災害時の命と健康 査読

    中尾 博之, 有賀 徹, 坂本 哲也, 野口 英一, 横田 裕行, 溝端 康光, 田中 淳

    国立保健医療科学院 保健医療科学   68 ( 2 )   96 - 102   2019年( ISSN:1347-6459

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>平成16年,内閣府「民間と市場の力を活かした防災戦略の基本的提言」によると,大災害に備えるためには地域連携力や企業との協力体制のある平時社会システムが必要であると述べられている.しかし,災害時のHealthcare 継続計画(Healthcare BCP)においては,平時に行われていないことを,平時と異なる仕組みで実施しなければならない.</p><p>地域のHealthcareの組織化と役割分担,地域としてインフラの維持,医薬品の優先供給,避難所状況の把握のもとに,各施設単位でのBCPと地域一体型としての計画,「マクロBCP」が不可欠である.さらに,Healthcare領域,インフラ・医療関連業界,生活レベルを安定化させる業界の 3 層構造間における「組織間学習」による相互理解を行う場が必要である.このような業種を超えた組織間学習の場として,平成29年11月に一般社団法人「Healthcare BCP コンソーシアム(HBC)」を設立するに至った.これは,内閣府が指摘する社会システムともなる.この基本概念は,異職種が目的を達成するためにともに知恵を出し合う機会を持ち,全体としてのレベルアップにつなげていく「能力構築連携」を継続的な進化を伴って成し遂げていくことである.また,災害時の地域医療対応能力は絶妙のバランスで構築された「災害医療の積木構造」からなり,コーディネートに係る経験,知識を持つ人材育成が不可欠である.</p><p>岡山県における2018西日本豪雨災害では,連携体制は構築(能力構築連携)されておらず,内外の支援組織(積み木片)を絶妙のバランスでマネジメントするために「倉敷地域災害保健復興連絡会議」(KuraDRO(クラドロ))が設置された.また,早期の保険医療移行は地域医療の底上げに寄与した.一方,準備期からのミクロ及びマクロのBCPを策定する制度がまだ一般的ではなかったために,医療の局所または全体像を俯瞰できる機会を失ってしまった.①被災範囲が比較的狭くために地域外からの支援を受けやすかったこと,②被災地域の結びつきが強かったことによって限局対応で済んだが,大災害では当てはまらない.</p><p>HBCを中心として,学術的な助けによる努力評価指標の設定,各種規格設定,教育・訓練仕法の確立を行う必要がある.</p>

    DOI: 10.20683/jniph.68.2_96

    CiNii Article

  • PEMECコースの概要と今後の課題 査読

    福岡 範恭, 山田 広行, 安心院 康彦, 池田 尚人, 尾方 純一, 杉田 学, 髙松 純平, 中村 光伸, 溝端 康光

    一般社団法人 日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   22 ( 4 )   580 - 586   2019年( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>救急隊員による病院前救護における疾病の観察・処置の標準化として『PEMECガイドブック2017』が出版されて以降,PEMECコースが開催されている。本稿ではコース概要と開催状況,参加者より得た意識調査結果から今後の課題について考察し報告する。2018年10月までに行われたコース受講者196名に意識調査を実施した結果,184名から有効な回答が得られた。全体的な評価で「よい」と回答した75名(40.7%)を高評価群,「まあよい」「普通」「あまりよくない」と回答した109名(59.2%)を低評価群に分類し,全体の評価に強く影響を与えたコースプログラムの各項目をロジスティック解析により分類した。その結果「アルゴリズムの理解」「インストラクターの知識」「インストラクターの解説」が評価に関連する主要な因子として明らかになった(<i>p</i><0.05)。コース内容は,概ねよい支持を得ているが,インストラクターの教育技能を向上させること,アルゴリズムの理解を深める指導の必要性が示された。</p>

    DOI: 10.11240/jsem.22.580

    CiNii Article

  • NoTAM(Non-Technical Skills for Acute Medicine)研修受講前後の看護師のチームワークに対する意識の変化について 査読

    岩村 真理, 安田 果枝, 島本 千秋, 晋山 直樹, 寺田 貴史, 野田 智宏, 西村 哲郎, 溝端 康光

    一般社団法人 日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   22 ( 1 )   27 - 32   2019年( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>救急診療では病態の評価と治療方針の決定が同時に行われるため,医師・看護師にはテクニカルスキルに加え,ノンテクニカルスキルが求められる。今回,救急領域におけるノンテクニカルスキルの習得を目標とした研修Non-Technical Skills for Acute Medicine(NoTAM)を策定し,本研修を受講することによる看護師のチームワークに対する意識変化について検討した。NoTAM研修を受講した看護師12名を対象に,受講前と受講1カ月後にアンケート調査を行った。各質問項目を6段階で評価し,4つのカテゴリーごとに受講前後の点数を比較した。結果,『問題指摘に対する抵抗感』の項目である【はっきりしないときは自分の意見を言うことをためらう/知識不足なせいで意見が言いにくいことがよくある/他チーム員の前でわからないことを質問するとき,力不足だと感じる】が有意に低下し,チームワークにおける看護師のメンバーシップについての理解が深まったと考えられた。</p>

    DOI: 10.11240/jsem.22.27

    CiNii Article

  • Variations in infection sites and mortality rates among patients in intensive care units with severe sepsis and septic shock in Japan. 査読

    Toshikazu Abe, Hiroshi Ogura, Shigeki Kushimoto, Atsushi Shiraishi, Takehiro Sugiyama, Gautam A Deshpande, Masatoshi Uchida, Isao Nagata, Daizoh Saitoh, Seitaro Fujishima, Toshihiko Mayumi, Toru Hifumi, Yasukazu Shiino, Taka-Aki Nakada, Takehiko Tarui, Yasuhiro Otomo, Kohji Okamoto, Yutaka Umemura, Joji Kotani, Yuichiro Sakamoto, Junichi Sasaki, Shin-Ichiro Shiraishi, Kiyotsugu Takuma, Ryosuke Tsuruta, Akiyoshi Hagiwara, Kazuma Yamakawa, Tomohiko Masuno, Naoshi Takeyama, Norio Yamashita, Hiroto Ikeda, Masashi Ueyama, Satoshi Fujimi, Satoshi Gando

    Journal of intensive care   7   28 - 28   2019年( ISSN:2052-0492

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   国際・国内誌:国際誌  

    Background: Accurate and early identification of infection sites might help to drive crucial decisions regarding the treatment of sepsis. We aimed to determine the clinical and etiological features of infection according to sites among patients with severe sepsis in Japan. Methods: This secondary analysis of a multicenter, prospective cohort study included 59 intensive care units (ICU) and proceeded between January 2016 and March 2017. The study cohort comprised 1184 adults (≥ 16 years) who were admitted to an ICU with severe sepsis and septic shock diagnosed according to the sepsis-2 criteria. Sites of infection diagnosed by physicians in charge at the time of arrival comprised the lung, abdomen, urinary tract, soft tissue, bloodstream, central nervous system (CNS), and undifferentiated infections. The primary outcome was in-hospital mortality. Results: The most common sites of infection were the lungs (31.0%), followed by intra-abdominal sites (26.3%), the urinary tract (18.4%), and soft tissue (10.9%). The characteristics of the patients with severe sepsis across seven major suspected infection sites were heterogeneous. Septic shock was more frequent among patients with intra-abdominal (72.2%) and urinary tract (70.2%) infections than other sites. The in-hospital mortality rate due to severe sepsis and septic shock of a pooled sample was 23.4% (range, 11.9% [urinary tract infection] to 47.6% [CNS infection]). After adjusting for clinical background, sepsis severity, and stratification according to the presence or absence of shock, variations in hospital mortality across seven major sites of infection remained essentially unchanged from those for crude in-hospital mortality; adjusted in-hospital mortality rates ranged from 7.7% (95%CI, - 0.3 to 15.8) for urinary tract infection without shock to 58.3% (95%CI, 21.0-95.7) for CNS infection with shock in a generalized estimating equation model. Intra-abdominal and urinary tract infections were statistically associated with less in-hospital mortality than pneumonia. Infections of the CNS were statistically associated with higher in-hospital mortality rates than pneumonia in a logistic regression model, but not in the generalized estimating equation model. Conclusions: In-hospital mortality and clinical features of patients with severe sepsis and septic shock were heterogeneous according to sites of infection.

    DOI: 10.1186/s40560-019-0383-3

    PubMed

  • 救急電話相談での緊急度判定で緊急度が低かった救急車出動事例の検討 査読

    片山 祐介, 北村 哲久, 清原 康介, 酒井 智彦, 溝端 康光, 嶋津 岳士

    日本臨床救急医学会雑誌   21 ( 6 )   697 - 703   2018年12月( ISSN:13450581 ( eISSN:21879001

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>患者が病院を受診すべきか否かを自身で判断できないことは救急車要請の一因である。その一方で,電話相談で「緊急度が低い」と判定されたにもかかわらず救急車出動した事例の実態については明らかにされていない。<b>方法</b>:対象者は2013〜2015年に大阪市内から救急電話相談に電話をし,「緊急度が低い」と判定された症例で,救急車が出動した症例のうち救急活動記録とひもづけできた救急搬送患者である。5歳年齢階層ごとの判定例1,000人当たりの救急車出動数を算出し,年齢階層別の動向をJoinpoint分析で評価した。<b>結果</b>:緊急度が低いにもかかわらず救急車が出動したのは185件で,もっとも多かった年齢階層は0〜4歳群で23件であった。一方でJoinpoint分析結果では,35〜39歳以降大きく増加していた。<b>考察</b>:とくに高齢者では緊急度が低いにもかかわらず救急車が出動する傾向にあり,救急車に代わる病院受診手段の確立が求められる。</p>

    DOI: 10.11240/jsem.21.697

    CiNii Article

  • 救急電話相談での緊急度判定で緊急度が低かった救急車出動事例の検討 査読

    片山 祐介, 北村 哲久, 清原 康介, 酒井 智彦, 溝端 康光, 嶋津 岳士

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   21 ( 6 )   697 - 703   2018年12月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    患者が病院を受診すべきか否かを自身で判断できないことは救急車要請の一因である。その一方で、電話相談で「緊急度が低い」と判定されたにもかかわらず救急車出動した事例の実態については明らかにされていない。方法:対象者は2013〜2015年に大阪市内から救急電話相談に電話をし、「緊急度が低い」と判定された症例で、救急車が出動した症例のうち救急活動記録とひもづけできた救急搬送患者である。5歳年齢階層ごとの判定例1,000人当たりの救急車出動数を算出し、年齢階層別の動向をJoinpoint分析で評価した。結果:緊急度が低いにもかかわらず救急車が出動したのは185件で、もっとも多かった年齢階層は0〜4歳群で23件であった。一方でJoinpoint分析結果では、35〜39歳以降大きく増加していた。考察:とくに高齢者では緊急度が低いにもかかわらず救急車が出動する傾向にあり、救急車に代わる病院受診手段の確立が求められる。(著者抄録)

  • 救急電話相談での緊急度判定で緊急度が低かった救急車出動事例の検討 査読

    片山 祐介, 北村 哲久, 清原 康介, 酒井 智彦, 溝端 康光, 嶋津 岳士

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   21 ( 6 )   697 - 703   2018年12月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    患者が病院を受診すべきか否かを自身で判断できないことは救急車要請の一因である。その一方で、電話相談で「緊急度が低い」と判定されたにもかかわらず救急車出動した事例の実態については明らかにされていない。方法:対象者は2013〜2015年に大阪市内から救急電話相談に電話をし、「緊急度が低い」と判定された症例で、救急車が出動した症例のうち救急活動記録とひもづけできた救急搬送患者である。5歳年齢階層ごとの判定例1,000人当たりの救急車出動数を算出し、年齢階層別の動向をJoinpoint分析で評価した。結果:緊急度が低いにもかかわらず救急車が出動したのは185件で、もっとも多かった年齢階層は0〜4歳群で23件であった。一方でJoinpoint分析結果では、35〜39歳以降大きく増加していた。考察:とくに高齢者では緊急度が低いにもかかわらず救急車が出動する傾向にあり、救急車に代わる病院受診手段の確立が求められる。(著者抄録)

  • 救急電話相談での緊急度判定で緊急度が低かった救急車出動事例の検討

    片山 祐介, 北村 哲久, 清原 康介, 酒井 智彦, 溝端 康光, 嶋津 岳士

    日本臨床救急医学会雑誌   21 ( 6 )   697 - 703   2018年12月( ISSN:1345-0581

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    患者が病院を受診すべきか否かを自身で判断できないことは救急車要請の一因である。その一方で、電話相談で「緊急度が低い」と判定されたにもかかわらず救急車出動した事例の実態については明らかにされていない。方法:対象者は2013~2015年に大阪市内から救急電話相談に電話をし、「緊急度が低い」と判定された症例で、救急車が出動した症例のうち救急活動記録とひもづけできた救急搬送患者である。5歳年齢階層ごとの判定例1,000人当たりの救急車出動数を算出し、年齢階層別の動向をJoinpoint分析で評価した。結果:緊急度が低いにもかかわらず救急車が出動したのは185件で、もっとも多かった年齢階層は0~4歳群で23件であった。一方でJoinpoint分析結果では、35~39歳以降大きく増加していた。考察:とくに高齢者では緊急度が低いにもかかわらず救急車が出動する傾向にあり、救急車に代わる病院受診手段の確立が求められる。(著者抄録)

  • 救急電話相談での緊急度判定で緊急度が低かった救急車出動事例の検討 査読

    片山 祐介, 北村 哲久, 清原 康介, 酒井 智彦, 溝端 康光, 嶋津 岳士

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   21 ( 6 )   697 - 703   2018年12月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    患者が病院を受診すべきか否かを自身で判断できないことは救急車要請の一因である。その一方で、電話相談で「緊急度が低い」と判定されたにもかかわらず救急車出動した事例の実態については明らかにされていない。方法:対象者は2013〜2015年に大阪市内から救急電話相談に電話をし、「緊急度が低い」と判定された症例で、救急車が出動した症例のうち救急活動記録とひもづけできた救急搬送患者である。5歳年齢階層ごとの判定例1,000人当たりの救急車出動数を算出し、年齢階層別の動向をJoinpoint分析で評価した。結果:緊急度が低いにもかかわらず救急車が出動したのは185件で、もっとも多かった年齢階層は0〜4歳群で23件であった。一方でJoinpoint分析結果では、35〜39歳以降大きく増加していた。考察:とくに高齢者では緊急度が低いにもかかわらず救急車が出動する傾向にあり、救急車に代わる病院受診手段の確立が求められる。(著者抄録)

  • 鈍的外傷による骨傷,脱臼を伴わない膝窩動脈損傷の1例 査読

    福廣 吉晃, 小川 達也, 北山 仁士, 溝端 康光

    日本血管外科学会雑誌   27 ( 4 )   333 - 336   2018年08月( ISSN:09186778 ( eISSN:1881767X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>膝窩動脈損傷は,骨傷や脱臼との関連が指摘されており,本邦ではこれまで143例の症例報告がなされている.その中でも鈍的外傷により骨傷や脱臼を伴わない膝窩動脈損傷の報告例は15例であり稀である.症例は47歳,男性,就業中に下肢を挟まれ受傷した.右大腿から膝窩にかけて疼痛と圧痛を認めたが,明らかな膝関節脱臼,靭帯損傷,骨傷は認められなかった.膝窩動脈以下の動脈拍動は触知せず,造影CT検査にて膝窩動脈の高度狭窄を認めたため,自家静脈によるバイパス術を行い良好な結果が得られた.膝関節脱臼,靭帯損傷,骨傷を伴わない鈍的下肢外傷の症例でも動脈損傷をきたすことがあり注意が必要である.</p>

    DOI: 10.11401/jsvs.18-00050

    CiNii Article

  • 鈍的外傷による骨傷、脱臼を伴わない膝窩動脈損傷の1例 査読

    福廣 吉晃, 小川 達也, 北山 仁士, 溝端 康光

    (NPO)日本血管外科学会 日本血管外科学会雑誌   27 ( 4 )   333 - 336   2018年08月( ISSN:0918-6778

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    膝窩動脈損傷は、骨傷や脱臼との関連が指摘されており、本邦ではこれまで143例の症例報告がなされている。その中でも鈍的外傷により骨傷や脱臼を伴わない膝窩動脈損傷の報告例は15例であり稀である。症例は47歳、男性、就業中に下肢を挟まれ受傷した。右大腿から膝窩にかけて疼痛と圧痛を認めたが、明らかな膝関節脱臼、靱帯損傷、骨傷は認められなかった。膝窩動脈以下の動脈拍動は触知せず、造影CT検査にて膝窩動脈の高度狭窄を認めたため、自家静脈によるバイパス術を行い良好な結果が得られた。膝関節脱臼、靱帯損傷、骨傷を伴わない鈍的下肢外傷の症例でも動脈損傷をきたすことがあり注意が必要である。(著者抄録)

  • 鈍的外傷による骨傷、脱臼を伴わない膝窩動脈損傷の1例 査読

    福廣 吉晃, 小川 達也, 北山 仁士, 溝端 康光

    (NPO)日本血管外科学会 日本血管外科学会雑誌   27 ( 4 )   333 - 336   2018年08月( ISSN:0918-6778

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    膝窩動脈損傷は、骨傷や脱臼との関連が指摘されており、本邦ではこれまで143例の症例報告がなされている。その中でも鈍的外傷により骨傷や脱臼を伴わない膝窩動脈損傷の報告例は15例であり稀である。症例は47歳、男性、就業中に下肢を挟まれ受傷した。右大腿から膝窩にかけて疼痛と圧痛を認めたが、明らかな膝関節脱臼、靱帯損傷、骨傷は認められなかった。膝窩動脈以下の動脈拍動は触知せず、造影CT検査にて膝窩動脈の高度狭窄を認めたため、自家静脈によるバイパス術を行い良好な結果が得られた。膝関節脱臼、靱帯損傷、骨傷を伴わない鈍的下肢外傷の症例でも動脈損傷をきたすことがあり注意が必要である。(著者抄録)

  • 鈍的外傷による骨傷、脱臼を伴わない膝窩動脈損傷の1例 査読

    福廣 吉晃, 小川 達也, 北山 仁士, 溝端 康光

    (NPO)日本血管外科学会 日本血管外科学会雑誌   27 ( 4 )   333 - 336   2018年08月( ISSN:0918-6778

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    膝窩動脈損傷は、骨傷や脱臼との関連が指摘されており、本邦ではこれまで143例の症例報告がなされている。その中でも鈍的外傷により骨傷や脱臼を伴わない膝窩動脈損傷の報告例は15例であり稀である。症例は47歳、男性、就業中に下肢を挟まれ受傷した。右大腿から膝窩にかけて疼痛と圧痛を認めたが、明らかな膝関節脱臼、靱帯損傷、骨傷は認められなかった。膝窩動脈以下の動脈拍動は触知せず、造影CT検査にて膝窩動脈の高度狭窄を認めたため、自家静脈によるバイパス術を行い良好な結果が得られた。膝関節脱臼、靱帯損傷、骨傷を伴わない鈍的下肢外傷の症例でも動脈損傷をきたすことがあり注意が必要である。(著者抄録)

  • 鈍的外傷による骨傷、脱臼を伴わない膝窩動脈損傷の1例

    福廣 吉晃, 小川 達也, 北山 仁士, 溝端 康光

    日本血管外科学会雑誌   27 ( 4 )   333 - 336   2018年08月( ISSN:0918-6778

     詳細を見る

    膝窩動脈損傷は、骨傷や脱臼との関連が指摘されており、本邦ではこれまで143例の症例報告がなされている。その中でも鈍的外傷により骨傷や脱臼を伴わない膝窩動脈損傷の報告例は15例であり稀である。症例は47歳、男性、就業中に下肢を挟まれ受傷した。右大腿から膝窩にかけて疼痛と圧痛を認めたが、明らかな膝関節脱臼、靱帯損傷、骨傷は認められなかった。膝窩動脈以下の動脈拍動は触知せず、造影CT検査にて膝窩動脈の高度狭窄を認めたため、自家静脈によるバイパス術を行い良好な結果が得られた。膝関節脱臼、靱帯損傷、骨傷を伴わない鈍的下肢外傷の症例でも動脈損傷をきたすことがあり注意が必要である。(著者抄録)

  • 体幹部実質内臓への鈍的損傷後の遅発性の望ましくないイベントの予測は可能か(Can we predict delayed undesirable events after blunt injury to the torso visceral organs?) 査読

    Uchida Kenichiro, Mizobata Yasumitsu, Hagawa Naohiro, Yamamoto Tomonori, Kaga Shinichiro, Noda Tomohiro, Shinyama Naoki, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   5 ( 2 )   160 - 165   2018年04月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    実質内臓への鈍的損傷患者を対象に、遅発性の望ましくないイベントの発現頻度を評価し、追跡期間の画像診断の時期、適切な観察期間を調べる後ろ向き調査を実施した。対象は当院にて非手術的管理(NOM)治療を行った鈍的脾損傷(S)、肝損傷(L)、腎損傷(K)患者とした。2013年1月〜2017年1月に鈍的内臓損傷で入院した57例のうち、22例を除外した。NOMを実施した35例中(Lは10例、Sは17例、Kは6例、L&Sは1例、S&Kは1例)、14例に経カテーテル動脈塞栓術を施行した。遅発性の望ましくないイベントは4例で認められた。3例は入院第6〜7日の脾臓仮性動脈瘤患者であり、1例は入院第7日の遅発性脾破裂患者であった。入院後1〜2日に実施された2回目の追加CTでは遅発性イベントの好ましくない転帰を予測する有意義な所見は示されなかった。遅発性イベント患者は無イベント患者と比較して腹痛の持続期間が長かった。

  • Can we predict delayed undesirable events after blunt injury to the torso visceral organs? 査読

    Uchida Kenichiro, Mizobata Yasumitsu, Hagawa Naohiro, Yamamoto Tomonori, Kaga Shinichiro, Noda Tomohiro, Shinyama Naoki, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa

    ACUTE MEDICINE & SURGERY   5 ( 2 )   160 - 165   2018年04月( ISSN:2052-8817

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.330

    PubMed

  • 体幹部実質内臓への鈍的損傷後の遅発性の望ましくないイベントの予測は可能か(Can we predict delayed undesirable events after blunt injury to the torso visceral organs?) 査読

    Uchida Kenichiro, Mizobata Yasumitsu, Hagawa Naohiro, Yamamoto Tomonori, Kaga Shinichiro, Noda Tomohiro, Shinyama Naoki, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   5 ( 2 )   160 - 165   2018年04月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    実質内臓への鈍的損傷患者を対象に、遅発性の望ましくないイベントの発現頻度を評価し、追跡期間の画像診断の時期、適切な観察期間を調べる後ろ向き調査を実施した。対象は当院にて非手術的管理(NOM)治療を行った鈍的脾損傷(S)、肝損傷(L)、腎損傷(K)患者とした。2013年1月〜2017年1月に鈍的内臓損傷で入院した57例のうち、22例を除外した。NOMを実施した35例中(Lは10例、Sは17例、Kは6例、L&Sは1例、S&Kは1例)、14例に経カテーテル動脈塞栓術を施行した。遅発性の望ましくないイベントは4例で認められた。3例は入院第6〜7日の脾臓仮性動脈瘤患者であり、1例は入院第7日の遅発性脾破裂患者であった。入院後1〜2日に実施された2回目の追加CTでは遅発性イベントの好ましくない転帰を予測する有意義な所見は示されなかった。遅発性イベント患者は無イベント患者と比較して腹痛の持続期間が長かった。

  • Can we predict delayed undesirable events after blunt injury to the torso visceral organs? 査読

    Uchida K, Mizobata Y, Hagawa N, Yamamoto T, Kaga S, Noda T, Shinyama N, Nishimura T, Yamamoto H

    Acute medicine & surgery   5 ( 2 )   160 - 165   2018年04月( ISSN:2052-8817

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.330

    PubMed

  • 体幹部実質内臓への鈍的損傷後の遅発性の望ましくないイベントの予測は可能か(Can we predict delayed undesirable events after blunt injury to the torso visceral organs?) 査読

    Uchida Kenichiro, Mizobata Yasumitsu, Hagawa Naohiro, Yamamoto Tomonori, Kaga Shinichiro, Noda Tomohiro, Shinyama Naoki, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   5 ( 2 )   160 - 165   2018年04月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    実質内臓への鈍的損傷患者を対象に、遅発性の望ましくないイベントの発現頻度を評価し、追跡期間の画像診断の時期、適切な観察期間を調べる後ろ向き調査を実施した。対象は当院にて非手術的管理(NOM)治療を行った鈍的脾損傷(S)、肝損傷(L)、腎損傷(K)患者とした。2013年1月〜2017年1月に鈍的内臓損傷で入院した57例のうち、22例を除外した。NOMを実施した35例中(Lは10例、Sは17例、Kは6例、L&Sは1例、S&Kは1例)、14例に経カテーテル動脈塞栓術を施行した。遅発性の望ましくないイベントは4例で認められた。3例は入院第6〜7日の脾臓仮性動脈瘤患者であり、1例は入院第7日の遅発性脾破裂患者であった。入院後1〜2日に実施された2回目の追加CTでは遅発性イベントの好ましくない転帰を予測する有意義な所見は示されなかった。遅発性イベント患者は無イベント患者と比較して腹痛の持続期間が長かった。

  • 体幹部実質内臓への鈍的損傷後の遅発性の望ましくないイベントの予測は可能か(Can we predict delayed undesirable events after blunt injury to the torso visceral organs?)

    Uchida Kenichiro, Mizobata Yasumitsu, Hagawa Naohiro, Yamamoto Tomonori, Kaga Shinichiro, Noda Tomohiro, Shinyama Naoki, Nishimura Tetsuro, Yamamoto Hiromasa

    Acute Medicine & Surgery   5 ( 2 )   160 - 165   2018年04月

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    実質内臓への鈍的損傷患者を対象に、遅発性の望ましくないイベントの発現頻度を評価し、追跡期間の画像診断の時期、適切な観察期間を調べる後ろ向き調査を実施した。対象は当院にて非手術的管理(NOM)治療を行った鈍的脾損傷(S)、肝損傷(L)、腎損傷(K)患者とした。2013年1月~2017年1月に鈍的内臓損傷で入院した57例のうち、22例を除外した。NOMを実施した35例中(Lは10例、Sは17例、Kは6例、L&Sは1例、S&Kは1例)、14例に経カテーテル動脈塞栓術を施行した。遅発性の望ましくないイベントは4例で認められた。3例は入院第6~7日の脾臓仮性動脈瘤患者であり、1例は入院第7日の遅発性脾破裂患者であった。入院後1~2日に実施された2回目の追加CTでは遅発性イベントの好ましくない転帰を予測する有意義な所見は示されなかった。遅発性イベント患者は無イベント患者と比較して腹痛の持続期間が長かった。

  • 一般市民用の小児患者を対象とした症状判断と重症度に応じた救急医療サービス提示アプリケーションの開発 査読

    片山 祐介, 林田 純人, 溝端 康光, 嶋津 岳士

    (一社)日本医療情報学会 医療情報学   37 ( 6 )   269 - 276   2018年01月( ISSN:0289-8055

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    【背景】子供の急病や外傷の際に、保護者は直ちに病院を受診すべきか、救急車を呼ぶべきかの判断に悩み、その結果119番通報を行うことも多い。われわれは保護者が子供の症状の緊急度を判断でき、さらに必要なサービスを提供するモバイルアプリケーションの開発を行ったので報告する。【方法】本モバイルアプリケーションでは、アプリに表示された症状を選択し、該当する症候を選択すると緊急度をアプリが判断する。判断結果に応じて119番通報や医療機関の情報提供等のサービスを提供する。本モバイルアプリケーションは2015年9月から運用を開始した。【結果】2016年12月末時点で7,780回ダウンロードされ、のべ11,560回利用され、119番通報等のサービスを提供したのは4,979回であった。【考察】今後はモバイルアプリケーションの利用データを解析し、医学的アルゴリズムの精度の向上などさらなる研究を進めていきたい。(著者抄録)

  • 一般市民用の小児患者を対象とした症状判断と重症度に応じた救急医療サービス提示アプリケーションの開発 査読

    片山 祐介, 林田 純人, 溝端 康光, 嶋津 岳士

    (一社)日本医療情報学会 医療情報学   37 ( 6 )   269 - 276   2018年01月( ISSN:0289-8055

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    【背景】子供の急病や外傷の際に、保護者は直ちに病院を受診すべきか、救急車を呼ぶべきかの判断に悩み、その結果119番通報を行うことも多い。われわれは保護者が子供の症状の緊急度を判断でき、さらに必要なサービスを提供するモバイルアプリケーションの開発を行ったので報告する。【方法】本モバイルアプリケーションでは、アプリに表示された症状を選択し、該当する症候を選択すると緊急度をアプリが判断する。判断結果に応じて119番通報や医療機関の情報提供等のサービスを提供する。本モバイルアプリケーションは2015年9月から運用を開始した。【結果】2016年12月末時点で7,780回ダウンロードされ、のべ11,560回利用され、119番通報等のサービスを提供したのは4,979回であった。【考察】今後はモバイルアプリケーションの利用データを解析し、医学的アルゴリズムの精度の向上などさらなる研究を進めていきたい。(著者抄録)

  • 一般市民用の小児患者を対象とした症状判断と重症度に応じた救急医療サービス提示アプリケーションの開発

    片山 祐介, 林田 純人, 溝端 康光, 嶋津 岳士

    医療情報学   37 ( 6 )   269 - 276   2018年01月( ISSN:0289-8055

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    【背景】子供の急病や外傷の際に、保護者は直ちに病院を受診すべきか、救急車を呼ぶべきかの判断に悩み、その結果119番通報を行うことも多い。われわれは保護者が子供の症状の緊急度を判断でき、さらに必要なサービスを提供するモバイルアプリケーションの開発を行ったので報告する。【方法】本モバイルアプリケーションでは、アプリに表示された症状を選択し、該当する症候を選択すると緊急度をアプリが判断する。判断結果に応じて119番通報や医療機関の情報提供等のサービスを提供する。本モバイルアプリケーションは2015年9月から運用を開始した。【結果】2016年12月末時点で7,780回ダウンロードされ、のべ11,560回利用され、119番通報等のサービスを提供したのは4,979回であった。【考察】今後はモバイルアプリケーションの利用データを解析し、医学的アルゴリズムの精度の向上などさらなる研究を進めていきたい。(著者抄録)

  • 一般市民用の小児患者を対象とした症状判断と重症度に応じた救急医療サービス提示アプリケーションの開発 査読

    片山 祐介, 林田 純人, 溝端 康光, 嶋津 岳士

    (一社)日本医療情報学会 医療情報学   37 ( 6 )   269 - 276   2018年01月( ISSN:0289-8055

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    【背景】子供の急病や外傷の際に、保護者は直ちに病院を受診すべきか、救急車を呼ぶべきかの判断に悩み、その結果119番通報を行うことも多い。われわれは保護者が子供の症状の緊急度を判断でき、さらに必要なサービスを提供するモバイルアプリケーションの開発を行ったので報告する。【方法】本モバイルアプリケーションでは、アプリに表示された症状を選択し、該当する症候を選択すると緊急度をアプリが判断する。判断結果に応じて119番通報や医療機関の情報提供等のサービスを提供する。本モバイルアプリケーションは2015年9月から運用を開始した。【結果】2016年12月末時点で7,780回ダウンロードされ、のべ11,560回利用され、119番通報等のサービスを提供したのは4,979回であった。【考察】今後はモバイルアプリケーションの利用データを解析し、医学的アルゴリズムの精度の向上などさらなる研究を進めていきたい。(著者抄録)

  • 鈍的外傷による骨傷,脱臼を伴わない膝窩動脈損傷の1例 査読

    福廣 吉晃, 小川 達也, 北山 仁士, 溝端 康光

    特定非営利活動法人 日本血管外科学会 日本血管外科学会雑誌   27 ( 4 )   333 - 336   2018年( ISSN:0918-6778

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>膝窩動脈損傷は,骨傷や脱臼との関連が指摘されており,本邦ではこれまで143例の症例報告がなされている.その中でも鈍的外傷により骨傷や脱臼を伴わない膝窩動脈損傷の報告例は15例であり稀である.症例は47歳,男性,就業中に下肢を挟まれ受傷した.右大腿から膝窩にかけて疼痛と圧痛を認めたが,明らかな膝関節脱臼,靭帯損傷,骨傷は認められなかった.膝窩動脈以下の動脈拍動は触知せず,造影CT検査にて膝窩動脈の高度狭窄を認めたため,自家静脈によるバイパス術を行い良好な結果が得られた.膝関節脱臼,靭帯損傷,骨傷を伴わない鈍的下肢外傷の症例でも動脈損傷をきたすことがあり注意が必要である.</p>

    DOI: 10.11401/jsvs.18-00050

    CiNii Article

  • 救急電話相談での緊急度判定で緊急度が低かった救急車出動事例の検討 査読

    片山 祐介, 北村 哲久, 清原 康介, 酒井 智彦, 溝端 康光, 嶋津 岳士

    一般社団法人 日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   21 ( 6 )   697 - 703   2018年( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p>患者が病院を受診すべきか否かを自身で判断できないことは救急車要請の一因である。その一方で,電話相談で「緊急度が低い」と判定されたにもかかわらず救急車出動した事例の実態については明らかにされていない。<b>方法</b>:対象者は2013〜2015年に大阪市内から救急電話相談に電話をし,「緊急度が低い」と判定された症例で,救急車が出動した症例のうち救急活動記録とひもづけできた救急搬送患者である。5歳年齢階層ごとの判定例1,000人当たりの救急車出動数を算出し,年齢階層別の動向をJoinpoint分析で評価した。<b>結果</b>:緊急度が低いにもかかわらず救急車が出動したのは185件で,もっとも多かった年齢階層は0〜4歳群で23件であった。一方でJoinpoint分析結果では,35〜39歳以降大きく増加していた。<b>考察</b>:とくに高齢者では緊急度が低いにもかかわらず救急車が出動する傾向にあり,救急車に代わる病院受診手段の確立が求められる。</p>

