2024/04/30 更新

写真a

クサブ ヒサツグ
草生 久嗣
KUSABU Hisatsugu
担当
大学院文学研究科 哲学歴史学専攻 教授
文学部 哲学歴史学科
職名
教授
所属
文学研究院

担当・職階

  • 大学院文学研究科 哲学歴史学専攻 

    教授  2022年04月 - 継続中

  • 文学部 哲学歴史学科 

    教授  2022年04月 - 継続中

取得学位

  • 歴史学博士(PhD in History) ( シカゴ大学(アメリカ合衆国)(The University of Chicago, USA) )

  • 修士(文学) ( 東京大学 )

研究分野

  • 人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史  / European History

研究キーワード

  • ビザンツ史

  • 西洋中世史

  • 異端学

  • 知性の歴史

  • 中世キリスト教

研究概要

  • 西洋中世期にビザンツ帝国において構築されたテキスト管理・編集の仕組みを分析し、前近代世界における伝統的「テキスト」の保全と編集、管理のありかたに、歴史的かつ現代的に注目すべき特性があったことを明らかにする。中世期のテキスト文化に注目すべき形で編集者や読者たちが主体的に関わっていた痕跡を見出し、その理論面の提言を試みる。

研究歴

  • 西洋中世における境界地域の統治システムに関する比較史的研究

    ガヴァナンス  国内共同研究

    2019年04月 - 2023年03月 

  • 周縁的社会集団と近代―日本と欧米におけるアジア史研究の架橋

    機関内共同研究

    2017年10月 - 2020年03月 

  • 中世東地中海文化圏における文書編集の考察

    西洋史 / 西洋中世史 / 地中海 / ビザンツ / 異端学 / 写本 / 書物の歴史 / ビザンツ学 / 異端 / 編集 / テキスト分析   個人研究

    2016年04月 - 2019年03月 

  • 盛期中世教皇庁の統治戦略とヨーロッパ像の転換

    教皇庁 / 盛期中世 / ローマ / 皇帝 / 統治 / コミュニケーション / ビザンツ帝国 / モンゴル帝国 / ヨーロッパ中世 / イスラーム / ビザンツ世界 / スペイン / アイルランド / イングランド  国内共同研究

    2013年04月 - 2017年03月 

  • 古代・中世地中海世界における宗教空間と社会変動

    教会 / 聖域 / 発掘 / 中世キリスト教 / ビザンツ / ローマ帝国 / 東地中海 / 聖堂建築 / ビザンツ聖堂 / モザイク / 動物骨 / 聖堂 / 主教座教会 / ビザンツ建築 / 古代末期 / リキア / 主教座 / 建築 / 都市遺跡 / 貨幣 / 封緘 / 墓 / モザイク舗床 / 司教座 / 柱頭 / イコノスタシス / フレスコ  国際共同研究

    2012年04月 - 2016年03月 

  • EU域内外におけるトランスローカルな都市ネットワークに基づく合同生活圏の再構築

    機関内共同研究

    2012年04月 - 2014年03月 

所属学協会

  • 日本ビザンツ学会

      国内

  • 国際ビザンツ学会

      国外

委員歴(学外)

  • 会計   日本ビザンツ学会  

    2012年03月 - 2015年03月 

職務経歴(学外)

  • 京都大学   文学部・文学研究科   非常勤講師

    2023年10月 - 2024年03月

  • 奈良女子大学   文学部   非常勤講師

    2016年04月 - 2016年09月

  • 大阪大学   大学院文学研究科   非常勤講師

    2013年10月 - 2014年03月

学歴

  • シカゴ大学(アメリカ合衆国)   社会科学研究科   歴史学   博士課程   卒業・修了

    2001年10月 - 2013年12月

  • 東京大学   人文社会科学研究科   西洋史学   修士課程   卒業・修了

    1995年04月 - 1997年03月

  • 筑波大学   第一学群   オリエント・ヨーロッパ史専攻     卒業・修了

    1991年04月 - 1995年03月

論文

  • Medieval Heretics in the East: A Heresiological Label for Bosnian Bogomils/Patarenes in the Thierteenth Century 招待

    Hisatsugu Kusabu

    Communicating Papal Authority in the Middle Ages   173 - 185   2023年02月( ISBN:978-1-032-42091-2

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    担当区分:筆頭著者   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.4324/9781003361176-15

  • アレクシオス一世の爵位改革―外部人材の登用システムとその運用

    草生久嗣

    高山博・亀長洋子編『中世ヨーロッパの政治的統合体―統治の諸相と比較』   577 - 596   2022年02月

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    掲載種別:論文集(書籍)内論文  

  • (大会報告)ビザンツ帝国教会改革期のコムネノス知識人-註解者エウティミオスと異端学-

    草生 久嗣

    史学雑誌   131-1   111   2022年

  • 総説 ビザンツ帝国の政体史と統治ガバナンス

    草生久嗣

    高山博・亀長洋子編『中世ヨーロッパの政治的統合体―統治の諸相と比較』   505 - 514   2020年02月

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    掲載種別:論文集(書籍)内論文  

  • The Publication Date of Euthymius Zigabenus’s Dogmatic Panoply 査読 国際共著

    G. Parpulov, H. Kusabu

    Revue d'Histoire des Textes   n.s. 14   63 - 67   2019年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:共著  

    博士論文において展開した『パノプリア・ドグマティケー』の成立年代における仮説について、美術史家との共同研究によって補強、それを1112年から1114年の間に成立したものとし、文献学的な知見として国際専門誌に採択されたもの。共著者のGeorgi Parpulovは、英国を拠点に教育・研究で活動するコムネノス期ビザンツ書物美術の専門家であり、草生が調査した写本における装飾画および現筆者含む写字生の記入について精査し、草生のテキスト分析と合わせて学説とした。

    DOI: DOI 10.1484/J.RHT.5.116778

  • 党派活動(ハイレシス)としてのビザンツ異端論──パウリキアノイを見る眼

    草生 久嗣

    西洋中世研究   10   72 - 86   2018年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    ビザンツ中期の異端運動「パウリキアノイ」について、従来知られた形としての「、中世のマニ教徒」という研究史上のレッテルを見直し、本来的にビザンツ世界に一般的に存在し得た民衆信仰の一形態として、異端者としての側面を脱構築し、「ビザンツ異端学論」研究における画期的な成果を提示したもの。本論考によって、西洋中世異端論における「ビザンツ異端」の性格の特異性が明確化され、本邦初のビザンツ異端学総論の全体像がまとまったことを示す論考といえる。

