2024/03/29 更新

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カダ マサル
嘉田 勝
Kada Masaru
担当
大学院理学研究科 数学専攻 准教授
理学部 数学科
職名
准教授
所属
理学研究院
所属キャンパス
中百舌鳥キャンパス

担当・職階

  • 大学院理学研究科 数学専攻 

    准教授  2022年04月 - 継続中

  • 理学部 数学科 

    准教授  2022年04月 - 継続中

取得学位

  • 博士(理学) ( 大阪府立大学 )

  • 修士(理学) ( 筑波大学 )

研究分野

  • 自然科学一般 / 応用数学、統計数学  / 公理的集合論

  • 自然科学一般 / 数学基礎  / 公理的集合論

研究キーワード

  • 国際情報交換

  • 可測基数

  • 反映原理

  • 公理的集合論

  • 位相空間論

  • ルベーク測度

  • リンデレーフ空間

  • コンパクト化

  • Ρ(ω)

  • weak Freese-Nation property

  • Stone-Cechコンパクト化

  • Solovay model

  • random実数

  • Open Coloring Axiom

  • null sets

  • meager sets

  • iterated forcing

  • Hechlerの定理

  • Galois-Tukey connection

  • forcing axioms

  • Cohen models

  • Cohen model

  • Cichonの図式

  • 基数不変量

  • 連続関数

  • 距離化可能空間

  • 記述集合論

  • 無限ゲーム

  • 測度代数

  • 数学基礎論

  • 強制法

  • 強制公理

  • 巨大基数公理

  • 実数値可測基数

  • 完備ブール代数

  • club principle

  • Chang's conjecture

研究概要

  • 集合論的位相空間論

  • 実数の集合論

研究歴

  • 集合論的位相空間論

    コンパクト化、距離化可能空間、リンデレーフ空間、強制法、無限組合せ論 

  • 実数の集合論

    基数不変量、強制法、無限組合せ論  個人研究

所属学協会

  • 日本数学会

    2003年04月 - 継続中   国内

委員歴(学外)

  • 阪神支部評議員   日本数学会  

    2023年03月 - 2024年02月 

  • 数学基礎論および歴史分科会評議員   日本数学会  

    2020年03月 - 2022年02月 

職務経歴(学外)

  • 大阪公立大学   大学院理学研究科

    2022年04月 - 継続中

  • 大阪府立大学   大学院理学系研究科

    2012年04月 - 2022年03月

論文

  • Strategic equivalence among hat puzzles of various protocols with many colors 査読

    Kada M.

    Mathematical Logic Quarterly   66 ( 3 )   295 - 299   2020年09月( ISSN:0942-5616 ( eISSN:1521-3870

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    担当区分:責任著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   共著区分:単著   国際・国内誌:国際誌  

    DOI: 10.1002/malq.201900069

    その他URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full-xml/10.1002/malq.201900069

  • Devil's infinite chessboard puzzle under a weaker choice principle (Set Theory and Infinity)

    RIMS Kokyuroku   2164   92 - 96   2020年07月( ISSN:18802818

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    担当区分:責任著者   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   共著区分:共著   国際・国内誌:国内誌  

  • Variants of AC under ZF minus union

    嘉田 勝, 加藤 匠人

    数理解析研究所講究録 雑誌   1988   31 - 42   2016年04月

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    共著区分:共著  

  • Some remarks on infinite hat guessing games

    嘉田 勝, 静間 荘司

    数理解析研究所講究録 雑誌   1988   43 - 54   2016年04月

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    共著区分:共著  

  • Preservation of convergence of a sequence to a set 査読

    A. Iwasa, M. Kada and S. Kamo

    Topology Proceedings 雑誌   44   97 - 105   2014年04月

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    共著区分:共著  

  • Galois-Tukey connection involving sets of metrics 査読

    M. Kada and Y. Yoshinobu

    Tsukuba Journal of Mathematics 雑誌   36 ( 1 )   53 - 66   2012年04月

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    共著区分:共著  

  • Preserving the Lindelof property under forcing extensions 査読

    M. Kada

    Topology Proceedings 雑誌 Auburn Univeristy   38   237 - 251   2011年01月

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    共著区分:単著  

  • How many miles to beta-X? II --- Approximations to beta-X versus cofinal types of sets of metrics 査読

    M. Kada

    Topology and its Applications 雑誌 Elsevier   157   1460 - 1464   2010年01月

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    共著区分:単著  

  • How many miles to beta-omega? II --- Ultrafilters and Higson compactifications 査読

    M. Kada

    Topology Proceedings 雑誌 Auburn Univeristy   33   123 - 129   2009年01月

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    共著区分:単著  

  • The efficiency of quantum identity testing of multiple states 査読

    M. Kada, H. Nishimura and T. Yamakami

    Journal of Physics A: Mathematical and Theoretical 雑誌 Institute of Physics   41   2008年09月