    DOI: 10.11240/jsem.21.697

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  • 【Surgical Critical Careを要する感染症への対応】 劇症型A群β溶連菌による壊死性軟部組織感染症に対する早期広範囲デブリドマンおよび迅速診断キットの有用性 査読

    江崎 麻衣子, 寺田 貴史, 内田 健一郎, 野田 智宏, 稲生 照久, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光

    日本Acute Care Surgery学会 Japanese Journal of Acute Care Surgery   7 ( 2 )   253 - 257   2017年12月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    劇症型A群β溶連菌(GAS)による壊死性軟部組織感染症5例(男性4例、女性1例、67〜78歳)を対象とした。全例が前医受診から2〜3日での転院症例であった。CT画像ではガス像を認めず、入院当日から4日目までに広範囲切除または感染肢切断を施行した。3例で迅速キットを使用することで早期にGAS感染と診断し、受診後1日以内での早期の広範囲切除術を施行した。最終的に2例に下肢切断術を施行し、2例は植皮での閉創を行ったが、培養結果をもって切除術を施行した1例は多臓器不全で死亡した。

  • 【Surgical Critical Careを要する感染症への対応】 劇症型A群β溶連菌による壊死性軟部組織感染症に対する早期広範囲デブリドマンおよび迅速診断キットの有用性 査読

    江崎 麻衣子, 寺田 貴史, 内田 健一郎, 野田 智宏, 稲生 照久, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光

    日本Acute Care Surgery学会 Japanese Journal of Acute Care Surgery   7 ( 2 )   253 - 257   2017年12月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    劇症型A群β溶連菌(GAS)による壊死性軟部組織感染症5例(男性4例、女性1例、67〜78歳)を対象とした。全例が前医受診から2〜3日での転院症例であった。CT画像ではガス像を認めず、入院当日から4日目までに広範囲切除または感染肢切断を施行した。3例で迅速キットを使用することで早期にGAS感染と診断し、受診後1日以内での早期の広範囲切除術を施行した。最終的に2例に下肢切断術を施行し、2例は植皮での閉創を行ったが、培養結果をもって切除術を施行した1例は多臓器不全で死亡した。

  • 【Surgical Critical Careを要する感染症への対応】劇症型A群β溶連菌による壊死性軟部組織感染症に対する早期広範囲デブリドマンおよび迅速診断キットの有用性

    江崎 麻衣子, 寺田 貴史, 内田 健一郎, 野田 智宏, 稲生 照久, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光

    Japanese Journal of Acute Care Surgery   7 ( 2 )   253 - 257   2017年12月

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    劇症型A群β溶連菌(GAS)による壊死性軟部組織感染症5例(男性4例、女性1例、67~78歳)を対象とした。全例が前医受診から2~3日での転院症例であった。CT画像ではガス像を認めず、入院当日から4日目までに広範囲切除または感染肢切断を施行した。3例で迅速キットを使用することで早期にGAS感染と診断し、受診後1日以内での早期の広範囲切除術を施行した。最終的に2例に下肢切断術を施行し、2例は植皮での閉創を行ったが、培養結果をもって切除術を施行した1例は多臓器不全で死亡した。

  • 【Surgical Critical Careを要する感染症への対応】 劇症型A群β溶連菌による壊死性軟部組織感染症に対する早期広範囲デブリドマンおよび迅速診断キットの有用性 査読

    江崎 麻衣子, 寺田 貴史, 内田 健一郎, 野田 智宏, 稲生 照久, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光

    日本Acute Care Surgery学会 Japanese Journal of Acute Care Surgery   7 ( 2 )   253 - 257   2017年12月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    劇症型A群β溶連菌(GAS)による壊死性軟部組織感染症5例(男性4例、女性1例、67〜78歳)を対象とした。全例が前医受診から2〜3日での転院症例であった。CT画像ではガス像を認めず、入院当日から4日目までに広範囲切除または感染肢切断を施行した。3例で迅速キットを使用することで早期にGAS感染と診断し、受診後1日以内での早期の広範囲切除術を施行した。最終的に2例に下肢切断術を施行し、2例は植皮での閉創を行ったが、培養結果をもって切除術を施行した1例は多臓器不全で死亡した。

  • 体幹部刺創に対する治療指針についての検討 査読

    寺田 貴史, 溝端 康光, 日村 帆志, 武貞 博治, 森岡 貴勢, 羽川 直宏, 山本 朋納, 内田 健一郎, 加賀 慎一郎, 晋山 直樹, 西村 哲郎, 山本 啓雅

    (一社)日本外傷学会 日本外傷学会雑誌   31 ( 4 )   420 - 427   2017年10月( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    目的:当科では、体幹部刺創に対して一定の指針に則り診療を行ってきており、今回その妥当性につき検証した。方法:2010年4月から2014年12月に搬送された50例を対象とし、後方視的に検討した。結果:男性が36例、平均年齢は53.1歳であった。14例が来院時ショック状態であり、循環不安定な9例は直ちに手術を施行した。安定を得た41例のうち、成傷器残存などの8例はCT検査を実施せずに手術を行った。33例でCT検査を実施し、18例は体腔への非到達を確認したため創閉鎖とした。体腔に達していた15例に対し、指針に則り方針を決定した。3例で胸腔に到達しており、全例で胸腔ドレーンを留置し創閉鎖した。13例で腹腔に到達しており、10例に開腹術を行った。全例生存退院し、創が体腔に達していたが創閉鎖した5例は遅延手術を要さなかった。結論:治療成績は良好で、初期評価で非手術とした全例で遅延手術を要さず、指針の妥当性が示された。(著者抄録)

  • 体幹部刺創に対する治療指針についての検討 査読

    寺田 貴史, 溝端 康光, 日村 帆志, 武貞 博治, 森岡 貴勢, 羽川 直宏, 山本 朋納, 内田 健一郎, 加賀 慎一郎, 晋山 直樹, 西村 哲郎, 山本 啓雅

    (一社)日本外傷学会 日本外傷学会雑誌   31 ( 4 )   420 - 427   2017年10月( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    目的:当科では、体幹部刺創に対して一定の指針に則り診療を行ってきており、今回その妥当性につき検証した。方法:2010年4月から2014年12月に搬送された50例を対象とし、後方視的に検討した。結果:男性が36例、平均年齢は53.1歳であった。14例が来院時ショック状態であり、循環不安定な9例は直ちに手術を施行した。安定を得た41例のうち、成傷器残存などの8例はCT検査を実施せずに手術を行った。33例でCT検査を実施し、18例は体腔への非到達を確認したため創閉鎖とした。体腔に達していた15例に対し、指針に則り方針を決定した。3例で胸腔に到達しており、全例で胸腔ドレーンを留置し創閉鎖した。13例で腹腔に到達しており、10例に開腹術を行った。全例生存退院し、創が体腔に達していたが創閉鎖した5例は遅延手術を要さなかった。結論:治療成績は良好で、初期評価で非手術とした全例で遅延手術を要さず、指針の妥当性が示された。(著者抄録)

  • 体幹部刺創に対する治療指針についての検討

    寺田 貴史, 溝端 康光, 日村 帆志, 武貞 博治, 森岡 貴勢, 羽川 直宏, 山本 朋納, 内田 健一郎, 加賀 慎一郎, 晋山 直樹, 西村 哲郎, 山本 啓雅

    日本外傷学会雑誌   31 ( 4 )   420 - 427   2017年10月( ISSN:1340-6264

     詳細を見る

    目的:当科では、体幹部刺創に対して一定の指針に則り診療を行ってきており、今回その妥当性につき検証した。方法:2010年4月から2014年12月に搬送された50例を対象とし、後方視的に検討した。結果:男性が36例、平均年齢は53.1歳であった。14例が来院時ショック状態であり、循環不安定な9例は直ちに手術を施行した。安定を得た41例のうち、成傷器残存などの8例はCT検査を実施せずに手術を行った。33例でCT検査を実施し、18例は体腔への非到達を確認したため創閉鎖とした。体腔に達していた15例に対し、指針に則り方針を決定した。3例で胸腔に到達しており、全例で胸腔ドレーンを留置し創閉鎖した。13例で腹腔に到達しており、10例に開腹術を行った。全例生存退院し、創が体腔に達していたが創閉鎖した5例は遅延手術を要さなかった。結論:治療成績は良好で、初期評価で非手術とした全例で遅延手術を要さず、指針の妥当性が示された。(著者抄録)

  • Evaluation of efficacy and indications of surgical fixation for multiple rib fractures: a propensity-score matched analysis 査読

    Uchida K., Nishimura T., Takesada H., Morioka T., Hagawa N., Yamamoto T., Kaga S., Terada T., Shinyama N., Yamamoto H., Mizobata Y.

    EUROPEAN JOURNAL OF TRAUMA AND EMERGENCY SURGERY   43 ( 4 )   541 - 547   2017年08月( ISSN:1863-9933

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1007/s00068-016-0687-0

  • Evaluation of efficacy and indications of surgical fixation for multiple rib fractures: a propensity-score matched analysis. 査読

    Uchida K, Nishimura T, Takesada H, Morioka T, Hagawa N, Yamamoto T, Kaga S, Terada T, Shinyama N, Yamamoto H, Mizobata Y

    European journal of trauma and emergency surgery : official publication of the European Trauma Society   43 ( 4 )   541 - 547   2017年08月( ISSN:1863-9933

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1007/s00068-016-0687-0

    PubMed

  • 経直腸投与によるカチノン系薬物中毒で重篤な中枢神経障害を合併した1例 査読

    森岡 貴勢, 山本 朋納, 加賀 慎一郎, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光, 下野 太郎

    (一社)日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌   24 ( 2 )   139 - 140   2017年03月( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    20歳女。4時間前に2種類のアロマリキッドを混合して直腸から投与後、全身性強直間代性痙攣が持続し救急搬送された。ジアゼパム・ミダゾラムにより痙攣を停止させた際、自発呼吸が停止し舌裂創による血液が口腔内に貯留していたため、経口気管挿管を施行した。膀胱温が41℃であり、脳保護のため低体温療法を34℃の設定にて開始した。薬物ガスクロマトグラフィでは血液と尿からカチノン系薬物が検出され、CTでは脳腫脹と左下肺の浸潤影を認め、カチノン系薬物による急性薬物中毒、誤嚥性肺炎と診断した。経過中肺炎による敗血症性ショック、横紋筋融解症、播種性血管内凝固症候群、急性腎不全、急性肝不全を認め、集中治療を行った。第15病日の頭部MRIでは、大脳では両側対称性にT2W1/DWIで高信号を呈し、小脳ではDWIで高信号の中に点状の低信号を認めた。第38病日に全身状態が安定したが、意識障害は遷延し、第86病日に転院した。

  • 経直腸投与によるカチノン系薬物中毒で重篤な中枢神経障害を合併した1例 査読

    森岡 貴勢, 山本 朋納, 加賀 慎一郎, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光, 下野 太郎

    (一社)日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌   24 ( 2 )   139 - 140   2017年03月( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    20歳女。4時間前に2種類のアロマリキッドを混合して直腸から投与後、全身性強直間代性痙攣が持続し救急搬送された。ジアゼパム・ミダゾラムにより痙攣を停止させた際、自発呼吸が停止し舌裂創による血液が口腔内に貯留していたため、経口気管挿管を施行した。膀胱温が41℃であり、脳保護のため低体温療法を34℃の設定にて開始した。薬物ガスクロマトグラフィでは血液と尿からカチノン系薬物が検出され、CTでは脳腫脹と左下肺の浸潤影を認め、カチノン系薬物による急性薬物中毒、誤嚥性肺炎と診断した。経過中肺炎による敗血症性ショック、横紋筋融解症、播種性血管内凝固症候群、急性腎不全、急性肝不全を認め、集中治療を行った。第15病日の頭部MRIでは、大脳では両側対称性にT2W1/DWIで高信号を呈し、小脳ではDWIで高信号の中に点状の低信号を認めた。第38病日に全身状態が安定したが、意識障害は遷延し、第86病日に転院した。

  • 経直腸投与によるカチノン系薬物中毒で重篤な中枢神経障害を合併した1例

    森岡 貴勢, 山本 朋納, 加賀 慎一郎, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光, 下野 太郎

    日本集中治療医学会雑誌   24 ( 2 )   139 - 140   2017年03月( ISSN:1340-7988

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    20歳女。4時間前に2種類のアロマリキッドを混合して直腸から投与後、全身性強直間代性痙攣が持続し救急搬送された。ジアゼパム・ミダゾラムにより痙攣を停止させた際、自発呼吸が停止し舌裂創による血液が口腔内に貯留していたため、経口気管挿管を施行した。膀胱温が41℃であり、脳保護のため低体温療法を34℃の設定にて開始した。薬物ガスクロマトグラフィでは血液と尿からカチノン系薬物が検出され、CTでは脳腫脹と左下肺の浸潤影を認め、カチノン系薬物による急性薬物中毒、誤嚥性肺炎と診断した。経過中肺炎による敗血症性ショック、横紋筋融解症、播種性血管内凝固症候群、急性腎不全、急性肝不全を認め、集中治療を行った。第15病日の頭部MRIでは、大脳では両側対称性にT2W1/DWIで高信号を呈し、小脳ではDWIで高信号の中に点状の低信号を認めた。第38病日に全身状態が安定したが、意識障害は遷延し、第86病日に転院した。

  • 経直腸投与によるカチノン系薬物中毒で重篤な中枢神経障害を合併した1例 査読

    森岡 貴勢, 山本 朋納, 加賀 慎一郎, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光, 下野 太郎

    (一社)日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌   24 ( 2 )   139 - 140   2017年03月( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    20歳女。4時間前に2種類のアロマリキッドを混合して直腸から投与後、全身性強直間代性痙攣が持続し救急搬送された。ジアゼパム・ミダゾラムにより痙攣を停止させた際、自発呼吸が停止し舌裂創による血液が口腔内に貯留していたため、経口気管挿管を施行した。膀胱温が41℃であり、脳保護のため低体温療法を34℃の設定にて開始した。薬物ガスクロマトグラフィでは血液と尿からカチノン系薬物が検出され、CTでは脳腫脹と左下肺の浸潤影を認め、カチノン系薬物による急性薬物中毒、誤嚥性肺炎と診断した。経過中肺炎による敗血症性ショック、横紋筋融解症、播種性血管内凝固症候群、急性腎不全、急性肝不全を認め、集中治療を行った。第15病日の頭部MRIでは、大脳では両側対称性にT2W1/DWIで高信号を呈し、小脳ではDWIで高信号の中に点状の低信号を認めた。第38病日に全身状態が安定したが、意識障害は遷延し、第86病日に転院した。

  • Damage control resuscitation: a practical approach for severely hemorrhagic patients and its effects on trauma surgery 査読

    Mizobata Yasumitsu

    JOURNAL OF INTENSIVE CARE   5   2017年01月( ISSN:2052-0492

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    DOI: 10.1186/s40560-016-0197-5

  • Damage control resuscitation: a practical approach for severely hemorrhagic patients and its effects on trauma surgery. 査読

    Mizobata Y

    Journal of intensive care   5 ( 1 )   4   2017年01月( ISSN:2052-0492

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/s40560-016-0197-5

    PubMed

  • 経直腸投与によるカチノン系薬物中毒で重篤な中枢神経障害を合併した1例 査読

    森岡 貴勢, 山本 朋納, 加賀 慎一郎, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光, 下野 太郎

    一般社団法人 日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌   24 ( 2 )   139 - 140   2017年( ISSN:1340-7988

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3918/jsicm.24_139

    CiNii Article

  • 体幹部刺創に対する治療指針についての検討 査読

    寺田 貴史, 晋山 直樹, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光, 日村 帆志, 武貞 博治, 森岡 貴勢, 羽川 直宏, 山本 朋納, 内田 健一郎, 加賀 慎一郎

    一般社団法人 日本外傷学会 日本外傷学会雑誌   31 ( 4 )   420 - 427   2017年( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p> 目的 : 当科では, 体幹部刺創に対して一定の指針に則り診療を行ってきており, 今回その妥当性につき検証した. 方法 : 2010年4月から2014年12月に搬送された50例を対象とし, 後方視的に検討した. 結果 : 男性が36例, 平均年齢は53.1歳であった. 14例が来院時ショック状態であり, 循環不安定な9例は直ちに手術を施行した. 安定を得た41例のうち, 成傷器残存などの8例はCT検査を実施せずに手術を行った. 33例でCT検査を実施し, 18例は体腔への非到達を確認したため創閉鎖とした. 体腔に達していた15例に対し, 指針に則り方針を決定した. 3例で胸腔に到達しており, 全例で胸腔ドレーンを留置し創閉鎖した. 13例で腹腔に到達しており, 10例に開腹術を行った. 全例生存退院し, 創が体腔に達していたが創閉鎖した5例は遅延手術を要さなかった. 結論 : 治療成績は良好で, 初期評価で非手術とした全例で遅延手術を要さず, 指針の妥当性が示された.</p>

    DOI: 10.11382/jjast.31.420

    CiNii Article

  • 一般市民用の小児患者を対象とした症状判断と重症度に応じた救急医療サービス提示アプリケーションの開発 査読

    片山 祐介, 林田 純人, 溝端 康光, 嶋津 岳士

    一般社団法人 日本医療情報学会 医療情報学   37 ( 6 )   269 - 276   2017年( ISSN:0289-8055

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p> 【背景】子供の急病や外傷の際に,保護者は直ちに病院を受診すべきか,救急車を呼ぶべきかの判断に悩み,その結果119番通報を行うことも多い.われわれは保護者が子供の症状の緊急度を判断でき,さらに必要なサービスを提供するモバイルアプリケーションの開発を行ったので報告する.【方法】本モバイルアプリケーションでは,アプリに表示された症状を選択し,該当する症候を選択すると緊急度をアプリが判断する.判断結果に応じて119番通報や医療機関の情報提供等のサービスを提供する.本モバイルアプリケーションは2015年9月から運用を開始した.【結果】2016年12月末時点で7,780回ダウンロードされ,のべ11,560回利用され,119番通報等のサービスを提供したのは4,979回であった.【考察】今後はモバイルアプリケーションの利用データを解析し,医学的アルゴリズムの精度の向上などさらなる研究を進めていきたい.</p>

    DOI: 10.14948/jami.37.269

    CiNii Article

  • 経直腸投与によるカチノン系薬物中毒で重篤な中枢神経障害を合併した1例

    森岡 貴勢, 山本 朋納, 加賀 慎一郎, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光, 下野 太郎

    日本集中治療医学会雑誌   24 ( 2 )   139 - 140   2017年( ISSN:13407988 ( eISSN:1882966X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3918/jsicm.24_139

    CiNii Article

  • 体幹部刺創に対する治療指針についての検討

    寺田 貴史, 溝端 康光, 日村 帆志, 武貞 博治, 森岡 貴勢, 羽川 直宏, 山本 朋納, 内田 健一郎, 加賀 慎一郎, 晋山 直樹, 西村 哲郎, 山本 啓雅

    日本外傷学会雑誌   31 ( 4 )   420 - 427   2017年( ISSN:13406264 ( eISSN:21880190

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    <p> 目的 : 当科では, 体幹部刺創に対して一定の指針に則り診療を行ってきており, 今回その妥当性につき検証した. 方法 : 2010年4月から2014年12月に搬送された50例を対象とし, 後方視的に検討した. 結果 : 男性が36例, 平均年齢は53.1歳であった. 14例が来院時ショック状態であり, 循環不安定な9例は直ちに手術を施行した. 安定を得た41例のうち, 成傷器残存などの8例はCT検査を実施せずに手術を行った. 33例でCT検査を実施し, 18例は体腔への非到達を確認したため創閉鎖とした. 体腔に達していた15例に対し, 指針に則り方針を決定した. 3例で胸腔に到達しており, 全例で胸腔ドレーンを留置し創閉鎖した. 13例で腹腔に到達しており, 10例に開腹術を行った. 全例生存退院し, 創が体腔に達していたが創閉鎖した5例は遅延手術を要さなかった. 結論 : 治療成績は良好で, 初期評価で非手術とした全例で遅延手術を要さず, 指針の妥当性が示された.</p>

    DOI: 10.11382/jjast.31.420

    CiNii Article

  • 体幹部刺創に対する治療指針についての検討 査読

    寺田 貴史, 晋山 直樹, 西村 哲郎, 山本 啓雅, 溝端 康光, 日村 帆志, 武貞 博治, 森岡 貴勢, 羽川 直宏, 山本 朋納, 内田 健一郎, 加賀 慎一郎

    一般社団法人 日本外傷学会 日本外傷学会雑誌   31 ( 4 )   420 - 427   2017年( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p> 目的 : 当科では, 体幹部刺創に対して一定の指針に則り診療を行ってきており, 今回その妥当性につき検証した. 方法 : 2010年4月から2014年12月に搬送された50例を対象とし, 後方視的に検討した. 結果 : 男性が36例, 平均年齢は53.1歳であった. 14例が来院時ショック状態であり, 循環不安定な9例は直ちに手術を施行した. 安定を得た41例のうち, 成傷器残存などの8例はCT検査を実施せずに手術を行った. 33例でCT検査を実施し, 18例は体腔への非到達を確認したため創閉鎖とした. 体腔に達していた15例に対し, 指針に則り方針を決定した. 3例で胸腔に到達しており, 全例で胸腔ドレーンを留置し創閉鎖した. 13例で腹腔に到達しており, 10例に開腹術を行った. 全例生存退院し, 創が体腔に達していたが創閉鎖した5例は遅延手術を要さなかった. 結論 : 治療成績は良好で, 初期評価で非手術とした全例で遅延手術を要さず, 指針の妥当性が示された.</p>

    DOI: 10.11382/jjast.31.420

    CiNii Article

  • 一般市民用の小児患者を対象とした症状判断と重症度に応じた救急医療サービス提示アプリケーションの開発 査読

    片山 祐介, 林田 純人, 溝端 康光, 嶋津 岳士

    医療情報学   37 ( 6 )   269 - 276   2017年( ISSN:02898055 ( eISSN:21888469

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    <p> 【背景】子供の急病や外傷の際に,保護者は直ちに病院を受診すべきか,救急車を呼ぶべきかの判断に悩み,その結果119番通報を行うことも多い.われわれは保護者が子供の症状の緊急度を判断でき,さらに必要なサービスを提供するモバイルアプリケーションの開発を行ったので報告する.【方法】本モバイルアプリケーションでは,アプリに表示された症状を選択し,該当する症候を選択すると緊急度をアプリが判断する.判断結果に応じて119番通報や医療機関の情報提供等のサービスを提供する.本モバイルアプリケーションは2015年9月から運用を開始した.【結果】2016年12月末時点で7,780回ダウンロードされ,のべ11,560回利用され,119番通報等のサービスを提供したのは4,979回であった.【考察】今後はモバイルアプリケーションの利用データを解析し,医学的アルゴリズムの精度の向上などさらなる研究を進めていきたい.</p>

    DOI: 10.14948/jami.37.269

    CiNii Article

  • Surgical treatment for thoracoabdominal intra-aortic thrombus with multiple infarctions: a case report. 査読

    Uchida K, Hosono M, Shibata T, Kaku D, Yamamoto T, Terada T, Shinyama N, Mizobata Y

    Journal of medical case reports   10 ( 1 )   220   2016年08月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/s13256-016-1017-1

    PubMed

  • Surgical treatment for thoracoabdominal intra-aortic thrombus with multiple infarctions: a case report. 査読

    Uchida K, Hosono M, Shibata T, Kaku D, Yamamoto T, Terada T, Shinyama N, Mizobata Y

    Journal of medical case reports   10 ( 1 )   220   2016年08月( ISSN:1752-1947

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/s13256-016-1017-1

    PubMed

  • 重度急性膵炎患者に対するメシル酸ナファモスタットの持続静脈内注入と持続局所動脈内注入による有効性の比較(Comparison of the efficacy of continuous i.v. infusion versus continuous regional arterial infusion of nafamostat mesylate for severe acute pancreatitis) 査読

    Yamamoto Tomonori, Yamamura Hitoshi, Yamamoto Hiromasa, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   3 ( 3 )   237 - 243   2016年07月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    重度急性膵炎(SAP)患者に対するメシル酸ナファモスタットとイミペネムの持続静脈内注入(CIVI)の有効性を持続局所動脈内注入(CRAI)と比較した。SAP患者32例をCRAI群15例(女性3例、男性12例、平均60.1±17.8歳)とCIVI群17例(女性6例、男性11例、平均51.7±18.1歳)に分けた。院内死亡率と90日死亡率は両群間で有意差はなかった。入院から治療までの期間はCRAI群が7時間、CIVI群が2時間で有意差が認められた。人工呼吸率はCRAI群が93%、CIVI群が47%で有意差が認められた。ICU入室期間および入院期間はCIVI群の方が短い傾向にあった。入院期間中の総コストはCRAI群が18320ドル、CIVI群が11641ドルで有意差が認められた。SAP発症後のメシル酸ナファモスタットによるCIVIの有効性はCRAIと同等かより良好であった。

  • Comparison of the efficacy of continuous i.v. infusion versus continuous regional arterial infusion of nafamostat mesylate for severe acute pancreatitis 査読

    Yamamoto Tomonori, Yamamura Hitoshi, Yamamoto Hiromasa, Mizobata Yasumitsu

    ACUTE MEDICINE & SURGERY   3 ( 3 )   237 - 243   2016年07月( ISSN:2052-8817

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.173

    PubMed

  • 重度急性膵炎患者に対するメシル酸ナファモスタットの持続静脈内注入と持続局所動脈内注入による有効性の比較(Comparison of the efficacy of continuous i.v. infusion versus continuous regional arterial infusion of nafamostat mesylate for severe acute pancreatitis) 査読

    Yamamoto Tomonori, Yamamura Hitoshi, Yamamoto Hiromasa, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   3 ( 3 )   237 - 243   2016年07月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    重度急性膵炎(SAP)患者に対するメシル酸ナファモスタットとイミペネムの持続静脈内注入(CIVI)の有効性を持続局所動脈内注入(CRAI)と比較した。SAP患者32例をCRAI群15例(女性3例、男性12例、平均60.1±17.8歳)とCIVI群17例(女性6例、男性11例、平均51.7±18.1歳)に分けた。院内死亡率と90日死亡率は両群間で有意差はなかった。入院から治療までの期間はCRAI群が7時間、CIVI群が2時間で有意差が認められた。人工呼吸率はCRAI群が93%、CIVI群が47%で有意差が認められた。ICU入室期間および入院期間はCIVI群の方が短い傾向にあった。入院期間中の総コストはCRAI群が18320ドル、CIVI群が11641ドルで有意差が認められた。SAP発症後のメシル酸ナファモスタットによるCIVIの有効性はCRAIと同等かより良好であった。

  • Comparison of the efficacy of continuous i.v. infusion versus continuous regional arterial infusion of nafamostat mesylate for severe acute pancreatitis. 査読

    Yamamoto T, Yamamura H, Yamamoto H, Mizobata Y

    Acute medicine & surgery   3 ( 3 )   237 - 243   2016年07月( ISSN:2052-8817

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.173

    PubMed

  • 重度急性膵炎患者に対するメシル酸ナファモスタットの持続静脈内注入と持続局所動脈内注入による有効性の比較(Comparison of the efficacy of continuous i.v. infusion versus continuous regional arterial infusion of nafamostat mesylate for severe acute pancreatitis) 査読

    Yamamoto Tomonori, Yamamura Hitoshi, Yamamoto Hiromasa, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   3 ( 3 )   237 - 243   2016年07月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    重度急性膵炎(SAP)患者に対するメシル酸ナファモスタットとイミペネムの持続静脈内注入(CIVI)の有効性を持続局所動脈内注入(CRAI)と比較した。SAP患者32例をCRAI群15例(女性3例、男性12例、平均60.1±17.8歳)とCIVI群17例(女性6例、男性11例、平均51.7±18.1歳)に分けた。院内死亡率と90日死亡率は両群間で有意差はなかった。入院から治療までの期間はCRAI群が7時間、CIVI群が2時間で有意差が認められた。人工呼吸率はCRAI群が93%、CIVI群が47%で有意差が認められた。ICU入室期間および入院期間はCIVI群の方が短い傾向にあった。入院期間中の総コストはCRAI群が18320ドル、CIVI群が11641ドルで有意差が認められた。SAP発症後のメシル酸ナファモスタットによるCIVIの有効性はCRAIと同等かより良好であった。

  • 重度急性膵炎患者に対するメシル酸ナファモスタットの持続静脈内注入と持続局所動脈内注入による有効性の比較(Comparison of the efficacy of continuous i.v. infusion versus continuous regional arterial infusion of nafamostat mesylate for severe acute pancreatitis)

    Yamamoto Tomonori, Yamamura Hitoshi, Yamamoto Hiromasa, Mizobata Yasumitsu

    Acute Medicine & Surgery   3 ( 3 )   237 - 243   2016年07月

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    重度急性膵炎(SAP)患者に対するメシル酸ナファモスタットとイミペネムの持続静脈内注入(CIVI)の有効性を持続局所動脈内注入(CRAI)と比較した。SAP患者32例をCRAI群15例(女性3例、男性12例、平均60.1±17.8歳)とCIVI群17例(女性6例、男性11例、平均51.7±18.1歳)に分けた。院内死亡率と90日死亡率は両群間で有意差はなかった。入院から治療までの期間はCRAI群が7時間、CIVI群が2時間で有意差が認められた。人工呼吸率はCRAI群が93%、CIVI群が47%で有意差が認められた。ICU入室期間および入院期間はCIVI群の方が短い傾向にあった。入院期間中の総コストはCRAI群が18320ドル、CIVI群が11641ドルで有意差が認められた。SAP発症後のメシル酸ナファモスタットによるCIVIの有効性はCRAIと同等かより良好であった。

  • Head computed tomographic measurement as a predictor of outcome in patients with subdural hematoma with cerebral edema 査読

    Yamamura Hitoshi, Morioka Takasei, Yamamoto Tomonori, Mizobata Yasumitsu

    SCANDINAVIAN JOURNAL OF TRAUMA RESUSCITATION & EMERGENCY MEDICINE   24   83   2016年06月( ISSN:1757-7241

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/s13049-016-0271-y

    PubMed

  • Head computed tomographic measurement as a predictor of outcome in patients with subdural hematoma with cerebral edema. 査読

    Yamamura H, Morioka T, Yamamoto T, Mizobata Y

    Scandinavian journal of trauma, resuscitation and emergency medicine   24 ( 1 )   83   2016年06月( ISSN:1757-7241

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/s13049-016-0271-y

    PubMed

  • [Crisis management in emergency medicine]. 査読

    Mizobata Y

    Nihon rinsho. Japanese journal of clinical medicine   74 ( 2 )   197 - 202   2016年02月( ISSN:0047-1852

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    PubMed

  • [Crisis management in emergency medicine]. 査読

    Mizobata Y

    Nihon rinsho. Japanese journal of clinical medicine   74 ( 2 )   197 - 202   2016年02月( ISSN:0047-1852

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • [Crisis management in emergency medicine]. 査読

    Mizobata Y

    Nihon rinsho. Japanese journal of clinical medicine   74 ( 2 )   197 - 202   2016年02月( ISSN:0047-1852

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 鈍的心損傷の定性診断における心臓MRIの有効性(Efficacy of cardiac magnetic resonance for the qualitative diagnosis of blunt cardiac injury) 査読

    Kaneda Kazuhisa, Yamamura Hitoshi, Yamamoto Tomonori, Matsumoto Kenji, Ehara Shoichi, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   3 ( 1 )   53 - 56   2016年01月

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    症例は47歳男性で、乗用車での走行中に中央分離帯に正面衝突し、救急医療部に搬送された。搬送時のグラスゴーコーマスケールはE1V2M3であった。経胸壁心エコー検査で大量の心嚢液貯留を認めた。心タンポナーデを疑い、心嚢穿刺術を施行した。収縮期血圧は70mmHg(搬送時)から120mmHgに上昇した。臨床検査で心筋トロポニンTは0.28ng/μL(正常範囲:0.00〜0.03ng/μL)、CK-MBは64IU/L(0〜25IU/L)を呈した。搬送20分後の心電図は完全右脚ブロックであったが、1時間後に胸部誘導で早期再分極に変化した。経食道および経胸壁心エコー検査で心室の収縮機能および壁運動に異常は見られなかった。冠動脈CT検査も正常であった。入院12日目の冠動脈MRAのblack bloodT2強調画像で心室中隔に高信号域を認めた。その後ガドリニウム造影剤を注入したが、同域でガドリニウム遅延造影を認めなかった。以上の所見より前壁中隔の心挫傷と診断した。

  • Efficacy of cardiac magnetic resonance for the qualitative diagnosis of blunt cardiac injury 査読

    Kaneda Kazuhisa, Yamamura Hitoshi, Yamamoto Tomonori, Matsumoto Kenji, Ehara Shoichi, Mizobata Yasumitsu

    ACUTE MEDICINE & SURGERY   3 ( 1 )   53 - 56   2016年01月( ISSN:2052-8817

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.122

    PubMed

  • 鈍的心損傷の定性診断における心臓MRIの有効性(Efficacy of cardiac magnetic resonance for the qualitative diagnosis of blunt cardiac injury) 査読