  • Heresiological Labeling in Ecumenical Networking from the Ninth to Thirteenth Centuries : The Byzantine Oikoumene Reconsidered 査読

    草生久嗣

    Asian Review of World Histories   4 ( 2 )   207 - 229   2016年07月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    ビザンツ異端学書のもつ民族誌的側面を取り上げ、その読み解きがビザンツ正教世界(オイクメネー)理解に貢献することを論じたもの。この発想は、大阪市立大学国際学術シンポジウムのキー概念としての「オイクメネー」を、東地中海史学上に展開している。中世13-14世紀ユーラシアにモンゴル勢力を起点とする世界帝国が現出するが、それは紀元前のヘレニズム帝国や15世紀以降のオスマン帝国と同じ合同生活圏であった位置付けることができることを論じたもの。

  • 「ビザンツ」帝国の「ローマ人」 : アイデンティティの射程 (特集 中世のなかのローマ) 査読

    草生 久嗣

    西洋中世学会 ; 2009- 西洋中世研究   ( 7 )   5 - 24   2015年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    西洋中世学会大会シンポジウムテーマ「中世のローマ」に則して寄稿したもの。ビザンツ帝国をして中世のローマとしての自意識があった国という従来説に対して、同時代ビザンツ人は「ローマ人」を制度上自称しつつも、そこに歴史学が託してきたような民族イデオロギーの発露は乏しかったことを論じている。ビザンツ人が自らをローマ人と言いたてる局面は、それが脅かされた危機的状況に限られており、むしろ彼らにとってローマ人という名称は必ずしもポジティブなものではなかった。

    CiNii Article

  • Comnenian Orthodoxy and Byzantine Heresiology in the Twelfth Century: A Study of the "Panoplia Dogmatica" of Euthymios Zigabenos 査読

    Hisatsugu KUSABU

    ProQuest, UMI Dissertations Publishing   2013年12月

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    掲載種別:学位論文(博士)   共著区分:単著  

    米国シカゴ大学社会科学科よりビザンツ学者Water E. Kaegi教授の指導の下提出し口頭試問を経て、学位を認められた博士論文。ProQuest社からの刊行物として学位承認と同時に発行されている。ビザンツ異端学について神学者エウティミオス・ジガベノスの『ドグマティケー・パノプリア』を歴史学の検討対象として初めて取り上げた成果である。従来、中世の神学アンソロジーとして歴史史料としての価値を疑われていた同書について、テキストのち密な分析を経て史料的意義を示している。

  • Orthodox Identity for Byzantine Theologians, Heresiologists, and 'Inquisitors': A Byzantine View of Popular Faith in the Twelfth Century 査読

    草生久嗣

    Soyang Chungsesa Yongu (The Korean Society for Western Medieval History)   33   121 - 149   2013年03月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    日韓西洋中世史交流シンポジウムにおけるパネル報告をもとにした論考。12世紀異端論を民間信仰問題として取り上げて論じたもの。一般的に、西洋中世異端問題の多くは、外在の異国思想や社会的周縁に位置する人々の思考や行動が引き起こした社会騒乱の一形態とされているが、多元的な文化圏にあったビザンツ帝国ではそうした異国人の流入や行動範囲は広く、そうした騒乱は常態であったと考えるべきと論じている。

  • ビザンツの「神秘主義」と「異端」 : コンスタンティノス・クリュソマルロスの事例(1140)を題材に 査読

    草生 久嗣

    早稲田大学ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所 エクフラシス : ヨーロッパ文化研究   ( 2 )   17 - 27   2012年( ISSN:2186-005X

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    ビザンツ中期の「クリュソマルロス断罪事件」をとりあげ、新神学者シメオン研究における研究史上の「マッサリアノイ」レッテルについて見直したもの。「ビザンツ異端学、マッサリアノイ論」の一部。ビザンツ帝国において「神秘主義」は西欧世界の教義論におけるような異端的な存在でなく、信仰理念の発露として広くみられる類のものであった。マッサリアノイ神秘主義異端と糾弾する姿勢は、それを神秘主義批判とよむのではなく、糾弾のレトリックに過ぎなかったことを明らかにした。

    CiNii Article

  • 「ロシア-ビザンツ緩衝地帯の蛮族観について-12世紀ビザンツ史書におけるペチェネーグを題材に-」

    -

    『「北西ユーラシア歴史空間の再構築」報告書』(北海道大学スラブ研究センター)   241 - 263   2010年

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    掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    ビザンツ帝国が9世紀以降交流を開始する北方スラブ・ロシア人に対して抱いていた目線について、その中間に存在していた中央アジア系民族のペチェネーグに対する認識を検証することで、新しい視点を提供した論考。12世紀ビザンツ帝国は、北方戦線におけるペチェネーグの脅威を見失うと、その歴史的な言及すらもしなくなってゆく。これをペチェネーグの消滅と読み込むことの問題を指摘したうえで、緩衝を失って以降、北方ロシア世界がビザンツとの精神的距離を詰めていく様を論じた。

  • ビザンツの「民衆的宗教運動」とその「霊性」について-異端メッサリアノイの射程-

    草生 久嗣

    クリオ 22号別冊   63 - 71   2008年

  • 「ビザンツ帝国の異端問題 ―異端学と対策法規の分析から―」

    草生 久嗣

    『地中海学研究』   ( 25 )   27 - 48   2002年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    東京大学大学院人文社会系研究科への修士論文の研究史紹介および時代総論部分を大きく改稿の上、出版したもの。ビザンツ帝国の基本法であったローマ法において古代末期以降付加されていったキリスト教異端に対する刑法的措置について整理検討し、ビザンツ異端学研究上の基本的情報を提示した。異端問題とは教義問題あるいは教会行政の問題である以上に、中世的な罪とそれを罰する体系、それを知的に整備しようとした問題としてとらえるべきことを主張している。

