2025/02/17 更新

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ツジ ヒロシ
辻 浩史
TSUJI HIROSHI
担当
大学院医学研究科 臨床医科学専攻 准教授
医学部 医学科
職名
准教授
所属
医学研究院
所属キャンパス
阿倍野キャンパス

担当・職階

  • 大学院医学研究科 臨床医科学専攻 

    准教授  2024年04月 - 継続中

  • 医学部 医学科 

    准教授  2024年04月 - 継続中

取得学位

  • 博士(医学) ( 筑波大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / 神経内科学

研究キーワード

  • 神経内科

MISC(その他記事)

  • (II章)認知症 前頭側頭型認知症(FTD)

    辻 浩史

    脳神経内科学レビュー   2024-'25   78 - 83   2024年05月( ISSN:2436-7974

     詳細を見る

    <最近の動向とガイドライン>●前頭側頭型認知症(FTD)の疾患概念は,広い病態が含まれるようになっている.社会行動障害や性格変化を主徴とする行動型前頭型認知症と会話や言語が障害される原発性進行性失語症のほかに,進行性核上性麻痺,皮質基底核症候群,筋萎縮性側索硬化症を合併,発症することがあり,これらもFTDに含まれることもある.●FTDは,従来若年者の認知症の原因としてもっとも多く考えられていたが,最近の疫学調査では,発症率のピークは71歳であり,加齢に伴い増加することが明らかとなった.●早期に治療研究への移行を可能にするために行動型前頭型認知症に対しても,MBCI-FTD(mild behavioural and/or cognitive impairment in bvFTD)と称する発症前駆期の診断基準が提唱された.●家族性FTDの主な原因遺伝子はC9orf72,GRN,MAPTが多数を占めるが,わが国では家族性FTDは少ない.●FTDのバイオマーカーとしては,血液中のニューロフィラメント軽鎖(NfL)が有用である.特に家族性FTDにおいては,未発症キャリアから発症のリスクを予測できる.●FTDの治療薬研究としては,GRN,C9orf72遺伝子異常を有する家族性FTDに対して治験が行われている.(著者抄録)

講演・口頭発表等

科研費獲得実績

  • 中耳加圧器による前庭刺激を用いた認知症バランス障害への前庭代償効果

    基盤研究(C)  2020年04月

  • アルツハイマー病のミトコンドリア障害におけるGDF15の意義および臨床応用

    若手研究  2017年04月

担当授業科目

  • 現代の医療

    2024年度   週間授業   大学院

  • 2024 神経内科・老年科

    2024年度   集中講義   大学

  • (2024)臨床スターター実習

    2024年度   集中講義   大学

  • (2024)共用試験OSCE

    2024年度   集中講義   大学

  • 【修士】夜間授業(臨床病態学2(血液代謝内分泌系))_2024

    2024年度   週間授業   大学院

社会貢献活動 ⇒ 社会貢献実績一覧へ

  • パーキンソン病と運動

    役割:講師, 助言・指導

    種別:講演会, 行政・教育機関等との連携事業

    大阪市保健所  難病療養相談会「学習会」  2024年10月