    Kaneda Kazuhisa, Yamamura Hitoshi, Yamamoto Tomonori, Matsumoto Kenji, Ehara Shoichi, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   3 ( 1 )   53 - 56   2016年01月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    症例は47歳男性で、乗用車での走行中に中央分離帯に正面衝突し、救急医療部に搬送された。搬送時のグラスゴーコーマスケールはE1V2M3であった。経胸壁心エコー検査で大量の心嚢液貯留を認めた。心タンポナーデを疑い、心嚢穿刺術を施行した。収縮期血圧は70mmHg(搬送時)から120mmHgに上昇した。臨床検査で心筋トロポニンTは0.28ng/μL(正常範囲:0.00〜0.03ng/μL)、CK-MBは64IU/L(0〜25IU/L)を呈した。搬送20分後の心電図は完全右脚ブロックであったが、1時間後に胸部誘導で早期再分極に変化した。経食道および経胸壁心エコー検査で心室の収縮機能および壁運動に異常は見られなかった。冠動脈CT検査も正常であった。入院12日目の冠動脈MRAのblack bloodT2強調画像で心室中隔に高信号域を認めた。その後ガドリニウム造影剤を注入したが、同域でガドリニウム遅延造影を認めなかった。以上の所見より前壁中隔の心挫傷と診断した。

  • Efficacy of cardiac magnetic resonance for the qualitative diagnosis of blunt cardiac injury. 査読

    Kaneda K, Yamamura H, Yamamoto T, Matsumoto K, Ehara S, Mizobata Y

    Acute medicine & surgery   3 ( 1 )   53 - 56   2016年01月( ISSN:2052-8817

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.122

    PubMed

  • 鈍的心損傷の定性診断における心臓MRIの有効性(Efficacy of cardiac magnetic resonance for the qualitative diagnosis of blunt cardiac injury) 査読

    Kaneda Kazuhisa, Yamamura Hitoshi, Yamamoto Tomonori, Matsumoto Kenji, Ehara Shoichi, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   3 ( 1 )   53 - 56   2016年01月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    症例は47歳男性で、乗用車での走行中に中央分離帯に正面衝突し、救急医療部に搬送された。搬送時のグラスゴーコーマスケールはE1V2M3であった。経胸壁心エコー検査で大量の心嚢液貯留を認めた。心タンポナーデを疑い、心嚢穿刺術を施行した。収縮期血圧は70mmHg(搬送時)から120mmHgに上昇した。臨床検査で心筋トロポニンTは0.28ng/μL(正常範囲:0.00〜0.03ng/μL)、CK-MBは64IU/L(0〜25IU/L)を呈した。搬送20分後の心電図は完全右脚ブロックであったが、1時間後に胸部誘導で早期再分極に変化した。経食道および経胸壁心エコー検査で心室の収縮機能および壁運動に異常は見られなかった。冠動脈CT検査も正常であった。入院12日目の冠動脈MRAのblack bloodT2強調画像で心室中隔に高信号域を認めた。その後ガドリニウム造影剤を注入したが、同域でガドリニウム遅延造影を認めなかった。以上の所見より前壁中隔の心挫傷と診断した。

  • 鈍的心損傷の定性診断における心臓MRIの有効性(Efficacy of cardiac magnetic resonance for the qualitative diagnosis of blunt cardiac injury)

    Kaneda Kazuhisa, Yamamura Hitoshi, Yamamoto Tomonori, Matsumoto Kenji, Ehara Shoichi, Mizobata Yasumitsu

    Acute Medicine & Surgery   3 ( 1 )   53 - 56   2016年01月

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    症例は47歳男性で、乗用車での走行中に中央分離帯に正面衝突し、救急医療部に搬送された。搬送時のグラスゴーコーマスケールはE1V2M3であった。経胸壁心エコー検査で大量の心嚢液貯留を認めた。心タンポナーデを疑い、心嚢穿刺術を施行した。収縮期血圧は70mmHg(搬送時)から120mmHgに上昇した。臨床検査で心筋トロポニンTは0.28ng/μL(正常範囲:0.00~0.03ng/μL)、CK-MBは64IU/L(0~25IU/L)を呈した。搬送20分後の心電図は完全右脚ブロックであったが、1時間後に胸部誘導で早期再分極に変化した。経食道および経胸壁心エコー検査で心室の収縮機能および壁運動に異常は見られなかった。冠動脈CT検査も正常であった。入院12日目の冠動脈MRAのblack bloodT2強調画像で心室中隔に高信号域を認めた。その後ガドリニウム造影剤を注入したが、同域でガドリニウム遅延造影を認めなかった。以上の所見より前壁中隔の心挫傷と診断した。

  • ブタモデルによるライブ外傷手術のデモンストレーションは医師や看護師のための貴重なトレーニングである(Live trauma surgery demonstration with a porcine model is valuable training for physicians and nurses) 査読

    Izawa Yoshimitsu, Mizobata Yasumitsu, Fujita Takashi, Matsumoto Hisashi, Hata Michiaki, Yonekawa Chikara, Nagata Takashi, Hishikawa Shuji, Makimura Yukitoshi, Kunita Satoshi, Yamashita Keisuke, Suzukawa Masayuki, Lefor Alan K

    (一社)日本医学教育学会 医学教育   46 ( 6 )   497 - 502   2015年12月( ISSN:0386-9644

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    外傷手術の教育機会を増やすために、ブタモデルによる外傷手術のライブデモンストレーション(ライブデモ)を当大学先端医療技術開発センターで実施した。ライブデモでは経験豊富な外傷外科医が3人の研修生を指導し、手術野のライブ映像は無線LANにより講義室に転送した。視聴者は医師45名、看護師15名、救急隊員10名、医学生などその他13名で、プログラムの価値を確認するために、書面調査を行い6ポイントのリッカート尺度を用いて検討した。参加者は、ライブデモを見てアンケートに記入した。参加者はライブデモに大いに満足し(平均調査スコア:4.6〜5.1/6)、本プログラムの教育的価値に関して極めて肯定的な反応があった。自由形式のコメントでは、参加者は手術の具体的なスキルを獲得できるのを感じることが明らかになった。ブタモデルを用いた外傷手術のライブデモは、技術的な手順や非技術的なスキルを示すための実現可能かつ効果的な教育手段であると考えられた。

  • ブタモデルによるライブ外傷手術のデモンストレーションは医師や看護師のための貴重なトレーニングである(Live trauma surgery demonstration with a porcine model is valuable training for physicians and nurses) 査読

    Izawa Yoshimitsu, Mizobata Yasumitsu, Fujita Takashi, Matsumoto Hisashi, Hata Michiaki, Yonekawa Chikara, Nagata Takashi, Hishikawa Shuji, Makimura Yukitoshi, Kunita Satoshi, Yamashita Keisuke, Suzukawa Masayuki, Lefor Alan K.

    (一社)日本医学教育学会 医学教育   46 ( 6 )   497 - 502   2015年12月( ISSN:0386-9644

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    外傷手術の教育機会を増やすために、ブタモデルによる外傷手術のライブデモンストレーション(ライブデモ)を当大学先端医療技術開発センターで実施した。ライブデモでは経験豊富な外傷外科医が3人の研修生を指導し、手術野のライブ映像は無線LANにより講義室に転送した。視聴者は医師45名、看護師15名、救急隊員10名、医学生などその他13名で、プログラムの価値を確認するために、書面調査を行い6ポイントのリッカート尺度を用いて検討した。参加者は、ライブデモを見てアンケートに記入した。参加者はライブデモに大いに満足し(平均調査スコア:4.6〜5.1/6)、本プログラムの教育的価値に関して極めて肯定的な反応があった。自由形式のコメントでは、参加者は手術の具体的なスキルを獲得できるのを感じることが明らかになった。ブタモデルを用いた外傷手術のライブデモは、技術的な手順や非技術的なスキルを示すための実現可能かつ効果的な教育手段であると考えられた。

  • ブタモデルによるライブ外傷手術のデモンストレーションは医師や看護師のための貴重なトレーニングである(Live trauma surgery demonstration with a porcine model is valuable training for physicians and nurses) 査読

    Izawa Yoshimitsu, Mizobata Yasumitsu, Fujita Takashi, Matsumoto Hisashi, Hata Michiaki, Yonekawa Chikara, Nagata Takashi, Hishikawa Shuji, Makimura Yukitoshi, Kunita Satoshi, Yamashita Keisuke, Suzukawa Masayuki, Lefor Alan K

    (一社)日本医学教育学会 医学教育   46 ( 6 )   497 - 502   2015年12月( ISSN:0386-9644

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    外傷手術の教育機会を増やすために、ブタモデルによる外傷手術のライブデモンストレーション(ライブデモ)を当大学先端医療技術開発センターで実施した。ライブデモでは経験豊富な外傷外科医が3人の研修生を指導し、手術野のライブ映像は無線LANにより講義室に転送した。視聴者は医師45名、看護師15名、救急隊員10名、医学生などその他13名で、プログラムの価値を確認するために、書面調査を行い6ポイントのリッカート尺度を用いて検討した。参加者は、ライブデモを見てアンケートに記入した。参加者はライブデモに大いに満足し(平均調査スコア:4.6〜5.1/6)、本プログラムの教育的価値に関して極めて肯定的な反応があった。自由形式のコメントでは、参加者は手術の具体的なスキルを獲得できるのを感じることが明らかになった。ブタモデルを用いた外傷手術のライブデモは、技術的な手順や非技術的なスキルを示すための実現可能かつ効果的な教育手段であると考えられた。

  • ブタモデルによるライブ外傷手術のデモンストレーションは医師や看護師のための貴重なトレーニングである(Live trauma surgery demonstration with a porcine model is valuable training for physicians and nurses)

    Izawa Yoshimitsu, Mizobata Yasumitsu, Fujita Takashi, Matsumoto Hisashi, Hata Michiaki, Yonekawa Chikara, Nagata Takashi, Hishikawa Shuji, Makimura Yukitoshi, Kunita Satoshi, Yamashita Keisuke, Suzukawa Masayuki, Lefor Alan K.

    医学教育   46 ( 6 )   497 - 502   2015年12月( ISSN:0386-9644

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    外傷手術の教育機会を増やすために、ブタモデルによる外傷手術のライブデモンストレーション(ライブデモ)を当大学先端医療技術開発センターで実施した。ライブデモでは経験豊富な外傷外科医が3人の研修生を指導し、手術野のライブ映像は無線LANにより講義室に転送した。視聴者は医師45名、看護師15名、救急隊員10名、医学生などその他13名で、プログラムの価値を確認するために、書面調査を行い6ポイントのリッカート尺度を用いて検討した。参加者は、ライブデモを見てアンケートに記入した。参加者はライブデモに大いに満足し(平均調査スコア:4.6~5.1/6)、本プログラムの教育的価値に関して極めて肯定的な反応があった。自由形式のコメントでは、参加者は手術の具体的なスキルを獲得できるのを感じることが明らかになった。ブタモデルを用いた外傷手術のライブデモは、技術的な手順や非技術的なスキルを示すための実現可能かつ効果的な教育手段であると考えられた。

  • Computed tomographic assessment of airflow obstruction in smoke inhalation injury: Relationship with the development of pneumonia and injury severity 査読

    Yamamura Hitoshi, Morioka Takasei, Hagawa Naohiro, Yamamoto Tomonori, Mizobata Yasumitsu

    BURNS   41 ( 7 )   1428 - 1434   2015年11月( ISSN:0305-4179

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.burns.2015.06.008

    PubMed

  • Computed tomographic assessment of airflow obstruction in smoke inhalation injury: Relationship with the development of pneumonia and injury severity. 査読

    Yamamura H, Morioka T, Hagawa N, Yamamoto T, Mizobata Y

    Burns : journal of the International Society for Burn Injuries   41 ( 7 )   1428 - 34   2015年11月( ISSN:0305-4179 ( eISSN:1879-1409

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.burns.2015.06.008

    PubMed

  • 気管の石灰化により経皮的気管切開術が困難であった一例 査読

    山本 朋納, 山村 仁, 加賀 慎一郎, 金田 和久, 晋山 直樹, 山本 哲雅, 溝端 康光

    (一社)日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌   22 ( 5 )   449 - 450   2015年09月( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    68歳男。呼吸困難が出現し、既往のリウマチによる間質性肺炎の急性増悪の診断で入院となった。入院後、呼吸状態悪化のため経口気管挿管を行い、第7病日に経皮的気管切開術(PDT)を試みた。しかし、著明な気管石灰化のためPDTは困難で、外科的気管切開術に変更した。

  • 気管の石灰化により経皮的気管切開術が困難であった一例 査読

    山本 朋納, 山村 仁, 加賀 慎一郎, 金田 和久, 晋山 直樹, 山本 哲雅, 溝端 康光

    (一社)日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌   22 ( 5 )   449 - 450   2015年09月( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    68歳男。呼吸困難が出現し、既往のリウマチによる間質性肺炎の急性増悪の診断で入院となった。入院後、呼吸状態悪化のため経口気管挿管を行い、第7病日に経皮的気管切開術(PDT)を試みた。しかし、著明な気管石灰化のためPDTは困難で、外科的気管切開術に変更した。

  • 気管の石灰化により経皮的気管切開術が困難であった一例

    山本 朋納, 山村 仁, 加賀 慎一郎, 金田 和久, 晋山 直樹, 山本 哲雅, 溝端 康光

    日本集中治療医学会雑誌   22 ( 5 )   449 - 450   2015年09月( ISSN:1340-7988

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    68歳男。呼吸困難が出現し、既往のリウマチによる間質性肺炎の急性増悪の診断で入院となった。入院後、呼吸状態悪化のため経口気管挿管を行い、第7病日に経皮的気管切開術(PDT)を試みた。しかし、著明な気管石灰化のためPDTは困難で、外科的気管切開術に変更した。

  • 気管の石灰化により経皮的気管切開術が困難であった一例 査読

    山本 朋納, 山村 仁, 加賀 慎一郎, 金田 和久, 晋山 直樹, 山本 哲雅, 溝端 康光

    (一社)日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌   22 ( 5 )   449 - 450   2015年09月( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    68歳男。呼吸困難が出現し、既往のリウマチによる間質性肺炎の急性増悪の診断で入院となった。入院後、呼吸状態悪化のため経口気管挿管を行い、第7病日に経皮的気管切開術(PDT)を試みた。しかし、著明な気管石灰化のためPDTは困難で、外科的気管切開術に変更した。

  • Severe hyponatremia associated with sildenafil (Viagra) 査読

    Taguchi Hirokazu, Mizobata Yasumitsu

    ACUTE MEDICINE & SURGERY   2 ( 3 )   223 - 223   2015年07月( ISSN:2052-8817

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.91

    PubMed

  • Severe hyponatremia associated with sildenafil (Viagra). 査読

    Taguchi H, Mizobata Y

    Acute medicine & surgery   2 ( 3 )   223 - 223   2015年07月( ISSN:2052-8817

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.91

    PubMed

  • 気管の石灰化により経皮的気管切開術が困難であった一例 査読

    山本 朋納, 山村 仁, 加賀 慎一郎, 金田 和久, 晋山 直樹, 山本 哲雅, 溝端 康光

    一般社団法人 日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌   22 ( 5 )   449 - 450   2015年( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3918/jsicm.22.449

    CiNii Article

  • Live trauma surgery demonstration with a porcine model is valuable training for physicians and nurses 査読

    Izawa Yoshimitsu, Kunita Satoshi, Yamashita Keisuke, Suzukawa Masayuki, K. Lefor Alan, Mizobata Yasumitsu, Fujita Takashi, Matsumoto Hisashi, Hata Michiaki, Yonekawa Chikara, Nagata Takashi, Hishikawa Shuji, Makimura Yukitoshi

    日本医学教育学会 医学教育   46 ( 6 )   497 - 502   2015年( ISSN:0386-9644

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Sources of research funding: We gratefully acknowledge the support of the 17th Congress of the Japanese Society for Emergency Medicine support of this program.<br>Ethical considerations: The program was conducted after receiving approval from the Institutional Animal Experiment Committee of the Jichi Medical University, and in accordance with the Institutional Regulation for Animal Experiments and Fundamental Guideline for Proper Conduction of Animal Experiment and Related Activities in Academic Research Institutions under the jurisdiction of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology of Japan. It was approved on April 9th, 2014. The approval number is 14-225.<br>Disclosure of conflicts of interests: We gratefully acknowledge the contributions of personnel from Panasonic Corp. who enabled the interactive communication system.<br>Abstract<br>Introduction: Live surgery demonstrations have been widely used in surgical education. However, they cannot be used to demonstrate trauma surgery due to the emergency situation and lack of informed consent. The aim of this study was to conduct a live demonstration of trauma surgery with a porcine model to increase educational opportunities in trauma surgery.<br>Methods: Live demonstration was conducted at the Center for Development of Advanced Medical Technology (CDAMtec) , Jichi Medical University, Japan. An experienced trauma surgeon instructed three trainees during a live demonstration using pre-planned injuries in a porcine model. A six-point Likert Scale was used on a written survey to determine the value of the program to the viewers. Free-form written comments were also obtained from the participants. Live images of the surgical field were transmitted to a lecture room by a closed wireless LAN with interactive bidirectional audio capability.<br>Results: Eighty-three participants viewed this live demonstration and completed the questionnaire. Participants were highly satisfied with the live demonstration (mean survey scores: 4.6-5.1/6) , and gave very positive feedback concerning the educational value of this program. Nine free-form comments were submitted, which revealed that the participants felt they could acquire concrete skills for trauma surgery.<br>Discussion: Live demonstrations for trauma surgery using a porcine model are a feasible and effective educational tool to demonstrate technical procedures and non-technical skills, with possible added advantages regarding the ethical considerations of performing a live surgery demonstration.

    DOI: 10.11307/mededjapan.46.6_497

    CiNii Article

  • Live trauma surgery demonstration with a porcine model is valuable training for physicians and nurses 査読

    Izawa Yoshimitsu, Kunita Satoshi, Yamashita Keisuke, Suzukawa Masayuki, K. Lefor Alan, Mizobata Yasumitsu, Fujita Takashi, Matsumoto Hisashi, Hata Michiaki, Yonekawa Chikara, Nagata Takashi, Hishikawa Shuji, Makimura Yukitoshi

    医学教育   46 ( 6 )   497 - 502   2015年( ISSN:03869644 ( eISSN:21850453

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Sources of research funding: We gratefully acknowledge the support of the 17th Congress of the Japanese Society for Emergency Medicine support of this program.<br>Ethical considerations: The program was conducted after receiving approval from the Institutional Animal Experiment Committee of the Jichi Medical University, and in accordance with the Institutional Regulation for Animal Experiments and Fundamental Guideline for Proper Conduction of Animal Experiment and Related Activities in Academic Research Institutions under the jurisdiction of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology of Japan. It was approved on April 9th, 2014. The approval number is 14-225.<br>Disclosure of conflicts of interests: We gratefully acknowledge the contributions of personnel from Panasonic Corp. who enabled the interactive communication system.<br>Abstract<br>Introduction: Live surgery demonstrations have been widely used in surgical education. However, they cannot be used to demonstrate trauma surgery due to the emergency situation and lack of informed consent. The aim of this study was to conduct a live demonstration of trauma surgery with a porcine model to increase educational opportunities in trauma surgery.<br>Methods: Live demonstration was conducted at the Center for Development of Advanced Medical Technology (CDAMtec) , Jichi Medical University, Japan. An experienced trauma surgeon instructed three trainees during a live demonstration using pre-planned injuries in a porcine model. A six-point Likert Scale was used on a written survey to determine the value of the program to the viewers. Free-form written comments were also obtained from the participants. Live images of the surgical field were transmitted to a lecture room by a closed wireless LAN with interactive bidirectional audio capability.<br>Results: Eighty-three participants viewed this live demonstration and completed the questionnaire. Participants were highly satisfied with the live demonstration (mean survey scores: 4.6-5.1/6) , and gave very positive feedback concerning the educational value of this program. Nine free-form comments were submitted, which revealed that the participants felt they could acquire concrete skills for trauma surgery.<br>Discussion: Live demonstrations for trauma surgery using a porcine model are a feasible and effective educational tool to demonstrate technical procedures and non-technical skills, with possible added advantages regarding the ethical considerations of performing a live surgery demonstration.

    DOI: 10.11307/mededjapan.46.6_497

    CiNii Article

  • 気管の石灰化により経皮的気管切開術が困難であった一例

    山本 朋納, 山村 仁, 加賀 慎一郎, 金田 和久, 晋山 直樹, 山本 哲雅, 溝端 康光

    日本集中治療医学会雑誌   22 ( 5 )   449 - 450   2015年( ISSN:13407988 ( eISSN:1882966X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3918/jsicm.22.449

    CiNii Article

  • Recent risk factors for open surgical mortality in patients with ruptured abdominal aortic aneurysm. 査読

    Uchida K, Io A, Akita S, Munakata H, Hibino M, Fujii K, Kato W, Sakai Y, Tajima K, Mizobata Y

    Acute medicine & surgery   1 ( 4 )   207 - 213   2014年10月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.42

    PubMed

  • 破裂性腹部大動脈瘤患者の開腹術による死亡に関する近年のリスク因子(Recent risk factors for open surgical mortality in patients with ruptured abdominal aortic aneurysm) 査読

    Uchida Kenichiro, Io Akinori, Akita Sho, Munakata Hisaaki, Hibino Makoto, Fujii Kei, Kato Wataru, Sakai Yoshimasa, Tajima Kazuyoshi, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   1 ( 4 )   207 - 213   2014年10月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    2006〜2012年に開腹術を施行した破裂性腹部大動脈瘤患者34例を、術後に退院した生存者群と術中または術後に死亡した非生存者群に分け、転帰に関連する予後因子について検討した。生存者群は26例(男性21例、女性5例、平均74.7±8.4歳)、非生存者群は8例(男性8例、75.0±9.0歳)であった。単変量解析モデルでは、有意な変数として体格指数、血中乳酸濃度、動脈血pH、塩基過剰、血小板数、プロトロンビン時間-国際標準比、活性化部分トロンボプラスチン時間、大動脈瘤の種類、初期輸液(2000ml以内)治療に対する反応、術中の失血量が検出された。多変量回帰解析の結果、初期輸液治療により血行動態が安定した患者の生存率は非反応者に比べて13.2倍高いことが判明した。

  • 破裂性腹部大動脈瘤患者の開腹術による死亡に関する近年のリスク因子(Recent risk factors for open surgical mortality in patients with ruptured abdominal aortic aneurysm) 査読

    Uchida Kenichiro, Io Akinori, Akita Sho, Munakata Hisaaki, Hibino Makoto, Fujii Kei, Kato Wataru, Sakai Yoshimasa, Tajima Kazuyoshi, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   1 ( 4 )   207 - 213   2014年10月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    2006〜2012年に開腹術を施行した破裂性腹部大動脈瘤患者34例を、術後に退院した生存者群と術中または術後に死亡した非生存者群に分け、転帰に関連する予後因子について検討した。生存者群は26例(男性21例、女性5例、平均74.7±8.4歳)、非生存者群は8例(男性8例、75.0±9.0歳)であった。単変量解析モデルでは、有意な変数として体格指数、血中乳酸濃度、動脈血pH、塩基過剰、血小板数、プロトロンビン時間-国際標準比、活性化部分トロンボプラスチン時間、大動脈瘤の種類、初期輸液(2000ml以内)治療に対する反応、術中の失血量が検出された。多変量回帰解析の結果、初期輸液治療により血行動態が安定した患者の生存率は非反応者に比べて13.2倍高いことが判明した。

  • Recent risk factors for open surgical mortality in patients with ruptured abdominal aortic aneurysm. 査読

    Uchida K, Io A, Akita S, Munakata H, Hibino M, Fujii K, Kato W, Sakai Y, Tajima K, Mizobata Y

    Acute medicine & surgery   1 ( 4 )   207 - 213   2014年10月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/ams2.42

    PubMed

  • 破裂性腹部大動脈瘤患者の開腹術による死亡に関する近年のリスク因子(Recent risk factors for open surgical mortality in patients with ruptured abdominal aortic aneurysm)

    Uchida Kenichiro, Io Akinori, Akita Sho, Munakata Hisaaki, Hibino Makoto, Fujii Kei, Kato Wataru, Sakai Yoshimasa, Tajima Kazuyoshi, Mizobata Yasumitsu

    Acute Medicine & Surgery   1 ( 4 )   207 - 213   2014年10月

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    2006~2012年に開腹術を施行した破裂性腹部大動脈瘤患者34例を、術後に退院した生存者群と術中または術後に死亡した非生存者群に分け、転帰に関連する予後因子について検討した。生存者群は26例(男性21例、女性5例、平均74.7±8.4歳)、非生存者群は8例(男性8例、75.0±9.0歳)であった。単変量解析モデルでは、有意な変数として体格指数、血中乳酸濃度、動脈血pH、塩基過剰、血小板数、プロトロンビン時間-国際標準比、活性化部分トロンボプラスチン時間、大動脈瘤の種類、初期輸液(2000ml以内)治療に対する反応、術中の失血量が検出された。多変量回帰解析の結果、初期輸液治療により血行動態が安定した患者の生存率は非反応者に比べて13.2倍高いことが判明した。

  • 破裂性腹部大動脈瘤患者の開腹術による死亡に関する近年のリスク因子(Recent risk factors for open surgical mortality in patients with ruptured abdominal aortic aneurysm) 査読

    Uchida Kenichiro, Io Akinori, Akita Sho, Munakata Hisaaki, Hibino Makoto, Fujii Kei, Kato Wataru, Sakai Yoshimasa, Tajima Kazuyoshi, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   1 ( 4 )   207 - 213   2014年10月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    2006〜2012年に開腹術を施行した破裂性腹部大動脈瘤患者34例を、術後に退院した生存者群と術中または術後に死亡した非生存者群に分け、転帰に関連する予後因子について検討した。生存者群は26例(男性21例、女性5例、平均74.7±8.4歳)、非生存者群は8例(男性8例、75.0±9.0歳)であった。単変量解析モデルでは、有意な変数として体格指数、血中乳酸濃度、動脈血pH、塩基過剰、血小板数、プロトロンビン時間-国際標準比、活性化部分トロンボプラスチン時間、大動脈瘤の種類、初期輸液(2000ml以内)治療に対する反応、術中の失血量が検出された。多変量回帰解析の結果、初期輸液治療により血行動態が安定した患者の生存率は非反応者に比べて13.2倍高いことが判明した。

  • Spontaneous retroperitoneal bleeding: a case series. 査読

    Yamamura H, Morioka T, Yamamoto T, Kaneda K, Mizobata Y

    BMC research notes   7   659   2014年09月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/1756-0500-7-659

    PubMed

  • Spontaneous retroperitoneal bleeding: a case series. 査読

    Yamamura H, Morioka T, Yamamoto T, Kaneda K, Mizobata Y

    BMC research notes   7 ( 1 )   659   2014年09月( ISSN:1756-0500

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/1756-0500-7-659

    PubMed

  • Communication Problems After the Great East Japan Earthquake of 2011 査読

    Yamamura Hitoshi, Kaneda Kazuhisa, Mizobata Yasumitsu

    DISASTER MEDICINE AND PUBLIC HEALTH PREPAREDNESS   8 ( 4 )   293 - 296   2014年08月( ISSN:1935-7893

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1017/dmp.2014.49

    PubMed

  • Communication problems after the Great East Japan Earthquake of 2011. 査読

    Yamamura H, Kaneda K, Mizobata Y

    Disaster medicine and public health preparedness   8 ( 4 )   293 - 6   2014年08月( ISSN:1935-7893

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1017/dmp.2014.49

    PubMed

  • 国公立大学医学部における救急医学教育カリキュラム策定に係わるアンケート結果報告 救急医学教育基本項目の提案 査読

    森村 尚登, 相引 眞幸, 大友 康裕, 小倉 真治, 久志本 成樹, 嶋津 岳士, 田勢 長一郎, 溝端 康光, 平出 敦, 日本救急医学会救急医学領域教育研修委員会救急医学教育カリキュラム検討ワーキンググループ

    (一社)日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   25 ( 7 )   325 - 333   2014年07月( ISSN:0915-924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    国公立大学医学部における救急医学教育カリキュラム策定のため、全国国公立大学救急部協議会と日本救急医学会が大項目14項目と中・小58項目から成る救急医学教育基本項目候補を作成し、全国国公立大学救急部門に各項目の必要度(10段階評価)を問うアンケート調査を行った。回答は53校中41校より得られ、中・小項目で必要度中央値10点は13項目で、60%以上が10点評価したのは8項目、90%以上は2項目、25%以下は18項目であった。実施に適する学年としては、大部分が4年生ないし5年生が妥当と回答したが、3項目に関しては15〜20%前後が早期実施を推奨していた。必要と思われる座学のコマ総数は中央値20コマ、実習は8コマであった。この結果を踏まえ、救急医学教育基本項目(Version 1.0)として計12項目(症候学、心肺蘇生、外傷など)と、それぞれの推奨コマ数を提示し、実施学年は4〜5年生を基本とした。

  • 国公立大学医学部における救急医学教育カリキュラム策定に係わるアンケート結果報告 救急医学教育基本項目の提案 査読

    森村 尚登, 相引 眞幸, 大友 康裕, 小倉 真治, 久志本 成樹, 嶋津 岳士, 田勢 長一郎, 溝端 康光, 平出 敦, 日本救急医学会救急医学領域教育研修委員会救急医学教育カリキュラム検討ワーキンググループ

    (一社)日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   25 ( 7 )   325 - 333   2014年07月( ISSN:0915-924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    国公立大学医学部における救急医学教育カリキュラム策定のため、全国国公立大学救急部協議会と日本救急医学会が大項目14項目と中・小58項目から成る救急医学教育基本項目候補を作成し、全国国公立大学救急部門に各項目の必要度(10段階評価)を問うアンケート調査を行った。回答は53校中41校より得られ、中・小項目で必要度中央値10点は13項目で、60%以上が10点評価したのは8項目、90%以上は2項目、25%以下は18項目であった。実施に適する学年としては、大部分が4年生ないし5年生が妥当と回答したが、3項目に関しては15〜20%前後が早期実施を推奨していた。必要と思われる座学のコマ総数は中央値20コマ、実習は8コマであった。この結果を踏まえ、救急医学教育基本項目(Version 1.0)として計12項目(症候学、心肺蘇生、外傷など)と、それぞれの推奨コマ数を提示し、実施学年は4〜5年生を基本とした。

  • 国公立大学医学部における救急医学教育カリキュラム策定に係わるアンケート結果報告 救急医学教育基本項目の提案 査読

    森村 尚登, 相引 眞幸, 大友 康裕, 小倉 真治, 久志本 成樹, 嶋津 岳士, 田勢 長一郎, 溝端 康光, 平出 敦, 日本救急医学会救急医学領域教育研修委員会救急医学教育カリキュラム検討ワーキンググループ

    (一社)日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   25 ( 7 )   325 - 333   2014年07月( ISSN:0915-924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    国公立大学医学部における救急医学教育カリキュラム策定のため、全国国公立大学救急部協議会と日本救急医学会が大項目14項目と中・小58項目から成る救急医学教育基本項目候補を作成し、全国国公立大学救急部門に各項目の必要度(10段階評価)を問うアンケート調査を行った。回答は53校中41校より得られ、中・小項目で必要度中央値10点は13項目で、60%以上が10点評価したのは8項目、90%以上は2項目、25%以下は18項目であった。実施に適する学年としては、大部分が4年生ないし5年生が妥当と回答したが、3項目に関しては15〜20%前後が早期実施を推奨していた。必要と思われる座学のコマ総数は中央値20コマ、実習は8コマであった。この結果を踏まえ、救急医学教育基本項目(Version 1.0)として計12項目(症候学、心肺蘇生、外傷など)と、それぞれの推奨コマ数を提示し、実施学年は4〜5年生を基本とした。

  • 国公立大学医学部における救急医学教育カリキュラム策定に係わるアンケート結果報告 救急医学教育基本項目の提案

    森村 尚登, 相引 眞幸, 大友 康裕, 小倉 真治, 久志本 成樹, 嶋津 岳士, 田勢 長一郎, 溝端 康光, 平出 敦, 日本救急医学会救急医学領域教育研修委員会救急医学教育カリキュラム検討ワーキンググループ

    日本救急医学会雑誌   25 ( 7 )   325 - 333   2014年07月( ISSN:0915-924X

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    国公立大学医学部における救急医学教育カリキュラム策定のため、全国国公立大学救急部協議会と日本救急医学会が大項目14項目と中・小58項目から成る救急医学教育基本項目候補を作成し、全国国公立大学救急部門に各項目の必要度(10段階評価)を問うアンケート調査を行った。回答は53校中41校より得られ、中・小項目で必要度中央値10点は13項目で、60%以上が10点評価したのは8項目、90%以上は2項目、25%以下は18項目であった。実施に適する学年としては、大部分が4年生ないし5年生が妥当と回答したが、3項目に関しては15~20%前後が早期実施を推奨していた。必要と思われる座学のコマ総数は中央値20コマ、実習は8コマであった。この結果を踏まえ、救急医学教育基本項目(Version 1.0)として計12項目(症候学、心肺蘇生、外傷など)と、それぞれの推奨コマ数を提示し、実施学年は4~5年生を基本とした。