  • 「12世紀ビザンツ帝国のボゴミール派問題-逸脱修道者弾圧の一例として-」

    -

    『史学雑誌』   109 ( 7 )   39 - 60   2001年

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著  

    ビザンツ中期の異端運動「ボゴミロイ」について、従来知られた形としての「二元論者」という研究史上のレッテルを見直し、その後展開されていく「ビザンツ異端学論」の嚆矢となったもの。東京大学大学院人文社会系研究科への修士論文の資料分析部分を大きく改稿の上、出版したもの。『史学雑誌』の「回顧と展望」記事において、注目すべき新機軸として紹介された。異端問題は異端者とされた人々ではなく、異端と見なす人々の目線「異端を見る眼」によって構築されていくと論じた。

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書籍等出版物

  • Communicating Papal Authority in the Middle Ages

    Hisatsugu Kusabu( 担当: 共著 ,  範囲: Medieval Heretics in the East: A Heresiological Label for Bosnian Bogomils/Patarenes in the Thierteenth Century )

    2023年02月  ( ISBN:9781032420912

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    総ページ数:208   担当ページ:173-185   著書種別:学術書  

    DOI: 10.4324/9781003361176-15

    Scopus

  • 中世ヨーロッパの政治的結合体 : 統治の諸相と比較

    高山, 博, 亀長, 洋子( 担当: 分担執筆 ,  範囲: ビザンツ帝国の政体史と統治ガバナンス(505-514頁); アレクシオス一世の爵位改革-外部人材登用システムとその運用(577-596頁))

    東京大学出版会  2022年02月  ( ISBN:9784130261722

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    総ページ数:xii, 627, 4p  

    CiNii Books

  • 地中海圏都市の活力と変貌

    神崎, 忠昭, 長谷部, 史彦, 佐藤, 育子( 担当: 共著 ,  範囲: 「合同生活圏のビザンツ帝国とコンスタンティノープル」(247-262頁))

    慶應義塾大学文学部,慶應義塾大学出版会 (発売)  2021年03月  ( ISBN:9784766427431

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    総ページ数:vii, 321p  

    CiNii Books

  • Radical Traditionalism: The Influence of Walter Kaegi in Late Antique, Byzantine, and Medieval Studies

    H. Kusabu, Ch. Raffensperger, D. Olster, 他( 担当: 分担執筆 ,  範囲: Seminaries, Cults, and Militia in Byzantine Heresiologies: A Genealogy of the Labeling of "Paulicians," 181-196頁)

    Lexington Books  2019年  ( ISBN:978-1-4985-8486-9

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    総ページ数:239   担当ページ:16   著書種別:学術書   参加形態:コレスポンディングオーサー

    ビザンツ世界の異端論駁書は、異端者の信条・教義を列挙しその神学的論駁を目的としているにとどまらず、ビザンツ正教会世界において様々な形で存在していた反コンスタンティノープル総主教座への立場をとるキリスト教諸派の民族誌的側面のあったことを指摘する。米国ビザンツ研究の展開期を支え、米国ビザンツ学会の創設功労者であったウォルター・ケーギシカゴ大学名誉教授の退職を期して同教授のもとで博士号を取得した元学生たちによる献呈論文集に寄稿したもの。

  • 文化接触のコンテクストとコンフリクト 環境・生活圏・都市〈大阪市立大学文学研究科叢書第10巻〉

    草生久嗣、大場茂明、大黒俊二、他( 担当: 共編者(共編著者) ,  範囲: まえがき)

    清文堂  2018年09月 

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    総ページ数:240   担当ページ:i-v   著書種別:学術書  

    企画運営に携わって、大阪歴史博物館会場で開催された大阪市立大学国際学術シンポジウムの報告をとりまとめたもの。主題テーマとしての「オイクメネー」概念を提唱して、シンポジウムの理論的核を提供し、報告者・著者との執筆交渉および編集に携わっている。古代ギリシャ語に由来するオイクメネーの語を、他の分野(宗教学・地理学)での限定された定義を超えて、人々の生活圏を意味し、かつその多元性を特徴とすることから「合同生活圏」というキーワードとして新しく提案している。

    その他リンク: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51f-8irPThL._SX345_BO1,204,203,200_.jpg

  • 詳説世界史研究

    草生 久嗣、小松 久男、木村 靖二、岸本 美緒 他( 担当: 共著 ,  範囲: 東ヨーロッパ世界の成立)

    山川出版社  2018年 

     詳細を見る

    総ページ数:575   担当ページ:165-171   著書種別:学術書  

    山川出版社を代表する世界史教科書『詳説世界史』の執筆者に若手を加えてその副読本・特別参考書として企画されているもの。中世期における東ヨーロッパ世界の形成とビザンツ帝国について執筆したもの。イコノクラスムおよび第四回十字軍の意義についてコラムで強調しつつ、テマ制度・プロノイア制度については近年の研究動向を反映した記述となっている。

    その他リンク: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51JMrUYNhoL._SX355_BO1,204,203,200_.jpg

  • 東方キリスト教諸教会―研究案内と基礎データ、三代川寛子編

    草生久嗣( 担当: 単著 ,  範囲: 世界総主教座と皇帝のビザンツ帝国(393-400頁))

    明石書店  2018年 

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    総ページ数:608   担当ページ:393-400   著書種別:学術書  

    東方キリスト諸教会の一つとしてのコンスタンティノープル総主教座(ギリシャ)正教会の、その聖俗不分化の特徴について指摘し、同総主教座の前近代史についての基本書誌情報を提供したもの。西ヨーロッパ史において重要なトピックとされている宗教改革、ルネサンス、教会改革、異端審問といったキーワードが、いずれも西欧的聖俗の分離した二元体制にあってこそ注目されてきたものとして、それらとは別のアプローチがビザンツ学について必要であると論じた。

    その他リンク: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41HKH2dx-nL._SX359_BO1,204,203,200_.jpg

  • 北西ユーラシアの歴史空間 : 前近代ロシアと周辺世界

    草生 久嗣、小沢 実、長縄 宣博 他( 担当: 共著 ,  範囲: ロシア―ビザンツ緩衝地帯の蛮族観について―12世紀ビザンツ史書におけるペチェネーグを題材に―)

    北海道大学出版会  2016年  ( ISBN:9784832968219

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    総ページ数:336   担当ページ:105-131   著書種別:学術書  