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    共著区分:共著  

  • Covering a bounded set of functions by an increasing chain of slaloms 査読

    M. Kada

    Topology and its Applications 雑誌 Elsevier   154 ( 1 )   277 - 281   2007年01月

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    共著区分:単著  

  • How many miles to beta-X? --- d miles, or just one foot 査読

    M. Kada, K. Tomoyasu and Y. Yoshinobu

    Topology and its Applications 雑誌 Elsevier   153 ( 17 )   3313 - 3319   2006年11月

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    共著区分:共著  

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書籍等出版物

  • 実数の集合論における近年の進展 : RIMS共同研究(公開型)

    嘉田 勝, 京都大学数理解析研究所

    京都大学数理解析研究所  2022年 

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  • 数理論理学とその応用 : RIMS共同研究(公開型)

    嘉田 勝, 京都大学数理解析研究所

    京都大学数理解析研究所  2022年 

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  • エンダートン:論理学への数学的手引き(訳書)

    嘉田 勝( 担当: 単訳)

    1月と7月  2020年11月  ( ISBN: 978-4907259167

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    総ページ数:508   著書種別:教科書・概説・概論   参加形態:ファーストオーサー

  • 論理と集合から始める数学の基礎

    嘉田 勝( 担当: 単著)

    日本評論社  2008年12月  ( ISBN:978-4-535-78472-7

MISC(その他記事)

  • コンパクト空間とコンパクト化 : 距離空間の点列コンパクト性を中心に—特集 集合・位相の考え方

    嘉田 勝

    数理科学   60 ( 6 )   32 - 38   2022年06月( ISSN:0386-2240

  • 集合算の証明って何をすればいいの? 図を描くだけじゃダメなの?

    嘉田勝

    数学セミナー増刊 大学数学の質問箱   2019年06月

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    担当区分:責任著者   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)   共著区分:単著   国際・国内誌:国内誌  

  • 不可能性の証明/古代ギリシャから現代まで

    嘉田 勝

    数学セミナー   ( 672 )   2017年10月

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  • 周期のない周期関数!?

    嘉田 勝

    日本評論社 数学セミナー   53 ( 9 )   17 - 19   2014年09月

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  • 数学を語る文法としての論理,数学を語る語彙としての集合

    嘉田 勝

    日本評論社 数学セミナー   53 ( 4 )   34 - 38   2014年04月

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産学官連携可能研究(シーズ)概要

  • 数理論理学と論理の教育

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    数理論理学の知見に基づく,高校および大学の数学教育における数学の論理の教育方法の確立

担当教育概要

  • 共通教育科目(数学)
    理学部数学科専門科目
    理学部数学科における卒業研究指導
    大学院理学研究科数学専攻における大学院生指導

担当授業科目

  • 数学特別研究2A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 数学特別研究1A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 数理論理学特論

    2024年度   週間授業   大学院

  • 数学特別研究5A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 数学特別研究4A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 数学特別研究3A

    2024年度   集中講義   大学院

  • 線形代数1

    2024年度   週間授業   大学院

  • 数学1

    2024年度   週間授業   大学院

  • 解析学基礎I

    2021年度    

  • 線形数学II

    2021年度    

  • 数理論理学

    2021年度    

  • 数理論理学特論

    2021年度    

  • 数学I

    2021年度    

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学外での担当授業科目

  • 微分積分入門1/2

    2020年
    -
    2021年
    機関名:神戸大学

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    科目区分:学部教養科目 

  • 論理学

    2014年10月
    -
    2015年03月
    機関名:桃山学院大学

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    科目区分:学部専門科目 

  • 微分方程式

    2005年04月
    -
    2005年09月
    機関名:中部大学

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    科目区分:学部教養科目 

  • 微分積分学I

    2005年04月
    -
    2005年09月
    機関名:中部大学

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    科目区分:学部教養科目 

FD活動

  • 数学共通科目FD会議参加  2023年度

所属院生等の論文発表集計

  • 2020年度

    所属大学院生発表数:1件

論文・研究指導集計

  • 2023年度

    卒業論文指導数:0名  卒業論文審査数:0件

    博士前期課程学生指導数:2名  博士後期課程学生指導数:0名

    修士論文審査数(主査):0件  修士論文審査数(副査):2件

    博士論文審査数(主査):0件  博士論文審査数(副査):0件

出張講義テーマ ⇒ 出張講義一覧へ

  • 真偽を決定できない数学的主張 数学の証明能力の限界の研究

    分野:文学(文学,哲学,歴史,芸術,人間行動,言語,文化,社会・ジェンダー), 理学(数学,物理学,化学,生物学,地球学,生物化学)

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    対象:中学生, 高校生, 大学生, 教育関係者, 研究者, 社会人・一般, 企業, 市民団体

    キーワード:数学基礎論, 集合論, 連続体仮説 

    みなさんは,数学の問題はすべて○か×かが決まっていると思っていませんか? 実は,数学の世界には,○か×か,すなわち成り立つか成り立たないかを決められない問題がたくさんあるのです。「決められない」とは,「まだわかっていない」のではなく「数学の証明能力の限界を超えた問題であることが判明している」という意味です! この講義では,「実数はどのぐらい『たくさん』存在するか」という問題を中心に,数学の証明能力の限界に関する数学的研究(公理的集合論)の一端を紹介します。

外国人受入実績

  • 2019年度

    研究者受入数 :1名

    留学生受入数 :0名