  • 外傷性椎骨動脈閉塞に対して脳塞栓予防を目的にコイルを用いた近位部閉塞を行った3例 査読

    中尾 弥起, 三橋 豊, 早崎 浩司, 川上 太一郎, 高見 俊宏, 有馬 大紀, 西尾 明正, 山本 啓雅, 溝端 康光, 大畑 建治

    (NPO)日本脳神経外科救急学会 Neurosurgical Emergency   19 ( 1 )   82 - 87   2014年06月( ISSN:1342-6214

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    我々は外科的整復を要する頸椎脱臼骨折に合併した外傷性椎骨動脈損傷の3例を経験した。3例全てに損傷椎骨動脈からの血栓塞栓による脳梗塞を防ぐ目的で血管内手技を用いてコイルによる損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行った。1例では頸椎骨折に対する外科的整復術を緊急に行った後に小脳症状の出現を認めMRIで多発塞栓性小脳梗塞を認めた。塞栓再発を予防するために損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行った。残りの2例においては頸椎骨折に対する外科的整復術に先立って損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行った。3例全てで入院経過中に新たな脳梗塞の発症は認めなかった。外傷性椎骨動脈損傷に対する治療戦略については多数の文献的報告がなされているが、いまだ治療選択に関して統一の方針は確立していない。損傷椎骨動脈が閉塞しており対側の椎骨動脈や後交通動脈を介した内頸動脈からの側副血行が保たれている場合には血栓塞栓による重篤な脳幹小脳梗塞を予防するために血管内手技を用いて損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行うことは有用な治療選択の一つと考えた。(著者抄録)

  • 外傷性椎骨動脈閉塞に対して脳塞栓予防を目的にコイルを用いた近位部閉塞を行った3例 査読

    中尾 弥起, 三橋 豊, 早崎 浩司, 川上 太一郎, 高見 俊宏, 有馬 大紀, 西尾 明正, 山本 啓雅, 溝端 康光, 大畑 建治

    (NPO)日本脳神経外科救急学会 Neurosurgical Emergency   19 ( 1 )   82 - 87   2014年06月( ISSN:1342-6214

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    我々は外科的整復を要する頸椎脱臼骨折に合併した外傷性椎骨動脈損傷の3例を経験した。3例全てに損傷椎骨動脈からの血栓塞栓による脳梗塞を防ぐ目的で血管内手技を用いてコイルによる損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行った。1例では頸椎骨折に対する外科的整復術を緊急に行った後に小脳症状の出現を認めMRIで多発塞栓性小脳梗塞を認めた。塞栓再発を予防するために損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行った。残りの2例においては頸椎骨折に対する外科的整復術に先立って損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行った。3例全てで入院経過中に新たな脳梗塞の発症は認めなかった。外傷性椎骨動脈損傷に対する治療戦略については多数の文献的報告がなされているが、いまだ治療選択に関して統一の方針は確立していない。損傷椎骨動脈が閉塞しており対側の椎骨動脈や後交通動脈を介した内頸動脈からの側副血行が保たれている場合には血栓塞栓による重篤な脳幹小脳梗塞を予防するために血管内手技を用いて損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行うことは有用な治療選択の一つと考えた。(著者抄録)

  • 外傷性椎骨動脈閉塞に対して脳塞栓予防を目的にコイルを用いた近位部閉塞を行った3例

    中尾 弥起, 三橋 豊, 早崎 浩司, 川上 太一郎, 高見 俊宏, 有馬 大紀, 西尾 明正, 山本 啓雅, 溝端 康光, 大畑 建治

    Neurosurgical Emergency   19 ( 1 )   82 - 87   2014年06月( ISSN:1342-6214

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    我々は外科的整復を要する頸椎脱臼骨折に合併した外傷性椎骨動脈損傷の3例を経験した。3例全てに損傷椎骨動脈からの血栓塞栓による脳梗塞を防ぐ目的で血管内手技を用いてコイルによる損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行った。1例では頸椎骨折に対する外科的整復術を緊急に行った後に小脳症状の出現を認めMRIで多発塞栓性小脳梗塞を認めた。塞栓再発を予防するために損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行った。残りの2例においては頸椎骨折に対する外科的整復術に先立って損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行った。3例全てで入院経過中に新たな脳梗塞の発症は認めなかった。外傷性椎骨動脈損傷に対する治療戦略については多数の文献的報告がなされているが、いまだ治療選択に関して統一の方針は確立していない。損傷椎骨動脈が閉塞しており対側の椎骨動脈や後交通動脈を介した内頸動脈からの側副血行が保たれている場合には血栓塞栓による重篤な脳幹小脳梗塞を予防するために血管内手技を用いて損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行うことは有用な治療選択の一つと考えた。(著者抄録)

  • 外傷性椎骨動脈閉塞に対して脳塞栓予防を目的にコイルを用いた近位部閉塞を行った3例 査読

    中尾 弥起, 三橋 豊, 早崎 浩司, 川上 太一郎, 高見 俊宏, 有馬 大紀, 西尾 明正, 山本 啓雅, 溝端 康光, 大畑 建治

    (NPO)日本脳神経外科救急学会 Neurosurgical Emergency   19 ( 1 )   82 - 87   2014年06月( ISSN:1342-6214

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    我々は外科的整復を要する頸椎脱臼骨折に合併した外傷性椎骨動脈損傷の3例を経験した。3例全てに損傷椎骨動脈からの血栓塞栓による脳梗塞を防ぐ目的で血管内手技を用いてコイルによる損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行った。1例では頸椎骨折に対する外科的整復術を緊急に行った後に小脳症状の出現を認めMRIで多発塞栓性小脳梗塞を認めた。塞栓再発を予防するために損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行った。残りの2例においては頸椎骨折に対する外科的整復術に先立って損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行った。3例全てで入院経過中に新たな脳梗塞の発症は認めなかった。外傷性椎骨動脈損傷に対する治療戦略については多数の文献的報告がなされているが、いまだ治療選択に関して統一の方針は確立していない。損傷椎骨動脈が閉塞しており対側の椎骨動脈や後交通動脈を介した内頸動脈からの側副血行が保たれている場合には血栓塞栓による重篤な脳幹小脳梗塞を予防するために血管内手技を用いて損傷椎骨動脈の近位部閉塞を行うことは有用な治療選択の一つと考えた。(著者抄録)

  • PD-12-7 当施設で実践している危機対応能力育成のためのプログラム(PD-12 パネルディスカッション(12)外科医に求められる危機対応能力,第114回日本外科学会定期学術集会) 査読

    山村 仁, 溝端 康光

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   115 ( 2 )   2014年03月( ISSN:18801129

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

  • VWS-2-2 ATOM (advanced trauma operative management) courseの実際(VWS-2 ビデオワークショップ(2) ATOMコース(Advanced Trauma Operative Management)-瀕死の外傷を救う熟練ワザ-,第114回日本外科学会定期学術集会) 査読

    宮崎 国久, Lefor Alan, 永田 高志, 橋爪 誠, 箕輪 良行, 溝端 康光, 伊澤 祥光, 北川 喜己, 藤田 尚, 久志本 成樹

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   115 ( 2 )   2014年03月( ISSN:1880-1129

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • VWS-2-1 日本の外科医は体幹部穿通性外傷に対する外科手術を学ぶ必要があるのか?(VWS-2 ビデオワークショップ(2) ATOMコース(Advanced Trauma Operative Management)-瀕死の外傷を救う熟練ワザ-,第114回日本外科学会定期学術集会) 査読

    永田 高志, 橋爪 誠, 久志本 成樹, 山内 聡, 伊澤 祥光, 藤田 尚, 箕輪 良行, 溝端 康光, 千先 浩二, レフォー アラン

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   115 ( 2 )   2014年03月( ISSN:1880-1129

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • PD-12-7 当施設で実践している危機対応能力育成のためのプログラム(PD-12 パネルディスカッション(12)外科医に求められる危機対応能力,第114回日本外科学会定期学術集会) 査読

    山村 仁, 溝端 康光

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   115 ( 2 )   2014年03月( ISSN:1880-1129

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • VWS-2-2 ATOM (advanced trauma operative management) courseの実際(VWS-2 ビデオワークショップ(2) ATOMコース(Advanced Trauma Operative Management)-瀕死の外傷を救う熟練ワザ-,第114回日本外科学会定期学術集会) 査読

    宮崎 国久, Lefor Alan, 永田 高志, 橋爪 誠, 箕輪 良行, 溝端 康光, 伊澤 祥光, 北川 喜己, 藤田 尚, 久志本 成樹

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   115 ( 2 )   2014年03月( ISSN:18801129

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

  • VWS-2-1 日本の外科医は体幹部穿通性外傷に対する外科手術を学ぶ必要があるのか?(VWS-2 ビデオワークショップ(2) ATOMコース(Advanced Trauma Operative Management)-瀕死の外傷を救う熟練ワザ-,第114回日本外科学会定期学術集会) 査読

    永田 高志, 橋爪 誠, 久志本 成樹, 山内 聡, 伊澤 祥光, 藤田 尚, 箕輪 良行, 溝端 康光, 千先 浩二, レフォー アラン

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   115 ( 2 )   2014年03月( ISSN:18801129

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

  • PD-12-7 当施設で実践している危機対応能力育成のためのプログラム(PD-12 パネルディスカッション(12)外科医に求められる危機対応能力,第114回日本外科学会定期学術集会)

    山村 仁, 溝端 康光

    日本外科学会雑誌   115 ( 2 )   199   2014年03月( ISSN:18801129

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  • VWS-2-2 ATOM (advanced trauma operative management) courseの実際(VWS-2 ビデオワークショップ(2) ATOMコース(Advanced Trauma Operative Management)-瀕死の外傷を救う熟練ワザ-,第114回日本外科学会定期学術集会) 査読

    宮崎 国久, Lefor Alan, 永田 高志, 橋爪 誠, 箕輪 良行, 溝端 康光, 伊澤 祥光, 北川 喜己, 藤田 尚, 久志本 成樹

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   115 ( 2 )   2014年03月( ISSN:1880-1129

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • VWS-2-2 ATOM (advanced trauma operative management) courseの実際(VWS-2 ビデオワークショップ(2) ATOMコース(Advanced Trauma Operative Management)-瀕死の外傷を救う熟練ワザ-,第114回日本外科学会定期学術集会)

    宮崎 国久, 永田 高志, 橋爪 誠, 箕輪 良行, 溝端 康光, 伊澤 祥光, 北川 喜己, 藤田 尚, 久志本 成樹

    日本外科学会雑誌   115 ( 2 )   233   2014年03月( ISSN:18801129

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  • VWS-2-1 日本の外科医は体幹部穿通性外傷に対する外科手術を学ぶ必要があるのか?(VWS-2 ビデオワークショップ(2) ATOMコース(Advanced Trauma Operative Management)-瀕死の外傷を救う熟練ワザ-,第114回日本外科学会定期学術集会) 査読

    永田 高志, 橋爪 誠, 久志本 成樹, 山内 聡, 伊澤 祥光, 藤田 尚, 箕輪 良行, 溝端 康光, 千先 浩二, レフォー アラン

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   115 ( 2 )   2014年03月( ISSN:1880-1129

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • VWS-2-1 日本の外科医は体幹部穿通性外傷に対する外科手術を学ぶ必要があるのか?(VWS-2 ビデオワークショップ(2) ATOMコース(Advanced Trauma Operative Management)-瀕死の外傷を救う熟練ワザ-,第114回日本外科学会定期学術集会)

    永田 高志, 橋爪 誠, 久志本 成樹, 山内 聡, 伊澤 祥光, 藤田 尚, 箕輪 良行, 溝端 康光, 千先 浩二, レフォー アラン

    日本外科学会雑誌   115 ( 2 )   233   2014年03月( ISSN:18801129

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  • PD-12-7 当施設で実践している危機対応能力育成のためのプログラム(PD-12 パネルディスカッション(12)外科医に求められる危機対応能力,第114回日本外科学会定期学術集会) 査読

    山村 仁, 溝端 康光

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   115 ( 2 )   2014年03月( ISSN:1880-1129

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Head Computed Tomographic measurement as an early predictor of outcome in hypoxic-ischemic brain damage patients treated with hypothermia therapy 査読

    Yamamura Hitoshi, Kaga Shinichiro, Kaneda Kazuhisa, Yamamoto Tomonori, Mizobata Yasumitsu

    SCANDINAVIAN JOURNAL OF TRAUMA RESUSCITATION & EMERGENCY MEDICINE   21   37   2013年05月( ISSN:1757-7241

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/1757-7241-21-37

    PubMed

  • Head Computed Tomographic measurement as an early predictor of outcome in hypoxic-ischemic brain damage patients treated with hypothermia therapy 査読

    Hitoshi Yamamura, Shinichiro Kaga, Kazuhisa Kaneda, Tomonori Yamamoto, Yasumitsu Mizobata

    SCANDINAVIAN JOURNAL OF TRAUMA RESUSCITATION & EMERGENCY MEDICINE   21   37   2013年05月( ISSN:1757-7241

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Background: Neurological abnormalities are a key factor in the prognosis of patients with post-cardiac arrest syndrome. In this study, we evaluated whether differences in CT measurements expressed in Hounsfield units (HUs) of the cerebral cortex and white matter can be used as early predictors of neurological outcome in patients treated with hypothermia therapy after hypoxic-ischemic brain damage.
    Methods: We performed a retrospective study of 58 patients resuscitated after cardiac arrest between 2007 and 2010 who were treated with hypothermia therapy for the initial 24 hours post resuscitation. We divided the patients into 4 groups according to Glasgow Outcome Scale (GOS) score (GOS 1, GOS 2, GOS 3&4, and GOS 5) and assessed the correlations between GOS scores and HU differences between the cerebral cortex and white matter (DCW).
    Results: The HU values of the cerebral cortex gradually decreased in accordance with worsening of neurological outcome. There were no significant intergroup differences in the HUs of the white matter among the groups. The DCW values were higher in patients with good neurological outcomes. The cut-off value for DCW indicative of poor neurological outcome was less than 5.5 in the GOS 1&2 groups, with a sensitivity of 63% and a specificity of 100%.
    Conclusions: This study showed that DCW values may be used for the prediction of neurological outcome of patients with post-cardiac arrest syndrome in the very early phase following the return of spontaneous circulation. Especially, a cut-off value for DCW of less than 5.5 may indicate poor neurological outcome.

    DOI: 10.1186/1757-7241-21-37

  • 標準業務手順書を遵守するためのツールとしてのTwo Minutes Lesson(TML)実施の試み

    田口 博一, 西内 辰也, 高松 純平, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    日本臨床救急医学会雑誌   16 ( 2 )   70 - 74   2013年04月( ISSN:13450581 ( eISSN:21879001

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    <p>診療プロトコール,マニュアルなどの標準業務手順書(Standard Operating Procedures)を遵守する目的のひとつとしてTwo Minutes Lesson(TML)を実施した。救命救急センター医師10名(アンケートは臨床研修医を含む16名)に対して行つた。8種類の診療プロトコール(蘇生後脳症の体温コントロール,重症急性膵炎の動注療法等)に関するスライドを作成し,モーニングカンファレンス前2分間に指名医師が該当種目について説明した。TML実施前と2か月後にプロトコールの内容に関するテストを行つた。8名は点数が上昇したが,2名は逆に低下した。 アンケートではTMLは有効であると回答を得た。TMLは診療プロトコールの遵守に有効であると考える。</p>

    DOI: 10.11240/jsem.16.70

    CiNii Article

  • 標準業務手順書を遵守するためのツールとしてのTwo Minutes Lesson(TML)実施の試み 査読

    田口 博一, 西内 辰也, 高松 純平, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   16 ( 2 )   70 - 74   2013年04月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    診療プロトコール、マニュアルなどの標準業務手順書(Standard Operating Procedures)を遵守する目的のひとつとしてTwo Minutes Lesson(TML)を実施した。救命救急センター医師10名(アンケートは臨床研修医を含む16名)に対して行った。8種類の診療プロトコール(蘇生後脳症の体温コントロール、重症急性膵炎の動注療法等)に関するスライドを作成し、モーニングカンファレンス前2分間に指名医師が該当種目について説明した。TML実施前と2ヵ月後にプロトコールの内容に関するテストを行った。8名は点数が上昇したが、2名は逆に低下した。アンケートではTMLは有効であると回答を得た。TMLは診療プロトコールの遵守に有効であると考える。(著者抄録)

  • 標準業務手順書を遵守するためのツールとしてのTwo Minutes Lesson(TML)実施の試み

    田口 博一, 西内 辰也, 高松 純平, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    日本臨床救急医学会雑誌   16 ( 2 )   70 - 74   2013年04月( ISSN:1345-0581

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    診療プロトコール、マニュアルなどの標準業務手順書(Standard Operating Procedures)を遵守する目的のひとつとしてTwo Minutes Lesson(TML)を実施した。救命救急センター医師10名(アンケートは臨床研修医を含む16名)に対して行った。8種類の診療プロトコール(蘇生後脳症の体温コントロール、重症急性膵炎の動注療法等)に関するスライドを作成し、モーニングカンファレンス前2分間に指名医師が該当種目について説明した。TML実施前と2ヵ月後にプロトコールの内容に関するテストを行った。8名は点数が上昇したが、2名は逆に低下した。アンケートではTMLは有効であると回答を得た。TMLは診療プロトコールの遵守に有効であると考える。(著者抄録)

  • SY-6-9 求められる救急外科医像 : チームで行う救急外科診療,教育の経験から(SY シンポジウム,第113回日本外科学会定期学術集会) 査読

    安田 光宏, 北村 昌之, 調 憲, 前原 喜彦, 溝端 康光

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   114 ( 2 )   2013年03月( ISSN:18801129

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

  • SY-6-9 求められる救急外科医像 : チームで行う救急外科診療,教育の経験から(SY シンポジウム,第113回日本外科学会定期学術集会) 査読

    安田 光宏, 北村 昌之, 調 憲, 前原 喜彦, 溝端 康光

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   114 ( 2 )   2013年03月( ISSN:1880-1129

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • SY-6-9 求められる救急外科医像 : チームで行う救急外科診療,教育の経験から(SY シンポジウム,第113回日本外科学会定期学術集会)

    安田 光宏, 北村 昌之, 調 憲, 前原 喜彦, 溝端 康光

    日本外科学会雑誌   114 ( 2 )   123   2013年03月( ISSN:18801129

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  • SY-6-9 求められる救急外科医像 : チームで行う救急外科診療,教育の経験から(SY シンポジウム,第113回日本外科学会定期学術集会) 査読

    安田 光宏, 北村 昌之, 調 憲, 前原 喜彦, 溝端 康光

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   114 ( 2 )   2013年03月( ISSN:1880-1129

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Chest computed tomography performed on admission helps predict the severity of smoke-inhalation injury 査読

    Yamamura Hitoshi, Kaga Shinichiro, Kaneda Kazuhisa, Mizobata Yasumitsu

    CRITICAL CARE   17 ( 3 )   R95   2013年( ISSN:1466-609X

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1186/cc12740

    PubMed

  • 大阪市における救急覚知場所の基礎的考察 査読

    木村 義成, 山本 啓雅, 溝端 康光, 林田 純人

    人文地理学会 人文地理学会大会 研究発表要旨   2013 ( 0 )   142 - 143   2013年

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    大阪市では年間約20万件に及ぶ救急覚知が報告されている。本研究では救急覚知場所や救急搬送アクセシビリティに関して基礎的考察を行う。

    DOI: 10.11518/hgeog.2013.0.142.0

    CiNii Article

  • Chest computed tomography performed on admission helps predict the severity of smoke-inhalation injury 査読

    Hitoshi Yamamura, Shinichiro Kaga, Kazuhisa Kaneda, Yasumitsu Mizobata

    CRITICAL CARE   17 ( 3 )   R95   2013年( ISSN:1466-609X ( eISSN:1364-8535

     詳細を見る

    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Introduction: Smoke-inhalation injury is a major cause of mortality in burn patients, and therefore, it is important to determine accurately the severity of such injuries in these patients. The objective of this study was to evaluate whether chest computed tomography (CT) can be used for detecting early predictors of severity and complications of smoke-inhalation injury.
    Methods: We evaluated 37 patients who had sustained smoke-inhalation injuries and had undergone chest CT within a few hours of admission to a hospital. Bronchoscopy was performed according to a standardized protocol within 12 hours of admission in all smoke-inhalation injury patients. Bronchial-wall thickness (BWT) was measured 2 cm distal from the tracheal bifurcation with CT images, and the following data were collected: total number of ventilator days, duration of intensive care unit (ICU) stay, pneumonia development, and patient outcome.
    Results: The mean age of the patients was 63 +/- 18 years (range, 22 to 87 years), 31 (83.8%) of the patients were men, and the mortality rate was 10.8%. The causes of death in these patients were smoke inhalation (n = 1), hemorrhage (n = 1), and other factors resulting in sepsis (n = 2). The initial carboxyhemoglobin level was 13% +/- 14% (range, 1% to 50%). No significant correlation was found between bronchoscopic scoring and clinical factors. However, significant correlations were noted between admission BWT and development of pneumonia (R-2 = 0.41; P &lt; 0.0001) and total number of ventilator days (R-2 = 0.56; P &lt; 0.0001) and ICU-stay days (R-2 = 0.17; P = 0.01). Receiver operating characteristic curve analysis showed that an admission BWT cutoff value of &gt; 3.0 mm predicted pneumonia development with a sensitivity of 79%, specificity of 96%, positive predictive value of 91%, and negative predictive value of 88%.
    Conclusion: BWT measured by using the chest CT scans obtained within a few hours of admission was predictive of the total number of ventilator days and ICU-stay days and the development of pneumonia in patients with smoke-inhalation injuries.

    DOI: 10.1186/cc12740

  • 大阪市における救急覚知場所の基礎的考察 査読

    木村 義成, 山本 啓雅, 溝端 康光, 林田 純人

    人文地理学会大会 研究発表要旨   2013 ( 0 )   142 - 143   2013年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    大阪市では年間約20万件に及ぶ救急覚知が報告されている。本研究では救急覚知場所や救急搬送アクセシビリティに関して基礎的考察を行う。

    DOI: 10.11518/hgeog.2013.0.142.0

    CiNii Article

  • 外傷性心肺停止時の右心耳内輸液の検討 査読

    田口 博一, 山村 仁, 溝端 康光, 加賀 慎一郎, 野田 智宏, 晋山 直樹, 安田 光宏

    日本外傷学会雑誌 = Journal of the Japanese Association for the Surgery of Trauma   26 ( 3 )   320 - 324   2012年07月( ISSN:13406264

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

  • 外傷性心肺停止時の右心耳内輸液の検討 査読

    田口 博一, 山村 仁, 溝端 康光, 加賀 慎一郎, 野田 智宏, 晋山 直樹, 安田 光宏

    日本外傷学会雑誌 = Journal of the Japanese Association for the Surgery of Trauma   26 ( 3 )   320 - 324   2012年07月( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 外傷性心肺停止時の右心耳内輸液の検討 査読

    田口 博一, 山村 仁, 溝端 康光, 加賀 慎一郎, 野田 智宏, 晋山 直樹, 安田 光宏

    日本外傷学会雑誌 = Journal of the Japanese Association for the Surgery of Trauma   26 ( 3 )   320 - 324   2012年07月( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    外傷性心肺停止は出血が原因のことが多く、大量輸液は迅速かつ有効に施行されなくてはいけない。しかし、確立された投与方法は存在しない。今回われわれは、心臓手術における右心耳からのカニュレーションをヒントに外傷性CPA例に対して右心耳内輸液を行い、その有用性を検討した。対象・方法:2009年4月1日〜2010年12月31日に当センターに搬送された来院時外傷性CPA30例中20例(平均年齢47.3歳、男性:女性=15:5例)で、右心耳内10例に対して末梢静脈路10例で点滴量(総量・分時量)、投与開始までの時間、心電図変化、心拍再開等を比較検討した。結果:分時点滴量に関して、右心耳内が末梢静脈路に比較して大量投与可能であった(p<0.05)。投与開始までの時間、心電図変化、心拍再開に関して有意差はなかった。右心耳内輸液は、時間を要さずに大量輸液を行うことが可能なことが示唆された。(著者抄録)

  • 外傷性心肺停止時の右心耳内輸液の検討 査読

    田口 博一, 山村 仁, 溝端 康光, 加賀 慎一郎, 野田 智宏, 晋山 直樹, 安田 光宏

    日本外傷学会雑誌 = Journal of the Japanese Association for the Surgery of Trauma   26 ( 3 )   320 - 324   2012年07月( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    外傷性心肺停止は出血が原因のことが多く、大量輸液は迅速かつ有効に施行されなくてはいけない。しかし、確立された投与方法は存在しない。今回われわれは、心臓手術における右心耳からのカニュレーションをヒントに外傷性CPA例に対して右心耳内輸液を行い、その有用性を検討した。対象・方法:2009年4月1日〜2010年12月31日に当センターに搬送された来院時外傷性CPA30例中20例(平均年齢47.3歳、男性:女性=15:5例)で、右心耳内10例に対して末梢静脈路10例で点滴量(総量・分時量)、投与開始までの時間、心電図変化、心拍再開等を比較検討した。結果:分時点滴量に関して、右心耳内が末梢静脈路に比較して大量投与可能であった(p<0.05)。投与開始までの時間、心電図変化、心拍再開に関して有意差はなかった。右心耳内輸液は、時間を要さずに大量輸液を行うことが可能なことが示唆された。(著者抄録)

  • 外傷性心肺停止時の右心耳内輸液の検討

    田口 博一, 山村 仁, 溝端 康光, 加賀 慎一郎, 野田 智宏, 晋山 直樹, 安田 光宏

    日本外傷学会雑誌   26 ( 3 )   320 - 324   2012年07月( ISSN:13406264 ( eISSN:21880190

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    <p> 外傷性心肺停止は出血が原因のことが多く, 大量輸液は迅速かつ有効に施行されなくてはいけない. しかし, 確立された投与方法は存在しない. 今回われわれは, 心臓手術における右心耳からのカニュレーションをヒントに外傷性CPA例に対して右心耳内輸液を行い, その有用性を検討した. 対象・方法 : 2009年4月1日~2010年12月31日に当センターに搬送された来院時外傷性CPA30例中20例 (平均年齢47.3歳, 男性 : 女性=15 : 5例) で, 右心耳内10例に対して末梢静脈路10例で点滴量 (総量・分時量), 投与開始までの時間, 心電図変化, 心拍再開等を比較検討した. 結果 : 分時点滴量に関して, 右心耳内が末梢静脈路に比較して大量投与可能であった (p<0.05). 投与開始までの時間, 心電図変化, 心拍再開に関して有意差はなかった. 右心耳内輸液は, 時間を要さずに大量輸液を行うことが可能なことが示唆された.</p>

    DOI: 10.11382/jjast.26.3_03

    CiNii Article

  • 外傷性心肺停止時の右心耳内輸液の検討 査読

    田口 博一, 山村 仁, 溝端 康光, 加賀 慎一郎, 野田 智宏, 晋山 直樹, 安田 光宏

    日本外傷学会雑誌 = Journal of the Japanese Association for the Surgery of Trauma   26 ( 3 )   320 - 324   2012年07月( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 外傷性心肺停止時の右心耳内輸液の検討 査読

    田口 博一, 山村 仁, 溝端 康光, 加賀 慎一郎, 野田 智宏, 晋山 直樹, 安田 光宏

    (一社)日本外傷学会 日本外傷学会雑誌   26 ( 3 )   320 - 324   2012年07月( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    外傷性心肺停止は出血が原因のことが多く、大量輸液は迅速かつ有効に施行されなくてはいけない。しかし、確立された投与方法は存在しない。今回われわれは、心臓手術における右心耳からのカニュレーションをヒントに外傷性CPA例に対して右心耳内輸液を行い、その有用性を検討した。対象・方法:2009年4月1日〜2010年12月31日に当センターに搬送された来院時外傷性CPA30例中20例(平均年齢47.3歳、男性:女性=15:5例)で、右心耳内10例に対して末梢静脈路10例で点滴量(総量・分時量)、投与開始までの時間、心電図変化、心拍再開等を比較検討した。結果:分時点滴量に関して、右心耳内が末梢静脈路に比較して大量投与可能であった(p<0.05)。投与開始までの時間、心電図変化、心拍再開に関して有意差はなかった。右心耳内輸液は、時間を要さずに大量輸液を行うことが可能なことが示唆された。(著者抄録)

  • 外傷性心肺停止時の右心耳内輸液の検討

    田口 博一, 山村 仁, 溝端 康光, 加賀 慎一郎, 野田 智宏, 晋山 直樹, 安田 光宏

    日本外傷学会雑誌   26 ( 3 )   320 - 324   2012年07月( ISSN:1340-6264

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    外傷性心肺停止は出血が原因のことが多く、大量輸液は迅速かつ有効に施行されなくてはいけない。しかし、確立された投与方法は存在しない。今回われわれは、心臓手術における右心耳からのカニュレーションをヒントに外傷性CPA例に対して右心耳内輸液を行い、その有用性を検討した。対象・方法:2009年4月1日~2010年12月31日に当センターに搬送された来院時外傷性CPA30例中20例(平均年齢47.3歳、男性:女性=15:5例)で、右心耳内10例に対して末梢静脈路10例で点滴量(総量・分時量)、投与開始までの時間、心電図変化、心拍再開等を比較検討した。結果:分時点滴量に関して、右心耳内が末梢静脈路に比較して大量投与可能であった(p<0.05)。投与開始までの時間、心電図変化、心拍再開に関して有意差はなかった。右心耳内輸液は、時間を要さずに大量輸液を行うことが可能なことが示唆された。(著者抄録)

  • SY-1-5 Acute Care Surgeonに必要な胸部外傷のDecision Makingと手術手技(SY-1 シンポジウム(1)Acute Care Surgeonに必要な知識と手術手技,第112回日本外科学会定期学術集会) 査読

    益子 邦洋, 大友 康裕, 北野 光秀, 久志本 成樹, 七戸 俊明, 村尾 佳則, 坂本 照夫, 梛野 正人, 袴田 健一, 溝端 康光, 山下 裕一, 横田 順一朗

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   113 ( 2 )   2012年03月( ISSN:03014894

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

  • SY-1-5 Acute Care Surgeonに必要な胸部外傷のDecision Makingと手術手技(SY-1 シンポジウム(1)Acute Care Surgeonに必要な知識と手術手技,第112回日本外科学会定期学術集会) 査読

    益子 邦洋, 大友 康裕, 北野 光秀, 久志本 成樹, 七戸 俊明, 村尾 佳則, 坂本 照夫, 梛野 正人, 袴田 健一, 溝端 康光, 山下 裕一, 横田 順一朗

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   113 ( 2 )   2012年03月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • SY-1-5 Acute Care Surgeonに必要な胸部外傷のDecision Makingと手術手技(SY-1 シンポジウム(1)Acute Care Surgeonに必要な知識と手術手技,第112回日本外科学会定期学術集会)

    益子 邦洋, 大友 康裕, 北野 光秀, 久志本 成樹, 七戸 俊明, 村尾 佳則, 坂本 照夫, 梛野 正人, 袴田 健一, 溝端 康光, 山下 裕一, 横田 順一朗

    日本外科学会雑誌   113 ( 2 )   121   2012年03月( ISSN:03014894

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  • SY-1-5 Acute Care Surgeonに必要な胸部外傷のDecision Makingと手術手技(SY-1 シンポジウム(1)Acute Care Surgeonに必要な知識と手術手技,第112回日本外科学会定期学術集会) 査読

    益子 邦洋, 大友 康裕, 北野 光秀, 久志本 成樹, 七戸 俊明, 村尾 佳則, 坂本 照夫, 梛野 正人, 袴田 健一, 溝端 康光, 山下 裕一, 横田 順一朗

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   113 ( 2 )   2012年03月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 心停止後症候群において認められる痙攣の臨床的意義

    髙松 純平, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    日本臨床救急医学会雑誌   15 ( 1 )   7 - 10   2012年02月( ISSN:13450581 ( eISSN:21879001

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    <p><b>目的</b>:当院における心肺停止例を評価することで,心停止後症候群で認める痙攣の臨床的意義を明らかにする。<b>方法</b>:2009年4月~2011年3月に当院に搬送された心肺停止例のうち,心拍再開後7日以上生存した症例を,痙攣を認めた23例と痙攣を認めなかった33例に群分けし,患者背景,蘇生後の治療,神経学的予後を比較検討した。<b>結果</b>:覚知から心拍再開までの時間,心肺停止の原因,蘇生後の全身管理における体温コントロールや鎮静には両群間に差を認めなかった。cerebral-performance category(CPC)で評価した1か月後の神経学的転帰は,2以下の症例は痙攣群では1例,非痙攣群で21例であり,非痙攣群で神経学的転帰が良好であった(p=0.008)。<b>結論</b>:心拍再開後に認める痙攣は,神経学的予後が不良であることを予測させる因子の1つである。</p>

    DOI: 10.11240/jsem.15.7

  • 心停止後症候群において認められる痙攣の臨床的意義 査読

    高松 純平, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   15 ( 1 )   7 - 10   2012年02月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    目的:当院における心肺停止例を評価することで、心停止後症候群で認める痙攣の臨床的意義を明らかにする。方法:2009年4月〜2011年3月に当院に搬送された心肺停止例のうち、心拍再開後7日以上生存した症例を、痙攣を認めた23例と痙攣を認めなかった33例に群分けし、患者背景、蘇生後の治療、神経学的予後を比較検討した。結果:覚知から心拍再開までの時間、心肺停止の原因、蘇生後の全身管理における体温コントロールや鎮静には両群間に差を認めなかった。cerebral-performance category(CPC)で評価した1ヵ月後の神経学的転帰は、2以下の症例は痙攣群では1例、非痙攣群で21例であり、非痙攣群で神経学的転帰が良好であった(p=0.008)。結論:心拍再開後に認める痙攣は、神経学的予後が不良であることを予測させる因子の1つである。(著者抄録)