    ビザンツ帝国が9世紀以降交流を開始する北方スラブ・ロシア人に対して抱いていた目線について、その中間に存在していた中央アジア系民族のペチェネーグに対する認識を検証する。12世紀ビザンツ帝国は、北方戦線におけるペチェネーグの脅威を見失うと、その歴史的な言及すらもしなくなってゆく。これをペチェネーグの消滅と読み込むことの問題を指摘し、北方ロシア世界がビザンツとの精神的距離を詰めていく様を論じた。私家版研究報告書(小澤実代表)をもとに、一般書物向けに大幅に改稿したもの。

    その他リンク: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51xFcbTf61L._SX350_BO1,204,203,200_.jpg

  • New Approaches to the Later Roman Empire, edited by Takeshi Minamikawa

    草生 久嗣、南川 高志 他( 担当: 共著 ,  範囲: Ecumenical Orthodoxy and Heterodoxy in Post Late Antiquity, pp. 163-177)

    University of Kyoto  2015年  ( ISBN:978-4-9901929-2-1

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    総ページ数:183   担当ページ:163-177   著書種別:学術書  

    ビザンツ正統教会の抱いていた世界主義が、政治状況の変遷によってその理念的ありかたまで変容していく様を論じたもの。地域教会管区の格付けの変遷をたどり、また民間に跋扈した聖者Holy Menたちの存在を論証している。東方戦線の悪化、イスラムの侵出は教会歴史地理を変動させ、古代末期研究において東方キリスト教社会のキーワードとなった「聖者」も12世紀の中世にあっては、それ自体で政治性をともない自称して売り込む遍歴者を産んでいた。

  • 歴史学事典<6>歴史学の方法

    草生 久嗣、尾形 勇、樺山 紘一 他( 担当: 共著)

    弘文堂  1998年12月 

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    事典項目 「ウォーバーグ(ヴァールブルク)研究所」40-41頁 ;「ヴルガータ訳聖書」41-42頁;「教会地理/歴史事典」119頁;「公会議議決集」166頁 ;「聖者伝(ヨーロッパの)」343-344頁;「ミーニュ教父著作集」608頁  

    その他リンク: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/616CA1GA%2BZL._SX357_BO1,204,203,200_.jpg

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MISC(その他記事)

  • (新刊紹介)Anne P. Alwis, Martin Hinterberger and Elisabeth Schiffer eds., Metaphrasis in Byzantine Literature, Turnhout, Brepols Publishers, 2021, 179p. 招待

    草生久嗣

    西洋中世研究   No. 15   162   2023年12月

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    担当区分:筆頭著者   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   国際・国内誌:国内誌  

  • 中世地中海の移動とエキュメニカル・ネットワーク

    草生久嗣

    地中海学会月報   6   2023年12月

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    担当区分:筆頭著者   国際・国内誌:国内誌  

    その他URL: https://www.collegium-mediterr.org/report/

  • (書評)池上俊一著『ヨーロッパ中世の想像界』名古屋大学出版会、2020年2月

    草生久嗣

    史学雑誌   131 ( 1 )   80 - 89   2022年02月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

  • (書評) 小林功『生まれくる文明と対峙すること : 7世紀地中海世界の新たな歴史像』

    草生 久嗣

    歴史学研究 = Journal of historical studies   ( 1009 )   25 - 27   2021年05月( ISSN:0386-9237

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  • イスタンブルのテクフル・サライ

    草生 久嗣

    地中海学会 地中海学月報   ( 407 )   2018年02月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

    問題提起として位置付けられるべきもの小稿。イスタンブル市内に散在するビザンツ期からの遺構は、単純は下位こそ免れているものの、観光景観復元のためとして非学術的な復元作業が横行している様を、ビザンツ後期を代表する建築遺構であるテクフル・サライに生じた事態をとりあげて論じたもの。非専門家による遺構保全意識の弱さとについて専門家からの立場から批判した。

  • (図書紹介)大月康弘著『ヨーロッパ 時空の交差点』創文社、2015年

    草生久嗣

    地中海学会ホームページ図書紹介:http://www.collegium-mediterr.org/図書紹介/690/   2016年11月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

  • 図書紹介 大月康弘『ヨーロッパ 時空の交差点』

    草生 久嗣

    地中海学会ホームページ   2015年11月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    創文社のPR誌『創文』に連載されていた、ビザンツ学者の大月康弘によるエッセイをまとめたもの。地中海学会のHPコンテンツの充実企画として依頼をうけたもの。

  • 書評 中谷功治『テマ反乱とビザンツ帝国』

    草生 久嗣

    武久出版 図書新聞   ( 3272 )   2015年09月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    ビザンツ帝国史研究を支える著者中谷功治が二十年来の研究成果をまとめ、論文博士を取得した出版物についての紹介と書評。書評誌である図書新聞からの依頼で、テマ反乱というビザンツ学上の重要なしかし専門性の高いテーマについて、解説を意識して執筆した。

  • 2014年度若手セミナー報告

    草生 久嗣, 髙田 京比子

    西洋中世研究   ( 7 )   208 - 210   2015年

     詳細を見る

  • (書評)中谷功治『テマ反乱とビザンツ帝国』

    草生久嗣

    図書新聞   ( 3272 )   2015年

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

  • 書評 井上浩一・根津由喜夫編『ビザンツ 交流と共生の千年帝国』 招待 査読

    草生 久嗣

    史学会 史学雑誌   123 ( 11 )   2024 - 2030   2014年11月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    関西ビザンツ史研究会30年記念出版、かつ井上浩一大阪市立大学名誉教授の退職記念出版であるところの同会会員の寄稿集についての書評。ビザンツ帝国を構成していた諸地方ついて、一人ひとりが担当する形式で、帝国地誌を十分にくみ取っている著作として評価している。

  • (書評) ジョナサン・ハリス著、井上浩一訳『ビザンツ帝国の最期』

    草生 久嗣

    西洋史学 = The studies in Western history   ( 253 )   67 - 69   2014年( ISSN:0386-9253

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  • ケルン歴史文書館の復興と合同生活圏(オイクメネー)

    草生 久嗣

    地中海学会 地中海学月報   ( 363 )   6 - 6   2013年10月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    ケルンでのフィールドワーク経験を踏まえ、公文書の被災に向き合うべき社会における知的姿勢の在り方を訴えたもの。

  • 西洋史学の現代的課題―ビザンツ史研究と戦争―コメント

    草生 久嗣

    大阪歴史科学協議会 歴史科学   ( 210 )   16 - 21   2012年10月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    井上浩一大阪市立大学名誉教授の退職記念研究会報告について、井上教授の前任者であった故)米田治泰助教授や、その他大阪市立大学が要した地中海・ビザンツ学者の系譜について整理・言及したもの。

  • コメント (特集 西洋史学の現代的課題 : ビザンツ史研究と戦争)

    草生 久嗣

    歴史科学   ( 210 )   16 - 21   2012年10月( ISSN:0910-5662

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  • 書評 根津由喜夫著 『ビザンツ貴族と皇帝政権』 招待 査読

    草生 久嗣

    日本西洋史学会 西洋史学   ( 245 )   2012年06月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    コムネノス朝創始であるアレクシオス1世帝について、著者年来の研究成果を踏まえ、かつ国際的に先端をいく印章学プロソポグラフィを援用して論じた好著として評価できる。

  • 回顧と展望 ヨーロッパ(中世-ロシア・ビザンツ) 招待 査読

    草生 久嗣

    公益財団法人 史学会 史学雑誌   121 ( 5 )   330 - 332   2012年05月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

    史学雑誌が例年企画する昨年度の学界動向について、ビザンツ・ロシアについて情報を収集して執筆したもの。

  • 第22回国際ビザンツ学会に参加して 招待

    草生 久嗣

    地理と歴史 世界史の研究   ( 230 )   51 - 58   2012年02月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    個別自由論題報告者および日本学会会長代理として参加した国際ビザンツ学会ソフィア大学大会(ブルガリア共和国)についての活動報告。

  • 研究フォーラム 第二二回国際ビザンツ学会に参加して (世界史の研究(230))

    草生 久嗣

    歴史と地理   0 ( 0 )   55 - 58   2012年02月( ISSN:1343-5957

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  • (書評) 根津由喜夫著『ビザンツ貴族と皇帝政権 : コムネノス朝支配体制の成立過程』

    草生 久嗣

    西洋史学   ( 245 )   45 - 47   2012年( ISSN:0386-9253

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  • (書評)マルコム・D・ランバート著 『中世の異端:ボゴミールからフスまでの民衆運動』(初版1977)『中世の異端:グレゴリウス改革から宗教改革までの民衆運動』(2版1992,3版2002)

    草生 久嗣, HISATSUGU, KUSABU

    紀要   12   109 - 116   2011年07月( ISSN:1348-3870

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  • 書評 Malcolm D. Lambert, Medieval Heresy, 1st ed. New York, 1977, 2nd ed. Oxford 1992, and 3rd, ed. Oxford 2002. 査読

    草生 久嗣

    藤女子大学キリスト教文化研究所紀要   ( 12 )   109 - 116   2011年07月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    西欧中世ヨーロッパの異端史についての国際的教科書として評価の高い書物について、その初版から第三版にいたるまでの著者による改訂のありかたを検討し、ビザンツの事例を意図的に排除するにいたった著者ランバートの異端史に対する認識を批判的に論じたもの。

  • 報告批判 大月康弘報告「ビザンツ国家の行政機構と教会組織―地域統合の制度とイデオロギー―」56-57頁 招待 査読

    草生 久嗣

    青木書店 歴史学研究   ( 874 )   56 - 57   2010年12月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    歴史学研究会の年次大会におけるシンポジウムについて、会場参加者としてコメントを求められたもの。ビザンツ帝国の機構論・組織論に、理念的枠組みが重視されている点について同意したもの。

  • 合同部会 島田誠 ローマ帝国における帝国権力と地方都市 大月康弘 ビザンツ国家の行政機構と協会組織 渡辺節夫 フランス中世における王権と地域支配 河原温 ブルゴーニュ公国における地域統合と都市 (2010年度歴史学研究会大会報告批判)

    福山 佑子, 草生 久嗣, 向井 伸哉

    歴史学研究   ( 874 )   48 - 53   2010年12月( ISSN:0386-9237

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  • 西洋中世のアンソロジー考 ―ビザンツ12世紀の詞華集(フロリレギア)から― 招待

    草生 久嗣

    地中海学会 地中海学会月報   ( 328 )   5 - 5   2010年03月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    ビザンツ世界の文芸の基本にあった、本歌取り、類聚の姿勢は、単に伝統を尊重するというだけではなく、作品を実用と需要にあわせて読書人層に広める工夫がなされていた。

  • 越境する知をささえるもの―ビザンツの情報集積 招待

    草生 久嗣

    中央評論   ( 266 )   56 - 61   2010年01月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    ビザンツ帝国が千年を生き延びた背景には、周辺諸国との情報戦を勝ち抜くだけの情報戦略、中世版のIT戦略があったことを、ビザンツにおける文書を集成への熱意から論じたもの。この姿勢は現在でもTLGほかの仕組みにおいて受け継がれているとして、ビザンツ文明の一相とした。

  • ビザンツ帝国における宗教的《境界》の生成--正教会異端論駁書を題材に (2007年度歴史学研究会大会報告 寄進の比較史--富の再配分と公共性の論理) -- (合同部会 生成される宗教的《境界》)

    草生 久嗣

    歴史学研究   ( 833 )   180 - 188   2007年10月( ISSN:0386-9237

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  • 新刊紹介 甚野尚志編『歴史をどう書くか――東大駒場連続講義――』(講談社選書メチエ 359) 招待

    草生 久嗣

    公益財団法人 史学会 史学雑誌   116 ( 8 )   93 - 94   2007年08月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   共著区分:単著  

    歴史論についての新著紹介。学問領域・使用史資料・メディアの違いなどにより、歴史研究が多彩であることを、寄稿論考の読み比べで痛感させられる。

  • 新刊紹介 永田諒一著『宗教改革の信実―カトリックとプロテスタントの社会史―』(講談社現代新書 1712) 招待

    草生 久嗣

    公益財団法人 史学会 史学雑誌   116 ( 7 )   112 - 113   2007年07月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   共著区分:単著  