  • 心停止後症候群において認められる痙攣の臨床的意義 査読

    高松 純平, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   15 ( 1 )   7 - 10   2012年02月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    目的:当院における心肺停止例を評価することで、心停止後症候群で認める痙攣の臨床的意義を明らかにする。方法:2009年4月〜2011年3月に当院に搬送された心肺停止例のうち、心拍再開後7日以上生存した症例を、痙攣を認めた23例と痙攣を認めなかった33例に群分けし、患者背景、蘇生後の治療、神経学的予後を比較検討した。結果:覚知から心拍再開までの時間、心肺停止の原因、蘇生後の全身管理における体温コントロールや鎮静には両群間に差を認めなかった。cerebral-performance category(CPC)で評価した1ヵ月後の神経学的転帰は、2以下の症例は痙攣群では1例、非痙攣群で21例であり、非痙攣群で神経学的転帰が良好であった(p=0.008)。結論:心拍再開後に認める痙攣は、神経学的予後が不良であることを予測させる因子の1つである。(著者抄録)

  • 心停止後症候群において認められる痙攣の臨床的意義

    高松 純平, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    日本臨床救急医学会雑誌   15 ( 1 )   7 - 10   2012年02月( ISSN:1345-0581

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    目的:当院における心肺停止例を評価することで、心停止後症候群で認める痙攣の臨床的意義を明らかにする。方法:2009年4月~2011年3月に当院に搬送された心肺停止例のうち、心拍再開後7日以上生存した症例を、痙攣を認めた23例と痙攣を認めなかった33例に群分けし、患者背景、蘇生後の治療、神経学的予後を比較検討した。結果:覚知から心拍再開までの時間、心肺停止の原因、蘇生後の全身管理における体温コントロールや鎮静には両群間に差を認めなかった。cerebral-performance category(CPC)で評価した1ヵ月後の神経学的転帰は、2以下の症例は痙攣群では1例、非痙攣群で21例であり、非痙攣群で神経学的転帰が良好であった(p=0.008)。結論:心拍再開後に認める痙攣は、神経学的予後が不良であることを予測させる因子の1つである。(著者抄録)

  • 心停止後症候群において認められる痙攣の臨床的意義 査読

    高松 純平, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    (一社)日本臨床救急医学会 日本臨床救急医学会雑誌   15 ( 1 )   7 - 10   2012年02月( ISSN:1345-0581

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    目的:当院における心肺停止例を評価することで、心停止後症候群で認める痙攣の臨床的意義を明らかにする。方法:2009年4月〜2011年3月に当院に搬送された心肺停止例のうち、心拍再開後7日以上生存した症例を、痙攣を認めた23例と痙攣を認めなかった33例に群分けし、患者背景、蘇生後の治療、神経学的予後を比較検討した。結果:覚知から心拍再開までの時間、心肺停止の原因、蘇生後の全身管理における体温コントロールや鎮静には両群間に差を認めなかった。cerebral-performance category(CPC)で評価した1ヵ月後の神経学的転帰は、2以下の症例は痙攣群では1例、非痙攣群で21例であり、非痙攣群で神経学的転帰が良好であった(p=0.008)。結論:心拍再開後に認める痙攣は、神経学的予後が不良であることを予測させる因子の1つである。(著者抄録)

  • Incidence, Outcome and Characteristics of Cardiac Arrest at Schools 査読

    Nishiuchi Tatsuya, Hayashino Yasuaki, Fukuhara Shunichi, Iwami Taku, Kitamura Tetsuhisa, Hayashi Yasuyuki, Kajino Kentaro, Hiraide Atsushi, Mizobata Yasumitsu

    CIRCULATION   124 ( 21 )   2011年11月( ISSN:0009-7322

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Incidence, Outcome and Characteristics of Cardiac Arrest at Schools 査読

    Nishiuchi Tatsuya, Hayashino Yasuaki, Fukuhara Shunichi, Iwami Taku, Kitamura Tetsuhisa, Hayashi Yasuyuki, Kajino Kentaro, Hiraide Atsushi, Mizobata Yasumitsu

    CIRCULATION   124 ( 21 )   2011年11月( ISSN:0009-7322

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Incidence, Outcome and Characteristics of Cardiac Arrest at Schools 査読

    Nishiuchi Tatsuya, Hayashino Yasuaki, Fukuhara Shunichi, Iwami Taku, Kitamura Tetsuhisa, Hayashi Yasuyuki, Kajino Kentaro, Hiraide Atsushi, Mizobata Yasumitsu

    CIRCULATION   124 ( 21 )   2011年11月( ISSN:0009-7322

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • コックピットに学ぶリーダーシップ

    溝端 康光

    25 ( 4 )   2011年10月( ISSN:13406264

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  • P-1088 ICU・救命救急センターにおける薬剤情報提供について(一般演題 ポスター発表,ハイケアユニット業務(ICU・CCU・SCU・救急等),Enjoy Pharmacists' Lifestyles) 査読

    川口 博資, 安部 順子, 西川 武司, 山村 仁, 溝端 康光, 永山 勝也

    日本医療薬学会年会講演要旨集   21 ( 0 )   363   2011年09月( eISSN:24242470

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.20825/amjsphcs.21.0_363_2

    CiNii Article

  • てんかん重積発作にてcrossed cerebellar diaschisisを来した3例 査読

    前田 裕子, 北村 賀永子, 下野 太郎, 坂本 真一, 竹下 徹, 二ノ井 照久, 溝端 康光, 三木 幸雄

    金原出版(株) 臨床放射線   56 ( 8 )   989 - 994   2011年08月( ISSN:0009-9252

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    1980年にBaronらは、一側大脳半球に梗塞などの障害が起こると、神経線維連絡を有する対側小脳半球へのニューロンの興奮性信号が低下し、同部の血流や代謝の低下をきたす現象をPositron emission tomographyで認め、crossed cerebellar diaschisis(以下CCD)と命名した。以来、梗塞の際にCCDがMRI拡散強調画像(DWI)で認められた症例の報告はあるが、てんかん時にCCDを認めた症例についてはMRI所見に関する報告そのものがほとんどない。今回著者等は、てんかん重積発作の際にDWIでCCDを認めた症例を3例経験したので、その画像所見について文献的考察を加えて報告した。3例ともDWIで大脳半球や前頭葉を中心に異常高信号が広範に認められた。

  • てんかん重積発作にてcrossed cerebellar diaschisisを来した3例 査読

    前田 裕子, 北村 賀永子, 下野 太郎, 坂本 真一, 竹下 徹, 二ノ井 照久, 溝端 康光, 三木 幸雄

    金原出版(株) 臨床放射線   56 ( 8 )   989 - 994   2011年08月( ISSN:0009-9252

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    1980年にBaronらは、一側大脳半球に梗塞などの障害が起こると、神経線維連絡を有する対側小脳半球へのニューロンの興奮性信号が低下し、同部の血流や代謝の低下をきたす現象をPositron emission tomographyで認め、crossed cerebellar diaschisis(以下CCD)と命名した。以来、梗塞の際にCCDがMRI拡散強調画像(DWI)で認められた症例の報告はあるが、てんかん時にCCDを認めた症例についてはMRI所見に関する報告そのものがほとんどない。今回著者等は、てんかん重積発作の際にDWIでCCDを認めた症例を3例経験したので、その画像所見について文献的考察を加えて報告した。3例ともDWIで大脳半球や前頭葉を中心に異常高信号が広範に認められた。

  • てんかん重積発作にてcrossed cerebellar diaschisisを来した3例 査読

    前田 裕子, 北村 賀永子, 下野 太郎, 坂本 真一, 竹下 徹, 二ノ井 照久, 溝端 康光, 三木 幸雄

    金原出版(株) 臨床放射線   56 ( 8 )   989 - 994   2011年08月( ISSN:0009-9252

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    1980年にBaronらは、一側大脳半球に梗塞などの障害が起こると、神経線維連絡を有する対側小脳半球へのニューロンの興奮性信号が低下し、同部の血流や代謝の低下をきたす現象をPositron emission tomographyで認め、crossed cerebellar diaschisis(以下CCD)と命名した。以来、梗塞の際にCCDがMRI拡散強調画像(DWI)で認められた症例の報告はあるが、てんかん時にCCDを認めた症例についてはMRI所見に関する報告そのものがほとんどない。今回著者等は、てんかん重積発作の際にDWIでCCDを認めた症例を3例経験したので、その画像所見について文献的考察を加えて報告した。3例ともDWIで大脳半球や前頭葉を中心に異常高信号が広範に認められた。

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  • てんかん重積発作にてcrossed cerebellar diaschisisを来した3例

    前田 裕子, 北村 賀永子, 下野 太郎, 坂本 真一, 竹下 徹, 二ノ井 照久, 溝端 康光, 三木 幸雄

    臨床放射線   56 ( 8 )   989 - 994   2011年08月( ISSN:0009-9252

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    1980年にBaronらは、一側大脳半球に梗塞などの障害が起こると、神経線維連絡を有する対側小脳半球へのニューロンの興奮性信号が低下し、同部の血流や代謝の低下をきたす現象をPositron emission tomographyで認め、crossed cerebellar diaschisis(以下CCD)と命名した。以来、梗塞の際にCCDがMRI拡散強調画像(DWI)で認められた症例の報告はあるが、てんかん時にCCDを認めた症例についてはMRI所見に関する報告そのものがほとんどない。今回著者等は、てんかん重積発作の際にDWIでCCDを認めた症例を3例経験したので、その画像所見について文献的考察を加えて報告した。3例ともDWIで大脳半球や前頭葉を中心に異常高信号が広範に認められた。

  • 消化管穿孔を合併した感染性膵壊死に対し, 体腔深部への持続吸引を加えた陰圧閉鎖療法が有効であった1例 査読

    高松 純平, 加藤 昇, 永嶋 太, 坂本 道治, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    一般社団法人 日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   22 ( 1 )   9 - 14   2011年01月( ISSN:0915924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    症例は68歳,男性。胆石性重症急性膵炎で当院に紹介され,同日endoscopic nasobiliary drainageを施行した。続発した感染性膵壊死に対し,第14病日と第35病日に壊死部の切除を実施し,術後も局所洗浄を行った。第67病日より壊死部からの断続的な出血を認めるようになり,第97病日にはショックに陥ったため開腹のうえ縫合止血術を施行した。第99病日,十二指腸穿孔を来したため開腹状態での管理を余儀なくされたが,膵液と腸液の漏出のため皮膚障害を合併した。皮膚汚染を軽減しつつ,創全体の肉芽形成を促進し早期に創閉鎖させることを目的に,陰圧閉鎖療法(negative pressure wound therapy; NPWT)を導入した。腹腔深部で漏出する腸液に対しては,腹部全体に広がらないようにする必要があったため,膵壊死部膿瘍腔と十二指腸穿孔部近傍の持続吸引を追加した。十二指腸穿孔から14日後には十二指腸液の漏出が止まった。十二指腸穿孔から19日後,横行結腸にも穿孔が生じたが,diverting ileostomyを造設し,NPWTを続けた結果,穿孔後7日目には横行結腸穿孔からの漏出は認められなくなった。十二指腸穿孔から85日目,創はネラトンチューブを挿入した瘻孔を残して上皮化した。本症例では,腹腔深部の腸管穿孔部に対し,持続吸引を行うことで腸液の腹腔全体への広がりを回避した。この結果,効果的なNPWTを実施することができ,早期の肉芽形成,創閉鎖を得ることができた。本症例での工夫は,深部に消化管穿孔を合併する開放創に対するNPWTの適応を考慮するうえで意義あるものと考えられた。

    DOI: 10.3893/jjaam.22.9

    CiNii Article

  • アナフィラキシーショックによる心停止の一救命例 査読

    山村 仁, 高橋 誠, 仲村 光世, 溝端 康光, 西澤 聡, 李 栄柱

    一般社団法人 日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌 = Journal of the Japanese Society of Intensive Care Medicine   18 ( 1 )   63 - 66   2011年01月( ISSN:13407988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    麻酔導入後に用いた薬剤が原因と考えられるアナフィラキシーショックから心停止に至った症例を経験した。患者は55歳,男性で,食道癌根治術予定であった。麻酔導入後に抗菌薬とステロイドを投与した際に,アナフィラキシーショックを起こし血圧が低下した。心肺蘇生を行い約24分後に心拍が再開し,経皮的心肺補助装置(percutaneous cardiopulmonary support, PCPS),大動脈内バルーンパンピング (intra-aortic balloon pumping, IABP)などを用いた全身管理の結果,第4病日にPCPSより離脱し,第8病日に抜管でき後遺症なく救命できた。心拍再開にアドレナリンは無効であり,バゾプレッシン投与が有効であった。麻酔中の心停止であったため,心拍再開まで絶え間ない心肺蘇生を行えたこと,心拍再開後に直ちにPCPSを開始できたこと,などが後遺症なく救命できた要因と考えられた。

    DOI: 10.3918/jsicm.18.63

    CiNii Article

  • アナフィラキシーショックによる心停止の一救命例 査読

    山村 仁, 高橋 誠, 仲村 光世, 溝端 康光, 西澤 聡, 李 栄柱

    (一社)日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌   18 ( 1 )   63 - 66   2011年01月( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    麻酔導入後に用いた薬剤が原因と考えられるアナフィラキシーショックから心停止に至った症例を経験した。患者は55歳、男性で、食道癌根治術予定であった。麻酔導入後に抗菌薬とステロイドを投与した際に、アナフィラキシーショックを起こし血圧が低下した。心肺蘇生を行い約24分後に心拍が再開し、経皮的心肺補助装置(percutaneous cardiopulmonary support、PCPS)、大動脈内バルーンパンピング(intra-aortic balloon pumping、IABP)などを用いた全身管理の結果、第4病日にPCPSより離脱し、第8病日に抜管でき後遺症なく救命できた。心拍再開にアドレナリンは無効であり、バゾプレッシン投与が有効であった。麻酔中の心停止であったため、心拍再開まで絶え間ない心肺蘇生を行えたこと、心拍再開後に直ちにPCPSを開始できたこと、などが後遺症なく救命できた要因と考えられた。(著者抄録)

  • 消化管穿孔を合併した感染性膵壊死に対し、体腔深部への持続吸引を加えた陰圧閉鎖療法が有効であった1例 査読

    高松 純平, 加藤 昇, 永嶋 太, 坂本 道治, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    (一社)日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   22 ( 1 )   9 - 14   2011年01月( ISSN:0915-924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    症例は68歳、男性。胆石性重症急性膵炎で当院に紹介され、同日endoscopic nasobiliary drainageを施行した。続発した感染性膵壊死に対し、第14病日と第35病日に壊死部の切除を実施し、術後も局所洗浄を行った。第67病日より壊死部からの断続的な出血を認めるようになり、第97病日にはショックに陥ったため開腹のうえ縫合止血術を施行した。第99病日、十二指腸穿孔を来したため開腹状態での管理を余儀なくされたが、膵液と腸液の漏出のため皮膚障害を合併した。皮膚汚染を軽減しつつ、創全体の肉芽形成を促進し早期に創閉鎖させることを目的に、陰圧閉鎖療法(negative pressure wound therapy;NPWT)を導入した。腹腔深部で漏出する腸液に対しては、腹部全体に広がらないようにする必要があったため、膵壊死部膿瘍腔と十二指腸穿孔部近傍の持続吸引を追加した。十二指腸穿孔から14日後には十二指腸液の漏出が止まった。十二指腸穿孔から19日後、横行結腸にも穿孔が生じたが、diverting ileostomyを造設し、NPWTを続けた結果、穿孔後7日目には横行結腸穿孔からの漏出は認められなくなった。十二指腸穿孔から85日目、創はネラトンチューブを挿入した瘻孔を残して上皮化した。本症例では、腹腔深部の腸管穿孔部に対し、持続吸引を行うことで腸液の腹腔全体への広がりを回避した。この結果、効果的なNPWTを実施することができ、早期の肉芽形成、創閉鎖を得ることができた。本症例での工夫は、深部に消化管穿孔を合併する開放創に対するNPWTの適応を考慮するうえで意義あるものと考えられた。(著者抄録)

  • アナフィラキシーショックによる心停止の一救命例 査読

    山村 仁, 高橋 誠, 仲村 光世, 溝端 康光, 西澤 聡, 李 栄柱

    (一社)日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌   18 ( 1 )   63 - 66   2011年01月( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    麻酔導入後に用いた薬剤が原因と考えられるアナフィラキシーショックから心停止に至った症例を経験した。患者は55歳、男性で、食道癌根治術予定であった。麻酔導入後に抗菌薬とステロイドを投与した際に、アナフィラキシーショックを起こし血圧が低下した。心肺蘇生を行い約24分後に心拍が再開し、経皮的心肺補助装置(percutaneous cardiopulmonary support、PCPS)、大動脈内バルーンパンピング(intra-aortic balloon pumping、IABP)などを用いた全身管理の結果、第4病日にPCPSより離脱し、第8病日に抜管でき後遺症なく救命できた。心拍再開にアドレナリンは無効であり、バゾプレッシン投与が有効であった。麻酔中の心停止であったため、心拍再開まで絶え間ない心肺蘇生を行えたこと、心拍再開後に直ちにPCPSを開始できたこと、などが後遺症なく救命できた要因と考えられた。(著者抄録)

  • 消化管穿孔を合併した感染性膵壊死に対し、体腔深部への持続吸引を加えた陰圧閉鎖療法が有効であった1例 査読

    高松 純平, 加藤 昇, 永嶋 太, 坂本 道治, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    (一社)日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   22 ( 1 )   9 - 14   2011年01月( ISSN:0915-924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    症例は68歳、男性。胆石性重症急性膵炎で当院に紹介され、同日endoscopic nasobiliary drainageを施行した。続発した感染性膵壊死に対し、第14病日と第35病日に壊死部の切除を実施し、術後も局所洗浄を行った。第67病日より壊死部からの断続的な出血を認めるようになり、第97病日にはショックに陥ったため開腹のうえ縫合止血術を施行した。第99病日、十二指腸穿孔を来したため開腹状態での管理を余儀なくされたが、膵液と腸液の漏出のため皮膚障害を合併した。皮膚汚染を軽減しつつ、創全体の肉芽形成を促進し早期に創閉鎖させることを目的に、陰圧閉鎖療法(negative pressure wound therapy;NPWT)を導入した。腹腔深部で漏出する腸液に対しては、腹部全体に広がらないようにする必要があったため、膵壊死部膿瘍腔と十二指腸穿孔部近傍の持続吸引を追加した。十二指腸穿孔から14日後には十二指腸液の漏出が止まった。十二指腸穿孔から19日後、横行結腸にも穿孔が生じたが、diverting ileostomyを造設し、NPWTを続けた結果、穿孔後7日目には横行結腸穿孔からの漏出は認められなくなった。十二指腸穿孔から85日目、創はネラトンチューブを挿入した瘻孔を残して上皮化した。本症例では、腹腔深部の腸管穿孔部に対し、持続吸引を行うことで腸液の腹腔全体への広がりを回避した。この結果、効果的なNPWTを実施することができ、早期の肉芽形成、創閉鎖を得ることができた。本症例での工夫は、深部に消化管穿孔を合併する開放創に対するNPWTの適応を考慮するうえで意義あるものと考えられた。(著者抄録)

  • アナフィラキシーショックによる心停止の一救命例

    山村 仁, 高橋 誠, 仲村 光世, 溝端 康光, 西澤 聡, 李 栄柱

    日本集中治療医学会雑誌   18 ( 1 )   63 - 66   2011年01月( ISSN:1340-7988

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    麻酔導入後に用いた薬剤が原因と考えられるアナフィラキシーショックから心停止に至った症例を経験した。患者は55歳、男性で、食道癌根治術予定であった。麻酔導入後に抗菌薬とステロイドを投与した際に、アナフィラキシーショックを起こし血圧が低下した。心肺蘇生を行い約24分後に心拍が再開し、経皮的心肺補助装置(percutaneous cardiopulmonary support、PCPS)、大動脈内バルーンパンピング(intra-aortic balloon pumping、IABP)などを用いた全身管理の結果、第4病日にPCPSより離脱し、第8病日に抜管でき後遺症なく救命できた。心拍再開にアドレナリンは無効であり、バゾプレッシン投与が有効であった。麻酔中の心停止であったため、心拍再開まで絶え間ない心肺蘇生を行えたこと、心拍再開後に直ちにPCPSを開始できたこと、などが後遺症なく救命できた要因と考えられた。(著者抄録)

  • 消化管穿孔を合併した感染性膵壊死に対し、体腔深部への持続吸引を加えた陰圧閉鎖療法が有効であった1例 査読

    高松 純平, 加藤 昇, 永嶋 太, 坂本 道治, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    (一社)日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   22 ( 1 )   9 - 14   2011年01月( ISSN:0915-924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    症例は68歳、男性。胆石性重症急性膵炎で当院に紹介され、同日endoscopic nasobiliary drainageを施行した。続発した感染性膵壊死に対し、第14病日と第35病日に壊死部の切除を実施し、術後も局所洗浄を行った。第67病日より壊死部からの断続的な出血を認めるようになり、第97病日にはショックに陥ったため開腹のうえ縫合止血術を施行した。第99病日、十二指腸穿孔を来したため開腹状態での管理を余儀なくされたが、膵液と腸液の漏出のため皮膚障害を合併した。皮膚汚染を軽減しつつ、創全体の肉芽形成を促進し早期に創閉鎖させることを目的に、陰圧閉鎖療法(negative pressure wound therapy;NPWT)を導入した。腹腔深部で漏出する腸液に対しては、腹部全体に広がらないようにする必要があったため、膵壊死部膿瘍腔と十二指腸穿孔部近傍の持続吸引を追加した。十二指腸穿孔から14日後には十二指腸液の漏出が止まった。十二指腸穿孔から19日後、横行結腸にも穿孔が生じたが、diverting ileostomyを造設し、NPWTを続けた結果、穿孔後7日目には横行結腸穿孔からの漏出は認められなくなった。十二指腸穿孔から85日目、創はネラトンチューブを挿入した瘻孔を残して上皮化した。本症例では、腹腔深部の腸管穿孔部に対し、持続吸引を行うことで腸液の腹腔全体への広がりを回避した。この結果、効果的なNPWTを実施することができ、早期の肉芽形成、創閉鎖を得ることができた。本症例での工夫は、深部に消化管穿孔を合併する開放創に対するNPWTの適応を考慮するうえで意義あるものと考えられた。(著者抄録)

  • 消化管穿孔を合併した感染性膵壊死に対し、体腔深部への持続吸引を加えた陰圧閉鎖療法が有効であった1例

    高松 純平, 加藤 昇, 永嶋 太, 坂本 道治, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    日本救急医学会雑誌   22 ( 1 )   9 - 14   2011年01月( ISSN:0915-924X

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    症例は68歳、男性。胆石性重症急性膵炎で当院に紹介され、同日endoscopic nasobiliary drainageを施行した。続発した感染性膵壊死に対し、第14病日と第35病日に壊死部の切除を実施し、術後も局所洗浄を行った。第67病日より壊死部からの断続的な出血を認めるようになり、第97病日にはショックに陥ったため開腹のうえ縫合止血術を施行した。第99病日、十二指腸穿孔を来したため開腹状態での管理を余儀なくされたが、膵液と腸液の漏出のため皮膚障害を合併した。皮膚汚染を軽減しつつ、創全体の肉芽形成を促進し早期に創閉鎖させることを目的に、陰圧閉鎖療法(negative pressure wound therapy;NPWT)を導入した。腹腔深部で漏出する腸液に対しては、腹部全体に広がらないようにする必要があったため、膵壊死部膿瘍腔と十二指腸穿孔部近傍の持続吸引を追加した。十二指腸穿孔から14日後には十二指腸液の漏出が止まった。十二指腸穿孔から19日後、横行結腸にも穿孔が生じたが、diverting ileostomyを造設し、NPWTを続けた結果、穿孔後7日目には横行結腸穿孔からの漏出は認められなくなった。十二指腸穿孔から85日目、創はネラトンチューブを挿入した瘻孔を残して上皮化した。本症例では、腹腔深部の腸管穿孔部に対し、持続吸引を行うことで腸液の腹腔全体への広がりを回避した。この結果、効果的なNPWTを実施することができ、早期の肉芽形成、創閉鎖を得ることができた。本症例での工夫は、深部に消化管穿孔を合併する開放創に対するNPWTの適応を考慮するうえで意義あるものと考えられた。(著者抄録)

  • アナフィラキシーショックによる心停止の一救命例 査読

    山村 仁, 高橋 誠, 仲村 光世, 溝端 康光, 西澤 聡, 李 栄柱

    (一社)日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌   18 ( 1 )   63 - 66   2011年01月( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    麻酔導入後に用いた薬剤が原因と考えられるアナフィラキシーショックから心停止に至った症例を経験した。患者は55歳、男性で、食道癌根治術予定であった。麻酔導入後に抗菌薬とステロイドを投与した際に、アナフィラキシーショックを起こし血圧が低下した。心肺蘇生を行い約24分後に心拍が再開し、経皮的心肺補助装置(percutaneous cardiopulmonary support、PCPS)、大動脈内バルーンパンピング(intra-aortic balloon pumping、IABP)などを用いた全身管理の結果、第4病日にPCPSより離脱し、第8病日に抜管でき後遺症なく救命できた。心拍再開にアドレナリンは無効であり、バゾプレッシン投与が有効であった。麻酔中の心停止であったため、心拍再開まで絶え間ない心肺蘇生を行えたこと、心拍再開後に直ちにPCPSを開始できたこと、などが後遺症なく救命できた要因と考えられた。(著者抄録)

  • P-1088 ICU・救命救急センターにおける薬剤情報提供について(一般演題 ポスター発表,ハイケアユニット業務(ICU・CCU・SCU・救急等),Enjoy Pharmacists' Lifestyles) 査読

    川口 博資, 安部 順子, 西川 武司, 山村 仁, 溝端 康光, 永山 勝也

    日本医療薬学会 日本医療薬学会年会講演要旨集   21 ( 0 )   2011年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.20825/amjsphcs.21.0_363_2

    CiNii Article

  • 消化管穿孔を合併した感染性膵壊死に対し,体腔深部への持続吸引を加えた陰圧閉鎖療法が有効であった1例

    高松 純平, 加藤 昇, 永嶋 太, 坂本 道治, 山本 啓雅, 山村 仁, 溝端 康光

    日本救急医学会雑誌   22 ( 1 )   9 - 14   2011年( ISSN:0915924X ( eISSN:18833772

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    症例は68歳,男性。胆石性重症急性膵炎で当院に紹介され,同日endoscopic nasobiliary drainageを施行した。続発した感染性膵壊死に対し,第14病日と第35病日に壊死部の切除を実施し,術後も局所洗浄を行った。第67病日より壊死部からの断続的な出血を認めるようになり,第97病日にはショックに陥ったため開腹のうえ縫合止血術を施行した。第99病日,十二指腸穿孔を来したため開腹状態での管理を余儀なくされたが,膵液と腸液の漏出のため皮膚障害を合併した。皮膚汚染を軽減しつつ,創全体の肉芽形成を促進し早期に創閉鎖させることを目的に,陰圧閉鎖療法(negative pressure wound therapy; NPWT)を導入した。腹腔深部で漏出する腸液に対しては,腹部全体に広がらないようにする必要があったため,膵壊死部膿瘍腔と十二指腸穿孔部近傍の持続吸引を追加した。十二指腸穿孔から14日後には十二指腸液の漏出が止まった。十二指腸穿孔から19日後,横行結腸にも穿孔が生じたが,diverting ileostomyを造設し,NPWTを続けた結果,穿孔後7日目には横行結腸穿孔からの漏出は認められなくなった。十二指腸穿孔から85日目,創はネラトンチューブを挿入した瘻孔を残して上皮化した。本症例では,腹腔深部の腸管穿孔部に対し,持続吸引を行うことで腸液の腹腔全体への広がりを回避した。この結果,効果的なNPWTを実施することができ,早期の肉芽形成,創閉鎖を得ることができた。本症例での工夫は,深部に消化管穿孔を合併する開放創に対するNPWTの適応を考慮するうえで意義あるものと考えられた。

    DOI: 10.3893/jjaam.22.9

    CiNii Article

  • アナフィラキシーショックによる心停止の一救命例

    山村 仁, 高橋 誠, 仲村 光世, 溝端 康光, 西澤 聡, 李 栄柱

    日本集中治療医学会雑誌   18 ( 1 )   63 - 66   2011年( ISSN:13407988 ( eISSN:1882966X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    麻酔導入後に用いた薬剤が原因と考えられるアナフィラキシーショックから心停止に至った症例を経験した。患者は55歳,男性で,食道癌根治術予定であった。麻酔導入後に抗菌薬とステロイドを投与した際に,アナフィラキシーショックを起こし血圧が低下した。心肺蘇生を行い約24分後に心拍が再開し,経皮的心肺補助装置(percutaneous cardiopulmonary support, PCPS),大動脈内バルーンパンピング (intra-aortic balloon pumping, IABP)などを用いた全身管理の結果,第4病日にPCPSより離脱し,第8病日に抜管でき後遺症なく救命できた。心拍再開にアドレナリンは無効であり,バゾプレッシン投与が有効であった。麻酔中の心停止であったため,心拍再開まで絶え間ない心肺蘇生を行えたこと,心拍再開後に直ちにPCPSを開始できたこと,などが後遺症なく救命できた要因と考えられた。

    DOI: 10.3918/jsicm.18.63

    CiNii Article

  • P1-437 手術後ICU入室患者における抗菌薬の使用状況 : 術後感染予防抗菌薬について(一般演題 ポスター発表,感染制御,臨床から学び臨床へと還元する医療薬学) 査読

    川口 博資, 安部 順子, 西川 武司, 永山 勝也, 山村 仁, 溝端 康光

    日本医療薬学会年会講演要旨集   20 ( 0 )   360   2010年10月( eISSN:24242470

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.20825/amjsphcs.20.0_360_1

    CiNii Article

  • 特集 外傷 7.腹部コンパートメント症候群/腹腔内圧上昇

    溝端 康光

    INTENSIVIST   2 ( 3 )   521 - 537   2010年07月( ISSN:18834833 ( eISSN:21867852

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  • P1-437 手術後ICU入室患者における抗菌薬の使用状況 : 術後感染予防抗菌薬について(一般演題 ポスター発表,感染制御,臨床から学び臨床へと還元する医療薬学) 査読

    川口 博資, 安部 順子, 西川 武司, 永山 勝也, 山村 仁, 溝端 康光

    日本医療薬学会 日本医療薬学会年会講演要旨集   20 ( 0 )   2010年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.20825/amjsphcs.20.0_360_1

    CiNii Article

  • 事後検証により病院前救護活動の質と心肺停止傷病者の転帰は改善したか 査読

    山村 仁, 横田 順一朗, 鈴木 全, 西内 辰也, 松岡 哲也, 溝端 康光

    一般社団法人 日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   20 ( 10 )   815 - 822   2009年10月( ISSN:0915924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    事後検証を複数の医師で行う場合,個人による評価基準にばらつきが生じる。これを解決する目的で,泉州地域メディカルコントロール協議会では,オーディットフィルター(audit filter; AF)を用いて検証を行っている。このAFを用いた事後検証と,その結果を救急隊員へフィードバック,教育したことにより,病院前救護活動の質と心肺停止傷病者の転帰が改善したかを検討した。病院前救護活動の問題点として,「資器材を現場へ携行していない」,「人工呼吸に際して,高濃度酸素投与(リザーバ付きマスク,酸素流量10 L/min)をしていない」などの事例が,検証開始時に月毎の全検証件数の60~80%に認めたが,事後検証とフィードバックや教育を行うとともにこれらの問題点は改善した。心原性心肺停止例の転帰についての検討では,非検証期間の心肺停止症例510例のうち心拍再開84例で,1カ月生存は22例(9.1%)であった。検証期間には心肺停止例が649例あり,心拍再開93例,1カ月生存27例(10.6%)と1カ月生存率は若干上昇した。この中で,救急救命士が目撃した症例については,1カ月生存率が非検証期間に10.9%であったものが,検証期間は16.9%と統計学的に有意差はないものの上昇した。その要因として,包括的指示下による除細動を導入した影響や,AFを用いた事後検証と救急隊員へのフィードバックや教育により病院前救護活動の質が改善したことが考えられた。AFを用いた事後検証と救急隊員へのフィードバック,教育は心肺停止傷病者に対する病院前救護活動の質と傷病者の転帰を改善させる可能性がある。

    DOI: 10.3893/jjaam.20.815

    CiNii Article

  • 事後検証により病院前救護活動の質と心肺停止傷病者の転帰は改善したか

    山村 仁, 横田 順一朗, 鈴木 全, 西内 辰也, 松岡 哲也, 溝端 康光

    日本救急医学会雑誌   20 ( 10 )   815 - 822   2009年( ISSN:0915924X ( eISSN:18833772

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    事後検証を複数の医師で行う場合,個人による評価基準にばらつきが生じる。これを解決する目的で,泉州地域メディカルコントロール協議会では,オーディットフィルター(audit filter; AF)を用いて検証を行っている。このAFを用いた事後検証と,その結果を救急隊員へフィードバック,教育したことにより,病院前救護活動の質と心肺停止傷病者の転帰が改善したかを検討した。病院前救護活動の問題点として,「資器材を現場へ携行していない」,「人工呼吸に際して,高濃度酸素投与(リザーバ付きマスク,酸素流量10 L/min)をしていない」などの事例が,検証開始時に月毎の全検証件数の60~80%に認めたが,事後検証とフィードバックや教育を行うとともにこれらの問題点は改善した。心原性心肺停止例の転帰についての検討では,非検証期間の心肺停止症例510例のうち心拍再開84例で,1カ月生存は22例(9.1%)であった。検証期間には心肺停止例が649例あり,心拍再開93例,1カ月生存27例(10.6%)と1カ月生存率は若干上昇した。この中で,救急救命士が目撃した症例については,1カ月生存率が非検証期間に10.9%であったものが,検証期間は16.9%と統計学的に有意差はないものの上昇した。その要因として,包括的指示下による除細動を導入した影響や,AFを用いた事後検証と救急隊員へのフィードバックや教育により病院前救護活動の質が改善したことが考えられた。AFを用いた事後検証と救急隊員へのフィードバック,教育は心肺停止傷病者に対する病院前救護活動の質と傷病者の転帰を改善させる可能性がある。