    中近世宗教論についての新著紹介。プロテスタンティズムの黎明期を、近世の開始とせず、中世の延長とする点が注目されるべき書物。

  • 永田諒一著, 『宗教改革の真実-カトリックとプロテスタントの社会史-』, 講談社現代新書1712, 講談社, 二〇〇四・三刊, B40, 二二六頁, 七〇〇円

    草生 久嗣

    史学雑誌   116 ( 7 )   1280 - 1281   2007年

  • 甚野尚志編, 『歴史をどう書くか-東大駒場連続講義-』(講談社選書メチエ 359), 講談社, 二〇〇六・四刊, 四六, 二四九頁, 一六〇〇円

    草生 久嗣

    史学雑誌   116 ( 8 )   1413 - 1414   2007年

  • 新刊紹介 根津由喜夫著『ビザンツ 幻影の世界帝国』(講談社選書メチエ154) 招待 査読

    草生 久嗣

    公益財団法人 史学会 史学雑誌   108 ( 10 )   122 - 123   1999年10月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    最先端のコムネノス朝研究の成果を紹介しつつ、その中から一般読者や大学生の興味にふさわしい題材を整理している。

  • ビザンツ帝国の異端審問官―エウティミオス・ジガベノス― 招待

    草生 久嗣

    地中海学会 地中海学月報   ( 209 )   4 - 4   1998年04月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    日本でほとんど歴史的個人として知られてていなかった12世紀ビザンツ帝国の神学者、エウティミオス・ジガベノスとその主著について短く紹介したもの。会員である地中海学会において、その後継続的にうける依頼原稿の一つ。

  • ビザンツ史研究の道具箱

    草生 久嗣

    クリオの会 クリオ   10/11   55 - 666   1997年06月

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    掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   共著区分:単著  

    ビザンツ学研究に際して、確認しておくべき優れた出版物についての参考書リスト。国際ビザンツ学会の報告およびその出版時の論考タイトルとして流布していたInstrumenta Studiorumという表現に感化され、研究入門の記事を「道具箱」の内容紹介という体裁でおこない、同誌のシリーズ化の先鞭となったもの。

  • 新刊紹介 山辺規子著『ノルマン騎士の地中海興亡史』 (白水社) 招待 査読

    草生 久嗣

    公益財団法人 史学会 史学雑誌   106 ( 3 )   123 - 123   1997年04月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   共著区分:単著  

    ビザンツ帝国晩年の好敵手であったシチリア・ノルマン系の政治群像についての、本邦では数少ない一般向けの書物として評価できる。

  • 新刊紹介 R・ブラウニング著金原保夫訳『ビザンツ帝国とブルガリア』(東海大学出版会) 査読

    草生 久嗣

    公益財団法人 史学会 史学雑誌   105 ( 2 )   127 - 128   1996年02月

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    掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

    ブルガリアにまつわる異端研究によって修士論文を目指していたことから、史学会編集部からうけた依頼であったが、邦語訳書を評読するという作法を身につける契機となった。中世ビザンツ史そしてブルガリア史については類書がない中での貴重な訳業といえる。

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講演・口頭発表等

  • 正統と異端の風景 招待 国内会議

    草生久嗣

    樺塾  2023年10月  東京大学西洋史学研究室・伊藤毅・樺山紘一

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:印刷博物館  

  • 第24回国際ビザンツ学会オンライン参加報告 国内会議

    草生久嗣

    日本ビザンツ学会第20回大会(一橋大学)  2023年03月  日本ビザンツ学会

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:一橋大学  

  • Visual ‘Metaphrasis’ in World-History Teaching in Japan 国際会議

    Hisatsugu Kusabu

    Osaka Metropolitan University-University of Illinois Exchange Symposium 2023: Transnational Translations and Adaptations in Asia  2023年03月  CEAPS, Grobal Institute, UIUC

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    開催地:University of Illinois  

  • 大会シンポジウム「異端の眼、異端を見る眼」

    草生久嗣(コーディネーター・パネル), 坂田奈々絵(パネル), 菊地達也(パネル), 細田あや子(パネル), 有田豊(コーディネーター・パネル)

    第13回西洋中世史学会大会  2021年06月 

  • 異端を見る眼:中世ビザンツ帝国の異端学 招待

    草生久嗣

    第22回洛北史学会大会  2020年12月 

  • Intercultural Approach to the De Ceremoniis - A Preliminary project report 国際会議

    Hisatsugu KUSABU

    The Forty-Fourth Byzantine Study Conference  2018年10月  International Congress of Byzantine Studies

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Belgrade  

    博士論文による成果を、学術振興会基盤B科学研究補助金によって展開させたのち、その過程で本邦ビザンツ学が国際的な認知をうけるテーマが発見された。その「ユーラシア前近代諸帝国における儀典研究の諸相」について、大阪市立大学を拠点に「ビザンツ研究連絡会」を主宰し、研究を開始、そのキックオフを米国学会において紹介したもの。

  • The Byzantine Manichee: Revisited 国内会議

    草生久嗣

    Workshop Byzantine Religious Controversy Revisited  2017年07月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    オックスフォード大学のMarek Jankowiak氏とのワークショップにおける報告。Jankowiak氏の専門の一つ古代末期神学論争のテーマを引き継いだ形で、中世の二元論異端(マニ教徒)論争について、その実在への懐疑を論じたもの。

  • シンポジウム「外から眺めたビザンツ世界」主宰・主旨説明 国内会議

    草生久嗣

    日本ビザンツ学会  2017年03月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    日本ビザンツ学会大会において主宰し、ビザンツ=アルメニア研究者(仲田・居阪・濱田)および近現代ギリシャ研究者(福田)を招聘して行った特別シンポジウム企画。

  • 国際ビザンツ学会参加報告 国内会議

    草生久嗣,村田光司

    日本ビザンツ学会  2017年03月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    平成28年度(2016年)にベオグラード大学(セルビア共和国)において開催された国際ビザンツ学会に、ソフィア大学大会同様報告と委員会参加を行った旨、公式に日本ビザンツ学会に報告したもの。

  • "Medieval Heretics" in the East: A Heresiological Label for Bosnian Bogomils/Patarenes in the Thirteenth Centur 国内会議