    DOI: 10.3893/jjaam.20.815

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  • 救急CT画像のCADシステムに関する研究班報告書

    坂下 惠治, 藤田 広志, 原 武史, 西原 貞光, 小林 宏之, 石井 勉, 溝端 康光, 中島 義和

    日本放射線技術学会雑誌   65 ( 7 )   1002 - 1007   2009年( ISSN:03694305 ( eISSN:18814883

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  • CTで著明な壁肥厚と壁内ガス像を示した劇症型アメーバ性大腸炎の1例 査読

    加藤 昇, 島津 和久, 坂本 道治, 山村 仁, 溝端 康光

    一般社団法人 日本救急医学会 日本救急医学会雑誌   19 ( 12 )   1107 - 1112   2008年12月( ISSN:0915924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    患者は50歳の男性。adult T-cell leukemia / lymphoma(ATL)のくすぶり型で10年間観察中であった。 2 週間持続した下痢の後,前医に入院時はイレウス状態であった。腹部CT撮影で,大腸は著明な壁肥厚所見を示し,上行結腸壁内にはガス像を認めた。抗生物質投与,イレウス管による減圧で改善せず, 4 日後にショック,呼吸困難,血小板と白血球減少を生じたため当施設に紹介された。入院時,汎発性腹膜炎の所見を認め,緊急手術を行った。盲腸,上行結腸,横行結腸と直腸にぼろ雑巾様に菲薄化した全層壊死を認めた。結腸全摘・回腸瘻造設を行い,術後は経肛門的に間欠的な直腸内洗浄を行った。入院第 7 病日,切除標本の病理所見で壁全層にアメーバの栄養型虫体を認めたと報告され,新鮮便の鏡検でも多数のアメーバを確認した。ICUでの呼吸循環管理,持続的血液透析,抗生物質,抗菌薬,静注用人免疫グロブリン製剤投与,アメーバと診断後は 1 日500mgのメトロニダゾールの直腸内投与などを行ったが,多臓器不全のため,入院第 9 病日に死亡した。剖検で残存直腸の壊死穿孔を認めた。アメーバ性大腸炎のうち,アメーバの大腸壁への浸潤により腸管全層壊死を来したものは劇症型と分類される。本症例で認められた大腸の著明な壁肥厚と壁内ガス像のCT所見は,赤痢アメーバ症における大腸壁全層壊死,すなわち劇症型の診断に有用であると考えられた。

    DOI: 10.3893/jjaam.19.1107

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  • 外傷後の高ビリルビン血症 査読

    溝端 康光

    日本集中治療医学会雑誌 = Journal of the Japanese Society of Intensive Care Medicine   15 ( 1 )   16 - 17   2008年01月( ISSN:13407988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    CiNii Article

  • 外傷後の高ビリルビン血症 査読

    溝端 康光

    日本集中治療医学会雑誌 = Journal of the Japanese Society of Intensive Care Medicine   15 ( 1 )   16 - 17   2008年01月( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 外傷後の高ビリルビン血症 査読

    溝端 康光

    日本集中治療医学会雑誌 = Journal of the Japanese Society of Intensive Care Medicine   15 ( 1 )   16 - 17   2008年01月( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 外傷後の高ビリルビン血症

    溝端 康光

    日本集中治療医学会雑誌 = Journal of the Japanese Society of Intensive Care Medicine   15 ( 1 )   16 - 17   2008年01月( ISSN:13407988

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  • 気道緊急における気管挿管と外科的気道確保 査読

    溝端 康光

    特定非営利活動法人 日本気管食道科学会 日本気管食道科学会会報   59 ( 2 )   175 - 175   2008年( ISSN:0029-0645

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    DOI: 10.2468/jbes.59.175

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  • 外傷後の高ビリルビン血症 査読

    溝端 康光

    一般社団法人 日本集中治療医学会 日本集中治療医学会雑誌   15 ( 1 )   16 - 17   2008年( ISSN:1340-7988

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    DOI: 10.3918/jsicm.15.16

    CiNii Article

  • 気道緊急における気管挿管と外科的気道確保

    溝端 康光

    日本気管食道科学会会報   59 ( 2 )   175 - 175   2008年( ISSN:00290645 ( eISSN:18806848

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.2468/jbes.59.175

    CiNii Article

  • 外傷後の高ビリルビン血症

    溝端 康光

    日本集中治療医学会雑誌   15 ( 1 )   16 - 17   2008年( ISSN:13407988 ( eISSN:1882966X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.3918/jsicm.15.16

    CiNii Article

  • CTで著明な壁肥厚と壁内ガス像を示した劇症型アメーバ性大腸炎の1例

    加藤 昇, 島津 和久, 坂本 道治, 山村 仁, 溝端 康光

    日本救急医学会雑誌   19 ( 12 )   1107 - 1112   2008年( ISSN:0915924X ( eISSN:18833772

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    患者は50歳の男性。adult T-cell leukemia / lymphoma(ATL)のくすぶり型で10年間観察中であった。 2 週間持続した下痢の後,前医に入院時はイレウス状態であった。腹部CT撮影で,大腸は著明な壁肥厚所見を示し,上行結腸壁内にはガス像を認めた。抗生物質投与,イレウス管による減圧で改善せず, 4 日後にショック,呼吸困難,血小板と白血球減少を生じたため当施設に紹介された。入院時,汎発性腹膜炎の所見を認め,緊急手術を行った。盲腸,上行結腸,横行結腸と直腸にぼろ雑巾様に菲薄化した全層壊死を認めた。結腸全摘・回腸瘻造設を行い,術後は経肛門的に間欠的な直腸内洗浄を行った。入院第 7 病日,切除標本の病理所見で壁全層にアメーバの栄養型虫体を認めたと報告され,新鮮便の鏡検でも多数のアメーバを確認した。ICUでの呼吸循環管理,持続的血液透析,抗生物質,抗菌薬,静注用人免疫グロブリン製剤投与,アメーバと診断後は 1 日500mgのメトロニダゾールの直腸内投与などを行ったが,多臓器不全のため,入院第 9 病日に死亡した。剖検で残存直腸の壊死穿孔を認めた。アメーバ性大腸炎のうち,アメーバの大腸壁への浸潤により腸管全層壊死を来したものは劇症型と分類される。本症例で認められた大腸の著明な壁肥厚と壁内ガス像のCT所見は,赤痢アメーバ症における大腸壁全層壊死,すなわち劇症型の診断に有用であると考えられた。

    DOI: 10.3893/jjaam.19.1107

    CiNii Article

  • 心タンポナーデを呈した緑膿菌による心外膜炎の一例

    松本 正孝, 鈴木 全, 石川 和男, 溝端 康光, 松岡 哲也, 横田 順一朗

    日本臨床救急医学会雑誌   10 ( 4 )   443 - 448   2007年08月( ISSN:13450581 ( eISSN:21879001

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    <p>症例は79歳女性。航空機内で呼吸困難を呈し,泉州救命救急センターに搬入された。来院時,心嚢液貯留,心不全,および肺炎,呼吸不全を呈していた。心嚢液より緑膿菌が培養され,緑膿菌による心外膜炎と診断した。心タンポナーデを合併したため,抗生物質の投与に加え,心膜開窓持続ドレナージを行った。呼吸不全に対しては気管切開を含む人工呼吸器管理を行った。化膿性心外膜炎は心タンポナーデを高頻度に合併するため,感染徴候の明らかな心嚢液貯留症例には,心嚢穿刺を行い,心嚢液の性状から化膿性心外膜炎が疑われた時は,早急に心膜開窓持続ドレナージを行うことが重要である。</p>

    DOI: 10.11240/jsem.10.443

  • DP-075-9 肝損傷に対するperihepaticpacking施行時におけるvacuum pack closureの有用性(第107回日本外科学会定期学術集会) 査読

    山村 仁, 溝端 康光, 井戸口 孝二, 松岡 哲也, 横田 順一朗

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   108 ( 2 )   2007年03月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • DP-075-9 肝損傷に対するperihepaticpacking施行時におけるvacuum pack closureの有用性(第107回日本外科学会定期学術集会) 査読

    山村 仁, 溝端 康光, 井戸口 孝二, 松岡 哲也, 横田 順一朗

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   108 ( 2 )   2007年03月( ISSN:03014894

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

  • DP-075-9 肝損傷に対するperihepaticpacking施行時におけるvacuum pack closureの有用性(第107回日本外科学会定期学術集会) 査読

    山村 仁, 溝端 康光, 井戸口 孝二, 松岡 哲也, 横田 順一朗

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   108 ( 2 )   2007年03月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • DP-075-9 肝損傷に対するperihepaticpacking施行時におけるvacuum pack closureの有用性(第107回日本外科学会定期学術集会)

    山村 仁, 溝端 康光, 井戸口 孝二, 松岡 哲也, 横田 順一朗

    日本外科学会雑誌   108 ( 2 )   477   2007年03月( ISSN:03014894

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  • 【指標と数値算出法;定義と使い方】 中毒 有機リン中毒の重症度指標

    -

    救急医学   31 ( 3 )   355   2007年

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    共著区分:単著  

  • 新たに考案したトリアージタッグ書式の有用性 : 消防庁書式との比較検討 査読

    井戸口 孝二, 溝端 康光, 松岡 哲也, 水島 靖明, 石川 和男, 山村 仁, 横田 順一朗

    一般社団法人 日本救急医学会 日本救急医学会雑誌 = Journal of Japanese Association for Acute Medicine   17 ( 5 )   183 - 191   2006年05月( ISSN:0915924X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    わが国では,1996年にトリアージタッグが標準化され,消防庁書式タッグが本邦のタッグとして広く用いられている。しかし,実際に訓練で使用すると,煩雑さのために記入漏れが多く,必ずしも満足のいく結果が得られていない。そこで,まずトリアージ方法の標準化を図り,一次トリアージはSTART (simple triage and rapid treatment)変法を,二次トリアージは「緊急度・重症度評価と病院選定基準」に基づいたトリアージ方法を採用したうえで,標準化タッグの自由裁量部分に改良を加えた新書式タッグを作製した。表面には,START変法による手順と判定基準を明記した。裏面には,生理学的指標,解剖学的指標と処置内容を時系列で記載できる欄を設け,さらに赤と判定すべき指標を明記した。今回われわれは,新書式タッグの有用性を検証するために救急救命士養成学校の学生80名を対象としたトリアージ訓練を行い,新書式タッグ群と消防庁書式タッグ群において,タッグへの記載内容,記載頻度,トリアージの正確性および訓練後のアンケート結果について比較検討した。一次トリアージでは,トリアージの判断根拠となった所見の記載率が,新書式タッグ群では高率であった。一方,二次トリアージでは,バイタルサインや意識レベルの記載が新書式タッグ群では全例行われていたが,消防庁書式タッグ群では低頻度であった。トリアージの正確性については,一次トリアージでは新書式タッグ群のほうがより高頻度に正答していたが,二次トリアージでは有意な差は認めなかった。訓練後のアンケートでは,新書式タッグの使用感の評価が高かった。今回の検討から,トリアージ方法を標準化したうえで新書式タッグを使用することによって,消防庁書式タッグに比べてより的確な重症度評価ができるようになり,さらにバイタルサインなどの傷病者情報の把握が容易となることが明らかとなった。

    DOI: 10.3893/jjaam.17.183

    CiNii Article

  • 外傷診療の実態分析からみた外科研修のあり方 : 実地修練を補完するJATECコース受講の意義 査読

    横田 順一朗, 松岡 哲也, 溝端 康光, 上野 正人

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   107 ( 2 )   2006年03月( ISSN:03014894

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    CiNii Article

  • 外傷診療の実態分析からみた外科研修のあり方 : 実地修練を補完するJATECコース受講の意義 査読

    横田 順一朗, 松岡 哲也, 溝端 康光, 上野 正人

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   107 ( 2 )   2006年03月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 外傷診療の実態分析からみた外科研修のあり方 : 実地修練を補完するJATECコース受講の意義

    横田 順一朗, 松岡 哲也, 溝端 康光, 上野 正人

    日本外科学会雑誌   107 ( 2 )   117   2006年03月( ISSN:03014894

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  • 外傷診療の実態分析からみた外科研修のあり方 : 実地修練を補完するJATECコース受講の意義 査読

    横田 順一朗, 松岡 哲也, 溝端 康光, 上野 正人

    一般社団法人日本外科学会 日本外科学会雑誌   107 ( 2 )   2006年03月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 【救急処置トラブルシューティング】 輪状甲状靱帯穿刺

    -

    救急医学   30 ( 3 )   257 - 259   2006年

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    共著区分:単著  

  • 【外科救急処置アトラス】 呼吸・循環系の術技 中心静脈路確保と中心静脈圧測定

    -

    外科治療   94   454 - 460   2006年

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    共著区分:単著  

  • 【多発外傷 preventable trauma deathの回避をめざして】 総論 多発外傷と画像診断

    -

    救急医学   30 ( 5 )   511 - 516   2006年

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    共著区分:単著  

  • 新たに考案したトリアージタッグ書式の有用性 消防庁書式との比較検討

    -

    日本救急医学会雑誌   17 ( 5 )   183 - 191   2006年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 新たに考案したトリアージタッグ書式の有用性―消防庁書式との比較検討―

    井戸口 孝二, 溝端 康光, 松岡 哲也, 水島 靖明, 石川 和男, 山村 仁, 横田 順一朗

    日本救急医学会雑誌   17 ( 5 )   183 - 191   2006年( ISSN:0915924X ( eISSN:18833772

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    わが国では,1996年にトリアージタッグが標準化され,消防庁書式タッグが本邦のタッグとして広く用いられている。しかし,実際に訓練で使用すると,煩雑さのために記入漏れが多く,必ずしも満足のいく結果が得られていない。そこで,まずトリアージ方法の標準化を図り,一次トリアージはSTART (simple triage and rapid treatment)変法を,二次トリアージは「緊急度・重症度評価と病院選定基準」に基づいたトリアージ方法を採用したうえで,標準化タッグの自由裁量部分に改良を加えた新書式タッグを作製した。表面には,START変法による手順と判定基準を明記した。裏面には,生理学的指標,解剖学的指標と処置内容を時系列で記載できる欄を設け,さらに赤と判定すべき指標を明記した。今回われわれは,新書式タッグの有用性を検証するために救急救命士養成学校の学生80名を対象としたトリアージ訓練を行い,新書式タッグ群と消防庁書式タッグ群において,タッグへの記載内容,記載頻度,トリアージの正確性および訓練後のアンケート結果について比較検討した。一次トリアージでは,トリアージの判断根拠となった所見の記載率が,新書式タッグ群では高率であった。一方,二次トリアージでは,バイタルサインや意識レベルの記載が新書式タッグ群では全例行われていたが,消防庁書式タッグ群では低頻度であった。トリアージの正確性については,一次トリアージでは新書式タッグ群のほうがより高頻度に正答していたが,二次トリアージでは有意な差は認めなかった。訓練後のアンケートでは,新書式タッグの使用感の評価が高かった。今回の検討から,トリアージ方法を標準化したうえで新書式タッグを使用することによって,消防庁書式タッグに比べてより的確な重症度評価ができるようになり,さらにバイタルサインなどの傷病者情報の把握が容易となることが明らかとなった。

    DOI: 10.3893/jjaam.17.183

    CiNii Article

  • Fluid resuscitation of trauma patients: how fast is the optimal rate? 査読

    Mizushima Y, Tohira H, Mizobata Y, Matsuoka T, Yokota J

    The American journal of emergency medicine   23 ( 7 )   833 - 7   2005年11月( ISSN:0735-6757

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.ajem.2005.03.015

    PubMed

  • Fluid resuscitation of trauma patients: How fast is the optimal rate? 査読

    Yasuaki Mizushima, Hideo Tohira, Yasumitsu Mizobata, Tetsuya Matsuoka, Junichiro Yokota

    American Journal of Emergency Medicine   23 ( 7 )   833 - 837   2005年11月( ISSN:0735-6757

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    The Advanced Trauma Life Support guidelines recommend an initial rapid infusion of fluid (1-2 L) in trauma and hemorrhage victims as a diagnostic procedure to aid treatment decisions. Although patient response to initial fluid resuscitation is the key to determining therapeutic strategies, the appropriate rate of infusion is not clearly defined. Ninety-nine adult (age &gt
    16 years) blunt trauma victims with hypotension were enrolled. Patients were classified into 3 groups according to hemodynamic state after initial fluid resuscitation and requirement of surgical intervention. Total volume and rate of infusion differed significantly between the groups (P &lt
    .05). Patients requiring fluid administration at higher rate were all hemodynamically unstable and required immediate surgical intervention. Moreover, rate of infusion was the best predictor of the patients who required immediate surgical intervention. Moderate fluid infusion rate should be considered to allow identification of the patient's response to initial fluid resuscitation. © 2005 Elsevier Inc. All rights reserved.

    DOI: 10.1016/j.ajem.2005.03.015

    PubMed

  • Traumatic retroperitoneal hematoma spreads through the interfascial planes. 査読

    Ishikawa K, Tohira H, Mizushima Y, Matsuoka T, Mizobata Y, Yokota J

    The Journal of trauma   59 ( 3 )   595 - 607; discussion 607   2005年09月( ISSN:0022-5282

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    PubMed

  • Traumatic retroperitoneal hematoma spreads through the interfascial planes. 査読

    Ishikawa K, Tohira H, Mizushima Y, Matsuoka T, Mizobata Y, Yokota J

    The Journal of trauma   59 ( 3 )   595 - 607; discussion 607   2005年09月( ISSN:0022-5282

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Traumatic retroperitoneal hematoma spreads through the interfascial planes. 査読

    Ishikawa K, Tohira H, Mizushima Y, Matsuoka T, Mizobata Y, Yokota J

    The Journal of trauma   59 ( 3 )   595 - 607; discussion 607   2005年09月( ISSN:0022-5282

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 【腹部外傷 JATECTM時代の外傷外科】 腸管・腸間膜損傷

    -

    救急医学   29 ( 8 )   953 - 957   2005年

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    共著区分:単著  

  • 傷病者の明確な搬送先選定基準の導入は外傷死亡率を低下させる

    横田順一朗、石川和男、井戸口孝二、西内辰也、上野正人

    日本救急医学会雑誌   16 ( 5 )   209 - 217   2005年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物

  • 病院前救護におけるメディカルコントロール

    溝端 康光( 担当: 共著)

    へるす出版  2020年08月 

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    著書種別:学術書  

  • 病院前救護におけるメディカルコントロール

    溝端 康光( 担当: 単著)

    へるす出版  2020年08月 

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    著書種別:学術書  

  • 病院前救護におけるメディカルコントロール

    溝端 康光( 担当: 共著)

    へるす出版  2020年08月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2019

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2019年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 外傷専門診療ガイドライン JETEC改訂第2版

    溝端 康光( 担当: 共編者(共編著者))

    へるす出版  2019年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2019

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2019年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 外傷専門診療ガイドライン JETEC改訂第2版

    溝端 康光( 担当: 単著)

    へるす出版  2019年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2019

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2019年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 外傷専門診療ガイドライン JETEC改訂第2版

    溝端 康光( 担当: 共編者(共編著者))

    へるす出版  2019年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 救急診療指針 第5版

    溝端 康光( 担当: 共著)

    へるす出版  2018年05月 

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    著書種別:学術書  

  • 救急診療指針 第5版

    溝端 康光( 担当: 単著)

    へるす出版  2018年05月 

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    著書種別:学術書  

  • 救急診療指針 第5版

    溝端 康光( 担当: 共著)

    へるす出版  2018年05月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2018

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2018年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2018

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2018年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2018

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2018年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 救急医療におけるメディカルコントロール

    溝端 康光( 担当: 共編者(共編著者))

    へるす出版  2017年12月 

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    著書種別:学術書  

  • 救急医療におけるメディカルコントロール

    溝端 康光( 担当: 単著)

    へるす出版  2017年12月 

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    著書種別:学術書  

  • 救急医療におけるメディカルコントロール

    溝端 康光( 担当: 共編者(共編著者))

    へるす出版  2017年12月 

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    著書種別:学術書  

  • 外傷外科手術マニュアル

    溝端 康光( 担当: 共訳)

    医学書院  2017年09月 

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    著書種別:学術書  

  • 外傷外科手術マニュアル

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2017年09月 

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    著書種別:学術書  

  • 外傷外科手術マニュアル

    溝端 康光( 担当: 共訳)

    医学書院  2017年09月 

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    著書種別:学術書  

  • 改訂第5版 外傷初期診療ガイドライン JATEC

    溝端 康光( 担当: 共編者(共編著者))

    へるす出版  2017年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2017

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2017年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2017

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2017年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 改訂第5版 外傷初期診療ガイドライン JATEC

    溝端 康光( 担当: 単著)

    へるす出版  2017年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2017

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2017年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 改訂第5版 外傷初期診療ガイドライン JATEC

    溝端 康光( 担当: 共編者(共編著者))

    へるす出版  2017年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2016

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2016年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2016

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2016年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2016

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2016年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 外傷専門診療ガイドライン JETEC

    溝端 康光( 担当: 共編者(共編著者))

    へるす出版  2014年08月 

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    著書種別:学術書  

  • 外傷専門診療ガイドライン JETEC

    溝端 康光( 担当: 単著)

    へるす出版  2014年08月 

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    著書種別:学術書  

  • 外傷専門診療ガイドライン JETEC

    溝端 康光( 担当: 共編者(共編著者))

    へるす出版  2014年08月 

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    著書種別:学術書  

  • 危機管理ハンドブック

    溝端 康光( 担当: 共訳)

    へるす出版  2014年02月 

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    著書種別:学術書  

  • 危機管理ハンドブック

    溝端 康光( 担当: 単著)

    へるす出版  2014年02月 

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    著書種別:学術書  

  • 危機管理ハンドブック

    溝端 康光( 担当: 共訳)

    へるす出版  2014年02月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2014

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2014年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2014

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2014年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2014

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2014年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 標準救急医学 第5版

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2013年12月 

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    著書種別:教科書・概説・概論  

  • 標準救急医学 第5版

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2013年12月 

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    著書種別:学術書  

  • 標準救急医学 第5版

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2013年12月 

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    著書種別:教科書・概説・概論  

  • 救急検査指針 救急検査認定技師テキスト

    溝端 康光( 担当: 共編者(共編著者))

    へるす出版  2013年09月 

     詳細を見る

    著書種別:教科書・概説・概論  

  • 救急検査指針 救急検査認定技師テキスト

    溝端 康光( 担当: 単著)

    へるす出版  2013年09月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 救急検査指針 救急検査認定技師テキスト

    溝端 康光( 担当: 共編者(共編著者))

    へるす出版  2013年09月 

     詳細を見る

    著書種別:教科書・概説・概論  

  • MIMMS 大事故災害への医療対応 現場活動における実践的アプローチ 第3版

    溝端 康光( 担当: 共訳)

    永井書店  2013年04月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • MIMMS 大事故災害への医療対応 現場活動における実践的アプローチ 第3版

    溝端 康光( 担当: 単著)

    永井書店  2013年04月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • MIMMS 大事故災害への医療対応 現場活動における実践的アプローチ 第3版

    溝端 康光( 担当: 共訳)

    永井書店  2013年04月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 改訂第4版 外傷初期診療ガイドライン JATEC

    溝端 康光( 担当: 共編者(共編著者))

    へるす出版  2012年12月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 改訂第4版 外傷初期診療ガイドライン JATEC

    溝端 康光( 担当: 単著)

    へるす出版  2012年12月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 改訂第4版 外傷初期診療ガイドライン JATEC

    溝端 康光( 担当: 共編者(共編著者))

    へるす出版  2012年12月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 外傷外科手術スタンダード

    溝端 康光( 担当: 共著)

    羊土社  2012年11月 

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    著書種別:学術書  

  • 外傷外科手術スタンダード

    溝端 康光( 担当: 単著)

    羊土社  2012年11月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 外傷外科手術スタンダード

    溝端 康光( 担当: 共著)

    羊土社  2012年11月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 救急救命士標準テキスト 第8版

    溝端 康光( 担当: 共著)

    へるす出版  2012年05月 

     詳細を見る

    著書種別:教科書・概説・概論  

  • 救急救命士標準テキスト 第8版

    溝端 康光( 担当: 単著)

    へるす出版  2012年05月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 救急救命士標準テキスト 第8版

    溝端 康光( 担当: 共著)

    へるす出版  2012年05月 

     詳細を見る

    著書種別:教科書・概説・概論  

  • 災害ルール

    溝端 康光( 担当: 共訳)

    へるす出版  2012年02月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 災害ルール

    溝端 康光( 担当: 単著)

    へるす出版  2012年02月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 災害ルール

    溝端 康光( 担当: 共訳)

    へるす出版  2012年02月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2012

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2012年01月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2012

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2012年01月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2012

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2012年01月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 新プレホスピタル外傷学

    溝端 康光( 担当: 共著)

    永井書店  2011年06月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 新プレホスピタル外傷学

    溝端 康光( 担当: 単著)

    永井書店  2011年06月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 新プレホスピタル外傷学

    溝端 康光( 担当: 共著)

    永井書店  2011年06月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2011

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2011年01月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2011

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2011年01月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2011

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2011年01月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の診断指針 第6版

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2010年03月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の診断指針 第6版

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2010年03月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の診断指針 第6版

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2010年03月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2010

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2010年01月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2010

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2010年01月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2010

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2010年01月 

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    著書種別:学術書  

  • プレホスピタルMOOK DMAT

    溝端 康光( 担当: 共著)

    永井書店  2009年09月 

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    著書種別:学術書  

  • プレホスピタルMOOK DMAT

    溝端 康光( 担当: 単著)

    永井書店  2009年09月 

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    著書種別:学術書  

  • プレホスピタルMOOK DMAT

    溝端 康光( 担当: 共著)

    永井書店  2009年09月 

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    著書種別:学術書  

  • ホスピタルMIMMS 大事故災害への医療対応 -病院における実践的アプローチ-

    溝端 康光( 担当: 共訳)

    永井書店  2009年03月 

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    著書種別:学術書  

  • ホスピタルMIMMS 大事故災害への医療対応 -病院における実践的アプローチ-

    溝端 康光( 担当: 単著)

    永井書店  2009年03月 

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    著書種別:学術書  

  • 標準救急医学 第4版

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2009年03月 

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    著書種別:教科書・概説・概論  

  • 標準救急医学 第4版

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2009年03月 

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    著書種別:学術書  

  • ホスピタルMIMMS 大事故災害への医療対応 -病院における実践的アプローチ-

    溝端 康光( 担当: 共訳)

    永井書店  2009年03月 

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    著書種別:学術書  

  • 標準救急医学 第4版

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2009年03月 

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    著書種別:教科書・概説・概論  

  • 今日の治療指針 2009

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2009年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2009

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2009年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2009

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2009年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 改訂第3版 外傷初期診療ガイドライン JATEC

    溝端 康光( 担当: 共著)

    へるす出版  2008年10月 

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    著書種別:学術書  

  • 改訂第3版 外傷初期診療ガイドライン JATEC

    溝端 康光( 担当: 単著)

    へるす出版  2008年10月 

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    著書種別:学術書  

  • 改訂第3版 外傷初期診療ガイドライン JATEC

    溝端 康光( 担当: 共著)

    へるす出版  2008年10月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2008

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2008年01月 

     詳細を見る

    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2008

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2008年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2008

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2008年01月 

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    著書種別:学術書  

  • プレホスピタルMOOK 多数傷病者対応

    溝端 康光( 担当: 共著)

    永井書店  2007年08月 

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    著書種別:学術書  

  • プレホスピタルMOOK 多数傷病者対応

    溝端 康光( 担当: 単著)

    永井書店  2007年08月 

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    著書種別:学術書  

  • プレホスピタルMOOK 多数傷病者対応

    溝端 康光( 担当: 共著)

    永井書店  2007年08月 

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    著書種別:学術書  

  • 実践外傷初療学

    溝端 康光( 担当: 共著)

    永井書店  2005年04月 

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    著書種別:学術書  

  • 実践外傷初療学

    溝端 康光( 担当: 単著)

    永井書店  2005年04月 

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    著書種別:学術書  

  • 実践外傷初療学

    溝端 康光( 担当: 共著)

    永井書店  2005年04月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2005

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2005年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2005

    溝端 康光( 担当: 単著)

    医学書院  2005年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2005

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2005年01月 

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    著書種別:学術書  

  • 改訂 外傷初期診療ガイドライン

    溝端 康光( 担当: 共著)

    へるす出版  2004年10月 

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    著書種別:学術書  

  • 外傷初期診療ガイドライン

    -( 担当: 共著)

    へるす出版  2004年 

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    著書種別:学術書  

  • 外傷病院前救護ガイドライン

    -( 担当: 共著)

    プラネット  2004年 

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    著書種別:学術書  

  • ダメージコントロール

    溝端 康光( 担当: 共著)

    メディカルビュー  2003年12月 

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    著書種別:学術書  

  • 今日の治療指針 2002

    溝端 康光( 担当: 共著)

    医学書院  2002年01月 

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    著書種別:学術書  

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MISC(その他記事)

  • 【救急医と,COVID-19と】教育・研修 COVID-19は,救急医学教育・研修等にいかに影響したか?