    草生久嗣

    International Symposium: Medieval Papacy, Governance, Communication, Cultural Exchange  2017年02月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • Byzantine Editors and Publishers: Text, Works, and Reading - A case study of the Dogmatike Panoplia of Euthymios Zigabenus. 国際会議

    草生久嗣

    The 23rd International Congress of Byzantine Studies  2016年08月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:The University of Belgrade, Republic of Serbia  

  • The Bogomil Narration and Heresiologists 国内会議

    草生久嗣

    Decoding the Historical Sources on Byzantium  2016年07月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • Byzantine Oikoumene Reconsidered: Post‐Roman, Byzantine, and the Early Ottoman Weltanschauung 700‐1500 CE. 国際会議

    草生久嗣

    The Third Congress of the Asian Association of World Historians (AAWH)  2015年07月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:Nanyang Technological University, Singapore  

  • Constantinople, A Multiethnic City in the Twelfth Century 国内会議

    草生久嗣

    International Joint Seminar on the Transformation of City - A Global Micro History  2014年02月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • 15世紀コンスタンティノープルの眺望-ブオンデルモンティ図を読み解く 招待 国内会議

    草生久嗣

    前近代都市論研究会  2014年01月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • Orthodox Identity for Byzantine Theologians, Heresiologists, and 'Inquisitors': A Byzantine View of Popular Faithy in the Twelfth Century 国際会議

    草生久嗣

    The Eighth Japanese-Korean Symposium on Medieval History of Europe  2013年08月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • 地中海トーキング「みやこ(都)のかたち」 招待 国内会議

    草生久嗣,青柳正規,栗原麻子,堀井優

    地中海学会大会  2013年06月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • 12世紀コンスタンティノープル宮廷知識人の異端学出版:エウティミオス・ジガベノスと『ドグマティケー・パノプリア』 招待 国内会議

    草生久嗣

    関西ビザンツ史研究会/関西中世史研究会 合同12月例会   2012年12月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • Medieval Heresy in the Case of Byzantium 国際会議

    草生久嗣

    UIUC - Osaka City University Exchange Symposium  2012年03月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • A Heresiologist in the City: Euthymios Zigabenos and the Compilation of the Second Volume of Panoplia Dogmatike. 国際会議

    草生久嗣

    The Late Antiquity and Byzantium Studies Workshop, University of Chicago  2012年03月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(一般)  

  • ビザンツ生活誌のために 国内会議

    草生久嗣

    日本ビザンツ学会  2011年09月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • Approaches of New Heresiology and Beyond – the Bogomils, a case study 国際会議

    草生久嗣

    The Twenty-Second International Congress of Byzantine Studies  2011年08月 

     詳細を見る

    会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:The University of Sofia, Bulgaria  

  • 12世紀ビザンツにおけるローマ人(キリスト教徒)社会について 招待 国内会議

    草生久嗣

    歴史学研究会 古代史部会  2011年08月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • A theological library for heresiologists - Making the Panoplia Dogmatike in the 12th Century 国際会議

    草生久嗣

    The Late Antiquity and Byzantium Studies Workshop, University of Chicago  2011年02月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • Catalogues haereticorum ? un genre littéraire 国内会議

    草生久嗣

    ビザンツ研究者の集い第16回  2010年08月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • ビザンツの「神秘思想」と「異端」:コンスタンティン・クリュソマルロスの事例(1140)を題材に 国内会議

    草生久嗣

    ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所 第三回研究会  2010年04月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • Making an Anthology (Florilegium) in the Byzantine Empire (330-1453) 国際会議

    Hisatsugu KUSABU

    平成21年度 日本-欧州先端科学セミナー(JSPS/ESF)  2010年03月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:九州大学  

  • ロシア‐ビザンツ緩衝地帯の蛮族観について 招待 国内会議

    草生久嗣

    共同利用・共同研究拠点公募プログラム・シンポジウム「北西ユーラシア歴史空間の再構築」  2009年11月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • Orthodoxy and Heresy in the Publication of Medieval Heresiology: The Case of the Dogmatike Panoplia in the 12th Century 国際会議

    草生久嗣

    International Medieval Congress, University of Leeds  2009年07月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • ビザンツ帝国における宗教的《境界》の生成―正教会異端論駁書を題材に― 招待 国内会議

    草生久嗣

    2007年度歴史学研究会大会  2007年06月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

    研究テーマとしての「ビザンツ異端学」の理論的側面を明文化した論考。正統と異端の《境界》が法や教義において必ずしも自明ではなく、当該時代の要請に合わせて変動するものであることをビザンツ異端問題の特徴として論じた。この論考は実質その後のビザンツ異端史の理論的骨格を提示することとなり、ここで展開されているアイディアに対する実地調査の成果がその後発表されていく。

  • The Byzantine View of the Bogomils: A Heresiological Approach 国際会議

    草生久嗣

    The Twenty-First International Congress of Byzantine Studies, University of London  2006年08月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • Comnenian Panoplists: Their View of the Latin Church and of the Imperial Guardianship of Orthodoxy 国際会議

    草生久嗣

    The Forty-First International Congress on Medieval Studies, Western Michigan University  2006年05月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • The Dragon’s Head is Off: The Compilation of the Dogmatike Panoplia and the Chapter Against the Bogomils 国際会議

    草生久嗣

    The Thirty-first annual Byzantine Studies Conference, University of Georgia  2005年10月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

  • ビザンツ12世紀の異端問題認識について -エウティミオス・ジガベノスの異端学より- 国内会議

    草生久嗣

    日本西洋史学会 第51回大会  2001年05月 

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    会議種別:口頭発表(一般)  

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科研費

  • 中世東地中海文化圏における文書編集の考察

    基盤研究(C)  2016年04月

研究員受入実績

  • 2023年度  研究員数:2名

担当教育概要

  •  専門技術としての歴史学について、様々な形で体験してもらう。

担当授業科目

  • 修士論文

    2023年度   集中講義   大学院

  • 西洋史学研究指導1

    2023年度   集中講義   大学院

  • 西洋史学総合研究演習1

    2023年度   週間授業   大学院

  • 西洋史学研究B

    2023年度   週間授業   大学院

  • 西洋史基礎講読

    2023年度   週間授業   大学

  • 世界史基礎講読

    2023年度   週間授業   大学

  • 人間文化概論B

    2023年度   週間授業   大学

  • 西洋史学特殊研究A

    2023年度   週間授業   大学院

  • 西洋社会の歴史

    2023年度   週間授業   大学院

  • 西洋史学論文指導

    2023年度   集中講義   大学院

  • 西洋史学論文指導

    2023年度   集中講義   大学院

  • 西洋史演習Ⅰ

    2023年度   週間授業   大学

  • 卒業論文演習Ⅰ

    2023年度   集中講義   大学

  • 卒業論文

    2023年度   集中講義   大学

  • 西洋史学研究指導2

    2023年度   集中講義   大学院

  • 西洋史学総合研究演習2

    2023年度   週間授業   大学院

  • 西洋史学研究演習B

    2023年度   週間授業   大学院

  • 博士論文

    2023年度   集中講義   大学院

  • 西洋史学論文指導

    2023年度   集中講義   大学院

  • 卒業論文演習Ⅱ

    2023年度   集中講義   大学

  • 西洋史学特殊研究B

    2023年度   週間授業   大学院

  • 西洋史学研究演習2

    2019年度     大学院

  • 西洋史学研究III

    2019年度     大学院

  • 西洋史学研究II

    2019年度     大学院

  • 西洋史学研究I

    2019年度     大学院

  • 西洋史演習I

    2019年度     大学院

  • 西洋社会の歴史

    2019年度     大学

  • 世界史基礎講読

    2018年度     大学

  • 西洋史学研究II

    2018年度     大学院

  • 人間文化基礎論Ib

    2018年度     大学

  • 西洋社会の歴史

    2018年度     大学

  • 西洋史演習I

    2018年度     大学

  • 歴史学の世界《演習》

    2017年度     大学

  • 歴史学の世界

    2011年度     大学

  • 西洋史通論

    2011年度     大学

  • 西洋史演習

    2011年度     大学

  • 世界史通論

    2011年度     大学

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学外での担当授業科目

  • 特殊講義(西洋史学)

    2023年10月
    -
    2024年03月
    機関名:京都大学

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    科目区分:学部専門科目 

FD活動

  • FD研修会  2023年度

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    2023年度テーマ:「生成AIとの付き合い方を考える」第1回(2024年1月26日):第2回(2024年2月16日)

論文・研究指導集計

  • 2023年度

    卒業論文指導数:1名  卒業論文審査数:4件

    博士前期課程学生指導数:1名 

    修士論文審査数(主査):2件 

独自項目・特記事項(教育活動)

  • 2023年度

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    独自項目:イリノイ大学アーバナシャンペン校東アジア太平洋研究センター(CEAPS)と大阪公立大学文学研究科インターナショナルスクールとの交換シンポジウムの設営・引率・指導

  • 2022年度

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    独自項目:イリノイ大学アーバナシャンペン校東アジア太平洋研究センター(CEAPS)と大阪公立大学文学研究科インターナショナルスクールとの交換シンポジウムの設営・引率・指導

社会貢献活動

  • 春の市大授業

    役割:講師

    大阪市立大学文学部  大阪市立大学杉本キャンパス  2018年04月

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    対象: 高校生, 大学生

    参加者数:22(人)

    大学における世界史学習・研究について「ビザンツ帝国史」を題材に紹介した。

  • 春の市大授業

    役割:講師

    大阪市立大学  2014年04月

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    対象: 高校生

    種別:セミナー・ワークショップ

    2014年4月29日(祝日)に大阪市立大学(地域連携センター)主催、文学部の実行で「市大授業」を開催するにあたり地域貢献推進委員の実行委員として活動。132名の高校生・父兄・一般市民を含む聴衆に公開講義3件を提供した。

  • 文学部を知りたい人のための市大授業

    役割:講師

    大阪市立大学  2013年04月 - 2013年10月

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    対象: 高校生

    種別:セミナー・ワークショップ

    2013年4月29日(祝)および2013年10月14日に、文学部主催・実行で「文学部を知りたい人のための市大授業」を開催するにあたり、地域貢献推進委員の実行委員として活動。あわせて170名ほどの高校生・父兄・一般市民を含む聴衆に公開講義6件(3件×2日)を提供した。

  • 文学部を知りたい人のための市大授業

    役割:講師

    大阪市立大学  2013年04月 - 2013年10月

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    対象: 高校生

    種別:セミナー・ワークショップ

    2013年4月29日(祝)および2013年10月14日に、文学部主催・実行で「文学部を知りたい人のための市大授業」を開催するにあたり、地域貢献推進委員の実行委員として活動。あわせて170名ほどの高校生・父兄・一般市民を含む聴衆に公開講義6件(3件×2日)を提供した。

  • 出張講義

    役割:講師

    北摂三田高校  2012年01月 - 2014年01月

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    対象: 高校生

    種別:出前授業

    参加者数:50(人)

    兵庫県立北摂三田高校への出張講義を2012年1月17日(火)、2012年12月17日(月)、2014年1月28日(火)にそれぞれ50名の生徒を相手に1時間ずつ、世界史にまつわる授業を提供した。
    ◆関係組織:兵庫県

国際交流活動

  • イリノイ大学アーバナシャンペン校東アジア太平洋研究センター(CEAPS)と大阪公立大学文学研究科インターナショナルスクールとの交換シンポジウムおよび交流提携事業にまつわるビジネスミーティングの設営・引率・指導

    2022年03月 - 継続中

  • イリノイ大学アーバナシャンペン校東アジア太平洋研究センター(CEAPS)と大阪市立大学文学研究科都市社会研究センターによるシンポジウム設営

    活動区分 :管理運営

    活動国 :United States   2017年03月 - 継続中

役職

  • 部局内役職

    文学部 哲学歴史学科 

    学科長  2023年04月 - 2024年03月

  • 部局内役職

    大学院文学研究科 哲学歴史学専攻 

    専攻長  2023年04月 - 2024年03月

その他

  • 職務経歴

    2019年04月 - 継続中

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    大阪市立大学 文学研究科 教授

  • 職務経歴

    2015年04月 - 2019年03月

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    大阪市立大学 大学院文学研究科 准教授

  • 職務経歴

    2011年04月 - 2015年03月

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    大阪市立大学 大学院文学研究科・文学部 専任講師