    溝端 康光, 佐々木 淳一

    救急医学   47 ( 11 )   1286 - 1291   2023年11月( ISSN:0385-8162

  • 人工呼吸を要するCOVID-19患者の転帰に関連する因子 日本で行われた単施設観察研究(Factors associated with the outcome of patients with COVID-19 requiring mechanical ventilation: A single-center observational study in Japan)

    Deguchi Ryo, Nishimura Tetsuro, Matsuo Kenji, Wakita Fumiaki, Kawamoto Akihiro, Uchida Kenichiro, Yamamoto Hiromasa, Yamada Koichi, Kakeya Hiroshi, Fujii Hiromichi, Shibata Toshihiko, Mizobata Yasumitsu

    Acute Medicine & Surgery   10 ( 1 )   1 of 7 - 7 of 7   2023年07月

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    人工呼吸を必要とするCOVID-19患者の気管挿管時の患者情報と転帰との関連を明らかにするため、単施設後ろ向き観察研究を行った。2020年4月1日~2022年3月31日に当院に入院し、人工呼吸を行ったCOVID-19患者146例(男性84.2%)を対象とした。主要評価項目は人工呼吸器離脱の関連因子とした。146例のうち98例は転帰良好、48例は転帰不良であった。多変量解析の結果、人工呼吸器離脱と有意に関連する因子は、年齢(65~74歳の調整OR=0.168、75歳以上の調整OR=0.121)、ワクチン接種歴(調整OR=5.655)、SOFA(Sequential Organ Failure Assessment)呼吸スコア(調整OR=0.007)であった。

  • 【レジデントが知っておくべき救急領域の外傷診療のポイント&ピットフォール】腹部骨盤外傷の診療ポイント

    内田 健一郎, 溝端 康光

    月刊レジデント   15 ( 4 )   45 - 53   2022年12月

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    <Point 1>腹部骨盤外傷で最も緊急度が高い出血性ショックを認知できる.<Point 2>腹部止血術の際の開腹止血術と血管内治療の適応の違いを説明できる.<Point 3>腹部外傷におけるダメージコントロールを説明できる.<Point 4>骨盤外傷における止血術と合併症を説明できる.<Point 5>腹部骨盤外傷におけるREBOAの使用意義と適応を説明できる.(著者抄録)

  • 集団災害時の医療 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催中における救急・災害医療体制の準備状況 AC2020からの報告(Medicine at mass gatherings: current progress of preparedness of emergency medical services and disaster medical response during 2020 Tokyo Olympic and Paralympic Games from the perspective of the Academic Consortium(AC2020))

    Morimura Naoto, Mizobata Yasumitsu, Sugita Manabu, Takeda Satoshi, Kiyozumi Tetsuro, Shoko Tomohisa, Inoue Yoshiaki, Otomo Yasuhiro, Sakurai Atsushi, Koido Yuichi, Tanabe Seizan, Okumura Tetsu, Yamasawa Fumihiro, Tanaka Hideharu, Kinoshi Tomoya, Kaku Koki, Matsuda Kiyoshi, Kitamura Nobuya, Hayakawa Tatsuya, Kuroda Yasuhiro, Kuroki Yumiko, Sasaki Junichi, Oda Jun, Inokuchi Masataka, Kakuta Toru, Arai Satoru, Sato Noriaki, Matsuura Hiroyuki, Nozawa Masahiro, Osamura Toshio, Yamashita Kazunori, Okudera Hiroshi, Kawana Akihiko, Koshinaga Tsugumichi, Hirano Satoshi, Sugawara Erisa, Kamata Michihiro, Tajiri Yasuhito, Kohno Mototsugu, Suzuki Michiyasu, Nakase Hiroyuki, Suehiro Eiichi, Yamase Hiroaki, Otake Hiroshi, Morisaki Hiroshi, Ozawa Akiko, Takahashi Sho, Otsuka Kotaro, Harikae Kiyokazu, Kishi Kazuo, Mizuno Hiroshi, Nakajima Hideaki, Ueta Hiroki, Nagayama Masao, Kikuchi Migaku, Yokota Hiroyuki, Shimazu Takeshi, Yukioka Tetsuo, The Joint Committee of the Academic Consortium on Emergency Medical Services,Disaster Medical Response Plan during the Tokyo Olympic and Paralympic Games in 2020(AC2020)

    Acute Medicine & Surgery   8 ( 1 )   1 of 12 - 12 of 12   2021年02月

  • 【再考:「心理的安全性」と医療の質・安全】心理的安全性を作る医療安全研修の試み EARRTH(Early Awareness & Rapid Response Training in Hospitals) 査読

    山口 悦子[中上], 羽川 直宏, 仲谷 薫, 北村 孝一, 江原 省一, 柴田 敦, 藤長 久美子, 藤原 弘美, 中村 和徳, 西村 哲郎, 溝端 康光, 種田 憲一郎

    (一社)医療の質・安全学会 医療の質・安全学会誌   15 ( 4 )   387 - 393   2020年10月( ISSN:1881-3658

     詳細を見る

    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【再考:「心理的安全性」と医療の質・安全】心理的安全性を作る医療安全研修の試み EARRTH(Early Awareness & Rapid Response Training in Hospitals)

    山口 悦子[中上], 羽川 直宏, 仲谷 薫, 北村 孝一, 江原 省一, 柴田 敦, 藤長 久美子, 藤原 弘美, 中村 和徳, 西村 哲郎, 溝端 康光, 種田 憲一郎

    医療の質・安全学会誌   15 ( 4 )   387 - 393   2020年10月( ISSN:1881-3658

  • 【救急医の国際貢献・国際交流-身につけるべき知識と技術】国際貢献・国際交流の実践 学会主導の国際貢献・国際交流 査読

    西村 哲郎, 西山 和孝, 溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   44 ( 9 )   1099 - 1105   2020年08月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【救急医の国際貢献・国際交流-身につけるべき知識と技術】国際貢献・国際交流の実践 学会主導の国際貢献・国際交流

    西村 哲郎, 西山 和孝, 溝端 康光

    救急医学   44 ( 9 )   1099 - 1105   2020年08月( ISSN:0385-8162

  • 【健康危機管理-産学官連携を通じて次の災害に備えるために-】一般社団法人Healthcare BCPコンソーシアムを拠点として守る災害時の命と健康 査読

    中尾 博之, 有賀 徹, 坂本 哲也, 野口 英一, 横田 裕行, 溝端 康光, 田中 淳

    国立保健医療科学院 保健医療科学   68 ( 2 )   96 - 102   2019年05月( ISSN:1347-6459

     詳細を見る

    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    平成16年、内閣府「民間と市場の力を活かした防災戦略の基本的提言」によると、大災害に備えるためには地域連携力や企業との協力体制のある平時社会システムが必要であると述べられている。しかし、災害時のHealthcare継続計画(Healthcare BCP)においては、平時に行われていないことを、平時と異なる仕組みで実施しなければならない。地域のHealthcareの組織化と役割分担、地域としてインフラの維持、医薬品の優先供給、避難所状況の把握のもとに、各施設単位でのBCPと地域一体型としての計画、「マクロBCP」が不可欠である。さらに、Healthcare領域、インフラ・医療関連業界、生活レベルを安定化させる業界の3層構造間における「組織間学習」による相互理解を行う場が必要である。このような業種を超えた組織間学習の場として、平成29年11月に一般社団法人「Healthcare BCPコンソーシアム(HBC)」を設立するに至った。これは、内閣府が指摘する社会システムともなる。この基本概念は、異職種が目的を達成するためにともに知恵を出し合う機会を持ち、全体としてのレベルアップにつなげていく「能力構築連携」を継続的な進化を伴って成し遂げていくことである。また、災害時の地域医療対応能力は絶妙のバランスで構築された「災害医療の積木構造」からなり、コーディネートに係る経験、知識を持つ人材育成が不可欠である。岡山県における2018西日本豪雨災害では、連携体制は構築(能力構築連携)されておらず、内外の支援組織(積み木片)を絶妙のバランスでマネジメントするために「倉敷地域災害保健復興連絡会議」(KuraDRO(クラドロ))が設置された。また、早期の保険医療移行は地域医療の底上げに寄与した。一方、準備期からのミクロ及びマクロのBCPを策定する制度がまだ一般的ではなかったために、医療の局所または全体像を俯瞰できる機会を失ってしまった。1)被災範囲が比較的狭くために地域外からの支援を受けやすかったこと、2)被災地域の結びつきが強かったことによって限局対応で済んだが、大災害では当てはまらない。HBCを中心として、学術的な助けによる努力評価指標の設定、各種規格設定、教育・訓練仕法の確立を行う必要がある。(著者抄録)

  • 【健康危機管理-産学官連携を通じて次の災害に備えるために-】一般社団法人Healthcare BCPコンソーシアムを拠点として守る災害時の命と健康 査読

    中尾 博之, 有賀 徹, 坂本 哲也, 野口 英一, 横田 裕行, 溝端 康光, 田中 淳

    国立保健医療科学院 保健医療科学   68 ( 2 )   96 - 102   2019年05月( ISSN:1347-6459

     詳細を見る

    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    平成16年、内閣府「民間と市場の力を活かした防災戦略の基本的提言」によると、大災害に備えるためには地域連携力や企業との協力体制のある平時社会システムが必要であると述べられている。しかし、災害時のHealthcare継続計画(Healthcare BCP)においては、平時に行われていないことを、平時と異なる仕組みで実施しなければならない。地域のHealthcareの組織化と役割分担、地域としてインフラの維持、医薬品の優先供給、避難所状況の把握のもとに、各施設単位でのBCPと地域一体型としての計画、「マクロBCP」が不可欠である。さらに、Healthcare領域、インフラ・医療関連業界、生活レベルを安定化させる業界の3層構造間における「組織間学習」による相互理解を行う場が必要である。このような業種を超えた組織間学習の場として、平成29年11月に一般社団法人「Healthcare BCPコンソーシアム(HBC)」を設立するに至った。これは、内閣府が指摘する社会システムともなる。この基本概念は、異職種が目的を達成するためにともに知恵を出し合う機会を持ち、全体としてのレベルアップにつなげていく「能力構築連携」を継続的な進化を伴って成し遂げていくことである。また、災害時の地域医療対応能力は絶妙のバランスで構築された「災害医療の積木構造」からなり、コーディネートに係る経験、知識を持つ人材育成が不可欠である。岡山県における2018西日本豪雨災害では、連携体制は構築(能力構築連携)されておらず、内外の支援組織(積み木片)を絶妙のバランスでマネジメントするために「倉敷地域災害保健復興連絡会議」(KuraDRO(クラドロ))が設置された。また、早期の保険医療移行は地域医療の底上げに寄与した。一方、準備期からのミクロ及びマクロのBCPを策定する制度がまだ一般的ではなかったために、医療の局所または全体像を俯瞰できる機会を失ってしまった。1)被災範囲が比較的狭くために地域外からの支援を受けやすかったこと、2)被災地域の結びつきが強かったことによって限局対応で済んだが、大災害では当てはまらない。HBCを中心として、学術的な助けによる努力評価指標の設定、各種規格設定、教育・訓練仕法の確立を行う必要がある。(著者抄録)

  • 【健康危機管理-産学官連携を通じて次の災害に備えるために-】一般社団法人Healthcare BCPコンソーシアムを拠点として守る災害時の命と健康

    中尾 博之, 有賀 徹, 坂本 哲也, 野口 英一, 横田 裕行, 溝端 康光, 田中 淳

    保健医療科学   68 ( 2 )   96 - 102   2019年05月( ISSN:1347-6459

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    平成16年、内閣府「民間と市場の力を活かした防災戦略の基本的提言」によると、大災害に備えるためには地域連携力や企業との協力体制のある平時社会システムが必要であると述べられている。しかし、災害時のHealthcare継続計画(Healthcare BCP)においては、平時に行われていないことを、平時と異なる仕組みで実施しなければならない。地域のHealthcareの組織化と役割分担、地域としてインフラの維持、医薬品の優先供給、避難所状況の把握のもとに、各施設単位でのBCPと地域一体型としての計画、「マクロBCP」が不可欠である。さらに、Healthcare領域、インフラ・医療関連業界、生活レベルを安定化させる業界の3層構造間における「組織間学習」による相互理解を行う場が必要である。このような業種を超えた組織間学習の場として、平成29年11月に一般社団法人「Healthcare BCPコンソーシアム(HBC)」を設立するに至った。これは、内閣府が指摘する社会システムともなる。この基本概念は、異職種が目的を達成するためにともに知恵を出し合う機会を持ち、全体としてのレベルアップにつなげていく「能力構築連携」を継続的な進化を伴って成し遂げていくことである。また、災害時の地域医療対応能力は絶妙のバランスで構築された「災害医療の積木構造」からなり、コーディネートに係る経験、知識を持つ人材育成が不可欠である。岡山県における2018西日本豪雨災害では、連携体制は構築(能力構築連携)されておらず、内外の支援組織(積み木片)を絶妙のバランスでマネジメントするために「倉敷地域災害保健復興連絡会議」(KuraDRO(クラドロ))が設置された。また、早期の保険医療移行は地域医療の底上げに寄与した。一方、準備期からのミクロ及びマクロのBCPを策定する制度がまだ一般的ではなかったために、医療の局所または全体像を俯瞰できる機会を失ってしまった。1)被災範囲が比較的狭くために地域外からの支援を受けやすかったこと、2)被災地域の結びつきが強かったことによって限局対応で済んだが、大災害では当てはまらない。HBCを中心として、学術的な助けによる努力評価指標の設定、各種規格設定、教育・訓練仕法の確立を行う必要がある。(著者抄録)

  • 【健康危機管理-産学官連携を通じて次の災害に備えるために-】一般社団法人Healthcare BCPコンソーシアムを拠点として守る災害時の命と健康 査読

    中尾 博之, 有賀 徹, 坂本 哲也, 野口 英一, 横田 裕行, 溝端 康光, 田中 淳

    国立保健医療科学院 保健医療科学   68 ( 2 )   96 - 102   2019年05月( ISSN:1347-6459

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    平成16年、内閣府「民間と市場の力を活かした防災戦略の基本的提言」によると、大災害に備えるためには地域連携力や企業との協力体制のある平時社会システムが必要であると述べられている。しかし、災害時のHealthcare継続計画(Healthcare BCP)においては、平時に行われていないことを、平時と異なる仕組みで実施しなければならない。地域のHealthcareの組織化と役割分担、地域としてインフラの維持、医薬品の優先供給、避難所状況の把握のもとに、各施設単位でのBCPと地域一体型としての計画、「マクロBCP」が不可欠である。さらに、Healthcare領域、インフラ・医療関連業界、生活レベルを安定化させる業界の3層構造間における「組織間学習」による相互理解を行う場が必要である。このような業種を超えた組織間学習の場として、平成29年11月に一般社団法人「Healthcare BCPコンソーシアム(HBC)」を設立するに至った。これは、内閣府が指摘する社会システムともなる。この基本概念は、異職種が目的を達成するためにともに知恵を出し合う機会を持ち、全体としてのレベルアップにつなげていく「能力構築連携」を継続的な進化を伴って成し遂げていくことである。また、災害時の地域医療対応能力は絶妙のバランスで構築された「災害医療の積木構造」からなり、コーディネートに係る経験、知識を持つ人材育成が不可欠である。岡山県における2018西日本豪雨災害では、連携体制は構築(能力構築連携)されておらず、内外の支援組織(積み木片)を絶妙のバランスでマネジメントするために「倉敷地域災害保健復興連絡会議」(KuraDRO(クラドロ))が設置された。また、早期の保険医療移行は地域医療の底上げに寄与した。一方、準備期からのミクロ及びマクロのBCPを策定する制度がまだ一般的ではなかったために、医療の局所または全体像を俯瞰できる機会を失ってしまった。1)被災範囲が比較的狭くために地域外からの支援を受けやすかったこと、2)被災地域の結びつきが強かったことによって限局対応で済んだが、大災害では当てはまらない。HBCを中心として、学術的な助けによる努力評価指標の設定、各種規格設定、教育・訓練仕法の確立を行う必要がある。(著者抄録)

  • 【腹部外傷の救急手術手技2019】 腎損傷の手術 査読

    野田 智宏, 溝端 康光

    金原出版(株) 手術   73 ( 2 )   153 - 158   2019年02月( ISSN:0037-4423

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【腹部外傷の救急手術手技2019】 腎損傷の手術 査読

    野田 智宏, 溝端 康光

    金原出版(株) 手術   73 ( 2 )   153 - 158   2019年02月( ISSN:0037-4423

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【腹部外傷の救急手術手技2019】 腎損傷の手術 査読

    野田 智宏, 溝端 康光

    金原出版(株) 手術   73 ( 2 )   153 - 158   2019年02月( ISSN:0037-4423

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【腹部外傷の救急手術手技2019】腎損傷の手術

    野田 智宏, 溝端 康光

    手術   73 ( 2 )   153 - 158   2019年02月( ISSN:0037-4423

  • 外科医のトレーニング 技術の継承とは 当施設が関わる外傷外科手術手技トレーニングの現状と課題 査読

    晋山 直樹, 野田 智宏, 加賀 慎一郎, 内田 健一郎, 西村 哲郎, 溝端 康光

    (一社)日本外科学会 日本外科学会雑誌   120 ( 1 )   102 - 104   2019年01月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 外科医のトレーニング 技術の継承とは 当施設が関わる外傷外科手術手技トレーニングの現状と課題 査読

    晋山 直樹, 野田 智宏, 加賀 慎一郎, 内田 健一郎, 西村 哲郎, 溝端 康光

    (一社)日本外科学会 日本外科学会雑誌   120 ( 1 )   102 - 104   2019年01月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 外科医のトレーニング 技術の継承とは 当施設が関わる外傷外科手術手技トレーニングの現状と課題 査読

    晋山 直樹, 野田 智宏, 加賀 慎一郎, 内田 健一郎, 西村 哲郎, 溝端 康光

    (一社)日本外科学会 日本外科学会雑誌   120 ( 1 )   102 - 104   2019年01月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 外科医のトレーニング 技術の継承とは 当施設が関わる外傷外科手術手技トレーニングの現状と課題

    晋山 直樹, 野田 智宏, 加賀 慎一郎, 内田 健一郎, 西村 哲郎, 溝端 康光

    日本外科学会雑誌   120 ( 1 )   102 - 104   2019年01月( ISSN:0301-4894

  • 【高齢者の救急医療】 高齢者の外傷診療とピットフォール 査読

    晋山 直樹, 溝端 康光

    (株)ライフ・サイエンス Geriatric Medicine   56 ( 10 )   929 - 932   2018年10月( ISSN:0387-1088

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    ■高齢者は軽微な受傷機転でも重篤な損傷を負うことがある。重症であっても加齢性変化や服薬の影響により、バイタルサインの悪化を来さないことも多い。一方、予備力が乏しいことから、軽微な損傷であっても致命的となることがある。持病・既往歴や服薬内容(特に抗血栓薬や心血管作動薬)は治療方針や予後に関わるため、詳細に把握した上で対応する必要がある。JATECに則った外傷初期診療を行うことが原則で、高齢という理由のみで積極的治療を諦めるべきでない。(著者抄録)

  • 【高齢者の救急医療】 高齢者の外傷診療とピットフォール 査読

    晋山 直樹, 溝端 康光

    (株)ライフ・サイエンス Geriatric Medicine   56 ( 10 )   929 - 932   2018年10月( ISSN:0387-1088

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    ■高齢者は軽微な受傷機転でも重篤な損傷を負うことがある。重症であっても加齢性変化や服薬の影響により、バイタルサインの悪化を来さないことも多い。一方、予備力が乏しいことから、軽微な損傷であっても致命的となることがある。持病・既往歴や服薬内容(特に抗血栓薬や心血管作動薬)は治療方針や予後に関わるため、詳細に把握した上で対応する必要がある。JATECに則った外傷初期診療を行うことが原則で、高齢という理由のみで積極的治療を諦めるべきでない。(著者抄録)

  • 【高齢者の救急医療】 高齢者の外傷診療とピットフォール 査読

    晋山 直樹, 溝端 康光

    (株)ライフ・サイエンス Geriatric Medicine   56 ( 10 )   929 - 932   2018年10月( ISSN:0387-1088

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    ■高齢者は軽微な受傷機転でも重篤な損傷を負うことがある。重症であっても加齢性変化や服薬の影響により、バイタルサインの悪化を来さないことも多い。一方、予備力が乏しいことから、軽微な損傷であっても致命的となることがある。持病・既往歴や服薬内容(特に抗血栓薬や心血管作動薬)は治療方針や予後に関わるため、詳細に把握した上で対応する必要がある。JATECに則った外傷初期診療を行うことが原則で、高齢という理由のみで積極的治療を諦めるべきでない。(著者抄録)

  • 【高齢者の救急医療】高齢者の外傷診療とピットフォール

    晋山 直樹, 溝端 康光

    Geriatric Medicine   56 ( 10 )   929 - 932   2018年10月( ISSN:0387-1088

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    ■高齢者は軽微な受傷機転でも重篤な損傷を負うことがある。重症であっても加齢性変化や服薬の影響により、バイタルサインの悪化を来さないことも多い。一方、予備力が乏しいことから、軽微な損傷であっても致命的となることがある。持病・既往歴や服薬内容(特に抗血栓薬や心血管作動薬)は治療方針や予後に関わるため、詳細に把握した上で対応する必要がある。JATECに則った外傷初期診療を行うことが原則で、高齢という理由のみで積極的治療を諦めるべきでない。(著者抄録)

  • 【外科専門医のための外傷外科手術off-the-job training(OFF-JT)】 Advanced Trauma Operative Management(ATOM)コース 査読

    永田 高志, 村上 壮一, 佐藤 武揚, 久志本 成樹, 藤田 尚, 伊澤 祥光, 晋山 直樹, 溝端 康光, 赤星 朋比古, 前原 喜彦, 橋爪 誠, 千先 康二, アラン瓦井 レフォー

    (一社)日本外科学会 日本外科学会雑誌   118 ( 5 )   506 - 512   2017年09月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    Advanced Trauma Operative Management(ATOM)コースとは,体幹部穿通性外傷に対する手術管理に必要な外科的知識と手技を学ぶためウエットラボにて行われる教育トレーニングである.本稿では日本でのコースの取り組みを説明し,近年の国内外の論文をもとに,ATOMコースの有効性と問題点,ATOM看護師コース,そして戦傷外科とATOMコースについて最新の知見を紹介する.ATOMコースの有効性と問題点であるが,受講した外科医より自己効力感self-efficacyを得ることが出来た報告がある一方,ブタを用いた研修であるため人間との解剖学的相違や施設,動物倫理の問題が挙げられた.米国では外傷手術におけるチーム医療を学ぶために手術室看護師を対象としたATOM看護師コースが開発され,その有効性が報告されている.2001年から始まったイラク・アフガニスタン戦争において,戦傷外科特にダメージコントロール手術の重要性が認識され,ATOMをはじめとするウエットラボでの研修の必要性が指摘された.また米国における銃乱射事件の増加を受けて,警察・消防・救急隊・医療機関の役割分担を明記したハートフォードコンセンサスが2013年に発表された.(著者抄録)

  • 【意識障害時の救急検査】 意識障害患者の救急医療 査読

    西村 哲郎, 溝端 康光

    (NPO)生物試料分析科学会 生物試料分析   40 ( 4 )   193 - 198   2017年09月( ISSN:0913-3763

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【外科専門医のための外傷外科手術off-the-job training(OFF-JT)】 Definitive Surgical Trauma Care(DSTC)コース 査読

    藤田 尚, 溝端 康光, 坂本 哲也, 行岡 哲男, Boffard Kenneth D

    (一社)日本外科学会 日本外科学会雑誌   118 ( 5 )   513 - 520   2017年09月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    Definitive Surgical Trauma Care(DSTC)コースは,International Surgical Society/The Societe International de Chirugie(ISS/SIC;万国外科学会)の下部組織,The International Association for Trauma Surgery and Intensive Care(IATSIC)が監修する国際標準の外傷外科トレーニングコースである.系統だった外傷総論と臓器別損傷の各論,実際のケース提示と臨床決断の討論,動物を使った外傷モデルでの手技教育がコースの3本柱である.実際のケースシナリオを用いた臨床決断のグループディスカッションでは,外傷診療上の臨床決断は「確信によってではなく予測に基づいて意思決定される」ため,限られた情報や検査結果からより良い決断に至る過程を,厳選されたケースシナリオを用いて学ぶ機会が設けられている.動物を用いた実技実習では,経験豊富な外傷外科医の指導の下,生理学的病態変化に即応しつつ,基本的な外傷外科手技と「蘇生のための臨床決断」を学ぶ.これまで6回の英語を公用語とする国際コースを開催してきたが,2017年3月には日本語でのコース開催が許された.2016年には日本外科学会専門医修練カリキュラムの単位として認められた.(著者抄録)

  • 【外科専門医のための外傷外科手術off-the-job training(OFF-JT)】 Advanced Trauma Operative Management(ATOM)コース 査読

    永田 高志, 村上 壮一, 佐藤 武揚, 久志本 成樹, 藤田 尚, 伊澤 祥光, 晋山 直樹, 溝端 康光, 赤星 朋比古, 前原 喜彦, 橋爪 誠, 千先 康二, アラン瓦井 レフォー

    (一社)日本外科学会 日本外科学会雑誌   118 ( 5 )   506 - 512   2017年09月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    Advanced Trauma Operative Management(ATOM)コースとは,体幹部穿通性外傷に対する手術管理に必要な外科的知識と手技を学ぶためウエットラボにて行われる教育トレーニングである.本稿では日本でのコースの取り組みを説明し,近年の国内外の論文をもとに,ATOMコースの有効性と問題点,ATOM看護師コース,そして戦傷外科とATOMコースについて最新の知見を紹介する.ATOMコースの有効性と問題点であるが,受講した外科医より自己効力感self-efficacyを得ることが出来た報告がある一方,ブタを用いた研修であるため人間との解剖学的相違や施設,動物倫理の問題が挙げられた.米国では外傷手術におけるチーム医療を学ぶために手術室看護師を対象としたATOM看護師コースが開発され,その有効性が報告されている.2001年から始まったイラク・アフガニスタン戦争において,戦傷外科特にダメージコントロール手術の重要性が認識され,ATOMをはじめとするウエットラボでの研修の必要性が指摘された.また米国における銃乱射事件の増加を受けて,警察・消防・救急隊・医療機関の役割分担を明記したハートフォードコンセンサスが2013年に発表された.(著者抄録)

  • 【意識障害時の救急検査】 意識障害患者の救急医療 査読

    西村 哲郎, 溝端 康光

    (NPO)生物試料分析科学会 生物試料分析   40 ( 4 )   193 - 198   2017年09月( ISSN:0913-3763

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【外科専門医のための外傷外科手術off-the-job training(OFF-JT)】 Definitive Surgical Trauma Care(DSTC)コース 査読

    藤田 尚, 溝端 康光, 坂本 哲也, 行岡 哲男, Boffard Kenneth D.

    (一社)日本外科学会 日本外科学会雑誌   118 ( 5 )   513 - 520   2017年09月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    Definitive Surgical Trauma Care(DSTC)コースは,International Surgical Society/The Societe International de Chirugie(ISS/SIC;万国外科学会)の下部組織,The International Association for Trauma Surgery and Intensive Care(IATSIC)が監修する国際標準の外傷外科トレーニングコースである.系統だった外傷総論と臓器別損傷の各論,実際のケース提示と臨床決断の討論,動物を使った外傷モデルでの手技教育がコースの3本柱である.実際のケースシナリオを用いた臨床決断のグループディスカッションでは,外傷診療上の臨床決断は「確信によってではなく予測に基づいて意思決定される」ため,限られた情報や検査結果からより良い決断に至る過程を,厳選されたケースシナリオを用いて学ぶ機会が設けられている.動物を用いた実技実習では,経験豊富な外傷外科医の指導の下,生理学的病態変化に即応しつつ,基本的な外傷外科手技と「蘇生のための臨床決断」を学ぶ.これまで6回の英語を公用語とする国際コースを開催してきたが,2017年3月には日本語でのコース開催が許された.2016年には日本外科学会専門医修練カリキュラムの単位として認められた.(著者抄録)

  • 【外科専門医のための外傷外科手術off-the-job training(OFF-JT)】 Advanced Trauma Operative Management(ATOM)コース 査読

    永田 高志, 村上 壮一, 佐藤 武揚, 久志本 成樹, 藤田 尚, 伊澤 祥光, 晋山 直樹, 溝端 康光, 赤星 朋比古, 前原 喜彦, 橋爪 誠, 千先 康二, アラン瓦井 レフォー

    (一社)日本外科学会 日本外科学会雑誌   118 ( 5 )   506 - 512   2017年09月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    Advanced Trauma Operative Management(ATOM)コースとは,体幹部穿通性外傷に対する手術管理に必要な外科的知識と手技を学ぶためウエットラボにて行われる教育トレーニングである.本稿では日本でのコースの取り組みを説明し,近年の国内外の論文をもとに,ATOMコースの有効性と問題点,ATOM看護師コース,そして戦傷外科とATOMコースについて最新の知見を紹介する.ATOMコースの有効性と問題点であるが,受講した外科医より自己効力感self-efficacyを得ることが出来た報告がある一方,ブタを用いた研修であるため人間との解剖学的相違や施設,動物倫理の問題が挙げられた.米国では外傷手術におけるチーム医療を学ぶために手術室看護師を対象としたATOM看護師コースが開発され,その有効性が報告されている.2001年から始まったイラク・アフガニスタン戦争において,戦傷外科特にダメージコントロール手術の重要性が認識され,ATOMをはじめとするウエットラボでの研修の必要性が指摘された.また米国における銃乱射事件の増加を受けて,警察・消防・救急隊・医療機関の役割分担を明記したハートフォードコンセンサスが2013年に発表された.(著者抄録)

  • 【意識障害時の救急検査】意識障害患者の救急医療

    西村 哲郎, 溝端 康光

    生物試料分析   40 ( 4 )   193 - 198   2017年09月( ISSN:0913-3763

  • 【意識障害時の救急検査】 意識障害患者の救急医療 査読

    西村 哲郎, 溝端 康光

    (NPO)生物試料分析科学会 生物試料分析   40 ( 4 )   193 - 198   2017年09月( ISSN:0913-3763

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【外科専門医のための外傷外科手術off-the-job training(OFF-JT)】Definitive Surgical Trauma Care(DSTC)コース

    藤田 尚, 溝端 康光, 坂本 哲也, 行岡 哲男, Boffard Kenneth D.

    日本外科学会雑誌   118 ( 5 )   513 - 520   2017年09月( ISSN:0301-4894

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    Definitive Surgical Trauma Care(DSTC)コースは,International Surgical Society/The Societe International de Chirugie(ISS/SIC;万国外科学会)の下部組織,The International Association for Trauma Surgery and Intensive Care(IATSIC)が監修する国際標準の外傷外科トレーニングコースである.系統だった外傷総論と臓器別損傷の各論,実際のケース提示と臨床決断の討論,動物を使った外傷モデルでの手技教育がコースの3本柱である.実際のケースシナリオを用いた臨床決断のグループディスカッションでは,外傷診療上の臨床決断は「確信によってではなく予測に基づいて意思決定される」ため,限られた情報や検査結果からより良い決断に至る過程を,厳選されたケースシナリオを用いて学ぶ機会が設けられている.動物を用いた実技実習では,経験豊富な外傷外科医の指導の下,生理学的病態変化に即応しつつ,基本的な外傷外科手技と「蘇生のための臨床決断」を学ぶ.これまで6回の英語を公用語とする国際コースを開催してきたが,2017年3月には日本語でのコース開催が許された.2016年には日本外科学会専門医修練カリキュラムの単位として認められた.(著者抄録)

  • 【外科専門医のための外傷外科手術off-the-job training(OFF-JT)】Advanced Trauma Operative Management(ATOM)コース

    永田 高志, 村上 壮一, 佐藤 武揚, 久志本 成樹, 藤田 尚, 伊澤 祥光, 晋山 直樹, 溝端 康光, 赤星 朋比古, 前原 喜彦, 橋爪 誠, 千先 康二, アラン・瓦井レフォー

    日本外科学会雑誌   118 ( 5 )   506 - 512   2017年09月( ISSN:0301-4894

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    Advanced Trauma Operative Management(ATOM)コースとは,体幹部穿通性外傷に対する手術管理に必要な外科的知識と手技を学ぶためウエットラボにて行われる教育トレーニングである.本稿では日本でのコースの取り組みを説明し,近年の国内外の論文をもとに,ATOMコースの有効性と問題点,ATOM看護師コース,そして戦傷外科とATOMコースについて最新の知見を紹介する.ATOMコースの有効性と問題点であるが,受講した外科医より自己効力感self-efficacyを得ることが出来た報告がある一方,ブタを用いた研修であるため人間との解剖学的相違や施設,動物倫理の問題が挙げられた.米国では外傷手術におけるチーム医療を学ぶために手術室看護師を対象としたATOM看護師コースが開発され,その有効性が報告されている.2001年から始まったイラク・アフガニスタン戦争において,戦傷外科特にダメージコントロール手術の重要性が認識され,ATOMをはじめとするウエットラボでの研修の必要性が指摘された.また米国における銃乱射事件の増加を受けて,警察・消防・救急隊・医療機関の役割分担を明記したハートフォードコンセンサスが2013年に発表された.(著者抄録)

  • 【外科専門医のための外傷外科手術off-the-job training(OFF-JT)】 Definitive Surgical Trauma Care(DSTC)コース 査読

    藤田 尚, 溝端 康光, 坂本 哲也, 行岡 哲男, Boffard Kenneth D

    (一社)日本外科学会 日本外科学会雑誌   118 ( 5 )   513 - 520   2017年09月( ISSN:0301-4894

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    Definitive Surgical Trauma Care(DSTC)コースは,International Surgical Society/The Societe International de Chirugie(ISS/SIC;万国外科学会)の下部組織,The International Association for Trauma Surgery and Intensive Care(IATSIC)が監修する国際標準の外傷外科トレーニングコースである.系統だった外傷総論と臓器別損傷の各論,実際のケース提示と臨床決断の討論,動物を使った外傷モデルでの手技教育がコースの3本柱である.実際のケースシナリオを用いた臨床決断のグループディスカッションでは,外傷診療上の臨床決断は「確信によってではなく予測に基づいて意思決定される」ため,限られた情報や検査結果からより良い決断に至る過程を,厳選されたケースシナリオを用いて学ぶ機会が設けられている.動物を用いた実技実習では,経験豊富な外傷外科医の指導の下,生理学的病態変化に即応しつつ,基本的な外傷外科手技と「蘇生のための臨床決断」を学ぶ.これまで6回の英語を公用語とする国際コースを開催してきたが,2017年3月には日本語でのコース開催が許された.2016年には日本外科学会専門医修練カリキュラムの単位として認められた.(著者抄録)

  • Damage control resuscitation 重症出血患者に対する実践的アプローチと外傷手術への影響(Damage control resuscitation: a practical approach for severely hemorrhagic patients and its effects on trauma surgery) 査読

    Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本集中治療医学会 Journal of Intensive Care   5 ( January )   1 - 9   2017年01月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • Damage control resuscitation 重症出血患者に対する実践的アプローチと外傷手術への影響(Damage control resuscitation: a practical approach for severely hemorrhagic patients and its effects on trauma surgery) 査読

    Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本集中治療医学会 Journal of Intensive Care   5 ( January )   1 - 9   2017年01月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • Damage control resuscitation 重症出血患者に対する実践的アプローチと外傷手術への影響(Damage control resuscitation: a practical approach for severely hemorrhagic patients and its effects on trauma surgery) 査読

    Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本集中治療医学会 Journal of Intensive Care   5 ( January )   1 - 9   2017年01月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • Damage control resuscitation 重症出血患者に対する実践的アプローチと外傷手術への影響(Damage control resuscitation: a practical approach for severely hemorrhagic patients and its effects on trauma surgery)

    Mizobata Yasumitsu

    Journal of Intensive Care   5 ( January )   1 - 9   2017年01月

  • 【救命救急医療update-救急医療の新たな時代-】 救急医療における医療安全 査読

    溝端 康光

    (株)日本臨床社 日本臨床   74 ( 2 )   197 - 202   2016年02月( ISSN:0047-1852

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 【救命救急医療update-救急医療の新たな時代-】 救急医療における医療安全 査読

    溝端 康光

    (株)日本臨床社 日本臨床   74 ( 2 )   197 - 202   2016年02月( ISSN:0047-1852

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 【救命救急医療update-救急医療の新たな時代-】 救急医療における医療安全 査読

    溝端 康光

    (株)日本臨床社 日本臨床   74 ( 2 )   197 - 202   2016年02月( ISSN:0047-1852

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【救命救急医療update-救急医療の新たな時代-】救急医療における医療安全

    溝端 康光

    日本臨床   74 ( 2 )   197 - 202   2016年02月( ISSN:0047-1852

  • 外傷診療における輸液・輸血管理 査読

    溝端 康光

    体液・代謝管理研究会 体液・代謝管理   31   41 - 50   2015年12月( ISSN:1345-0492

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 外傷診療における輸液・輸血管理 査読

    溝端 康光

    体液・代謝管理研究会 体液・代謝管理   31   41 - 50   2015年12月( ISSN:1345-0492

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 外傷診療における輸液・輸血管理

    溝端 康光

    体液・代謝管理   31   41 - 50   2015年12月( ISSN:1345-0492

  • 外傷診療における輸液・輸血管理 査読

    溝端 康光

    体液・代謝管理研究会 体液・代謝管理   31   41 - 50   2015年12月( ISSN:1345-0492

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • Sildenafil(Viagra)と関連のある重度の低ナトリウム血症(Severe hyponatremia associated with sildenafil(Viagra)) 査読

    Taguchi Hirokazu, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   2 ( 3 )   223 - 223   2015年07月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • Sildenafil(Viagra)と関連のある重度の低ナトリウム血症(Severe hyponatremia associated with sildenafil(Viagra)) 査読

    Taguchi Hirokazu, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   2 ( 3 )   223 - 223   2015年07月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • Sildenafil(Viagra)と関連のある重度の低ナトリウム血症(Severe hyponatremia associated with sildenafil(Viagra))

    Taguchi Hirokazu, Mizobata Yasumitsu

    Acute Medicine & Surgery   2 ( 3 )   223 - 223   2015年07月

  • Sildenafil(Viagra)と関連のある重度の低ナトリウム血症(Severe hyponatremia associated with sildenafil(Viagra)) 査読

    Taguchi Hirokazu, Mizobata Yasumitsu

    (一社)日本救急医学会 Acute Medicine & Surgery   2 ( 3 )   223 - 223   2015年07月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【救急医療のトピックス】 外傷初期診療におけるチームアプローチ 査読

    溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   38 ( 13 )   1679 - 1682   2014年12月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 【救急医療のトピックス】 外傷初期診療におけるチームアプローチ 査読

    溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   38 ( 13 )   1679 - 1682   2014年12月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 【救急医療のトピックス】 外傷初期診療におけるチームアプローチ 査読

    溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   38 ( 13 )   1679 - 1682   2014年12月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【救急医療のトピックス】外傷初期診療におけるチームアプローチ

    溝端 康光

    救急医学   38 ( 13 )   1679 - 1682   2014年12月( ISSN:0385-8162

  • 【Damage Control Resuscitation-重症外傷の凝固線溶異常に対する蘇生のすべて-】 Damage control resuscitationのための基本知識 Damage control surgeryとAbdominal compartment syndrome Damage control surgery 理論的背景と実際 査読

    溝端 康光

    (株)総合医学社 救急・集中治療   26 ( 7-8 )   995 - 1003   2014年08月( ISSN:1346-0935

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

    <point>Damage controlは、DCS(Damage control surgery)と、それを支えるDamage control resuscitationを包括した概念であり、低体温、代謝性アシドーシス、血液凝固障害という生理学的機能の破綻回避を目指した治療戦略である。DCSの実行は、「外傷死の三徴」がすべてそろう前に、初期診療や術中所見も含めて決断する。DCSはPart 1:蘇生のための簡略手術、Part 2:集中治療、Part 3:計画的再手術により構成されるが、病院前救護や初期診療(ground zero)、Part 4:腹壁閉鎖を含めることもある。開胸・開腹を行い体腔内の出血を一時止血できるまでは、一分一秒も無駄にしてはならない。蘇生のための簡略手術では、手術チームメンバーの既況認識を共有して、明確なリーダーシップのもと迅速に止血と汚染の回避を実行する。(著者抄録)

  • 【Damage Control Resuscitation-重症外傷の凝固線溶異常に対する蘇生のすべて-】 Damage control resuscitationのための基本知識 Damage control surgeryとAbdominal compartment syndrome Damage control surgery 理論的背景と実際 査読

    溝端 康光

    (株)総合医学社 救急・集中治療   26 ( 7-8 )   995 - 1003   2014年08月( ISSN:1346-0935

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

    <point>Damage controlは、DCS(Damage control surgery)と、それを支えるDamage control resuscitationを包括した概念であり、低体温、代謝性アシドーシス、血液凝固障害という生理学的機能の破綻回避を目指した治療戦略である。DCSの実行は、「外傷死の三徴」がすべてそろう前に、初期診療や術中所見も含めて決断する。DCSはPart 1:蘇生のための簡略手術、Part 2:集中治療、Part 3:計画的再手術により構成されるが、病院前救護や初期診療(ground zero)、Part 4:腹壁閉鎖を含めることもある。開胸・開腹を行い体腔内の出血を一時止血できるまでは、一分一秒も無駄にしてはならない。蘇生のための簡略手術では、手術チームメンバーの既況認識を共有して、明確なリーダーシップのもと迅速に止血と汚染の回避を実行する。(著者抄録)

  • 【Damage Control Resuscitation-重症外傷の凝固線溶異常に対する蘇生のすべて-】 Damage control resuscitationのための基本知識 Damage control surgeryとAbdominal compartment syndrome Damage control surgery 理論的背景と実際 査読

    溝端 康光

    (株)総合医学社 救急・集中治療   26 ( 7-8 )   995 - 1003   2014年08月( ISSN:1346-0935

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    <point>Damage controlは、DCS(Damage control surgery)と、それを支えるDamage control resuscitationを包括した概念であり、低体温、代謝性アシドーシス、血液凝固障害という生理学的機能の破綻回避を目指した治療戦略である。DCSの実行は、「外傷死の三徴」がすべてそろう前に、初期診療や術中所見も含めて決断する。DCSはPart 1:蘇生のための簡略手術、Part 2:集中治療、Part 3:計画的再手術により構成されるが、病院前救護や初期診療(ground zero)、Part 4:腹壁閉鎖を含めることもある。開胸・開腹を行い体腔内の出血を一時止血できるまでは、一分一秒も無駄にしてはならない。蘇生のための簡略手術では、手術チームメンバーの既況認識を共有して、明確なリーダーシップのもと迅速に止血と汚染の回避を実行する。(著者抄録)

  • 【Damage Control Resuscitation-重症外傷の凝固線溶異常に対する蘇生のすべて-】Damage control resuscitationのための基本知識 Damage control surgeryとAbdominal compartment syndrome Damage control surgery 理論的背景と実際

    溝端 康光

    救急・集中治療   26 ( 7-8 )   995 - 1003   2014年08月( ISSN:1346-0935

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    <point>Damage controlは、DCS(Damage control surgery)と、それを支えるDamage control resuscitationを包括した概念であり、低体温、代謝性アシドーシス、血液凝固障害という生理学的機能の破綻回避を目指した治療戦略である。DCSの実行は、「外傷死の三徴」がすべてそろう前に、初期診療や術中所見も含めて決断する。DCSはPart 1:蘇生のための簡略手術、Part 2:集中治療、Part 3:計画的再手術により構成されるが、病院前救護や初期診療(ground zero)、Part 4:腹壁閉鎖を含めることもある。開胸・開腹を行い体腔内の出血を一時止血できるまでは、一分一秒も無駄にしてはならない。蘇生のための簡略手術では、手術チームメンバーの既況認識を共有して、明確なリーダーシップのもと迅速に止血と汚染の回避を実行する。(著者抄録)

  • 【外傷蘇生のcontroversies】 その他の外傷蘇生に関するcontroversies Permissive hypotension 査読

    溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   37 ( 5 )   584 - 589   2013年05月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 【外傷蘇生のcontroversies】 その他の外傷蘇生に関するcontroversies Permissive hypotension 査読

    溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   37 ( 5 )   584 - 589   2013年05月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 【外傷蘇生のcontroversies】 その他の外傷蘇生に関するcontroversies Permissive hypotension 査読

    溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   37 ( 5 )   584 - 589   2013年05月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【外傷蘇生のcontroversies】その他の外傷蘇生に関するcontroversies Permissive hypotension

    溝端 康光

    救急医学   37 ( 5 )   584 - 589   2013年05月( ISSN:0385-8162

  • 【チーム医療の実践】 チーム医療総論 チーム医療教育 査読

    溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   36 ( 6 )   657 - 662   2012年06月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 【チーム医療の実践】 チーム医療総論 チーム医療教育 査読

    溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   36 ( 6 )   657 - 662   2012年06月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 【チーム医療の実践】 チーム医療総論 チーム医療教育 査読

    溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   36 ( 6 )   657 - 662   2012年06月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【チーム医療の実践】チーム医療総論 チーム医療教育

    溝端 康光

    救急医学   36 ( 6 )   657 - 662   2012年06月( ISSN:0385-8162

  • 【外傷診療における最新のエビデンス】 肝・脾外傷 査読

    安田 光宏, 加賀 慎一郎, 晋山 直樹, 野田 智宏, 高松 純平, 溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   36 ( 1 )   76 - 80   2012年01月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【外傷診療における最新のエビデンス】 肝・脾外傷 査読

    安田 光宏, 加賀 慎一郎, 晋山 直樹, 野田 智宏, 高松 純平, 溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   36 ( 1 )   76 - 80   2012年01月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【外傷診療における最新のエビデンス】 肝・脾外傷 査読

    安田 光宏, 加賀 慎一郎, 晋山 直樹, 野田 智宏, 高松 純平, 溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   36 ( 1 )   76 - 80   2012年01月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【外傷診療における最新のエビデンス】肝・脾外傷

    安田 光宏, 加賀 慎一郎, 晋山 直樹, 野田 智宏, 高松 純平, 溝端 康光

    救急医学   36 ( 1 )   76 - 80   2012年01月( ISSN:0385-8162

  • 【外傷外科医の養成】 ダメージコントロール戦略の展開を目指した外傷外科医教育 査読

    溝端 康光, 高松 純平, 山村 仁, 安田 光宏, 野田 智弘, 晋山 直樹

    日本Acute Care Surgery学会 Japanese Journal of Acute Care Surgery   1   15 - 20   2011年11月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【若き当直医の悩み-腹部救急Q&A】 若き当直医の悩み 診断/ここがポイント、君ならどうする![腹部救急の診断 外傷]身体所見がやっぱり大事 査読

    安田 光宏, 溝端 康光

    (株)総合医学社 救急・集中治療   23 ( 9-10 )   1369 - 1374   2011年11月( ISSN:1346-0935

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    <point>●腹部に限らず外傷患者の初期診療においては、他の部位の外傷が否定できるまでは、全身を観察するアプローチを行うべきである。●全身を観察するアプローチは、生命に直結する生理学的異常を捉えて蘇生を行うprimary surveyと、系統的に全身の損傷を検索するsecondary surveyに分けられる。●腹部外傷のprimary surveyでは、腹腔内出血によるショックを皮膚所見などの身体所見から早期に認知し、迅速に蘇生を行うことが重要である。●腹部外傷のsecondary surveyでは見落としがないように詳細に観察するが、身体所見が非特異的であることが多い点や、所見が信頼できない状況があることを理解しておく必要がある。受傷機転の確認は身体診察の参考になる。●非手術療法non-operative management(NOM)で厳重に経過観察する場合は、腹膜刺激症状などの身体所見は、手術適応を含めた治療方針の決定に大切である。(著者抄録)

  • 【新しい人材養成への道】 オフザジョブトレーニングの現状 医療手技教育とシステム構築 大阪市立大学医学部附属病院スキルスシミュレーションセンターの取組みを中心に 査読

    首藤 太一, 奥 幸子, 岡田 明子, 小林 正宜, 巳波 真希, 津村 えりか, 海野 貴史, 衣畑 成紀, 岡崎 博敏, 島田 健永, 森村 美奈, 津村 圭, 新藤 光郎, 溝端 康光, 廣橋 一裕

    (株)へるす出版 救急医学   35 ( 12 )   1688 - 1694   2011年11月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【外傷外科医の養成】 ダメージコントロール戦略の展開を目指した外傷外科医教育 査読

    溝端 康光, 高松 純平, 山村 仁, 安田 光宏, 野田 智弘, 晋山 直樹

    日本Acute Care Surgery学会 Japanese Journal of Acute Care Surgery   1   15 - 20   2011年11月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【若き当直医の悩み-腹部救急Q&A】 若き当直医の悩み 診断/ここがポイント、君ならどうする![腹部救急の診断 外傷]身体所見がやっぱり大事 査読

    安田 光宏, 溝端 康光

    (株)総合医学社 救急・集中治療   23 ( 9-10 )   1369 - 1374   2011年11月( ISSN:1346-0935

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    <point>●腹部に限らず外傷患者の初期診療においては、他の部位の外傷が否定できるまでは、全身を観察するアプローチを行うべきである。●全身を観察するアプローチは、生命に直結する生理学的異常を捉えて蘇生を行うprimary surveyと、系統的に全身の損傷を検索するsecondary surveyに分けられる。●腹部外傷のprimary surveyでは、腹腔内出血によるショックを皮膚所見などの身体所見から早期に認知し、迅速に蘇生を行うことが重要である。●腹部外傷のsecondary surveyでは見落としがないように詳細に観察するが、身体所見が非特異的であることが多い点や、所見が信頼できない状況があることを理解しておく必要がある。受傷機転の確認は身体診察の参考になる。●非手術療法non-operative management(NOM)で厳重に経過観察する場合は、腹膜刺激症状などの身体所見は、手術適応を含めた治療方針の決定に大切である。(著者抄録)

  • 【新しい人材養成への道】 オフザジョブトレーニングの現状 医療手技教育とシステム構築 大阪市立大学医学部附属病院スキルスシミュレーションセンターの取組みを中心に 査読

    首藤 太一, 奥 幸子, 岡田 明子, 小林 正宜, 巳波 真希, 津村 えりか, 海野 貴史, 衣畑 成紀, 岡崎 博敏, 島田 健永, 森村 美奈, 津村 圭, 新藤 光郎, 溝端 康光, 廣橋 一裕

    (株)へるす出版 救急医学   35 ( 12 )   1688 - 1694   2011年11月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【外傷外科医の養成】 ダメージコントロール戦略の展開を目指した外傷外科医教育 査読

    溝端 康光, 高松 純平, 山村 仁, 安田 光宏, 野田 智弘, 晋山 直樹

    日本Acute Care Surgery学会 Japanese Journal of Acute Care Surgery   1   15 - 20   2011年11月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【若き当直医の悩み-腹部救急Q&A】若き当直医の悩み 診断/ここがポイント、君ならどうする![腹部救急の診断 外傷]身体所見がやっぱり大事

    安田 光宏, 溝端 康光

    救急・集中治療   23 ( 9-10 )   1369 - 1374   2011年11月( ISSN:1346-0935

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    <point>●腹部に限らず外傷患者の初期診療においては、他の部位の外傷が否定できるまでは、全身を観察するアプローチを行うべきである。●全身を観察するアプローチは、生命に直結する生理学的異常を捉えて蘇生を行うprimary surveyと、系統的に全身の損傷を検索するsecondary surveyに分けられる。●腹部外傷のprimary surveyでは、腹腔内出血によるショックを皮膚所見などの身体所見から早期に認知し、迅速に蘇生を行うことが重要である。●腹部外傷のsecondary surveyでは見落としがないように詳細に観察するが、身体所見が非特異的であることが多い点や、所見が信頼できない状況があることを理解しておく必要がある。受傷機転の確認は身体診察の参考になる。●非手術療法non-operative management(NOM)で厳重に経過観察する場合は、腹膜刺激症状などの身体所見は、手術適応を含めた治療方針の決定に大切である。(著者抄録)

  • 【若き当直医の悩み-腹部救急Q&A】 若き当直医の悩み 診断/ここがポイント、君ならどうする![腹部救急の診断 外傷]身体所見がやっぱり大事 査読

    安田 光宏, 溝端 康光

    (株)総合医学社 救急・集中治療   23 ( 9-10 )   1369 - 1374   2011年11月( ISSN:1346-0935

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    <point>●腹部に限らず外傷患者の初期診療においては、他の部位の外傷が否定できるまでは、全身を観察するアプローチを行うべきである。●全身を観察するアプローチは、生命に直結する生理学的異常を捉えて蘇生を行うprimary surveyと、系統的に全身の損傷を検索するsecondary surveyに分けられる。●腹部外傷のprimary surveyでは、腹腔内出血によるショックを皮膚所見などの身体所見から早期に認知し、迅速に蘇生を行うことが重要である。●腹部外傷のsecondary surveyでは見落としがないように詳細に観察するが、身体所見が非特異的であることが多い点や、所見が信頼できない状況があることを理解しておく必要がある。受傷機転の確認は身体診察の参考になる。●非手術療法non-operative management(NOM)で厳重に経過観察する場合は、腹膜刺激症状などの身体所見は、手術適応を含めた治療方針の決定に大切である。(著者抄録)

  • 【新しい人材養成への道】オフザジョブトレーニングの現状 医療手技教育とシステム構築 大阪市立大学医学部附属病院スキルスシミュレーションセンターの取組みを中心に

    首藤 太一, 奥 幸子, 岡田 明子, 小林 正宜, 巳波 真希, 津村 えりか, 海野 貴史, 衣畑 成紀, 岡崎 博敏, 島田 健永, 森村 美奈, 津村 圭, 新藤 光郎, 溝端 康光, 廣橋 一裕

    救急医学   35 ( 12 )   1688 - 1694   2011年11月( ISSN:0385-8162

  • 【新しい人材養成への道】 オフザジョブトレーニングの現状 医療手技教育とシステム構築 大阪市立大学医学部附属病院スキルスシミュレーションセンターの取組みを中心に 査読

    首藤 太一, 奥 幸子, 岡田 明子, 小林 正宜, 巳波 真希, 津村 えりか, 海野 貴史, 衣畑 成紀, 岡崎 博敏, 島田 健永, 森村 美奈, 津村 圭, 新藤 光郎, 溝端 康光, 廣橋 一裕

    (株)へるす出版 救急医学   35 ( 12 )   1688 - 1694   2011年11月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【外傷外科医の養成】ダメージコントロール戦略の展開を目指した外傷外科医教育

    溝端 康光, 高松 純平, 山村 仁, 安田 光宏, 野田 智弘, 晋山 直樹

    Japanese Journal of Acute Care Surgery   1   15 - 20   2011年11月

  • 【基本的手術手技】 総論 ドレナージ 査読

    野田 智宏, 溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   35 ( 8 )   913 - 917   2011年08月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【基本的手術手技】 総論 ドレナージ 査読

    野田 智宏, 溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   35 ( 8 )   913 - 917   2011年08月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【基本的手術手技】 総論 ドレナージ 査読

    野田 智宏, 溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   35 ( 8 )   913 - 917   2011年08月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【基本的手術手技】総論 ドレナージ

    野田 智宏, 溝端 康光

    救急医学   35 ( 8 )   913 - 917   2011年08月( ISSN:0385-8162

  • 【ER・ICUで知っておきたい外科手技と処置】 循環補助装置と中枢神経のモニタリング PCPS 査読

    坂本 道治, 溝端 康光

    (株)総合医学社 救急・集中治療   23 ( 3-4 )   597 - 602   2011年05月( ISSN:1346-0935

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    <point>●PCPSは緊急で用いることが多く、迅速で確実な手技が求められる。●PCPS施行中は、患者の全身状態や回路、人工肺の状態に注意する。●大腿動脈からの送血時には、脳や冠動脈への酸素加が十分でないことがある。●PCPS施行中は、自己肺の安静化を図る。(著者抄録)

  • 【ER・ICUで知っておきたい外科手技と処置】 循環補助装置と中枢神経のモニタリング PCPS 査読

    坂本 道治, 溝端 康光

    (株)総合医学社 救急・集中治療   23 ( 3-4 )   597 - 602   2011年05月( ISSN:1346-0935

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    <point>●PCPSは緊急で用いることが多く、迅速で確実な手技が求められる。●PCPS施行中は、患者の全身状態や回路、人工肺の状態に注意する。●大腿動脈からの送血時には、脳や冠動脈への酸素加が十分でないことがある。●PCPS施行中は、自己肺の安静化を図る。(著者抄録)

  • 【ER・ICUで知っておきたい外科手技と処置】 循環補助装置と中枢神経のモニタリング PCPS 査読

    坂本 道治, 溝端 康光

    (株)総合医学社 救急・集中治療   23 ( 3-4 )   597 - 602   2011年05月( ISSN:1346-0935

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    <point>●PCPSは緊急で用いることが多く、迅速で確実な手技が求められる。●PCPS施行中は、患者の全身状態や回路、人工肺の状態に注意する。●大腿動脈からの送血時には、脳や冠動脈への酸素加が十分でないことがある。●PCPS施行中は、自己肺の安静化を図る。(著者抄録)

  • 【ER・ICUで知っておきたい外科手技と処置】循環補助装置と中枢神経のモニタリング PCPS

    坂本 道治, 溝端 康光

    救急・集中治療   23 ( 3-4 )   597 - 602   2011年05月( ISSN:1346-0935

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    <point>●PCPSは緊急で用いることが多く、迅速で確実な手技が求められる。●PCPS施行中は、患者の全身状態や回路、人工肺の状態に注意する。●大腿動脈からの送血時には、脳や冠動脈への酸素加が十分でないことがある。●PCPS施行中は、自己肺の安静化を図る。(著者抄録)

  • Crew resource managementに学ぶ外傷医の育成 査読

    溝端 康光

    (一社)日本外傷学会 日本外傷学会雑誌   25 ( 2 )   111 - 119   2011年04月( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

    外傷診療とは、患者が訴える生理学的、身体的異常という問題を解決するための問題解決プロセスと考えることができる。外傷診療の質を高めるには、単に外傷医個人のtechnical skillsを磨くだけでは不十分であり、チームで対応することにより得られる相乗効果を利用して外傷チームの問題解決能力を向上させる必要がある。そのためには、チームワークに必要な、自己管理、コミュニケーション、人間関係、リーダーシップ、状況認識、指揮、意思決定、役割分担といったnon-technical skillsの教育が重要となる。航空業界で生み出されたcrew resource management(以下CRM)は、コックピットにおいて利用可能なすべてのリソースを活用し、チームを有効に機能させることにより安全で効率的な運航を達成することを目指したものである。CRMを用いた教育は、non-technical skillsを習得する手法として、近年、手術、麻酔、救急外来、外傷診療といった医療分野に広がりつつある。本稿では、外傷診療における問題解決のプロセス、CRMとその医療への応用、さらにチームパフォーマンス向上のための最近の我々の取り組みについて概説する。(著者抄録)

  • Crew resource managementに学ぶ外傷医の育成 査読

    溝端 康光

    (一社)日本外傷学会 日本外傷学会雑誌   25 ( 2 )   111 - 119   2011年04月( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

    外傷診療とは、患者が訴える生理学的、身体的異常という問題を解決するための問題解決プロセスと考えることができる。外傷診療の質を高めるには、単に外傷医個人のtechnical skillsを磨くだけでは不十分であり、チームで対応することにより得られる相乗効果を利用して外傷チームの問題解決能力を向上させる必要がある。そのためには、チームワークに必要な、自己管理、コミュニケーション、人間関係、リーダーシップ、状況認識、指揮、意思決定、役割分担といったnon-technical skillsの教育が重要となる。航空業界で生み出されたcrew resource management(以下CRM)は、コックピットにおいて利用可能なすべてのリソースを活用し、チームを有効に機能させることにより安全で効率的な運航を達成することを目指したものである。CRMを用いた教育は、non-technical skillsを習得する手法として、近年、手術、麻酔、救急外来、外傷診療といった医療分野に広がりつつある。本稿では、外傷診療における問題解決のプロセス、CRMとその医療への応用、さらにチームパフォーマンス向上のための最近の我々の取り組みについて概説する。(著者抄録)

  • Crew resource managementに学ぶ外傷医の育成

    溝端 康光

    日本外傷学会雑誌   25 ( 2 )   111 - 119   2011年04月( ISSN:1340-6264

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    外傷診療とは、患者が訴える生理学的、身体的異常という問題を解決するための問題解決プロセスと考えることができる。外傷診療の質を高めるには、単に外傷医個人のtechnical skillsを磨くだけでは不十分であり、チームで対応することにより得られる相乗効果を利用して外傷チームの問題解決能力を向上させる必要がある。そのためには、チームワークに必要な、自己管理、コミュニケーション、人間関係、リーダーシップ、状況認識、指揮、意思決定、役割分担といったnon-technical skillsの教育が重要となる。航空業界で生み出されたcrew resource management(以下CRM)は、コックピットにおいて利用可能なすべてのリソースを活用し、チームを有効に機能させることにより安全で効率的な運航を達成することを目指したものである。CRMを用いた教育は、non-technical skillsを習得する手法として、近年、手術、麻酔、救急外来、外傷診療といった医療分野に広がりつつある。本稿では、外傷診療における問題解決のプロセス、CRMとその医療への応用、さらにチームパフォーマンス向上のための最近の我々の取り組みについて概説する。(著者抄録)

  • Crew resource managementに学ぶ外傷医の育成 査読

    溝端 康光

    (一社)日本外傷学会 日本外傷学会雑誌   25 ( 2 )   111 - 119   2011年04月( ISSN:1340-6264

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    外傷診療とは、患者が訴える生理学的、身体的異常という問題を解決するための問題解決プロセスと考えることができる。外傷診療の質を高めるには、単に外傷医個人のtechnical skillsを磨くだけでは不十分であり、チームで対応することにより得られる相乗効果を利用して外傷チームの問題解決能力を向上させる必要がある。そのためには、チームワークに必要な、自己管理、コミュニケーション、人間関係、リーダーシップ、状況認識、指揮、意思決定、役割分担といったnon-technical skillsの教育が重要となる。航空業界で生み出されたcrew resource management(以下CRM)は、コックピットにおいて利用可能なすべてのリソースを活用し、チームを有効に機能させることにより安全で効率的な運航を達成することを目指したものである。CRMを用いた教育は、non-technical skillsを習得する手法として、近年、手術、麻酔、救急外来、外傷診療といった医療分野に広がりつつある。本稿では、外傷診療における問題解決のプロセス、CRMとその医療への応用、さらにチームパフォーマンス向上のための最近の我々の取り組みについて概説する。(著者抄録)

  • 【腹部外傷診療】 腹部外傷の診断・治療戦略 JATECが推奨する外傷初期診療 腹部外傷で認められる異常とその対応 査読

    安田 光宏, 溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   35 ( 3 )   255 - 261   2011年03月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【腹部外傷診療】 腹部外傷の診断・治療戦略 JATECが推奨する外傷初期診療 腹部外傷で認められる異常とその対応 査読

    安田 光宏, 溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   35 ( 3 )   255 - 261   2011年03月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【腹部外傷診療】 腹部外傷の診断・治療戦略 JATECが推奨する外傷初期診療 腹部外傷で認められる異常とその対応 査読

    安田 光宏, 溝端 康光

    (株)へるす出版 救急医学   35 ( 3 )   255 - 261   2011年03月( ISSN:0385-8162

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【腹部外傷診療】腹部外傷の診断・治療戦略 JATECが推奨する外傷初期診療 腹部外傷で認められる異常とその対応

    安田 光宏, 溝端 康光

    救急医学   35 ( 3 )   255 - 261   2011年03月( ISSN:0385-8162

  • 【ダメージコントロール手術】 外傷外科医の育成 当センターにおける外傷外科医育成プログラム 査読

    溝端 康光

    (株)フォレストプリンコム Medical Torch   6 ( 2 )   26 - 27   2010年10月( ISSN:1880-2796

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 【ダメージコントロール手術】 蘇生が困難な出血性ショックへの手術戦略 査読

    北川 喜己, 久志本 成樹, 今 明秀, 溝端 康光, 箕輪 良行

    (株)フォレストプリンコム Medical Torch   6 ( 2 )   8 - 18   2010年10月( ISSN:1880-2796

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【ダメージコントロール手術】 外傷外科医の育成 当センターにおける外傷外科医育成プログラム 査読

    溝端 康光

    (株)フォレストプリンコム Medical Torch   6 ( 2 )   26 - 27   2010年10月( ISSN:1880-2796

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 【ダメージコントロール手術】 蘇生が困難な出血性ショックへの手術戦略 査読

    北川 喜己, 久志本 成樹, 今 明秀, 溝端 康光, 箕輪 良行

    (株)フォレストプリンコム Medical Torch   6 ( 2 )   8 - 18   2010年10月( ISSN:1880-2796

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【ダメージコントロール手術】 外傷外科医の育成 当センターにおける外傷外科医育成プログラム 査読

    溝端 康光

    (株)フォレストプリンコム Medical Torch   6 ( 2 )   26 - 27   2010年10月( ISSN:1880-2796

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【ダメージコントロール手術】蘇生が困難な出血性ショックへの手術戦略

    北川 喜己, 久志本 成樹, 今 明秀, 溝端 康光, 箕輪 良行

    Medical Torch   6 ( 2 )   8 - 18   2010年10月( ISSN:1880-2796

  • 【ダメージコントロール手術】外傷外科医の育成 当センターにおける外傷外科医育成プログラム

    溝端 康光

    Medical Torch   6 ( 2 )   26 - 27   2010年10月( ISSN:1880-2796

  • 【ダメージコントロール手術】 蘇生が困難な出血性ショックへの手術戦略 査読

    北川 喜己, 久志本 成樹, 今 明秀, 溝端 康光, 箕輪 良行

    (株)フォレストプリンコム Medical Torch   6 ( 2 )   8 - 18   2010年10月( ISSN:1880-2796

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【重症腹部外傷の外科】 重症腹部外傷の手術 一般定時手術との違い、開腹時のcritical decision 査読

    溝端 康光

    (株)永井書店 外科治療   103 ( 3 )   223 - 230   2010年09月( ISSN:0433-2644

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

    重症腹部外傷に対する緊急手術では、術前に診断を確定し術式を決定することより、一刻も早く開腹して圧迫による一時止血を図ることを優先する。手術の戦略、戦術は、一時的な止血が得られた時点で決定すればよい。この際には、lethal triadや、初療から手術までの経過、損傷形態、既往症などの患者因子のみでなく施設やスタッフの因子も考慮する。手術チームのリーダーである術者には、戦略、戦術をチームメンバーに伝え、適切なリーダーシップのもと、優れたチームパフォーマンスを発揮させる能力が求められる。(著者抄録)

  • 【重症腹部外傷の外科】 重症腹部外傷の手術 一般定時手術との違い、開腹時のcritical decision 査読

    溝端 康光

    (株)永井書店 外科治療   103 ( 3 )   223 - 230   2010年09月( ISSN:0433-2644

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

    重症腹部外傷に対する緊急手術では、術前に診断を確定し術式を決定することより、一刻も早く開腹して圧迫による一時止血を図ることを優先する。手術の戦略、戦術は、一時的な止血が得られた時点で決定すればよい。この際には、lethal triadや、初療から手術までの経過、損傷形態、既往症などの患者因子のみでなく施設やスタッフの因子も考慮する。手術チームのリーダーである術者には、戦略、戦術をチームメンバーに伝え、適切なリーダーシップのもと、優れたチームパフォーマンスを発揮させる能力が求められる。(著者抄録)

  • 【重症腹部外傷の外科】 重症腹部外傷の手術 一般定時手術との違い、開腹時のcritical decision 査読

    溝端 康光

    (株)永井書店 外科治療   103 ( 3 )   223 - 230   2010年09月( ISSN:0433-2644

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

    重症腹部外傷に対する緊急手術では、術前に診断を確定し術式を決定することより、一刻も早く開腹して圧迫による一時止血を図ることを優先する。手術の戦略、戦術は、一時的な止血が得られた時点で決定すればよい。この際には、lethal triadや、初療から手術までの経過、損傷形態、既往症などの患者因子のみでなく施設やスタッフの因子も考慮する。手術チームのリーダーである術者には、戦略、戦術をチームメンバーに伝え、適切なリーダーシップのもと、優れたチームパフォーマンスを発揮させる能力が求められる。(著者抄録)

  • 【重症腹部外傷の外科】重症腹部外傷の手術 一般定時手術との違い、開腹時のcritical decision

    溝端 康光

    外科治療   103 ( 3 )   223 - 230   2010年09月( ISSN:0433-2644

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    重症腹部外傷に対する緊急手術では、術前に診断を確定し術式を決定することより、一刻も早く開腹して圧迫による一時止血を図ることを優先する。手術の戦略、戦術は、一時的な止血が得られた時点で決定すればよい。この際には、lethal triadや、初療から手術までの経過、損傷形態、既往症などの患者因子のみでなく施設やスタッフの因子も考慮する。手術チームのリーダーである術者には、戦略、戦術をチームメンバーに伝え、適切なリーダーシップのもと、優れたチームパフォーマンスを発揮させる能力が求められる。(著者抄録)

  • 【外傷】 腹部コンパートメント症候群/腹腔内圧上昇 査読

    溝端 康光

    (株)メディカル・サイエンス・インターナショナル Intensivist   2 ( 3 )   521 - 537   2010年07月( ISSN:1883-4833

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 【外傷】 腹部コンパートメント症候群/腹腔内圧上昇 査読

    溝端 康光

    (株)メディカル・サイエンス・インターナショナル Intensivist   2 ( 3 )   521 - 537   2010年07月( ISSN:1883-4833

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

  • 【外傷】 腹部コンパートメント症候群/腹腔内圧上昇 査読

    溝端 康光

    (株)メディカル・サイエンス・インターナショナル Intensivist   2 ( 3 )   521 - 537   2010年07月( ISSN:1883-4833

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • 【外傷】腹部コンパートメント症候群/腹腔内圧上昇

    溝端 康光

    Intensivist   2 ( 3 )   521 - 537   2010年07月( ISSN:1883-4833

  • 【熱傷治療ガイド2010】 局所療法 植皮術 査読

    坂本 道治, 原田 輝一, 溝端 康光